JPH11265947A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH11265947A
JPH11265947A JP10066898A JP6689898A JPH11265947A JP H11265947 A JPH11265947 A JP H11265947A JP 10066898 A JP10066898 A JP 10066898A JP 6689898 A JP6689898 A JP 6689898A JP H11265947 A JPH11265947 A JP H11265947A
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diffusion region
insulating film
ion implantation
substrate
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JP10066898A
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Satoshi Takahashi
聡 高橋
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Fujitsu Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/30Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソースラインによりソース領域が接続された
NOR型フラッシュメモリにおいて、ショートチャネル
効果を回避しつつ微細化をすすめる。 【解決手段】 基板上にフローティング電極およびコン
トロール電極を含むゲート構造を形成した後、ソース領
域を構成する拡散領域を形成し、さらにフィールド酸化
膜中に前記ソース領域に接続し基板表面を露出する溝を
形成した後、前記溝中にイオン注入を行ってソースライ
ンを形成すると同時に、ドレイン領域にもイオン注入を
行ってドレイン領域に対応する拡散領域を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に半導体装置の
製造に関し、特にフラッシュメモリおよびその製造方法
に関する。フラッシュメモリはメモリセルトランジスタ
のゲートにフローティング電極を有し、情報をフローテ
ィング電極に電荷の形で蓄積する不揮発性の半導体装置
である。フラッシュメモリでは、メモリセルトランジス
タのドレイン端近傍に形成されるホットエレクトロンを
トンネル酸化膜を介して前記フローティング電極に注入
することにより情報の書き込みがなされ、また前記フロ
ーティング電極に蓄積した電荷を引き抜くことにより、
情報の消去がなされる。前記フローティング電極に注入
された電子は前記メモリセルトランジスタのチャネル領
域の導通を制御し、その結果メモリセルトランジスタの
導通を検出することにより、前記フローティング電極に
保持されている二値情報の内容が検出される。特にNO
R型のフラッシュメモリでは、フローティング電極に蓄
積された電荷をソース領域へ引き抜くことにより、情報
の一括消去がなされる。
【0002】
【従来の技術】図10(A)〜(D),図11(A)〜
(D),図12(A)〜(D),図13(A)〜
(D),図14(A)〜(D),図15(A)〜
(D),図16(A)〜(D),図17(A)〜(D)
および図18(A)〜(D)は、従来のNOR型フラッ
シュメモリの製造工程を示す。ただし、図10(A)〜
図18(A)は平面図を、図10(B)〜図18(B)
は線A−A’に沿った断面図を、図10(C)〜18
(C)は線B−B’に沿った断面図を、さらに図10
(D)〜18(D)は線C−C’に沿った断面図を示
す。
【0003】図10(A)〜(D)を参照するに、p型
Si基板11上にはパッド酸化膜12が熱酸化により1
5〜30nmの厚さに形成され、さらにその上にSiN
膜13が150〜200nmの厚さに形成されている。
前記SiN膜13は帯状の素子分離領域に対応してエッ
チング除去され、素子分離領域にはウェット酸化によ
り、帯状のフィールド酸化膜パターン14が形成されて
いる。
【0004】次に、前記SiN膜13およびパッド酸化
膜12は除去され、露出したSi基板11の表面にHC
l中における熱酸化により、フラッシュメモリのトンネ
ル酸化膜となるSiO2 膜12Aを形成した後、図11
(A)〜(D)の工程においてポリシリコン膜を堆積
し、これをパターニングして、一対の隣接したフィール
ド酸化膜パターン14の間において露出したトンネル酸
化膜12Aを覆う、前記帯状のフィールド酸化膜パター
