JPH09219806A - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置

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Publication number
JPH09219806A
JPH09219806A JP8048413A JP4841396A JPH09219806A JP H09219806 A JPH09219806 A JP H09219806A JP 8048413 A JP8048413 A JP 8048413A JP 4841396 A JP4841396 A JP 4841396A JP H09219806 A JPH09219806 A JP H09219806A
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JP
Japan
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photographing
recording
power
unit
control
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Withdrawn
Application number
JP8048413A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomokuni Yamashina
友邦 山品
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH09219806A publication Critical patent/JPH09219806A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーに電源操作負担をかけないようにし
たうえで、十分な消費電力削減を行ない、バッテリー駆
動時の動作可能時間を長時間化する。 【解決手段】 撮影制御手段と記録制御手段は、省電力
モードの動作として撮影待機時に撮影手段と記録手段を
電源オフとしておく(F101,F102) 。そして撮影操作部の
操作(F103)に応じて撮影手段と記録手段の電源オン制御
を行なって撮影及び記録動作を可能とする(F104,F105)
。また、所定時間操作が行なわれなかった場合は撮影
手段と記録手段を電源オフとする(F108,F109,F110)。撮
影画像の再生時には省電力モードの動作として撮影手段
の電源オフ制御を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばデジタルスチ
ルカメラといわれるように、光電変換素子により画像デ
ータを取り込み、撮影画像データとして記録媒体に記録
できる撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CCD2次元固体撮像素子を用いたいわ
ゆる電子カメラ(デジタルスチルカメラ)が知られてい
る。このような電子カメラはCCDで取り込んだ静止画
の画像データを例えばメモリカードや磁気ディスク、光
磁気ディスクなどの記録媒体に撮影画像データとして記
憶させることで、通常のカメラのようなフィルムを不要
としている。そして記録媒体に取り込んだ撮影画像デー
タは電子カメラのビューファインダーに再生出力させた
り、外部のテレビジョンモニタ機器、コンピュータ機器
に出力して撮影写真のように表示させることなどができ
るようにされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
デジタルスチルカメラにおいては電池を使用するポータ
ブルなものとされることが多いが、高解像度化によるC
CD等の撮影素子の画素数の増加や、A/D変換回路及
びデジタル信号処理回路などの比較的大規模な回路系に
より、従来のフィルムカメラに比べて消費電力が増大す
るため、電池寿命の長期化、つまり使用可能時間の長時
間化が困難になるという問題がある。
【0004】そこで、消費電力の削減という観点から、
使用形態に応じて部分的に電源をオフとする手法も開発
された。例えば基本的な電源操作として撮影モードと再
生モード、さらには外部機器への転送動作モードなどの
実行する動作に応じて電源スイッチのポジションを切り
換えるようにする。そしてコントロール部がその操作を
監視しており、再生モードとされたときは撮影のみに要
する回路系は不要となるのでその部位の電源オフとする
ものである。
【0005】ところがこのような手法では、ユーザーは
各動作時に一々電源スイッチを切り換えなくてはならず
煩雑であり、また撮影直後の再生などの操作がスムース
に行なえないという問題が残る。さらに、1つのコント
ロール部がこのような電源制御を行なうことで処理負担
が大きくなって全体の処理速度が遅くなったり、またそ
のときに不要な回路部の電源オフを行なうといっても、
回路的に各モードで共通に使用する場合が多くてこまめ
に回路ごとの電源を切ることができず、従ってなかなか
