JPH11263028A - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法

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JPH11263028A
JPH11263028A JP10085070A JP8507098A JPH11263028A JP H11263028 A JPH11263028 A JP H11263028A JP 10085070 A JP10085070 A JP 10085070A JP 8507098 A JP8507098 A JP 8507098A JP H11263028 A JPH11263028 A JP H11263028A
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JP
Japan
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ink
jet recording
flow path
pressure
nozzle
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JP10085070A
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English (en)
Inventor
Kuniaki Kokai
晋明 湖海
Koichi Tanaka
浩一 田中
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Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Preventing or detecting of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/1652Cleaning of print head nozzles by driving a fluid through the nozzles to the outside thereof, e.g. by applying pressure to the inside or vacuum at the outside of the print head
    • B41J2/16532Cleaning of print head nozzles by driving a fluid through the nozzles to the outside thereof, e.g. by applying pressure to the inside or vacuum at the outside of the print head by applying vacuum only

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット記録装置の吐出不良を改善す
る。 【解決手段】 記録ヘッド1は、インク流路5、インク
供給部7を介してインクタンク6に接続されている。ま
た、インク供給部7とインク流路5とは、メッシュ状の
フィルタ8を介して接続されている。吐出回復部12
は、インク流路5内の圧力を、最初、フィルタ8からイ
ンクが流れ出るときの最小圧であり、且つ、インクタン
ク6内のインク供給が途切れる程度に小さいインク流速
とならないような圧力にし、次に、インク流路5内にお
いて、インク中の溶存気体のキャビテーションによる気
泡が発生する程度の圧力の手前にまで大きくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置およびインクジェット記録方法、並びに記録媒体
に関し、特に、インクジェット記録ヘッドの吐出不良状
態を回復させる機能を有するインクジェット記録装置お
よびインクジェット記録方法、並びに記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、コンピュー
タからの入力信号により、プリントヘッドのノズルから
インクを吐出し、媒体上に文字や画像を記録するもので
ある。インクジェット記録装置には、主に、記録ヘッド
部と、交換可能なインクを収容しているインクタンクが
着脱可能に構成され、インクタンクのインクが無くなる
と、インクタンクのみを交換し、記録ヘッド部はそのま
ま使用するタイプのものと、記録ヘッド部とインクタン
クが一体に構成され、インクタンクのインクが無くなる
と、記録ヘッドとインクタンクを一緒に交換可能なタイ
プのものがある。
【0003】この中で、インクタンクのみを交換するタ
イプでは、インクタンクの交換時に、インク供給部が空
気にさらされてしまうために、インク供給部に気泡や塵
が混入し、インクの流路を塞いでしまい、インクの不吐
出が発生したりしていた。そのため、従来は、インク流
路内にフィルタを設けたり、吐出回復手段を用いてイン
クを加圧あるいは吸引することにより、インク気泡をノ
ズル先端から排出し、インクの不吐出を抑制していた。
【0004】従来、この吐出回復手段の吸引シーケンス
は、図5に示すように吸引圧力を一気に圧力P1まで上
げ、その後徐々に下げていく設定になっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の吐
出回復手段の吸引シーケンスは、図5に示すように、吸
