JPH11255011A - 自動車のシートのシートパン - Google Patents
自動車のシートのシートパンInfo
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- JPH11255011A JPH11255011A JP10368145A JP36814598A JPH11255011A JP H11255011 A JPH11255011 A JP H11255011A JP 10368145 A JP10368145 A JP 10368145A JP 36814598 A JP36814598 A JP 36814598A JP H11255011 A JPH11255011 A JP H11255011A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
- B60N2/42—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles the seat constructed to protect the occupant from the effect of abnormal g-forces, e.g. crash or safety seats
- B60N2/427—Seats or parts thereof displaced during a crash
- B60N2/42727—Seats or parts thereof displaced during a crash involving substantially rigid displacement
- B60N2/42754—Seats or parts thereof displaced during a crash involving substantially rigid displacement of the cushion
- B60N2/42763—Seats or parts thereof displaced during a crash involving substantially rigid displacement of the cushion with anti-submarining systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B60N2/4207—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles the seat constructed to protect the occupant from the effect of abnormal g-forces, e.g. crash or safety seats characterised by the direction of the g-forces
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- B60N2/42772—Seats or parts thereof displaced during a crash characterised by the triggering system
- B60N2/42781—Seats or parts thereof displaced during a crash characterised by the triggering system mechanical triggering
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シート前部に向かう使用者の骨盤の移動を制
限する潜り抜け防止横部材を含み、横部材が駆動装置の
作用により休止位置から伸長位置まで移動し、伸長位置
で骨盤の移動を制限するシートパンを提供する。 【解決手段】 自動車のシート1のシートパン3は、事
故時にシート前部に向かう使用者の骨盤の移動を制限す
るための潜り抜け防止横部材5を含み、横部材がシート
パンと交差するように延在しかつ駆動装置7の作用によ
り休止位置から伸長位置まで移動でき、伸長位置におい
て横部材が骨盤の移動を制限し、横部材の両端部51が
案内装置31により第1軌道に沿って案内され、かつシ
ートパンが所定の閾値から横部材によりシート搭乗者に
伝達される力を制御するエネルギ散逸装置32を含む。
第1軌道は上方にかつシートの後部に向かって配向され
ている。
限する潜り抜け防止横部材を含み、横部材が駆動装置の
作用により休止位置から伸長位置まで移動し、伸長位置
で骨盤の移動を制限するシートパンを提供する。 【解決手段】 自動車のシート1のシートパン3は、事
故時にシート前部に向かう使用者の骨盤の移動を制限す
るための潜り抜け防止横部材5を含み、横部材がシート
パンと交差するように延在しかつ駆動装置7の作用によ
り休止位置から伸長位置まで移動でき、伸長位置におい
て横部材が骨盤の移動を制限し、横部材の両端部51が
案内装置31により第1軌道に沿って案内され、かつシ
ートパンが所定の閾値から横部材によりシート搭乗者に
伝達される力を制御するエネルギ散逸装置32を含む。
第1軌道は上方にかつシートの後部に向かって配向され
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は潜り抜け防止装置
(anti−sub−marining devic
e)を含む自動車のシートのシートパンに関する。
(anti−sub−marining devic
e)を含む自動車のシートのシートパンに関する。
【0002】
【従来の技術】シートベルトは、慣行的に、シートを使
用する人の胸郭および骨盤に対してある張力がそれぞれ
作用する斜筋部分(oblique porton)お
よび腹部部分(ventral portion)を有
