JPH11272145A - 像担持体カートリッジ - Google Patents
像担持体カートリッジInfo
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- JPH11272145A JPH11272145A JP10095369A JP9536998A JPH11272145A JP H11272145 A JPH11272145 A JP H11272145A JP 10095369 A JP10095369 A JP 10095369A JP 9536998 A JP9536998 A JP 9536998A JP H11272145 A JPH11272145 A JP H11272145A
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Abstract
確認して確実な帯電がなされるようにする。 【解決手段】 回転駆動され、表面に除電光L2が一様
に照射されることによりその表面が除電される像担持体
101と、除電がなされた後に像担持体の表面を一様に
帯電させる帯電ローラ160と、像担持体の表面に残留
しているトナーを掻き落とすクリーナブレード171
と、帯電ローラを覆うカバー270とを有し、カバー2
70には、クリーニングブレードが除電光の光路を遮ら
ない取付部材を介して取り付けられ、このカバーが帯電
ローラとは独立して像担持体カートリッジに組み付けら
れる。
Description
いて画像を形成するプリンター、ファクシミリ、複写機
等の画像形成装置に用いられる像担持体カートリッジに
関するものである。
15に示す(特開平4−274452号公報)。
本体であり、このケース本体1に対して、像担持体とし
ての感光ドラム2と、帯電ローラ3と、現像ローラ4
と、クリーニングブレード5と、カバー6とが設けられ
ている。このうち、帯電ローラ3は帯電ローラハウジン
グ3a2取り付けられて帯電ユニット3’として構成さ
れており、ケース本体1に対して簡単に着脱し得るよう
になっている。
しない画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されて
おり、装着された状態で、画像形成時に感光ドラム2が
図示矢印方向に回転駆動される。
して回転する帯電ローラ3によって一様に帯電させられ
た後、図示しないレーザー装置からのレーザー光7で照
射され、画像情報に応じた静電潜像が感光ドラム2の表
面に形成される。この潜像は、現像ローラ4によって付
与されるトナーによって顕像化され、顕像化されたトナ
ー像が図示しない用紙等の転写材に転写される。
しているトナーは、クリーニングブレード5によって掻
き落とされる。
体カートリッジには、次ぎような問題があった。
回転するので、均一な帯電特性を得るためには像担持体
に対する安定した回転従動性が重要である。このため、
帯電ローラを像担持体カートリッジに組み込んだ後、像
担持体を駆動させて帯電ローラの像担持体に対する回転
従動性を確認する必要がある。
は、これをケース本体1に取り付けると、帯電ローラハ
ウジング3aが帯電ローラ3を覆うこととなるため帯電
ローラ3を直接確認することができない。また、帯電ロ
ーラ3は帯電ローラハウジング3aに取り付けられてい
るため、帯電ローラハウジング3aのみ取り外して帯電
ローラ3の感光ドラム2に対する回転従動性を確認する
こともできない。
し、帯電ローラの像担持体に対する回転従動性を確認し
て、確実な帯電ができる像担持体カートリッジを提供す
ることにある。
に請求項1記載の像担持体カートリッジは、回転駆動さ
れ、表面に除電光が一様に照射されることによりその表
面が除電される像担持体と、除電がなされた後に像担持
体の表面を一様に帯電させる帯電ローラと、前記像担持
体の表面に残留している現像剤を掻き落とすクリーニン
グ部材と、前記帯電ローラを覆うカバーとを有する像担
持体カートリッジであって、前記カバーには、前記クリ
ーニング部材が前記除電光の光路を遮らない取付部材を
介して取り付けられているとともに、このカバーが前記
帯電ローラとは独立して像担持体カートリッジに組み付
けられることを特徴とする。
請求項1記載の像担持体カートリッジにおいて、前記カ
バーは、前記除電光と帯電ローラとの間を遮蔽する遮蔽
板を有しており、この遮蔽板に前記取付部材が設けられ
ていることを特徴とする。
れば、帯電ローラを覆うカバーは、帯電ローラとは独立
して像担持体カートリッジに組み付けられるため、組立
時には先ず帯電ローラを像担持体カートリッジに組み込
んで、帯電ローラの像担持体に対する回転従動性を確認
し、次いで、帯電ローラを覆うカバーを組み込むことが
できる。
転従動性を容易に確認することができる。
するためには像担持体を駆動させる必要があるが、この
ときクリーニング部材が像担持体カートリッジに取り付
けられていると、像担持体の駆動抵抗が上昇し、確認の
作業性が著しく悪化するばかりでなく、初期非印字状態
ではクリーニング部材と像担持体との接触部に進入する
トナーがないためにクリーニング部材と像担持体との摩
擦係数が高くなり、クリーニング部材に異常な負荷がか
かってクリーニング部材の破損を招くおそれがある。
回転従動性を確認する場合には、クリーニング部材を取
り外しておく必要がある。
カートリッジによれば、クリーニング部材が、帯電ロー
ラを覆うカバーに取り付けられているので、組立時にカ
バーおよびクリーニング部材を同時に取り外した状態
で、先ず、帯電ローラを像担持体カートリッジに組み込
んで帯電ローラの像担持体に対する回転従動性を確認
し、次いで、帯電ローラを覆うカバーとクリーニング部
材とを同時に組み込むことができる。
できる。
ング作業を行なう場合には、帯電ローラを覆うカバーと
クリーニング部材とを同時に取り外すことができ、これ
によって帯電ローラとクリーニング部材とを同時にクリ
ーニングし得る状態となるので、帯電ローラおよびクリ
ーニング部材のクリーニング作業を著しく簡略化するこ
とができる。
様に照射されて除電された後に帯電ローラによって表面
が一様に帯電させられるので、一様な帯電が良好になさ
れることとなる。
の光路を遮らない取付部材を介して前記カバーに取り付
