JP2000353031A - ネットワーク配電システム - Google Patents

ネットワーク配電システム

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JP2000353031A
JP2000353031A JP2000106389A JP2000106389A JP2000353031A JP 2000353031 A JP2000353031 A JP 2000353031A JP 2000106389 A JP2000106389 A JP 2000106389A JP 2000106389 A JP2000106389 A JP 2000106389A JP 2000353031 A JP2000353031 A JP 2000353031A
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昇 正岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、少なくとも有線41で接続された2
以上の電子機器間において配電可能とされたネットワー
ク配電システム4において、各電子機器が電源の異常を
被っても、動作の異常を引き起こさない状態にする為に
前記配電を効率的に利用可能とする事を目的とする。 【解決手段】各電子機器420は、少なくとも使用する
電力の状態を外に通知しする電力状態通知手段423を
具備し、少なくとも1の電子機器は、前記有線で接続さ
れた各電子機器が電源の異常時に必要とする電力情報を
記憶する電力情報記憶手段415と、少なくとも1の電
子機器が電源の異常を被ると前記電力情報に基づいて前
記配電を制御する配電制御手段416とを具備した配電
制御装置410であり、各電子機器は前記配電制御装置
410に対して少なくとも電源の異常時に必要とする電
力情報を通知する電力情報通知手段426と、少なくと
も電源の異常を被っても損傷を受けない状態に保つ電源
異常対策手段425を具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各電子機器が通信
ケーブルに接続され配電可能とされているネットワーク
配電システムに関し、更に前記システムに接続可能で配
電可能なバックアップ電源装置、そして前記配電を利用
可能な電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明が重要である事を示すために、ま
ずその背景にある市場動向を説明する。従来、情報機器
が有線通信上で利用される場合、ホスト機と端末機が明
確に分かれる事が多かった。この形態は、例えば、Et
hernet(登録商標)LANあるいはWANで多く
見られた。この場合、ホスト機にのみUPSを用意する
事で、重要なデータはほぼ保護可能で、損傷を予防でき
た。しかし最近では、情報機器は消費者にまで利用者を
拡大し、ケーブルおよび又は無線での通信機能を備える
情報機器が増加してきた。複数の企業が世界規模で推進
しているマルチメディア通信は、一般家庭でもPCとA
V機器の接続を実現するものである。それは例えば、U
SBやIEEE1394に代表される。このマルチメデ
ィア通信は、ホスト機と端末機が明確に分離できない利
用を促進すると予想される。例えば、ファクシミリ装
置、受話器、VCR、テレビ、AVコンポが接続される
環境は、ピアツーピア接続と言える。すると、どの電子
機器がバックアップ電源で保護されるべきか、が不明瞭
になる事が予想される。
【0003】以上の市場動向をふまえ、従来の技術を、
以下の項目に分類して説明する。 技術1 バッテリを備える電子機器 技術2 無停電電源装置(以下「UPS」という) 技術3 通信データを保護する通信中継装置 技術4 明確な親子関係にある電子機器の接続 技術5 直流電源装置 技術6 電子機器の電源に関する規格、プログラム
【0004】まず、「技術1」について記述する。従来
の電子機器の中には、商用交流電源(以下「商用電源」
という)を利用するための電源部以外に、商用電源が安
定して供給されない場合または携帯時に利用するメイン
電池、そしてそれら電源が安定して供給されない場合に
メモリ等内のデータを保持するメモリバックアップ電池
(以下「メモリ電池」という)、の2種類の電源を内臓
するものが知られている。厳密には前記以外に、ほとん
どのパーソナルコンピュータ(以下「PC」という)に
は、カレンダー時計ICを数年間駆動するためのボタン
型電池が内臓されている。
【0005】ノートブック型コンピュータ(以下「ノー
トPC」という)は、前記電子機器の一例として挙げら
れる。ノートPCに内臓されるメモリ電池は、メイン電
池に比べ容量が極端に小さく、商用電源およびメイン電
池からの給電が不可能になった場合に、メインメモリの
内容を10分間から数時間保持するために利用される。
メモリ電池が機能している間に、別のメイン電池に交換
するか、あるいは商用電源が再開すれば、ノートPCを
損傷から保護できる。ノートPCは、従来の電子機器の
中でも、高度に電源対策がとられていると言える。
【0006】ノートPCの他にも、留守番機能付き電話
機あるいはファクシミリ装置が、前記電子機器の一例と
して挙げられる。電話回線にはオンフック、オフフック
