JP2010181996A - 電源装置および電力供給方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】停電時などの電力供給停止時にネットワーク機能を維持させるための電源装置および電力供給方法を提供すること。
【解決手段】電源装置130は、ネットワークに接続された情報処理装置からのバスパワーをバスパワーライン212を介して受領してバスパワーをネットワーク機器に供給するためのバスパワー供給回路210と、AC電力により供給されるDC電力の停止を検出する電力停止検出回路206と、DC電力の停止に応答してDC電力から前記バスパワーへと電力供給経路を切替えるスイッチング回路208と、バスパワーによりネットワーク機器に対して供給される出力電力を検出し、出力電力に応答してネットワーク機器を接続する出力経路を制御する出力先選択回路218とを含んでいる。
【選択図】図2
【解決手段】電源装置130は、ネットワークに接続された情報処理装置からのバスパワーをバスパワーライン212を介して受領してバスパワーをネットワーク機器に供給するためのバスパワー供給回路210と、AC電力により供給されるDC電力の停止を検出する電力停止検出回路206と、DC電力の停止に応答してDC電力から前記バスパワーへと電力供給経路を切替えるスイッチング回路208と、バスパワーによりネットワーク機器に対して供給される出力電力を検出し、出力電力に応答してネットワーク機器を接続する出力経路を制御する出力先選択回路218とを含んでいる。
【選択図】図2
Description
本発明は、ネットワークに対する電源供給技術に関し、より詳細には、停電時などの電力供給停止時にネットワーク機能を維持させるための電源装置および電力供給方法に関する。
パーソナルコンピュータ(以下単にPCとして参照する。)、画像形成装置などの情報処理装置は、重要な高付加価値のデータを取り扱うことが多い。このため、情報処理装置は、停電などによる電力供給停止の発生によるデータの損失を防止するため、無停電電源装置、いわゆるUPS(Uninterruptible Power Supply;UPS)などによるバックアップが行なわれている。UPSが接続されたサーバ、PC、画像形成装置は、電力供給停止時にでも処理中のデータを保護することができる。ところで、多くの場合、サーバ、PC、または画像形成装置などは、近年ではネットワークにより相互接続され、データの送受信を行なうことでデータの共有が可能とされている。
サーバやPCなどをLANなどのネットワークに接続するためには、ブリッジやハブといったOSI基本参照モデルにおけるレイヤ2のネットワーク機器を使用する。また、情報処理装置をインターネットなどの広域ネットワークに接続するためには、ルータなどレイヤ3ネットワーク機器を使用する。これらのネットワーク機器もまた、AC電源からの電力供給を受けてその機能を提供する。したがって、電力供給停止のイベントが発生すると、ネットワーク機器の電源も落ちてしまうため、電力供給停止時にネットワーク中を伝送されているデータは、消失してしまう可能性がある。すなわち、ネットワークシステムで電源障害の場合にデータを保全する観点からは、電力停止の発生の際に通信中のデータ保護を含めて考える必要がある。
これまで、ネットワーク機器に対する電力供給停止に対応するため、種々の方法が提案されている。例えば、特開2007−60802号公報(特許文献1)では、停電発生時に無停電電源装置に内蔵したバッテリからの電源をネットワーク通信出力用コネクタに供給する無停電電源装置を開示する。また、特開2001−333547号公報(特許文献2)では、ハブ機能を有する無停電電源が開示されている。さらに特許第3913484号明細書(特許文献3)では、電源の投入に関連して画像処理状態を検査し、処理プロセスを制御する技術が開示されている。
上述したように、電力供給停止時にネットワーク機器に対して電力を提供する無停電電源が知られているものの、特許文献1の方法は、無停電電源装置にネットワーク機器に対する電力供給を行うための通信ケーブルを介してネットワーク端末装置に電源を供給する。このため、専用の無停電電源装置を必要とし、また、電力供給を行うための専用通信ケーブルを必要とする結果、ネットワーク接続されるネットワーク機器も通常の規格とは異なる通信ケーブルをサポートしなければならず、ネットワークシステムとして汎用性に欠け、またコストも高まるという問題があった。
