JPH11259185A - 計算機システム及び電源情報通知方式 - Google Patents

計算機システム及び電源情報通知方式

Info

Publication number
JPH11259185A
JPH11259185A JP10059459A JP5945998A JPH11259185A JP H11259185 A JPH11259185 A JP H11259185A JP 10059459 A JP10059459 A JP 10059459A JP 5945998 A JP5945998 A JP 5945998A JP H11259185 A JPH11259185 A JP H11259185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
computer
information
information notification
uninterruptible power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10059459A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Ishizawa
正芳 石沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP10059459A priority Critical patent/JPH11259185A/ja
Publication of JPH11259185A publication Critical patent/JPH11259185A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Sources (AREA)
  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム全体を管理する計算機に全体の電源
情報を専用ケーブルで確実に通知できるようにする。 【解決手段】 ネットワーク4によりそれぞれ繋がれた
システム管理計算機1、その他の計算機2及びシステム
共用接続機器3にそれぞれ1対1の対応で無停電電源装
置6,8,10を接続し、この無停電電源装置6,8,
10とシステム管理計算機1等の間に電源情報通知装置
15を介在させ、計算機2の電源情報をシステム管理計
算機1に確実に通知するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電源異常に対す
る堅牢性を持った無停電電源装置を有する計算機システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば特公平8−1577号公報
に示された従来の情報処理システムの概要を示す図であ
り、図において、21はワーク・ステーションの本体装
置、22はキーボード、23は無停電電源装置、24は
カール・コード、25は差込み側コネクタ、26は受け
側コネクタ、27は中継器、28も受け側コネクタ、2
9と30は交流電源用のプラグ、31と32は交流電源
用のコンセントをそれぞれ示している。
【0003】本体装置21には、プラグ29を持つ電源
ケーブルが設けられている。プラグ29は、コンセント
31又は32に差し込まれる。また、本体装置21には
受け側コネクタ26が設けられ、この受け側コネクタ2
6にはカール・コード24の先端に設けられた差込み側
コネクタ25が差し込まれる。カール・コード24、差
込み側コネクタ25、受け側コネクタ26はキーボード
・インタフェースの一部を構成している。
【0004】無停電電源装置23は、中継器27を持つ
信号ケーブル、コンセント31、プラグ30を持つ電源
ケーブルを備えている。中継器27には、受け側コネク
タ28が設けられている。無停電電源装置23を使用す
るときには、プラグ29をコンセント31に差し込み、
プラグ30をコンセント32に差し込み、差込み側コネ
クタ25を受け側コネクタ28に差し込み、中継器27
と受け側コネクタ26との間を信号ケーブル(図示せ
ず)で接続する。
【0005】次に動作について説明する。キーボード2
2は、カール・コード24を介して本体装置21または
中継器27にプラグインされる。無停電電源装置23
は、キーボード・インタフェース(シリアル双方向イン
タフェース:KBのコード送信、リセット・コード受信
等に用いる)を有し、本体装置21とキーボード22の
中間に挿入する形態で設置される。無停電電源装置23
は、このインタフェースを介して本体装置21に対し
て、バッテリ電圧低下等の状態を送信し、本体装置21
やキーボード22からのデータを送信する。
【0006】図7は従来の情報処理システムの信号処理
系を示す図である。同図において、33ないし36はド
ライバ/レシーバ、37はマイクロプロセッサ、38は
メモリ、39は温度センサ、40はファン、41は充放
電回路、42はバッテリ、43はインバータ、44は商
用/インバータ切換回路をそれぞれ示している。なお、
点線は無停電電源装置23を使用した場合における本体
装置21と無停電電源装置23、無停電電源装置23と
キーボード22との間の信号路を示している。また、実
線は無停電電源装置23を使用しない場合における本体
