JPH11252443A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH11252443A
JPH11252443A JP11003190A JP319099A JPH11252443A JP H11252443 A JPH11252443 A JP H11252443A JP 11003190 A JP11003190 A JP 11003190A JP 319099 A JP319099 A JP 319099A JP H11252443 A JPH11252443 A JP H11252443A
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Hideaki Yoshida
英明 吉田
Toshiyuki Terada
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色情報の利用に着目した回路ブロックの分割
を行い、動作不要な状態にある回路の無駄な電力消費を
無くし、総合的な省電力を図る。 【解決手段】 少なくとも撮像素子9及び該撮像素子の
出力を受け少なくとも基礎的映像信号として利用可能な
態様に処理して出力する第1の信号処理回路40からな
る第1の回路ブロックと、上記第1の信号処理回路40
の出力を受け色情報を必要としない第1の情報処理を行
う第1の情報処理回路15,16からなる第2のブロッ
クと、第1の信号処理回路の出力を受け少なくともカラ
ー映像信号として利用可能な態様に処理して出力する第
2の信号処理回路41及び上記信号処理回路41の出力
を受け色情報を利用する第2の情報処理を行う第2の情
報処理回路17からなる第3のブロックとに、それぞれ
選択的に電源供給が可能な給電手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置、詳しく
は、イメージャ(光電変換素子)をビデオ信号を得る目
的とその他の目的にも兼用するような撮像装置における
給電系統の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スチルビデオカメラやカムコーダ
等の電子的撮像装置が商品化され、使用されている。そ
して、これらの装置には一般のユーザが使いこなせるよ
うに、種々の自動化の機能が組込まれている。その自動
化機能としては、例えば、自動露出制御(以下、AEと
称す)、自動合焦調節(以下、AFと称す)、および、
自動ホワイトバランス調節(以下、AWBと称す)など
であって、そのためのセンサ手段として、上記撮像用の
イメージャが兼用して用いられ、精度向上,小型化,低
コスト化が計られている。
【0003】一方、上記スチルビデオカメラやカムコー
ダ等の電源はバッテリ電源であることが多く、従って、
その節電については充分配慮される必要があるが、ま
ず、従来のスチルビデオカメラの場合の給電システムの
一例から図7のブロック構成図によって説明する。な
お、図中広幅線は電源の給電ライン、白抜き広幅線は撮
像信号ライン、実線はコントロール信号ラインを示す。
また、図1、図5においても同様とする。
【0004】上記カメラはシステムコントロール回路7
によって処理タイミング、撮像信号の調節、記録信号の
調節等のために各制御回路をコントロールするものであ
って、イメージャ9から出力される撮像信号はプロセス
回路50によってサンプルホールド処理、色差信号処理
等がなされて、輝度信号と色差線順次信号が記録回路系
13に入力される。そして、変調および加算処理され、
映像出力信号がフロッピディスクのドライブ装置である
FDD14の記録部に入力され、記録が行われる。シス
テムコントロール回路7の指示に基づいてコントロール
される同期信号発生回路のSSG回路8は上記イメージ
ャ9,プロセス回路50,記録回路系13,FDD14
に対して制御用同期信号を与える。
【0005】また、システムコントロール回路7によっ
て制御され、絞り制御回路を含む自動露光制御回路であ
るAE回路15は、プロセス回路50の輝度信号を取込
み、測光データを求め、絞り駆動およびデータのシステ
ムコントロール回路7内のRAMへの格納等を行う。ま
