JPH11260831A - トランジスタの製造方法 - Google Patents

トランジスタの製造方法

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JPH11260831A
JPH11260831A JP7657498A JP7657498A JPH11260831A JP H11260831 A JPH11260831 A JP H11260831A JP 7657498 A JP7657498 A JP 7657498A JP 7657498 A JP7657498 A JP 7657498A JP H11260831 A JPH11260831 A JP H11260831A
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semiconductor
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JP7657498A
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Kazumi Sugita
一美 杉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集積回路に含まれるトランジスタのコレクタ
・ベ−ス間、コレクタ・エミッタ間及びベース・エミッ
タ間の耐圧を高くすることが困難であった。 【解決手段】 半導体基体21にコレクタ領域23、ベ
ース領域24を埋め込んだ状態に形成する。エミッタ領
域25を不純物濃度の低いエピタキシャル成長層で形成
する。エミッタ領域25にはこれよりも不純物濃度の高
いエミッタ接続領域28を設ける。半導体基体21に電
子線50を照射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コレクタ・ベ−ス
間及びコレクタ・エミッタ間及びベース・エミッタ間の
耐圧向上を図るためのトランジスタの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の半導体集積回路(モノリシ
ックIC)1におけるトランジスタ2が設けられている
部分を示す。この集積回路1はP形半導体基板3、P形
半導体基板3の上面に周知のエピタキシャル成長方法で
形成されたN形半導体領域4、N形半導体領域4の上面
側に不純物拡散して形成されたP形半導体領域5、P形
半導体領域5の上面側に不純物拡散して形成されたN形
半導体領域6、P形半導体基板3とN形半導体領域4の
界面に形成されたN形埋め込み領域7、下面がN形埋め
込み領域7に達するようにN形半導体領域4の上面側に
形成されたN形半導体領域8、N形半導体領域4内に不
純物拡散して形成されたP形半導体領域9を備えてい
る。トランジスタ2の部分において、N形半導体領域4
がコレクタ領域、P形半導体領域5がベース領域、N形
半導体領域6がエミッタ領域、N形埋め込み領域7が低
抵抗コレクタ領域、N形半導体領域8がコレクタ接続領
域として機能する。また、P形半導体領域9はトランジ
スタ2の部分を他の半導体素子(図示せず)とPN接合
分離する機能を有する。P形半導体領域5、N形半導体
領域6及びN形半導体領域8には、ベース電極10、エ
ミッタ電極11及びコレクタ電極12が電気的にそれぞ
れ接続されている。また、P形半導体領域9にはグラン
ド電極13が電気的に接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図1に示す
集積回路1のトランジスタ2において、ベース領域とエ
ミッタ領域との間に形成されるPN接合の逆方向耐圧
は、ベース領域として機能するP形半導体領域5の表面
不純物濃度に依存する。ここで、P形半導体領域5の表
面不純物濃度はベース電極10とのオーミックコンタク
トを良好にとるため等の理由で低い濃度に設定すること
ができない。このため、このPN接合の逆方向耐圧を1
0V以上にすることは困難であった。また。トランジス
タおいて、コレクタ・ベ−ス間耐圧及びコレクタ・エミ
ッタ間耐圧の向上が要求される。
【0004】そこで、本発明の目的はコレクタ・ベ−ス
間耐圧及びコレクタ・エミッタ間耐圧と共にベース・エ
ミッタ間耐圧の向上を図ることができるトランジスタの
製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、上記
目的を達成するための発明は、第1導電形の半導体基板