装置21とキーボード22との間の信号路を示してい
る。
【0007】本体装置21は、CPUやドライバ/レシ
ーバ33などを有している。キーボード22もドライバ
/レシーバ34を有している。無停電電源装置23は、
ドライバ/レシーバ35と36、マイクロプロセッサ3
7、メモリ38、温度センサ39、ファン40、充放電
回路41、バッテリ42、インバータ43、切換回路4
4などを有している。
【0008】マイクロプロセッサ37は、ドライバ/レ
シーバ35を介して本体装置21と接続され、ドライバ
/レシーバ36を介してキーボード22と接続される。
メモリ38には、プログラムやデータ等が格納される。
温度センサ39は無停電電源装置23の温度を検出する
ものであり、マイクロプロセッサ37は温度センサ39
の出力を読み取ることが出来る。ファン40は無停電電
源装置23の内部を冷却するためのものであり、マイク
ロプロセッサ37はファン40の回転数を制御すること
が出来る。
【0009】充放電回路41は、整流回路などを有して
いる。交流側が活きている場合には、整流回路の出力が
充電のためにバッテリ42に供給されると共に、インバ
ータ43を介して負荷側に供給される。交流側が停電し
た場合には、バッテリ42からの電力がインバータ43
を介して負荷側に供給される。マイクロプロセッサ37
はバッテリの放電終結電圧を変更することが出来る。放
電終結電圧以下にバッテリ電圧が低下したならば、バッ
テリ42から負荷への電力供給は停止させられる。
【0010】次に動作について説明する。無停電電源装
置23を使用しない場合には、本体装置21とキーボー
ド22の間のデータ転送は、実線で示す信号路を介して
行なわれる。無停電電源装置23が使用される場合に
は、キーボード22から出力されたコード情報は、点線
で示す信号路→ドライバ/レシーバ36→マイクロプロ
セッサ37→ドライバ/レシーバ35→点線で示す信号
路を経由して本体装置21に転送され、また、本体装置
21から出力されたリセット・コードは逆の経路を介し
てキーボード22に転送される。
【0011】無停電電源装置23は、キーボード22か
ら本体装置21へのデータ転送及び本体装置21からキ
ーボード22へのデータ転送の中継を行うと共に、UP
S管理データ(無停電電源装置23の状態を示すデータ
や無停電電源装置23への設定データ)の送受信を行
う。キーボード・インタフェースは、人とのインタフェ
ースであることから、空時間が多く、UPS管理データ
を割込ませることには、問題がない。
【0012】キーボード・インタフェースのデータは、
通信先アドレス,データ部,送信元アドレスという形を
している。無停電電源装置23内のマイクロプロセッサ
37は、送信アドレスをチェックして自分宛のデータの
みを取り込み、キーボード22から本体装置21へのデ
ータ及び本体装置21からキーボード22へのデータに
関しては、スルーで送信先へ転送する。
【0013】無停電電源装置23の監視機能について説
明する。無停電電源装置23は、温度上昇,充電器異
常,バッテリ異常,バッテリ電圧低下,停電検出,冷却
用ファンの回転異常を監視する機能を有している。次に
無停電電源装置23のロギング機能について説明する。
無停電電源装置23は、電池交換日情報や放電終始電圧
をロギングする機能を有している。次に無停電電源装置
23の通信機能について説明する。無停電電源装置23
は、キーボード22から本体装置21へのデータ及び本
体装置21からキーボード22へのデータを中継する機
能を有している。また無停電電源装置23は、無停電電
源装置23の異常(温度上昇,充電器異常・・・・・ )を本
体装置21に送信する機能を有している。更に、無停電
電源装置23は、本体装置21またはキーボード22か
ら送られてきた設定データ(電池交換日情報や放電終始
電圧など)を受信する機能を有している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の無停電電源装置
を有する計算機システムは以上のように構成されている
ので、無停電電源装置の電源情報通知は、本体との情報
通知経路が一対である。このため、システム共用接続機
器を無停電電源装置に接続した場合、すでに無停電電源
装置を接続した計算機には、システム共用接続機器に接
続された無停電電源装置が検知した電源情報を通知する
ことができないという問題点があった。
【0015】また複数の計算機から構成されるシステム
の場合、システム全体を管理する計算機に他の計算機の
電源情報を通知する手段は、システムで使用しているネ
ットワークなどデータのやり取りなどで使用している共
用の経路でしか通知できないため、電源障害時の堅牢性
に欠けているという問題点があった。
【0016】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、システム共用接続機器の電
源に接続された無停電電源装置からの電源情報通知を計
算機が受け取る事ができるとともに、計算機同士で、他
の計算機の電源情報を、専用ケーブルを介して受け取る
ことを可能にすることによって、システム全体を管理す
る計算機に全体の電源情報を専用ケーブルで確実に通知
できるようにすることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る計算機システムは、ネットワークによりそれぞれ繋が
れたシステム管理計算機、計算機及びシステム共用接続
機器と、システム管理計算機、計算機及びシステム共用
接続機器にそれぞれ接続された無停電電源装置と、この
無停電電源装置に接続されると共に、システム管理計算
機、計算機及びシステム共用接続機器に接続された電源
情報通知装置とから構成されたものである。
【0018】この発明の請求項2に係る電源情報通知方
式は、システム共用接続機器に接続された無停電電源装
置からの電源異常情報を電源情報通知装置を介してシス
テム共用接続機器を使用している各計算機に通知するも
のである。
【0019】この発明の請求項3に係る電源情報通知方
式は、電源異常情報が通知された各計算機が、システム
共用接続機器を使用した処理を中止した後、処理中止情
報を電源情報通知装置を介して異常が発生した無停電電
源装置に通知して電源供給を中止するものである。
【0020】この発明の請求項4に係る電源情報通知方
式は、計算機またはシステム共用接続機器で発生した電
源異常情報を電源情報通知装置を介してシステム管理計
算機に通知すると共に、このシステム管理計算機が制御
を管理するものである。
【0021】この発明の請求項5に係る電源情報通知方
式は、システム管理計算機による制御が停止である場
合、このシステム管理計算機が電源情報通知装置を介し
異常が発生した無停電電源装置に通知して電源供給を中
止するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図1に基づいて説明する。図1はこの発
明の実施の形態1による無停電電源装置を有する計算機
システムを示すブロック図である。本計算機システムに
は、システム管理計算機1と、複数のシステム管理以外
の計算機2、及び複数のシステム共用接続機器3があ
り、各機器はネットワーク4で繋がっている。また電源
5からの電源供給は、無停電電源装置6から電源供給ケ
ーブル7を介してシステム管理計算機1に、複数の無停
電電源装置8から複数の電源供給ケーブル9を介してシ
ステム管理以外の複数の計算機2に一対一の対応で、ま
た複数の無停電電源装置10から複数の電源供給ケーブ
ル11を介して複数のシステム共用接続機器3に一対一
の対応で供給される。
【0023】無停電電源装置からの電源情報は、無停電
電源装置6からは専用ケーブル12を介して、複数の無
停電電源装置8からは専用ケーブル13を介して一対一
の対応で、また無停電電源装置10からは専用ケーブル
14を介して一対一の対応でそれぞれ電源情報通知装置
15に通知される。電源情報通知装置15からは、上記
のように通知された電源情報を、電源情報を通知するた
めの専用ケーブル16を介してシステム管理計算機1
に、専用ケーブル17を介して複数のシステム管理以外
の計算機2に一対一の対応で通知する。
【0024】次に動作について説明する。システム管理
計算機1は、緊急時の動作状態通知を専用ケーブル16
を介して電源情報通知装置15へ送信する。また、複数
のシステム管理以外の計算機2は、緊急時の動作状態通
知を専用ケーブル17を介して電源情報通知装置15へ
送信する。電源情報通知装置15からは、上記で通知さ
れた動作状態を、無停電電源装置6,8,10のうちの
指定された何れかに送信する。
【0025】システム共用接続機器3の電源情報は、無
停電電源装置10から、専用ケーブル14を経由して電
源情報通知装置15に通知される。無停電電源装置10
から電源情報を受信した電源情報通知装置15は、受信
した情報の緊急度に応じてシステム共用接続機器3を使
用しているシステム管理計算機1、あるいは複数のシス
テム管理以外の計算機2に対して情報を通知する。シス
テム管理計算機1、あるいは複数のシステム管理以外の
計算機2の何れかの電源が異常を起こしたとしても、同
様に専用ケーブル12,13を介して電源情報通知装置
15に異常内容が通知され、受信した情報の緊急度に応
じてシステム管理計算機1、あるいは複数のシステム管
理以外の計算機2に専用ケーブル16,17を介し通知
する。
【0026】このようにして、計算機、及びディスクシ
ステムなどのシステム共用接続機器3に接続され、かつ
電源異常などの電源情報を通知したり、外部からの制御
信号を受信するインタフェースを持つ無停電電源装置
6,8,10を、複数の計算機に電源情報を通知する機
能並びに制御信号を無停電電源装置6,8,10に送信
する機能を持った電源情報通知装置15に接続して、複
数の計算機を制御することができるようになる。
【0027】以上のように、複数の計算機と、またシス
テム共用接続機器3のある計算機システムにおいて、シ
ステム共用接続機器3や、システム管理以外の計算機2
の電源情報を、システム管理計算機1に専用ケーブル1
6を介して確実に通知することが可能となり、計算機シ
ステムの電源異常検知に関する堅牢性を向上させること
ができる。
【0028】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2を図2に基づいて説明する。図2はこの発明の実施
の形態2による無停電電源装置を有する計算機システム