た、撮影レンズ合焦駆動回路を含む自動合焦制御回路で
あるAF回路16は、上記輝度信号により合焦度合デー
タを求め、レンズの合焦駆動を行う。更に、自動ホワイ
トバランス回路であるAWB回路17は、輝度および色
差信号に基づいて被写体の色温度データを求め、そのデ
ータをホワイトバランス補正用としてシステムコントロ
ール回路7内のRAMに格納する。
【0006】撮影準備および開始指令を行う1,2段ス
イッチSW5およびSW6を内蔵するトリガスイッチ1
8の出力信号はシステムコントロール回路7に入力され
る。また、装置駆動用の電源19が接続される安定化回
路20の出力端は、一つは給電系統VDD0に、他の一つ
は給電スイッチ素子であるSW51を介して給電系統V
DD1にそれぞれ接続されている。そして、上記SW51
のオン・オフはシステムコントロール回路7の給電コン
トロール信号VCT1によって制御される。
【0007】上記給電系統VDD0は、装置の待機状態を
維持するため常時所定の電圧が作用している系統であっ
て、システムコントロール回路7の電源部に接続され
る。そして、上記システムコントロール回路7を除く、
イメージャ9等の制御回路要素の電源端子には給電系統
VDD1が接続されている。そして、トリガスイッチ18
の1段トリガSW5のオン信号によって、SW51がオ
ン状態となり、給電系統VDD1に電源電圧が出力される
ことになる。
【0008】以上のように構成された従来例のカメラの
給電状態の動作を図8(A)によって説明すると、図は
トリガスイッチ18の動作に対応するカメラの消費電力
の変化を示したものである。常時、給電系統VDD0のみ
に給電されており、そこで、1段押しでSW5がオンに
なると(図8(A)のA点)、給電コントロール信号V
CT1が出力されて給電系統VDD1に電源電圧が印加さ
れ、イメージャ以下、全ての制御回路は動作状態、即
ち、撮影待ちの状態になる。そして、所望のシャッタチ
ャンスにて2段押しでSW6がオンになると(図8
(A)のC点)、撮影が開始される。そして、FDD1
4で映像信号の書込みが終了すると、給電コントロール
信号VCT1がオフとなり、給電系統VDD1への給電は停
止される(図8(A)のD点)。従って、図8(A)に
示されるように1段目が押されてから或る待ち時間を経
過し撮影が終了するまでの間、消費電力は略一定値W1
となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
例のカメラの給電システムにおいては、上述したように
撮影の待ち時間中において、常に作動状態である必要の
ない制御回路にも常時、電源電圧が作用し、無駄な電力
を消費してしまう。例えば、AE,AF,AWB等の測
定回路は、トリガ1段押しによって、一旦、測定を行っ
て制御動作、あるいは、データの取込みを終了すれば、
それらの回路は不動作状態になっても支障はない。ま
た、記録回路系13あるいはプロセス回路50の一部の
回路については、映像信号の記録中以外は特に動作状態
の必要はない。このように上述の従来例のシステムにお
いては撮影待ちの期間中に無駄に消費されている電力が
多く、省電力の点から非常に不具合である。
【0010】なお、この不具合に関して詳しく説明する
ならば、先ず、AF,AE,AWB等の自動化機能装置
が独立したセンサによるものである撮像装置において
は、各給電系統も独立しており、各系統毎に独立して給
電制御することは容易であった。しかし、上述のように
同一のイメージャをセンサとして兼用しようとする系に
おいて、従来の装置は独立した給電系統を持っていなか
ったため上記のように各系統毎に独立して制御すること
は困難であった。
【0011】そして、このような系統毎の給電制御を試
みるに際して特に自動化機能における色情報に着目する
と、上記AF,AE等の通常は色情報を必要としない処
理系とAWB等の色情報を必要とする処理系とがあるこ
とが判る。これら自動化機能は、通常は毎回の撮影に際
して全て実行されるが、例えばAWBロック撮影におけ
るAF・AEを考えると、これらは単独に動作する必要
があるのみであり、このときAWBに関して新たな情報
取得機能は必要無い。この逆のAF・AEロック撮影時
も同様である。(なお、このような事情は決して自動化