する。例えば、事故の間に、車両に発生スル衝撃により
使用者が車両の前部に向かって投げ出される傾向がある
ときに、シートベルトがそれ自体知られている態様で固
定されて、使用者をシートに強固に保持する。
用する人の胸郭および骨盤に対してある張力がそれぞれ
作用する斜筋部分(oblique porton)お
よび腹部部分(ventral portion)を有
する。例えば、事故の間に、車両に発生スル衝撃により
使用者が車両の前部に向かって投げ出される傾向がある
ときに、シートベルトがそれ自体知られている態様で固
定されて、使用者をシートに強固に保持する。
【0003】この場合には、使用者は高い減速力をうけ
かつ彼の慣性または彼女の慣性によりベルトに対して移
動する。この移動により、使用者の臀部がシートパン上
をすべることにより、シートベルトの腹部部分の下を通
過する傾向があるときに、使用者の身体が重大な傷害を
うけ、特に腹部が傷害をうけることがある。この現象
は、一般に、潜り抜け(sub−marining)と
呼ばれている。
かつ彼の慣性または彼女の慣性によりベルトに対して移
動する。この移動により、使用者の臀部がシートパン上
をすべることにより、シートベルトの腹部部分の下を通
過する傾向があるときに、使用者の身体が重大な傷害を
うけ、特に腹部が傷害をうけることがある。この現象
は、一般に、潜り抜け(sub−marining)と
呼ばれている。
【0004】この問題を解決するために、シートパン内
に交差する方向に配置されかつ衝撃をうけるときにシー
トの前部に向かう使用者の移動を制限するために延在す
る以下に「潜り抜け防止横部材」または「潜り抜け防止
バー」と呼ばれているバーを使用することが既に知ら
れ、特にフランス特許出願公開第2747080号明細
書から知られている。
に交差する方向に配置されかつ衝撃をうけるときにシー
トの前部に向かう使用者の移動を制限するために延在す
る以下に「潜り抜け防止横部材」または「潜り抜け防止
バー」と呼ばれているバーを使用することが既に知ら
れ、特にフランス特許出願公開第2747080号明細
書から知られている。
【0005】横部材は、その両端部により、シートパン
枠組構造上で枢動するように取り付けられた2つの三角
形のリンクと連結されている。休止位置においては、横
部材が使用者の臀部と多少とも水平に配置され、かつ衝
撃をうける間に、横部材がベルト火工予張力付与装置
(belt pyrotechnical prete
nsioner)の作用により上方にかつ伸長位置まで
シートの前部に向かって傾斜し、それにより使用者の臀
部が前方に移動することを阻止し、従って、臀部がベル
トの腹部の下を通過することを阻止する障害物を構成す
る。
枠組構造上で枢動するように取り付けられた2つの三角
形のリンクと連結されている。休止位置においては、横
部材が使用者の臀部と多少とも水平に配置され、かつ衝
撃をうける間に、横部材がベルト火工予張力付与装置
(belt pyrotechnical prete
nsioner)の作用により上方にかつ伸長位置まで
シートの前部に向かって傾斜し、それにより使用者の臀
部が前方に移動することを阻止し、従って、臀部がベル
トの腹部の下を通過することを阻止する障害物を構成す
る。
【0006】横部材が伸長位置にあるときに、使用者の
骨盤が横部材上に推力を作用し、その結果、使用者の腰
椎領域の過大な圧縮をひき起こすことがある。そのとき
に、エネルギ散逸装置が使用され、横部材を所定の閾値
からシートパンの中に漸次引っ込めることを可能にし、
骨盤を保持するが、しかし骨盤のある移動を可能にする
ことにより、横部材により使用者に伝達される反力を制
限する。
骨盤が横部材上に推力を作用し、その結果、使用者の腰
椎領域の過大な圧縮をひき起こすことがある。そのとき
に、エネルギ散逸装置が使用され、横部材を所定の閾値
からシートパンの中に漸次引っ込めることを可能にし、
骨盤を保持するが、しかし骨盤のある移動を可能にする
ことにより、横部材により使用者に伝達される反力を制
限する。
【0007】エネルギ散逸装置は、例えば、内部に横部
材の両端部が移動する三角形のリンクの側部の一つの側
部に沿って形成された楕円形のみぞである。前記みぞの
幅が横部材の両端部の横方向の寸法よりもかなり小さい
ので、エネルギの散逸は、所定の閾値から横部材の両端
部によりみぞの端縁を変形することにより得られる。
材の両端部が移動する三角形のリンクの側部の一つの側
部に沿って形成された楕円形のみぞである。前記みぞの
幅が横部材の両端部の横方向の寸法よりもかなり小さい
ので、エネルギの散逸は、所定の閾値から横部材の両端
部によりみぞの端縁を変形することにより得られる。
【0008】既知のシステムにおいては、伸長(ext
ension)の間に、横部材は上方にかつシートの前
部に向かう両方の方向に移動する。休止時には、横部材
は、使用者の重量が伸長の開始を妨害しまたは横部材を
伸長するために少なくとも比較的に高い力を必要とする
位置において、シートの多少とも後方に配置される。
ension)の間に、横部材は上方にかつシートの前
部に向かう両方の方向に移動する。休止時には、横部材
は、使用者の重量が伸長の開始を妨害しまたは横部材を
伸長するために少なくとも比較的に高い力を必要とする
位置において、シートの多少とも後方に配置される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、これ
らの不利点を回避しかつ横部材の移動およびシートの使
用者に伝達される力を制御すると共に衝撃をうける間に
より良好な保持力を保証することにより、シート使用者
への傷害を制限することができる潜り抜け防止横部材を
提供することにある。特に、本発明は、低い伸長力のみ
を必要とする潜り抜け防止横部材を提供することを目的
としている。
