JP3225483B2 - トナー搬送器 - Google Patents
トナー搬送器Info
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Description
像に現像し、かかるトナー像を転写部材に転写する形式
の、複写機、印刷機或いはファクシミリの如き画像形成
機に配設されているクリーニング手段及び/又は現像手
段において、トナーを搬送するために使用されるトナー
搬送器に関する。
き画像形成機として、像担持手段上に静電潜像を形成
し、次いでかかる静電潜像をトナー像に現像し、そして
トナー像を普通紙の如き転写部材に転写する形式のもの
が広く実用に供されている。像担持手段は、通常、表面
に静電感光体が配設された回転ドラムから構成されてい
る。画像形成機には、像担持手段上の静電潜像をトナー
像に現像するための現像手段が配設され、そしてまた転
写の後に像担持手段上に残留するトナーを除去するため
のクリーニング手段が配設されている。現像手段におい
ては、例えばトナーカートリッジから排出されたトナー
を現像ハウジングに搬送するために、また現像ハウジン
グ内において所要経路を通してトナーを搬送するため
に、トナー搬送手段が配設されている。クリーニング手
段においては、例えばクリーニングハウジングからトナ
ーを排出するために、トナー搬送手段が配設されてい
る。
はクリーニング手段に配設されるトナー搬送手段の典型
例は、回転螺旋羽根と称されるトナー搬送器から構成さ
れている。かかるトナー搬送器は、軸とその周表面に形
成された螺旋羽根とから構成されている。例えば、像担
持手段の表面から除去されてクリーニングハウジング内
に流動せしめられたトナーをクリーニングハウジングか
ら排出するために、トナー搬送器が使用される場合に
は、通常、クリーニングハウジングの一対の側壁には夫
々貫通孔が形成されている。トナー搬送器の軸の片端部
が一対の側壁の一方の貫通孔に挿入され、他端部が一対
の側壁の他方の貫通孔に挿入され、かくして一対の側壁
間にトナー搬送器が回転自在に装着される。軸の一端部
は貫通孔を貫通してハウジング外に延在し、この延出端
部には入力歯車でよい入力部材が装着される。この入力
部材には電動モータの回転駆動力が伝えられ、かくして
トナー搬送器が所定方向に回転駆動せしめられる。トナ
ー搬送器が所定方向に回転駆動せしめられると、軸の周
表面に形成されている螺旋羽根はクリーニングハウジン
グ内のトナーを一対の側壁の他方に向けて搬送し、一対
の側壁の他方に形成されている貫通孔を通してクリーニ
ングハウジングから排出する。クリーニングハウジング
から排出されるトナーは、トナー搬送パイプ部材を通し
て、トナー回収容器に送給される。
側壁の一方に形成されている貫通孔にトナー搬送器の軸
の一端部を挿入せしめて、ハウジングにトナー搬送器を
装着する場合、トナー搬送器の軸の長手方向への移動、
特に一対の側壁の一方に向かう方向への移動を規制する
と共に、一対の側壁の一方に形成されている貫通孔を通
してトナーがハウジング外に漏出するのを充分に防止す
ることが重要である。そこで、従来、軸の片端部に、貫
通孔の内径よりも大きい外径を有する円形片を形成し、
かかる円形片を一対の側壁の一方の内面に当接せしめ、
かくして一対の側壁の一方に向かう方向への軸の移動を
規制すると共に、ハウジング内に存在するトナーが貫通
孔に進入するのを防止せんとしていた。一対の側壁の他
方に向かう方向への軸の移動は、通常、ハウジング外へ
延出している、軸の延出端部に装着された入力部材が一
対の側壁の一方の外面に当接せしめられることによって
規制される。
搬送器においては、本発明者等の経験によれば、ハウジ
ングの側壁及び/又はトナー搬送器に存在する製作公差
等に起因して、軸の片端部に形成された円形片とこれが
当接せしめられる側壁(即ち一対の側壁の一方)の内面
を通って貫通孔にトナーが進入するのを充分確実に防止
することができず、それ故にハウジング外にトナーが漏
出するのを充分に防止することができす、そしてまた貫
