JP4063067B2 - 液体噴射装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、噴射対象物に対してノズルから液滴を噴射する液体噴射装置に関するものであり、特に、主として印刷データに対応してノズルからインク滴を吐出させて記録媒体にドットを形成させるインクジェット記録装置として用いることができる液体噴射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液体をノズルから液滴として吐出させる液体噴射装置は、種々な液体を対象にしたものが知られているが、そのなかでも代表的なものとして、インクジェット式記録装置をあげることができる。上記インクジェット式記録装置は、印刷時の騒音が比較的小さく、しかも小さなドットを高い密度で形成できるため、昨今においてはカラー印刷を含めた多くの印刷に使用されている。
【0003】
このようなインクジェット式記録装置は、インクカートリッジからのインクの供給を受けるインクジェット式記録ヘッドと、記録用紙を記録ヘッドに対して相対的に移動させる紙送り手段を備え、記録ヘッドをキャリッジ上で記録用紙の幅方向に移動させながら記録用紙に対してインク滴を吐出させることで記録が行われる。そしてキャリッジ上に、ブラックインクおよびイエロー、シアン、マゼンタの各カラーインクが吐出が可能な記録ヘッドを搭載し、ブラックインクによるテキスト印刷ばかりでなく、各インクの吐出割合を変えることにより、フルカラー印刷を可能としている。
【0004】
このようなインクジェット式記録ヘッドは、圧力発生室で加圧したインクをノズル開口からインク滴として記録用紙に吐出させて印刷を行う関係上、ノズル開口からの溶媒の蒸発に起因するインク粘度の上昇や、インクの固化により、また塵埃の付着、さらには気泡の混入などにより、印刷不良を起こすという問題を抱えている。
【0005】
このため、印刷出力中の適当なタイミングに、記録ヘッドに印刷とは関係のない駆動信号を印加してインク滴を空吐出させることが行なわれている。これはフラッシング操作と呼ばれ、印刷中にインク滴の吐出量の少ないノズル開口において、インクの増粘による目詰まりを防止する目的で一定周期ごとに実行される。このフラッシングの際のインク吐出は、一般に、非印刷時に記録ヘッドのノズル開口を封止するための蓋として機能するキャッピング手段に向かって行なわれたり、フラッシング用のインク受けとして設けられたフラッシングボックスに対して行なわれたりする。
【0006】
上記キャッピング手段は、キャリッジの移動範囲のうちのいずれか一方の端部に設けられ、この位置をホームポジションとして記録用紙のセッティング等が行なわれるようになっている。また、上記フラッシングボックスは、上記キャッピング手段に隣接する箇所や、キャリッジの移動範囲のうちの印刷領域を挟む両端部に設けられている。
【0007】
上記のようなインクジェット式記録装置として出願人が把握している先行技術文献として、下記の特許文献1に示すようなものがある。
【0008】
【特許文献1】
特開2000−158673号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のようなインクジェット式記録装置では、印刷中に一定周期でフラッシング動作が実行される。印刷は、インク滴を記録紙上に着弾させてドットを形成し、記録紙面をドットで埋めて行なわれるのであるが、このような印刷中にフラッシングが実行されると、フラッシングの直前のパス(キャリッジの1回走査)と、フラッシング後のパスとの間にフラッシングが行なわれるため、1回のパスと次のパスとの間の時間間隔がそこだけどうしても長くなる。
【0010】
この場合、フラッシング直前までのパスの繰り返しで記録されたドットと、フラッシングを挟んで時間間隔を開けたパスで記録されたドットとでは、先に着弾したドットにおけるインクの浸透・乾燥の状態が異なるため、反射濃度が異なる印刷結果となり、この部分に色目の異なるラインが入ることとなる。
【0011】