さらに特許文献2は、無停電電源にUSBハブ機能を含ませるものであるが、特許文献1と同様に専用の無停電電源が必要とされることや、ネットワークの物理的トポロジが、無停電電源の配置に限定されること、イーサネット(登録商標)などの汎用プロトコルを使用できないこと、コストおよびネットワークトポロジの柔軟性を制限してしまうという問題点がある。また、特許文献3では、電源投入時の画像処理プロセスの制御を処理残データとの関係で制御するものであり、イーサネット(登録商標)や、IEEE802.Xなどのプロトコルを使用する汎用ネットワークの無停電化という課題を解決するものではない。
また、サーバやPCと同様にネットワーク機器にも無停電電源を接続すればネットワークシステムの無停電化は可能であるが、無停電電源をネットワーク機器単位で配置することは、コストもかかり、また無停電電源自体のメンテナンスの問題も発生する。
一方、近年のサーバ、PC、画像形成装置は、通常、外部装置を接続するために、電力供給可能な、複数のUSBポートを保有している。電力供給停止時に無停電電源により駆動されるサーバやPCであっても、USBポートを介した電力供給は可能であり、別途無停電電源を用意せずとも、サーバやPC自体がサージやリプルなどの問題を発生しない安全な電力供給手段を提供することができる。
すなわち、本発明は、ハブや無線LANのアクセスポイントなどのネットワーク機器やネットワーク接続された装置について、電源断が発生した際にも、データの消失を防止することができ、専用の無停電電源装置を使用することなく、また既存の電源供給システムに大幅な変更を加える必要がない電源装置および電源供給方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであり、本発明では、ネットワーク機器を無停電化するために、UPSにより電源供給が維持されている情報処理装置のバスパワーを使用する電源装置および電力供給方法を提供する。電源装置は、AC電源が正常に動作している場合、ネットワーク機器に対してAC電源から変換されたDC電力を供給する。電源装置には、情報処理装置からのUSB、IEEE1394など、パワー供給可能なバスラインが接続されている。
本発明の電源装置は、AC電源からの電力供給停止を検出すると、バスラインからの電力を使用してネットワーク機器の電力をバックアップする。バスパワーは、UPSにより電源バックアップされた情報処理装置から供給されるので、電力供給停止の場合でもバスパワーは維持されているので、ネットワーク機器は、情報処理装置を機能させるためのUPSにより間接的に機能させることができ、効率的にネットワーク機能を電力供給停止時にでも維持することができる。
また、電源装置は、ASICなどの制御回路を実装しており、ネットワーク機器に供給するDC電力に対応して、機能を維持するネットワーク機器を選択し、電力供給経路を制御する。このため、バスパワーにより提供されるDC電力に対応し、維持するべきネットワーク機能のうち、優先度の高いネットワークを維持するためのネットワーク機器を効率的に継続して機能させることが可能となる。
以下、本発明を実施形態をもって説明するが、本発明は、後述する実施形態に限定されるものではない。図1は、本実施形態の電源装置を含むネットワーク100の物理接続図を示す。図1のネットワーク100は、10BASE−TX、1000BASE−TXなどの規格のイーサネット(登録商標)122、140などでサーバ116、PC118、120などの情報処理装置を含んで構成されている。
ネットワーク100には、OSI基本参照モデルで規定されるレイヤ2機能を有するレイヤ2ハブ132が接続されていて、情報処理装置相互の間のデータ伝送を可能としている。また、レイヤ2ハブ132には、イーサネット(登録商標)140を介してワイヤレスLANのWLANアクセスポイント142、プリンタ144、多機能機(Multi-function Peripheral: MFP)146が接続されている。
レイヤ2ハブ132は、情報処理装置、プリンタ、MFPなどからのパケットを受領し、アドレステーブルを参照し、MACアドレスを使用して他の情報処理装置やプリンタMFPなどにデータ転送を行っている。また、レイヤ2ハブ132は、必要に応じて他のLANに接続された情報処理装置やルータに対してデータを転送する。WLANアクセスポイント142は、IEEE802.Xなどの通信プロトコルを使用して、ノート型PCなどからのイーサネット(登録商標)ネットワークへのアクセスを可能としている。また、プリンタ144、MFP146は、イーサネット(登録商標)140を介して情報処理装置からのプリントデータを受領し、出力させている。
図1に示したネットワーク100を構成する情報処理装置である、サーバ116、PC118、PC120およびレイヤ2ハブ132、WLANアクセスポイント142は、正常時にはそれぞれAC電源170からのAC電力を受け取って動作している。