通孔内にトナーが堆積せしめられてトナー搬送器の円滑
な回転が阻害されてしまう傾向がある。
あり、その主たる技術的課題は、一対の側壁の少なくと
も一方には貫通孔が形成されているハウジングに適用さ
れるトナー搬送器を改良して、トナー搬送器の軸が一対
の側壁の一方に向かう方向に移動せしめられるのが確実
に規制されることに加えて、ハウジング外へのトナーの
漏出が充分に防止され、そしてまた貫通孔内にトナーが
堆積することが確実に防止されるようにせしめることで
ある。
一方に形成されている貫通孔を貫通してハウジング外に
延出せしめられている、トナー搬送器の軸の延出端部
に、容易且つ迅速に入力部材を装着することができる、
改良されたトナー搬送器を提供することである。
達成するために、本発明においては、トナー搬送器の軸
の片端部に内側規制片と補助螺旋羽根を形成する。内側
規制片は、ハウジングの一対の側壁の一方に形成されて
いる貫通孔の内径を越えて半径方向に延びる突出部と貫
通孔の内径よりも半径方向内側に位置する非突出部とを
有し、突出部が一対の側壁の一方の内面に当接すること
によって、一対の側壁の一方に向かう方向に軸が移動す
るのを規制するが、非突出部が存在することによって貫
通孔とハウジング内との連通を維持する。補助螺旋羽根
は、内側規制片よりも外側位置に形成されて、貫通孔内
に位置せしめられ、軸が所定方向に回転せしめられると
貫通孔内に進入したトナーをハウジング内に返送せしめ
る。
るトナー搬送器として、一対の側壁を有し、該一対の側
壁の少なくとも一方には貫通孔が形成されているハウジ
ングに適用されるトナー搬送器にして、該一対の側壁の
一方に形成された該貫通孔に片端部が挿入されて、該一
対の側壁間に回転自在に装着される軸と、該軸の主部外
周面に形成された主螺旋羽根と、該軸の該片端部に形成
され、該貫通孔の内径を越えて半径方向に延びる突出部
と該貫通孔の内径よりも半径方向内側に位置する非突出
部とを有し、該突出部が該一対の側壁の該一方の内面に
当接することによって、該一対の側壁の該一方に向かう
方向に該軸が移動するのを規制するが、該非突出部が存
在することによって該貫通孔と該ハウジング内との連通
を維持する内側規制片と、該軸の該片端部の、該内側規
制片よりも外側位置に形成されて、該貫通孔内に位置せ
しめられ、該軸が所定方向に回転せしめられると該貫通
孔内に進入したトナーを該ハウジング内に返送せしめる
補助螺旋羽根と、を含むトナー搬送器が提供される。
端部の、該補助螺旋羽根よりも外側に形成されて、該貫
通孔内に位置せしめられ、該貫通孔の内径と実質上同一
乃至これより若干小さい外径を有するシール片も含む。
該軸、該主螺旋羽根、該内側規制片、該補助螺旋羽根及
び該シール片は合成樹脂から一体に形成されているのが
好ましい。該軸の該片端部は該貫通孔を貫通して該ハウ
ジング外に延出し、該延出端部には入力部材が装着さ
れ、該入力部材が該一対の側壁の該一方の外面に当接す
ることによって、該一対の側壁の他方に向かう方向に該
軸が移動するのを規制するのが好都合である。
器においては、該軸の該延出端部は端面から軸方向に延
びるスリットによって2個のアームに分割せしめられて
おり、該2個のアームの先端には拡大頭部が形成されて
おり、該入力部材には該2個のアームの該拡大頭部以外
の部分によって規定される横断面形状に対応した横断面
形状を有する装着開口が形成されており、該拡大頭部を
相互に接近せしめる方向に該2個のアームを弾性変形せ
しめて該拡大頭部を通過せしめて、該2個のアームに該
入力部材を被嵌せしめることによって、該入力部材が該
軸の該延出端部に装着される。
他方にはトナー排出口を構成する貫通孔が形成されてお
り、該軸の他端部は該一対の側壁の該他方に形成されて
いる貫通孔に挿入される。該主螺旋羽根は該ハウジング
内に存在するトナーを該トナー排出口に向けて搬送す
る。
トナー搬送器の好適実施形態について、添付図面を参照
して詳細に説明する。
搬送器の好適実施形態が装備されているクリーニング手
段を含む作像ユニットを図示している。この作像ユニッ
