JPH11305881A - 無停電電源装置の電源管理システムおよび無停電電源装置の電源管理方法 - Google Patents

無停電電源装置の電源管理システムおよび無停電電源装置の電源管理方法

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JPH11305881A
JPH11305881A JP10113638A JP11363898A JPH11305881A JP H11305881 A JPH11305881 A JP H11305881A JP 10113638 A JP10113638 A JP 10113638A JP 11363898 A JP11363898 A JP 11363898A JP H11305881 A JPH11305881 A JP H11305881A
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JP
Japan
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power supply
computer
uninterruptible power
data
ups
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JP10113638A
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Katsuhiko Ito
勝彦 伊藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 UPSのスケジュール運転をする場合に、U
PSから電源を供給されているコンピュータ以外から
の、UPSのスケジュールの設定ができるUPSの電源
管理システムおよびUPSの電源管理方法を得る。 【解決手段】 システム管理者は無停電電源装置のスケ
ジュールデータを、システム管理者用コンピュータ8の
ケーブルレスの通信部9から第1の無停電電源装置1a
および第2の無停電電源装置1b,1cに送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無停電電源装置を
使用して停電発生時の処置およびスケジュールによる電
源の投入・しゃ断等を行う無停電電源装置の電源管理シ
ステムおよび無停電電源装置の電源管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は無停電電源装置を有する従来のコ
ンピュータシステムの構成を示す図である。図におい
て、41aは無停電電源装置(以下、UPSと記す)、
42aはコンピュータ、43は入力電源、44はUPS
41aとコンピュータ42aとを接続する電源ケーブ
ル、45はコンピュータ42aとRS−232C通信す
るUPS41aの通信部、46はUPS41aとRS−
232C通信するコンピュータ42aの通信部、47は
UPS41aを管理するためにコンピュータ42aに組
み込まれているUPS管理アプリケーションである。
【0003】1台のUPS41aで1台のコンピュータ
42aの電源管理をするコンピュータシステムの例であ
り、UPS41aより電源ケーブル44を介しコンピュ
ータ42aに電源を供給するものである。また、UPS
41aとコンピュータ42aとの間をRS−232C通
信にて接続し、UPS41aの電源の投入・遮断等のス
ケジュール管理やUPS41aの状態の監視について
は、コンピュータ42aに組み込まれたUPS管理アプ
リケーション47により行っている。また、UPS管理
アプリケーション47はUPS41aの状態を常時監視
しており、停電が発生すると、動作中のアプリケーショ
ンを終了させることにより、コンピュータ42aの運用
に支障がないようにOSを安全に停止させる。
【0004】従来のコンピュータシステムにおいては、
始業前の負荷の電源投入とか定時作業終了後の負荷の電
源遮断等のスケジューリングに基づく、UPS41aの
電源管理により、電源制御を行っている。このスケジュ
ールは、システム管理者等がコンピュータ42において
UPS管理アプリケーション47に設定していた。
【0005】図8は、一台のUPSと複数のコンピュー
タとで構成される従来のコンピュータシステムの構成を
示す図である。図において、43〜47は図7と同様で
あり、その説明を省略する。また、41bはUPS、4
2b,42cはコンピュータ、51は増設インターフェ
ス、52はUPS41bとRS−232C通信する通信
部、53,54はコンピュータ42b,42とRS−2
32C通信する通信部である。これは、一台のUPSか
ら複数のコンピュータに電源を供給するとともに、UP
S41bの通信部45とコンピュータ42b,42cの
通信部46とを、増設インターフェス51を介してRS
−232C通信にて接続し、停電発生時に各コンピュー
タに停電発生の通報を送ることにより、停電信号を各コ
ンピュータが検知するようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のU
PSでは、UPSのスケジュール運転をする場合には、