機能のみに限るものではなく、任意の情報処理機能につ
いても同様であるが、以下では代表的な例として上記自
動化機能について詳述する。) 一方、イメージャから出力された映像信号の処理プロセ
スを考えると、サンプルホールド回路に代表される基礎
的な信号処理を行なう映像信号を得るために常に必須の
プロセスと、色信号を生成するためのプロセスあるいは
生成された色信号をさらに処理するためのプロセスなど
目的によっては動作不要な部分が存在している。
【0012】ところが従来は、上記観点から回路ブロッ
クを機能に合わせて細分化し給電を個別に行なえばさら
に有効な電力制御が可能であるという技術的認識が一般
的には無かったため、より効果的な節電制御を行なうこ
とができなかった。
【0013】本発明の目的は、上記色情報(色信号)の
利用に着目した回路ブロックの分割を行ない、従来より
も一段と細かく回路ブロックの個別給電を可能にするこ
とにより、動作不要な状態にある回路の無駄な電力消費
を無くして、総合的な省電力をはかった撮像装置を得る
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による撮像装置
は、撮像素子と、該撮像素子の出力を受け少なくとも基
礎的映像信号として利用可能な態様に処理して出力する
第1の信号処理回路と、上記第1の信号処理回路の出力
を受け少なくともカラー映像信号として利用可能な態様
に処理して出力する第2の信号処理回路と、上記第1の
信号処理回路の出力を受け色情報を必要としない第1の
情報処理を行なう第1の情報処理回路と、上記第2の信
号処理回路の出力を受け色情報を利用する第2の情報処
理を行なう第2の情報処理回路と、少なくとも上記撮像
素子および第1の信号処理回路からなる第1の回路ブロ
ックと、上記第1の情報処理回路からなる第2の回路ブ
ロックと、上記第2の信号処理回路および第2の情報処
理回路からなる第3の回路ブロックとにそれぞれ選択的
に電源供給が可能な給電手段を有したことを特徴とし、
また、上記第1または第2の情報処理回路を用いて実行
される情報処理のうち特定の機能の実行に際して上記第
1または第2の情報処理回路のうち一方が不要な場合
は、上記第1の回路ブロックおよびその特定の機能の実
行に際して必要な第2または第3の回路ブロックのみに
給電することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態によって
本発明を説明する。先ず、本発明の実施の形態を説明す
るに先立ち、本発明の第1,第2参考例について説明す
る。
【0016】図1は、本発明の第1参考例を示す電子的
撮像装置であるスチルビデオカメラの電気回路のブロッ
ク構成図を示す。上記カメラは、前記従来例のカメラの
構成と略同等であるが、相違する部分について説明する
と、まずプロセス回路はその給電系統を分けるためにプ
ロセス回路I10とプロセス回路II11に分割されて
いる。このプロセス回路I10はサンプルホールド処
理,色信号処理等を行って輝度信号と色差信号を出力す
る。そして、その後段のプロセス回路II11は次段の
記録回路の入力信号となる色差線順次信号を生成する。
【0017】なお、プロセス回路II11はその入力端
に図2に示されるようなバッファ回路11aを内蔵し、
電源電圧VDD3が作用していない不作動状態において、
その入力端はハイインピーダンス構成をとることができ
るものである。これは、上記の不作動状態にあって、電
源電圧VDD2が作用しプロセス回路I10が作動状態に
なった場合、バッファ回路11aが設けられていない
と、プロセス回路I10のAE,AF,AWB回路への
出力が不安定になったり、プロセス回路II11の誤動
作あるいは素子の破壊等の危険があり、それを防止する
ためのものである。
【0018】システムコントロール回路7から出力され
る給電コントロール信号VCT1,VCT2,VCT3
は、安定化回路20の出力部に設けられた給電用スイッ
チ素子であるSW1,SW2,SW3のオン・オフを制
御する。それらのスイッチの出力端子はそれぞれ、給電
系統VDD1,VDD2,VDD3に接続されている。給電系統
VDD1はSSG回路8をFDD14の電源端子に、ま
た、給電系統VDD2はイメージャ9,プロセス回路I1