トは全体を番号2で示すフレーム手段を具備している。
かかるフレーム手段2は適宜の合成樹脂から形成するこ
とができる。フレーム手段2には、像担持手段4と共
に、帯電手段6、現像手段8及びクリーニング手段10
が装着されている。像担持手段4は、周表面に静電感光
体が配設された回転ドラム12から構成されており、こ
の回転ドラム12は矢印14で示す方向に回転駆動せし
められる。帯電手段6は回転ドラム12の周表面を特定
極性に帯電せしめるためのコロナ放電器から構成されて
いる。
し、この現像ハウジング16には現像ローラ18、現像
剤規制部材20、現像剤補給ローラ22、現像剤搬送部
材24及びトナーカートリッジ26が装着されている。
現像手段8において使用される現像剤はトナーカートリ
ッジ26から送出されるトナーのみから成る所謂一成分
現像剤でよい。かかる現像剤は、矢印28で示す方向に
回転駆動せしめられる現像剤搬送部材24の作用によっ
て現像剤補給ローラ22に搬送され、矢印30で示す方
向に回転駆動される現像剤補給ローラ22は現像ローラ
18上に現像剤を送給する。矢印32で示す方向に回転
駆動せしめられる現像ローラ18上に保持された現像剤
は、現像剤規制部材20によってその層厚さが所要値に
規制される。現像ローラ18は金属製軸部材33とこの
軸部材33の周表面に配設された合成ゴム製ローラ部材
34とから構成することができる。現像ハウジング16
は回転ドラム12に接近する方向及びこれから離隔する
方向に移動自在に装着されていると共に、回転ドラム1
2に接近する方向に適宜の弾性手段(図示していない)
によって弾性的に偏倚せしめられており、これによって
現像ローラ18が回転ドラム12に弾性的に押圧せしめ
られている。トナーカトリッジ26は現像剤ハウジング
16に着脱自在に装着されており、トナーカートリッジ
26内のトナーが消費されると、新しいトナーカートリ
ッジ26に交換することができる。
ング手段10はクリーニングハウジング36を含んでい
る。このクリーニングハウジング36には、クリーニン
グブレード38と共に、本発明に従って構成されたトナ
ー搬送器40が配設されている。クリーニングブレード
38は、合成ゴムの如き柔軟な材料から形成されてお
り、その先端部が回転ドラム12の周表面に押圧せしめ
られている。
静電複写機である画像形成機の機体ハウジング(図示し
ていない)の所要位置に着脱自在に装着される。そし
て、回転ドラム12が矢印14で示す方向に回転駆動せ
しめられ、帯電域42において回転ドラム12の周表面
が特定極性に一様に帯電せしめられ、次いで露光域44
において適宜の光学系(図示していない)により作成す
べき像に対応して回転ドラム12の周表面が光照射さ
れ、かくして回転ドラム12の周表面に静電潜像が形成
される。次いで、現像域46において現像手段8の現像
ローラ18の作用によって回転ドラム12の周表面上の
静電潜像がトナー像に現像される。転写域48において
は、普通紙でよい転写部材(図示していない)が回転ド
ラム12の周表面に密接せしめられ、回転ドラム12の
周表面上に形成されているトナー像が転写部材上に転写
される。トナー像が転写された転写部材は回転ドラム1
2の周表面から剥離されて定着手段(図示していない)
に搬送され、定着手段の作用によってトナー像が定着さ
れた後に機体ハウジング外に排出される。クリーニング
域50においては、転写後に回転ドラム12の周表面に
残留する残留トナーがクリーニングブレード38の作用
によって回転ドラム12の周表面から除去される。回転
ドラム12の周表面から除去されたトナーはトナー搬送
器40に向けて流動せしめられ、そして矢印52で示す
方向に回転せしめられるトナー搬送器40の作用によっ
て後方に移送される。
リーニング手段10のトナー搬送器40以外の構成は当
業者には周知のものでよい故に、これらについての詳細
な説明は本明細書においては省略する。
リーニング手段10のクリーニングハウジング36は前
後方向(図1において紙面に垂直な方向、図2において