すなわち、パスとパスの時間間隔が短い場合、前に着弾したインク滴はあまり浸透せずそれほど乾燥もしない状態で次のパスが行なわれ、その上に次のインク滴が着弾してドットが形成される。一方、フラッシングが行なわれてパスとパスの時間間隔が長くなると、前に着弾したインク滴は通常よりも浸透してインクの乾燥も進行し、その上に次のインク滴が着弾してドットが形成される。そして、前のドットの浸透や乾燥が進んだ状態で次のインク滴が着弾すると、そのインク滴が紙に浸透しにくくなり、その状態で乾燥、呈色することから、結果的にそのドットの反射濃度が濃くなってしまうのである。
【0012】
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、フラッシングの条件や制御を適切化することにより、定期フラッシングを実施することによる噴射結果の質の低下を防止し、高品質な噴射結果を得ることができる液体噴射装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の液体噴射装置は複数のノズルから液体を噴射させる噴射ヘッドと、上記噴射ヘッドを主走査方向に往復動させるキャリッジと、上記キャリッジで噴射ヘッドを往復動させながら噴射対象物に対する液体噴射を制御する噴射制御手段と、上記液体噴射の実行中、所定タイミングのパスと次のパスの間に、噴射対象物に対する液体噴射とは無関係の噴射を行ってノズルの噴射特性を回復するフラッシングを制御するフラッシング制御手段とを備え、上記噴射制御手段は、上記フラッシングが実行された次のパスにおける液体噴射において、噴射する液滴の重量が、上記フラッシング直前までのパス時の液滴重量より少ない液滴重量で液体噴射するよう制御することを要旨とする。
【0014】
すなわち、本発明は、上記フラッシングが実行された次のパスにおける液体噴射において、通常の液体噴射量より少ない噴射量で液体噴射するため、従来の装置で問題となったような、印刷中のフラッシングのときだけパス間の時間間隔が長くなることに起因する噴射結果の劣化が防止される。すなわち、フラッシング直前までのパスの繰り返しの際のパス同士の時間間隔と、フラッシング前後のパス同士の時間間隔が異なったとしても、フラッシング後のパスにおける液滴重量が、フラッシング直前の液滴重量より少ない液滴重量であるので、先に着弾したドットにおいて液体の浸透や乾燥が、フラッシング直前のパスのときより進みすぎている場合に、次のパスをそれにあわせて少ない液滴重量とすることにより、濃度が異なるラインの発生が効果的に防止される。
【0029】
例えば、上記液体噴射装置をインクジェット式記録装置に適用した場合、パス間にフラッシングを行なうことによりパス間の時間間隔が長くなって、先に着弾したドットにおけるインクの浸透や乾燥が進みすぎることとなるため、次のパスのインク滴の大きさを、フラッシング直前までのパスより小さくすることにより、濃度が異なるラインの発生が効果的に防止される。
【0030】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施の形態を詳しく説明する。
【0031】
図1は、本発明の液体噴射装置をインクジェット式記録装置に適用した場合の装置の周辺構造の一例を示す図である。
【0032】
この装置は、噴射用の液体であるインクが収容されたカートリッジ7が搭載され、下面に本発明の噴射ヘッドに対応する記録ヘッド6が取り付けられたキャリッジ1と、上記記録ヘッド6を封止等するキャップ8とを備えている。上記カートリッジ7は、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(BK)のインクが収容された4種類が搭載されている。
【0033】
上記キャリッジ1は、タイミングベルト2を介してステッピングモータ3に接続され、ガイドバー4に案内されて本発明の噴射対象物である記録紙5の紙幅方向(主走査方向)に往復移動するようになっている。また、上記キャリッジ1には、記録紙5と対向する面(この例では下面)に、記録ヘッド6が取り付けられている。そして、この記録ヘッド6に各カートリッジ7からインクが供給され、キャリッジ1を移動させながら記録紙5の噴射対象面にインク滴を吐出させ記録紙5に画像や文字をドットマトリックスにより印刷するようになっている。
【0034】
上記キャップ8は、キャリッジ1の移動範囲内の非印刷領域に設けられ、印刷休止中に記録ヘッド6のノズル15(図2参照)を封止することによりノズル15の乾燥を防ぐようになっている。このキャップ8が設けられた側がホームポジションとして設定され、このホームポジション側を基準として記録紙5をセットするようになっている。