0,AE回路15,AF回路16およびAWB回路17
の電源端子に、更に、給電系統VDD3はプロセス回路I
I11と記録回路系13の電源端子にそれぞれ接続され
ている。
【0019】またシステムコントロール回路7は、SS
G回路8が各回路部に出力するクロックの出力タイミン
グを制御する。つまり、VCT1がONしてVDD1が供給
された時のみFDD14にクロックを出力し、VCT2
がONしてVDD2が供給された時のみプロセス回路I1
0に出力し、VDD3が供給された時のみプロセス回路I
I11,記録回路系13にクロックを出力する。
【0020】以上のように構成された本参考例のカメラ
の給電システムを図3のフローチャートと図4のタイム
チャートによって説明する。ステップS1においてトリ
ガスイッチ18の1段目トリガのSW5のオンが検出さ
れると(図4のA点)、ステップS2において給電コン
トロール信号VCT1がオンとなり、給電用SW1がオ
ン状態となって、給電系統VDD1に電源が供給され、F
DD14とSSG回路8が作動状態となる。ステップS
3,S4においてFDD14のスピンドルモータが起動
され、所定の速度に到達してモータ制御用のロック信号
が出力されれば、ステップS5に処理が進み、給電コン
トロール信号VCT2がオンとなる。そして、給電用の
SW2がオン状態となって、給電系統VDD2に電源が供
給され、イメージャ9,プロセス回路I10,AE回路
15,AF回路16,AWB回路17がそれぞれ作動状
態になる。そして、AE測光データに基づき絞りをコン
トロールし、また、イメージャ9の電荷変換時間設定の
ため、そのデータがRAMに格納される(ステップS
6)。続いて、AF測距データに基づき、レンズの合焦
動作を行う(ステップS7)。更に、AWBデータ、即
ち、被写体色温度データを色差信号のホワイトバランス
調整のためRAMに格納する(ステップS8)。
【0021】次に、ステップS9において、Tc(秒)
タイマの計時を開始する。そして、2段目トリガSW6
のオン・オフ判別を行い、オンであればステップS17
に進む。2段トリガSW6がオフのままであると、ステ
ップS11にジャンプし、1段トリガのSW5のオン・
オフ判別を行い、オフであれば給電コントロール信号の
VCT1,VCT2をオフにしてステップS1に戻る(ス
テップS20)。上記SW5がオンであるとステップS
12において、Tcタイマの計時オーバーフローのチェ
ックを行い、オーバフローするまではステップS10に
戻る。SW6オフのまま所定時間Tc、例えば2秒経過
すると(図4のタイムチャート中Tc表示部分)、給電
系統VDD2の給電はこの時点では必要がないのでコント
ロール信号VCT2をオフとし、上記給電系統VDD2の給
電を停止する(ステップS13)。そして、上記SW6
がオンとなるまで、また、SW5がオンである限り、ス
テップS14,ステップS15のチェックを繰返す。そ
の途中でSW5がオフになった場合、コントロール信号
VCT1をオフにしてステップS1に戻る(ステップS
21)。2段トリガSW6がオンとなると、コントロー
ル信号VCT2がオンとなり(ステップS16)、続い
てステップS17に進みコントロール信号VCT3もオ
ンとなり、SW2,3をオンとし給電系統VDD2,VDD3
に電源が供給される(図4のC点)。
【0022】そして、ステップS18においてイメージ
ャ9によって取込まれた撮像信号はFDD14において
映像信号として記録される。記録終了後、ステップS1
9においてコントロール信号VCT1,VCT2,VCT
3をオフとし、給電系統VDD1,VDD2,VDD3をオフ状態
として本撮影シーケンスを終了する(図4のD点)。
【0023】本参考例のカメラの撮影シーケンスでの消
費電力の線図を図8(B)によって説明する。従来例の
場合の消費電力は時間区間A〜Dはほぼ一定の値W1で
あるが、本参考例の場合、区間A〜C間はW1より少な
い値W2である。従って、その分だけ省電力が実施され
ることになる。なお、本参考例では、図8(B)におい
てA〜C間に電力的に変動があるがC〜D間との差ほど
ではないので省略して記載している。
【0024】上述のように、本参考例のカメラの場合
は、トリガスイッチ18の操作に伴う該当時間の区間中