らの不利点を回避しかつ横部材の移動およびシートの使
用者に伝達される力を制御すると共に衝撃をうける間に
より良好な保持力を保証することにより、シート使用者
への傷害を制限することができる潜り抜け防止横部材を
提供することにある。特に、本発明は、低い伸長力のみ
を必要とする潜り抜け防止横部材を提供することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】これらの目標を考慮する
と、本発明の主題は、シートの前部に向かう使用者の骨
盤の移動を制限するための潜り抜け防止横部材を含む自
動車のシート用のシートパンであって、横部材がシート
パン枠組構造に対して交差するよう延在しかつ駆動装置
の作用により休止位置から伸長位置(extended
position)まで移動し、伸長位置において
は、横部材がシートの前部に向かう骨盤の移動を制限
し、横部材の両端部が案内装置により第1軌道に沿って
案内され、かつシートパンが所定の閾値および横部材の
伸長位置から横部材によりシート搭乗者に伝達される力
を制御するためのエネルギ散逸装置を含む。本発明によ
れば、シートパンは、第1軌道が上方に配向されかつシ
ートの後部に向かって配向されていることを特徴とす
る。
と、本発明の主題は、シートの前部に向かう使用者の骨
盤の移動を制限するための潜り抜け防止横部材を含む自
動車のシート用のシートパンであって、横部材がシート
パン枠組構造に対して交差するよう延在しかつ駆動装置
の作用により休止位置から伸長位置(extended
position)まで移動し、伸長位置において
は、横部材がシートの前部に向かう骨盤の移動を制限
し、横部材の両端部が案内装置により第1軌道に沿って
案内され、かつシートパンが所定の閾値および横部材の
伸長位置から横部材によりシート搭乗者に伝達される力
を制御するためのエネルギ散逸装置を含む。本発明によ
れば、シートパンは、第1軌道が上方に配向されかつシ
ートの後部に向かって配向されていることを特徴とす
る。
【0011】それゆえに、本発明によれば、横部材は、
事故の場合に、その伸長の間に、使用者の骨盤の移動と
反対側に移動する。横部材の上方への移動の振幅が比較
的に小さくなりかつ特に一般的なシートパンの平面に対
して上方への移動として理解しなければならないことに
留意されたい。それゆえに、後方に向かう横部材の軌道
の配向(orientation)は、衝撃をうける間
の使用者の骨盤の移動を可能な限り防止しかつ伸長する
間の横部材と使用者との間の距離を可能な限り減少する
ように、シートの構成および特にそのシートパンの構成
により選択されよう。
事故の場合に、その伸長の間に、使用者の骨盤の移動と
反対側に移動する。横部材の上方への移動の振幅が比較
的に小さくなりかつ特に一般的なシートパンの平面に対
して上方への移動として理解しなければならないことに
留意されたい。それゆえに、後方に向かう横部材の軌道
の配向(orientation)は、衝撃をうける間
の使用者の骨盤の移動を可能な限り防止しかつ伸長する
間の横部材と使用者との間の距離を可能な限り減少する
ように、シートの構成および特にそのシートパンの構成
により選択されよう。
【0012】第一設計によれば、案内装置は、シートパ
ン枠組構造に形成された主みぞからなる。
ン枠組構造に形成された主みぞからなる。
【0013】休止位置においては、潜り抜け防止横部材
は、シートパンの前部に向かって配置されかつシートパ
ンの表面の下方のシート使用者の腿部よりも多少とも下
方に配置され、それによりシートの快適性を損なわない
ようにしてある。横部材は、例えば、ケーブルによりシ
ートベルト火工用予張力付与装置と連結され、予張力付
与装置は、それ自体がよく知られている態様で衝撃をう
ける間に高い引張力をシートベルト取付部材に作用させ
ることができる。
は、シートパンの前部に向かって配置されかつシートパ
ンの表面の下方のシート使用者の腿部よりも多少とも下
方に配置され、それによりシートの快適性を損なわない
ようにしてある。横部材は、例えば、ケーブルによりシ
ートベルト火工用予張力付与装置と連結され、予張力付
与装置は、それ自体がよく知られている態様で衝撃をう
ける間に高い引張力をシートベルト取付部材に作用させ
ることができる。
【0014】衝撃をうける場合には、この第一設計によ
れば、横部材が予張力付与装置により駆動されかつ頂部
に向かいかつシートの後部に向かうように導かれた第1
軌道に沿って主みぞにより導かれて伸長位置に達し、伸
長位置においては、横部材が使用者の骨盤を保持するこ
とを保証する。
れば、横部材が予張力付与装置により駆動されかつ頂部
に向かいかつシートの後部に向かうように導かれた第1
軌道に沿って主みぞにより導かれて伸長位置に達し、伸
長位置においては、横部材が使用者の骨盤を保持するこ
とを保証する。
【0015】横部材がこのようにして完全に伸長された
ときに、過大な圧縮荷重により腰椎領域の傷害を回避す
るために、横部材が使用者の骨盤の推力の作用により引
っ込み位置までシートの内側に向かって漸次引っ込むこ
とができ、この引っ込みは、エネルギ散逸装置により制
御される。
ときに、過大な圧縮荷重により腰椎領域の傷害を回避す
るために、横部材が使用者の骨盤の推力の作用により引
っ込み位置までシートの内側に向かって漸次引っ込むこ
とができ、この引っ込みは、エネルギ散逸装置により制
御される。
【0016】この設計の第一例によれば、エネルギ散逸
装置は、シートパン枠組構造に直接に形成されかつ主み
ぞと連結された二次みぞからなっている。二次みぞの幅
は、横部材の両端部の横方向の寸法よりもかなり小さく
形成され、それにより横部材の両端部が二次みぞの端縁
を変形することのみにより移動することができる。
装置は、シートパン枠組構造に直接に形成されかつ主み
ぞと連結された二次みぞからなっている。二次みぞの幅