有効な消費電力削減を行なうことができなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、ユーザーに操作負担をかけないようにした
うえで、十分な消費電力削減を行ない、バッテリー駆動
時の動作可能時間を長時間化することを目的とする。
【0007】このため、光電変換素子により撮影画像を
電気信号としての画像データとして取り込む撮影手段
と、撮影手段により取り込まれた画像データに対して所
要の処理を行ない撮影画像データとして記録媒体に記録
することができる記録手段と、撮影操作部と、撮影手段
における撮影動作の制御を行なう撮影制御手段と、記録
手段における記録動作の制御を行なう記録制御手段とを
設ける。そして撮影制御手段と記録制御手段は、省電力
モードの動作として、互いの通信及び各制御対象回路系
への電源制御動作により、撮影待機時に撮影手段と記録
手段の電源オフ制御を行なう。そして、撮影操作部の操
作に応じて撮影手段と記録手段の電源オン制御を行なっ
て撮影及び記録動作を実行させることができるようにす
る。また撮影手段と記録手段が電源オンとされていると
きに、所定時間操作が行なわれなかった場合は、撮影手
段と記録手段を電源オフとして撮影待機状態に戻すこと
ができるようにする。
【0008】さらに、光電変換素子により撮影画像を電
気信号としての画像データとして取り込む撮影手段と、
撮影手段により取り込まれた画像データに対して所要の
処理を行ない、撮影画像データとして記録媒体に記録す
るとともに、内部の同期信号発生部からの同期信号を用
いて記録媒体に記録された撮影画像データを画像信号と
して再生出力させることができる記録再生手段と、再生
操作部と、撮影手段における撮影動作の制御を行なう撮
影制御手段と、記録再生手段における記録再生動作の制
御を行なう記録再生制御手段とを備え、撮影制御手段と
記録再生制御手段は、互いの通信及び各制御対象回路系
への電源制御動作により、再生操作部の操作により再生
動作が指示された場合は、撮影手段の電源オフ制御を行
なうようにする。
【0009】以上の構成のように少なくとも撮影を実行
する時のみは撮影から記録までの回路系が電源オンとさ
れ、それ以外のときは電源オフとされる。また再生時に
は撮影回路系は電源オフとされる。これにより有効な電
力消費削減が実現される。特に記録再生手段は、内部の
同期信号発生部からの同期信号を用いて記録媒体に記録
された撮影画像データを画像信号として再生出力させる
ことができるようにする、つまり撮影手段の同期信号発
生部とは独立した同期信号発生部を有することで、再生
時には撮影手段の動作を全く不要とし、撮影手段の電源
オフを可能とするものである。そしてこれらの電源制御
動作はユーザーの電源操作に基づいたものではなく、撮
影操作や再生操作に基づいて実行されるようにすること
で、ユーザーの電源操作負担はなくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の撮影装置の実施の
形態としてのデジタルスチルカメラを次の順序で説明す
る。 1.デジタルスチルカメラの外観 2.デジタルスチルカメラの信号系回路構成 3.デジタルスチルカメラの電源系回路構成 4.メインスイッチがオフとされた時の状態 5.メインスイッチがパワーセーブとされた時の状態 6.メインスイッチがオンとされた時の状態 7.再生時の状態 8.データ転送出力時の状態
【0011】1.デジタルスチルカメラの外観 図1(a)〜(f)にデジタルスチルカメラの外観とし
て正面図、右側面図、平面図、左側面図、底面図、背面
図を示す。図1(a)は被写体側に向ける正面図とさ
れ、レンズブロック1が内部に配置されており、被写体
側の光線を取り込むことができる。またストロボユニッ
ト36としてストロボ発光部が設けられている。
【0012】デジタルスチルカメラの右側面側には図1
(b)のようにメインスイッチ33が配置されている。
このメインスイッチ33はスライド式の操作子とされ、
操作ポジションとしてパワーオフ(OFF) 、パワーセーブ
(PS)、パワーオン(ON)という3つのポジションが用意さ
れ、ユーザーが電源操作として3つのモードを選択す
る。即ち不使用時にはパワーオフとし、また使用時には
パワーセーブもしくはパワーオンとすればよい。後述す
るが、パワーオンとは内部の撮影及び記録再生回路系の
全体が電源オンとされるモードであり、またパワーセー
ブは必要に応じて不要箇所の電源がオフとされ、消費電
力を削減しながら使用できる電源モードである。
【0013】デジタルスチルカメラの筺体上面には図1
(c)のようにレリーズスイッチ34及びズーム操作部
37が設けられる。レリーズスイッチ34はいわゆるシ
ャッタースイッチであり、このレリーズスイッチ34を
押すことで被写体側の情景が撮影される。またレリーズ
スイッチは2段階のクリックが得られる押圧スイッチと
されており、軽く押した時点(例えばユーザーがレリー
ズスイッチ34に指をのせた状態)で1段階目の操作
が、強く押した時点で2段階目の操作が行なわれるよう
に形成されている。撮影操作は2段階目の操作に相当
し、つまりレリーズスイッチ34を強く押すことで被写
体側の情景が撮影されることになる。1段階目の操作
は、詳しくは後述するが、パワーセーブモード時の電源