UPSから電源を供給されているコンピュータからUP
Sのスケジュールの設定をしなければならないという問
題点があった。
【0007】また、UPSの電源を管理する場合、シス
テム管理者はUPSに接続されているコンピュータを操
作し、UPSに対しスケジュールデータを送信しなけれ
ばならないという問題点があった。
【0008】さらに、一台のUPSで停電信号を複数台
のコンピュータに通報する場合に、従来の通信方式はR
S−232Cのために、UPSに通報する対象のコンピ
ュータの台数分だけRS−232Cコネクタを設けなけ
ればならないという問題点があった。
【0009】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、第1の目的は、UPSのスケジ
ュール運転をする場合に、UPSから電源を供給されて
いるコンピュータ以外からの、UPSのスケジュールの
設定ができるUPSの電源管理システムおよびUPSの
電源管理方法を得るものである。
【0010】また、第2の目的は、UPSの電源を管理
する場合に、UPSから電源を供給されているコンピュ
ータ以外からの、UPSの電源を管理でき、さらにUP
Sの停電信号を複数のコンピュータに通報しOSを安全
に停止させるUPSの電源管理システムおよびUPSの
電源管理方法を得るものである。
【0011】さらに、第3の目的は、UPSに通報する
対象のコンピュータの通信方式がRS−232Cの場合
においても、コンピュータの台数分だけRS−232C
コネクタを設けなくとも一台のUPSで停電信号を複数
台のコンピュータに通報することができるUPSの電源
管理システムおよびUPSの電源管理方法を得るもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の無停電電源装
置の電源管理システムは、無停電電源装置とこの無停電
電源装置から電源を供給されるコンピュータと前記無停
電電源装置に対してスケジュールの設定を行うシステム
管理者用コンピュータとを有する無停電電源装置の電源
管理システムにおいて、前記システム管理者用コンピュ
ータおよび前記コンピュータと通信するケーブルレスの
通信部と、前記システム管理者用コンピュータから送信
されるスケジュールデータを記憶する記憶部と、この記
憶部に記憶されたスケジュールデータに従い接続される
前記コンピュータへの電源の投入・遮断を実行する制御
部と、を有する第1の無停電電源装置と、前記システム
管理者用コンピュータと通信するケーブルレスの通信部
と、前記システム管理者用コンピュータから送信される
スケジュールデータを記憶する記憶部と、この記憶部に
記憶されたスケジュールデータに従い接続される前記コ
ンピュータへの電源の投入・遮断を実行する制御部と、
を有する第2の無停電電源装置と、無停電電源装置管理
アプリケーションと、前記第1の無停電電源装置と通信
するケーブルレスの通信部と、を有し、前記無停電電源
装置から電源を供給されるコンピュータと、前記第1の
無停電電源装置および第2の無停電電源装置と通信する
ケーブルレスの通信部と、無停電電源装置管理アプリケ
ーションと、を有するシステム管理者用コンピュータ
と、を備え、通常時、システム管理者は無停電電源装置
のスケジュールデータを、前記システム管理者用コンピ
ュータのケーブルレスの通信部から前記第1の無停電電
源装置および第2の無停電電源装置に送信するようにし
たものである。
【0013】また、この発明の無停電電源装置の電源管
理方法は、無停電電源装置とこの無停電電源装置から電
源を供給されるコンピュータと前記無停電電源装置に対
してスケジュールの設定を行うシステム管理者用コンピ
ュータとを有する無停電電源装置の電源管理方法におい
て、前記システム管理者用コンピュータは、スケジュー
ルの設定を書き込む段階と、スケジュールの対象とする
無停電電源装置を有効とする情報をセットしたデータを
送信する段階と、前記無停電電源装置からデータを受信
すると、この受信したデータを確認し、送信したデータ
と同一の場合には、さらに受信したデータの完了情報の
有無を確認し、完了情報が有れば、設定が完了したこと
を確認する段階と、を有し、前記無停電電源装置は、受
信したデータが自局宛てのものか相手局宛てのものかを
判断する段階と、受信したデータで自局が指定されてい
る場合には、フラグシーケンスの内容を判断し、スケジ
ュールデータの設定である場合には、このスケジュール
データを記憶部に記憶するとともに、データに完了フラ
グを付加し、システム管理者用コンピュータに送信する
段階と、を有するものである。
【0014】また、この発明の無停電電源装置の電源管
理システムは、無停電電源装置とこの無停電電源装置か
ら電源を供給される第1のコンピュータおよび第2のコ
ンピュータとを有する無停電電源装置の電源管理システ
ムにおいて、前記コンピュータと通信するケーブルレス
の通信部と、を有する無停電電源装置と、無停電電源装
置管理アプリケーションと、前記無停電電源装置と通信
するケーブルレスの通信部と、を有し、前記無停電電源
装置から電源を供給される第1および第2のコンピュー
タと、を備え、前記第1のコンピュータは、前記無停電
電源装置の状態情報を確認し、停電発生時、前記第2の