【0035】
上記キャップ8は、フラッシング動作によって記録ヘッド6から吐出されたインク滴を受ける容器としても機能する。さらに、上記キャップ8は、ポンプ9(図3参照)に接続され、クリーニング動作時には記録ヘッド6のノズル15(図2参照)に負圧を与えてノズル15からインクを吸引するようになっている。図において、10はクリーニング終了後等にノズル面に付着した余分なインクを拭って清浄化するワイパーである。
【0036】
この装置では、印刷領域を挟んで上記キャップ8と反対側の非印刷領域に、フラッシングの際にインク滴を受けるフラッシングボックス36が設けられている。
【0037】
上記記録紙5は、印刷領域の幅方向に延びるように設けられた案内部材33の上にセットされる。この案内部材33は、記録紙5が長手方向に送られながらインク滴の吐出を受ける際の安定性を確保する。上記案内部材33には、その記録紙5の案内面に、記録紙5の端縁を越えて吐出されたインク滴を受ける溝状受け部34が設けられている。この溝状受け部34は、この装置にセットされうる最大の記録紙5の幅よりも長い寸法に設定され、記録紙5の端縁までドットを形成する縁なし印刷の際に、上記端縁を越えて吐出されたインク滴を受けるようになっている。
【0038】
図2は、上記記録へッド6の一例を示す図である。この例では、圧力発生素子として縦振動モードの圧電振動子13を使用したものを例にとって説明する。
【0039】
上記記録ヘッド6は、ヘッドケース11と、このヘッドケース11の収容空間12に振動可能に収容される圧電振動子13と、上記ヘッドケース11の下面に固定される流路ユニット14とを備えている。
【0040】
上記流路ユニット14は、ノズル15が穿設されたノズルプレート16と、弾性変形する薄板の振動板21と、上記ノズルプレート16および振動板21の間に液密状に挟まれた状態で固定された流路形成板20とから構成されている。上記流路形成板20には、上記ノズル15に連通する圧力室17,カートリッジ7からインクの供給を受けて貯留するリザーバ18,このリザーバ18から上記圧力室17にインクを供給するインク供給路19に相当する空間が形成されている。
【0041】
上記圧電振動子13は、固定基板22に取り付けられ、この固定基板22がヘッドケース11の収容空間12内に固定されることにより、上記収容空間12内に伸縮振動可能に収容されている。そして、この圧電振動子13の下端が、流路ユニット14の振動板21の島部21aに接着されている。図において、23は圧電振動子13に駆動信号を送る信号ケーブル、40はカートリッジ7のインクをリザーバ18に補給する補給路である。
【0042】
この例では、上記ノズル15は紙面に垂直な方向に2列のノズル列を形成するように列設されており、各ノズル15に対応して圧力室17,および圧電振動子13が1つずつ対応するよう列設されている。そして、1つのノズル列(圧力室17の列)に対してリザーバ18が1つずつ設けられて供給路19を介してインクの供給が行なわれ、1列のノズル列で同じ種類のインクを吐出するようになっている。この例では、2列のノズル列のものを示して説明したが、4色のインクを吐出する装置では、4色のインクに対応して4列のノズル列を有する記録ヘッド6が用いられる。ここで、上記記録ヘッド6の圧電振動子13は、固定基板22上にノズル列すなわち圧力室17の列に対応して列設されている。
【0043】
上記記録ヘッド6では、例えば、つぎのようにしてインクの吐出が行われる。すなわち、まず、圧電振動子13が充電を受けて収縮すると、圧力室17が膨張し、内部の圧力が低下する。これにより、ノズル15に形成されているメニスカスが若干圧力室17の方に引き込まれるとともに、リザーバ18内のインクがインク供給路19を通って圧力室17に供給される。
【0044】
ついで、所定時間の経過後に圧電振動子13の電荷が放電されて圧電振動子13が元の状態に復帰すると、圧力室17が収縮して内部圧力が高くなる。これにより、圧力室17内のインクが圧縮され、ノズル15からインク滴として吐出される。このインク滴が記録紙5の上面に着弾してドットを形成し、画像や文字が印刷される。
【0045】
図3は、上記インクジェット式記録装置のシステム構成を示すブロック図である。
【0046】