制御のトリガとなる。なお、レリーズスイッチは機械的
に第1、第2段階の操作を区別するようにする他、例え
ばタッチセンサを配することで、第1段階の操作を検出
するようにしてもよい。ズーム操作部37は手動でズー
ム状態をワイド側・テレ側に調整する操作子である。
【0014】図1(f)に示すようにデジタルスチルカ
メラの背面側、即ち使用者に対向する側には、電子ビュ
ーファインダー44、LCDユニット71、及びモード
/再生操作キー72、PCカードドライバ66が設けら
れている。このデジタルスチルカメラは記録媒体として
PCカードが用いられ、撮影した画像データはPCカー
ドドライバ66に装填されているPCカードに記録され
る。
【0015】電子ビューファインダー44には筺体前面
側のレンズブロックから取り込まれた被写体側の情景
や、PCカードに記録した再生画像が表示される。また
LCD表示部71では各種の動作状態や撮影モード状
態、バッテリー残量などの表示が行なわれる。ここでい
う撮影モードとは、例えばオートフォーカスのオン/オ
フ、ストロボのオン/オフ、単一撮影画像再生、連続撮
影画像再生など、撮影や再生動作における動作機能のモ
ードのことである。モード/再生操作キー72として
は、これらのモードの選択操作や、再生操作を行なうた
めの各種キーが用意されている。
【0016】ユーザーの通常の使用形態としては次のよ
うになる。撮影時には、ユーザーはまず電源操作とし
て、メインスイッチ33をパワーセーブモードもしくは
パワーオンモードにセットする。そして電子ビューファ
インダー44で被写体側の情景を確認しながら撮影対象
を探し、レリーズスイッチ34を強く押し込むことで撮
影が行なわれる。即ちレリーズスイッチ34を押したタ
イミングでレンズブロック1から得られた情景が撮影画
像データとして処理され、PCカードに記録される。撮
影後にはモード/再生操作キー72から再生操作を行な
うことで、PCカードに記録した撮影画像データが読み
出され、所定の処理でテレビジョン画像信号形態に変換
されて電子ビューファインダー44に再生出力される。
【0017】2.デジタルスチルカメラの信号系回路構
成 図2はデジタルスチルカメラの画像信号処理回路系の構
成を示したブロック図である。後述する電源系回路での
説明の都合上、一点鎖線で囲った部分は、それぞれレン
ズブロック1、撮影回路ブロック10、カメラコントロ
ールブロック30、EFV(電子ビューファインダー)
ブロック40、メモリブロック50、画像処理コントロ
ールブロック60、LCDブロック70と呼ぶこととす
る。
【0018】レンズブロック1としては例えば12倍ズ
ームレンズが配されたレンズ系2と、レンズ系2におけ
るフォーカス駆動、ズーム駆動、アイリス調整駆動を行
なうレンズドライバ3が設けられている。
【0019】レンズ系2を介して入射された光線は光電
変換素子であるCCD4に結像される。CCD4はいわ
ゆるPS−CCD(Progressive Scan CCD Image Senso
r ;全画素読出方式CCD)とされている。即ちこのC
CD4には光電変換素子が垂直及び水平方向にマトリク
ス状に配置され、2次元の撮像領域が形成されるととも
に、例えば水平転送レジスタを2系統備え、垂直奇数ラ
インの信号電荷と垂直偶数ラインの信号電荷とをそれぞ
れ別の水平転送レジスタにより同時に水平転送すること
で、1H(Hは水平走査期間)内に2ライン分の信号電
荷を読み出すようにしたものである。このような方式に
より、露光周期毎に全ての画素の情報を読みだすことが
できる。
【0020】このCCD4の駆動及び読み出された信号
の処理は撮影回路ブロック10とした回路系により行な
われる。即ちタイミング発生部16はCCD4の駆動の
ための基準タイミングを垂直/水平ドライバ13及びパ
イロット信号発生部14に供給する。パイロット信号発
生部14はパイロット信号を、また垂直/水平ドライバ
13は基準タイミングに基づいてCCD4に対する垂直
走査信号、水平走査信号を出力し、CCD4の撮像動作
を実行させる。
【0021】CCD4から出力される2チャンネルの撮
像データは、それぞれサンプルホールド/AGC回路1
1A,11Bに供給される。サンプルホールド/AGC
回路11A,11Bでは、まずCDS(CorrelatedDoub
le Sampling)と呼ばれるサンプル/ホールド動作が行
なわれる。これはCCD4の出力としてはプリチャージ
レベル(黒レベル)とデータレベル(信号レベル)が交
互に出力されることになることから、プリチャージレベ
ルとデータレベルを各々別にサンプリングし、その差分
をとることで通常の映像信号の状態にするものである。
このCDS処理が行なわれた後、2つのチャンネル間で
ゲインが合わせ込まれ、また後段のA/D変換器12
A,12Bのダイナミックレンジに対して適正なレベル
とされて、A/D変換器12A,12Bに出力される。
サンプルホールド/AGC回路11A,11Bにおける
ゲイン値は、ゲイン制御部15からの制御で調整され
る。
【0022】A/D変換器12A,12Bは各チャンネ
ルの信号を例えば10ビットのデジタルデータに変換
し、DSP(Digital Signal Processor)18に供給す