の判別、信号の送受信等のため、交換局から微弱電力が
局給電として供給されているが、該電力は、その他の目
的のほとんどに利用できない。その為、ファクシミリ装
置は、ファクシミリの送受信を含めほとんどの駆動を商
用電源で賄う。多くのファクシミリ装置に内臓可能な乾
電池は、停電時にファクシミリの送受信を可能にはしな
いが、停電時にメモリ内のデータを数10分から数時間
保持するために利用される。更に多くのファクシミリ装
置は、乾電池の容量低下を検知し交換を通知する機能を
有する。
【0007】以上、「技術1」について、前記ノートP
Cおよび留守番機能付き受話器の例からも、商用電源の
異常時に、内臓電池等への自動的な電源切り替え機能
は、公知であると言える。また、複数電源による個別の
問題、例えば未使用電源からの回り込み等についても、
それを改善する提案が複数出願されている。
【0008】「技術1」は、例えば以下の公報によって
知られている。 特公平6−70769「電源制御方式」 特公平7−34567「データ通信処理機能付き電話端
末」 特許第2724211号「コンピュータシステム」 特許第2835162号「RAMバックアップ電源装
置」 特許第2853468号「バッテリバックアップ直流電
源装置」 特開平5−151075「メモリ保護装置」
【0009】次に、「技術2」について記述する。電子
機器が安定して動作する環境への要求は、今後更に高ま
ると考えられる。安定した電源は、該動作環境の重要な
要素技術の一であり、UPSはその解決手段の一として
知られている。PCサーバ等の特定機器には、UPSに
接続されている場合に、商用電源の異常を、該UPSか
らシリアル通信により通知を受け、予め設定しておいた
時間が経過しても商用電源が再開しない場合には、損傷
を防ぐ為、自動的に正常終了できるものがある。PCサ
ーバに一括してデータを管理する従来のサーバ/クライ
アントシステムでは、高度なデータ保護も可能となる。
一般に電子機器は、社会活動に組み込まれる程に、他電
子機器との通信が欠かせなくなる。よって、各電子機器
が電源の異常から保護される事は、今後更に重要になる
と考えられる。
【0010】「技術2」は、例えば次の公報で知られて
いる。 特開平6−222861「自動運転制御装置の通信制御
システム」 特開平7−284236「電力線搬送通信機能付無停電
電源装置」 特開平10−97350「無停電電源装置群の監視制御
方法」 特開平10−51979「LAN接続無停電電源装置」
【0011】次に、「技術3」について記述する。従来
の電子機器が備える代表的な通信規格には、通信ポート
を監視する事でデータの送受信を行うものがあり、その
場合、機器が負うデータ保護の責任範囲も、たいていの
場合該通信ポートバッファまでであった。そこで、通信
中のデータを保護する責任を、ハブ等の通信中継装置に
持たせる技術は重要であった。通信する各電子機器およ
び通信中継装置が、それぞれバッテリ等の電源対策を施
すことで、通信動作の信頼性は高まる。
【0012】「技術3」は、例えば次の公報で知られて
いる。 特開平6−315041「ネットワーク中継装置」 特開平10−271148「多重リング構造によるネッ
トワーク〜」
【0013】次に、「技術4」について記述する。例え
ば、PCと外付けのフロッピー(登録商標)ディスク装
置の接続においては、PCからの給電で十分に動作する
事が知られている。この接続の場合、通信ケーブルのト
ラブルを除き、親(ホスト)となるPCが安定して動作
する限り、子(クライアント)のフロッピーディスク装
置も安定して動作することが期待できる。PCがメイン
電池で動作し該電池が尽きようとしている場合は、操作
者が機器を安全に終了することで、フロッピーディスク
装置も電源の異常から保護される。
【0014】「技術4」、特に電源の供給も含む技術
は、例えば次の公報で知られている。 特開平6−70083「システム複合機」 特開平6−250762「インタフェース装置」 特開平10−271231「移動体通信装置、〜」 特開平10−63379「外部データ・ドライブのイン
テリジェント〜」
【0015】次に、「技術5」について、ビル、事務所
等のセキュリティシステムを例に記述する。該システム
では、商用電源から別途電源装置により直流電源を生成
し、事務所内に専用ケーブルを敷設することで、全セキ
ュリティ機器に安定して電源を供給する技術が知られて
いる。これにより、各種センサ、制御装置等の全機器
を、商用電源の異常から保護できる。
【0016】「技術5」は、例えば次の公報で知られて
いる。 特許第2583121号「直流無停電電源装置」 特公平7−52880「バスシステムの電源バックアッ
プ方式」
【0017】最後に、「技術6」は幾つか知られてお
り、代表的なものを以下に示す。特徴は、多くの規格
が、待機電力を抑えるなどの省電力を重点的に規定して
いる点である。 規格1 APM 規格2 ACPI 規格3 Smart Battery 規格4 energy star 規格5 PC99 規格6 USB 規格7 IEEE1394TAPS なお、電源ONの状態でもOFFの様に振るまうOnN
ow技術は、ACPIにより構築可能となる。規格2お
よび3は、インテリジェントなバッテリーに関係するル
ールを含む。