引圧力を一気に圧力P1にするため、インク供給部のフ
ィルタ前後でのインクの流速はかなり速くなり、フィル
タ上にある空気は、インクと混じり合い、フィルタ直後
の流路内に気泡として発生する。また、流速が速いため
に、フィルタ直後のインク流路内に泡立ちを生じ、さら
なる気泡の発生を誘発する恐れがある。そのため、この
気泡をインク流路内から除去するために、何度も吸引動
作を行い、インクを無駄に消費する場合がある課題があ
った。
【0006】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、インクを無駄に消費することなく、イン
クの不吐出を無くし、印字品質の信頼性を向上させるよ
うにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のインク
ジェット記録装置は、インクを吐出するためのノズル
と、ノズルに連通するインク流路と、インク流路にイン
クを供給するインク供給部と、インク供給部と着脱可能
に設けられ、インクを貯蔵するインクタンクと、ノズル
とインク流路とインク供給部が一体に構成されたインク
ジェット記録ヘッドと、インクジェット記録ヘッドの吐
出不良状態を回復させる為の吐出回復手段とを有するイ
ンクジェット記録装置において、吐出回復手段は、イン
クを吸引するときの吸引圧力に強弱を付け、複数回の吸
引動作を行うことを特徴とする。請求項2に記載のイン
クジェット記録装置は、インクを吐出するためのノズル
と、ノズルに連通するインク流路と、インク流路にイン
クを供給するインク供給部と、インク供給部と着脱可能
に設けられ、インクを貯蔵するインクタンクと、ノズル
とインク流路とインク供給部が一体に構成されたインク
ジェット記録ヘッドと、インクジェット記録ヘッドの吐
出不良状態を回復させる為の吐出回復手段とを有するイ
ンクジェット記録装置において、インク供給部とインク
流路は、フィルタを介して接続され、吐出回復手段は、
インクを吸引するときの吸引圧力に強弱を付け、複数回
の吸引動作を行うことを特徴とする。また、吐出回復手
段は、吸引圧力の強弱を、弱い圧力から強い圧力に階段
状に複数回だけ変化させるようにすることができる。ま
た、吐出回復手段は、吸引圧力の強弱を、弱い圧力、強
い圧力の順で複数回繰り返し変化させるようにすること
ができる。また、吐出回復手段は、吸引圧力の弱い圧力
を、フィルタからインクが流れ出る最低の圧力に設定す
るようにすることができる。また、吐出回復手段は、吸
引圧力の強い圧力を、インク流路内にキャビテーション
を発生させない程度の圧力に設定するようにすることが
できる。また、吐出回復手段は、吸引圧力をピストン方
式で発生させるようにすることができる。また、吐出回
復手段は、吸引圧力をローラポンプ方式で発生させるよ
うにすることができる。請求項9に記載のインクジェッ
ト記録方法は、インクを吐出するためのノズルと、ノズ
ルに連通するインク流路と、インク流路にインクを供給
するインク供給部と、インク供給部と着脱可能に設けら
れ、インクを貯蔵するインクタンクと、ノズルとインク
流路とインク供給部が一体に構成されたインクジェット
記録ヘッドと、インクジェット記録ヘッドの吐出不良状
態を回復させる為の吐出回復手段とを有するインクジェ
ット記録装置におけるインクジェット記録方法であっ
て、吐出回復手段がインクを吸引するときの吸引圧力に
強弱を付け、複数回の吸引動作を行わせることを特徴と
する。請求項10に記載の記録媒体は、請求項9に記載
のインクジェット記録方法を実現可能なプログラムが記
録されていることを特徴とする。本発明に係るインクジ
ェット記録装置およびインクジェット記録方法、並びに
記録媒体においては、吐出回復手段は、インクを吸引す
るときの吸引圧力に強弱を付け、且つ、複数回の吸引動
作を行わせる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態の構
成例について、以下の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明のインクジェット記録装置のインク供給
部7の構成例を示す図である。図2は、本発明のインク
ジェット記録装置の吐出回復部の吸引のシーケンス図で
ある。図3は、本発明のインクジェット記録装置の記録
ヘッド周りのレイアウト図である。図4は、図3のA−
A矢視図である。
【0009】図1に示すように、インクタンク6にイン
ク供給部7が接続され、インク供給部7とインク流路5
とはフィルタ8を介して接続されている。インク流路5
の端部にはノズル2乃至4が設けられ、インクタンク6
より、インク供給部7、インク流路5を介して供給され
たインクが吐出されるようになされている。
【0010】また、図3及び図4に示すように、本実施
の形態は、インクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッ
ドと称する)1を載せたキャリア9を有し、キャリア9
はガイドシャフト10の軸上を左右(図3中の矢印方
向)に往復動作するようになされている。記録ヘッド1
から吐出するインクを転写する記録媒体11は、図示し
ないフィードローラにより、図3中の矢印方向に一定の
間隔で搬送されるようになされている。
【0011】記録ヘッド1は、インクを吐出するシアン
ノズル2、マゼンタノズル3、イエロノズル4、および