図において、24はホストコンピュータであり、プリンタドライバ25が内臓され、このプリンタドライバ25の記録装置のもつ各種機能の選択、設定を行う設定画面上で入力装置(図示せず)からの入力によって記録紙5のサイズ,モノクロ/カラー印刷の選択,フォント等のデータおよび印字指令等を入力しうるように構成されている。
【0047】
また、上記プリンタドライバ25では、印刷モードとして準備された高画質モードと通常画質モードの選択入力を行い得るようになっている。上記高画質モードは、インク滴重量が全体に小さく、例えばカラー印刷による写真画質の印刷等の際に用いられる高品質印刷モードであり、通常画質モードは、インク滴重量が全体に大きく、印刷速度を重視したモノクロ印刷による書類等の印刷に用いられる通常印刷モードである。
【0048】
39は印刷モード設定手段であり、上記プリンタドライバ25によって選択入力された印刷モードに基づいて、その後入力される印刷指令に基づいて処理がされる印刷ジョブを、高画質モードか通常画質モードかいずれの印刷モードで印刷を行なうかのモードの設定を行なう。
【0049】
印刷指令の入力により、プリンタドライバ25から本発明の噴射制御手段である印刷制御手段26に対して液体噴射データである印刷データが送出されるようになっている。また、印刷制御手段26は印刷データに基づいてビットマップデータを生成し、ヘッド駆動手段28により駆動信号を発生させて圧電振動子13に入力し、記録ヘッド6からインク滴を吐出させるようになっている。
【0050】
上記ヘッド駆動手段28は、駆動手段として機能するもので、印刷データに基づく駆動信号のほかに、フラッシング制御手段29からのフラッシング指令信号を受けてフラッシングのための駆動信号を記録ヘッド6に出力する。そして、印刷とは無関係のインク吐出を行なってフラッシング動作を実行し、ノズル15近傍の増粘インクを排出して吐出特性を維持、回復するようになっている。
【0051】
ここで、印刷実行中にノズル15の吐出能力が低下するメカニズムについて説明すると、印刷実行中は記録ヘッド6のノズル面がキャップ8から開放された状態となり、加えてキャリッジ1で往復移動されている。このような状態でインクの吐出がなければ、ノズル15の開口部に存在するインクから溶媒が蒸発して徐々にその粘度が高くなり、吐出能力が低下するのである。
【0052】
そして、印刷中に頻繁にインク滴を吐出しているノズル15は、新しいインクが順次供給されて目詰まりはあまり生じないが、インク滴を吐出する機会が少ないノズル15はインクを吐出せずに空送されるため目詰まりを生じやすい。したがって、インクの吐出量が少なく空送時間が長いノズル15ほど増粘が進行し、その程度はノズル15毎にばらつきがある。
【0053】
そして、上記空送によって生じる目詰まりを回復させるために、印刷動作実行中に所定の時間間隔で行なわれる定期フラッシングが実行される。32は定期フラッシングモード選択手段であり、設定された印刷モードに応じた定期フラッシングモードを選択し、フラッシング制御手段29では、選択されたモードによるフラッシング動作すなわち高画質用フラッシングか通常画質用フラッシングを実行するよう制御する。
【0054】
ここで、通常画質用フラッシングと、高画質用フラッシングについて詳しく説明する。
【0055】
通常フラッシングでの定期フラッシングは、印刷中の一定時間(例えば12秒)毎や、一定量の印字データ分の印刷動作が行なわれる毎等のタイミングで行なわれている。この状態を図4(a)で説明すると、この例では、8回のパス(1回のパスは、記録ヘッド6が印刷領域の一端から他端まで走査して印刷することであり、1往復では2パスである)が終わった時点で定期フラッシングを行い、この定期フラッシングが終了するとさらに8回のパスが行なわれる。
【0056】
そして、各パスにおいて吐出されたインク滴37が記録紙5上に着弾してドット38を形成し、記録紙5面をドット38で埋めることにより印刷が行なわれる。このとき、1回のパスによってインク滴37が記録紙5の表面に着弾してドット38が形成され、このドット38の上にさらに次のパスで吐出されたインク滴37が着弾することにより紙面がドット38で埋められる。
【0057】
