JPH11254050A - スパイラルシュートの製作方法 - Google Patents
スパイラルシュートの製作方法Info
- Publication number
- JPH11254050A JPH11254050A JP10056437A JP5643798A JPH11254050A JP H11254050 A JPH11254050 A JP H11254050A JP 10056437 A JP10056437 A JP 10056437A JP 5643798 A JP5643798 A JP 5643798A JP H11254050 A JPH11254050 A JP H11254050A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spiral chute
- cut
- spinning
- work
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
- Chutes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】螺旋状に成形されたシュートと支柱で構成され
るスパイラルシュートの製作において、螺旋状のシュー
トの製作をスピニング加工を利用して行なうことによ
り、従来の製作方法に比べ部品点数を削減するとともに
金型の製作を廃止することを目的とした製作方法であ
る。 【解決手段】頭を切った円錐状のコーンをスピニング加
工によりナックル形状に成形した後、コーンの一ヶ所を
径方向に切断し、切断した一方を固定し、他方を軸方向
に引っ張ることにより所定の螺旋形状を有するスパイラ
ルシュートを製作する。
るスパイラルシュートの製作において、螺旋状のシュー
トの製作をスピニング加工を利用して行なうことによ
り、従来の製作方法に比べ部品点数を削減するとともに
金型の製作を廃止することを目的とした製作方法であ
る。 【解決手段】頭を切った円錐状のコーンをスピニング加
工によりナックル形状に成形した後、コーンの一ヶ所を
径方向に切断し、切断した一方を固定し、他方を軸方向
に引っ張ることにより所定の螺旋形状を有するスパイラ
ルシュートを製作する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石炭,鉱石等の荷
役を上部から下部へ自然落下移動させるためのスパイラ
ルシュートの製作方法に関する。
役を上部から下部へ自然落下移動させるためのスパイラ
ルシュートの製作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスパイラルシュートの製作方法
は、例えばスパイラルシュートの寸法及び形状に応じた
部分的な金型を用いてプレス加工により成形を行った
後、組合せにより製作していた。なお、この種の関連技
術は、例えば、特開昭59−182107号公報に示さ
れている。
は、例えばスパイラルシュートの寸法及び形状に応じた
部分的な金型を用いてプレス加工により成形を行った
後、組合せにより製作していた。なお、この種の関連技
術は、例えば、特開昭59−182107号公報に示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の製作方法ではス
パイラルシュートの寸法,形状に応じた金型が必要であ
ると共に、一部分を大きくするとプレス加工が困難にな
ることから部品点数が増え、金型の製作,部品の加工及
び組合せに多大な労力と時間を要していたので、生産性
が著しく阻害される等の課題があった。
パイラルシュートの寸法,形状に応じた金型が必要であ
ると共に、一部分を大きくするとプレス加工が困難にな
ることから部品点数が増え、金型の製作,部品の加工及
び組合せに多大な労力と時間を要していたので、生産性
が著しく阻害される等の課題があった。
【0004】本発明の目的は、上記課題を解決するため
に寸法及び形状に応じた金型が不要で、かつ一部分の寸
法をプレス加工に比べ著しく大きくすることのできるス
ピニング加工を利用して成形を行なうスパイラルシュー
トの製作方法を提供することにある。
に寸法及び形状に応じた金型が不要で、かつ一部分の寸
法をプレス加工に比べ著しく大きくすることのできるス
ピニング加工を利用して成形を行なうスパイラルシュー
トの製作方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は頭を切った円錐状のコーンをスピニング加
工により所定のRを有するナックル形状に加工した後、
コーンの一ヶ所を径方向に切断し、切断した一方を固定
し、他方を軸方向に引っ張ることによって所定の螺旋形
状を有するスパイラルシュートを製作するものである。
に、本発明は頭を切った円錐状のコーンをスピニング加
工により所定のRを有するナックル形状に加工した後、
コーンの一ヶ所を径方向に切断し、切断した一方を固定
し、他方を軸方向に引っ張ることによって所定の螺旋形
状を有するスパイラルシュートを製作するものである。
【0006】本発明のスパイラルシュートの製作方法を
採用することにより、頭を切った円錐状のコーンをスピ
ニング加工により成形した後、一ヶ所径方向に切断し、
軸方向に引っ張ることによってスパイラルシュートの製
作が可能となるため、従来の金型を製作する余分な費用
や部品を組合わせる労力及び時間を省くことによって生
産性の向上が図られる。
採用することにより、頭を切った円錐状のコーンをスピ
ニング加工により成形した後、一ヶ所径方向に切断し、
軸方向に引っ張ることによってスパイラルシュートの製
作が可能となるため、従来の金型を製作する余分な費用
や部品を組合わせる労力及び時間を省くことによって生
産性の向上が図られる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1〜
図3により説明する。
図3により説明する。
