JPH11269388A - 射出成形用シリコーンゴム組成物 - Google Patents

射出成形用シリコーンゴム組成物

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JPH11269388A
JPH11269388A JP10333443A JP33344398A JPH11269388A JP H11269388 A JPH11269388 A JP H11269388A JP 10333443 A JP10333443 A JP 10333443A JP 33344398 A JP33344398 A JP 33344398A JP H11269388 A JPH11269388 A JP H11269388A
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Noriyuki Meguriya
典行 廻谷
Shinichi Ide
伸一 井出
Takeo Yoshida
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2083/00Use of polymers having silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only, in the main chain, as moulding material
    • B29K2083/005LSR, i.e. liquid silicone rubbers, or derivatives thereof

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】 (A)R1 aSiO(4-a)/2 (R1はC1〜10一価炭化水素基で、aは1.5〜
2.8)で示される1分子中に少なくとも平均2個のア
ルケニル基を有するオルガノポリシロキサン
100重量部 (B)R2 bcSiO(4-b-c)/2 (R2はC1〜10一価炭化水素基で、bは0.7〜
2.1、cは0.001〜1.0で、かつb+cは0.
8〜3.0)で示される、1分子中に少なくとも2個の
ケイ素原子に結合した水素原子を有するオルガノハイド
ロジェンポリシロキサン 0.1〜50重
量部 (C)チキソ性付与剤
0.01〜30重量部 (D)付加反応触媒
触媒量 (E)比重が0.01〜0.40で平均粒径が300μ
m以下の微小中空フィラー
0.5〜30重量部 を含有するチキソ性を有する射出成形用シリコーンゴム
組成物。 【効果】 中空フィラーの浮き、分離が抑えられ、安定
性の高いものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チキソ性を有する
射出成形用シリコーンゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ゴム材
料は一般に金属、プラスチック等に比べ衝撃吸収力が優
れているが、中でもシリコーンゴムはその耐熱性、耐候
性、電気絶縁性などの良さから多方面への利用が可能で
ある。しかしながら、ゴム材料は粘弾性による歪みで主
として衝撃エネルギーを吸収するため、衝撃力方向の材
料の厚みが必要となり、重量が必要となってしまうが、
近年、輸送機、OA機器、家電などの各種の分野におい
て軽量化が進む流れの中で、軽量で十分な弾性を有し、
多量の成形品の製造が可能な材料が望まれていた。
【0003】ゴム材料を軽量化するためにシリコーンゴ
ムに微小中空フィラーを混入することが有効であり、こ
れによりゴムの軽量化は向上するが、ゴム組成物に中空
フィラーのように非常に軽いものを混入すると、その比
重差から短時間でフィラーが浮き上がり、分離現象が発
生してしまう。特に射出成形のように材料をセットした
後、連続的に成形を行うシステムでは、経時による中空
フィラーの分離現象のため、成形されたサンプルの比重
が異なり、硬化したゴムの重量に差が出てしまう。
【0004】従って、微小中空フィラーを配合しても分
離し難く、安定性の優れた射出成形用シリコーンゴム組
成物が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、上記要望に応えるため鋭意検討を行った結
果、アルケニル基含有オルガノポリシロキサン、オルガ
ノハイドロジェンポリシロキサン及び付加反応触媒を含
む付加反応硬化型のシリコーンゴム組成物に、微小中空
フィラー(マイクロバルーン)を配合すると共に、チキ
ソ性付与剤を配合し、チキソ性を持たせること、特にボ
ーイング・フロー・ジグ試験による1分後の垂れが1.