このとき、定期フラッシングから次の定期フラッシングまでのパス(P1〜P7)では、パス同士の時間間隔は略一定に保たれて印刷が行なわれる。このため、1回のパスで形成されたドット38は、インクが記録紙5に浸透しつつあるが、乾燥はそれほど進行せず、ある程度表面に液状のインクが残った状態であり、その上に次のパスのインク滴が着弾してドットが形成されることとなる(図4のA)。
【0058】
ところが、8回目のパス(P8)と次のパス(P1)の間には、上述したように、定期フラッシングが実行されるため、それまでのP1〜P7までのパスよりもパス同士の時間間隔が長くなってしまう。このため、定期フラッシング直前のP8で形成されたドット38は、記録紙5へのインクの浸透が進むとともに乾燥も始まっている。そして、次のパスP1によるインク滴37は、浸透と乾燥が進んだドット38の上に着弾するため、前に形成されたドット38とのなじみが悪く、記録紙5にあまり浸透しないで乾燥するため、若干色目が異なってみえることがある(図4のB)。
【0059】
したがって、本発明では、高画質印刷モードでは、次に説明する高画質フラッシングを行なうのである。
【0060】
この高画質フラッシングモードでは、図4(b)に示すように、フラッシング制御手段29および印刷制御手段26は、1枚の記録紙5に対する印刷の開始から終了までの全パス同士の時間間隔に定期フラッシングを実行し、1枚の記録紙5に対する印刷の開始から終了までパス同士の時間間隔が等しくなるよう制御するのである。
【0061】
また、上記高画質モードにおける高画質用フラッシングにおけるフラッシング量は、通常画質用フラッシングにおけるフラッシング量よりも少なくなるよう設定される。このようにすることにより、1回のパスで生じる目詰まりは比較的微小なものであるため、通常のフラッシング量でフラッシングを行なうと、フラッシングに消費されるインクの無駄が多くなってしまう。そこで、全パス同士の時間間隔に行なう高画質用フラッシングでは、1回のパスで生じた微小な目詰まりを有効に回復させることができる程度のフラッシング量に留めることにより、フラッシングに消費するインクの無駄を省くことができる。
【0062】
このとき、フラッシング量を減少させる手段として、フラッシング時の駆動電圧を小さくすることもできるし、フラッシングのショット数を減らすこともできる。特に、ショット数を減らした場合、同時に各パスごとのフラッシング時間を短縮することができ、印刷時間を不必要に延長することも防止できる。
【0063】
ここで、各パスにおけるノズル15ごとの噴射ショット数である吐出ショット数や噴射液体量である吐出インク量をカウントし、各パスの吐出ショット数あるいは吐出インク量に反比例するようにノズル15ごとのフラッシング量を設定することもできる。このようにすることにより、空送比率が多くて目詰まり度合いが激しいノズル15のフラッシング量を多くして確実に回復させるとともに、無駄なインク消費を防止できる。
【0064】
上記記録装置では、1回のパスで吐出されたインクが記録紙5に着弾して浸透や乾燥が始まり、次のパスで吐出されたインクが着弾するまでのその前回着弾したドット38の浸透や乾燥の状態が、1枚の記録紙に対するインク吐出の開始から終了までの各パスにおいて略一定する。したがって、定期フラッシング直前までのパスの繰り返しで記録されたドット38と、定期フラッシングを挟んで時間間隔を開けたパスで記録されたドット38とで、反射濃度等の特性が異なるラインの発生が防止され、高品質の印刷結果を確保できる。そして、1枚の記録紙5の印刷開始時点から印刷終了時点まで、常に安定した吐出特性でのインク吐出を行なうことができ、1枚の記録紙5全体において印刷品質が安定し、高品質な印刷を実現することができる。
【0065】
そして、上述したように、印刷モードとして高画質モードと通常画質モードとを準備し、選択された印刷モードに応じた定期フラッシングを実行するため、全パスにおいて定期フラッシングを実行すると1枚の記録紙5に対する印刷時間が長くなる傾向があるが、特に高品質な噴射結果が要求されるときだけに各パスごとのフラッシングを実行し、そうでないときは通常のフラッシングを実行することにより、不必要に印刷時間を長くしない。
【0066】
上記記録装置では、上述したように、セットされた記録紙5を案内する案内部材33に、縁なし印刷を行なう際に使用する溝状受け部34が形成されている。そして、高画質用フラッシングである全パス毎に実行される定期フラッシングでは、図5(a)に示すように、上記溝状受け部34の記録紙5端縁の近傍に対してフラッシング吐出を行なうようになっている。