左右方向)に間隔をおいて配設された一対の側壁54及
び56を有する。側壁54には貫通孔58が形成されて
おり、側壁56には貫通孔60が形成されている。貫通
孔58の横断面形状及び貫通孔60の横断面形状は共に
円形である。図2を参照することによって理解される如
く、貫通孔58の中心軸線と貫通孔60の中心軸線とは
合致せしめられている。側壁56の外面には、貫通孔6
0の周縁から突出する円筒状突起62が形成されてお
り、かかる突起62にはトナー搬送パイプ部材64(図
2にその一部のみを図示している)の基部が被嵌せしめ
られている。
クリーニング手段10に配設されている上記トナー搬送
器40は真直に延びる軸66を有する。この軸66の横
断面形状は、後述する延出端部を除いて、円形である。
軸66の片端部即ち前端部(図2及び図3において左端
部)は側壁54に形成されている貫通孔58に挿入せし
められ、軸66の他端部即ち後端部(図2及び図3にお
いて右端部)は側壁56に形成されている貫通孔60に
挿入せしめられ、かくして軸66が側壁54及び56間
に回転自在に装着される。軸66を側壁54及び56間
に装着する際には、軸66を弾性的に湾曲せしめてその
片端部を貫通孔58にその他端部を貫通孔60に挿入す
ることができる。
周面には主螺旋羽根68が形成されている。かかる周螺
旋羽根68は、クリーニングハウジング36の略全幅に
渡って連続して延在せしめられている。更に詳しくは、
図2から理解される如く、側壁54の内面に近接した部
位から側壁56に形成されている貫通孔60内に位置す
る部位まで連続して延在せしめられている。
70、シール片72及び補助螺旋羽根74が形成されて
いる。シール片72は内側規制片70から外方に所定間
隔をおいて配置されており、補助螺旋羽根74はシール
片72と内側規制片70との間に配置されている。図2
及び図3と共に図4を参照することによって明確に理解
される如く、内側規制片70は細長く延びる略矩形状で
あり、直径方向に対向して位置する2個の突出部76と
かかる突出部76間に存在する2個の非突出部78とを
有する。内側規制片70の突出部76は、側壁54に形
成されている貫通孔58の内径を越えて半径方向に突出
せしめられており、従って内側規制片70の突出部76
が側壁54の内面に当接することによって、軸66の側
壁45に向かう方向への移動、即ち図2において左方へ
の移動が規制される。一方、内側規制片70の非突出部
78は、側壁54に形成されている貫通孔58の内径よ
りも半径方向内側に位置し、従って内側規制片70が側
壁54の内面に当接せしめられても貫通孔58が内側規
制片70によって完全に閉じられることはなく、貫通孔
58は図4に番号77で示す開口部を介してクリーニン
グハウジング36内連通せしめられている。シール片7
2は円形であり、その外径は貫通孔58の内径と実質上
同一乃至これより若干小さくせしめられている。シール
片72と内側規制片70との間に配設されている補助螺
旋羽根74の外径はシール片70の外径と実質上同一で
よい。図2に明確に図示する如く、シール片72及び補
助螺旋羽根74は、側壁54に形成されている貫通孔5
8内に位置せしめられる。
軸66の前端部は側壁54に形成されている貫通孔58
を貫通してクリーニングハウジング36外へ延出せしめ
られている。図2を参照することによって理解される如
く、軸66の延出端部の横断面形状は円形ではなくてD
字形状である。軸66の延出端部には端面から軸線方向
に延びるスリット79が形成されており、軸66の延出
端部は2個のアーム80に分割されている。そして、2
個のアーム80の各々の先端には、半径方向外方に膨出
せしめられた拡大頭部81が形成されている。軸66の
延出端部には、図2に二点鎖線で示す如く、入力歯車か
ら構成することができる入力部材82が装着される。入
力部材82には、軸66の延出端部の横断面形状、更に
詳しくは2個のアーム80の拡大頭部81以外の部分に
よって規定される横断面形状、に対応したD字形状の装
着開口が形成されている。2個のアーム80の先端部を