ン14に対応した帯状の形状を有するポリシリコンパタ
ーン15を、フラッシュメモリのフローティング電極と
して形成する。
【0005】次に図12(A)〜(D)の工程におい
て、前記図11(A)〜(D)の構造上に、いわゆるO
NO構造を有し、厚さが7〜10nmの下側酸化膜と、
その上の厚さが10〜15nmのSiN膜と、さらにそ
の上の厚さが約3nmの上側酸化膜とよりなる層間絶縁
膜を堆積し、さらに前記層間絶縁膜上に、厚さが150
〜200nmの別のポリシリコン膜と厚さが150〜2
00nmのWSi膜とよりなる導体膜をさらに堆積し、
堆積された導体膜17およびその下の層間絶縁膜を、前
記層間絶縁膜の下の前記ポリシリコンパターン15と共
にパターニングして、前記フィールド酸化膜パターン1
4の延在方向に略直交する導体パターン17を、フラッ
シュメモリの制御電極として形成する。
【0006】図12(A)〜(D)の工程のパターニン
グの結果、図11(A)のフィールド酸化膜パターン1
4に平行に延在するポリシリコンパターン15は個々の
パターンに分割され、また前記層間絶縁膜は前記導体パ
ターン17の下を導体パターン17と平行に延在し、前
記分割されたポリシリコンパターンの上面および両端面
を覆う層間絶縁膜パターン16を形成する。図12
(A)〜(C)に示すように、前記導体パターン17は
前記複数のフィールド酸化膜パターン14を横断して延
在し、フラッシュメモリのワード線電極を形成する。ま
た、図12(B)および(D)よりわかるように、前記
フローティング電極パターン15はSi基板11からト
ンネル酸化膜12Aにより分離され、また制御電極パタ
ーン17から層間絶縁膜パターン16により分離されて
いる。
【0007】次に、図13(A)〜(D)の工程におい
て、一対の制御電極パターン17のそれぞれの外側半分
を覆うようにレジストパターン18を形成し、さらに前
記レジストパターン18および前記制御電極パターン1
7をマスクに、前記Si基板11中に前記トンネル酸化
膜12Aを介してP+ を、典型的には40〜60keV
の加速電圧と1014cm-2程度のドーズでイオン注入
し、さらに熱拡散を行うことにより、図14(A)〜
(D)の工程中、特に図14(D)に示すように、前記
Si基板11中、隣接する一対の制御電極パターン17
の間に、低濃度のn - 型ソース領域11Aを形成する。
図13(A)〜(D)の工程では、前記フラッシュメモ
リセルトランジスタのドレイン領域はレジストパターン
18で保護されているため、図14(A)〜(D)の工
程ではドレイン領域に対応した拡散領域は形成されな
い。
【0008】次に、図15(A)〜(D)の工程におい
て、前記基板11中に、前記制御電極パターン17を自
己整合マスクにAs+ のイオン注入を、前記トンネル酸
化膜12Aを介して典型的には40〜60keVの加速
電圧と1015cm-2程度のドーズで実行し、さらに熱拡
散工程を実行することにより、前記ドレイン領域に対応
してn+ 型の拡散領域11Bを形成する。その際、前記
As+ のイオン注入の結果、前記n- 型ソース領域11
Aの内側に別のn+ 型拡散領域11Cが形成される。前
記熱拡散工程の結果、前記n- 型ソース領域11A、お
よびn+ 型拡散領域11B,11Cは、図15(D)に
示すように、前記Si基板11中、フローティング電極
15直下の領域にまで拡大する。さらに、前記n+ 型拡
散領域11B,11Cの形成後、前記制御電極17に側
壁酸化膜19を形成する。
【0009】ただし、図15(A)〜(D)の工程で
は、前記ソース領域11Aあるいは11Cは、前記制御
電極パターン17の延在方向上で隣接するソース領域1
1Aあるいは11Cからフィールド酸化膜14により隔
てられており、NOR型フラッシュメモリに特徴的な連
続したソースラインはまだ形成されていない。そこで、
次に図16(A)〜(D)の工程において、図15
(A)〜(D)の構造上に図13(A)〜(D)の工程
で使ったのと同様なレジストパターン20を形成し、図
17(A)〜(D)の工程において、さらに前記レジス
トパターン20および制御電極パターン17の一部をマ
スクに前記層間絶縁膜14の露出部を選択的にドライエ
ッチングすることにより、図17(A)および17
(C)に示すように、拡散領域11Cが形成されたメモ
リセルトランジスタのソース領域を隣接するメモリセル
トランジスタのソース領域11Cに連続させる溝14A
を前記層間絶縁膜14中に形成する。その際、前記溝1
4Aは、Si基板11の表面を露出する。
【0010】さらに、図18(A)〜(D)の工程にお
いて、前記溝14Aにより露出されたSi基板11の表
面部分に、前記制御電極パターン17を自己整合マスク
にAs+ のイオン注入を、典型的には40〜60keV