また、サーバ116、PC118、PC120といった情報処理装置には、AC電力供給の障害による停電に対応するために、UPS110、UPS112、UPS114が接続されている。UPS110、UPS112、UPS114は、AC電力の停止を検出し、情報処理装置に対して動作電力を供給する。一方、ネットワーク100に接続されるレイヤ2ハブ132は、本実施形態にしたがい、電源装置130から電力供給を受けている。
電源装置130は、サーバ116、PC118、PC120などの情報処理装置からのUSB(Universal Serial Bus)バスまたはIEEE1394バスなどのパワー供給可能なバスパワーラインが接続されている。電源装置130は、AC電力が正常に供給されている場合には、AC電源170からのAC電圧をDC電圧に変換し、レイヤ2ハブ132への電力供給を行っている。一方、電源装置130は、AC電源の障害によりAC電力供給が停止した場合、UPSにより電力がバックアップされている情報処理装置からのバスパワーにより、レイヤ2ハブ132へとDC電力を供給する。すなわち、本実施形態ではネットワーク機器の無停電化を、UPSによる緊急電力をパワー供給可能なバスラインを介してネットワーク機器に供給することにより達成する。このため、レイヤ2ハブ132のために使用される電源装置130以外には、無停電源を必要としない。
図1に示した実施形態では、レイヤ2バブ132と、電源装置130とは、別体として構成されるものとしているが、電源装置130は、レイヤ2ハブ132といったネットワーク機器の電源モジュールとして構成することもできる。電源装置130とレイヤ2ハブ132とを一体として実装する場合、レイヤ2ハブ132の筐体の適切な側面には、デバイスコネクタを複数設置する構成とすることができる。USBやIEEE1394のデバイスコネクタは、ホストコネクタよりも小型に形成されているので、レイヤ2ハブ132に充分な数のコネクタ領域を確保することができる。
USBは、規格設定で、バスパワー電圧=5V、規格電流=500mA、消費電力=2.5Wであり、複数のUSBデバイスコネクタを接続することで、ネットワーク機器を駆動するための電力を供給することができる。また、IEEE1394バスでは、バスパワー電圧=12V、規格電流=1.5A、消費電力=18Wであり、小型のレイヤ2ハブであれば、単一のIEEE1394バスラインでも駆動電力を供給することができる。なお、さらに多数のネットワーク機器を無停電化する目的で、IEEE1394バスも複数接続することができる。
この結果、図1の破線で示したドメイン150は、UPS110、UPS112、UPS114を介して間接的にネットワーク機器までを含む無停電ドメインとすることがでる。無停電ドメイン150では、電力供給停止が発生してもネットワークで転送中のデータおよびPC118、120がサーバ116にアクセスしているセッションを含め、ネットワーク機能を維持することができ、高付加価値のデータの保護効率を高めつつ、さらに作業効率を向上させることができる。
また、電源装置130は、無停電電源でバックアップされたサーバ116、PC118、PC120からのバスパワーで電力供給を受け、レイヤ2ハブ132などのネットワーク機器に対して電力を供給する。このため、ネットワーク機器に対して別途UPSを設置することなくドメイン150を無停電化することができる。さらに、情報処理装置とレイヤ2ハブ132とはイーサネット(登録商標)ケーブルで接続されており、USBおよびIEEE1394バスラインは、コネクタなどで延長可能なので、電源装置130と、サーバ116、PC118、PC120などの情報処理装置との間のネットワークトポロジは、ネットワーク100を構成することができる限り接続可能となる。このため、レイヤ2ハブ132の無停電化は、ネットワークトポロジの柔軟性を低下させることなく、達成することができる。
一方、図1の実施形態では、電源装置130は、レイヤ2ハブ132だけに電力を供給するものとして説明しているので、AC電力供給停止が発生した場合、ドメイン160は、電力の供給を受けることができず、処理の中断または機器のシャットダウン処理が発生する。なお、WLANアクセスポイント142、プリンタ144、MFP146に設定された電力供給停止時の処理に依存してデータ管理が実行される。
図2は、本実施形態の電源装置130の概略的な機能ブロック200を示す。電源装置130は、外部に配置されたACアダプタ202からのAC電力の供給を受け、電源装置130の内部に設置されたDC変換回路204によりAC電力を駆動レベルのDC電力に変換する。他の実施形態では、DC変換回路204は、電源装置の外部に設けられ、ACアダプタ202と一体化された、いわゆるDCコンバータとして実装されていてもよい。説明する他の実施形態の場合、電源装置130は、DC変換回路204により変換された、例えばDC=12Vの入力電圧を、制御回路(CPU)216の駆動電圧(Vcc)に変換するための分圧回路または、レギュレータ回路を含んで実装することもできる。同様の回路構成は、バスパワーとしてDC=12Vを供給するIEEE1394バスの場合にも適用することができる。