る。DSPでは2チャンネルのデジタル撮影画像データ
に対して補正処理やホワイトバランス調整、ガンマ補正
等の処理を行ない、カラーマトリクス処理でR/G/B
信号を抽出する。そしてそのR/G/B信号からY信号
生成及び各種Y信号処理、クロマ信号生成及び各種色信
号処理を行なって、輝度信号Y、及び色差信号Cr(=
R−Y)、Cb(=B−Y)という形態でEVFブロッ
ク40及びメモリブロック50に供給する。輝度信号
Y、色差信号Cr、Cbのデータ量の比は4:2:2の
形態とされる。DSP18における処理のタイミング基
準はタイミング発生部16から与えられることで、CC
D4からの出力に同期した状態で処理が行なわれる。
【0023】また、シグナルジェネレータ19はいわゆ
る同期信号発生部とされる。輝度信号Y、及び色差信号
Cr、Cbをテレビジョン信号と使用するため、これら
の画像信号出力に合わせてシグナルジェネレータ19で
垂直同期信号VD、水平同期信号HDが生成され、メモ
リブロック50に供給される。なお図面上はシグナルジ
ェネレータ19とDSP18を別に記しているが、実際
にはシグナルジェネレータ19はDSP18内部の回路
系として構成することができる。
【0024】メモリブロック50には、メモリコントロ
ーラ51、D−RAM53,54、シグナルジェネレー
タ52、圧縮/伸長回路55が設けられる。メモリコン
トローラ51はDSP18から供給された輝度信号Yを
D−RAM53に書き込み、また色差信号Cr、Cbを
D−RAM54に書き込む。なおD−RAM53,54
に代えてS−RAMその他の半導体メモリを用いるよう
にしてもよい。
【0025】またシグナルジェネレータ52は上述した
シグナルジェネレータ19と同様に同期信号発生部とさ
れる。ただし、このシグナルジェネレータ52では、D
SP18から垂直同期信号VD、水平同期信号HDが供
給されているときは、内部のPLL回路により同期をと
ったうえで垂直同期信号VD、水平同期信号HDを発生
させる。従って、撮影回路ブロック10が動作状態であ
るとき、つまり撮影時のメモリブロック50の動作は撮
影回路ブロック10の動作と同期がとられた状態で行な
われる。またシグナルジェネレータ52からの垂直同期
信号VD、水平同期信号HDはEVFブロック40にも
供給される。シグナルジェネレータ19が動作をしてい
ない期間で必要な場合は、メモリブロック50やEVF
ブロック40での処理にはシグナルジェネレータ52か
らの垂直同期信号VD、水平同期信号HDがそのまま用
いられる。
【0026】なお図面上はシグナルジェネレータ52と
メモリコントローラ51を別に記しているが、実際には
シグナルジェネレータ52はメモリコントローラ51内
部の回路系として構成することができる。
【0027】圧縮/伸長回路55は、D−RAM53,
54に記憶された画像データに対して、例えばJPEG
方式(Joint Photographic Experts Group)による圧縮
処理を行なったり、また逆に圧縮処理された画像データ
を元のデータに伸長する動作を行なう。
【0028】EVFブロック40としては、キャラクタ
ジェネレータ41、D/A変換器42、ビデオエンコー
ダ43、電子ビューファインダー44が設けられてい
る。D/A変換器42はDSP81から供給される輝度
信号Y、及び色差信号Cr、Cb、又はメモリコントロ
ーラ51によってD−RAM53,54から読み出され
て供給される輝度信号Y、及び色差信号Cr、Cbに対
してRGBエンコード処理及びデジタル/アナログ変換
処理を行ない、アナログ信号としてのRGB画像信号を
ビデオエンコーダ43に出力する。また、キャラクタジ
ェネレータ41によりキャラクタ画像が発生される場合
には、画像信号にキャラクタ画像信号を重畳して出力す
る。
【0029】ビデオエンコーダ43では入力されたRG
B画像信号に対して電子ビューファインダー44での表
示のためのエンコード処理を行ない、電子ビューファイ
ンダー44の表示駆動を行なう。このEVFブロックで
はシグナルジェネレータ52からの垂直同期信号VD、
水平同期信号HDが供給されており、撮影動作時にはこ
の垂直同期信号VD、水平同期信号HDは撮影回路ブロ
ック10のそれと同期しているため、電子ビューファイ
ンダー44において撮影時の画像、つまり被写体側から
CCD4によって取り込んだ画像を表示することができ
る。
【0030】カメラコントロールブロック30は、マイ
クロコンピュータによるカメラコントローラ31及びE
EP−ROM32が設けられる。カメラコントローラ3
1は図2の回路系のうち主に撮影動作に関しての制御を
行なう。また、その制御動作のための各種定数や設定値
などがEEP−ROM32に保持されている。
【0031】コントローラ31は図1に示したメインス
イッチ33の操作ポジション(パワーオフ/パワーセー
ブ/パワーオン)や、レリーズスイッチ34の操作、ズ
ーム操作部37の操作を監視している。そしてこれらの
操作に応じて所要の制御を行なう。またリセット回路3
5によりリセットがかけられるように構成されている。
【0032】カメラコントローラ31による制御は制御