に前記第1導電形と反対の第2導電形の不純物を拡散し
て前記半導体基板の所定領域に第1の半導体領域を形成
する工程と、前記第1の半導体領域に第1導電形の不純
物を拡散してその表面を除いて前記第1の半導体領域に
囲まれた第2の半導体領域を形成する工程と、前記第1
及び第2の半導体領域の露出表面を覆うように前記半導
体基板の上にエピタキシャル成長法によって第2導電形
の第3の半導体領域を形成する工程と、前記第3の半導
体領域に第2導電形の不純物を拡散し、前記第3の半導
体領域の表面に露出する部分を有し且つ前記第1の半導
体領域に接続された第4の半導体領域を形成する工程
と、前記第3の半導体領域に第1導電形の不純物を拡散
し、前記第3の半導体領域の表面に露出する部分を有し
且つ前記第2の半導体領域に接続され且つ前記第3の半
導体領域の一部を環状に囲んでいる第5の半導体領域を
形成する工程と、前記第2及び第5の半導体領域によっ
て表面を除いて囲まれた前記第3の半導体領域の一部か
ら成る島状領域に第2導電形の不純物を拡散し、その表
面を除いて前記島状領域で囲まれ且つ前記島状領域より
も高い不純物濃度を有している第6の半導体領域を形成
する工程と、前記第4の半導体領域にコレクタ電極を接
続し、前記第5の半導体領域にベース電極を接続し、前
記第6の半導体領域にエミッタ電極を接続する工程と、
前記第2の半導体領域におけるキャリアのライフタイム
を短くするための欠陥が生じるように少なくとも前記第
2の半導体領域に電子線を照射する工程とを備えたトラ
ンジスタの製造方法に係わるものである。
【0006】
【発明の効果】本発明は次の効果を有する。 (イ) エミッタ領域が相対的に不純物濃度が低く且つ
実質的に均一な不純物分布を有するエピタキシャル成長
層から成るので、エミッタ領域とベ−ス領域との間のP
N接合の逆方向耐圧を10V以上の高い値にすることが
できる。 (ロ) コレクタ・エミッタ間の耐圧(VCEO )の低下
を抑制しつつコレクタ・ベ−ス間耐圧の向上が図れる。
即ち、コレクタ・ベ−ス間の耐圧を向上するためにはベ
−ス領域の不純物濃度を低くしなければならないが、ベ
−ス領域の不純物濃度を低くすると電流増幅率hfeは増
加し、コレクタ・エミッタ間耐圧が低下する。本実施例
では、電子線照射によって電流増幅率hfeの増加が抑制
されているためコレクタ・エミッタ間耐圧の低下が防止
されている。この結果、ベ−ス領域の不純物濃度を比較
的低く設定でき、コレクタ・ベ−ス間耐圧及びコレクタ
・エミッタ間耐圧の向上を図ることができる。
【0007】
【実施形態及び実施例】次に、図2〜図13を参照して
本発明の実施の形態及び実施例を説明する。図2は本発
明の実施例に従うモノリシック集積回路20の一部を示
し、図3は図2の集積回路20のシリコン半導体基体2
1の表面を示す。この集積回路20の半導体基体21
は、P形基板領域22、N形コレクタ領域23、P形ベ
ース領域24、N形のエピタキシャル成長層の一部から
成るエミッタ領域25、N形コレクタ接続領域26、P
形ベース接続領域27、N形エミッタ接続領域28、N
形のベース・コレクタ間分離領域29、PN分離用のN
形領域30、PN分離用のP形領域31及び別の半導体
素子形成のためのN形領域32を備えている。各領域2
3〜32の構成の詳細は追って製造方法と共に説明す
る。半導体基体21は第1及び第2の主面33、34を
有し、第1の主面33には4つの開口35、36、3
7、38を有する絶縁膜39が設けられ、開口35、3
6、37、38中にコレクタ電極40、ベース電極4
1、エミッタ電極42、及びグランド電極43が設けら
れている。半導体基体21に設けられたトランジスタ4
4はN形コレクタ領域23と、P形ベース領域24と、
N形エミッタ領域25とを含むNPN形トランジスタで
ある。
【0008】図2及び図3に示すトランジスタ44を含
む集積回路20を製造する場合にはまず、図4に示すP
形のシリコン半導体基板(サブストレート)22aを用
意する。この基板22aは最終的に図2のP形基板領域
22になるものであって、約10Ωcmの抵抗率となる
ようにP形不純物としてボロンを含む。
【0009】次にP形半導体基板22aにその上面から
N形の不純物としてアンチモンを選択的に拡散し、図2
のコレクタ領域23を得るためのN形の第1の半導体領
域23aを図5に示すように形成する。
【0010】次に、図2のベース領域24を得るため
に、図5のN形領域23aにこの表面からP形の不純物
としてボロンを選択的に拡散し、図6に示すように第1