を示すブロック図である。システム管理計算機1、計算
機2及びシステム共用接続機器3はネットワーク4によ
って繋がっており、相互にファイル使用、並びにアプリ
ケーション動作などを実行している。各計算機1,2に
は無停電電源装置6,8が繋がれており、各無停電電源
装置の電源情報は専用ケーブル12〜14を介し、電源
情報通知装置15へ通知される。通知された情報は緊急
の度合に応じてシステム管理計算機1や、その他の計算
機2へ専用ケーブル16,17を介して通知される。
【0029】次に動作について説明する。例えば無停電
電源装置10からの情報が無停電電源装置の現在の電源
状態に関する情報であり、システムに影響を与えない場
合には、通知された情報を専用ケーブル16を経由して
システム管理計算機1にのみ情報として通知される。無
停電電源装置10からの情報が無停電電源装置の停電な
ど緊急を要する情報であれば、通知された情報を専用ケ
ーブル16,17を経由してシステム管理計算機1と、
その他の計算機2へ通知する。通知された計算機2は電
源停止が起こったシステム共用接続機器3で実施してい
るアプリケーションソフトウエア等の処理の停止を迅速
に行なうことが可能となる。
【0030】このように電源情報通知装置15は、受信
した無停電電源装置10の情報内容により、通知が必要
な計算機を選別し、通知された情報を該当する計算機へ
送信する。電源情報通知装置15から通知された情報が
システム共用接続機器3の何れかの機器の停電である場
合は、停電した電源から電源供給を受けているシステム
共用接続機器3に関連する処理の停止を可能にする。
【0031】上記のようにして、システム共用接続機器
3へ供給される電源の異常通知を、システム共用接続機
器3を使用している各計算機に、電源情報通知装置15
を介して専用ケーブル16,17で通知され、電源異常
通知の受信から、各計算機が早期にシステム共用接続機
器3を使用しているアプリケーションその他を停止する
ことが可能となるので、電源異常に対する堅牢性が高い
システムを構築することができる。
【0032】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3を図3に基づいて説明する。図3はこの発明の実施
の形態3による無停電電源装置を有する計算機システム
を示すブロック図である。システム管理計算機1、計算
機2及びシステム共用接続機器3はネットワーク4によ
って繋がっており、相互にファイル使用、並びにアプリ
ケーション動作などを実行している。各計算機1,2に
は無停電電源装置6,8が繋がれており、計算機1,2
からのアプリケーションなどの動作情報は専用ケーブル
16,17を介し、電源情報通知装置15へ通知され
る。通知された情報は緊急の度合に応じて各無停電電源
装置6,8,10へ専用ケーブル12〜14を介して通
知される。
【0033】次に動作について説明する。上記実施の形
態2で示した、電源情報通知装置15を介した電源異常
情報の通知により、システム管理計算機1と、その他の
計算機2がシステム共用接続機器3に関連する処理を終
了した場合、処理停止の情報を専用ケーブル16,17
を経由して電源情報通知装置15に通知する。停電した
システム共用接続機器3に対する処理の終了情報を受信
した電源情報通知装置15は、電源異常を感知した無停
電電源装置10へ給電停止要求を送信し、無停電電源装
置10は機能停止を行なう。
【0034】このようにして、システム共用接続機器3
への供給電源の電源異常が、電源情報通知装置15を介
して専用ケーブル16,17でシステム共用接続機器3
を使用する各計算機に対して通知されたとき、システム
共用接続機器3に対して実施されているアプリケーショ
ンその他を停止することが可能となる。アプリケーショ
ンその他を停止した各計算機は、システム共用接続機器
3に対する実施項目がすべて停止されたことを、電源情
報通知装置15を介して無停電電源装置10に通知する
ことが可能なり、早期に電源異常が発生しているシステ
ム共用接続機器3の電源を停止することができる。これ
によって、異常の発生したシステム共用接続機器3との
システムの切り離しを可能にすることができる。
【0035】実施の形態4.次に、この発明の実施の形
態4を図4に基づいて説明する。図4はこの発明の実施
の形態4による無停電電源装置を有する計算機システム
を示すブロック図である。システム管理計算機1と、そ
の他の計算機2a,2bはネットワーク4によって繋が
っており、相互にファイル使用並びにアプリケーション
動作などを実行している。各計算機には無停電電源装置
6,8が繋がれており、各無停電電源装置の電源情報は
専用ケーブル12,13を介し、電源情報通知装置15
へ通知される。通知された情報は緊急の度合に応じてシ
ステム管理計算機1や、その他の計算機2a,2bへ専
用ケーブル16,17を介して通知される。
【0036】次に動作について説明する。計算機2aに
繋がる無停電電源装置8aの電源において、停電などの
緊急を要する事態が発生した場合では、電源異常情報を
システム管理計算機1に通知することによって、電源異
常が発生した計算機2aで実施している処理を一括して
システム管理計算機1が認識し、ネットワーク4を経由
して、電源異常が発生した状態を計算機2bを含むネッ