【0008】図1に示すスパイラルシュートは、全体と
しては長さ数m〜10数m、直径数mの大きさであり、支
柱1に頭を切った円錐状のコーンから螺旋状に成形した
シュート2を組合わせ、支柱1とシュート2との接合部
分を溶接して完成させるものである。
しては長さ数m〜10数m、直径数mの大きさであり、支
柱1に頭を切った円錐状のコーンから螺旋状に成形した
シュート2を組合わせ、支柱1とシュート2との接合部
分を溶接して完成させるものである。
【0009】図2(a)、(b)、(c)および図3に
シュート2の製作手順ごとの形状を示す。
シュート2の製作手順ごとの形状を示す。
【0010】図2(a)においては、頭を切った円錐状
のコーン3の大径側をスピニング加工機の上ロール6と
下ロール7で所定のRを有するナックル形状に成形し、
ワーク4(図2(b))を得る。図2(b)において
は、小径側を同様にスピニング加工機の上ロール6と下
ロール7で所定のナックル形状に成形し、ワーク5(図
2(c))を得る。スピニング加工を完了したワーク5
の一ヶ所を径方向に切断し、切断した一方を固定し、他
方を、図3に示すように、クレーン8を用いて上下
(軸)方向に所定のピッチになるまで引っ張ることによ
り、1ピッチ分の螺旋状のシュート2を完成させること
ができる。図1のスパイラルシュートは支柱1に所定の
ピッチ分の螺旋状のシュート2を多段に組合せ溶接した
ものである。
のコーン3の大径側をスピニング加工機の上ロール6と
下ロール7で所定のRを有するナックル形状に成形し、
ワーク4(図2(b))を得る。図2(b)において
は、小径側を同様にスピニング加工機の上ロール6と下
ロール7で所定のナックル形状に成形し、ワーク5(図
2(c))を得る。スピニング加工を完了したワーク5
の一ヶ所を径方向に切断し、切断した一方を固定し、他
方を、図3に示すように、クレーン8を用いて上下
(軸)方向に所定のピッチになるまで引っ張ることによ
り、1ピッチ分の螺旋状のシュート2を完成させること
ができる。図1のスパイラルシュートは支柱1に所定の
ピッチ分の螺旋状のシュート2を多段に組合せ溶接した
ものである。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、既存のロールを有する
スピニング加工機で成形作業を行なうことができるた
め、従来必要であったスパイラルシュートの寸法及び形
状に合った金型が不要になるとともに、部品の大きさを
従来のプレス成形に比べ著しく大きくすることができる
ため生産性の向上を図ることができる。
スピニング加工機で成形作業を行なうことができるた
め、従来必要であったスパイラルシュートの寸法及び形
状に合った金型が不要になるとともに、部品の大きさを
従来のプレス成形に比べ著しく大きくすることができる
ため生産性の向上を図ることができる。
【図1】本発明により製作されたスパイラルシュートの
一実施例を示す外観図である。
一実施例を示す外観図である。
【図2】(a)、(b)、(c)は、スパイラルシュー
トを構成する部材であるシュートの製作手順を段階的に
示す各段階における断面図である。
トを構成する部材であるシュートの製作手順を段階的に
示す各段階における断面図である。
【図3】シュートを螺旋状に成形した状態の外観図であ
る。
る。
1…支柱、2…シュート。
Claims (1)
- 【請求項1】頭を切った円錐状のコーンをスピニング加
工によりナックル形状に成形した後、コーンの一ヶ所を
径方向に切断し、切断した一方を固定し、他方を軸方向
に引っ張ることにより所定の螺旋形状を有するスパイラ
ルシュートを製作することを特徴とする製作方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10056437A JPH11254050A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | スパイラルシュートの製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10056437A JPH11254050A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | スパイラルシュートの製作方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11254050A true JPH11254050A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13027074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10056437A Pending JPH11254050A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | スパイラルシュートの製作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11254050A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114178406A (zh) * | 2021-11-18 | 2022-03-15 | 苏州金峰物联网技术有限公司 | 螺旋片压制设备、螺旋片加工方法及螺旋滑槽 |
-
1998
- 1998-03-09 JP JP10056437A patent/JPH11254050A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114178406A (zh) * | 2021-11-18 | 2022-03-15 | 苏州金峰物联网技术有限公司 | 螺旋片压制设备、螺旋片加工方法及螺旋滑槽 |
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