各ノズルにインクを供給するインク流路5より構成さ
れ、図示せぬ圧電素子により駆動されるようになされて
いる。また、記録ヘッド1は、キャリア9の内側のイン
クタンク6からインクを供給するインク供給部7を介し
て、3色一体型のインクタンク6と連結している。ま
た、インク供給部7とインク流路5は、メッシュ状のフ
ィルタ8を介して連結している。
【0012】吐出回復部12は、例えば、ピストン方式
でインクの吸引をおこなうようになされている。
【0013】次にその動作について説明する。キャリア
9は、図示しないモータにより、ガイドシャフト10に
沿って左右方向(図3の矢印方向)に移動する。また、
記録媒体11は、図示しない紙送りモータにより図3の
矢印方向に搬送される。そして、パソコンから供給され
る所定の画像に対応する信号に応じて、キャリア9に搭
載した記録ヘッド1に設けられたシアンノズル2、マゼ
ンタノズル3、イエロノズル4から、その画像を構成す
る色に対応して各色のインクがそれぞれ吐出され、記録
媒体11に画像が形成される。
【0014】例えば、気泡を各色のノズル2,3,4の
面から巻き込み、インクが吐出しないといったインクの
吐出不良、或いはインクの印字位置(インクの着弾位
置)がずれたため、或いはノズル2,3,4の面からイ
ンクが落ちて、記録媒体11が汚れる等の障害が発生し
た場合には、ヘッド回復動作を行う。
【0015】このヘッド回復動作としては、工場出荷後
に初めて使用される場合や、インクエンドによりインク
タンク6を交換した後に実施されるタンク交換モード、
各ノズル2,3,4の面の詰まり等の後に実施されるク
リーニングモード、通常使用の電源オン時に実施される
回復モード等がある。
【0016】ここでは、インクエンドによりインクタン
ク6を交換した後に実施されるタンク交換モードでの、
吐出回復部12の吸引シーケンスについて、図1及び図
2を参照して説明する。
【0017】図2は、本実施の形態の吸引シーケンスを
表わしており、縦軸は負の圧力Pを表わし、横軸は時間
を表わしている。圧力P1は、フィルタ8からインクが
流れ出るときの最小圧であり、且つ、インクタンク6内
のインク供給が途切れる程度に小さいインク流速が発生
しないような圧力である。圧力P2は、インク流路5内
において、インク中の溶存気体のキャビテーションによ
る気泡が発生する程度の圧力である。この例の場合、例
えば、圧力P1=−180mmHgとし、圧力P2=−
380mmHgとしている。この値は、インク流路5の
長さや径により変化する。
【0018】まず、最初に、インク流路5内の圧力Pを
圧力P1(負圧)より少しだけ大きくする。これによ
り、インクタンク6内でインクを貯蔵している図示しな
いスポンジ内を、インクが十分遅い流速で移動し、イン
ク供給部7にインクが供給される。そして、インクは、
インク供給部7のメッシュ状のフィルタ8上にある少量
の空気層と一緒に、メッシュ状のフィルタ8を通過す
る。しかしながら、インクの流速が遅いため、フィルタ
8を通過した直後の泡立ちによる気泡の発生は抑えら
れ、空気層分の気泡のみが発生する。
【0019】次に、インク流路5内の圧力Pを圧力P2
の手前まで大きく(負圧)することにより、インク流路
5内のインクの流速を速くする。これにより、上述した
ように、圧力P1においてインクがインク供給部7のメ
ッシュ状のフィルタ8を通過するときに発生した気泡
を、各ノズル2,3,4から排出し、インクタンク6か
ら各ノズル2,3,4の先端までのすべてをインクで満
す。
【0020】このように、インク流路5内の圧力を階段
状に変化させることにより、即ち、この例の場合、最初
にインク流路5内の圧力を圧力P1にし、所定の時間だ
け経過後、圧力P2とすることにより、フィルタ8にお
いて発生する気泡を原因とするインクの吐出不良の発生
を抑制することができ、安定した印字を行うことができ
る。
【0021】本実施の形態では図示しないが、クリーニ
ングモード、及び回復モードにおいては、インク流路5
内に既にインクが充填されているので、上述したタンク
交換モードの場合より、吐出回復部12によるインクの
吸引圧を小さく設定することができる。
【0022】以上のように、吐出回復部12の吸引圧力
に強弱をつけて、まず、弱い圧力でインクを吸引するこ
とにより、インクタンク6内部のインクの流速を遅くす
ることができ、インクタンク6内においてインクを貯蔵
しているスポンジ内でのインク途切れが起きないように
することができるので、インクタンク6からの気泡の発
生を抑制することができる。
【0023】また、フィルタ8の直後のインク流路5内
には、フィルタ8を通過した気泡が存在するが、インク
の泡立ちによる気泡の発生は抑制される。その後、強い
圧力でインクを吸引することにより、インク流路5内の
流速を速くし、インク流路5内に流れ出た気泡をインク
とともにすべて、ノズル2乃至4から排出させることが
できる。
【0024】また、この吸引シーケンスでインクの吸引
を行うことにより、フィルタ8の後の気泡を最小限に抑
えることができるので、気泡を排出するための吸引動作
回数を減らすことができる。
【0025】また、インク流路5内の気泡を全て除去す
ることができるので、吐出不良を無くし、印字品質の信
頼性を向上させることができる。また、その他に、特性
・性能向上、小型・軽量化、高速化、低消費電力化、高
集積化、回路・装置構成簡易化、伝送効率向上、セキュ
リティ向上、信頼性向上、操作性向上、生産性向上、保