けられているので、像担持体表面の除電が確実になされ
ることとなる。
れば、請求項1記載の像担持体カートリッジにおいて、
前記カバーは、前記除電光と帯電ローラとの間を遮蔽す
る遮蔽板を有しているので、除電光の帯電部への悪影響
を防止することができる。
ちクリーニング部材が設けられているので、その構造の
簡素化を図ることができる。
て図面を参照して説明する。
の一実施の形態を用いた画像形成装置の一例を示す概略
図、図2は像担持体カートリッジおよびその周辺の部分
切断拡大図、図3は図2におけるIII−III拡大部
分断面図である。
明し、次いで像担持体を装着した像担持体カートリッジ
について詳しく説明する。
アン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の4色の
トナーによる現像器を用いてフルカラー画像を形成する
ことのできる装置である。
ッジであり、この実施の形態では感光体カートリッジと
して構成されていて、その感光体140が、図示しない
適宜の駆動手段によって図示矢印方向に回転駆動され
る。
円筒状の導電性基材140b(図3参照)と、その表面
に形成された感光層140cとを有している。
沿って、除電手段41(図2参照)と、帯電部材として
の帯電ローラ160、現像手段としての現像器10
(Y,C,M,K)、中間転写装置30、およびクリー
ニング手段170が配置される。
0の表面に除電光L2を一様に照射することにより感光
体140の表面を除電する。
面に当接して外周面を一様に帯電させる。一様に帯電し
た感光体140の外周面には、露光ユニット40によっ
て所望の画像情報に応じた選択的な露光L1がなされ、
この露光L1によって感光体140上に静電潜像が形成
される。
与されて現像される。
Y、シアン用の現像器10C、マゼンタ用の現像器10
M、およびブラック用の現像器10Kが設けられてい
る。これら現像器10Y,10C,10M,10Kは、
それぞれ揺動可能に構成されており、選択的に1つの現
像器の現像ローラ11のみが感光体140に当接し得る
ようになっている。したがって、これらの現像器10
は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのうちのい
ずれかのトナーを感光体140の表面に付与して感光体
140上の静電潜像を現像する。なお、現像ローラ11
は、硬質のローラ例えば、表面を粗面化した金属ロー
ラ、または、硬質の樹脂ローラで構成されている。
間転写ベルト36上に転写される。
に、感光体140の外周面に残留し付着しているトナー
T(図9参照)を掻き落とすクリーニング部材としての
クリーナブレード171と、このクリーナブレード17
1によって掻き落とされたトナーを受ける受け部172
とを備えている。
4本の従動ローラ32,33,34,35と、これら各
ローラの回りに張架された無端状の中間転写ベルト36
とを有している。
図示しない歯車が、感光体140の駆動用歯車190
(図4参照)と噛み合っていることによって、感光体1
40と略同一の周速で回転駆動され、したがって中間転
写ベルト36が感光体140と略同一の周速で図示矢印
方向に循環駆動されるようになっている。
で中間転写ベルト36がそれ自身の張力によって感光体
140に圧接される位置に配置されており、感光体14
0と中間転写ベルト36との圧接部において一次転写部
T1が形成されている。従動ローラ35は、中間転写ベ
ルト36の循環方向上流側において一次転写部T1の近
くに配置されている。
を介して図示しない電極ローラが配置されており、この
電極ローラを介して、中間転写ベルト36の後述する導
電層36a(図3参照)に一次転写電圧が印加される。
り、図示しない付勢手段によって中間転写ベルト36を
その張り方向に付勢している。
するバックアップローラである。このバックアップロー
ラ33には、中間転写ベルト36を介して二次転写ロー
ラ38が対向配置されている。二次転写ローラ38は、
図示しない接離機構により中間転写ベルト36に対して
接離可能である。二次転写ローラ38には、二次転写電
圧が印加される。
ためのバックアップローラである。ベルトクリーナ39
は、中間転写ベルト36と接触してその外周面に残留し
付着しているトナーを掻き落とすクリーナブレード39
aと、このクリーナブレード39aによって掻き落とさ
れたトナーを受ける受け部39bとを備えている。この
ベルトクリーナ39は、図示しない接離機構によって中
間転写ベルト36に対して接離可能である。
に、導電層36aと、この導電層36aの上に形成さ
れ、感光体140に圧接される抵抗層36bとを有する
複層ベルトで構成されている。導電層36aは、合成樹
脂からなる絶縁性基体36cの上に形成されており、こ
の導電層36aに、前述した電極ローラを介して、一次
転写電圧が印加される。なお、ベルト36側縁部におい
て抵抗層36bが帯状に除去されていることによって導
電層36aが帯状に露出しており、この露出部に電極ロ
ーラが接触するようになっている。
で、一次転写部T1において、感光体140上のトナー
像が中間転写ベルト36上に転写され、中間転写ベルト
36上に転写されたトナー像は、二次転写部T2におい
て、二次転写ローラ38との間に供給される用紙等のシ
ート(記録材)Sに転写される。
ゲートローラ対Gによって所定のタイミングで二次転写
部T2に供給される。51は給紙カセット、52はピッ
クアップローラである。
ートSは、定着装置60を通ることによってそのトナー
像が定着され、排紙経路70を通って、装置本体のケー
ス80上に形成されたシート受け部81上に排出され
る。なお、この画像形成装置は、排紙経路70として、
互いに独立した2つの排紙経路71,72を有してお
り、定着装置60を通ったシートはいずれかの排紙経路
(71または72)を通って排出される。また、この排
紙経路71,72はスイッチバック経路をも構成してお
り、シートの両面に画像を形成する場合には、排紙経路
71または72に一旦進入したシートが、返送路73を
通って再び二次転写部T2に向けて給送されるようにな
っている。
要は次の通りである。
(パーソナルコンピュータ等)からの印字指令信号(画