さらに図2を使用して電源装置130の機能ブロックを説明する。電源装置130には、USBまたはIEEE1394などのバスのデバイスコネクタ224が複数配設されている。電源装置130には、デバイスコネクタ224を介してサーバ116、PC118、120といった情報処理装置からのバスパワーライン212が接続されている。バスパワーライン212からのバスパワーは、複数のダイオードを介してバスパワー供給回路210に送付される。また、バスパワーライン212からのバスパワーは、適切な抵抗を介して、CPU216の制御入力I/O_inへと、接続されたバスパワーラインの数を検出するために送付される。
また、バスパワーは、バスパワーライン供給回路210に送付され、DC電力の停止に対応してバスパワー供給回路210を介してバスパワーが供給される。また、バスパワーラインの供給する電圧は、電力停止検出回路206に送付され、電力停止検出回路206がDC電力停止を判断するための基準電圧を提供する。
DC変換回路204の出力は、DC電力の停止を検出するための電力停止検出回路206に入力される。電力停止検出回路206は、停電などによるDC電力の供給停止を検出し、CPU216に対して電力停止処理を実行するようにCPU216に送付する。図2に示した実施形態では、DC変換回路204からの電力供給が正常に行われているものとして説明しているので、スイッチング回路208は、DC変換回路204からの電力を、CPU216の動作電圧Vccおよびネットワーク機器の駆動電力として供給している。
この状態では、電源装置130は、DC変換回路204からのDC電力を、レイヤ2ハブ132に送付する。そして、電源供給停止時には、電源装置130は、スイッチング回路208を、UPSでバックアップされて動作するサーバ116、PC118、PC120からのバスパワーを介して供給される電力を、レイヤ2ハブ132およびCPU216に提供するように電力供給経路をスイッチングする。
CPU216は、本実施形態の電力供給方法を実行するためのプログラムをROMなどに記憶する。CPU216は、電力供給停止の判断に応答し、バスパワーで供給されるDC電力の供給を、ハブ、アクセスポイント、その他のデバイスなどのネットワーク機器に対して開始する。また、他の実施形態で、電力供給を行うための優先順位や消費電力の条件が設定されている場合には、優先順位や消費電力の設定に応じて電力供給経路を制御する。
CPU216は、上述した処理を実行するための制御データを受領する複数のI/O_inポートを含んでいる。例えば、CPU216のI/O_inには、電力供給停止を通知するため電力停止検出回路206からの出力、電力供給停止時にバスパワーラインを介して供給される出力電力をフィードバックするため、出力電力検出回路220の出力、バスパワー供給回路210に接続されているバスライン数をチェックするための出力などが入力される。
さらに図2に示す出力先選択回路218は、出力電力検出回路220と、複数のスイッチ222とを含んで構成されている。出力先選択回路218には、CPU216のI/O_outから、スイッチ222の数に対応する出力制御信号が入力されていて、出力電力の値に応じて、電力供給を行うためにスイッチ222のオン/オフ制御を行っている。なお、本実施形態で供給電力とは、バスパワーラインから電源装置130に供給されるバスパワーを合計し、電力供給停止状態で、電源装置130に供給される電力値を意味する。また、本実施形態で、出力電力とは、電源装置130からネットワーク機器などに出力される電力値を意味する。
スイッチ222の出力は、出力ポート226、出力ポート228、出力ポート230に接続されている。出力ポート226、出力ポート228、出力ポート230には、例えば、それぞれ固有の“ポートA”、“ポートB”、“ポートD”などのポート名が設定されていて、各出力ポートには、出力の優先順位が割当てられている。CPU216は、出力電力の検出レベルに応答して優先度の低い出力ポートに対応付けられたスイッチ222をオフ制御して、優先順位の高いネットワーク機器の動作を保証している。
なお、本実施形態では、単一のネットワーク機器に対して電力を供給するだけで済む場合や電源装置130がネットワーク機器の内蔵電源モジュールの場合には、スイッチ222を複数実装する必要はない。