トワーク全体へ通知するとともに、システムで電源異常
が発生した計算機2aへのアクセス停止を可能にする。
【0037】上記のような計算機システムでは、システ
ム共用接続機器3及びシステム管理以外の計算機2の電
源情報を、システム管理計算機1に通知することが可能
で、例えばシステム管理以外の計算機2の電源異常を通
知された場合、通知された情報を受け取ったシステム管
理計算機1は異常の起こった計算機で実施されているア
プリケーションその他を状況に応じて継続するか、停止
するかという制御を一括して管理することが可能で、電
源異常に対する堅牢性を保つことができる。
【0038】実施の形態5.次に、この発明の実施の形
態5を図5に基づいて説明する。図5はこの発明の実施
の形態5による無停電電源装置を有する計算機システム
を示すブロック図である。システム管理計算機1と、そ
の他の計算機2a,2bはネットワーク4によって繋が
っており、相互にファイル使用並びにアプリケーション
動作などを実行している。各計算機には無停電電源装置
6,8が繋がれており、各計算機のアプリケーションな
どの動作情報は専用ケーブル16,17を介し、電源情
報通知装置15へ通知される。通知された情報は緊急の
度合に応じて各無停電電源装置へ専用ケーブル12,1
3を介して通知される。
【0039】次に動作について説明する。上記実施の形
態4に示された情報通知により、システム管理計算機1
と、計算機2bが電源異常の発生した計算機に関連する
処理を終了し、計算機2aが機能を停止した場合、処理
の情報を専用ケーブル16,17を経由して電源情報通
知装置15に通知する。停電した計算機2aに対する処
理の終了情報を受信した電源情報通知装置15は、電源
異常を感知した無停電電源装置8aへ給電停止要求を送
信し、無停電電源装置8aの機能停止を可能にする。
【0040】上記のようにして、電源異常の起こった計
算機2aに対して、アプリケーションその他を、状況に
応じて継続するか、停止するかの制御を決定するもので
ある。システム管理計算機1の判断がアプリケーション
その他の停止であった場合、電源異常のあった無停電電
源装置8aから電源を供給されている計算機2aがシャ
ットダウン可能な状況になったことを、システム管理計
算機1から専用ケーブル16を介して電源情報通知装置
15へ送信することができる。計算機2aの状態情報を
通知された電源情報通知装置15は、計算機2aがシャ
ットダウン可能であるという情報を無停電電源装置8a
に送信して、早期に電源異常を起こした電源から供給さ
れている機器を停止することが可能となり、異常が発生
した計算機とシステムの切り離しを可能にすることがで
きる。
【0041】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る計算機システ
ムによれば、ネットワークによりそれぞれ繋がれたシス
テム管理計算機、計算機及びシステム共用接続機器と、
システム管理計算機、計算機及びシステム共用接続機器
にそれぞれ接続された無停電電源装置と、この無停電電
源装置に接続されると共に、システム管理計算機、計算
機及びシステム共用接続機器に接続された電源情報通知
装置とから構成したので、システム共用接続機器やシス
テム管理以外の計算機の電源情報をシステム管理計算機
に確実に通知することが可能となり、計算機システムの
電源異常検知に関する堅牢性を向上させることができ
る。
【0042】この発明の請求項2に係る電源情報通知方
式によれば、システム共用接続機器に接続された無停電
電源装置からの電源異常情報を電源情報通知装置を介し
てシステム共用接続機器を使用している各計算機に通知
するようにしたので、各計算機が早期にシステム共用接
続機器が使用しているアプリケーションその他を停止す
ることが可能となり、電源異常に対する堅牢性が高いシ
ステムを構築することができる。
【0043】この発明の請求項3に係る電源情報通知方
式によれば、電源異常情報が通知された各計算機が、シ
ステム共用接続機器を使用した処理を中止した後、処理
中止情報を電源情報通知装置を介して異常が発生した無
停電電源装置に通知して電源供給を中止するようにした
ので、異常の発生したシステム共用接続機器とのシステ
ムの切り離しを可能にすることができる。
【0044】この発明の請求項4に係る電源情報通知方
式によれば、計算機またはシステム共用接続機器で発生
した電源異常情報を電源情報通知装置を介してシステム
管理計算機に通知すると共に、このシステム管理計算機
が制御を管理するようにしたので、電源異常に対する堅
牢性を保つことができる。
【0045】この発明の請求項5に係る電源情報通知方
式によれば、システム管理計算機による制御が停止であ
る場合、このシステム管理計算機が電源情報通知装置を
介し異常が発生した無停電電源装置に通知して電源供給
を中止するようにしたので、異常が発生した計算機とシ
ステムの切り離しを可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による計算機システ
ムを示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による計算機システ