は、横部材の両端部の横方向の寸法よりもかなり小さく
形成され、それにより横部材の両端部が二次みぞの端縁
を変形することのみにより移動することができる。
【0017】この構成のおかげで、横部材上の骨盤の推
力が所定の閾値に制限され、それにより、引っ込む間
に、横部材が使用者の臀部と接触する状態に保持される
と共に、骨盤の制御された漸進的な移動が可能になる。
力が所定の閾値に制限され、それにより、引っ込む間
に、横部材が使用者の臀部と接触する状態に保持される
と共に、骨盤の制御された漸進的な移動が可能になる。
【0018】第二設計によれば、案内装置は、シートパ
ン枠組構造上で枢動するように取り付けられかつ横部材
により一緒に連結されたリンクからなっている。
ン枠組構造上で枢動するように取り付けられかつ横部材
により一緒に連結されたリンクからなっている。
【0019】この第二設計によれば、エネルギ散逸装置
の第一例に対応する特定の構成によれば、二次みぞがリ
ンク内に形成されかつリンクの長手方向に沿って配向さ
れている。
の第一例に対応する特定の構成によれば、二次みぞがリ
ンク内に形成されかつリンクの長手方向に沿って配向さ
れている。
【0020】横部材の両端部は、シートパン枠組構造の
側フランジ上のそれらの他端部により枢動するように取
り付けられた2つのリンクの第1端部と連結されてい
る。横部材は、例えば、衝撃をうける場合にリンクを後
部に向かって枢動させるケーブルによりシートベルト火
工予張力付与装置と連結されている。前記シートパンフ
ランジ上に配置されたストッパ(stops)は、横部
材が伸長位置にあるときに前記リンクを下方にかつ前方
に向けられた斜めの位置に固定することによりリンクの
角移動を制限することが可能である。二次みぞがリンク
に形成されているので、横部材の制御された引っ込みが
リンクの軸線に沿ってなされ、そのときに、横部材の両
端部が前記二次みぞの端縁を変形させる。
側フランジ上のそれらの他端部により枢動するように取
り付けられた2つのリンクの第1端部と連結されてい
る。横部材は、例えば、衝撃をうける場合にリンクを後
部に向かって枢動させるケーブルによりシートベルト火
工予張力付与装置と連結されている。前記シートパンフ
ランジ上に配置されたストッパ(stops)は、横部
材が伸長位置にあるときに前記リンクを下方にかつ前方
に向けられた斜めの位置に固定することによりリンクの
角移動を制限することが可能である。二次みぞがリンク
に形成されているので、横部材の制御された引っ込みが
リンクの軸線に沿ってなされ、そのときに、横部材の両
端部が前記二次みぞの端縁を変形させる。
【0021】エネルギ散逸装置の設計の第二例によれ
ば、細胞質フォームクッションが横部材上に配置されて
いる。この場合には、横部材が伸長位置にあるときに、
骨盤の推力がクッションにより吸収される。このクッシ
ョンは、使用者の重量により沈下しないように通常の使
用の間に十分な硬度を有するが、しかし高い圧力により
圧縮することができ、従って、腰椎領域の過大な圧縮を
回避する。
ば、細胞質フォームクッションが横部材上に配置されて
いる。この場合には、横部材が伸長位置にあるときに、
骨盤の推力がクッションにより吸収される。このクッシ
ョンは、使用者の重量により沈下しないように通常の使
用の間に十分な硬度を有するが、しかし高い圧力により
圧縮することができ、従って、腰椎領域の過大な圧縮を
回避する。
【0022】特定の構成によれば、シートパンは、シー
パン内の横部材の休止位置を変更するための調節装置を
含む。
パン内の横部材の休止位置を変更するための調節装置を
含む。
【0023】調節装置、例えば、ねじナットシステムが
横部材の両端部と連結されかつ横部材をシートパンの表
面に向かって移動することによりシートパンの堅牢性を
高めるために横部材の休止位置を変更することが可能で
ある。横部材が衝撃をうける間に常に使用者の骨盤を保
持することに留意されたい。
横部材の両端部と連結されかつ横部材をシートパンの表
面に向かって移動することによりシートパンの堅牢性を
高めるために横部材の休止位置を変更することが可能で
ある。横部材が衝撃をうける間に常に使用者の骨盤を保
持することに留意されたい。
【0024】
【発明の実施の形態】その他の特徴および利点は、本発
明によるシートパンの種々の設計について述べる以下の
説明から明らかになろう。添付図面を参照されたい。
明によるシートパンの種々の設計について述べる以下の
説明から明らかになろう。添付図面を参照されたい。
【0025】図1に略図で示した自動車のシート(座
席)1は、慣行的には、シートパン枠組構造3上にヒン
ジ留めされた背もたれ枠組構造2を含み、この背もたれ
枠組構造は、シートの位置の長手方向の調節を可能にす
る2つのすべり台4により自動車の床に取り付けられて
いる。
席)1は、慣行的には、シートパン枠組構造3上にヒン
ジ留めされた背もたれ枠組構造2を含み、この背もたれ
枠組構造は、シートの位置の長手方向の調節を可能にす
る2つのすべり台4により自動車の床に取り付けられて
いる。
【0026】以下に単に「横部材」(cross me
mber)として記載した潜り抜け防止横部材(ant
i−sub−marining cross−memb
er)5は、シートパン枠組構造の側部フランジ30の
間に横方向に延在しかつ横部材5の両端部から横部材の
方向に延在する2つの円筒形のジャーナル51を含む。
mber)として記載した潜り抜け防止横部材(ant
i−sub−marining cross−memb
er)5は、シートパン枠組構造の側部フランジ30の
間に横方向に延在しかつ横部材5の両端部から横部材の
方向に延在する2つの円筒形のジャーナル51を含む。
【0027】ジャーナル51は、側フランジ30に形成
されたほぼ放物線形のみぞ31内をすべる。放物線形の