にFDD14等へ給電,停止、測光,測距,色温度測定
制御回路等への給電,停止、更に記録回路系等への給
電,停止を、必要とされるタイミングで行うようにして
省電力を実施するものである。
【0025】次に、本発明の実施の形態を説明するため
の直接的参考例である第2参考例を示す電子的撮像装置
であるスチルビデオカメラを図5の電気回路のブロック
構成図によって説明する。
【0026】本参考例は、上述の第1参考例に対して、
更に、給電系統の分割数を増し、操作中の時間区間にお
いて、それらの給電系統を選択し、省電力の効果を上げ
るものである。まず、プロセス回路はプロセス回路I4
0,プロセス回路II41,プロセス回路III42に
分割する。プロセス回路I40は、イメージャ9より出
力される撮像信号のサンプルホールド処理を行う。ま
た、その出力はAE回路15,AF回路16にも入力さ
れる。プロセス回路II41はプロセス回路I40の出
力に基づいて輝度信号,色差信号を生成する。そして、
その出力はAWB回路17にも入力される。プロセス回
路III42はプロセス回路II41の出力に基づいて
色差線順次信号を生成し、その出力は次段の記録回路系
13に入力される。なお、上記プロセス回路II41と
プロセス回路III42は図2に示したバッファ回路を
それぞれ内蔵しており、各プロセス回路に同時に電源が
供給されなくても誤動作等が発生しないように構成され
ている。
【0027】電源の給電系統について、安定化回路20
の出力が分岐した、給電系統VDD0はシステムコントロ
ール回路7へ、給電系統VDD31はSSG回路8とFDD
14へ、また、給電系統VDD32はイメージャ9とプロセ
ス回路I40とAE回路15とAF回路16へ、また、
給電系統VDD33はプロセス回路II41とAWB回路1
7へ、給電系統VDD34はプロセス回路III42と記録
回路系13への電源ラインにそれぞれ接続するものであ
る。そして、上記給電のオンオフを制御する給電コント
ロール信号VCT31,VCT32,VCT33,VCT34は
給電系統VDD31,VDD32,VDD33,VDD34をオンオフす
る給電スイッチであるSW31,SW32,SW33,
SW34を制御する。
【0028】以上のように構成された本参考例のカメラ
の撮影シーケンスにおける給電動作を図6のタイムチャ
ートによって説明する。常時、給電系統VDD0は給電状
態であって、1段トリガのSW5がオンとなると(図6
中A点)、コントロール信号VCT31がオンになり、給
電系統VDD31に電源が供給されて、スピンドルモータが
起動される。そして所定の速度に到達したことが検出さ
れたならば(図6中B点)、給電コントロール信号VC
T32がオンになって、給電系統VDD32が給電状態になり
AE回路15,AF回路16が作動する。そして、測光
・合焦動作が終了した時点で給電コントロール信号VC
T33がオンとなり、給電系統VDD33が給電状態になる。
そこで、AWB回路によって色温度測定が実行される
が、上記のB時点からAE,AFの各回路による各デー
タ測定終了まで系統VDD33はオフの状態であって、その
間の節電が実行されることになる。
【0029】上記色温度測定終了後、時間Tcの間、例
えば2秒間、2段トリガ操作がなかった場合、節電のた
め給電コントロール信号VCT33をオフし、給電系統V
DD32とVDD33を給電停止にする。そして、2段目トリガ
のSW6がオンとなると(図6のC点)、給電コントロ
ール信号・・・・・・VCT32,VCT33,VCT34がそれぞ
れオンになり、給電系統VDD32,VDD33,VDD34に電源
が供給される。FDD14において映像信号の記録が終
了すると、給電系統VDD0 以外の上記給電系統は電源が
カットされる。
【0030】本発明の実施の形態は、上記第2参考例の
カメラの構成を、以下のように変形したものである。す
なわち、図5のブロック構成図において給電系統VDD32
をC点において分離して、イメージャ9とプロセス回路
I40に単独に給電する構成とする。本実施の形態は、
AE・AFとAWBとの測定回路に単独に給電すること
によって、例えばホワイトバランスの測定、あるいは、
測光または測距データの測定等の単機能を有するカメラ