バスB1を介して行なわれる。例えばズーム操作部37
の操作やオートフォーカスモードの設定に応じて、レン
ズドライバ3に対して動作指示を行ない、レンズ系2に
おけるレンズ移動等の動作を実行させる。また、撮影時
の基準となるタイミング発生をタイミング制御部16に
指示し、さらにD/A変換器17を介してゲイン制御部
15に、サンプルホールド/AGC回路11A,11B
において設定すべきゲイン値を与える。またバスバッフ
ァ20を介してDSP18における各種処理の制御を行
なう。さらに、キャラクタジェネレータ41に対して、
電子ビューファインダー44で表示すべきキャラクタ発
生の指示を与える。またストロボ発光モードとされてい
るときは、レリーズスイッチ34の操作に同期してスト
ロボユニット36の駆動も行なう。
【0033】画像処理コントロールブロック60として
は、画像処理コントローラ61、RAM62、EEP−
ROM63が設けられている。画像処理コントローラ6
1は図2の回路系のうち主に記録/再生動作に関しての
制御を行なう。また、その制御動作のための各種定数や
設定値などがEEP−ROM63に保持されている。R
AM62は画像処理に用いるワークエリアとされる。
【0034】画像処理コントローラ61は、制御/デー
タバスB2を介してRAM62、EEP−ROM63、
メモリブロック50、インターフェース部64,PCカ
ードドライバ66との間で制御信号や画像データの授受
を行なう。例えば制御/データバスB2により各部に送
信する制御信号により、メモリブロック50におけるD
−RAM53,54に保持された画像データを圧縮/伸
長回路55で圧縮させ、圧縮された画像データをRAM
62において記録フォーマットとして必要なヘッダやイ
ンデックス画像等を付加して記録データとし、PCカー
ドドライバ66に供給する。このときPCカードドライ
バ66に記録動作を指示することで、撮影した画像デー
タのPCカードへの記録が実行されることになる。
【0035】またPCカードドライバ66へPCカード
再生動作を指示することで、記録されている撮影画像デ
ータを読み出すことができる。そして圧縮/伸長回路5
5で伸長させた後メモリコントローラ51によりD−R
AM53,54に書き込ませ、さらにその画像データを
EVFブロックに供給させることで、撮影した画像を電
子ビューファインダー44に表示させることができる。
【0036】またインターフェース部64は、外部のコ
ンピュータやモニタ機器に対しての撮影画像データの送
信を行なうために設けられており、コネクタ65が外部
機器と接続される。外部機器に対して撮影画像データの
伝送を行なう場合は、画像処理コントローラ61はPC
カードドライバ66へPCカード再生動作を指示し、記
録されている撮影画像データを読み出す。そして圧縮/
伸長回路55で伸長させた後メモリコントローラ51に
よりD−RAM53,54に書き込ませ、さらにその画
像データをインターフェース部64に供給し、外部機器
に転送させる。
【0037】LCDブロック70としては図1(f)に
示したLCDユニット71及びモード/再生キー72が
設けられる。画像処理コントローラ61はモード/再生
キー72の操作を監視しており、その操作に応じて上述
したような各種モード設定を行なう。また画像処理コン
トローラ61はLCDユニット71に対して表示データ
を供給し、表示動作を実行させる。
【0038】画像処理コントローラ61とカメラコント
ローラ31は、通信バスBTにより相互通信が可能とさ
れ、互いに動作リクエストや各種状態確認を行なうこと
ができるように構成されている。
【0039】時計部67は後述するように専用のバッテ
リーにより常時動作され、現在日時をカウントする部位
とされる。日時情報は画像処理コントローラ61に供給
され、画像処理コントローラ61は日時情報をLCDユ
ニット71において表示させたり、撮影した画像データ
に日時データとして付加することなどが可能とされる。
【0040】以上のように構成される本例のデジタルス
チルカメラでは、基本的な動作としては撮影動作と再生
動作に大別される。広義での再生動作としてはPCカー
ドに記録した画像を電子ビューファインダー44で表示
する狭義の再生動作と、インターフェース部を介してP
Cカードから再生される画像データを転送する動作を含
むものとする。
【0041】撮影動作時には、ユーザーは、レンズブロ
ック1、CCD4、撮影回路ブロック10の動作により
取り込まれた画像を電子ビューファインダー44で確認
しながら撮影対象を探す。そしてレリーズスイッチ34
を押すと、そのタイミングで撮影回路ブロック10から
出力される画像データがメモリブロック50の処理を介
して画像処理コントロールブロック60に供給され、こ
れがPCカードドライバ66でPCカードに記録され
る。
【0042】PCカードに記録した画像データを電子ビ
ューファインダー44で見たい場合には、ユーザーはモ
ード/再生キー72により再生操作を行なう。すると画
像処理コントローラ61の制御により、上述のようにP
Cカードドライバ66がPCカード再生動作を実行し、
その再生されたデータは圧縮/伸長回路55で伸長させ
た後、メモリコントローラ51を介してEVFブロック