ムを示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による計算機システ
ムを示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態4による計算機システ
ムを示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態5による計算機システ
ムを示すブロック図である。
【図6】 従来の情報処理システムの概要を示す図であ
る。
【図7】 従来の情報処理システムの信号処理系を示す
図である。
【符号の説明】
1 システム管理計算機、2 計算機、3 システム共
用接続機器、4 ネットワーク、6,8,10 無停電
電源装置、15 電源情報通知装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークによりそれぞれ繋がれたシ
    ステム管理計算機、計算機及びシステム共用接続機器
    と、上記システム管理計算機、計算機及びシステム共用
    接続機器にそれぞれ接続された無停電電源装置と、この
    無停電電源装置に接続されると共に、上記システム管理
    計算機、計算機及びシステム共用接続機器に接続された
    電源情報通知装置とから構成されたことを特徴とする計
    算機システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の計算機システムを用いた
    電源情報通知方式であって、システム共用接続機器に接
    続された無停電電源装置からの電源異常情報を電源情報
    通知装置を介して上記システム共用接続機器を使用して
    いる各計算機に通知することを特徴とする電源情報通知
    方式。
  3. 【請求項3】 電源異常情報が通知された各計算機が、
    システム共用接続機器を使用した処理を中止した後、処
    理中止情報を電源情報通知装置を介して異常が発生した
    無停電電源装置に通知して電源供給を中止することを特
    徴とする請求項2記載の電源情報通知方式。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の計算機システムを用いた
    電源情報通知方式であって、計算機またはシステム共用
    接続機器で発生した電源異常情報を電源情報通知装置を
    介してシステム管理計算機に通知すると共に、このシス
    テム管理計算機が制御を管理することを特徴とする電源
    情報通知方式。
  5. 【請求項5】 システム管理計算機による制御が停止で
    ある場合、このシステム管理計算機が電源情報通知装置
    を介し異常が発生した無停電電源装置に通知して電源供
    給を中止することを特徴とする請求項4記載の電源情報
    通知方式。
JP10059459A 1998-03-11 1998-03-11 計算機システム及び電源情報通知方式 Pending JPH11259185A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10059459A JPH11259185A (ja) 1998-03-11 1998-03-11 計算機システム及び電源情報通知方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10059459A JPH11259185A (ja) 1998-03-11 1998-03-11 計算機システム及び電源情報通知方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11259185A true JPH11259185A (ja) 1999-09-24

Family

ID=13113923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10059459A Pending JPH11259185A (ja) 1998-03-11 1998-03-11 計算機システム及び電源情報通知方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11259185A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001337754A (ja) * 2000-05-25 2001-12-07 Isa:Kk マルチベンダups統合管理システム装置
US6865685B2 (en) * 2001-03-20 2005-03-08 American Power Conversion Power supply event notification system for sending an electronic notification to multiple destinations
US7082541B2 (en) * 2000-04-26 2006-07-25 American Power Conversion Corporation System and method for managing uninterruptible power supply systems