また、AC電力が正常に供給されている場合や、バスパワーラインからの供給電力がバックアップするべきネットワーク機器などの外部機器の消費電力をはるかに上回ることが保証できる場合には、出力電力や優先順位を使用するフィードバック制御を採用する必要はない。出力電力検出回路220は、出力先選択回路218の出力電流をモニタし、出力電流を示す信号をCPU126にフィードバックし、CPU216による出力電流の制御のために利用させている。
図3は、本実施形態の電源装置130の電力停止検出回路206およびスイッチング回路208の例示的な実施形態を示す。なお、図3に示した実施形態は、バスラインとしてUSB(5V)を使用する実施形態である。バスラインとしてIEEE1394を使用する場合、バス供給電圧=12Vをバスパワー供給回路210に適切な分割回路またはレギュレータ回路を実装することにより、5V出力とすることで、同様の回路構成を使用することができることはいうまでもない。また、特定の用途に応じて、出力先選択回路には12VのDC出力を供給し、CPU216には、許容動作電圧範囲の電圧を供給するように分圧回路をFET304と、FET306との間に構成しても良い。
電力停止検出回路206は、ANDゲート302を含んで構成することができる。ANDゲート302には、DC変換回路204からのDC電力DC_inと、基準電圧として使用するバスパワー供給回路210に入力されるバスパワーラインのVccの値とが入力され、DC_inがLOWレベルに遷移したことに応答して、ANDゲート302の出力がHighからLOWに遷移する。
ANDゲート302の出力は、CPU216のI/O_inのI/O制御信号として送付される。CPU216は、電力停止信号がHighの期間は、出力先選択回路218に対して全スイッチ222をONさせる制御信号を生成し、電力を供給するべきネットワーク機器に対して電力を供給する。その後、電力停止検出信号206がLOWに遷移すると、CPU216は、本実施形態の電力供給処理を開始する。
スイッチング回路208は、図3に示すように、FET304と、FET306とを含んで実装することができる。スイッチング回路208は、DC_inからの電力供給が正常の場合には、CPU216のVccおよびネットワーク機器に対して電力を供給する。DC変換回路204からのDC電力が正常に供給されている場合、FET304およびFET306は、低インピーダンス状態とされて、CPU216のVccおよびネットワーク機器には、DC変換回路204の出力であるDC_inの電力が供給される。
一方、DC変換回路204からのDC電力であるDC_inの供給が停止した場合、FET304およびFET306は、高インピーダンス状態に遷移する。この結果、FET304のドレイン電極側およびFET306のドレイン電極側の電位は、バスパワーラインの供給するVccに切替えられ、CPU216は、バスパワー供給回路210を介してバスパワーにより動作が保証される。また、FET304のドレイン電極は、出力先選択回路218にも接続されているのでネットワーク機器には、バスパワーによるSW_outが、ネットワーク機器へと供給される。
なお、DC_inの電力供給停止後、バスパワーラインからの電力供給までの期間において、CPU216の動作電位Vccを保証するため、図示した実施形態では、CPU216のVccには、キャパシタンス308および抵抗310が接続されている。キャパシタンス308および抵抗310は、バスパワーラインからのDC電力供給に切替えられるまでの過渡的期間中、Vccが規格最低レベル以上に保持させている。なお、電源装置130の実装形式によっては、キャパシタンス308および抵抗310に代えて、バックアップ電池およびダイオードなどを使用することもできる。
図4は、本実施形態のスイッチング回路208の第2の実施形態を示す。図4に示した実施形態においてもバスラインとしてバス供給電圧=5VのUSBを使用するものとして説明する。なお、バスラインとしてIEEE1394を使用する場合、特定の用途に応じて、バスパワー供給回路210に分圧回路を設けることもできるし、供給先に適合するように適宜分割回路などを実装することができる。
図4に示す第2の実施形態では、スイッチングのために単一のFET410が使用され、FET410のインピーダンス状態を、CPU216のI/O_outにより制御する実施形態である。電力停止検出回路206が電力供給停止をCPU216に通知すると、CPU216は、本実施形態にしたがいバスパワーラインを介した電力供給の制御処理を開始させ、I/O_outのライン440をLowレベルに遷移させ、FET410をハイインピーダンス状態に遷移させることにより、バスパワー供給回路210を経由した電力供給を開始させる。同時に、出力電力検出回路220からのフィードバック信号を受領して、出力先選択回路218のスイッチ222の切替え信号を生成し、出力先選択回路218に送付する。