【0018】また規格6および7は、配電も可能な通信
規格である。特に電源に関して記述すると、まずUSB
では自己電源を有するハブ(セルフパワード)に接続さ
れていれば、最大5V、500mAまで、上位のポート
からの電源だけで賄うハブ(バスパワード)に接続され
ていれば、最大5V、100mAまで給電可能である。
そしてIEEE1394では、電子機器を電源別にPo
werProvider、SelfPowered、そ
してPowerConsumerに分類している。ケー
ブルに供給する電流は1ポートにつき最大1.5Aであ
り、その他にも電圧等が細かく規格化されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】次に、前記従来の技術
で説明した各項ごとに残存する課題を示す。
【0020】まず、「技術1」の問題点について記述す
る。従来の電子機器の中には、各種電池を内臓し、高度
に電源管理するものが知られている事は前述したが、そ
れでは、複数の電子機器が独自に電池を内臓する煩雑さ
は拭えない。そして、例えばタイマ機能を備える全ての
電子機器が今後必ず電池を備えるとも限らない。それで
も、例えば電池を備える全ての電子機器が電池残量ある
いはメモリバックアップ状態である事を外部に通知する
手段を備えれば、ネットワーク中の一台のノートPCで
一元管理も不可能では無い。しかし、電池の消耗の度合
いは各電子機器で一率ではなく、電池の交換まで一度で
行うことはできない。
【0021】次に、「技術2」の問題点について記述す
る。今後マルチメディア通信が広まると予測される中
で、UPSを電子機器の数だけ用意する対策も考えられ
る。そして複数UPSが相互に通信することであたかも
一台のUPSと同等に見なせるかも知れない。しかし、
従来のUPSが商用電源と同規格の電力を保証するもの
である限り、一部の電子機器が備えるメモリ電池を代用
するものにはなり得ない。
【0022】もしも、従来のUPSが、例えば常時10
0Vであった電圧に対し、商用電源の異常時に、同じA
Cラインに10Vで給電する機能を備えるとする。各電
子機器もそれに対応し、電圧が10Vになれば、該電力
を利用することで、通常動作を停止しメモリ保護かある
いは終了処理をするものがあるとする。しかしこの手法
では、各電子機器が電源部に電圧検出部を備えるなどの
改良を施したとしても、UPSに接続される電子機器の
中に一台でも常時100Vを要求する電子機器があれ
ば、全ての努力が無駄になる可能性は拭えない。
【0023】次に、「技術3」の問題点について記述す
る。従来より知られている、通信中継装置の電源対策
は、送信元の機器から受信したデータを送信先の機器へ
送信が完了するまで、確実にデータを保持する為に、施
されてきたと言える。ただ一点言えるのは、従来より知
られている通信中継装置の電源対策は、接続されている
各電子機器の電源対策まで賄うものではないという事で
ある。
【0024】次に、「技術4」の問題点について記述す
る。従来より、電源を親機から受電する事で動作する子
機は知られてきた。ノートPCのPCカードスロットに
差し込む一部の機器も同様である。しかし、それらの機
器の電源対策は、親機であるPCが操作者に制御される
事で保証される点が問題点として残る。即ち、親機であ
るPCが突然電源を失った場合、あるいはバッテリが尽
きようとしている場合に、「技術4」はそれを検知し親
機、子機ともに自動的に保護する技術とは言えない。該
技術がもしも存在したとしても、限定された機器の相互
接続以外に対応するものではない。
【0025】次に、「技術5」の問題点について記述す
る。例えば、直流無停電電源装置の中には、専ら該電源
バスから受電し動作する電子機器との組合せで発明され
たものがあり、それでは特別に通信せずとも、該電源装
置の異常も直流電圧の低下で検知する事で十分であっ
た。また、ノートPCに利用されるACアダプタが内部
にバッテリを備える事も考えられるが、これも前記と同
様で保護するべき電子機器が限定されるものに他ならな
い。それらは、多種の電子機器に一元的に対応可能なバ
ックアップ電源装置とは言えない。
【0026】最後に、「技術6」の盲点について、UP
Sとマルチメディア通信に分類して記述する。まず、U
PSは技術的には電力システムに属する。電力システム
は、発電から各家庭への配電に至る大規模なエネルギー
供給システムである。電力システムには、リアルタイム
性、信頼性において高い水準が要求され、それを維持す
る補助装置としてUPSが位置付けられる。無停電電源
装置は、規模により、発電所に備える大規模装置、また
例えば消防署等のビル・施設に備える発電機付き装置、
そしてPC等の特定機器を保護する目的のバッテリ付き
装置に至るまで含んでいる。また、商用電源を利用する
機器は、該商用電源が安定的かつ継続的に供給される事
を前提に製造されていると言える。一部の電子機器が、
独自にバッテリを備える事で、電源対策を施しているに
過ぎない。ここで言える事は、UPSは、PCの規格で
はなく、あくまでも電力システムの範疇であるという事
である。
【0027】UPSも含めた電力システムが、PCの範
疇ではない事は、次の事実により説明がつく。マイクロ
ソフト社のPCに関する規格として「PC99」が知ら