に供給され、電子ビューファインダー44に表示され
る。
【0043】PCカードに記録した画像データを外部機
器に転送を行なう場合は、例えば外部機器側からの操作
により画像処理コントローラ61の動作制御が行なわ
れ、上述のようにPCカードドライバ66によって再生
させた画像データをメモリブロック50で伸長等の処理
を行ない、インターフェース部64から転送出力する。
【0044】3.デジタルスチルカメラの電源系回路構
成 次に図3で本例のデジタルスチルカメラの電源系の構成
を説明する。この図3において実線は電源ライン、破線
は各部に対する電源供給のオン/オフを行なうための電
源制御ライン、一点鎖線は電源回路系の制御に関連する
信号のラインとする。
【0045】デジタルスチルカメラに搭載されるバッテ
リーとしてはメインバッテリー80と時計用バッテリー
81がある。メインバッテリー80は乾電池又は充電池
が用いられ、アンレギュレーション電源電圧VUNREG
各部に供給する。電源電圧VUNREG は例えば中心電圧が
7.2V程度とされる。また時計用バッテリー81は例えば
3Vの小型のリチウム電池とされ、時計部67に対して
動作電圧VT を供給する。
【0046】メインバッテリー80の電源電圧VUNREG
及び時計用バッテリー81からの動作電圧VT の各電圧
状態はバッテリ検出部95で監視される。バッテリ検出
部95はメインバッテリー80と時計用バッテリー81
の残量状態を検出し、カメラコントロールブロック30
におけるカメラコントローラ31、及び画像処理コント
ロールブロック60における画像処理コントローラ61
に供給する。画像処理コントローラ61はこの残量状態
検出情報に応じてLCDユニット71にバッテリー残量
を表示させたり、またカメラコントローラ31は残量状
態検出情報に応じてEVFブロック40におけるキャラ
クタジェネレータ41を制御し、残量表示キャラクタを
電子ビューファインダー44に表示させることができ
る。
【0047】メインバッテリー80からの電源電圧V
UNREG はスイッチ84を介してストロボユニット36に
供給される。また電源電圧VUNREG はレギュレータ85
及びリセット回路35に供給される。レギュレータ85
は電源電圧VUNREG を安定化し、カメラコントロールブ
ロック30及びリセット回路35に対する動作電圧VCC
(例えば4V)を生成する。
【0048】また電源電圧VUNREG はスイッチ82を介
してDC/DCコンバータ83に供給される。DC/D
Cコンバータ83は電源電圧VUNREG から例えば3系統
の動作電圧VC1,VC2,VE を生成する。例えば動作電
圧VC1=-8.5V 、動作電圧VC2=15V、動作電圧VE
=5Vとされる。そして動作電圧VC1,VC2はCCD4
の駆動電源電圧とされる。また動作電圧VE はレンズブ
ロック1及び撮影回路ブロック10の駆動電源電圧とさ
れる。
【0049】さらに電源電圧VUNREG は、スイッチ88
を介してレギュレータ89に供給される。レギュレータ
89は電源電圧VUNREG を安定化し、画像処理コントロ
ールブロック60、時計部67に対する動作電圧V
SC(例えば5V)を生成する。また、この動作電圧VSC
はスイッチ92,93,94を介して、それぞれPCカ
ードドライバ66、インターフェース部64,LCDブ
ロック70に対する駆動電圧としても供給される。
【0050】また電源電圧VUNREG は、スイッチ88、
スイッチ90を介してレギュレータ91に供給される。
レギュレータ91は電源電圧VUNREG を安定化し、メモ
リブロック50に対する動作電圧VM (例えば5V)を
生成する。また電源電圧VUNREG は、スイッチ86を介
してレギュレータ87に供給される。レギュレータ87
は電源電圧VUNREG を安定化し、EVFブロック40に
対する動作電圧VVF(例えば5V)を生成する。またE
VFブロック40には電源電圧VUNREG も供給される。
【0051】スイッチ84,82,86,88のオン/
オフ御御はカメラコントロールブロック30内のカメラ
コントローラ31によって行なわれる。即ちカメラコン
トローラ31は、ストロボユニット36、レンズブロッ
ク1、CCD4、撮影回路ブロック10、EVFブロッ
ク40、画像処理コントロールブロック60の各部に関
して電源供給のオン/オフを行なうことができる。
【0052】またスイッチ90,92,93,94のオ
ン/オフ制御は画像処理コントロールブロック60内の
画像処理コントローラ61によって行なわれる。従って
画像処理コントローラ61は、メモリブロック50、P
Cカードドライバ66、インターフェース部64,LC
Dブロック70の各部に関して電源供給のオン/オフを
行なうことができる。
【0053】カメラコントローラ31は、主にメインス
イッチ33やレリーズスイッチ34の操作状態、及び画
像処理コントローラ61からのリクエストなどに応じて
スイッチ84,82,86,88のオン/オフ制御を行
なう。また画像処理コントローラ61は、LCDブロッ
ク70におけるモード/再生キー72での再生操作や、
カメラコントローラ31からのリクエストに応じてスイ
ッチ90,92,93,94のオン/オフ制御を行な