像形成信号)が画像形成装置の制御部90に入力される
と、感光体140、現像器10の各ローラ11、および
中間転写ベルト36が回転駆動される。
光体140の外周面が帯電ローラ160によって一様に
帯電される。
外周面に、露光ユニット40によって第1色目(例えば
イエロー)の画像情報に応じた選択的な露光L1がなさ
れ、イエロー用の静電潜像が形成される。
えばイエロー)用の現像器10Yの現像ローラのみが接
触し、これによって上記静電潜像が現像され、第1色目
(例えばイエロー)のトナー像が感光体140上に形成
される。
の帯電極性と逆極性の一次転写電圧が印加され、感光体
140上に形成されたトナー像が、一次転写部T1にお
いて中間転写ベルト36上に転写される。このとき、二
次転写ローラ38およびベルトクリーナ39は、中間転
写ベルト36から離間している。
ナーがクリーニング手段170によって除去された後、
除電手段41(図2参照)からの除電光L2によって感
光体140が除電される。
が必要に応じて繰り返される。すなわち、上記印字指令
信号の内容に応じて、第2色目、第3色目、第4色目、
と繰り返され、上記印字指令信号の内容に応じたトナー
像が中間転写ベルト36上において重ね合わされて中間
転写ベルト36上に形成される。
50からシートSが供給され、シートSの先端が第2転
写部T2に達する直前にあるいは達した後に(要するに
シートS上の所望の位置に、中間転写ベルト36上のト
ナー像が転写されるタイミングで)二次転写ローラ38
が中間転写ベルト36に押圧されるとともに二次転写電
圧が印加され、中間転写ベルト36上のトナー像(基本
的には4色のトナー像が重ね合わせられたフルカラー画
像)がシートS上に転写される。また、ベルトクリーナ
39が中間転写ベルト36に当接し、二次転写後に中間
転写ベルト36上に残留しているトナーが除去される。
ることによってシートS上にトナー像が定着し、その
後、シートSが所定の位置に向け(両面印刷でない場合
にはシート受け部81に向け、両面印刷の場合には、ス
イッチバック経路71または72を経て返送路73に向
け)搬送される。
て説明する。
図、図5は別角度から見た部分省略分解斜視図である。
100は、像担持体ユニット101と、この像担持体ユ
ニット101を保持するカートリッジケース200とを
備えている。
ついて説明する。
ある。
101は、それ自身では回転しない軸110と、この軸
110に対して回転可能に取り付けられた一対の円板状
部材120,130と、これら一対の円板状部材12
0,130によって両端部が支持固定され円板状部材1
20,130とともに回転する可撓性を有する薄肉円筒
状の像担持体140と、この像担持体140の内方にお
いて軸110に取り付けられ、像担持体140に対して
その外方から当接部材としてのクリーナブレード171
(図8参照)、帯電ローラ160が当接されるその当接
位置において像担持体140を内方から支持するバック
アップ部材としてのバックアップドラム150とを備え
ている。
れもベアリング114を介して軸110に回転可能に設
けられており、これら円板状部材120,130の外周
面121,131によって像担持体140の両端部14
1が支持され固定されている。
の円板状部材120に対する像担持体140の端部14
1の固定構造を示しているが、他方の円板状部材130
に対する像担持体140の端部141の固定構造も同様
である。
周面121の外径D3は、像担持体140の内径D2よ
りも多少大きく形成されており、像担持体140の端部
141に円板状部材120が圧入されている。この圧入
が円滑になされるように、円板状部材120の内側に
は、テーパ面121aが形成されている。この圧入によ
って、像担持体140と円板状部材120とは略良好に
結合されるが、両者の結合をより一層確実にするため
に、固定用リング180が設けられている。
181と、これと一体の短い筒状部182とを有してい
る。円板部181には、その円周方向において等間隔に
複数個(例えば8個(1つのみ図示))のネジ挿入用の
孔183が設けられている。筒状部182には、像担持
体140の端部141および円板状部材120の外側部
分が圧入されるようになっている。この圧入が円滑にな
されるように、筒状部182の内周面にはテーパ面18
4が形成されており、また、円板状部材120の外側部
分にもテーパ面121bが形成されている。
に円板状部材120を圧入し、次いで両者を固定用リン
グ180の筒状部182に圧入し(固定用リング180
を像担持体140の端部141および円板状部材120
の外側にかぶせ)、固定用リング180をネジ185で
円板状部材120に固定することによって、円板状部材
120に完全に固定される。
0は、円板状部材120の外側面と固定用リング180
の内側面との間に締め代Cが形成されるように構成され
ている。このため、ネジ185を締め付けることによっ
て、像担持体140の端縁部141aは、円板状部材1
20の外周面121と固定用リング180の筒状部18
2内周面(184)とで確実に挟圧され、確実に固定さ
れる。なお、122はネジ185のためのネジ孔であ
る。
0には、その外側に、駆動用のギア190が固定されて
いる。このギア190は円板状部材130と別体に作成
されており、複数本(例えば3本(1本のみ図示))の
ネジ191で円板状部材130に固定されている。ギア
190には、筒状部192が一体に形成されており、こ
の筒状部192が、円板状部材130の外側に一体的に
形成された筒状部133内に嵌入されているとともに、
ベアリング114を介して軸110に支持されている。
ング114およびギア190の筒状部192を介して軸
110に回転可能に支持されている。
光体として構成されており、可撓性を有する導電性基材
140b(図3参照)の表面(外周面)に感光層140
cを形成することにより構成されている。基材として
は、例えば、電鋳法にて作製したニッケルシームレス管
を用いることができる。感光層は、いわゆるOPC(有
機感光体)をディッピング法で形成することができる。
このような感光体140の可撓性すなわち柔軟さは、基
材140bの厚みと径とを調整することにより決定する