コンピュータに停電発生のデータを送信するようにした
ものである。
【0015】さらに、この発明の無停電電源装置の電源
管理方法は、無停電電源装置とこの無停電電源装置から
電源を供給される第1のコンピュータおよび第2のコン
ピュータとを有する無停電電源装置の電源管理方法にお
いて、前記第1のコンピュータは、無停電電源装置の状
態監視要求のデータを前記無停電電源装置に送信する段
階と、前記無停電電源装置からデータを受信すると、こ
の受信したデータを確認し、送信したデータと同一の場
合には、さらに受信したデータの無停電電源装置の状態
情報の有無を確認する段階と、前記無停電電源装置の状
態情報に停電発生が含まれている場合には、前記第2の
コンピュータに停電発生のデータを送信する段階と、前
記第2のコンピュータからデータを受信すると、この受
信したデータを確認し、送信したデータと同一の場合に
は、さらに受信完了の有無を確認し、受信完了の有の場
合にはOSの停止処理を実行する段階と、を有し、前記
無停電電源装置は、受信したデータが自局宛てのものか
相手局宛てのものかを判断する段階と、受信したデータ
で自局が指定されている場合には、フラグシーケンスの
内容を判断し、状態監視のフラグシーケンスの場合に
は、受信したデータに無停電電源装置の状態を付加し
て、前記第1のコンピュータに送信する段階と、を有
し、前記第2のコンピュータは、前記第1のコンピュー
タから受信したデータが自局宛てのものか相手局宛ての
ものかを判断する段階と、受信したデータで自局が指定
されている場合には、フラグシーケンスの内容を判断
し、停電発生のフラグシーケンスの場合には受信したデ
ータにに受信完了を付加し、前記第1のコンピュータに
送信する段階と、OSの停止処理を実行する段階と、を
有するものである。
【0016】また、この発明の無停電電源装置の電源管
理システムは、無停電電源装置とこの無停電電源装置か
ら電源を供給される第1および第2のコンピュータとを
有する無停電電源装置の電源管理システムにおいて、前
記第1および第2のコンピュータと通信するケーブルレ
スの通信部を有する無停電電源装置と、無停電電源装置
管理アプリケーションと、前記無停電電源装置とRS−
232C通信する通信部と、を有し、前記無停電電源装
置から電源を供給される前記第1および第2のコンピュ
ータと、を備え、さらに前記第1および第2のコンピュ
ータは通信機を介して前記第2の無停電電源装置とケー
ブルレス通信可能とするとともに、前記第1のコンピュ
ータは、前記無停電電源装置の状態情報を確認し、停電
発生時、前記第2のコンピュータに停電発生のデータを
送信するようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の一実施の形態であるコンピュータシステムの構成を示
す図である。図において、1aは第1の無停電電源装置
としてのUPS、1b,1cは第2の無停電電源装置と
してのUPS、2a,2b,2cはUPS1a,1b,
1cのケーブルレスの通信部、3a,3b,3cはUP
S1a,1b,1cのスケジュールデータを記憶する記
憶部、4a,4b,4cは記憶部3a,3b,3cの内
容に基づき接続されるコンピュータへの電源の投入・遮
断を実行するなどUPS1a,1b,1cをコントロー
ルする制御部、5a,5b,5cはUPS1a,1b,
1c内部の主回路、6a,6b,6cはUPS1a,1
b,1cからの出力電源を投入・遮断するためのリレ
ー、7a,7b,7cはUPS1a,1b,1cへ電源
の供給を行う入力電源である。
【0018】また、8はUPS1a,1b,1cに対し
てスケジュールの設定を行うためにシステム管理者が使
用するシステム管理者用コンピュータ、9はUPS1
a,1b,1cと通信するケーブルレスの通信部、10
はUPS管理アプリケーション、11はシステム管理者
用コンピュータ8からUPSへスケジュールデータ等の
設定データを送信、およびUPSの内部情報をモニタす
るための受信データ等の情報の流れである。
【0019】また、12a,12b,12cはUPS1
a,1b,1cから電源の供給を受けるコンピュータ、
13a,13b,13cはコンピュータ12a,12
b,12cのケーブルレスの通信部、14a,14b,
14cはコンピュータ12a,12b,12cに組み込
まれているUPS管理アプリケーション、15はUPS
1aの入力電源が停電した場合の停電通報信号、または
スケジュールにより電源の遮断が実行されることを予告
する電源遮断の予告通知信号の流れ、16a,16b,
16cはUPS1a,1b,1cの電源出力をコンピュ
ータの電源に入力するための電源ケーブルである。
【0020】UPS1aの通信部2aは、システム管理
者用コンピュータ8およびコンピュータ12aと通信す
るものであり、UPS1b,1cの通信部2b,2c
は、システム管理者用コンピュータ8と通信するもので
ある。また、コンピュータ12aの通信部13aは、U
PS1aの通信部2aと通信するものである。ここで、
UPS1a,1b,1cのケーブルレスの通信部2a,
2b,2c、システム管理者用コンピュータ8のケーブ
ルレスの通信部9およびコンピュータ12a,12b,