守性向上、資源の再利用性の向上等の効果を得ることが
できる。
【0026】尚、上記実施の形態においては、インク流
路5内の圧力P1、P2の値を、例えば、P1=−18
0mmHg、P2=−380mmHgとしているが、こ
の値は、インク流路5内の構造、特に、流路の長さ、流
路径により変化するので、上記値に限定されるものでは
ない。
【0027】また、上記実施の形態に用いた記録ヘッド
1は、圧電素子を用いて駆動されるようにしたが、駆動
方法として、電気−熱変換素子を用いても構わない。
【0028】また、上記実施の形態に用いた吐出回復部
12は、ピストン方式で吸引を行う方法を用いたもので
あるが、ローラポンプ方式でインクの吸引を行う方法を
用いても構わない。
【0029】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係るインクジェッ
ト記録装置およびインクジェット記録方法、並びに記録
媒体によれば、吐出回復手段がインクを吸引するときの
吸引圧力に強弱を付け、複数回の吸引動作を行わせるよ
うにしたので、気泡の発生を抑制し、吸引動作の回数を
減らすことができ、吐出回復時においてインクを無駄に
消費することがないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるインク供給部の図である。
【図2】本発明の吸引のシーケンス図である。
【図3】本発明に係わるヘッド周りのレイアウト図であ
る。
【図4】図3のA−A矢視図である。
【図5】従来例の吸引のシーケンス図である。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 シアンノズル 3 マゼンタノズル 4 イエロノズル 5 インク流路 6 インクタンク 7 インク供給部 8 フィルタ 9 キャリア 10 ガイドシャフト 11 記録媒体 12 吐出回復部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 インクジェット記録装置およびインク
ジェット記録方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置およびインクジェット記録方法に関し、特に、イ
ンクジェット記録ヘッドの吐出不良状態を回復させる機
能を有するインクジェット記録装置およびインクジェッ
ト記録方法に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のインク
ジェット記録装置は、インクを吐出するためのノズル
と、ノズルに連通するインク流路と、インク流路にイン
クを供給するインク供給部と、インク供給部と着脱可能
に設けられ、インクを貯蔵するインクタンクと、ノズル
とインク流路とインク供給部が一体に構成されたインク
ジェット記録ヘッドと、インクジェット記録ヘッドの吐
出不良状態を回復させる為の吐出回復手段とを有し、
ンク供給部とインク流路とがフィルタを介して連結され
ているインクジェット記録装置において、吐出回復手段
は、インクがフィルタ内を第1の流速で移動するよう
に、インク流路を介して第1の吸引圧力でインクを吸引
し、第1の吸引圧力によるインクの吸引を開始してから
所定の時間だけ経過した後、インクがインク流路を第1
の流速より速い第2の流速で移動するように、第2の吸
引圧力でインクを吸引することを特徴とする。また、時
間は、第1の吸引圧力によるインクの吸引を開始した
後、フィルタ内に流入したインクが、フィルタ外に移動
するまでの時間であるようにすることができる。また、
吐出回復手段は、第1の吸引圧力の大きさを、インクタ
ンク内からインク流路へのインクの供給が途切れる程度
に小さいインクの流速が発生しない大きさに設定するよ
うにすることができる。また、吐出回復手段は、第2の
吸引圧力の大きさを、インク流路内にキャビテーション
を発生させない程度の大きさに設定するようにすること
ができる。請求項5に記載のインクジェット記録方法
は、インクを吐出するためのノズルと、ノズルに連通す
るインク流路と、インク流路にインクを供給するインク
供給部と、インク供給部と着脱可能に設けられ、インク
を貯蔵するインクタンクと、ノズルとインク流路とイン
ク供給部が一体に構成されたインクジェット記録ヘッド
と、インクジェット記録ヘッドの吐出不良状態を回復さ
せる為の吐出回復手段とを有し、インク供給部とインク
流路とがフィルタを介して連結されているインクジェッ
ト記録装置におけるインクジェット記録方法であって、
吐出回復手段が、インクがフィルタ内を第1の流速で移
動するように、インク流路を介して第1の吸引圧力でイ
ンクを吸引し、第1の吸引圧力によるインクの吸引を開
始してから所定の時間だけ経過した後、インクがインク
流路を第1の流速より速い第2の流速で移動するよう
に、第2の吸引圧力でインクを吸引するように制御され
ことを特徴とする。本発明に係るインクジェット記録
装置およびインクジェット記録方法においては、吐出回
復手段が、インクがフィルタ内を第1の流速で移動する
ように、インク流路を介して第1の吸引圧力でインクを
吸引し、第1の吸引圧力によるインクの吸引を開始して
から所定の時間だけ経過した後、インクがインク流路を
第1の流速より速い第2の流速で移動するように、第1
の吸引圧力より大きい第2の吸引圧力でインクを吸引す