バスパワーへの切替え期間中、CPU216のVccは、Vccラインに接続されたバックアップ電池420により規格範囲内に維持される。本実施形態では、図3の実施形態でも図4の実施形態の、いずれのスイッチング回路208も利用することができ、いずれの実施形態を使用するかについては、コストおよびデバイス面積などの実装上の観点から適宜選択すればよい。また、図3および図4に示したスイッチング回路208の実施形態はあくまで例示的なものであり、同様の機能を提供することができる限り、いかなる回路構成および回路素子を使用することもできる。
図5は、本実施形態の電源装置130が実行する電力供給方法のフローチャートを示す。図5の処理は、ステップS500で、電源装置130が動作開始するとともに開始される。ステップS501で、電源装置130は、DC変換回路204によりDC変換したDC電力を、SW_outとしてネットワーク機器に供給する。ステップS502では、AC電源ラインからの電力供給が停止した、またはDC変換回路204からのDC_inが停止したか否か、すなわち、電力供給停止イベントが発生したか否かを判断する。ステップS502の判断で、電力供給停止イベントが発生していないと判断した場合(no)、処理をステップS501に戻してAC電源からのAC電力を使用する電力供給を継続させる。
一方、ステップS502で、電力供給停止イベントが発生したと判断した場合(yes)、ステップS503で、バスパワーラインからの電力供給を開始する。なお、バスパワーラインからの電力供給の場合、電力の上限を制御する出力制限や優先順位に応じて出力制限を実行する出力制御処理を追加することができる。なお、これらの出力制限処理についてはより詳細に後述する。
その後、電源装置130は、ステップS504で、AC電源ラインからの電力供給が復帰したか否かを判断する。AC電源ラインからの電力供給が復帰していない場合(no)、処理をステップS503に戻してバスパワーラインからの電力供給を継続する。一方、ステップS504で、AC電源ラインからの電力供給が復帰した場合(yes)処理をステップS501に分岐させ、再度、DC変換回路204によりDC変換されたDC電力をSW_outとしてネットワーク機器に供給する。
図6は、本実施形態の電力供給方法で、ステップS503で出力制御処理を行う実施形態のフローチャートを示す。処理は、ステップS600から開始し、ステップS601で、電源装置130は、DC変換回路204によりDC変換したDC電力をSW_outとしてネットワーク機器に供給する。ステップS602では、AC電源ラインからの電力供給が停止した、またはDC変換回路204からのDC_inが停止したか否か、すなわち、電力供給停止が発生したか否かを判断する。ステップS602の判断で、電力供給停止イベントが発生していないと判断した場合(no)、処理をステップS601に戻してAC電源からのAC電力を使用する電力供給を継続させる。
一方、ステップS602で、電力供給停止イベントが発生したと判断した場合(yes)、ステップS603で、バスパワーラインの接続数を検出し、バスパワーラインから供給するべきDC電流の上限を取得し、DC電流のしきい値を設定する。なお、バスパワーラインの接続数は、バスパワーがVccの値を有するデバイスコネクタの数として検出することができる。しきい値は、例えば、バスパワーとしてUSBを使用する場合、電流上限値=500mA、消費電力2.5Wの規格上限を使用し、しきい値=2.5W×(USBバスパワー接続数)(1−SC)として予め計算し、制御テーブルとして登録しておくことができる。なお、SCは、しきい値を与えるためのマージンであり、1未満の適切な値を設定することができる。
その後、ステップS603では、バスパワーラインからの電力供給を開始し、ステップS604で出力電力検出回路220からのフィードバック信号をモニタする。ステップS605では、出力電力がしきい値を超えたか否かを判断し、出力電力がしきい値を超えない場合(no)、処理をステップS604に戻し処理を継続する。
ステップS605で、出力電力がしきい値を超えたと判断した場合(yes)、ステップS606で、制御テーブルをルックアップして、設定優先順位が低い機器から電力供給を停止する。電力供給の停止は、FETや接合型トランジスタなどのスイッチング素子のオンオフ制御を行うための制御信号を、各スイッチ222に割り当てたI/O_outポートから送付することにより行われる。