の加速電圧と約1015cm-2のドーズで実行し、隣接す
るメモリセルトランジスタのn+ 型拡散領域11Cを前
記制御電極パターン17の延在方向に接続するn+ 型の
拡散領域11Dを、基板11中に、ソースラインとして
形成する。
【0011】さらに図19(A)に示すように図18
(A)〜(D)の構造を層間絶縁膜21で覆い、さらに
前記層間絶縁膜21中に前記ドレイン拡散領域11Bを
露出するコンタクトホール21Aを形成し、さらに前記
コンタクトホール21Aを埋めるようにビット線BLを
構成するAlパターン22を、前記制御電極17の延在
方向に略直交するように形成し、さらに前記Alパター
ン22を別の層間絶縁膜23により覆う。かかる構成に
より、図19(B)に示すような、n- 型ソース領域1
1Aがn+ 型拡散領域11Cおよびソースライン11D
を介して消去電源に接続された構成のフラッシュメモリ
が形成される。ただし、前記制御電極17はワード線W
Lを形成する。
【0012】かかる構成のフラッシュメモリでは、先に
も説明したように、前記n+ 型拡散領域11CがSi基
板11中をフローティング電極パターン15直下の領域
にまで延在するため、情報の消去の際、前記フローティ
ング電極パターン15から前記n+ 型拡散領域11Cへ
の電子のトンネル酸化膜12Aを通過するトンネリング
による引き抜きが確実に行われる。また、前記拡散領域
11Aは低濃度のn-型拡散領域であるため、基板11
とN+ 型拡散領域11Cとの間の電界を弱め、このため
電子の引き抜きが過剰に生じて前記消去の際に拡散領域
11Cからフローティング電極パターン15にホールが
注入されてしまう問題を回避することができる。また、
前記ドレイン領域11Bはn+ 型にドープされているた
め、前記ドレイン領域11B近傍におけるホットエレク
トロンの形成が効率的に生じ、情報の書き込み時に電子
をフローティング電極パターン15に効率的に注入する
ことが可能になる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】一方、前記従来のNO
R型フラッシュメモリでは、イオン注入工程が、図13
(A)〜(D)の工程と図15(A)〜(D)の工程、
さらに図18(A)〜(D)の工程の計3回にわたって
行われるため、前記拡散領域11Aは前記フローティン
グ電極パターン15直下に形成されるチャネル領域の半
分を超えて拡大する可能性がある。また、前記拡散領域
11Bも、図15(A)〜(D)の工程と図18(D)
〜(D)の工程の計2回にわたってイオン注入および熱
拡散工程を受けるため、前記フローティング電極パター
ン15直下の領域深く侵入する傾向がある。
【0014】このため、前記従来のNOR型フラッシュ
メモリでは、特に微細化が進んだ場合、ゲート長が設計
値を超えて非常に短くなってしまい、メモリセルトラン
ジスタにショートチャネル効果が生じてしまうおそれが
ある。そこで、本発明は上記の課題を解決した、新規で
有用な半導体装置およびその製造方法を提供することを
概括的課題とする 本発明のより具体的な課題は、フローティング電極を有
し、ソース拡散領域がソースラインを構成する拡散領域
に接続された構成の半導体装置において、フローティン
グ電極から前記ソース拡散領域へのトンネル絶縁膜を介
した電子の引き抜きを安定して行うことができ、ドレイ
ン拡散領域に十分な不純物濃度を確保することにより、
フローティング電極へのホットエレクトロンの注入を効
率的に行うことができ、しかもドレイン拡散領域のチャ
ネル領域への侵入を抑制した半導体装置およびその製造
方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題
を、請求項1に記載したように、フィールド絶縁膜を形
成された基板と、前記基板上、前記フィールド絶縁膜に
より画成された活性領域上に形成された、トンネル絶縁
膜と、前記トンネル絶縁膜上に形成されたフローティン
グ電極と、前記フローティング電極上に形成された層間
絶縁膜と、前記層間絶縁膜上に形成された制御電極とよ
りなるゲート構造とを備えた半導体装置の製造方法にお
いて、前記活性領域中、前記ゲート構造の一の側に第1
のイオン注入工程を行い、第1の拡散領域を形成する工
程と、前記第1の拡散領域を形成する工程の後、前記フ
ィールド絶縁膜のうち、前記第1の拡散領域に隣接する
部分を除去し、前記活性領域外において前記基板表面を
露出する工程と、前記活性領域中、前記ゲート構造の他
の側に第2のイオン注入工程を行い、第2の拡散領域を
形成する工程と、前記露出した基板表面に第3のイオン
注入を行い、前記第1の拡散領域に隣接して第3の拡散
領域を形成する工程とよりなり、前記第2のイオン注入
工程と前記第3のイオン注入工程とは、同時に実行され