れている。PC99は、PCについて現在想定されてい
る最新のルールと考えられる。PC99には、無停電電
源、バッテリといった項目や説明は含まれない。PC9
9は、電源供給や省電力については他の規格に委ねてい
る。
【0028】これらの規格を含め従来の電源関係の規格
について言える事は、まず、電源供給に関しては、あく
までも商用電源を安定的に供給する為の技術およびルー
ルを示し、省電力に関しては、バッテリ動作時も含め
て、動作時、非動作時の消費電力を低減する製品を開発
する為の技術およびルールを示しているという事であ
る。結果、電子機器を待機状態に保つメモリ電池と同等
の電力、あるいは正常終了処理に必要な最低限の電力
を、例えばLANで供給する技術に関するものでは無か
った。
【0029】次に、マルチメディア通信について記述す
る。その一例として、USB、IEEE1394あるい
はPCMCIAは比較的低圧の直流電力を配電可能であ
る。しかし、電子機器メーカは専ら該電力で動作可能な
電子機器の研究に傾倒し、該通信規格もその上で必要と
なるルールをまとめたものとなっている。例えば、携帯
用の小型プリンタがほぼ該ケーブルの配電力に近い低消
費電力を実現しており、該ケーブルからの給電で動作可
能なプリンタ開発が計画されている事は雑誌記事等によ
り知られている。しかしここでも、該ケーブルからの給
電を非常時の機器保護に利用する為の開発は知られてい
ない。また例えば、複数の前記プリンタがネットワーク
に接続されている場合に、同時に印刷処理が実行され最
大の電力を消費する場合に、前記ネットワークによって
配電される電力を統合的に管理し各プリンタの印刷をス
ケジューリングする装置は知られていない。
【0030】結論として、マルチメディア通信に接続可
能であり、かつ、バッテリからの給電時に残量を外部に
通知し、自らもバッテリ切れ前に、自動的に正常終了す
るインテリジェント機能を備える直流バックアップ電源
装置が知られていない事が、従来の問題点を残存させる
に至っていると考えられる。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために本発明は、少なくとも通信部を各電子機器が具備
し該通信部によって通信可能に有線および又は無線で接
続され通信ネットワークを形成し少なくとも有線で接続
された2以上の電子機器間において配電可能とされ少な
くとも1の電子機器は前記配電以外による電力によって
動作するネットワーク配電システムであって、各電子機
器は、少なくとも使用する電力の状態を外に通知する電
力状態通知手段を具備し、少なくとも1の電子機器は、
前記有線で接続された各電子機器が電源の異常時に必要
とする電力情報を記憶する電力情報記憶手段と、少なく
とも1の電子機器が電源の異常を被ると前記電力情報に
基づいて前記配電を制御する配電制御手段とを具備した
配電制御装置であり、有線で接続された各電子機器は、
前記配電制御装置に対して少なくとも電源の異常時に必
要とする電力情報を通知する電力情報通知手段と、少な
くとも電源の異常を被っても損傷を受けない状態に保つ
電源異常対策手段を具備し、該手段を施すために前記配
電による電力を利用可能とされている。
【0032】また前記通信ネットワークに接続可能な前
記配電制御装置は、前記各電子機器について少なくとも
電源の異常時に優先する動作制御、即ち正常動作、待機
又は終了を登録する優先動作登録手段と、少なくとも電
源の異常時の配電を計画する配電計画手段とを具備し、
少なくとも電源の異常時に前記配電計画に基づいて所要
の電子機器を配電制御可能とされている。
【0033】また有線で前記通信ネットワークに接続可
能なバックアップ電源装置であって、電力を蓄積するバ
ッテリ部と、前記配電制御手段に基づいて少なくとも外
の電子機器に対して電源の異常時に給電可能な給電手段
と、少なくとも前記バッテリ部にて蓄積された電力を給
電している間は前記配電制御装置に対して給電能力を通
知する給電能力通知手段と、自己が利用可能とされる電
力が尽きる前に自己を正常終了する自己終了手段を具備
し、前記給電手段は外の電力を利用可能であれば外の電
力を利用して給電し、外の電力を利用不可能であれば前
記バッテリ部にて蓄積された電力を給電する。
【0034】また前記バックアップ電源装置は、少なく
とも商用電源の異常時にバッテリ部に蓄積された電力を
外に供給するUPS部を具備している。
【0035】また前記バックアップ電源装置は、前記電
力情報記憶手段と前記配電制御手段とを具備している。
【0036】また前記バックアップ電源装置は、前記優
先動作登録手段と前記配電計画手段とを具備し、少なく
とも電源の異常時に前記配電計画に基づいて所要の電子
機器を配電制御可能とされている。
【0037】また、通信部を具備し有線で前記通信ネッ
トワークに接続可能な電子機器においては、商用電力を
入力し所要の電力に変換し各部に配電する電源部と、少
なくとも使用する電力の状態を外に通知する電力状態通
知手段と、前記配電制御装置に対して少なくとも電源の
異常時に必要とする電力情報を通知する電力情報通知手
段と、少なくとも電源の異常を被っても損傷を受けない
状態に保つ電源異常対策手段を具備し、該手段を施すた
めに前記配電による電力を利用可能とされている。前記