12cのケーブルレスの通信部13a,13b,13c
は、Ethernet、電波による通信、赤外線通信等
1つのポートで複数の通信ポートと通信できる通信方法
を用いたものである。
【0021】また、図においてシステム管理者用コンピ
ュータ8、UPS1a,1b,1cおよびコンピュータ
12a,12b,12cの左上の枠は通信時のアドレス
を示すもので、 アドレス0 : システム管理者用コンピュータ8、 アドレス1 : UPS1a、 アドレス2 : UPS1b、 アドレス3 : UPS1c、 アドレス4 : コンピュータ12a、 アドレス5 : コンピュータ12b、 アドレス6 : コンピュータ12c、 と割り付けた例を示す。
【0022】通常時、システム管理者はUPS1a,1
b,1cのスケジュールデータを、システム管理者用コ
ンピュータ8の通信部9からUPS1a,1b,1cの
通信部2a,2b,2cに送信する。UPS1a,1
b,1cにおいて、このスケジュールデータは記憶部3
a,3b,3cに記憶され、制御部4a,4b,4c
は、それぞれ記憶されたスケジュールデータに従い、リ
レー6a,6b,6cを動作させ、コンピュータ12
a,12b,12cへの電源の投入・遮断を実行する。
【0023】UPS1aが記憶部3aに記憶されている
スケジュールデータに従って電源の遮断を実行する際、
UPS1aはコンピュータ12aに対し電源遮断の予告
通知を送信する。コンピュータ12aは、通信部13a
で電源遮断の予告通知を受信すると、UPS管理アプリ
ケーション14aに知らせる。UPS管理アプリケーシ
ョン14aでは、コンピュータ12aにて作業をしてい
る作業者に対し電源遮断の予告を画面に表示し、現在作
業中のデータを退避させるよう促す。
【0024】UPS管理アプリケーション14aは一定
時間経過後動作中のアプリケーションを終了させ、コン
ピュータの運用に支障を来たさぬようOSを停止させ
る。その後、UPS1aはリレー6aを遮断する。
【0025】UPS1aの入力電源7aが停電した場合
は、UPS1aの主回路部5aはバッテリより電源を供
給する運転となり、コンピュータ12aに対し停電が発
生したことを通報する。通報を受けたコンピュータ12
aは、UPS管理アプリケーション14aを通じて、コ
ンピュータ12aにて作業をしている作業者に対し,停
電発生の通知を画面に表示し、現在作業中のデータを退
避させるように促す。
【0026】UPS管理アプリケーション14aは一定
時間経過後動作中のアプリケーションを終了させ、コン
ピュータの運用に支障を来たさぬようOSを停止させ
る。その後、UPS1aはリレー6aを遮断し、バッテ
リの消費を節約する。システム管理者がUPSのスケジ
ュール設定を行う場合、管理者が使用しているコンピュ
ータ上にて複数台のUPSに対しスケジュール等の設定
データの書き込み、およびUPSの状態監視データを読
み出すことができる。
【0027】図2はこの発明の一実施の形態であるコン
ピュータシステムにおいて通信に使用するフレーム構成
を示す図である。図において、31はデータとしてのフ
レーム構成、32はフラグシーケンス、33は自局アド
レス、34は相手局アドレス、35はデータ部である。
自局アドレス33および相手局アドレス34は図1に記
載のシステム管理者用コンピュータ8、UPS1a,1
b,1cおよびコンピュータ12a,12b,12cに
割り付けられたアドレスを指定する。
【0028】図3はこの発明の一実施の形態であるコン
ピュータシステムにおけるスケジュール設定の処理手順
を示す図である。
【0029】システム管理者用コンピュータ8のUPS
管理アプリケーション10を起動すると、ステップS1
01でスケジュールの設定を書き込む。ステップS10
2では、どのUPSに対してこのスケジュールを有効に
するのかを判断し、フレーム31に情報をセットし、U
PS1a,1b,1cに対してこのフレームを送信す
る。例えば、UPS1aに対しスケジュールを設定する
のであればフレーム31において、自局アドレス33に
0をセットし、相手局アドレス34に1をセットしてフ
レームを送信する。
【0030】UPS1a,1b,1cでは、ステップS
109で受信待ち状態であり、フレーム31が送られる
と、ステップS110で受信したフレーム31の内容に
より自局宛てのものか相手局宛てのものかを判断し、自
局が指定されている場合にはステップS111に進み、
相手局が指定されている場合にはステップS109に戻
り、受信待ち状態となる。
【0031】自局が指定されている場合にはステップS
111で、フラグシーケンスの内容を判断し、スケジュ
ールデータの設定である場合にはステップS112に進
み、スケジュールデータの設定でない場合にはステップ
S109に戻り、受信待ち状態となる。
【0032】スケジュールデータの設定である場合には
ステップS112で、スケジュールデータを記憶部に記
憶する。ステップS113で、フレームに完了フラグを
付加し、システム管理者用コンピュータ8に送信する。
【0033】システム管理者用コンピュータ8では、ス
テップS102でフレーム31にデータをセットし、U
PS1a,1b,1cに対してこのフレームを送信した