ことが可能であるから、使用される画像形成装置に応じ
て適宜設定することが可能である。例えば、基材厚み2
0〜200μm、基材直径10〜300mmの範囲で適
宜設定する。なお、OPCは主として樹脂からなるの
で、可撓性の面では優れるが、基材との密着性を確保
し、レーザー光の干渉対策を施すために、基材とOPC
との間に下引き層を形成することが望ましい。下引き層
としては、酸化亜鉛、酸化チタン等のレーザー光を吸収
可能な粒子をナイロン樹脂等の樹脂に分散させた層が好
適である。
151,151と、これら側板151,151の外周面
によって両端が固定された円筒部材152とで構成され
ている。円筒部材152の外径D1は像担持体140の
内径D2よりも僅かに小さく形成されている。側板15
1には、軸受け穴153が設けられており、この軸受け
穴153には、軸110との間に偏心ブッシュ154と
ベアリング155とが設けられている。したがって、バ
ックアップドラム150は、軸110に対して偏心ブッ
シュ154およびベアリング155を介して回転可能に
支持されている。偏心ブッシュ154は、当接部材とし
てのクリーナブレード171(図8参照)、および帯電
ローラ160が当接されるその当接位置側(図8におい
て矢印e方向)に、偏心量Eだけ偏心しており、これに
よって、バックアップドラム150の外周面(円筒部材
152の外周面)の一部が前記当接位置において比較的
広い範囲に亙って像担持体140を内方から支持するよ
うになっている。
10に対する偏心方向を決めるためのピン111が固定
されているとともに、偏心ブッシュ154の内側面には
ピン111と適合する形状の溝156が形成されてい
る。ピン111の、軸110からの突出長さは、一端側
と他端側とで異なっているので、このピン111と前記
溝156とを嵌め合わせることによって、偏心ブッシュ
154は間違いなく図8において矢印e方向に偏心した
状態で配置される。
対して偏心ブッシュ154およびベアリング155を介
して回転可能に支持されているので、図8に示すように
像担持体ユニット101がカートリッジケース200に
組み込まれて像担持体140が回転駆動されると、前記
クリーニングブレード171等の当接位置において、円
筒部材152の外周面152aが像担持体140の内周
面140aと当接することによって像担持体140に従
動して回転する。
シュ154とベアリング114との間には、ガタ防止用
の圧縮コイルバネ102が設けられている。
図8に示すような状態で、カートリッジケース200に
組み込まれる。
および図8に示すように、一対の側部210,220
と、これら側部210,220の背部側を連結している
主連結部230と、側部210,220の前部下方を連
結している副連結部240とを有するケース本体Aと、
ケース本体Aの側部210,220の外側を覆うサイド
カバー250,260と、ケース本体Aに組み込まれた
帯電ローラ160を覆うローラカバー270とを備えて
いる。
形品である。
170と帯電ローラ160とが組み込まれ、次いで、像
担持体ユニット101が組み込まれる。なお、クリーニ
ング手段170と帯電ローラ160との組み込み順は、
クリーニング手段170を組み込んでから帯電ローラ1
60を組み込むこともできるし、帯電ローラ160を組
み込んでからクリーニング手段170を組み込むことも
できる。また、後の説明で明らかになるように、クリー
ニング手段170のうち、そのクリーナブレード171
は、帯電ローラ160および像担持体ユニット101が
組み込まれた後の状態においても、ローラカバー270
とともに簡単に着脱することができる。
細を示すように、感光体140の外周面に残留し付着し
ているトナーTを掻き落とすクリーニング部材としての
クリーナブレード171と、このクリーナブレード17
1によって掻き落とされたトナーTを受ける受け部17
2と、この受け部172の底部に配置され、掻き落とさ
れたトナーを搬送する搬送手段としてのトナー搬送スク
リュー173とを備えている。
レードホルダ174に固定されている。
られたアーム174a,174a(一方のみ図示)が、
図2および図4に示すように、ローラカバー270に設
けられた取付部材273,273(一方のみ図示)に対
して軸274,274(一方のみ図示)によって揺動可
能に取り付けられている。すなわち、クリーナブレード
171は、取付部材273,273を介してローラカバ
ー270に取り付けられている。
照)の光路を遮らないように、ローラカバー270の後
述する遮蔽板272(図4参照)の両端部に支持板状に
一体的に設けられており、この取付部材273の下端部
に前記軸274がピン状に一体的に設けられている。
部230とブレードホルダ174との間には、ブレード
付勢バネ(圧縮コイルバネ)175が設けられており、
図8に示したように像担持体ユニット101がカートリ
ッジケース200に組み込まれると、ブレード付勢バネ
175の付勢力によってクリーナブレード171の先端
部(縁部)が感光体140の表面に当接されるようにな
っている。
の形状精度やゴム硬度に左右されず、ブレード171を
感光体140へ一定圧力で圧接させることができる。ま
た、圧力変動を小さくして感光体140のフィルミング
を防止することができる。
よって主連結部230と一体に形成されている。
部230との間には、フォーム材からなるシール部材1
76が設けられている。また、クリーナブレード171
先端の下方には、すくいシート177が設けられてい
る。すくいシート177は、その基部が主連結部230
に固定されており、その先端縁部が感光体140の表面
と摺接して、トナーTの漏れを防止する。
図を図10に示すように、スクリューの軸173aの両
端部が受け部172の側壁172aに回転可能に支持さ
れている。軸173aの一端には、ギア173bが固定
されており、このギア173bが減速ギア173cを介
して像担持体ユニット101のギア190と噛み合って
いる。したがって、像担持体ユニット101が回転駆動
されると、トナー搬送スクリュー173も回転駆動さ
れ、受け部172中のトナーTが図10において右方に
搬送される。搬送されたトナーTは、廃トナーボトル1
78に回収される。