電力情報とは、例えば待機、終了等に必要な電力情報で
あり、電圧、電流以外に、終了に必要な時間も加えら
れ、積算された電力が通知される。
【0038】なお、本発明に係るマルチメディア通信と
して、現時点では、USB、IEEE1394あるいは
PCMCIAが有力あり、USBではAコネクタ付きケ
ーブル、IEEE1394では標準コネクタ付きケーブ
ルが、それぞれ配電可能なケーブルであり、利用可能で
ある。また前記電源装置は、更に通信中継および又は分
岐部を備える事で、筐体数の増加を抑え、マルチメディ
ア通信への浸透を促進可能と考えられる。
【0039】また、前記電源装置および又は電子機器
は、独自にユーザインターフェースを備えない可能性も
ある。そこで、少なくとも通信部、ユーザインターフェ
ース部、制御部を備え、該通信部を通じて前記通信ネッ
トワークに接続可能な電子機器であって、次の手段を備
えるものが有効になる。即ち、前記電源装置および又は
前記電子機器に対し、待機あるいは終了の優先動作設
定、電源の需給情報、あるいは時間情報を設定する手段
である。
【0040】以上、すなわち本発明は、従来より一部の
電子機器が、メイン電池あるいはメモリ電池を備えるこ
とで賄ってきた電源対策を、外部に独立した直流バック
アップ電源装置で供給し一元管理可能とするものであ
る。また、消費電力の差により、該直流電力を、電子機
器の終了処理に利用するか、待機に利用するか、あるい
は電源異常後も正常動作に利用するか、いづれの電子機
器も十分にあり得る。
【0041】従来より知られている商用交流無停電電源
との相違点は、即ち、小容量のバッテリであっても、各
電子機器の最低限の動作を賄う為に必要な電力を長時間
において供給する事を目的とする点にある。言わば、商
用電源を保証するUPSに対して、本発明に係る電源装
置は、メイン電池あるいはメモリ電池を一元的に代用す
るものである。
【0042】なお、本発明に係るバックアップ電源装置
および又は配電制御装置が、サウンド部および又は数色
のLED部を備える事で、バッテリ部より給電中に、概
ねのバッテリ残量を利用者に通知し注意を喚起する事は
有効である。
【0043】なお、マルチメディア通信に接続された、
本電源装置か外部機器の少なくとも一部が商用電源の異
常により影響を受けると、少なくとも外部電子機器が要
求する間給電する機能を備える事が、本発明の最小限の
特徴と言える。しかし、商用電源の異常等が発生した後
に給電を開始するのでは、各電子機器に備える瞬断対策
の負担が増加しかねない。よって、常時給電する機能を
備える電源装置が望ましい。そして、本発明に係る電源
装置が該機能を備えうる事は勿論である。
【0044】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について、図面を
参照して説明すると、図1は本発明の第1の実施の形態
におけるネットワーク配電システムの機器構成図であ
る。図において、ネットワーク配電システム4は配電制
御装置410及び電子機器420〜440が通信ケーブ
ル41によって接続され構成されている。配電制御装置
410において、通信部411を経由して通信および配
電が実施され、電力状態通知手段413によって使用す
る電力の状態が通知され、要部配電手段によって要部に
配電され、電力情報記憶手段415によって各電子機器
が電源の異常時に必要とする電力の情報が記憶され、電
源の異常時に配電制御手段416によって各電子機器へ
の配電が制御されている。各電子機器、例えば電子機器
420において、通信部421を経由して通信および配
電が実施され、電力状態通知手段413によって使用す
る電力の状態が通知され、要部配電手段によって要部に
配電され、電力情報通知手段426によって電源の異常
時に必要とする電力の情報を通知し、電源の異常時に電
源異常対策手段425によって電子機器が保護される。
なお、本実施の形態における通信ネットワークはディジ
ーチェーンで接続されるもので、例えば低圧直流電圧を
配電可能なIEEE1394に準じた通信ネットワーク
である。
【0045】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図2は本発明の第2の実施の形態におけるネ
ットワーク配電システムの機器構成図である。配電制御
装置510および各電子機器520〜540の動作は、
前記第1の実施の形態と同様である。なお、本実施の形
態における通信ネットワークはハブ装置によって分岐可
能なものであり、例えば低圧直流電圧を配電可能なUS
Bに準じた通信ネットワークである。本発明が利用可能
なマルチメディア通信の一として、現時点でUSBが挙
げられ、USBにはハブ機能を備えるUSBハブが規格
化されており、該USBハブは、省電力を目的に、各ポ
ート毎に配電の切り替える機能が推奨されている。本発
明に係る電源装置が通信中継部を備える事で、通信デー
タの保護も同時に可能となる。
【0046】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。図3は本発明の第3の実施の形態におけるネ
ットワーク配電システムの機器構成図である。配電制御
装置610および各電子機器620〜640の動作は、
前記各実施の形態と同様である。なお、以下の各図にお