【0067】
このようにすることにより、上記溝状受け部34に対して各パスごとのフラッシングでインクを吐出し、記録紙5の端縁の極めて近傍でフラッシングを行なうことにより、各パスごとのフラッシングのためにキャリッジ1を移動させる距離を最小限に留めることができ、印刷時間の延長を最小限に抑えることができる。
【0068】
また、図5(b)に示すように、案内部材33に、セットされる記録紙5の両端外側部に、フラッシングで吐出されたインクを受ける受け部35を設けるようにしてもよい。この受け部35は、記録紙5の大きさがA版やB版等の規格である程度決まっていることから、その規格に合わせた位置に設けたものである。
【0069】
30はクリーニング制御手段であり、このクリーニング制御手段30からの指令によりポンプ駆動手段31が動作してポンプ9が稼動し、記録ヘッド6のノズル15に対して負圧が与えられてクリーニング動作が実行されるようになっている。
【0070】
上記クリーニング制御手段30により、記録装置の操作パネルに配置されたクリーニング開始ボタンの操作を受けて行なわれるマニュアルクリーニング、記録装置に備えられたタイマの計測結果に基づいて実行されるタイマクリーニング等が、そのつど制御され実行される。
【0071】
41は放置タイマであり、キャリッジ制御手段27からの信号等により、記録ヘッド6がキャップ8に封止されたことを検知して起動され、記録ヘッド6がキャップ8に封止された状態で放置された放置時間を計測する。また、42は印刷タイマであり、ヘッド駆動手段28ならびにキャリッジ制御手段27からの信号等により印刷開始を検知して起動され、記録ヘッド6がキャップ8から開放されてから再びキャップ8に封止されるまでの間の総印刷時間を計測する。上記放置タイマ41および印刷タイマ42は、いずれもタイマクリーニング信号が出力された時点でリセットされる。
【0072】
43は回復モード選択手段であり、上記放置タイマ41および印刷タイマ42から出力された放置時間ならびに総印刷時間の信号を受け、放置時間と総印刷時間との兼ね合いから、記録装置の電源オン時や印刷ジョブの開始の際に行なわれる回復動作としてフラッシング動作を実行するかクリーニング動作を実行するかを選択し、選択したモードの信号を出力する。
【0073】
また、44はクリーニング動作終了後にワイパー10を駆動することによりノズル面のワイピングを行なうワイパー駆動手段、27は印刷動作実行中や定期フラッシング実行中等にキャリッジ1の移動を制御するキャリッジ制御手段である。
【0074】
図6は、本発明の第2の実施の形態を示す。
【0075】
この装置では、定期フラッシングは、印刷中の一定時間(例えば12秒)毎や、一定量の印字データ分の印刷動作が行なわれる毎等のタイミングで行なわれる。この例では、8回のパスが終わった時点で定期フラッシングを行い、この定期フラッシングが終了するとさらに8回のパスが行なわれる。
【0076】
そして、高画質用フラッシングでは、上記印刷制御手段26およびフラッシング制御手段29は、定期フラッシングが実行された次のパスにおける印刷動作において、通常のパスにおける印刷動作のインク吐出量よりも少ないインク滴重量で印刷を行なうように制御するのである。
【0077】
このようにすることにより、定期フラッシング直前までのパスの繰り返しで記録されたドット38と、定期フラッシングを挟んで時間間隔を開けたパスで記録されたドット38とでは、先に着弾したドット38におけるインクの浸透や乾燥が進んで状態が異なるが、次のパスのインク滴37の大きさを、浸透や乾燥が進んだドット38の状態に合わせて小さなインク滴重量とすることにより、濃度が異なるラインの発生が防止され、高品質の印刷が実現できる。
【0078】
上記ドット重量の一例を図6(b)に示す。この例では、吐出するインク滴1つの単位重量であるドット重量の違いによって「スモール」「ミドル」「ラージ」の3種類設定されている。吐出するインク滴の大きさの選択は、圧電振動子13に入力する駆動信号の駆動波形の選択によって行なわれる。
【0079】