夫々の拡大頭部81が接近する方向に弾性的に変形せし
めて、入力部材82を2個のアーム80に被嵌し、拡大
頭部81を通過せしめることによって、軸66の延出端
部に入力部材82が装着される。入力部材82が拡大頭
部81を通過せしめられると、2個のアーム80は元の
状態、即ち図2及び図3に図示する状態に弾性的に復元
され、拡大頭部81の係止作用によって入力部材82が
延出端部から離脱することが阻止される。軸66の延出
端部の横断面及び入力部材82の装着開口の横断面はD
字形状であるので、軸66の延出端部に装着された入力
部材82は軸66に対して相対的に回転することができ
ず、入力部材82と軸66とは一体として回転せしめら
れる。止めリング或いは止ねじ等を使用することなく、
軸66の延出端部に入力部材82を容易に且つ迅速に装
着することができることが注目されるべきである。図2
に明確に図示する如く、軸66の延出端部に装着された
入力部材82は側壁54の外面に近接乃至当接せしめら
れ、これによって軸66の側壁56に向かう方向への移
動、即ち図2において右方向への移動が規制される。
端部には、90度の角度間隔をおいて4個の突出片84
が形成されている。突出片84の各々は半径方向に延び
る板状である。軸66の後端部には、突出片84よりも
内側において直径方向に貫通して延びる係止孔86も形
成されている。図2に明確に図示する如く、軸66の後
端部は側壁56に形成されている貫通孔60内に挿入さ
れる。上述したトナー搬送パイプ部材64内にはコイル
ばね88が配設されており、かかるコイルばね88の片
端部が軸66の後端部に連結されている。更に詳述する
と、コイルばね88の片端部は軸66の後端部に形成さ
れている突出片84に巻き付けられ、そして係止孔86
に挿入されている。従って、トナー搬送器40が矢印5
2(図1)で示す方向に回転せしめられると、これに付
随してコイルばね88も回転せしめられる。
羽根68、内側規制片70、シール片72、補助螺旋羽
根74及び突出片84は、適宜の合成樹脂から一体に形
成されているのが好都合である。
延出端部に装着された入力部材82は適宜の伝動要素
(図示していない)を介して電動モータ(図示していな
い)に連結されており、電動モータが付勢されるとトナ
ー搬送器40が矢印52(図1)で示す方向に回転駆動
せしめられる。かくすると、回転ドラム12の周表面か
ら除去されクリーニングハクジング36内に収容されて
いるトナーが、主螺旋羽根68の作用によって後方、即
ち図2において右方に搬送され、そして側壁56に形成
されている貫通孔60を通してトナー搬出パイプ部材6
4に送出される。トナー搬送パイプ部材64内に送出さ
れたトナーは、トナー搬送器40に付随して回転せしめ
られるコイルばね88の作用によって、トナー搬送パイ
プ部材64を通して搬送され、トナー搬送パイプ部材6
4の先端部に形成されているトナー排出口(図示してい
ない)からトナー回収容器(図示していない)に送り込
まれる。
たトナーは、上述したとおりトナー搬送器40の主螺旋
羽根68の作用によって後方、即ち図2において右方へ
搬送される。しかしながら、軸66の前端部に形成され
ている内側規制片70には非突出部78が存在し、側壁
54に形成されている貫通孔58は開口部77(図4)
を介してクリーニングハウジング36内と連通せしめら
れている。従って、クリーニングハウジング36内に収
容されているトナーが図2において左方に偶発的に移動
して貫通孔58内に進入することも少なくない。然る
に、貫通孔58内に進入したトナーは、補助螺旋羽根7
4の搬送作用によって図2において右方に搬送されてク
リーニングハウジング36に戻される。従って、貫通孔
58内にトナーが堆積してトナー搬送器40の円滑な回
転を阻害してしまうことはない。また、補助螺旋羽根7
4による上記戻し作用と共に、シール片72による閉塞
作用により、トナーが貫通孔58を通ってクリーニング
ハウジング36から漏出することが充分確実に防止され
る。
規制片の作用によってトナー搬送器の軸が一対の側壁の