2インチ以下であるようにチキソ性を持たせることによ
り、微小中空フィラーの浮き上がり、分離が抑制され、
安定性に優れた中空フィラー含有射出成形用シリコーン
ゴム組成物が得られることを知見し、本発明をなすに至
ったものである。
【0006】即ち、本発明は、 (A)下記平均組成式(1) R1 aSiO(4-a)/2 (1) (式中、R1は炭素数1〜10の置換又は非置換の一価炭化水素基である。また 、aは1.5〜2.8の範囲の正数である。) で示される1分子中に少なくとも平均2個のアルケニル基を有するオルガノポリ シロキサン 100重量部 (B)下記平均組成式(2) R2 bcSiO(4-b-c)/2 (2) (式中、R2は炭素数1〜10の置換又は非置換の一価炭化水素基である。また 、bは0.7〜2.1、cは0.001〜1.0で、かつb+cは0.8〜3. 0を満足する正数である。) で示される、1分子中に少なくとも2個のケイ素原子に結合した水素原子を有す るオルガノハイドロジェンポリシロキサン 0.1〜50重量部 (C)チキソ性付与剤 0.01〜30重量部 (D)付加反応触媒 触媒量 (E)比重が0.01〜0.40で平均粒径が300μm以下の微小中空フィラ ー(マイクロバルーン) 0.5〜30重量部 を含有してなることを特徴とするチキソ性を有する射出
成形用シリコーンゴム組成物を提供する。
【0007】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
(A)成分の1分子中に少なくとも平均2個のアルケニ
ル基を有するオルガノポリシロキサンとしては下記平均
組成式(1)で示されるものを用いる。
【0008】 R1 aSiO(4-a)/2 (1) 式中、R1は互いに同一又は異種の炭素数1〜10、好
ましくは1〜8の置換又は非置換の一価炭化水素基であ
り、aは1.5〜2.8、好ましくは1.8〜2.5、
更に好ましくは1.95〜2.05の範囲の正数であ
る。ここで、上記R1で示されるケイ素原子に結合した
置換又は非置換の一価炭化水素基としては、メチル基、
エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イ
ソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ネオペ
ンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、オクチル
基、ノニル基、デシル基等のアルキル基、フェニル基、
トリル基、キシリル基、ナフチル基等のアリール基、ベ
ンジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基等の
アラルキル基、ビニル基、アリル基、プロペニル基、イ
ソプロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基、シクロヘ
キセニル基、オクテニル基等のアルケニル基や、これら
の基の水素原子の一部又は全部をフッ素、臭素、塩素等
のハロゲン原子、シアノ基等で置換したもの、例えばク
ロロメチル基、クロロプロピル基、ブロモエチル基、ト
リフロロプロピル基、シアノエチル基等が挙げられる。
【0009】この場合、R1のうち少なくとも2個はア
ルケニル基(炭素数2〜8のものが好ましく、更に好ま
しくは2〜6である)であることが必要である。なお、
アルケニル基の含有量は、前記有機基R1中0.005
〜10モル%、特に0.01〜5モル%とすることが好
ましい。このアルケニル基は、分子鎖末端のケイ素原子
に結合していても、分子鎖途中のケイ素原子に結合して
いても、両者に結合していてもよいが、組成物の硬化速
度、硬化物の物性等の点から、本発明で用いるオルガノ
ポリシロキサンは、少なくとも分子鎖末端のケイ素原子
に結合した脂肪族不飽和結合を含んだものであることが
好ましい。
【0010】このオルガノポリシロキサンの構造は基本
的には直鎖状構造を有するが、部分的には分岐状の構
造、環状構造などであってもよい。分子量については、
特に限定はなく、粘度の低い液状のものから、粘度の高
い生ゴム状のものまで使用できるが、硬化してゴム状弾
性体になるためには、25℃での粘度が100センチポ
イズ以上であり、通常100〜1,000,000、特
に500〜100,000であることが好ましい。
【0011】(B)成分は、下記平均組成式(2) R2 bcSiO(4-b-c)/2 (2) (式中、R2は炭素数1〜10の置換又は非置換の一価
炭化水素基である。また、bは0.7〜2.1、cは
0.001〜1.0で、かつb+cは0.8〜3.0を
満足する正数であり、好ましくはbは1.0〜2.0、
cは0.01〜1.0、b+cは1.0〜2.5を満足
する正数である。)で示される、1分子中に少なくとも
2個のケイ素原子に結合した水素原子を有するオルガノ
ハイドロジェンポリシロキサンである。
【0012】上記オルガノハイドロジェンポリシロキサ
ンは1分子中に少なくとも2個、好ましくは2〜200
個、より好ましくは3〜50個のケイ素原子結合水素原
子(即ち、SiH基)を有することが必要であり、R2
としては前記R1で例示したものと同じものを挙げるこ
とができるが、アルケニル基等の脂肪族不飽和結合を含
有しないものが好ましい。
【0013】このようなオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサンとしては、メチルハイドロジェン環状ポリシロ