いては、通信ネットワークの接続形態を簡略して図示し
てある。本実施の形態において、配電制御装置は無線に
よる通信部617を具備しそれによって通信ネットワー
クに接続されており、自配電制御装置が電源を異常を被
ると、ネットワーク配電システム6上に配電制御装置が
存在しなくなる。この場合には各電子機器は例えば、電
源の異常時には最小の消費電力によって実施可能な電源
異常対策手段を選択する。
【0047】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。図4は本発明の第4の実施の形態におけるネ
ットワーク配電システムの機器構成図である。配電制御
装置710および各電子機器720〜760の動作は、
前記各実施の形態と同様である。そして電子機器770
は配電制御手段を具備しているが、該配電制御手段は無
効とされ、配電制御装置710によって通信ケーブル7
1および72に接続された各電子機器が管理されてい
る。そして、配電制御装置710が電源の異常を被り、
配電制御手段を実施不可能となれば、電子機器770が
具備する配電制御手段が有効とされ、配電制御装置とな
る。本実施の形態は例えば、家屋、ビルの中に複数点在
する通信ネットワークを、商用電源の配電盤が本発明の
配電制御装置を具備し、各通信ネットワークを一元管理
する実施の形態である。
【0048】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。図5は本発明の第5の実施の形態におけるネ
ットワーク配電システムの機器構成図である。配電制御
装置810および各電子機器830〜840の動作は、
前記第1の実施の形態と同様である。そして、電子機器
820はバッテリ部828を具備したバックアップ電源
装置であり、電源の異常時に、配電制御装置810によ
って、効率的に通信ネットワーク上に配電可能とされて
いる。なお、配電制御手段816及びバッテリ部828
を1の電子機器が具備可能である事は勿論である。また
本発明に係るバックアップ電源装置は、停電時にテレビ
を映す事は不可能でも、タイマ機能を保持可能とする。
【0049】次に、本発明の第6の実施の形態について
説明する。図6は本発明の第6の実施の形態におけるネ
ットワーク配電システムの機器構成図である。各電子機
器820〜840の動作は、前記第1の実施の形態と同
様である。配電制御装置910は、バッテリ部918及
びUPS部を具備し、UPSとして動作可能とされてい
る。従ってバッテリ部918に充電されている電力は商
用交流電源そして低圧直流電源の双方として利用可能と
されている。そして例えば、バッテリを有効に活用する
ために、商用電源に異常が発生すると、商用交流電源を
各電子機器に供給している間に、電源異常対策手段を施
す旨通知し、各電子機器が前記対策を施した後に、UP
S部による電力供給を停止し、通信ネットワークによる
低圧直流電力は配電が継続される。
【0050】次に、本発明の第7の実施の形態について
説明する。図7は本発明の第7の実施の形態におけるバ
ックアップ電源装置のブロック図、図8は本発明の第7
の実施の形態におけるバックアップ電源装置の処理流れ
図である。図において、給電能力通知手段109によっ
て給電能力が通知され、電源部より入力される商用電力
の状態を電力状態通知手段103によって外に通知す
る。各電子機器より通知された電力情報は電力情報記憶
手段110によって記憶され、電源の異常時に、前記電
力情報に基づいて配電制御手段が配電を制御する。該配
電は、配電部102を経由して各電子機器に配電され
る。通信部101および配電部102は例えば、同一の
ケーブルで接続される実施の形態も、各々のケーブル、
例えばIEEE1394に準拠した通信および電源ケー
ブルがまとめられたケーブルで接続される実施の形態も
可能である。前記配電は平時においては、商用電源が電
源部により変換されて利用されるが、商用電源の異常時
には、予め充電部114によってバッテリ部113に充
電された電力が利用される。
【0051】ところで、本バックアップ電源装置が具備
する各部は基本的に、データ保持腰部106、終了処理
腰部107そしてデータ保持不要部に分類されており、
電源の異常時には、効率的に電力が使用される。なお本
図におけるデータ保持不要部とは、何らかの異常時に電
子機器を保護する為には動作を必要としない各部を総称
するものであり、例えばノートPCではディスプレイ装
置が該当する。また、終了処理要部とは、電子機器を正
常に終了する為に動作を必要とする各部を総称するもの
であり、例えばPCではハードディスク装置が該当す
る。そして、データ保持要部とは、主に待機状態に通電
を必要とする各部を総称するものであり、例えば制御
部、メモリ部が該当する。データ保持要部と終了処理要
部は一部重複する場合があるが、本図では本発明の基本
概念を説明する為便宜上分類して図示している。
【0052】次に、本発明の第8の実施の形態について
説明する。図9は本発明の第8の実施の形態におけるバ
ックアップ電源装置のブロック図、図10は本発明の第
8の実施の形態におけるバックアップ電源装置の処理流
れ図である。本実施の形態におけるバックアップ電源装
置は、バッテリ部とUPS部を具備し、商用電源の異常
時にバッテリ部に充電されている電力を商用電源として