172bが開口しており、このトナー出口172bに対
向して、その下方に廃トナーボトル178のトナー回収
口178aが配置されている。受け部172の右端に
は、トナー搬送スクリュー173の軸線方向にスライド
可能なシャッター172cが設けられている。このシャ
ッター172cは、画像形成装置の図示していない外装
カバーを閉めると図10において右方にスライドしてト
ナー出口172bを開き、外装カバーを開けると図10
において左方にスライドしてトナー出口172bを閉じ
るようになっている。なお、廃トナーボトル178は装
置本体のケース80(図1参照)またはフレームに対し
て着脱可能に取り付けられている。
11に示すように、その軸161の両端部分が軸受部材
162,162(図4,図8において一方のみ図示)を
介しカートリッジケース200の側部210,220に
対して回転可能かつ、取付後の感光体140(図8参
照)の中心方向に向けてスライド可能に支持されてい
る。側部210,220には、切欠部212,222が
設けられており、その対向する縁部212a,212
a,222a,222aに、軸受部材162の上下面に
形成されたガイド溝162a,162aがスライド可能
に嵌まり込むことによって、軸受部材162は側部21
0,220に対してスライド可能に取り付けられる。前
記切欠部212,222にはバネ受け部212b,22
2bが形成されており、このバネ受け部と軸受部材16
2との間には、付勢手段としての圧縮コイルバネ163
がそれぞれ介装されている。したがって、図8,図11
に示すように、像担持体ユニット101がカートリッジ
ケース200に組み込まれると、バネ163の付勢力に
よって帯電ローラ160が感光体140の表面に当接さ
れることとなる。
担持体ユニット101の固定軸110には、円板状部材
120,130よりも外方に突出した突出部112に、
ピン113,113が設けられているとともに、カート
リッジケース200の側部210,220には前記ピン
113を受けるピン受け部213,223が設けられて
いる。この実施の形態では、上記ピン113,113
と、ピン受け部213,223とで、固定軸110の軸
回り位置を決める位置決め手段が構成されている。ピン
113は、軸110に設けた貫通孔に圧入することによ
って軸110に固定しても良いし、軸110と一体に構
成しても良い。なお、軸110の一端(図4において右
端)112aは、その断面形状がD形に形成されてい
る。
部分を支持する一対の部位である側部210,220に
は、像担持体ユニット101を組み込む際に、軸110
を案内するガイド溝をなすスリット214,224が形
成されており、このスリットの終端部にピン受け部21
3,223が側部210,220と一体的に形成されて
いる。スリット214,224の幅は、それぞれ軸11
0の外径よりもほんの僅かだけ大きく構成されており、
また、スリット214,224の始端部は傾斜状の幅広
に形成されている。
は、軸110の両突出部112,112をピン113の
内側において、スリット214,224に合わせてその
終端部まで入れてやると、ピン113,113がピン受
け部213,223に当接し、固定軸110の軸回り位
置が位置決めされることとなる。なお、軸110の両突
出部112,112をスリット214,224に入れ込
む際には、ピン113が側部210,220の外側面に
当接または摺接してガイドの役割を果たす。したがっ
て、ピン113,113は、側部210,220ととも
に像担持体ユニット101の軸線方向の位置決め手段も
構成している。
ット214,224は、これに沿わせて像担持体ユニッ
ト101の軸110の両端部分112,112を入れた
際、像担持体140とクリーナブレード171との圧接
開始時に、像担持体140のクリーナブレード171に
対する進行方向が、クリーナブレード171の像担持体
140に対する圧接方向Fと略同方向となる形状に構成
されている。
込む際に、クリーナブレード171が組み込まれていた
としても、像担持体ユニット101がクリーナブレード
171に対して、望ましくない方向から当接するという
事態が防止され、クリーナブレード171の、めくれや
傷付きが防止される。なお、この効果は、スリット21
4,224の形状が、これらスリット214,224に
沿わせて像担持体ユニット101の軸110の両端部分
を入れた際、少なくとも像担持体140とクリーナブレ
ード171との圧接開始時に、像担持体140のクリー
ナブレード171に対する進行方向と、像担持体140
と圧接される前のクリーナブレード171の像担持体1
40との対向面171aとのなす角度が180゜以内と
なる形状、より望ましくは前記圧接方向Fに対するスリ
ット214,224の方向が±45゜程度の範囲内にあ
る形状であれば得られる。
1がケース本体Aに入れられた後、側部210,220
の外側に、図4,図5に示すサイドカバー250,26
0が取り付けられる。サイドカバー250,260は、
適宜の固定手段、例えば図示しないネジによって側部2
10,220に固定される。
0の端部が貫通される穴251,261が形成されてい
る。サイドカバー250の穴251は、前記D形状の軸
端と適合するようにD形となっている。したがって、像
担持体ユニット101の装着方向が適正でない場合に
は、軸端と前記D形の穴251とが合致しないこととな
り、これによって、像担持体ユニット101の装着ミス
が防止される。
面には、前記ピン受け部213,223との間にピン1
13を挟み込んでピン113すなわち軸110を固定す
る突片252,252,262,262が設けられてい
る。固定構造は、左右で同じであるので、一方の側部2
10についてのみ説明する。側部210にサイドカバー
250が取り付けられると、図13に示すように、ピン
113がピン受け部213と突片252,252とで挟
み込まれ、これによって、ピン113が固定される。な
お、図13に示すように、突片252に対向する突片2
52a,252aをさらに設けて、この突片252aと
突片252との間にピン受け部213とピン113とを
挟み込む構造とすると、より確実にピン113を固定す
ることができる。
は、矩形の穴253,263が開けられている。この穴