の節電を実現するものである。
【0031】以上述べた実施形態において示した給電系
統の分割方法はそれぞれ一つの例を示すものであって、
その他、目的に合った分割の仕方を行って、更に、節電
の効果を上げることも可能である。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1の
撮像装置は色情報の利用に着目して回路ブロックへの給
電系統を細分化し、実行対象の情報処理に必要な回路ブ
ロックのみに給電することができるから、不要な回路に
おける無駄な電力消費を無くすことができるという顕著
な効果を有している。
【0033】また請求項2の撮像装置は、上記に加えて
目的とする特定の機能の実行時にその機能の実行に不要
な回路ブロックに対する給電を停止することができるか
ら、特定の機能(例えばホワイトバランスの測定あるい
は測光または測距データの測定等の単機能)を有するカ
メラの節電を実現するという顕著な効果を有している。
【0034】すなわち本発明によれば、動作不要にある
回路の無駄な電力消費を低減しあるいは無くすことで、
総合的な省電力をはかった撮像装置を得ることができる
という顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1参考例として、その思想をスチ
ルビデオカメラの形態にて具現化した場合の電気回路の
ブロック構成図、
【図2】 上記図1のスチルビデオカメラに用いられる
プロセス回路に内蔵されるバッファ回路図、
【図3】 上記図1のスチルビデオカメラの撮影シーケ
ンスのフローチャート、
【図4】 上記図1のスチルビデオカメラの撮影シーケ
ンスにおける給電コントロール信号等のタイムチャー
ト、
【図5】 本発明の第2参考例を示すスチルビデオカメ
ラの電気回路のブロック構成図、
【図6】 上記図5のスチルビデオカメラの撮影シーケ
ンスにおける給電コントロール信号等のタイムチャー
ト、
【図7】 従来例の装置としてのスチルビデオカメラの
電気回路のブロック構成図、
【図8】 (A)は、上記図7のスチルビデオカメラの
撮影シーケンスにおける消費電力の変化を示す図、
(B)は、上記図1のスチルビデオカメラの撮影シーケ
ンスにおける消費電力の変化を示す図、
【符号の説明】
9…撮像素子 15…AE回路(第1の情報処理回路) 16…AF回路(第1の情報処理回路) 17…AWB回路(第2の情報処理回路) 40…プロセス回路I(第1の信号処理回路) 41…プロセス回路II(第2の信号処理回路) SW31〜SW34…給電用スイッチ素子(給電手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子と、 該撮像素子の出力を受け少なくとも基礎的映像信号とし
    て利用可能な態様に処理して出力する第1の信号処理回
    路と、 上記第1の信号処理回路の出力を受け少なくともカラー
    映像信号として利用可能な態様に処理して出力する第2
    の信号処理回路と、 上記第1の信号処理回路の出力を受け色情報を必要とし
    ない第1の情報処理を行なう第1の情報処理回路と、 上記第2の信号処理回路の出力を受け色情報を利用する
    第2の情報処理を行なう第2の情報処理回路と、 少なくとも上記撮像素子および第1の信号処理回路から
    なる第1の回路ブロックと、上記第1の情報処理回路か
    らなる第2の回路ブロックと、上記第2の信号処理回路
    および第2の情報処理回路からなる第3の回路ブロック
    とにそれぞれ選択的に電源供給が可能な給電手段を有し
    たことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記第1または第2の情報処理回路を用
    いて実行される情報処理のうち特定の機能の実行に際し
    て上記第1または第2の情報処理回路のうち一方が不要
    な場合は、上記第1の回路ブロックおよびその特定の機
    能の実行に際して必要な第2または第3の回路ブロック
    のみに給電することを特徴とする請求項1に記載の撮像
    装置。
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