外に供給可能とされている。しかしバッテリ部に充電さ
れている電力を効率的に使用する為には、商用電源とし
て外に供給する時間および量は最低限に留めておくべき
で、本発明の配電制御手段がこれを可能とされている事
は勿論である。
【0053】次に、本発明の第9の実施の形態について
説明する。図11は本発明の第9の実施の形態における
電子機器のブロック図、図12は本発明の第9の実施の
形態における電子機器の処理流れ図である。ところで、
電子機器の内部において、本発明の通信ネットワークと
同一の規格、例えばIEEE1394で各部を配線する
事は技術的に可能であるが、「PC99」においてはP
Cには推奨されていない。しかし例えば、IEEE13
94で内部が配線されていれば、内部についても本発明
の配電制御手段において制御可能である事は勿論であ
る。
【0054】本発明のネットワーク配電システムが最も
期待する事は、マルチメディア通信による給電を、少な
くともメモリ電池の代用にする事である。該通信での給
電とバッテリからの給電の切り替え技術は、従来の技術
を応用可能である。また、該電子機器が低消費電力であ
れば、通常動作電源として、商用電源、バッテリ部に加
えてマルチメディア通信からの給電も利用可能である。
一例として、従来ほとんどのプリンタの消費電力は、マ
ルチメディア通信での給電では賄えなかったが、携帯用
の小型プリンタの消費電力は該通信で配電可能な電力に
近づきつつある。今後、該通信で配電可能な電力以内で
動作する電子機器は増加する事が予想される。ところ
が、複数台のプリンタが同時に印刷を開始すると、電力
が不足する事が予測され、又バッテリ部より配電されて
いる場合には、印刷を許可しない設定も望まれる。その
為に、本発明のネットワーク配電システムにおいては、
配電制御装置が接続されている場合には、前記問題によ
る電源の異常を防ぐ事が可能となっている。例えば、複
数のプリンタが接続されていても、電源の異常時に印刷
可能とされるプリンタを予め決定し登録可能とされてい
る。前記各設定は、ネットワーク配電システムに接続さ
れているいずれかの電子機器が具備する入力装置、出力
装置によって利用者が設定可能とされる。
【0055】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0056】従来一部の電子機器がメイン電池あるいは
メモリ電池で賄ってきた電源対策を、別体として直流バ
ックアップ電源装置を提供する事で、電池を備えない電
子機器にも最低限の保護対策が可能となる。電池を備え
る電子機器は、バックアップ電源の選択肢が広がる。ま
た、該バックアップ電力の、メンテナンスも含めた一元
管理が可能となる。
【0057】新規通信ケーブルを提案するものではな
く、従来のマルチメディア通信を利用しながら、多くの
電子機器を商用電源の異常等による損害から保護可能と
なる。そして、配電および通信に一の規格に基づくケー
ブルを利用可能である為、配線の煩雑さを増す事も無
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるネットワー
ク配電システムの機器構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態におけるネットワー
ク配電システムの機器構成図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態におけるネットワー
ク配電システムの機器構成図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態におけるネットワー
ク配電システムの機器構成図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態におけるネットワー
ク配電システムの機器構成図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態におけるネットワー
ク配電システムの機器構成図である。
【図7】本発明の第7の実施の形態におけるバックアッ
プ電源装置のブロック図である。
【図8】本発明の第7の実施の形態におけるバックアッ
プ電源装置の処理流れ図である。
【図9】本発明の第8の実施の形態におけるバックアッ
プ電源装置のブロック図である。
【図10】本発明の第8の実施の形態におけるバックア
ップ電源装置の処理流れ図である。
【図11】本発明の第9の実施の形態における電子機器
のブロック図である。
【図12】本発明の第9の実施の形態における電子機器
の処理流れ図である。
【符号の説明】
10 バックアップ電源装置 20 UPS部を具備したバックアップ電源装置 30 電子機器 101,201,301 通信部 102,202,302 配電部 103,203,303 電力状態通知手段 104,204,304 電源切換部 105,205,305 電源部 106,206,306 データ保持要部 107,207,307 終了処理要部 108,208,308 データ保持不要部 109,209 給電能力通知手段 309 電力情報通知手段 310 電源異常対策手段 110,210 電力情報記憶手段 111,211 配電制御手段 112,212 自己終了手段 113,213 バッテリ部 114,214 充電部 215 UPS部 4,5,6,7,8,9 ネットワーク配電システム 41,51,61,71,81,91, 通信ケーブル 410,510,610,710,810 配電制御装