253,263には、側部210,220の外方に一体
的に形成されたガイドブロック215,225が貫通さ
れる。なお、サイドカバー250には、トナー搬送手段
の逃がし穴254が形成されている。
着脱可能に装着される。装着された状態は図2に示され
ている。同図に示すように、このローラカバー270
は、露光L1を通過せせるためのスリット状の窓271
と、除電光L2と帯電ローラ160(帯電部)との間を
遮蔽する遮蔽板272とを有している。
部材273,273が設けられ、その軸274,274
にブレードホルダ174を介してクリーナブレード17
1が回動可能に取り付けられている。
本体Aから取り外すと、帯電ローラ160が露出すると
同時にクリーナブレード171も取り外されることとな
り、ローラカバー270をケース本体Aに装着すると、
帯電ローラ160がローラカバー270で覆われると同
時にクリーナブレード171も装着されることとなる。
連結部230における側面視(図2)で屈曲した上部2
32に適合する形状の取付部275を有しており、この
取付部275を主連結部230の前記上部232に接合
することによってケース本体Aに装着される。取付部2
75と前記上部232との接合手段は、適宜の手段、例
えば、ネジ止め、爪部とこれに係合する係合穴とによる
係合等を採用することができる。また、前記上部232
の上面には、図2に示すように位置決め用のピン233
を設け、取付部275にはこのピン233に嵌まり合う
穴276を設けることが望ましい。
カートリッジ100は、図14に示すようにして、画像
形成装置のフレーム82に着脱可能に装着される。
相平行してそれぞれ一対設けられているが、図14にお
いては一方のみ示してある。
れているとともに、着脱操作用のレバー84が設けられ
ている。
トリッジ100の軸110の外径およびガイドブロック
215の後端部215aの厚さ(高さ)hと同じに構成
されており、また、その始端部は傾斜状の幅広に形成さ
れている。
5)の後端部215aの高さhは軸110の外径と同じ
に形成されているが、前部215bの高さh’は、若干
小さく形成されている。
して回動可能に取り付けられており、摘み部84aと、
軸110の保持部84bと、軸110との当接部84c
とを備えている。
たとき、保持部84bは、ガイド溝83に案内される軸
110(突出部112)の移動経路から退避し、当接部
84cは、前記移動経路の終端部近くに臨む。
を、その軸110の突出部112,112およびガイド
ブロック215,225をガイド溝83に沿わせるよう
にして押し込むと、軸110の突出部112が当接部8
4cに当接してこれを押すことによって、レバー84
は、当接部84cが軸110の突出部112で押される
分だけ図において反時計方向に回動する(この状態は図
示していない)。なお、ガイドブロック215(および
225)の前部215bの高さh’は、ガイド溝83の
幅よりも若干小さく形成されているので、ガイドブロッ
ク215,225をガイド溝83,83に容易に挿入す
ることができる。
回動させると、図に実線で示すように、軸110がガイ
ド溝83の終端部と保持部84bとで挟圧保持されて固
定されるとともに、ガイドブロック215,225がガ
イド溝83,83に嵌まり込んでいることによって、像
担持体カートリッジ100の軸110回りの位置決めが
なされ、像担持体カートリッジ100のフレーム82へ
の装着が完了する。ガイドブロック215(および22
5)の後端部215aの高さhは、ガイド溝83の幅と
同じに形成されており、ガイド溝83に隙間なく嵌まり
込むので、位置決めが高精度になされる。なお、レバー
84を実線で示すように回動させると、当接部84cは
軸110から離間する。
には、レバー84を仮想線で示すように回動させると、
当接部84cが軸110を押し出すように作用するの
で、像担持体カートリッジ100を容易に取り出すこと
ができる。
っ張りバネ86が設けられており、この引っ張りバネ8
6の力の作用線は、レバー84を仮想線で示すように回
動させたときと、実線で示すように回動させたときと
で、レバー84の回動中心である軸85を跨ぐように構
成されている。
うに回動させると、引っ張りバネ86の作用によって、
レバー84は仮想線で示す位置に保持される。一方、実
線で示すように回動させると、レバー84は実線で示す
位置に保持されるとともに、引っ張りバネ86の作用
で、像担持体カートリッジ100がフレーム82に確実
に保持される。
レーム82に対して図14および図1において左方から
装着されるが、画像形成装置のフレーム82およびケー
ス80は、図1におけるB−B線すなわち像担持体カー
トリッジ100と露光ユニット40との間で分離され得
るようになっている(例えば露光ユニット40側が左方
にスライド可能となっている)ので、像担持体カートリ
ッジ100の着脱を容易に行なうことができる。図14
および図4に示すように、像担持体カートリッジ100
には、その着脱を容易にするための摘み231,231
がケース本体Aに設けられている。
1に示すように、画像形成装置に組み込まれると、駆動
用のギア190に画像形成装置本体の駆動ギア(図示せ
ず)が噛み合うことによって、その像担持体140が矢
印方向に回転駆動される。
0によれば、次のような作用効果が得られる。
0は、帯電ローラ160とは独立して像担持体カートリ
ッジ100に組み付けられるため、組立時には先ず帯電
ローラ160だけを像担持体カートリッジ100に組み
込んで、クリーナブレード171が取り付けられていな
い状態で像担持体ユニット101を駆動させ、帯電ロー
ラ160の像担持体ユニット101に対する回転従動性
を確認することができる。
ローラ160を覆うカバー270に取り付けられている
ので、カバー270とクリーナブレード171とを同時
に像担持体カートリッジ100に組み込むことができ
る。
くれや破損を招くことなしに、帯電ローラ160の像担
持体ユニット101に対する回転従動性を従来に比べて
容易に確認することができるとともに、像担持体カート
リッジ100の組立作業を簡略化することができる。
ーラ160を覆うローラカバー270に取り付けられて