後、ステップS103で受信待ちとなっている。UPS
1a,1b,1cからフレームを受信すると、ステップ
S104で受信したフレームを確認し、送信したフレー
ムと同一の場合にはステップS105に進み、受信した
フレームが送信したフレームと同一でない場合にはステ
ップS109に戻り、受信待ち状態となる。
【0034】ステップS105では、受信したフレーム
の完了フラグの有無を確認し、完了フラグが有れば、ス
テップS106で設定が完了したことを確認する。受信
したフレームに完了フラグが無い場合には、ステップS
102に戻り、どのUPSに対してこのスケジュールを
有効にするのかかを判断し、フレーム31にデータをセ
ットし、UPS1a,1b,1cに対してこのフレーム
を送信する。
【0035】この一連の処理手順を他のUPSのアドレ
スに対し実施することにより、スケジュールの設定がで
きる。
【0036】このように複数のコンピュータの電源を管
理する場合にも、システム管理者は1台のコンピュータ
を操作するだけでよく、また一個所にてスケジュールの
設定ができるので設定作業の煩わしさから開放される。
【0037】実施の形態2.図4は、この発明の一実施
の形態に係るコンピュータシステムの構成を示す図であ
る。図において、12a,12b,12c、13a,1
3b,13c、14a,14b,14cは図1と同様で
あり、その説明を省略する。1dはUPS、2dはコン
ピュータ12a,12b,12cと通信するUPS1d
のケーブルレスの通信部、7dはUPS1dへ電源の供
給を行う入力電源、17はUPS1dの入力電源が停電
した場合の停電通報信号、またはスケジュールにより電
源の遮断が実行されることを予告する電源遮断の予告通
知信号の流れ、18はUPS1dの電源出力をコンピュ
ータ12a,12b,12cの電源に入力するための電
源ケーブルである。
【0038】ここで、UPS1dのケーブルレスの通信
部2dおよびコンピュータ12a,12b,12cのケ
ーブルレスの通信部13a,13b,13cは、Eth
ernet、電波による通信、赤外線通信等1つのポー
トで複数の通信ポートと通信できる通信方法を用いたも
のである。この実施の形態のコンピュータシステムは、
1台のUPS1dとUPS1dから電源を供給される第
1のコンピュータとしてのコンピュータ12aおよび第
2のコンピュータとしてのコンピュータ12b,12c
とからなるものである。
【0039】UPS1dの入力電源7dが停電した場
合、UPS1dは停電発生の通報信号をUPS1dの通
信部2dを介して、コンピュータ12a,12b,12
cの通信部13a,13b,13cに送信する。コンピ
ュータ12a,12b,12cは、UPS1dから送信
された停電発生の通報信号を受信すると、コンピュータ
12a,12b,12cに組み込まれているUPS管理
アプリケーション14a,14b,14cは、コンピュ
ータ12a,12b,12cにて作業をしている作業者
に対し、停電発生の通知を画面に表示し、現在作業中の
データを退避させるようにし、一定時間経過後OSを停
止させる。
【0040】図5はこの発明の一実施の形態に係るコン
ピュータシステムにおける処理手順を示す図である。第
1のコンピュータとしてのコンピュータ12aは、ステ
ップS201でUPS1dの状態監視のフレームをUP
S1dに対して送信した後、ステップS202で受信待
ちとなっている。
【0041】UPS1dは、ステップS221で受信待
ちとなっており、フレームを受信すると、ステップS2
22で受信したフレームの相手局アドレス24が自局を
指定したものか否かを判断し、自局を指定している場合
にはステップS223に進みみ、自局を指定していない
場合にはステップS221に戻り、受信待ち状態とな
る。ステップS223では、受信したフレームが状態監
視のフラグシーケンスか否かを判断し、状態監視のフラ
グシーケンスの場合にはステップS224に進み、状態
監視のフラグシーケンスでない場合にはステップS22
1に戻り、受信待ち状態となる。ステップS224で
は、受信したフレームにUPS1の状態を付加して、コ
ンピュータ12a送信する。
【0042】コンピュータ12aは、UPS1dからフ
レームを受信すると、ステップS203で受信したデー
タを確認し、送信したフレームと同一の場合にはステッ
プS204に進み、受信したフレームが送信したフレー
ムと同一でない場合にはステップS202に戻り、受信
待ち状態となる。ステップS204では、受信したフレ
ームのUPSの状態情報の有無を確認し、UPSの状態
情報の有の場合にはステップS205に進み、UPSの
状態情報の無の場合にはステップS201に戻り、UP
S1dの状態監視のフレームをUPS1dに対して送信
する。ステップS205で受信したフレームのUPSの
状態データにより停電発生の有無を判断し、停電発生が
無の場合には停電発生チェックの処理を終了する。ま
た、停電発生の場合にはステップS206に進み、第2
のコンピュータとしての他のコンピュータ12b,12
cに対し停電発生のフレームを送信する。
【0043】コンピュータ12bまたはコンピュータ1
2cは、ステップS231で受信待ち状態であり、コン
ピュータ12aからのフレームを受信すると、ステップ