るように制御される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係るインクジェッ
ト記録装置およびインクジェット記録方法によれば、
出回復手段が、インクがフィルタ内を第1の流速で移動
するように、インク流路を介して第1の吸引圧力でイン
クを吸引し、第1の吸引圧力によるインクの吸引を開始
してから所定の時間だけ経過した後、インクがインク流
路を第1の流速より速い第2の流速で移動するように、
第2の吸引圧力でインクを吸引するように制御される
うにしたので、気泡の発生を抑制し、吸引動作の回数を
減らすことができ、吐出回復時においてインクを無駄に
消費することがないようにすることができる。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出するためのノズルと、前記
    ノズルに連通するインク流路と、前記インク流路にイン
    クを供給するインク供給部と、前記インク供給部と着脱
    可能に設けられ、インクを貯蔵するインクタンクと、前
    記ノズルと前記インク流路と前記インク供給部が一体に
    構成されたインクジェット記録ヘッドと、前記インクジ
    ェット記録ヘッドの吐出不良状態を回復させる為の吐出
    回復手段とを有するインクジェット記録装置において、 前記吐出回復手段は、前記インクを吸引するときの吸引
    圧力に強弱をつけ、複数回の吸引動作を行うことを特徴
    とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 インクを吐出するためのノズルと、前記
    ノズルに連通するインク流路と、前記インク流路にイン
    クを供給するインク供給部と、前記インク供給部と着脱
    可能に設けられ、インクを貯蔵するインクタンクと、前
    記ノズルと前記インク流路と前記インク供給部が一体に
    構成されたインクジェット記録ヘッドと、前記インクジ
    ェット記録ヘッドの吐出不良状態を回復させる為の吐出
    回復手段とを有するインクジェット記録装置において、 前記インク供給部と前記インク流路は、フィルタを介し
    て接続され、 前記吐出回復手段は、前記インクを吸引するときの吸引
    圧力に強弱をつけ、複数回の吸引動作を行うことを特徴
    とするインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記吐出回復手段は、前記吸引圧力の強
    弱を、弱い圧力から強い圧力に階段状に複数回だけ変化
    させることを特徴とする請求項1または2に記載のイン
    クジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記吐出回復手段は、前記吸引圧力の強
    弱を、弱い圧力、強い圧力の順で、複数回繰り返し変化
    させることを特徴とする請求項1または2に記載のイン
    クジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記吐出回復手段は、前記吸引圧力の弱
    い圧力を、フィルタからインクが流れ出る最低の圧力に
    設定することを特徴とする請求項2に記載のインクジェ
    ット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記吐出回復手段は、前記吸引圧力の強
    い圧力を、インク流路内にキャビテーションを発生させ
    ない程度の圧力に設定することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 前記吐出回復手段は、前記吸引圧力をピ
    ストン方式で発生させることを特徴とする請求項1また
    は2に記載のインクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 前記吐出回復手段は、前記吸引圧力をロ
    ーラポンプ方式で発生させることを特徴とする請求項1
    または2に記載のインクジェット記録装置。
  9. 【請求項9】 インクを吐出するためのノズルと、前記
    ノズルに連通するインク流路と、前記インク流路にイン
    クを供給するインク供給部と、前記インク供給部と着脱
    可能に設けられ、インクを貯蔵するインクタンクと、前
    記ノズルと前記インク流路と前記インク供給部が一体に
    構成されたインクジェット記録ヘッドと、前記インクジ
    ェット記録ヘッドの吐出不良状態を回復させる為の吐出
    回復手段とを有するインクジェット記録装置におけるイ
    ンクジェット記録方法であって、 前記吐出回復手段が、前記インクを吸引するときの吸引
    圧力に強弱をつけ、複数回の吸引動作を行わせることを
    特徴とするインクジェット記録方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のインクジェット記録
    方法を実現可能なプログラムが記録されている記録媒
    体。
JP10085070A 1998-03-17 1998-03-17 インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 Pending JPH11263028A (ja)

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