ることを特徴とする半導体装置の製造方法により、また
は請求項2に記載したように、前記第1のイオン注入工
程と前記第2のイオン注入工程とは、同一の導電型を有
する互いに異なった不純物元素によりそれぞれ実行され
ることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方
法により、または請求項3に記載したように、前記第2
のイオン注入工程と前記第3のイオン注入工程とは、同
一の不純物元素により実行されることを特徴とする請求
項1または2記載の半導体装置の製造方法により、また
は請求項4に記載したように、さらに、前記第1のイオ
ン注入工程の後、前記第1の拡散領域に、第4のイオン
注入工程を行うことを特徴とする請求項2または3記載
の半導体装置の製造方法により、または請求項5に記載
したように、前記第4のイオン注入工程は、前記第1の
イオン注入工程での不純物元素とは異なった不純物元素
により実行されることを特徴とする請求項4記載の半導
体装置の製造方法により、または請求項6に記載したよ
うに、前記第1のイオン注入工程と前記第4のイオン注
入工程とは、連続して実行されることを特徴とする請求
項4または5記載の半導体装置の製造方法により、また
は請求項7に記載したように、前記第1のイオン注入工
程は、前記基板表面のうち、前記第2の拡散領域が形成
される部分をレジストパターンにより保護して実行され
ることを特徴とする請求項1〜6のうち、いずれか一項
記載の半導体装置の製造方法により、または請求項8に
記載したように、前記活性領域外において前記基板表面
を露出する工程は、前記活性領域のうち前記第2の拡散
領域が形成される部分、および前記フィールド酸化膜の
うち、前記第2の拡散領域が形成される部分に隣接する
部分をレジストパターンにより保護し、絶縁膜に選択的
に作用するドライエッチングを行うことにより実行され
ることを特徴とする請求項1〜7のうち、いずれか一項
記載の半導体装置の製造方法により、または請求項9に
記載したように、さらに、前記第1のイオン注入工程の
後、前記活性領域外において前記基板表面を露出する工
程よりも前に、前記ゲート構造の対向する一対の側壁面
上に側壁絶縁膜を形成することを特徴とする請求項1〜
7のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法に
より、または請求項10に記載したように、基板と、前
記基板上に形成され、活性領域を画成するフィールド絶
縁膜と、前記活性領域上に形成され、トンネル絶縁膜
と、前記トンネル絶縁膜上に形成されたフローティング
電極と、前記フローティング電極上に形成された層間絶
縁膜と、前記層間絶縁膜上に形成された制御電極とより
なり、第1の側の側壁面上に第1の側壁絶縁膜を、また
第2の反対側の側壁面上に第2の側壁絶縁膜を担持する
ゲート電極構造と、前記活性領域中、前記ゲート電極構
造の前記第1の側に形成され、内側の高濃度領域と前記
高濃度領域を囲む外側の低濃度領域とよりなる第1の拡
散領域と、前記活性領域中、前記ゲート電極構造の前記
第2の側に形成され、前記第1の拡散領域と同一の導電
型を有する第2の拡散領域と、前記フィールド絶縁膜中
に、前記第1の拡散領域の高濃度領域に隣接して形成さ
れ、前記基板表面を露出する溝と、前記溝により露出さ
れた基板表面に、前記第1の拡散領域中の高濃度領域に
連続して形成され、前記第1および第2の拡散領域と同
一の導電型を有する第3の拡散領域とを備えた半導体装
置において、前記第2の拡散領域と前記第3の拡散領域
とは同一の導電型を有し、同一の不純物元素を同一の濃
度含むことを特徴とする半導体装置により、または請求
項11に記載したように、前記第2の拡散領域の先端
は、前記第2の側壁絶縁膜と前記第2の側壁面との間に
位置することを特徴とする請求項10記載の半導体装置
により、解決する。 [作用]本発明によれば、NOR型フラッシュメモリの
メモリセルトランジスタを始めとする、基板中において
ソース領域を構成する第1の拡散領域を、同じ基板中に
形成され前記ソースラインを構成する第3の拡散領域に
接続した半導体装置において、ドレイン領域を構成する
第2の拡散領域が、前記第1の拡散領域が形成された
後、第3の拡散領域と同時に形成されるため、従来の製
造工程におけるように、先に形成されたドレイン領域
が、後でソースラインを形成する際に余計な処理を受け
る問題が生じない。このため、ゲート電極構造直下のチ
ャネル領域へのドレイン領域からの不純物元素の熱拡散
による侵入が抑制され、半導体装置が非常に微細化され
た半導体装置であっても、ショートチャネル効果の発生
が抑止できる。また、前記ドレイン領域とソースライン
とは同時に、自己整合的に形成されるため、工程が簡単