アームは、上方にかつシートの後方に向かって配向され
た主みぞ32からなり、主みぞ内には、ジャーナル51
が自由にすべることができかつシートの底部に向かって
配向された二次みぞ33は、ジャーナル51による二次
みぞ33の端縁を変形する間に摩擦によりエネルギを散
逸させるようにジャーナルの直径よりもかなり小さい幅
を有する。
されたほぼ放物線形のみぞ31内をすべる。放物線形の
アームは、上方にかつシートの後方に向かって配向され
た主みぞ32からなり、主みぞ内には、ジャーナル51
が自由にすべることができかつシートの底部に向かって
配向された二次みぞ33は、ジャーナル51による二次
みぞ33の端縁を変形する間に摩擦によりエネルギを散
逸させるようにジャーナルの直径よりもかなり小さい幅
を有する。
【0028】前記ジャーナル51は、例えば、ケーブル
7によりシートパン枠組構造の側フランジ30に取り付
けられたシートベルト火工予張力付与装置(pyrot
echnical pretensioner)6と連
結されている。当業者により知られているこの技術によ
り、シ−トベルト取付部材8に高い張力が作用すること
を可能にし、それにより衝撃をうける間にベルトとシー
ト上に着座している乗客との間に存在する間隙を吸収す
る。
7によりシートパン枠組構造の側フランジ30に取り付
けられたシートベルト火工予張力付与装置(pyrot
echnical pretensioner)6と連
結されている。当業者により知られているこの技術によ
り、シ−トベルト取付部材8に高い張力が作用すること
を可能にし、それにより衝撃をうける間にベルトとシー
ト上に着座している乗客との間に存在する間隙を吸収す
る。
【0029】図2に示した休止位置においては、横部材
5は、シートパンの表面の下方のシートの前部に向かっ
て配置されている。
5は、シートパンの表面の下方のシートの前部に向かっ
て配置されている。
【0030】車両に発生した衝撃によりシートの使用者
が前方に投げ出される傾向があるときに、横部材5が予
張力付与装置6の作用により軌道F1に沿って上方にか
つシートの後部に向かって移動して図3に示した伸長位
置に達し、その伸長位置において、横部材5が使用者の
腿部の下側に配置され、それによりシートの前部に向か
う骨盤の移動を制限する。
が前方に投げ出される傾向があるときに、横部材5が予
張力付与装置6の作用により軌道F1に沿って上方にか
つシートの後部に向かって移動して図3に示した伸長位
置に達し、その伸長位置において、横部材5が使用者の
腿部の下側に配置され、それによりシートの前部に向か
う骨盤の移動を制限する。
【0031】横部材の伸長位置は、安定した位置であ
り、すなわち、予張力付与装置(pretension
er)6が依然としてケーブル7に引張力を作用し、そ
れにより、横部材5が使用者の骨盤により作用する推力
により休止位置に戻ることを阻止する。自動ロックシス
テムもまた、横部材5を伸長位置に固定するために使用
することができよう。
り、すなわち、予張力付与装置(pretension
er)6が依然としてケーブル7に引張力を作用し、そ
れにより、横部材5が使用者の骨盤により作用する推力
により休止位置に戻ることを阻止する。自動ロックシス
テムもまた、横部材5を伸長位置に固定するために使用
することができよう。
【0032】その後、使用者の腰椎領域に過大な圧縮力
が作用することを回避するために、横部材5は、横部材
が使用者の腿部と接触する状態に保持されると共に使用
者の骨盤により作用する推力により図4の軌道F2に沿
ってシートの内側に漸次引っ込めることができる。この
引っ込みは、横部材5により伝達された力をシート使用
者に物理的に容認可能な限度内に維持するように決定さ
れた閾値からジャーナル51による二次みぞ33の端縁
を変形することにより制御される。
が作用することを回避するために、横部材5は、横部材
が使用者の腿部と接触する状態に保持されると共に使用
者の骨盤により作用する推力により図4の軌道F2に沿
ってシートの内側に漸次引っ込めることができる。この
引っ込みは、横部材5により伝達された力をシート使用
者に物理的に容認可能な限度内に維持するように決定さ
れた閾値からジャーナル51による二次みぞ33の端縁
を変形することにより制御される。
【0033】また、横部材を他方向に移動することが可
能であり、すなわち、当初の休止位置は、図4の休止位
置に相当することになろう。そのときに、横部材5は、
みぞ33内で自由にすべらなければならずかつみぞ32
の端縁を変形することにより摩擦によりエネルギを散逸
しなければならない。そのときのみぞ32は、ジャーナ
ル51の直径よりも小さい幅を有することになろう。
能であり、すなわち、当初の休止位置は、図4の休止位
置に相当することになろう。そのときに、横部材5は、
みぞ33内で自由にすべらなければならずかつみぞ32
の端縁を変形することにより摩擦によりエネルギを散逸
しなければならない。そのときのみぞ32は、ジャーナ
ル51の直径よりも小さい幅を有することになろう。
【0034】図5に示した第2設計によれば、横部材5
の伸長は、内部に二次みぞ91がリンクの方向に沿って
形成されかつ配向されたリンク9により保証される。こ
れらのリンク9は、シートパン枠組構造の側フランジ3
0上で枢動するように取り付けられかつ横部材5により
リンクの両端部の一方の端部において連結されている。
前述したように、横部材のジャーナル51は、例えば、
ケーブル7によりベルト予張力付与装置6と連結されて
いる。
の伸長は、内部に二次みぞ91がリンクの方向に沿って
形成されかつ配向されたリンク9により保証される。こ
れらのリンク9は、シートパン枠組構造の側フランジ3
0上で枢動するように取り付けられかつ横部材5により
リンクの両端部の一方の端部において連結されている。