S232で受信したフレームが自局宛てのものか他局宛
てのものかを判断し、自局宛ての場合にはステップS2
33に進み、他局宛ての場合にはステップS231に戻
り、受信待ち状態となる。ステップS233で受信した
フレームが停電発生のフラグシーケンスか否かを判断
し、停電発生のフラグシーケンスの場合にはステップS
234に進み、停電発生のフラグシーケンスでない場合
にはステップS231に戻り、受信待ち状態となる。ス
テップS234で受信したフレームに受信完了を付加
し、コンピュータ12aに送信し、ステップS235で
OSの停止処理を実行する。
【0044】コンピュータ12aは、ステップS206
で他のコンピュータ12b,12cに対して停電発生の
フレームを送信した後、ステップS207で受信待ちと
なっている。他のコンピュータ12b,12cからフレ
ームを受信すると、ステップS208で受信したフレー
ムが送信したフレームと同一か判断し、送信したフレー
ムと同一の場合にはステップS209に進み、受信した
フレームが送信したフレームと同一でない場合にはステ
ップS207に戻り、受信待ち状態となる。ステップS
209で、受信したフレームの内容により、受信完了の
有無を確認し、受信完了の有の場合にはステップS21
0に進み、受信完了無の場合にはステップS207に戻
り、受信待ち状態となる。
【0045】ステップS210では、UPS1dに接続
されているコンピュータに対して受信完了を確認するま
で(図4では、1台のUPS1dと複数台のコンピュー
タ12a,12b,12cからなるコンピュータシステ
ムであり、コンピュータ12aがコンピュータ12b,
12cに対して受信完了を確認するまで)、上記ステッ
プS206〜ステップS210の処理を繰り返す。UP
S1dに接続されているコンピュータ12b,12c共
受信完了を確認すると、コンピュータ12aはステップ
S211でOSの停止処理を実行する。
【0046】この実施の形態では、第1のコンピュータ
としてのコンピュータ12aが、UPS1dの状態情報
を確認し、停電発生時、第2のコンピュータとしてのコ
ンピュータ12b,12cに停電発生のデータを送信す
るようにしたものである。
【0047】実施の形態3.図6は、この発明の一実施
の形態に係るコンピュータシステムの構成を示す図であ
る。図において、12a,12b,12c、13a,1
3b,13c、14a,14b,14c、16a,16
b,16cは図1と同様であり、その説明を省略する。
1eはUPS、2eはUPS1eのケーブルレスの通信
部、3eはUPS1eのスケジュールデータを記憶する
記憶部、4eは記憶部3eの内容にてUPS1eをコン
トロールする制御部、5eはUPS1e内部の主回路、
6eはUPS1eからの出力電源を投入・遮断するため
のリレー、20a,20b,20cは従来のコンピュー
タ42d,42e,42fとRS−232C通信すると
ともにUPS1eとケーブルレス通信可能な通信機、2
1a,21b,21cはUPS1eの入力電源が停電し
た場合の停電通報信号、またはスケジュールにより電源
の遮断が実行されることを予告する電源遮断の予告通知
信号の流れ、22はUPS1eおよびUPS41c,4
1dへ電源の供給を行う入力電源である。また、41
c,41dは通信方式がRS−232Cの従来のUP
S、42d,42e,42fは通信方式がRS−232
Cの従来のコンピュータ、46はUPS41c,41d
とRS−232C通信するコンピュータ42d,42
e,42fの通信部、47はコンピュータ42d,42
e,42fに組み込まれているUPS管理アプリケーシ
ョンである。
【0048】実施の形態3は、通信方式がRS−232
Cの従来のコンピュータ42d,42e,42fと通信
方式がRS−232Cの従来のUPS41c,41dと
により構成された既存のコンピュータシステムに、Et
hernet、電波による通信、赤外線通信等1つのポ
ートで複数の通信ポートと通信できる通信方法を用いた
UPS1eおよび通信機20a,20b,20cを接続
することにより実施の形態2と同様の機能を実現するよ
うにしたものである。
【0049】この実施の形態におけるコンピュータシス
テムの処理手順は、実施の形態2において、UPS1d
をUPS1eに、コンピュータ12a,12b,12c
をコンピュータ42d,42e,42fと通信機20
a,20b,20cとの組み合わせに置き換えたものと
同様であり、その説明を省略する。
【0050】この実施の形態においては、既存のUPS
設備を有効に活用し、より安全なコンピュータシステム
を構築することができる。
【0051】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0052】UPSのスケジュール運転をする場合に、
UPSから電源を供給されているコンピュータ以外から
の、UPSのスケジュールの設定ができるので、システ
ム管理者のUPS電源管理が一個所で可能になりシステ
ム管理者の作業量を減らすことができる。
【0053】また、1対多の通信手段を備え、UPSの
電源を管理する場合に、UPSから電源を供給されてい
るコンピュータに対し、UPSが停電を検知した場合