である。
【0016】
【発明の実施の形態】図1(A)〜(D),図2(A)
〜(D),図3(A)〜(D),図4(A)〜(D),
図5(A)〜(D),図6(A)〜(D),図7(A)
〜(D),図8(A)〜(D)および図9(A)〜
(D)は、本発明の第1実施例によるNOR型フラッシ
ュメモリの製造工程を示す。ただし、図1(A)〜図9
(A)は平面図を、図1(B)〜図9(B)は線A−
A’に沿った断面図を、図1(C)〜9(C)は線B−
B’に沿った断面図を、さらに図1(D)〜9(D)は
線C−C’に沿った断面図を示す。
【0017】図1(A)〜(D)を参照するに、p型S
i基板31上にはパッド酸化膜32が熱酸化により15
〜30nmの厚さに形成され、さらにその上にSiN膜
33が150〜200nmの厚さに形成されている。前
記SiN膜33は帯状の素子分離領域に対応してエッチ
ング除去され、素子分離領域にはウェット酸化により、
帯状のフィールド酸化膜パターン34が形成されてい
る。
【0018】次に、前記SiN膜33およびパッド酸化
膜32は除去され、露出したSi基板31の表面にHC
l中における熱酸化により、フラッシュメモリのトンネ
ル酸化膜となるSiO2 膜32Aを形成した後、図2
(A)〜(D)の工程においてポリシリコン膜を堆積
し、これをパターニングして、一対の隣接したフィール
ド酸化膜パターン34の間において露出したトンネル酸
化膜32Aを覆う、前記帯状のフィールド酸化膜パター
ン34に対応した帯状の形状を有するポリシリコンパタ
ーン35を、フラッシュメモリのフローティング電極と
して形成する。
【0019】次に図3(A)〜(D)の工程において、
前記図2(A)〜(D)の構造上に、いわゆるONO構
造を有し、厚さが7〜10nmの下側酸化膜と、その上
の厚さが10〜15nmのSiN膜と、さらにその上の
厚さが約3nmの上側酸化膜とよりなる層間絶縁膜を堆
積し、さらに前記層間絶縁膜上に、厚さが約150〜2
00nmの別のポリシリコン膜と厚さが150〜200
nmのWSi膜とよりなる導体膜をさらに堆積し、堆積
された導体膜37およびその下の層間絶縁膜を、前記層
間絶縁膜の下の前記ポリシリコンパターン35と共にパ
ターニングして、前記フィールド酸化膜パターン34の
延在方向に略直交する導体パターン37を、フラッシュ
メモリの制御電極として形成する。
【0020】図3(A)〜(D)の工程のパターニング
の結果、図2(A)のフィールド酸化膜パターン34に
平行に延在するポリシリコンパターン35は個々のパタ
ーンに分割され、また前記層間絶縁膜は前記導体パター
ン37の下を導体パターン37と平行に延在し、前記分
割されたポリシリコンパターンの上面および両端面を覆
う層間絶縁膜パターン36を形成する。図3(A)〜
(C)に示すように、前記導体パターン37は前記複数
のフィールド酸化膜パターン34を横断して延在し、フ
ラッシュメモリのワード線電極を形成する。また、図3
(B)および(D)よりわかるように、前記フローティ
ング電極パターン35はSi基板31からトンネル酸化
膜32Aにより分離され、また制御電極パターン37か
ら層間絶縁膜パターン36により分離されている。
【0021】次に、図4(A)〜(D)の工程におい
て、一対の制御電極パターン37のそれぞれの外側半分
を覆うようにレジストパターン38を形成し、さらに前
記レジストパターン38および前記制御電極パターン3
7をマスクに、前記Si基板31中に前記トンネル酸化
膜32Aを介してP+ を、典型的には40〜60keV
の加速電圧と1015cm-2程度のドーズでイオン注入
し、さらに約900°Cで熱拡散を行うことにより、図
5(A)〜(D)の工程中、特に図5(D)に示すよう
に、前記Si基板31中、隣接する一対の制御電極パタ
ーン37の間に、低濃度のn- 型ソース領域31Aを形
成する。図4(A)〜(D)の工程では、前記フラッシ
ュメモリセルトランジスタのドレイン領域はレジストパ
ターン38で保護されているため、図5(A)〜(D)
の工程ではドレイン領域に対応した拡散領域は形成され
ない。
【0022】さらに、図4(A)〜(D)および図5
(A)〜(D)の工程では、前記P+のイオン注入工程
に引き続き、As+ のイオン注入を40〜60keVの
加速電圧と約1014cm-2のドーズ量で行い、約900
°Cで熱拡散を行うことにより、前記図5(A)〜
(D)の工程中、特に図5(D)に示すように前記Si
基板31中に、前記ソース領域31Aに重畳してn+
の拡散領域31Cを形成する。前記拡散領域31Cを形
成する熱拡散工程に伴い、先に形成されたn- 型の拡散
領域31Aおよびn+ 型の拡散領域31Cは拡大し、フ
ローティング電極35直下のチャネル領域中にまで侵入
する。