いるので、このカバー270を取り外すと、帯電ローラ
160が露出すると同時にクリーナブレード171も取
り外されることとなる。
ブレード171とを同時にクリーニングし得る状態とな
り、これらのクリーニング作業を従来に比べて著しく簡
略化することができる。
L2が一様に照射されて除電された後に帯電ローラ16
0によって表面が一様に帯電させられるので、一様な帯
電が良好になされることとなる。
光L2の光路を遮らない取付部材273を介してローラ
カバー270に取り付けられているので、感光体140
表面の除電が確実になされることとなる。
と帯電ローラ160との間を遮蔽する遮蔽板272を有
しているので、除電光L2の帯電部への悪影響を防止す
ることができる。
273すなわちクリーナブレード171が設けられてい
るので、その構造の簡素化を図ることができる。
図2参照)帯電位置(感光体140に対する帯電ローラ
160の当接位置)を基準とし(すなわち0゜とし)、
感光体140の回転方向に関して、露光位置(露光L1
による書き込み位置)を17.4゜程度、第1現像位置
(感光体140に対する現像ローラ11Yの当接位置)
を53.4゜程度、第2現像位置(感光体140に対す
る現像ローラ11Cの当接位置)を95゜程度、第3現
像位置(感光体140に対する現像ローラ11Mの当接
位置)を138.9゜程度、第4現像位置(感光体14
0に対する現像ローラ11Kの当接位置)を180.2
゜程度、一次転写部T1の位置を251.5゜程度、す
くいシート177の先端位置を317゜程度、クリーナ
ブレード171の当接位置を324゜程度、除電光L2
による除電位置を336゜程度、に設定する。
て作製したニッケルシームレス管を用い、その厚さは、
40μm程度とする。
形状を保持する強さ)が弱くなり、円筒度不良や現像ロ
ーラ等の当接部材との当接不良が生じる。したがって、
基材の厚さは、0.04mm以上とすることが望まし
い。
可撓性が得られ難くなるとともに、当接部材との当接に
よって生じる応力も大きくなってしまう。また、電鋳時
間が長くなることから、製造コストも増大してしまう。
したがって、基材の厚さは、0.05mm以下とするこ
とが望ましい。
40μm程度とする。
L)と、電荷発生層(CGL)と、電荷輸送層(CT
L)とで構成し、各層の厚さは次のようにする。
0.5μm程度、電荷輸送層を15〜30μ程度とす
る。
接部材との当接によって摩耗して行くため、感光層の膜
厚が薄すぎると、寿命が短くなってしまう。したがっ
て、感光層の膜厚は、0.015mm以上であることが
望ましい。
易くなり、高解像度が得られなくなってしまう。この実
施例では、600dpi以上の解像度が得られるように
なっており、そのためには、感光層の膜厚は、0.03
25mm以下であることが望ましい。
を、上記の通りとする。
85.5mm程度とする。
イズの用紙に画像を形成することができるものであり、
したがって連続して供給される用紙に対して連続して画
像を形成するためには、用紙間の間隔(先行する用紙の
後端と後続する用紙の先端との距離)を考慮すると、中
間転写ベルト36の外周長さは直径にして、φ171m
m以上必要である。
Y,C,M,Kのトナー像のベルト進行方向における相
対的な位置誤差を小さくし、部品の公差を緩くするため
には、中間転写ベルト36の直径と感光体140の直径
とを整数比とし、感光体140上に形成される画像の感
光体140に対する位置が各色で同一にすることが望ま
しい。
K)を感光体140の周りに配置することができるよう
にするためには、感光体140の直径はφ60mm以上
とすることが望ましいけれども、装置の小型化を図るた
めにはできるだけ小さくする方が望ましい。
直径(外径)をφ85.5mm程度とする。
の間隔を小さくし、あるいは大きくすることにより、感
光体140の直径は、φ80〜90mmの範囲とするこ
とができる。
10±0.2mm程度とする。
光体140に永久変形が生じないようにするためには、
感光体140の被支持部と帯電ローラ160の端部との
間の距離あるいは現像ローラ11の端部との距離を30
mm程度とすることが望ましい。
長さを、410±0.3mm程度とする。
は後述する。
71に対する摩擦係数は、1.0以下とする。具体的に
は、0.5〜1程度とする。
0の駆動トルクが増大するからである。
た状態での感光体140の円筒度を、0.05mm以下
とする。
い込み深さを0.15mm程度として安定した当接状態
を得るためである。
うにする。
の円筒部材152を導電性材料(例えばアルミニウム)
で構成するとともに、軸110も導電性材料(例えばス
テンレス)で構成し、側板151の内側面に、円筒部材
152と軸110とを電気的に接続する導通部材157
を設ける。この導通部材157は、その両端が円筒部材
152と軸110とに接触する、例えば、ステンレス製
の板バネで構成する。
の板バネ等からなる導通部材87を接触させる。この導
通部材87は、接地されている画像形成装置のフレーム
に取り付ける。
基材140bの内周面→バックアップドラム150の円
筒部材152→導通部材157→軸110→導通部材8
7→フレームを介して接地される。
の軸で構成する。
程度とする。
筒部材152はアルミパイプで構成する。
置精度は、±100μm程度とすることが望ましい。ま
た、円周方向(像担持体140の回転方向)の位置精度
は、±1゜以内程度とする事が望ましい。
成する。
ローラとする。
物質のブリードアウトを防止するためである。また、帯
電ローラ160の抵抗値を制御するためである。
ム)をウレタンやナイロン樹脂に分散させたイオン導電
性ゴム(NBR)とする。抵抗値の電圧、電流依存性を
小さくするためである。
O2、カーボンブラックを分散させたものを用いる。
m程度とし、軸161の直径はφ10mm程度とする。
るにはφ10mm程度の径が必要である。
をφ10mm程度とし、ゴム厚を2mm程度として、帯
電ローラ160の直径をφ14mm程度とする。
05〜5×106Ωとする。
ールに対応できなくなるし、5×106Ω以上であると
帯電能力が低下するからである。
−1〜1.5kV程度とする。この電圧は、画像形成装
置本体の制御部90によって最適に制御される。