の半導体領域23aの内側にP形の第2の半導体領域2
4aを形成する。また、図2のPN分離用P形領域31
を得るためにP形半導体基板22aにP形の不純物とし
てボロンを拡散して図6のP形領域31aを形成する。
このP形領域31aは、平面的に見てN形領域23aを
離間して環状に包囲しており、基板22aよりも高い不
純物濃度を有する。
【0011】次に、図7に示すように、領域23a、2
4a、31aを含むP形半導体基板22aの上面に周知
のエピタキシャル成長方法によってN形の第3の半導体
領域25aを形成し、図2に示した基体21を得る。図
7の工程で基体21が完成したので、図4〜図6の基板
22aを以後基板領域22と呼ぶことにする。図7の工
程において、領域23a、24a、31a内の不純物は
上方即ちN形半導体領域25a内に若干拡散する。この
結果、これ等領域23a、24a、31aの上面はP形
基板領域22とN形半導体領域25aの界面よりも若干
上方に位置する。なお、N形半導体領域25aは、全領
域においてほぼ均一に不純物が分布し、N形領域23a
よりも低い不純物濃度を有する領域である。
【0012】次に、N形半導体領域25aの上面からN
形の不純物としてリンを選択的に拡散して図8に示すN
形の第4の半導体領域26即ちN形のコレクタ接続領域
26を形成する。このN形のコレクタ接続領域26は、
N形半導体領域25aの表面領域にリンを導入した後、
これに1200℃で約120分間の熱処理を施して、リ
ンをN形半導体領域25aに深く拡散することによって
得る。この拡散の際の加熱によって、図7に示した領域
23a、24a、31aの不純物であるアンチモン及び
ボロンが上方のN形半導体領域25a内にも拡散し、コ
レクタ領域23及びベース領域24が得られる。図8の
工程のN形コレクタ領域23及びP形ベース領域24は
図2に示す最終的なそれぞれの領域と完全には一致しな
いが、理解を容易にするために同一符号を付すことにす
る。図8の工程において、N形コレクタ領域23の不純
物はアンチモンであり、P形ベース領域24の不純物は
ボロンであり、アンチモンの拡散速度はボロンの拡散速
度よりも遅いため、P形ベース領域24の上面がN形コ
レクタ領域23の上面よりも高くなり、P形ベース領域
24が埋込み形ベース領域として好都合な形状になる。
即ち、P形ベース領域24の側面の上部がN形コレクタ
領域23の不純物濃度よりも低い不純物濃度を有する第
3の半導体領域25aで囲まれ、且つ平面的に見てP形
のベース領域24がN形のコレクタ接続領域26の中に
位置する。N形のコレクタ接続領域26はエピタキシャ
ル成長層から成る第3の半導体領域25aの一部を環状
に包囲するように形成され、N形コレクタ領域23より
も高い不純物濃度を有し、N形コレクタ領域23をコレ
クタ電極40に接続する領域として機能している。
【0013】次に、第3の半導体領域25aのコレクタ
接続領域26によって包囲された島状部分にP形不純物
としてのボロンを選択的に拡散して図9に示すように第
5の半導体領域としてのベース接続領域27を形成す
る。このP形ベース接続領域27は、第3の半導体領域
25aの主面からP形ベース領域24に至るように形成
され且つ平面的に見て環状に形成されている。このP形
ベース接続領域27はベース領域24よりも高い不純物
濃度を有し、ベース領域24をベース電極41に電気的
に接続する領域として機能する。P形ベース接続領域2
7が形成されると島状のN形エミッタ領域25が図9に
示すように得られる。なお、図9のP形ベース接続領域
27の形成と同時に、図8に示した半導体領域31aの
上方から第3の半導体領域25aにP形不純物のボロン
を選択的に拡散してPN接合分離用のP形半導体領域3
1を完成させる。P形半導体領域31はN形コレクタ接
続領域26の外側を環状に包囲し、基体21の第1の主
面33からP形基板領域22に至っている。従って、P
形基板領域22とP形半導体領域31とによって図2に
示すトランジスタ44の部分が包囲され、トランジスタ
44の部分はP形半導体領域31の外側の別の半導体素
子のためのN形の半導体領域32とPN接合分離され
る。
【0014】次に、N形エミッタ領域25の表面からN
形不純物としてリンを選択的に拡散して図10に示すよ
うに第6の半導体領域としてのエミッタ接続領域28を
形成する。N形エミッタ接続領域28は、N形エミッタ
領域25よりも高い不純物濃度を有し、エミッタ領域2
5の中に島状に配置されている。トランジスタ44の主