そして、通常のパスでは、スモールが3ng,ミドルが6ng,ラージが14ngのドット重量に設定され、定期フラッシング直後のパスでは、スモールが2ng,ミドルが5ng,ラージが12ngのドット重量に設定されている。なお、これらは装置および記録ヘッドにおいて設定されたドット重量の中央値である。また、これらはあくまで一例をあげたものに過ぎず、ドット重量の設定は適宜設定することができる。
【0080】
上記例示したドット重量はあくまで中央値であり、圧電振動子13の特性によって変動することがあるため、その変動量を補正することにより、実際の印刷状態をより反映した適格なインク吐出動作を行なうことができる。
【0081】
それ以外は、上記第1の実施の形態と同様であり、同様の部分については説明を省略している。
【0082】
なお、上記各実施の形態では、噴射ヘッドが噴射する液体がインクであり、インクの増粘によりノズル15の噴射能力が低下する場合を説明したが、噴射特性の低下するメカニズムは、噴射する液体の種類によって異なる場合があり、本発明は、低下したノズル15の噴射特性を液体の噴射で回復しうるものであれば、インクに限らず種々の液体を噴射する装置に適用できる趣旨である。
【0083】
また、上記各実施の形態の説明では、インクジェット式記録装置を制御するホスト24を接続し、このホスト24のドライバ25のユーティリティ上で印刷モードの選択入力を行うようにしたが、これに限定するものではなく、インクジェット式記録装置に液晶表示パネル等の表示装置と、操作ボタン等の入力装置を設け、上記選択入力をインクジェット式記録装置に設けた表示装置や入力装置において行なうようにしてもよい。
【0084】
また、上記各実施の形態では、本発明を縦振動モードの圧電振動子13を用いた記録ヘッド6を有するインクジェット式記録装置に適用した例を示したが、これに限定するものではなく、たわみ振動モードの圧電振動子によって液体の吐出を駆動させる記録ヘッドを用いた装置や、バブルジェット(登録商標)式記録ヘッド等を有する装置に適用してもよく、これらの場合も、同様の作用効果を奏する。
【0085】
上述の実施の形態は、インクジェット式記録装置を対象にしたものであるが、本発明によってえられた液体噴射装置は、インクジェット式記録装置用のインクだけを対象にするのではなく、グルー,マニキュア,導電性液体(液体金属)等を噴射することができる。さらに、上記実施の形態では、液体の一つであるインクを用いたインクジェット式記録ヘッドについて説明したが、プリンタ等の画像記録装置に用いられる記録ヘッド,液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド,有機ELディスプレー,FED(面発光ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド,バイオチップ製造に用いられる生体有機噴射ヘッド等の液体を吐出する液体噴射ヘッド全般に適用することも可能である。
【0086】
【発明の効果】
以上のように、本発明の第1によれば、1つの噴射対象物に対する液体噴射の開始から終了までパス同士の時間間隔が等しくなるよう制御するとともに、上記等しい時間間隔のパス間にフラッシングを実行するため、従来の装置で問題となったような、フラッシングのときだけパス間の時間間隔が長くなることに起因する噴射結果の劣化が防止される。すなわち、1回のパスで噴射された液体が噴射対象物に着弾して浸透や乾燥が始まり、次のパスで噴射された液体が着弾するまでのその前回着弾した液体の状態が、1つの噴射対象物に対する液体噴射の開始から終了までの各パスにおいて略一定する。したがって、従来のように、フラッシング直前までのパスの繰り返しで記録されたドットと、フラッシングを挟んで時間間隔を開けたパスで記録されたドットとで、濃度等の特性が異なる結果となるような噴射結果の劣化が防止されるのである。
【0087】
例えば、上記液体噴射装置をインクジェット式記録装置に適用した場合、1回のパスで吐出されたインクが記録紙に着弾して浸透や乾燥が始まり、次のパスで吐出されたインクが着弾するまでのその前回着弾したドットの浸透や乾燥の状態が、1枚の記録紙に対するインク吐出の開始から終了までの各パスにおいて略一定する。したがって、従来のように、フラッシング直前までのパスの繰り返しで記録されたドットと、フラッシングを挟んで時間間隔を開けたパスで記録されたドットとで、反射濃度等の特性が異なるラインの発生が防止され、高品質の印刷結果が得られる。
【0088】