【0023】次に、図6(A)〜(D)の工程において
前記制御電極37に側壁酸化膜39を形成し、次に図7
(A)〜(D)の工程において、図6(A)〜(D)の
構造上に図4(A)〜(D)の工程で使ったのと同様な
レジストパターン40を形成する。さらに図8(A)〜
(D)の工程において、前記レジストパターン40およ
び制御電極パターン37の一部をマスクに前記層間絶縁
膜34の露出部を選択的にドライエッチングすることに
より、図8(A)および8(C)に示すように、拡散領
域31Cが形成されたメモリセルトランジスタのソース
領域を隣接するメモリセルトランジスタのソース領域3
1Cに連続させる溝34Aを前記層間絶縁膜34中に形
成する。その際、前記溝34Aは、Si基板31の表面
を露出する。ドライエッチングは例えばCHF3 等を使
って行われ、Si基板31の表面が露出した時点で自動
的に停止する。
【0024】さらに、図9(A)〜(D)の工程におい
て、前記溝34Aにより露出されたSi基板31の表面
部分に前記制御電極パターン37を自己整合マスクにA
+のイオン注入を、典型的には40〜60keVの加
速電圧と約1014cm-2のドーズで実行し、さらに約9
00°Cで熱拡散を行うことにより、隣接するメモリセ
ルトランジスタのn+ 型拡散領域31Cを前記制御電極
パターン37の延在方向に接続するn+ 型の拡散領域3
1Dを基板31中に、ソースラインとして形成する。本
実施例では、同時に、前記Si基板31中、前記制御電
極37の他の側に、ドレイン領域に対応してn+ 型の拡
散領域31Bを形成する。拡散領域31Bと31Dと同
時にAsのドーピングにより形成されるため、Asを実
質的に同一の濃度含有する。
【0025】図9(A)〜(D)の工程では、前記As
+ のドーピングは先にAs+ のドーピングにより形成さ
れたソース領域の高濃度領域31Cにもなされ、その結
果、前記高濃度領域31C中のAsの濃度は前記ドレイ
ン領域31Bあるいはソースライン31DにおけるAs
の濃度よりも一般に高くなる。さらに、先に図19
(A)で説明したように、図9(A)〜(D)の構造を
層間絶縁膜21で覆い、さらに前記層間絶縁膜21中に
前記ドレイン拡散領域を露出するコンタクトホール21
Aを形成し、さらに前記コンタクトホール21Aを埋め
るようにビット線BLを構成するAlパターン22を、
前記制御電極17の延在方向に略直交するように形成
し、さらに前記Alパターン22を別の層間絶縁膜23
により覆う。かかる構成により、図19(B)に示すよ
うな、n- 型ソース領域11Aがn+ 型拡散領域11C
およびソースライン11Dを介して消去電源に接続され
た構成のフラッシュメモリが形成される。ただし、前記
制御電極17はワード線WLを形成する。
【0026】本実施例によるフラッシュメモリでは、先
にも説明したように、前記n- 型拡散領域31Aおよび
前記n+ 型拡散領域31CがSi基板31中をフローテ
ィング電極パターン35直下の領域にまで延在するた
め、情報の消去の際、前記フローティング電極パターン
35から前記n+ 型拡散領域31Cへの電子のトンネル
酸化膜32Aを通過するトンネリングによる引き抜きが
確実に行われる。また、前記拡散領域31Aが低濃度の
- 型拡散領域であるため、基板31と前記n+型拡散
領域31Cの間の電界が弱められ、電子の引き抜きが過
剰に生じて前記消去の際に拡散領域31Cからフローテ
ィング電極パターン35にホールが注入されてしまう問
題を回避することができる。また、前記ドレイン領域3
1Bはn+型にドープされているため、前記ドレイン領
域31B近傍におけるホットエレクトロンの形成が効率
的に生じ、情報の書き込み時に電子をフローティング電
極パターン35に効率的に注入することが可能になる。
【0027】さらに、本発明の特徴によれば、前記ドレ
イン領域31Bを形成する工程がソースラインを形成す
る工程と同時になされるため、ドレイン領域31Bが形
成された後でさらに不純物元素の熱拡散工程が行われる
ことはなく、従ってドレイン領域31Bがフローティン
グ電極パターン35直下のチャネル領域に侵入すること
がなく、あるいは侵入してもその侵入長が減少し、ドレ
イン領域31Bの先端は、図9(D)よりわかるよう
に、ドレイン領域側の側壁酸化膜39と前記側壁酸化膜
39を担持する側壁面との間に位置する。このため、フ
ラッシュメモリを非常に微細化しても、ゲート長がドレ
イン領域からの不純物元素の拡散により過剰に狭められ
ることがなくなり、ショートチャネル効果の発生が効果
的に抑止される。
【0028】以上、本発明を好ましい実施例について説
明したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨内
において、様々な変形・変更が可能である。