JP2010191595A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Nec Corp 電力配分システムおよび方法
JP2011107913A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Fujitsu Component Ltd 電源制御装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7082541B2 (en) * 2000-04-26 2006-07-25 American Power Conversion Corporation System and method for managing uninterruptible power supply systems
JP2001337754A (ja) * 2000-05-25 2001-12-07 Isa:Kk マルチベンダups統合管理システム装置
US6865685B2 (en) * 2001-03-20 2005-03-08 American Power Conversion Power supply event notification system for sending an electronic notification to multiple destinations
JP2010191595A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Nec Corp 電力配分システムおよび方法
US8219839B2 (en) 2009-02-17 2012-07-10 Nec Corporation Power distribution system and method thereof in which redundant power is collected only when power pool is below or equal to pool threshold
JP2011107913A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Fujitsu Component Ltd 電源制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6629247B1 (en) Methods, systems, and computer program products for communications in uninterruptible power supply systems using controller area networks
US7081827B2 (en) Power over Ethernet-prioritized active splitter
US7334139B2 (en) Power supply control apparatus, power supply control system, and administration apparatus
US7043267B1 (en) Communication device disconnecting a communication line by detecting an abnormal state of computer equipment
US7045914B2 (en) System and method for automatically providing continuous power supply via standby uninterrupted power supplies
JPH11259185A (ja) 計算機システム及び電源情報通知方式
JP2021117963A (ja) パワー・オーバー・イーサネットを用いて冗長電源の管理を行う方法及びその冗長電源装置
JP2003167654A (ja) 無停電電源装置
JPH11305881A (ja) 無停電電源装置の電源管理システムおよび無停電電源装置の電源管理方法
JP2015060333A (ja) 多重化電力供給システム、情報処理装置および監視機器
CN114138567A (zh) 一种基板管理控制模块维护方法、装置、设备及存储介质
JPH1051979A (ja) Lan接続無停電電源装置
JP2001333547A (ja) 無停電電源装置
JP2000353031A (ja) ネットワーク配電システム
JP2009017619A (ja) 電源活殺回路、遠隔監視制御装置、および遠隔監視制御装置のリセット方法
JPS58132833A (ja) 情報伝送方法
JP2000245076A (ja) 電源相互監視および供給可能なups装置
JP3613135B2 (ja) ネットワークシステム
JP3644008B2 (ja) 二重化情報中継装置及び切替制御方法
JPS6367786B2 (ja)
JP2003208245A (ja) 情報処理装置及びupsに接続される通信アダプタ
JPH04283816A (ja) 無停電電源装置を有する情報処理システム
KR100493450B1 (ko) 전자 교환시스템의 과금 정보 저장 장치
JPS62528B2 (ja)
JPH0512925U (ja) 無停電電源装置