置 910 UPS部を具備したバックアップ電源装置 820 バックアップ電源装置 420,430,440 電子機器 520,530,540 電子機器 620,630,640 電子機器 720,730,740 電子機器 830,840, 電子機器 920,930,940 電子機器 411,421,431,441 通信部 412,422,432,442 電源部 413,423,433,443 電力状態通知手段 414,424,434,444 要部配電手段 415 電力情報記憶手段 425,435,445 電源異常対策手段 416 配電制御手段 426,436,446 電力情報通知手段 828,918 バッテリ部 919 UPS部 AC 商用交流電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 1/00 335C

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも通信部を各電子機器が具備し
    該通信部によって通信可能に有線および又は無線で接続
    され通信ネットワークを形成し少なくとも有線で接続さ
    れた2以上の電子機器間において配電可能とされ少なく
    とも1の電子機器は前記配電以外による電力によって動
    作するネットワーク配電システムであって、(a)各電
    子機器は、少なくとも使用する電力の状態を外に通知す
    る電力状態通知手段を具備し、(b)少なくとも1の電
    子機器は、前記有線で接続された各電子機器が電源の異
    常時に必要とする電力情報を記憶する電力情報記憶手段
    と、少なくとも1の電子機器が電源の異常を被ると前記
    電力情報に基づいて前記配電を制御する配電制御手段と
    を具備した配電制御装置であり、(c)有線で接続され
    た各電子機器は、前記配電制御装置に対して少なくとも
    電源の異常時に必要とする電力情報を通知する電力情報
    通知手段と、少なくとも電源の異常を被っても損傷を受
    けない状態に保つ電源異常対策手段を具備し、該手段を
    施すために前記配電による電力を利用可能である事を特
    徴とするネットワーク配電システム。
  2. 【請求項2】 前記通信ネットワークに接続可能な前記
    配電制御装置であって、前記各電子機器について少なく
    とも電源の異常時に優先する動作制御、即ち正常動作、
    待機又は終了を登録する優先動作登録手段と、少なくと
    も電源の異常時の配電を計画する配電計画手段とを具備
    し、少なくとも電源の異常時に前記配電計画に基づいて
    所要の電子機器を配電制御可能である事を特徴とする配
    電制御装置。
  3. 【請求項3】 有線で前記通信ネットワークに接続可能
    で、電力を蓄積するバッテリ部と、前記配電制御手段に
    基づいて少なくとも外の電子機器に対して電源の異常時
    に給電可能な給電手段と、少なくとも前記バッテリ部に
    て蓄積された電力を給電している間は前記配電制御装置
    に対して給電能力を通知する給電能力通知手段と、自己
    が利用可能とされる電力が尽きる前に自己を正常終了す
    る自己終了手段を具備し、前記給電手段は外の電力を利
    用可能であれば外の電力を利用して給電し、外の電力を
    利用不可能であれば前記バッテリ部にて蓄積された電力
    を給電する事を特徴とするバックアップ電源装置。
  4. 【請求項4】 前記バックアップ電源装置は少なくとも
    商用電源の異常時にバッテリ部に蓄積された電力を外に
    供給するUPS部を具備した事を特徴とする請求項3に
    記載のバックアップ電源装置。
  5. 【請求項5】 前記バックアップ電源装置は前記電力情
    報記憶手段と前記配電制御手段とを具備した事を特徴と
    する請求項3又は4に記載のバックアップ電源装置。
  6. 【請求項6】 前記バックアップ電源装置は前記優先動
    作登録手段と前記配電計画手段とを具備し、少なくとも
    電源の異常時に前記配電計画に基づいて所要の電子機器
    を配電制御可能である事を特徴とする請求項3〜5のい
    ずれか1項に記載のバックアップ電源装置。
  7. 【請求項7】 通信部を具備し有線で前記通信ネットワ
    ークに接続可能な電子機器であって、商用電力を入力し
    所要の電力に変換し各部に配電する電源部と、少なくと
    も使用する電力の状態を外に通知する電力状態通知手段
    と、前記配電制御装置に対して少なくとも電源の異常時
    に必要とする電力情報を通知する電力情報通知手段と、
    少なくとも電源の異常を被っても損傷を受けない状態に
    保つ電源異常対策手段を具備し、該手段を施すために前
    記配電による電力を利用可能である事を特徴とする電子
    機器。
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