キサン、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイド
ロジェンポリシロキサン、両末端トリメチルシロキシ基
封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンポリシ
ロキサン共重合体、両末端ジメチルハイドロジェンシロ
キシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、両末端ジメチルハ
イドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチ
ルハイドロジェンシロキサン共重合体、両末端トリメチ
ルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジ
フェニルシロキサン共重合体、両末端トリメチルシロキ
シ基封鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジフェニル
シロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、(CH32
HSiO1/2単位と(CH33SiO1/2単位とSiO
4/2単位とからなる共重合体、(CH32HSiO1/2
位とSiO4/2単位とからなる共重合体、(CH32
SiO1/2単位とSiO4/2単位と(C65)SiO3/2
単位とからなる共重合体などが挙げられ、その分子構造
は、直鎖状、環状、分岐状、三次元網状(樹脂状)など
いずれのものでもよく、また1分子中のケイ素原子数
(重合度)は2〜200、好ましくは4〜100程度で
あればよい。
【0014】(B)成分のオルガノハイドロジェンポリ
シロキサンの配合量は、(A)成分のオルガノポリシロ
キサン100重量部に対して0.1〜50重量部、特に
0.3〜30重量部とすることが好ましい。
【0015】また、この配合量は(A)成分中のアルケ
ニル基1モルに対して(B)成分中のケイ素原子結合水
素原子(SiH基)の量が0.5〜10モル、好ましく
は0.8〜5モル、更に好ましくは0.8〜2.5モル
程度になるように配合してもよい。
【0016】(C)成分のチキソ(チキソトロピック)
性付与剤は、材料の流れ性を抑え組成物にチキソ性を付
与するものであればいかなるものでも構わないが、一般
的には、室温(例えば25℃)で固体のチキソ性付与剤
として、ヒュームドシリカ、ヒュームド酸化チタン、カ
ーボンなどが例示され、これらは通常、平均粒径(例え
ばレーザー光回折法などによる)が0.005〜200
μm、好ましくは0.01〜100μm程度であるか、
或いは比表面積(BET法などによる)が50m2/g
以上、好ましくは50〜400m2/g程度の微粉末状
であることが望ましく、これらはそのままでもヘキサメ
チルシラザン、トリメチルクロロシラン、ポリメチルシ
ロキサンのようなオルガノシラザン、オルガノシラン、
オルガノシロキサンなどの有機ケイ素化合物で表面処理
したものでもよい。また、室温(例えば25℃)におい
て液状であるチキソ性付与剤としては、本組成物に対し
非相溶なものであればいかなるものでもよく、ポリエチ
レンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、ポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコールなどのポリ
エーテル化合物、或いはそれらとシロキサン化合物との
ブロックポリマー、ジメチルシロキサンとジフェニルシ
ロキサンとの共重合体などが主として用いられる。な
お、チキソトロピック性を十分安定的に発現するために
は、少なくとも1種の液状チキソ性付与剤を配合するこ
と、とりわけ少なくとも1種の液状チキソ性付与剤と少
なくとも1種の固体状チキソ性付与剤とを併用して配合
することが好ましい。チキソ性付与剤の配合量は、
(A)成分100重量部に対し、0.01〜30重量
部、好ましくは0.03〜20重量部で、1種を単独で
又は2種以上を併用して用いることができる。配合量が
少ないと十分なチキソ性が得られず、多いと成形性、ゴ
ム物性などに悪影響を与えてしまう。
【0017】(D)成分の付加反応触媒としては、白金
黒、塩化第2白金、塩化白金酸、塩化白金酸と1価アル
コールとの反応物、塩化白金酸とオレフィン類との錯
体、白金ビスアセトアセテートなどの白金系触媒、パラ
ジウム系触媒、ロジウム系触媒などが挙げられる。
【0018】なお、(D)成分の付加反応触媒の配合量
は触媒量とすることができ、通常(A)、(B)成分の
合計重量に対して白金原子量で1〜1,000ppm、
好ましくは5〜200ppm程度とすることができる。
【0019】(E)成分の中空フィラー(マイクロバル
ーン)は、硬化物内に気体部分を持つことでスポンジゴ
ムのように軽量化を可能にするもので、このような材料
としては、ガラスバルーン、シリカバルーン、カーボン
バルーン、フェノール樹脂バルーン、塩化ビニリデン樹
脂バルーン、塩化ビニリデンと(メタ)アクリロニトリ
ルとの共重合体からなる樹脂バルーン、アルミナバルー
ン、ジルコニアバルーン、シラスバルーンなどいかなる
ものでも構わない。また中空フィラーの強度を持たせる
ため等の理由で表面に無機フィラー等を付着させたもの
でもよい。但し、シリコーンゴム組成物内で十分な軽量
化を行うには、中空フィラーの真比重が0.01〜0.