前述したように、横部材のジャーナル51は、例えば、
ケーブル7によりベルト予張力付与装置6と連結されて
いる。
【0035】横部材5が伸長位置にあるときにリンクを
固定するためにリンクの角移動を制限するために、スト
ッパ10がシートパン枠組構造の側フランジ30上に配
置されている。
固定するためにリンクの角移動を制限するために、スト
ッパ10がシートパン枠組構造の側フランジ30上に配
置されている。
【0036】図6および図7について述べると、車両に
発生した衝撃によりシート使用者が前方に投げ出される
傾向があるときに、リンク9が予張力付与装置6により
駆動されかつ横部材5が矢印F3により示す方向に沿っ
て上方にかつシートの後部に向かってその休止位置から
伸長位置まで延在している。
発生した衝撃によりシート使用者が前方に投げ出される
傾向があるときに、リンク9が予張力付与装置6により
駆動されかつ横部材5が矢印F3により示す方向に沿っ
て上方にかつシートの後部に向かってその休止位置から
伸長位置まで延在している。
【0037】リンク9が図8に示すようにストッパ10
により固定されると直ちに、横部材5が使用者の骨盤に
より作用する推力により、リンクの長手方向に、矢印F
4により示す方向に沿って、シートの内側に向かって漸
次引っ込めることができる。二次みぞ91の端縁は、横
部材5を使用者の腿部と接触する状態に保持するため
に、所定の閾値からジャーナル51により変形される。
により固定されると直ちに、横部材5が使用者の骨盤に
より作用する推力により、リンクの長手方向に、矢印F
4により示す方向に沿って、シートの内側に向かって漸
次引っ込めることができる。二次みぞ91の端縁は、横
部材5を使用者の腿部と接触する状態に保持するため
に、所定の閾値からジャーナル51により変形される。
【0038】2つのフランジ30を連結するバーがプロ
ファイルド シートパン ノーズ(profiled
seat pan nose)と取り替えられた場合に
は、横部材5は、図9に示すように、前記ノーズに形成
された切抜き部分36のおかげでシートパン3のノーズ
35の中の休止位置に引っ込めることができよう。この
構成により、横部材を枠組構造の中に一体に構成するこ
とにより、シートパンの全体のサイズを縮小することが
できる。
ファイルド シートパン ノーズ(profiled
seat pan nose)と取り替えられた場合に
は、横部材5は、図9に示すように、前記ノーズに形成
された切抜き部分36のおかげでシートパン3のノーズ
35の中の休止位置に引っ込めることができよう。この
構成により、横部材を枠組構造の中に一体に構成するこ
とにより、シートパンの全体のサイズを縮小することが
できる。
【0039】図10に示したシートパン1は、ジャーナ
ル51が休止位置から横部材の伸長位置まで自由にすべ
ることができるシートパン枠組構造の側フランジ30に
形成された主みぞ31を含む。エネルギ散逸装置は、横
部材5上に配置された細胞質のフォームクッション11
からなっている。
ル51が休止位置から横部材の伸長位置まで自由にすべ
ることができるシートパン枠組構造の側フランジ30に
形成された主みぞ31を含む。エネルギ散逸装置は、横
部材5上に配置された細胞質のフォームクッション11
からなっている。
【0040】衝撃をうける間に、横部材5が予張力付与
装置6により伸長位置に向かって駆動され、伸長位置に
おいては、使用者の骨盤により作用する推力がクッショ
ン11により吸収され、横部材5が予張力付与装置6の
それ自体が既知である型式のロック作用により伸長位置
に固定されることにより使用者の腿部と接触する状態に
常に保持されている。クッション11のフォームの硬度
および密度は、腰椎領域の過大な圧縮を回避する閾値か
らのクッション11の圧縮を容易にするように決定され
ている。
装置6により伸長位置に向かって駆動され、伸長位置に
おいては、使用者の骨盤により作用する推力がクッショ
ン11により吸収され、横部材5が予張力付与装置6の
それ自体が既知である型式のロック作用により伸長位置
に固定されることにより使用者の腿部と接触する状態に
常に保持されている。クッション11のフォームの硬度
および密度は、腰椎領域の過大な圧縮を回避する閾値か
らのクッション11の圧縮を容易にするように決定され
ている。
【0041】また、図10に示すように、ねじナットシ
ステムがシートパン枠組構造の側フランジ30上に配置
されている。このねじナットシステムは、横部材をシー
トパンの表面に向かいまたは該表面から離れるように移
動することにより横部材5の休止位置を変更するために
ジャーナル51に作用する。この場合には、ケーブル7
を横部材5の休止位置において多少ともゆるめることが
できるが、しかしながら、ベルト予張力付与装置6が衝
撃力をうける間にケーブル7の緊張状態および横部材5
の伸長状態を保証することに留意されたい。
ステムがシートパン枠組構造の側フランジ30上に配置
されている。このねじナットシステムは、横部材をシー
トパンの表面に向かいまたは該表面から離れるように移
動することにより横部材5の休止位置を変更するために
ジャーナル51に作用する。この場合には、ケーブル7
を横部材5の休止位置において多少ともゆるめることが
できるが、しかしながら、ベルト予張力付与装置6が衝
撃力をうける間にケーブル7の緊張状態および横部材5
の伸長状態を保証することに留意されたい。
【0042】図11から図13までの図は、横部材休止
位置調節装置およびエネルギ配分装置(energy
disposition means)のための設計の
変型を示す。
位置調節装置およびエネルギ配分装置(energy
disposition means)のための設計の
変型を示す。
【0043】図11に示すシートのシートパン3は、内
部にジャーナル51が休止位置から横部材5の伸長位置