電流(コレクタ電流、エミッタ電流)が基体21の第1
の主面33に対して垂直方向に流れるようにエミッタ接
続領域28の下面からベース領域24までの距離L1 が
基体21の主面33におけるエミッタ接続領域28から
P形のベース接続領域27までの距離L2 よりも短く設
定されている。エミッタ接続領域28の形成が終了する
と、図2に示した全ての半導体領域が得られる。
【0015】次に、図11に示すように、半導体基体2
1の上面に熱酸化等を施すことでシリコン酸化膜から成
る絶縁膜39を形成する。絶縁膜39はN形コレクタ接
続領域26、P形ベース接続領域27、N形エミッタ接
続領域28、および分離P形半導体領域31の上方に対
応する部分にそれぞれ開口35、36、37、38を有
する。
【0016】最後に開口35〜38を有する絶縁膜39
の上面全体に真空蒸着等によってアルミニウム等から金
属膜を形成し、これにエッチングを施して、図2に示す
ようにコレクタ電極40、ベース電極41、エミッタ電
極42、及びグランド電極43を形成する。コレクタ電
極40、ベース電極41、エミッタ電極42及びグラン
ド電極43は開口35、36、37、38を介してN形
のコレクタ接続領域26、P形のベース接続領域27、
N形のエミッタ接続領域28及び分離用P形半導体領域
31に接続されている。図12は電子線の照射前のトラ
ンジスタを示す。電子線照射による半導体領域の変化を
図面で示すことは困難であるので、図12には完成した
図2のトランジスタと同様なものが示されている。
【0017】次に、図13で矢印50で示すように、基
体21の下面側即ちP形基板領域22側から基体21に
電子線を照射する。即ち、図示しないウエハ収容体に基
体21を真空パッキングし、これを搬送治具(カ−ト)
に載置して電子線投射装置としての電子加速器に移送す
ることで基体21に電子線を照射する。本実施例では、
基体21の受ける電子線の量が約280kGyになるよ
うに電子加速器の加速電圧及び電流値を設定した。この
電子線の投射によって基体21の内部にキャリアのライ
フタイムを短くするための欠陥が生じる。最後に、電子
線が投射された基体21を図示しないウエハ収容体から
取り出し、基体21に対して水素雰囲気中で約325
℃、60分間の熱処理(アニ−ル)を施す。これによ
り、図2に示すモノリシック集積回路が完成する。
【0018】本実施例によれば、次の効果が得られる。 (1) エミッタ領域25が相対的に不純物濃度が低く
且つ実質的に均一な不純物分布を有するエピタキシャル
成長層から成るのでエミッタ領域25とベース領域24
との間のPN接合の逆方向耐圧を10V以上の高い値に
することができる。 (2) コレクタ・エミッタ間の耐圧(VCEO )の低下
を抑制しつつコレクタ・ベ−ス間耐圧の向上が図れる。
即ち、コレクタ・ベ−ス間の耐圧を向上するためにはベ
−ス領域24の不純物濃度を低くしなければならない
が、ベ−ス領域24の不純物濃度を低くすると電流増幅
率hfeは増加し、コレクタ・エミッタ間耐圧も低下す
る。本実施例では、電子線照射によって電流増幅率hfe
の増加が抑制されているためコレクタ・エミッタ間耐圧
の低下が防止されている。この結果、ベ−ス領域24の
不純物濃度を比較的低く設定できコレクタ・エミッタ間
耐圧及びコレクタ・エミッタ間耐圧の向上を図ることが
できる。 (3) トランジスタ動作に実質的に寄与するコレクタ
領域23、ベース領域24、エミッタ領域25は基体2
1の中に埋め込まれた状態に配置されているが、これ等
よりも不純物濃度が高いコレクタ接続領域26、ベース
接続領域27、エミッタ接続領域28が設けられている
ので、集積回路においてトランジスタ44をプレーナ構
造にすることができるばかりでなく、各領域の内部抵抗
を低減することができ、トランジスタ44のベース・エ
ミッタ間の逆方向耐圧以外の諸特性も良好になる。 (4) P形ベース領域24の不純物をボロンとし、N
形コレクタ領域23の不純物をアンチモンとしたので、
図8に示す工程において拡散速度の速いボロンが上方の
N形領域25aに突出するように分布し、集積回路にお
けるトランジスタのベース領域24を良好な形状に容易
に得ることができる。 (5) ベース用のP形領域24aを覆うようにエピタ
キシャル成長層から成るN形領域25aを形成してトラ
ンジスタ44を作るので、集積回路において目的とする
トランジスタを容易に得ることができる。 (6) コレクタ接続領域26とベース接続領域27と
の間、及びコレクタ接続領域26とPN分離用のP形半