40、好ましくは0.02〜0.30で、0.01より
小さいと配合、取り扱いが難しいばかりか、中空フィラ
ーの耐圧強度が不十分で成形時に破壊してしまい、軽量
化ができなくなってしまう。また中空フィラーの粒径
は、300μm以下、通常1〜300μm、好ましくは
5〜200μm、更に好ましくは10〜100μm程度
で、粒径が大きすぎると成形時の射出圧力により中空フ
ィラーが破壊されてしまい軽量化が不十分となってしま
う。
【0020】(E)成分の中空フィラーの配合量は
(A)成分のオルガノポリシロキサン100重量部に対
し0.5〜30重量部、好ましくは1.0〜20重量部
で、少なすぎると材料の軽量化が不十分で、多すぎると
配合が困難でかつゴム強度も不十分なものとなってしま
う。また、この中空フィラーの配合量は、上記と同様の
理由から、ゴム材料(即ち、中空フィラー含有オルガノ
ポリシロキサン組成物全体)に対して体積比率で10〜
80容量%、特に15〜75容量%であることが好まし
い。
【0021】これら(A)〜(E)成分に、成形品の機
械的強度を向上させるため、耐熱性を向上させるため、
難燃性を向上させるためなどの理由で本発明の効果を損
なわない範囲で充填剤を配合してもよい。このような充
填剤としては、沈殿シリカ、粉砕石英、アスベスト、ア
ルミノケイ酸、酸化鉄、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、炭
酸マグネシウム、酸化セリウムのような非補強性充填剤
が例示され、そのままでもヘキサメチルシラザン、トリ
メチルクロロシラン、ポリメチルシロキサンのような有
機ケイ素化合物で表面処理したものでもよい。
【0022】本発明のシリコーンゴム組成物は、上記
(A)〜(E)成分を主成分とするが、これはチキソ性
(チキソトロピック性)を有することが必要である。こ
こで有するチキソ性とは、下記に示されるボーイング・
フロー・ジグ試験により、1分後の材料の垂れが、1.
2インチ以下、即ち、0〜1.2インチ、好ましくは0
〜1インチのものを言い、1.2インチを超えると中空
フィラーが浮上し易く経時で分離してしまい、硬化物が
比重の異なるゴムとなってしまう。 〔ボーイング・フロー・ジグ試験〕試験組成物の垂れ落
ち抑制の量を定めるためのテストで、組成物をボーイン
グ・フロー・ジグのボウル部分に入れ、次いで水平試験
ジグをとり、これを一端を下にして立てて、組成物がス
ケール上のボウルから鉛直下方に流れるようにする。重
力の作用により下に流れる量を60秒後に流れの長さ
(インチ)として測定する(通常35秒後であるが、本
材料ではその差を明確にするため60秒後とした)。
【0023】更に、本発明の組成物は、一定の粘度範囲
にあることが好ましく、例えば、BH型粘度計ローター
7番・20回転で500ポイズ以上であり、BS型粘度
計ローター7番・5回転で24,000ポイズ以下が好
ましく、より好ましくはBH型粘度計ローター7番・2
0回転で800ポイズ以上であり、BS型粘度計ロータ
ー7番・5回転で20,000ポイズ以下である。50
0ポイズ未満では、中空フィラーが分離し易く、24,
000ポイズを超えると、材料の製造が困難であるばか
りでなく、射出成形時の圧力により中空フィラーが破壊
してしまうという問題が生じる場合がある。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、中空フィラーの浮き、
分離が抑えられ、安定性の高いものである。
【0025】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。なお、下記例で部は重量部を示す。また、
MeはCH3を示す。
【0026】〔実施例1〕25℃での粘度が5,000
csである分子鎖両末端ビニル基含有ジメチルポリシロ
キサン100部、25℃での粘度が5,000csの側
鎖ビニル基含有ジメチルポリシロキサン(ビニル価0.