まで自由にすべることができる主みぞ31を含む。横部
材5は、例えば、ケーブル7′によりベルト予張力付与
装置6と連結されている。ケーブル7′は、当初に引っ
込み位置にある可撓性ベローズの形態の当業者により既
知の型式のエネルギ散逸装置18を備えている。ベロー
ズの端部に作用する引張力のある閾値から、ベローズが
延在し、それによりベローズの有効長さが増大する。
部にジャーナル51が休止位置から横部材5の伸長位置
まで自由にすべることができる主みぞ31を含む。横部
材5は、例えば、ケーブル7′によりベルト予張力付与
装置6と連結されている。ケーブル7′は、当初に引っ
込み位置にある可撓性ベローズの形態の当業者により既
知の型式のエネルギ散逸装置18を備えている。ベロー
ズの端部に作用する引張力のある閾値から、ベローズが
延在し、それによりベローズの有効長さが増大する。
【0044】横部材5の休止位置を変更するために、シ
ートパンは、シートパン枠組構造に取り付けられたプー
リ15と、ケーブル7′の両側に配置されたスタッド1
6とを含む。スタッド16は、ケーブル7′の方向に対
して多少とも交差する方向に延在するシートパン枠組構
造の側フランジ30に形成された調節ねじ17内に使用
者によりすべらせかつ止めることができる。シートの使
用者がスタッド16を移動するときに、ケーブル7′に
張力が作用しかつ横部材5が主みぞ31内でシートパン
の表面に向かって伸長位置に達することなく移動する。
ートパンは、シートパン枠組構造に取り付けられたプー
リ15と、ケーブル7′の両側に配置されたスタッド1
6とを含む。スタッド16は、ケーブル7′の方向に対
して多少とも交差する方向に延在するシートパン枠組構
造の側フランジ30に形成された調節ねじ17内に使用
者によりすべらせかつ止めることができる。シートの使
用者がスタッド16を移動するときに、ケーブル7′に
張力が作用しかつ横部材5が主みぞ31内でシートパン
の表面に向かって伸長位置に達することなく移動する。
【0045】衝撃をうける間に、ベルト予張力付与装置
6が矢印F5により示す方向にケーブル7′により横部
材5を伸長位置まで駆動し、伸長位置から、横部材5上
の使用者により作用される推力が図13に示すようにベ
ローズ18の漸進的な釈放により吸収され、そのとき
に、横部材5が矢印F6により示すようにその伸長方向
と反対の方向に主みぞ31内で移動する。シートベルト
予張力付与装置6がベローズ18の釈放を保証するため
にケーブル7′に常に引張力を作用することに留意され
たい。
6が矢印F5により示す方向にケーブル7′により横部
材5を伸長位置まで駆動し、伸長位置から、横部材5上
の使用者により作用される推力が図13に示すようにベ
ローズ18の漸進的な釈放により吸収され、そのとき
に、横部材5が矢印F6により示すようにその伸長方向
と反対の方向に主みぞ31内で移動する。シートベルト
予張力付与装置6がベローズ18の釈放を保証するため
にケーブル7′に常に引張力を作用することに留意され
たい。
【0046】本発明は一例としてのみ示した設計に限定
されない。特に、−もしもフォームクッションがエネル
ギを吸収するために使用されるとすれば、横部材の伸長
がシートパン枠組構造上で枢動するように取り付けられ
たリンクにより保証することができる。−もしもベロー
ズが衝撃をうける間にエネルギを散逸するために使用さ
れるとすれば、横部材の伸長がリンクを枢動させること
により保証することができる。−もしも二次みぞがジャ
ーナルによりみぞの端縁の漸進的な変形によりエネルギ
を散逸させるためにジャーナルの直径よりもかなり小さ
い幅で使用されるとすれば、横部材が予張力付与装置の
作用により使用者の腿部と接触するときに衝撃を吸収す
るために、付加的なクッションを横部材上に配置するこ
とができよう。
されない。特に、−もしもフォームクッションがエネル
ギを吸収するために使用されるとすれば、横部材の伸長
がシートパン枠組構造上で枢動するように取り付けられ
たリンクにより保証することができる。−もしもベロー
ズが衝撃をうける間にエネルギを散逸するために使用さ
れるとすれば、横部材の伸長がリンクを枢動させること
により保証することができる。−もしも二次みぞがジャ
ーナルによりみぞの端縁の漸進的な変形によりエネルギ
を散逸させるためにジャーナルの直径よりもかなり小さ
い幅で使用されるとすれば、横部材が予張力付与装置の
作用により使用者の腿部と接触するときに衝撃を吸収す
るために、付加的なクッションを横部材上に配置するこ
とができよう。
【図1】シートパン内に配置された潜り抜け防止横部材
を含む第一設計による自動車のシートの斜視図であり、
シートパンの端部は衝撃をうける間に主案内みぞおよび
二次エネルギ散逸みぞ内ですべるように適応しており、
を含む第一設計による自動車のシートの斜視図であり、
シートパンの端部は衝撃をうける間に主案内みぞおよび
二次エネルギ散逸みぞ内ですべるように適応しており、
【図2】衝撃をうける間に潜り抜け防止横部材の一つの
位置を例示した図1のシートの側面図。
位置を例示した図1のシートの側面図。
【図3】衝撃をうける間に潜り抜け防止横部材の別の位
置を例示した図1のシートの側面図。
置を例示した図1のシートの側面図。
【図4】衝撃をうける間に潜り抜け防止横部材のさらに
一つの位置を例示した図1のシートの側面図。
一つの位置を例示した図1のシートの側面図。
【図5】第二設計による横部材を伸長するためにリンク
の使用を示すシートの切断された斜視図。
の使用を示すシートの切断された斜視図。
【図6】衝撃をうける間に横部材の一つの位置を例示し
た図5のシートパンの側面図。
た図5のシートパンの側面図。
【図7】衝撃をうける間に横部材の別の位置を例示した
図5のシートパンの側面図。
図5のシートパンの側面図。
【図8】衝撃をうける間に横部材のさらに一つの位置を