う。
【0054】4.メインスイッチがオフとされた時の状
態 本例において、図1に示したように3つのポジションで
操作されるメインスイッチ33がオフの位置とされてい
る時の電源状態を図7、図8で説明する。図7は図3で
説明した電源系の状態を示している。斜線を付した部位
は動作電源電圧が供給されていない、つまりオフとなっ
ている部位、もしくは機能していない部位を示してい
る。また図8は電源オフとなっている部位を、図2の信
号系回路構成上で斜線部を付して示している。
【0055】図7に示すように、メインスイッチ33が
オフとされているときは、基本的にカメラコントロール
ブロック30、リセット回路35、時計部67のみがオ
ンとなっている。つまり、メインバッテリー80からの
電源電圧VUNREG がレギュレータ85で動作電圧VCC
されてカメラコントローラ31に供給されており、また
時計部67は時計用バッテリー81からの動作電圧VT
が供給されて日時計数動作を行なっている。このときカ
メラコントロールブロック30内のカメラコントローラ
31は主にメインスイッチ33の状態を監視しているの
みで、いわゆる操作の待機状態(スリープ状態)とされ
る。この状態では消費電力は微弱なものであり、メイン
バッテリー80の電力は殆ど消費されない。
【0056】5.メインスイッチがパワーセーブとされ
た時の状態 メインスイッチ33がパワーセーブ(PS)の位置に操
作されると、カメラコントローラ31は電源状態を図7
の状態から図9のパワーセーブ状態(撮影待機状態)に
なるように制御する。このパワーセーブ状態とは、実際
の撮影操作のための待機期間においてメインバッテリー
80の電力消費を最小限とするための状態である。
【0057】メインスイッチ33がパワーセーブの位置
に操作されたことに応じて、カメラコントローラ31は
図4のような処理を実行する。まずステップF101として
画像処理コントロールブロック60(画像処理コントロ
ーラ61)を電源オン状態とする。これは、図9のよう
にカメラコントローラ31がスイッチ88をオンとする
処理である。スイッチ88がオンとされることにより、
レギュレータ89を介して画像処理コントロールブロッ
ク60に動作電圧VSCが供給され、図10に示すように
画像処理コントロールブロック60内の画像処理コント
ローラ61、RAM62、EEP−ROM63が動作可
能状態となる。
【0058】次にステップF102として、カメラコントロ
ーラ31は通信バスBTにより画像処理コントローラ6
1に電源制御のリクエストを出す。ここでは画像処理コ
ントローラ61に対して、PCカードドライバ66、イ
ンターフェース部64、LCDブロック70の電源オン
を要求する。これに応じて画像処理コントローラ61
は、図9に示すようにスイッチ92,93,94をオン
とし、動作電圧VSCをPCカードドライバ66、インタ
ーフェース部64、LCDブロック70のそれぞれに供
給させて、動作可能状態とする。
【0059】ここまでの処理で図10のような状態が実
現される。従ってこの状態のときはユーザーは、LCD
ユニット71でのモード表示等の確認、モード/再生キ
ー72によるモード変更操作が可能となる。
【0060】また、このようにメインスイッチ33がパ
ワーセーブ位置にセットされているときは、ユーザーは
そのままメインスイッチ33を操作することなく、撮
影、撮影した画像データの再生/外部機器への転送を行
なうことができる。撮影した画像データの再生/外部機
器への転送については後述し、ここではまず撮影動作に
移行する場合を説明する。
【0061】図9、図10のようなパワーセーブ状態で
はカメラコントローラ31はレリーズスイッチ34の操
作を監視している。上述したようにレリーズスイッチ3
4は2段階の操作が可能とされているが、まずユーザー
がレリーズスイッチ34を弱く押したとき、例えばユー
ザーが撮影を行なおうと思って指をレリーズスイッチ3
4に乗せることで、第1段階の操作が行なわれたと検出
された場合は、カメラコントローラ31の処理は図4の
ステップF103からF104に進む。レリーズスイッチ34の
第1段階の操作については、カメラコントローラ31
は、そのすぐ後に撮影が実行されるものと判断して、電
源状態を撮影可能状態にセットすることになる。
【0062】即ちステップF104において、カメラコント
ローラ31は通信バスBTにより画像処理コントローラ
61に電源制御のリクエストを出す。ここでは画像処理
コントローラ61に対して、メモリブロック50の電源
オンを要求する。これに応じて画像処理コントローラ6
1は、図11に示すようにスイッチ90をオンとし、レ
ギュレータ91を介して動作電圧VM をメモリブロック
50に供給させ、動作可能状態とする。
【0063】さらに次にステップF105として、カメラコ
ントローラ31は、レンズブロック1、CCD4、撮影
回路ブロック10、EVFブロック40、ストロボユニ
ット36を電源オンとする。これは、図11のように、
カメラコントローラ31がスイッチ82、84、86を
オンとする処理となる。スイッチ82がオンとされるこ
とで、DC/DCコンバータ83の動作により、レンズ