0007mol/g)20部、チキソ性付与剤として比
表面積が110m2/gである疎水化処理されたヒュー
ムドシリカ(日本エアロジル社製、R−972)8部、
比重0.04、塩化ビニリデンとアクリロニトリルを主
成分とするコポリマー樹脂からなる平均粒径40μmの
中空フィラー(エクスパンセル社製、Expancel
DE)4部(組成物全体に対して43容量%)をプラネ
タリーミキサーに入れ、30分撹拌を続けた後、更に下
記式(a)で示されるメチルハイドロジェンポリシロキ
サン5.7部、反応制御剤としてエチニルシクロヘキサ
ノール0.05部、液状チキソ性付与剤としてポリエチ
レングリコール1部を添加し、15分撹拌を続け、シリ
コーンゴム組成物(1)を得た。この組成物の粘度及び
チキソ性を測定すると、BS型粘度計ローター7番・1
0rpmで3,600ポイズ、5rpmで4,200ポ
イズ、ボーイング・フロー・ジグ試験によるチキソ性は
0.65インチであった。この組成物132部に塩化白
金酸の1%イソプロピルアルコール溶液を0.1部添加
し、撹拌・脱泡後、2mmのシート状にし、150℃の
オーブンで15分キュアさせ、冷却後の比重を測定する
と0.55であった。一方、同じシリコーンゴム組成物
(1)を直径110mm、高さ140mmの金属製丸缶
に500g充填し、25℃で1週間放置後缶上部の材料
132gを取り出し、同じ塩化白金酸の1%イソプロピ
ルアルコール溶液を0.1g添加し、撹拌・脱泡後、2
mmのシート状にし、150℃のオーブンで15分キュ
アさせ、冷却後の比重を測定すると0.54であった。
【0027】
【化1】
【0028】〔実施例2〕25℃での粘度が5,000
csである分子鎖両末端ビニル基含有ジメチルポリシロ
キサン100部、25℃での粘度が5,000csの側
鎖ビニル基含有ジメチルポリシロキサン(ビニル価0.
0007mol/g)20部、チキソ性付与剤として比
表面積が200m2/gであるヒュームドシリカ(日本
エアロジル社製、エアロジル200)5部、比重0.0
4、平均粒径40μmの実施例1と同様の中空フィラー
(エクスパンセル社製、ExpancelDE)2部
(組成物全体に対して28容量%)をプラネタリーミキ
サーに入れ、30分撹拌を続けた後、上記式(a)で示
されるメチルハイドロジェンポリシロキサン5.7部、
反応制御剤としてエチニルシクロヘキサノール0.05
部、液状チキソ性付与剤として下記式(b)で示される
ジメチルシロキサン・ジフェニルシロキサン共重合体3
部を添加し、15分撹拌を続け、シリコーンゴム組成物
(2)を得た。この組成物の粘度及びチキソ性を測定す
ると、BH型粘度計ローター7番・10rpmで2,1
00ポイズ、20rpmで1,700ポイズ、チキソ性
は0.81インチであった。実施例1と同様にして得た
1週間保存前後での硬化物の比重を測定すると、保存前
0.67、保存後0.66であった。
【0029】
【化2】
【0030】〔実施例3〕25℃での粘度が5,000
csである分子鎖両末端ビニル基含有ジメチルポリシロ
キサン100部、25℃での粘度が5,000csの側
鎖ビニル基含有ジメチルポリシロキサン(ビニル価0.