その後、ステップS607では、出力電力がしきい値以下になったか否かを判断し、出力電力がしきい値を超える場合(no)、処理をステップS606に戻し、ステップS607の判断で、出力電力がしきい値以下となるまで優先順位の低いネットワーク機器への電力供給パスを遮断して出力先を制限する。
一方、ステップS607で出力電力がしきい値以下となったと判断された場合(yes)、処理をステップS608に分岐させ、AC電源ラインからの電力供給が復帰したか否かを判断する。AC電源ラインからの電力供給が復帰していない場合(no)、処理をステップS604に戻し、継続してバスパワーラインからの電力供給を継続させ、出力電力をモニタする。また、AC電源ラインからの電力供給が復帰したと判断した場合(yes)、処理をステップS601に戻し、DC変換回路204からのDC電力を供給する。
図7は、本実施形態の出力制限を実行する場合の制御テーブルの実施形態を示す。制御テーブル710は、USB接続数に対応付けて設定される出力電力についてのしきい値(W)をリストする。バスパワーの接続数は、制御テーブル710では、4までが例示されているが、電源装置130が対応するサーバ116、PC118、120の有する余剰のUSBコネクタの数および電源装置130が実装するデバイスコネクタの数に制限されない限り、特に制限はない。例えば、USBバスが10ライン電源装置130に接続されれば、上限で25Wの出力電力が可能となり、レイヤ2ハブ、WLANアクセスポイントなど複数のネットワーク機器への電力供給が可能となる。
制御テーブル720は、出力ポートと、当該出力ポートの出力確保に関する優先順位とを対応付けてリストすることができる。LANといったネットワーク機能全体を無停電化するためのネットワーク機器としては、ブリッジ、スイッチ、ハブ、アクセスポイントなど、レイヤ2機能を有するネットワーク機器を優先的に無停電化することが必要である。なお、インターネットなどを含む広域ネットワークまでを考慮する場合であって、情報処理装置が高々数10程度の小規模ネットワークの場合、ブロードバンドルータなどのレイヤ3ネットワーク機器も含ませることができる。
ネットワーク機器の優先順位は、上述した観点からレイヤ2ハブ、WLANアクセスポイント、ブロードバンドルータなどの順で設定することができる。優先順位としては、同一のネットワークレイヤでそれぞれ消費電力の高いものを、優先順位を高く設定することもできるし、ネットワーク機器のネットワーク上の機能の優先順位に応じて予め登録しておくことが好ましい。優先順位に対応して出力制御は、電源装置130のCPU216に対してプログラミングできる場合には、プログラミングによって設定することもできるし、出力が確保される優先順位を出力ポートに割当て、電源装置130の筐体の出力ポートにプリントしておき、出力電流に応じて、優先順位の低い側からスイッチをオフする構成とすることで、ネットワーク環境に柔軟に対応した制御を行うことができる。
図8は、本実施形態の電源装置を含むネットワーク800の他の実施形態を示す。図8に示したネットワーク800では、電源装置830は、無停電ドメイン850としてIEEE802.x規格などをサポートするWLANアクセスポイント842にも電力を供給しているのが示されている。このため、WLAN842を介してネットワーク接続する情報処理装置880は、停電などで電力供給停止した場合にでも、無停電ドメイン850にアクセスすることが可能となり、また、無停電源ドメイン850内で伝送されている途中の高付加価値データの損失も防止することができる。
図9は、本実施形態の電源装置を含むネットワーク900の他の実施形態を示す。図9に示したネットワーク900では、電源装置930は、レイヤ2ハブA932の他、レイヤ2ハブB980およびWLANアクセスポイント942に対しても電力供給を行っている。レイヤ2ハブB980は、イーサネット(登録商標)を介して情報処理装置990と、無停電ドメイン950との間でデータ転送を可能としている。なお、図9では、WLANアクセスポイント942は、電源装置930によりバックアップされており、ノート型PCやPDAなどで構成されるワイヤレスLANもサポート可能とする。なお、レイヤ2ハブA932、レイヤ2ハブB980、およびWLANアクセスポイント942の間には、電力供給のための優先順位が設定され、電源装置930は、出力電流レベルに対応して出力経路を制御する。