に、一台のUPSで複数のコンピュータに停電通報がで
きるようにできるので、コンピュータシステムにおいて
UPSの導入台数が削減でき、3〜5年で発生する保守
部品等の交換費の節約が可能になる。
【0054】さらに、UPSに通報する対象のコンピュ
ータの通信方式がRS−232Cの場合においても、コ
ンピュータの台数分だけRS−232Cコネクタを設け
なくとも一台のUPSで停電信号を複数台のコンピュー
タに通報することができるので、既存のUPS設備を有
効に活用し、より安全なコンピュータシステムを構築す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態であるコンピュータ
システムの構成を示す図である。
【図2】 この発明の一実施の形態であるコンピュータ
システムにおいて通信に使用するフレーム構成を示す図
である。
【図3】 この発明の一実施の形態であるコンピュータ
システムの処理手順を示す図である。
【図4】 この発明の一実施の形態に係るコンピュータ
システムの構成を示す図である。
【図5】 この発明の一実施の形態に係るコンピュータ
システムの処理手順を示す図である。
【図6】 この発明の一実施の形態に係るコンピュータ
システムの構成を示す図である。
【図7】 無停電電源装置を有する従来のコンピュータ
システムの構成を示す図である。
【図8】 一台のUPSと複数のコンピュータとで構成
される従来のコンピュータシステムの構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1a〜1e UPS、 2a〜2e 通信部、 3a〜
3c,3e 記憶部、4a〜4c,4e 制御部、 5
a〜5c,5e 主回路、 6a〜6c,6e リレ
ー、 7a〜7d 入力電源、 8 システム管理者が
使用するシステム管理者用コンピュータ、 9 通信
部、 10 UPS管理アプリケーション、 11 シ
ステム管理者用コンピュータ8からUPSへスケジュー
ルデータ等の設定データを送信、およびUPSの内部情
報をモニタするための受信データ等の情報の流れ、 1
2a〜12c コンピュータ、 13a〜13c 通信
部、14a〜14c UPS管理アプリケーション、
15 UPS1aの入力電源が停電した場合の停電通報
信号、またはスケジュールにより電源の遮断が実行され
ることを予告する電源遮断の予告通知信号の流れ、 1
6a〜16c 電源ケーブル、 17 UPS1dの入
力電源が停電した場合の停電通報信号、またはスケジュ
ールにより電源の遮断が実行されることを予告する電源
遮断の予告通知信号の流れ、 18 UPS1dの電源
出力をコンピュータ12a〜12cの電源に入力するた
めの電源ケーブル、 20a〜20c 通信機、 21
a〜21c UPS1eの入力電源が停電した場合の停
電通報信号、またはスケジュールにより電源の遮断が実
行されることを予告する電源遮断の予告通知信号の流
れ、 22 入力電源、31 フレーム構成、 32
フラグシーケンス、 33自局アドレス、 34 相手
局アドレス、 35 データ部、 41a〜41d U
PS、 42a〜42f コンピュータ、 43 入力
電源、 44 電源ケーブル、 45 通信部、 46
通信部、 47 UPS管理アプリケーション。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無停電電源装置とこの無停電電源装置から
    電源を供給されるコンピュータと前記無停電電源装置に
    対してスケジュールの設定を行うシステム管理者用コン
    ピュータとを有する無停電電源装置の電源管理システム
    において、前記システム管理者用コンピュータおよび前
    記コンピュータと通信するケーブルレスの通信部と、前
    記システム管理者用コンピュータから送信されるスケジ
    ュールデータを記憶する記憶部と、この記憶部に記憶さ
    れたスケジュールデータに従い接続される前記コンピュ
    ータへの電源の投入・遮断を実行する制御部と、を有す
    る第1の無停電電源装置と、前記システム管理者用コン
    ピュータと通信するケーブルレスの通信部と、前記シス
    テム管理者用コンピュータから送信されるスケジュール
    データを記憶する記憶部と、この記憶部に記憶されたス
    ケジュールデータに従い接続される前記コンピュータへ
    の電源の投入・遮断を実行する制御部と、を有する第2
    の無停電電源装置と、無停電電源装置管理アプリケーシ
    ョンと、前記第1の無停電電源装置と通信するケーブル
    レスの通信部と、を有し、前記無停電電源装置から電源
    を供給されるコンピュータと、前記第1の無停電電源装
    置および第2の無停電電源装置と通信するケーブルレス
    の通信部と、無停電電源装置管理アプリケーションと、
    を有するシステム管理者用コンピュータと、を備え、通
    常時、システム管理者は無停電電源装置のスケジュール
    データを、前記システム管理者用コンピュータのケーブ
    ルレスの通信部から前記第1の無停電電源装置および第
    2の無停電電源装置に送信するようにしたことを特徴と