また、本発明の第2によれば、上記フラッシングが実行された次のパスにおける液体噴射において、通常の液体噴射量とは異なる噴射量で液体噴射するため、従来の装置で問題となったような、印刷中のフラッシングのときだけパス間の時間間隔が長くなることに起因する噴射結果の劣化が防止される。すなわち、フラッシング直前までのパスの繰り返しの際のパス同士の時間間隔と、フラッシング前後のパス同士の時間間隔が異なったとしても、フラッシング後のパスにおける液体噴射量が、それまでとは異なる液体噴射量であるため、従来の装置で問題となったような、フラッシングのときだけパス間の時間間隔が長くなることに起因する噴射結果の劣化が防止される。すなわち、フラッシング直前までのパスの繰り返しで記録されたドットと、フラッシングを挟んで時間間隔を開けたパスで記録されたドットとでは、先に着弾したドットにおける液体の浸透や乾燥等の状態が異なるが、次のパスの液体噴射量を、上記異なったドットの状態に合わせた噴射量とすることにより、噴射結果の状態が異なるラインの発生が防止されるのである。
【0089】
例えば、上記液体噴射装置をインクジェット式記録装置に適用した場合、フラッシング直前までのパスの繰り返しで記録されたドットと、フラッシングを挟んで時間間隔を開けたパスで記録されたドットとでは、先に着弾したドットにおけるインクの浸透や乾燥等の状態が異なるが、次のパスのインク滴の大きさを、上記異なったドットの状態に合わせたものとすることにより、濃度が異なるラインの発生が防止され、高品質の印刷が実現できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をインクジェット式記録装置に適用した一実施の形態の示す斜視図である。
【図2】インクジェット記録ヘッドの一例を示す断面図である。
【図3】上記インクジェット式記録装置のシステム構成を示すブロック図である。
【図4】フラッシングの状態を説明する図であり、(a)は通常印刷モード、(b)は高画質印刷モードである。
【図5】案内部材および溝状受け部の状態を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を説明する図であり、(a)はフラッシングの状態を説明する図、(b)はドット重量テーブルである。
【符号の説明】
1 キャリッジ
2 タイミングベルト
3 ステッピングモータ
4 ガイドバー
5 記録紙
6 記録ヘッド
7 カートリッジ
8 キャップ
9 ポンプ
10 ワイパー
11 ヘッドケース
12 収容空間
13 圧電振動子
14 流路ユニット
15 ノズル
16 ノズルプレート
17 圧力室
18 リザーバ
19 インク供給路
20 流路形成板
21 振動板
21a 島部
22 固定基板
23 信号ケーブル
24 ホストコンピュータ
25 プリンタドライバ
26 印刷制御手段
27 キャリッジ制御手段
28 ヘッド駆動手段
29 フラッシング制御手段
30 クリーニング制御手段
31 ポンプ駆動手段
32 定期FLモード選択手段
33 案内部材
34 溝状受け部
35 受け部
36 フラッシングボックス
37 インク滴
38 ドット
39 印刷モード設定手段
40 補給路
41 放置タイマ
42 印刷タイマ
43 回復モード選択手段
44 ワイパー駆動手段

Claims (1)

  1. 複数のノズルから液体を噴射させる噴射ヘッドと、上記噴射ヘッドを主走査方向に往復動させるキャリッジと、上記キャリッジで噴射ヘッドを往復動させながら噴射対象物に対する液体噴射を制御する噴射制御手段と、上記液体噴射の実行中、所定タイミングのパスと次のパスの間に、噴射対象物に対する液体噴射とは無関係の噴射を行ってノズルの噴射特性を回復するフラッシングを制御するフラッシング制御手段とを備え、上記噴射制御手段は、上記フラッシングを行わずにパスの繰り返しで記録した直後に上記フラッシングが実行された次のパスにおける液体噴射であって前のパスで形成されたドットの上にインク滴を着弾させるように行う液体噴射において噴射する液滴の重量が、上記フラッシング直前までのパスにおける前のパスで形成されたドットの上にインク滴を着弾させるように行う液体噴射時の液滴重量より少ない液滴重量で液体噴射するよう制御することを特徴とする液体噴射装置。
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