0007mol/g)20部、チキソ性付与剤として比
表面積が110m2/gである疎水化処理されたヒュー
ムドシリカ(日本エアロジル社製、エアロジル200)
7部、比重0.13、平均粒径100μmの炭酸カルシ
ウムにより表面をコーティングされた、ポリアクリロニ
トリル樹脂を主成分とする中空フィラー(松本油脂製薬
社製、マイクロスフィアーMFL−100CA)12部
(組成物全体に対して42容量%)をプラネタリーミキ
サーに入れ、30分撹拌を続けた後、上記式(a)で示
されるメチルハイドロジェンポリシロキサン5.7部、
反応制御剤としてエチニルシクロヘキサノール0.05
部、液状チキソ性付与剤としてポリエチレングリコール
1部を添加し、15分撹拌を続け、シリコーンゴム組成
物(3)を得た。この組成物の粘度及びチキソ性を測定
すると、BH型粘度計ローター7番・10rpmで3,
200ポイズ、BS型粘度計ローター7番・5rpmで
3,500ポイズ、チキソ性は0.75インチであっ
た。実施例1と同様にして得た1週間保存前後での硬化
物の比重を測定すると、保存前0.58、保存後0.5
5であった。
【0031】〔比較例1〕25℃での粘度が5,000
csである分子鎖両末端ビニル基含有ジメチルポリシロ
キサン100部、25℃での粘度が5,000csの側
鎖ビニル基含有ジメチルポリシロキサン(ビニル価0.
0007mol/g)20部、比重0.04、実施例1
と同様の平均粒径40μmの中空フィラー(エクスパン
セル社製、ExpancelDE)4部(組成物全体に
対して44容量%)をプラネタリーミキサーに入れ、3
0分撹拌を続けた後、上記式(a)で示されるメチルハ
イドロジェンポリシロキサン5.7部、反応制御剤とし
てエチニルシクロヘキサノール0.05部を添加し、1
5分撹拌を続け、シリコーンゴム組成物(4)を得た。
この組成物の粘度及びチキソ性を測定すると、BH型粘
度計ローター7番・10rpmで1,900ポイズ、2
0rpmで1,600ポイズ、チキソ性は1.48イン
チであった。実施例1と同様にして得た1週間保存前後
での硬化物の比重を測定すると、保存前0.51、保存
後0.29であった。
【0032】〔比較例2〕25℃での粘度が5,000
csである両末端ビニル基含有ジメチルポリシロキサン
100部、25℃での粘度が5,000csの側鎖ビニ
ル基含有ジメチルポリシロキサン(ビニル価0.000
7mol/g)20部、実施例3と同様の比重0.1
3、平均粒径100μmの炭酸カルシウムにより表面を
コーティングされた中空フィラー(松本油脂製薬社製、
マイクロスフィアーMFL−100CA)12部(組成
物全体に対して42容量%)をプラネタリーミキサーに
入れ、30分撹拌を続けた後、上記式(a)で示される
メチルハイドロジェンポリシロキサン5.7部、反応制
御剤としてエチニルシクロヘキサノール0.05部を添
加し、15分撹拌を続け、シリコーンゴム組成物(5)
を得た。この組成物の粘度及びチキソ性を測定すると、
BH型粘度計ローター7番・20rpmで900ポイ
ズ、10rpmで1,000ポイズ、チキソ性は1.7
2インチであった。実施例1と同様にして得た1週間保
存前後での硬化物の比重を測定すると、保存前0.6
5、保存後0.41であった。
【0033】〔実施例4〕信越化学工業製付加硬化型液
状シリコーンゴム材料KE1218A液(主剤)/B液
(硬化剤)各50部に、チキソ性付与剤として比表面積
が110m2/gである疎水化処理されたヒュームドシ
リカ(日本エアロジル社製、エアロジル200)7部、
比重0.04、平均粒径40μmの実施例1と同様の中
空フィラー(エクスパンセル社製、ExpancelD
E)3.5部(組成物全体に対して53容量%)、液状
チキソ性付与剤としてポリエチレングリコール1部を添
加し、15分撹拌を続け、シリコーンゴム組成物(6)
を得た。この組成物の粘度及びチキソ性を測定すると、
BH型粘度計ローター7番・20rpmで1,500ポ
イズ、10rpmで1,800ポイズ、チキソ性は0.