さらに他の実施形態で、レイヤ2ハブAがIEEE802.3afに規定されるPOEをサポートする場合、電源装置930は、適切な昇圧デバイスを使用して、POE規格の規格電位48Vまで電圧レベルを昇圧させた後、POEをサポートするレイヤ2ハブ932のバックアップを行うことができる。バスラインとしてIEEE1394を使用する場合、4倍昇圧しても電力的には充分対応でき、この場合、出力ポート226、出力ポート228、出力ポート230をそれぞれIEEE802.3af規格で構成し、POE対応のLANケーブルを使用して、ネットワーク機器、プリンタ944、またはMFP946を接続することもできる。レイヤ2ハブ932がPOEをサポートする実施形態では、出力電力が許容される範囲内で、WLANアクセスポイント942、プリンタ944、MFP946などのドメイン960に含まれる機器に対して動作電力の供給やメモリバックアップ電力、CPUバックアップ電力などを供給することができる。
以上説明したように、本実施形態の電源装置は、無停電電源によりバックアップされた情報処理装置のバスパワーを有効利用してネットワークドメインを無停電化することを可能とし、電力供給停止が発生した場合でも、ネットワークを転送中のデータの損失を防止することができる。
本実施形態の上記機能は、機械語、アセンブラなどのプログラミング言語などで記述された装置実行可能なプログラムにより実現できる。
これまで本実施形態につき説明してきたが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
100…ネットワーク、110、112、114…UPS、116…サーバ、118、120…パーソナルコンピュータ(PC)、122、140…イーサネット(登録商標)ケーブル、130…電源装置、132…レイヤ2ハブ、142…WLANアクセスポイント、144…プリンタ、146…MFP、150…無停電ドメイン、160…ドメイン、170…AC電源
Claims (10)
- ネットワーク機器に対して電力を供給する電源装置であって、前記電源装置は、
ネットワークに接続された情報処理装置からのバスパワーをバスパワーラインを介して前記ネットワーク機器に供給するためのバスパワー供給回路と、
AC電力の供給により変換されたDC電力の停止を検出する電力停止検出回路と、
前記DC電力の停止に応答して前記DC電力から前記バスパワーへと電力供給経路を切替えるスイッチング回路と、
前記バスパワーにより前記ネットワーク機器に対して出力される出力電力を検出し、前記出力電力に応答して前記ネットワーク機器を接続する出力経路を制御する出力先選択回路と
を含む電源装置。 - 前記電源装置は、前記電力停止検出回路からの前記DC電力の停止通知を受領して前記バスパワーによる供給電力のしきい値を取得し、前記出力電力が前記しきい値以下となるように前記出力経路を制御する制御回路を含む、請求項1に記載の電源装置。
- 前記制御回路は、前記バスパワーラインの接続数を検出し、前記しきい値を制御テーブルをルックアップして取得する、請求項1または2に記載の電源装置。
- 前記制御テーブルは、前記バスパワーを供給する優先順位を、前記優先順位にしたがって前記出力経路を規定する出力ポートに対応付けて登録する、請求項3に記載の電源装置。
- 前記バスパワーラインは、ユニバーサルシリアルバスまたはIEEE1394バスである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電源装置。
- 前記ネットワーク機器は、レイヤ2ネットワーク機器およびブロードバンドルータである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電源装置。
- 前記バスパワーが前記制御回路および前記ネットワーク機器に電力を供給する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電源装置。
- 前記電源装置は、前記バスパワーラインのデバイスコネクタを複数備える、請求項1〜7のいずれか1項に記載の電源装置。
- 前記電源装置は、前記ネットワーク機器の電源モジュールである、請求項1〜8のいずれか1項に記載の電源装置。
- ネットワーク機器に対して電力を供給する電力供給方法であって、前記電力供給方法は、
AC電力により供給されるDC電力の停止を検出するステップと、
ネットワークに接続された情報処理装置からのバスパワーをバスパワーラインを介して受領し、前記DC電力の停止に応答して前記DC電力から前記バスパワーへと電力供給経路を切替えるステップと、
前記バスパワーラインの接続数を検出し、前記接続数により指定されるしきい値を取得するステップと、
前記バスパワーにより前記ネットワーク機器に対して出力される出力電力を検出するステップと、
前記出力電力を前記バスパワーにより供給可能な供給電力についてのしきい値と比較して前記しきい値以下で優先順位の割当てられた出力ポートの接続を制御するステップと
を含む電力供給方法。
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