例示した図5のシートパンの側面図。
例示した図5のシートパンの側面図。
【図9】シートパン枠組構造の中に引っ込み可能な潜り
抜け防止横部材の斜視図。
抜け防止横部材の斜視図。
【図10】エネルギ散逸装置の第二設計例による細胞質
フォームクッションを使用する第一設計によるシートの
斜視図。
フォームクッションを使用する第一設計によるシートの
斜視図。
【図11】同様に第一設計による横部材の一つの位置を
示しかつ横部材の休止位置を変更するための調節装置を
示すエネルギ散逸装置の第3例を使用するシートパンの
側面図。
示しかつ横部材の休止位置を変更するための調節装置を
示すエネルギ散逸装置の第3例を使用するシートパンの
側面図。
【図12】同様に第一設計による横部材の別の位置を示
しかつ横部材の休止位置を変更するための調節装置を示
すエネルギ散逸装置の第3例を使用するシートパンの側
面図。
しかつ横部材の休止位置を変更するための調節装置を示
すエネルギ散逸装置の第3例を使用するシートパンの側
面図。
【図13】同様に第一設計による横部材のさらに一つの
位置を示しかつ横部材の休止位置を変更するための調節
装置を示すエネルギ散逸装置の第3例を使用するシート
パンの側面図。
位置を示しかつ横部材の休止位置を変更するための調節
装置を示すエネルギ散逸装置の第3例を使用するシート
パンの側面図。
1 シート 2 背もたれ枠組構造 3 シートパン枠組構造 4 すべり台 5 横部材 6 シートベルト予張力付与装置 7 ケーブル 7′ ケーブル 9 リンク 10 ストッパ 11 クッション 15 プーリ 16 スタッド 17 調節みぞ 18 ベローズ(エネルギ散逸装置) 30 側フランジ 31 主みぞ 32 二次みぞ 33 二次みぞ 51 ジャーナル 91 二次みぞ
Claims (8)
- 【請求項1】 シートの前部に向かう使用者の骨盤の移
動を制限するための潜り抜け防止横部材(5)を含む自
動車のシート(1)のシートパン(3)であって、横部
材がシートパン枠組構造に対して交差するように延在し
かつ駆動装置(7)の作用により休止位置から伸長位置
まで移動することができ、伸長位置において、横部材が
シートの前部に向かう骨盤の移動を制限し、横部材の両
端部(51)が案内装置(31)により第1軌道に沿っ
て案内され、かつシートパンが所定の閾値および横部材
の伸長位置からシートによりシート搭乗者に伝達される
力を制御するためのエネルギ散逸装置(32)を含むシ
ートパンにおいて、第1軌道が上方にかつシートの後部
に向かって配向されていることを特徴とするシートパ
ン。 - 【請求項2】 案内装置がシートパン枠組構造に形成さ
れた主みぞ(31)からなることを特徴とする請求項1
に記載のシートパン。 - 【請求項3】 案内装置がシートパン枠組構造上で枢動
するように取り付けられかつ横部材(5)により一緒に
連結されたリンク(9)からなることを特徴とする請求
項1に記載のシートパン。 - 【請求項4】 エネルギ散逸装置が横部材の両端部(5
1)の横方向よりもかなり小さい幅を有する二次みぞ
(32)からなりかつ二次みぞの端縁を変形することに
より横部材の両端部を移動することができることを特徴
とする請求項1に記載のシートパン。 - 【請求項5】 エネルギ散逸装置が横部材(5)上に配
置された細胞質フォームクッション(11)からなるこ
とを特徴とする請求項1に記載のシートパン。 - 【請求項6】 二次みぞ(32)がシートパン枠組構造
に形成されかつ主みぞ(31)と連結されていることを
特徴とする請求項2と組み合わされた請求項4に記載の
シートパン。 - 【請求項7】 二次みぞ(32)がリンク(9)に形成
されかつリンクの方向に配向されていることを特徴とす
る請求項3と組み合わされた請求項4に記載のシートパ
ン。 - 【請求項8】 シートパンが該シートパン内の横部材
(5)の休止位置を変更するための調節装置(15、1
6、17)を含むことを特徴とする請求項1に記載のシ
ートパン。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9716815A FR2772690B1 (fr) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | Assise d'un siege de vehicule automobile comportant une traverse d'anti-sous-marinage |
FR9716815 | 1997-12-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11255011A true JPH11255011A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=9515391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10368145A Pending JPH11255011A (ja) | 1997-12-24 | 1998-12-24 | 自動車のシートのシートパン |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6050635A (ja) |
JP (1) | JPH11255011A (ja) |
DE (1) | DE19859197A1 (ja) |
FR (1) | FR2772690B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022032266A (ja) * | 2020-08-11 | 2022-02-25 | 豊田合成株式会社 | 乗員保護装置 |
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