一方に向かう方向に移送せしめられるのが確実に防止さ
れ、補助螺旋羽根の作用によってハウジング外へのトナ
ーの漏出が充分に抑制され、そしてまた一対の側壁の一
方に形成された貫通孔に内にトナーが堆積することが確
実に防止される。更に、軸の延出端部がスリットによっ
て2個のアームに分割せしめられ、かかる2個のアーム
の先端に拡大頭部が形成されている形態においては、軸
の延出端部に容易且つ迅速に入力部材を装着することが
できる。
されているクリーニング手段を含む作像ユニットを示す
簡略断面図。
の一部を示す、図1の線A−Aにおける部分断面図。
ー搬送器の平面図。
片を示す部分断面図。
Claims (7)
- 【請求項1】 一対の側壁を有し、該一対の側壁の少な
くとも一方には貫通孔が形成されているハウジングに適
用されるトナー搬送器にして、 該一対の側壁の一方に形成された該貫通孔に片端部が挿
入されて、該一対の側壁間に回転自在に装着される軸
と、 該軸の主部外周面に形成された主螺旋羽根と、 該軸の該片端部に形成され、該貫通孔の内径を越えて半
径方向に延びる突出部と該貫通孔の内径よりも半径方向
内側に位置する非突出部とを有し、該突出部が該一対の
側壁の該一方の内面に当接することによって、該一対の
側壁の該一方に向かう方向に該軸が移動するのを規制す
るが、該非突出部が存在することによって該貫通孔と該
ハウジング内との連通を維持する内側規制片と、 該軸の該片端部の、該内側規制片よりも外側位置に形成
されて、該貫通孔内に位置せしめられ、該軸が所定方向
に回転せしめられると該貫通孔内に進入したトナーを該
ハウジング内に返送せしめる補助螺旋羽根と、 を含むトナー搬送器。 - 【請求項2】 該軸の該片端部の、該補助螺旋羽根より
も外側に形成されて、該貫通孔内に位置せしめられ、該
貫通孔の内径と実質上同一乃至これより若干小さい外径
を有するシール片を含む、請求項1記載のトナー搬送
器。 - 【請求項3】 該軸、該主螺旋羽根、該内側規制片、該
補助螺旋羽根及び該シール片は合成樹脂から一体に形成
されている、請求項2記載のトナー搬送器。 - 【請求項4】 該軸の該片端部は該貫通孔を貫通して該
ハウジング外に延出し、該延出端部には入力部材が装着
され、該入力部材が該一対の側壁の該一方の外面に当接
することによって、該一対の側壁の他方に向かう方向に
該軸が移動するのを規制する、請求項1から3までのい
ずれかに記載のトナー搬送器。 - 【請求項5】 該軸の該延出端部は端面から軸方向に延
びるスリットによって2個のアームに分割せしめられて
おり、該2個のアームの先端には拡大頭部が形成されて
おり、該入力部材には該2個のアームの該拡大頭部以外
の部分によって規定される横断面形状に対応した横断面
形状を有する装着開口が形成されており、該拡大頭部を
相互に接近せしめる方向に該2個のアームを弾性変形せ
しめて該拡大頭部を通過せしめて、該2個のアームに該
入力部材を被嵌せしめることによって、該入力部材が該
軸の該延出端部に装着される、請求項4記載のトナー搬
送器。 - 【請求項6】 該一対の側壁の他方にはトナー排出口を
構成する貫通孔が形成されており、該軸の他端部は該一
対の側壁の該他方に形成されている貫通孔に挿入され
る、請求項1から5までのいずれかに記載のトナー搬送
器。 - 【請求項7】 該主螺旋羽根は該ハウジング内に存在す
るトナーを該トナー排出口に向けて搬送する、請求項6
記載のトナー搬送器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19261696A JP3225483B2 (ja) | 1995-07-26 | 1996-07-23 | トナー搬送器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-190641 | 1995-07-26 | ||
JP19064195 | 1995-07-26 | ||
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