83インチであった。実施例1と同様に混合直後の比
重、及び直径110mm、高さ140mmの金属製丸缶
に同組成物500gを充填し、25℃で1週間放置後缶
上部の材料を硬化させたゴムの比重を測定すると、保存
前0.63、保存後0.61であった。
【0034】〔比較例3〕信越化学工業製付加硬化型液
状シリコーンゴム材料KE1218A液(主剤)/B液
(硬化剤)各50部に、比重0.04、平均粒径40μ
mの実施例1と同様の中空フィラー(エクスパンセル社
製、ExpancelDE)3.5部(組成物全体に対
して55容量%)を添加し、15分撹拌を続け、シリコ
ーンゴム組成物(7)を得た。この組成物の粘度及びチ
キソ性を測定すると、BH型粘度計ローター7番・20
rpmで800ポイズ、10rpmで900ポイズ、チ
キソ性は1.96インチであった。実施例1と同様に混
合直後の比重、及び直径110mm、高さ140mmの
金属製丸缶に同組成物500gを充填し、25℃で1週
間放置後缶上部の材料を硬化させたゴムの比重を測定す
ると、保存前0.58、保存後0.34であった。
【0035】〔実施例5〕25℃での粘度が5,000
csである両末端ビニル基含有ジメチルポリシロキサン
100部、25℃での粘度が5,000csの側鎖ビニ
ル基含有ジメチルポリシロキサン(ビニル価0.000
7mol/g)20部、チキソ性付与剤として比表面積
が110m2/gである疎水化処理されたヒュームドシ
リカ(日本エアロジル社製、R−972)7部、比重
0.30、平均粒径60μmのガラス中空フィラー(ガ
ラスバルーン;東海工業社製、セルスター)30部(組
成物全体に対して44容量%)をプラネタリーミキサー
に入れ、30分撹拌を続けた後、実施例1の式(a)で
示されるメチルハイドロジェンポリシロキサン5.7
部、反応制御剤としてエチニルシクロヘキサノール0.
05部、液状チキソ性付与剤としてポリエチレングリコ
ール1部を添加し、15分撹拌を続け、シリコーンゴム
組成物(8)を得た。この組成物の粘度及びチキソ性を
測定すると、BH型粘度計ローター7番・10rpmで
4,500ポイズ、チキソ性は0.52インチであっ
た。実施例1と同様にして得た1週間保存前後での硬化
物の比重を測定すると、保存前0.79、保存後0.7
7であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 83:05) B29K 83:00 (72)発明者 吉田 武男 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記平均組成式(1) R1 aSiO(4-a)/2 (1) (式中、R1は炭素数1〜10の置換又は非置換の一価炭化水素基である。また 、aは1.5〜2.8の範囲の正数である。) で示される1分子中に少なくとも平均2個のアルケニル基を有するオルガノポリ シロキサン 100重量部 (B)下記平均組成式(2) R2 bcSiO(4-b-c)/2 (2) (式中、R2は炭素数1〜10の置換又は非置換の一価炭化水素基である。また 、bは0.7〜2.1、cは0.001〜1.0で、かつb+cは0.8〜3. 0を満足する正数である。) で示される、1分子中に少なくとも2個のケイ素原子に結合した水素原子を有す るオルガノハイドロジェンポリシロキサン 0.1〜50重量部 (C)チキソ性付与剤 0.01〜30重量部 (D)付加反応触媒 触媒量 (E)比重が0.01〜0.40で平均粒径が300μm以下の微小中空フィラ ー 0.5〜30重量部 を含有してなることを特徴とするチキソ性を有する射出成形用シリコーンゴム組 成物。
  2. 【請求項2】 回転粘度計による測定値が、BH型粘度
    計ローター7番・20回転で500ポイズ以上であり、
    BS型粘度計ローター7番・5回転で24,000ポイ
    ズ以下である請求項1記載の射出成形用シリコーンゴム
    組成物。
  3. 【請求項3】 ボーイング・フロー・ジグ試験による1
    分後の垂れが1.2インチ以下のチキソ性を有する請求
    項1又は2記載の組成物。
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