光体140に従動させる方法、すなわち感光体140に
よって駆動される方法とする。
的に摺動して(滑って)電荷注入による帯電むらが発生
するのを抑えるためである。
できるからである。
向けての圧縮コイルバネ163,163による押圧力は
1.4gf/mm程度とする。
る応力が大きくなりすぎるからであり、押圧力が小さす
ぎると、感光体140との安定した当接状態および従動
が得られなくなるからである。
gf/mmとする。
軸161の一端161aを半球状に形成し、これに導電
性部材(例えばステンレス、りん青銅)からなる板バネ
164を圧接させる。板バネ164は、カートリッジケ
ース本体Aの側部220に取付け、その一端164a
を、画像形成装置本体の、板バネからなる電極部材88
に圧接させる。この電極部材88を介して上記電圧が帯
電ローラ160に印加される。
0.5mm程度とする。
mmとする。
ムとする。
80゜(JIS A)とする。
り、柔すぎるとブレードの摩耗が激しくなるからであ
る。
程度、自由長(ブレードホルダ174で指示されていな
い部分の長さ)は8〜10mm程度とする。
Rmax10μm以下とする。
する当接圧力は、20〜40g/cmとする。
の摩擦によって感光体140が摩耗し易くなり、感光体
140の寿命が短くなるからである。また、感光体14
0の駆動トルクが増大するとともに、感光体140の応
力も増大するからである。
グ性が低下するとともに、感光体フィルミングの防止が
困難になるからである。
する当接角度θ1(図9参照。当接部における感光体1
40に対する接線とクリーナブレード171とのなす角
度)は、15〜30゜とする。
グ性が低下し、これを向上させるためには当接圧を増大
させなければならなくなるからである。
ード171の位置精度の範囲内において腹当て状態にな
らない、すなわち、ブレードの稜線が感光体140に確
実には当接しなくなるのを防止するためにブレードの位
置精度を厳しくしなければならないからである。
置の角度θ2(図9参照。前記接線と、回転支点211
と当接部とを結んだ線とのなす角度)は、30〜40゜
とする。
トで構成する。
ィルムで構成する。
m程度、撓み量は1mm程度、感光体140への当接角
度は0゜とする。
転速度は、60rpm程度とする。
大するとともに、振動の抑制が困難となるからである。
搬送量が確保できなくなる、例えば、黒べた印字時に生
じる比較的多量の廃トナーを確実に搬送することが困難
となるからである。
転速度を60rpmとする。
制振性が高く、成形により製作可能であり型の精度を高
めることによって金属の切削加工より高精度化が可能で
あり、しかも安価に作成できるからである。
度とする。
ると、噛み合い率が小さくなって、安定したトルク伝達
ができなくなる。逆に、モジュールを小さくし過ぎる
と、部材の公差や熱膨張による歯車と歯車の軸間距離の
変動に対して噛み合い率の変動が大きくなってしまう。
ジュールを0.8程度とする。
平歯車とし、歯形精度はJGMA1級とする。
関し,図14参照>一対の引っ張りバネ86,86によ
る像担持体カートリッジ100の保持力は、ギア190
側で4〜6kgf,その反対側で2〜3kgfとする。
ギア190が受ける反力によって像担持体カートリッジ
100が外れないようにするためである。
のクリック感が得られるとともに、スムーズな着脱が可
能となる。
ついて説明したが、本発明は上記の実施の形態あるいは
実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲
内において適宜変形実施可能である。
て、ユニット化された像担持体ユニット101を用いた
が、通常のドラム形の像担持体についても、この発明は
適用可能である。
ートリッジによっても、クリーナ部材の破損を招くこと
なしに、帯電ローラの像担持体に対する回転従動性を従
来に比べて容易に確認することができるとともに、像担
持体カートリッジの組立作業を簡略化することができ
る。また、像担持体の一様な除電および帯電が良好にな
されることとなる。
ッジによれば、除電光の帯電部への悪影響を防止するこ
とができる。しかも、クリーニング部材の取付構造の簡
素化も図ることができる。
形態を用いた画像形成装置の一例を示す概略図。
断拡大図。
平面図。
ッジケース200本体Aへの組み込み方向を示す部分断
面図。
断面図。
のフレーム82に対する着脱構造を示す部分省略側面
図。
Claims (2)
- 【請求項1】 回転駆動され、表面に除電光が一様に照
射されることによりその表面が除電される像担持体と、
除電がなされた後に像担持体の表面を一様に帯電させる
帯電ローラと、前記像担持体の表面に残留している現像
剤を掻き落とすクリーニング部材と、前記帯電ローラを
覆うカバーとを有する像担持体カートリッジであって、 前記カバーには、前記クリーニング部材が前記除電光の
光路を遮らない取付部材を介して取り付けられていると
ともに、このカバーが前記帯電ローラとは独立して像担
持体カートリッジに組み付けられることを特徴とする像
担持体カートリッジ。 - 【請求項2】 前記カバーは、前記除電光と帯電ローラ
との間を遮蔽する遮蔽板を有しており、この遮蔽板に前
記取付部材が設けられていることを特徴とする請求項1
記載の像担持体カートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09536998A JP3591293B2 (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 像担持体カートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09536998A JP3591293B2 (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 像担持体カートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11272145A true JPH11272145A (ja) | 1999-10-08 |
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