導体領域31との間にエピタキシャル成長層から成る比
較的低不純物濃度のN形領域29、30が介在している
ので相互間の耐圧を高め、相互間を十分に分離すること
ができる。
【0019】
【変形例】本発明は上述の実施形態及び実施例に限定さ
れるものでなく、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 集積回路のトランジスタに限ることなく、個別
のトランジスタにも本発明を適用することができる。 (2) 基体21の第2の主面34に金属電極を設ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の集積回路の一部を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例の集積回路の一部を示す断面図
である。
【図3】図2の半導体基体の平面図である。
【図4】図2の集積回路を製造するための半導体基板を
示す断面図である。
【図5】図4の基板にN形領域を形成したものを示す断
面図である。
【図6】図5の基板にP形領域を形成したものを示す断
面図である。
【図7】図6の基板の上にエピタキシャル成長層を形成
した半導体基体を示す断面図である。
【図8】図7の基体にコレクタ接続領域を形成したもの
を示す断面図である。
【図9】図8の基体にベース接続領域を形成したものを
示す断面図である。
【図10】図9の基体にエミッタ接続領域を形成したも
のを示す断面図である。
【図11】図10の基体に絶縁膜を形成したものを示す
断面図である。
【図12】電子線照射前のトランジスタを示す断面図で
ある。
【図13】トランジスタに対する電子線照射を示す断面
図である。
【符号の説明】
23 コレクタ領域 24 ベース領域 25 エミッタ領域 26 コレクタ接続領域 27 ベース接続領域 28 エミッタ接続領域 50 電子線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電形の半導体基板に前記第1導電
    形と反対の第2導電形の不純物を拡散して前記半導体基
    板の所定領域に第1の半導体領域を形成する工程と、 前記第1の半導体領域に第1導電形の不純物を拡散して
    その表面を除いて前記第1の半導体領域に囲まれた第2
    の半導体領域を形成する工程と、 前記第1及び第2の半導体領域の露出表面を覆うように
    前記半導体基板の上にエピタキシャル成長法によって第
    2導電形の第3の半導体領域を形成する工程と、 前記第3の半導体領域に第2導電形の不純物を拡散し、
    前記第3の半導体領域の表面に露出する部分を有し且つ
    前記第1の半導体領域に接続された第4の半導体領域を
    形成する工程と、 前記第3の半導体領域に第1導電形の不純物を拡散し、
    前記第3の半導体領域の表面に露出する部分を有し且つ
    前記第2の半導体領域に接続され且つ前記第3の半導体
    領域の一部を環状に囲んでいる第5の半導体領域を形成
    する工程と、 前記第2及び第5の半導体領域によって表面を除いて囲
    まれた前記第3の半導体領域の一部から成る島状領域に
    第2導電形の不純物を拡散し、その表面を除いて前記島
    状領域で囲まれ且つ前記島状領域よりも高い不純物濃度
    を有している第6の半導体領域を形成する工程と、 前記第4の半導体領域にコレクタ電極を接続し、前記第
    5の半導体領域にベース電極を接続し、前記第6の半導
    体領域にエミッタ電極を接続する工程と、 前記第2の半導体領域におけるキャリアのライフタイム
    を短くするための欠陥が生じるように少なくとも前記第
    2の半導体領域に電子線を照射する工程とを備えたトラ
    ンジスタの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007194509A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 静電気保護用半導体装置

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JP2007194509A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 静電気保護用半導体装置

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