【0029】
【発明の効果】請求項1〜11記載の本発明の特徴によ
れば、基板中においてソース領域を構成する第1の拡散
領域を、同じ基板中に形成され前記ソースラインを構成
する第3の拡散領域に接続した構成の半導体装置におい
て、ドレイン領域を構成する第2の拡散領域が、前記第
1の拡散領域が形成された後、第3の拡散領域と同時に
形成されるため、従来の製造工程におけるように、先に
形成されたドレイン領域が、後でソースラインを形成す
る際に余計な処理を受ける問題が生じない。このため、
チャネル領域へのドレイン領域からの不純物元素の熱拡
散による侵入が抑制され、半導体装置が非常に微細化さ
れた半導体装置であっても、ショートチャネル効果の発
生が抑止できる。また、前記ドレイン領域とソースライ
ンとは同時に、自己整合的に形成されるため、工程が簡
単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(D)は、本発明の一実施例によるフ
ラッシュメモリの製造工程を示す図(その1)である。
【図2】(A)〜(D)は、本発明の一実施例によるフ
ラッシュメモリの製造工程を示す図(その2)である。
【図3】(A)〜(D)は、本発明の一実施例によるフ
ラッシュメモリの製造工程を示す図(その3)である。
【図4】(A)〜(D)は、本発明の一実施例によるフ
ラッシュメモリの製造工程を示す図(その4)である。
【図5】(A)〜(D)は、本発明の一実施例によるフ
ラッシュメモリの製造工程を示す図(その5)である。
【図6】(A)〜(D)は、本発明の一実施例によるフ
ラッシュメモリの製造工程を示す図(その6)である。
【図7】(A)〜(D)は、本発明の一実施例によるフ
ラッシュメモリの製造工程を示す図(その7)である。
【図8】(A)〜(D)は、本発明の一実施例によるフ
ラッシュメモリの製造工程を示す図(その8)である。
【図9】(A)〜(D)は、本発明の一実施例によるフ
ラッシュメモリの製造工程を示す図(その9)である。
【図10】(A)〜(D)は、従来のフラッシュメモリ
の製造工程を示す図(その1)である。
【図11】(A)〜(D)は、従来のフラッシュメモリ
の製造工程を示す図(その2)である。
【図12】(A)〜(D)は、従来のフラッシュメモリ
の製造工程を示す図(その3)である。
【図13】(A)〜(D)は、従来のフラッシュメモリ
の製造工程を示す図(その4)である。
【図14】(A)〜(D)は、従来のフラッシュメモリ
の製造工程を示す図(その5)である。
【図15】(A)〜(D)は、従来のフラッシュメモリ
の製造工程を示す図(その6)である。
【図16】(A)〜(D)は、従来のフラッシュメモリ
の製造工程を示す図(その7)である。
【図17】(A)〜(D)は、従来のフラッシュメモリ
の製造工程を示す図(その8)である。
【図18】(A)〜(D)は、従来のフラッシュメモリ
の製造工程を示す図(その9)である。
【図19】(A),(B)は従来のフラッシュメモリの
構成および等価回路を示す図である。
【符号の説明】
11,31 基板 11A,31A 低濃度ソース拡散領域 11B,31B ドレイン拡散領域 11C,31C 高濃度ソース拡散領域 11D,31D ソースライン拡散領域 12,32 パッド酸化膜 12A,32A トンネル酸化膜 13,33 SiN膜 14,34 フィールド酸化膜 15,35 フローティング電極パターン 16,21,23,36 層間絶縁膜 17,37 制御電極パターン 18,20,38,40 レジストパターン 19,39 側壁酸化膜 22 ビット線パターン

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィールド絶縁膜を形成された基板と、
    前記基板上、前記フィールド絶縁膜により画成された活
    性領域上に形成された、トンネル絶縁膜と、前記トンネ
    ル絶縁膜上に形成されたフローティング電極と、前記フ
    ローティング電極上に形成された層間絶縁膜と、前記層
    間絶縁膜上に形成された制御電極とよりなるゲート構造
    とを備えた半導体装置の製造方法において、 前記活性領域中、前記ゲート構造の一の側に第1のイオ
    ン注入工程を行い、第1の拡散領域を形成する工程と、 前記第1の拡散領域を形成する工程の後、前記フィール
    ド絶縁膜のうち、前記第1の拡散領域に隣接する部分を
    除去し、前記活性領域外において前記基板表面を露出す
    る工程と、 前記活性領域中、前記ゲート構造の他の側に第2のイオ
    ン注入工程を行い、第2の拡散領域を形成する工程と、 前記露出した基板表面に第3のイオン注入を行い、前記
    第1の拡散領域に隣接して第3の拡散領域を形成する工