    する無停電電源装置の電源管理システム。
  2. 【請求項2】無停電電源装置とこの無停電電源装置から
    電源を供給されるコンピュータと前記無停電電源装置に
    対してスケジュールの設定を行うシステム管理者用コン
    ピュータとを有する無停電電源装置の電源管理方法にお
    いて、前記システム管理者用コンピュータは、スケジュ
    ールの設定を書き込む段階と、スケジュールの対象とす
    る無停電電源装置を有効とする情報をセットしたデータ
    を送信する段階と、前記無停電電源装置からデータを受
    信すると、この受信したデータを確認し、送信したデー
    タと同一の場合には、さらに受信したデータの完了情報
    の有無を確認し、完了情報が有れば、設定が完了したこ
    とを確認する段階と、を有し、前記無停電電源装置は、
    受信したデータが自局宛てのものか相手局宛てのものか
    を判断する段階と、受信したデータで自局が指定されて
    いる場合には、フラグシーケンスの内容を判断し、スケ
    ジュールデータの設定である場合には、このスケジュー
    ルデータを記憶部に記憶するとともに、データに完了フ
    ラグを付加し、システム管理者用コンピュータに送信す
    る段階と、を有する無停電電源装置の電源管理方法。
  3. 【請求項3】無停電電源装置とこの無停電電源装置から
    電源を供給される第1のコンピュータおよび第2のコン
    ピュータとを有する無停電電源装置の電源管理システム
    において、前記コンピュータと通信するケーブルレスの
    通信部と、を有する無停電電源装置と、無停電電源装置
    管理アプリケーションと、前記無停電電源装置と通信す
    るケーブルレスの通信部と、を有し、前記無停電電源装
    置から電源を供給される第1および第2のコンピュータ
    と、を備え、前記第1のコンピュータは、前記無停電電
    源装置の状態情報を確認し、停電発生時、前記第2のコ
    ンピュータに停電発生のデータを送信するようにしたこ
    とを特徴とする無停電電源装置の電源管理システム。
  4. 【請求項4】無停電電源装置とこの無停電電源装置から
    電源を供給される第1のコンピュータおよび第2のコン
    ピュータとを有する無停電電源装置の電源管理方法にお
    いて、前記第1のコンピュータは、無停電電源装置の状
    態監視要求のデータを前記無停電電源装置に送信する段
    階と、前記無停電電源装置からデータを受信すると、こ
    の受信したデータを確認し、送信したデータと同一の場
    合には、さらに受信したデータの無停電電源装置の状態
    情報の有無を確認する段階と、前記無停電電源装置の状
    態情報に停電発生が含まれている場合には、前記第2の
    コンピュータに停電発生のデータを送信する段階と、前
    記第2のコンピュータからデータを受信すると、この受
    信したデータを確認し、送信したデータと同一の場合に
    は、さらに受信完了の有無を確認し、受信完了の有の場
    合にはOSの停止処理を実行する段階と、を有し、前記
    無停電電源装置は、受信したデータが自局宛てのものか
    相手局宛てのものかを判断する段階と、受信したデータ
    で自局が指定されている場合には、フラグシーケンスの
    内容を判断し、状態監視のフラグシーケンスの場合に
    は、受信したデータに無停電電源装置の状態を付加し
    て、前記第1のコンピュータに送信する段階と、を有
    し、前記第2のコンピュータは、前記第1のコンピュー
    タから受信したデータが自局宛てのものか相手局宛ての
    ものかを判断する段階と、受信したデータで自局が指定
    されている場合には、フラグシーケンスの内容を判断
    し、停電発生のフラグシーケンスの場合には受信したデ
    ータにに受信完了を付加し、前記第1のコンピュータに
    送信する段階と、OSの停止処理を実行する段階と、を
    有する無停電電源装置の電源管理方法。
  5. 【請求項5】無停電電源装置とこの無停電電源装置から
    電源を供給される第1および第2のコンピュータとを有
    する無停電電源装置の電源管理システムにおいて、前記
    第1および第2のコンピュータと通信するケーブルレス
    の通信部を有する無停電電源装置と、無停電電源装置管
    理アプリケーションと、前記無停電電源装置とRS−2
    32C通信する通信部と、を有し、前記無停電電源装置
    から電源を供給される前記第1および第2のコンピュー
    タと、を備え、さらに前記第1および第2のコンピュー
    タは通信機を介して前記第2の無停電電源装置とケーブ
    ルレス通信可能とするとともに、前記第1のコンピュー
    タは、前記無停電電源装置の状態情報を確認し、停電発
    生時、前記第2のコンピュータに停電発生のデータを送
    信するようにしたことを特徴とする無停電電源装置の電
    源管理システム。
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