    程とよりなり、 前記第2のイオン注入工程と前記第3のイオン注入工程
    とは、同時に実行されることを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のイオン注入工程と前記第2の
    イオン注入工程とは、同一の導電型を有する互いに異な
    った不純物元素によりそれぞれ実行されることを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2のイオン注入工程と前記第3の
    イオン注入工程とは、同一の不純物元素により実行され
    ることを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 さらに、前記第1のイオン注入工程の
    後、前記第1の拡散領域に、第4のイオン注入工程を行
    うことを特徴とする請求項2または3記載の半導体装置
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第4のイオン注入工程は、前記第1
    のイオン注入工程での不純物元素とは異なった不純物元
    素により実行されることを特徴とする請求項4記載の半
    導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1のイオン注入工程と前記第4の
    イオン注入工程とは、連続して実行されることを特徴と
    する請求項4または5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第1のイオン注入工程は、前記基板
    表面のうち、前記第2の拡散領域が形成される部分をレ
    ジストパターンにより保護して実行されることを特徴と
    する請求項1〜6のうち、いずれか一項記載の半導体装
    置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記活性領域外において前記基板表面を
    露出する工程は、前記活性領域のうち前記第2の拡散領
    域が形成される部分、および前記フィールド酸化膜のう
    ち、前記第2の拡散領域が形成される部分に隣接する部
    分をレジストパターンにより保護し、絶縁膜に選択的に
    作用するドライエッチングを行うことにより実行される
    ことを特徴とする請求項1〜7のうち、いずれか一項記
    載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 さらに、前記第1のイオン注入工程の
    後、前記活性領域外において前記基板表面を露出する工
    程よりも前に、前記ゲート構造の対向する一対の側壁面
    上に側壁絶縁膜を形成することを特徴とする請求項1〜
    7のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 基板と、 前記基板上に形成され、活性領域を画成するフィールド
    絶縁膜と、 前記活性領域上に形成され、トンネル絶縁膜と、前記ト
    ンネル絶縁膜上に形成されたフローティング電極と、前
    記フローティング電極上に形成された層間絶縁膜と、前
    記層間絶縁膜上に形成された制御電極とよりなり、第1
    の側の側壁面上に第1の側壁絶縁膜を、また第2の反対
    側の側壁面上に第2の側壁絶縁膜を担持するゲート電極
    構造と、 前記活性領域中、前記ゲート電極構造の前記第1の側に
    形成され、内側の高濃度領域と前記高濃度領域を囲む外
    側の低濃度領域とよりなる第1の拡散領域と、 前記活性領域中、前記ゲート電極構造の前記第2の側に
    形成され、前記第1の拡散領域と同一の導電型を有する
    第2の拡散領域と、 前記フィールド絶縁膜中に、前記第1の拡散領域の高濃
    度領域に隣接して形成され、前記基板表面を露出する溝
    と、 前記溝により露出された基板表面に、前記第1の拡散領
    域中の高濃度領域に連続して形成され、前記第1および
    第2の拡散領域と同一の導電型を有する第3の拡散領域
    とを備えた半導体装置において、 前記第2の拡散領域と前記第3の拡散領域とは同一の導
    電型を有し、同一の不純物元素を同一の濃度含むことを
    特徴とする半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の拡散領域の先端は、前記第
    2の側壁絶縁膜と前記第2の側壁面との間に位置するこ
    とを特徴とする請求項10記載の半導体装置。
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