ブロック1及び撮影回路ブロック10に動作電圧VE
供給され、またCCD4に動作電圧VC1,VC2が供給さ
れる。さらにスイッチ84がオンとされることでストロ
ボユニット36が動作可能となり、またスイッチ86が
オンとされることで、電源電圧VUNREG 及びレギュレー
タ87を介しての動作電圧VVFがEVFブロック40に
供給され、EVFブロック40が動作可能状態となる。
【0064】電源回路系が図11の状態とされることで
図2に示したすべての部位が動作可能状態となり、これ
によって撮影動作の準備ができたことになる。つまり、
この状態で、ユーザーは被写体側の情景を電子ビューフ
ァインダー44で確認しながら、撮影対象を決めること
ができる。
【0065】このときに、ユーザーがレリーズスイッチ
34を強く押し込む(2段階目の操作)と、カメラコン
トローラ31は撮影の実行と判断して、図4のステップ
F106からF107に進み、撮影動作制御を行なう。つまり、
レンズブロック1、CCD4、撮影回路ブロック10に
よって取り込まれ、メモリブロック50に送られた画像
データについて、画像処理コントローラ61にPCカー
ドへの記録を実行するようにリクエストを行なう。そし
て画像処理コントローラ61はD−RAM53,54に
取り込まれた撮影画像データを圧縮/伸長回路55で圧
縮処理を実行させ、RAM62に取り込んだうえで記録
フォーマットにのっとったデータ形態とし、PCカード
ドライバ66に送ってPCカードに記録させる。またス
トロボ発光モードとされているときは、レリーズスイッ
チ34を押したタイミングでストロボユニット36の発
光動作を実行させる。その後も、レリーズスイッチ34
が強く押される毎に、同様の撮影/記録動作が行なわれ
る。
【0066】図4のステップF105までの処理で、図11
のように撮影可能状態、つまり全回路がパワーオンとさ
れているときは、カメラコントローラ31は最後の操作
からのタイムカウントを行なっている。そしてユーザー
がレリーズスイッチ34その他の何らかの操作を行なっ
た後、何も操作されずに所定期間(n秒)が経過した
ら、処理を図4のステップF108からF109,F110 に進め
る。n秒とは、例えば5秒や10秒など適切な時間を設
定すればよい。また何も操作されない状態とは、レリー
ズスイッチ34に関しては、ユーザーがレリーズスイッ
チ34から指を離すこと(もしくは触れてはいるが全く
押圧されていないような状態)で第1段階の操作もされ
ていない状態とする。
【0067】カメラコントローラ31は、ステップF109
では通信バスBTにより画像処理コントローラ61にメ
モリブロック50の電源オフのリクエストを出す。これ
に応じて画像処理コントローラ61は、スイッチ90を
オフとし、メモリブロック50に対する動作電圧VM
供給を停止させる。さらにカメラコントローラ31は、
ステップF110でスイッチ82、84、86をオフとす
る。つまりレンズブロック1、CCD4、撮影回路ブロ
ック10、EVFブロック40、ストロボユニット36
を電源オフとする。
【0068】このような処理により、電源状態は図9、
図10に示したパワーセーブ状態(撮影待機状態)に戻
ることになる。その後、再びレリーズスイッチ34の第
1段階の操作が行なわれることで図11の撮影可能状態
に移行し、また第2段階の操作に応じて撮影/記録動作
が実行される。
【0069】つまり、メインスイッチ33がパワーセー
ブの位置に設定されているときは、ユーザーが撮影を実
行するときのみ全回路部がオンとされ、撮影を実行する
までの期間、及び撮影後所定時間を経過した後の期間
は、消費電力が図11の撮影可能状態に比べて半分以下
となる図9のパワーセーブ状態に自動的に切り換えられ
ることになる。
【0070】従って、ユーザーはメインスイッチ33を
パワーセーブの位置に設定しておけば、電源操作は全く
意識することなく、レリーズスイッチ34によって随時
撮影を行なうことができるとともに、自動的に、こまめ
に不要部分のパワーがオフとされ、消費電力が大幅に節
約されることになる。これにより、常に全回路部の電源
がオンとされている場合にくらべて、約50%の消費電
力削減が実現され、メインバッテリー80の寿命を著し
く長くすることができる。
【0071】6.メインスイッチがオンとされた時の状
態 メインスイッチ33がパワーオンの位置にセットされて
いるときは、カメラコントローラ31及び画像処理コン
トローラ61は、常に全回路部をパワーオン状態とす
る。即ち電源状態は常時図11の状態とされる。
【0072】従って、この場合は電力消費の節約は実行
されない。ユーザーは、例えば継続して電子ビューファ
インダー44で被写体を確認しながら何枚も連続して撮
影を行なうような場合は、メインスイッチ33をパワー
オンの位置にセットしておくことが好適である。しかし
ながら、例えば或る程度の時間をおきながら時々スナッ
プ撮影を行なうような場合は、上述のようにメインスイ
ッチ33をパワーセーブ位置にセットしておき、電力消
費の節約を計ることが好適である。
【0073】即ち本例のデジタルスチルカメラでは、ユ
ーザーはそのときの使用状況に応じて、メインスイッチ
33をパワーオンの位置で使用するか、パワーセーブの
位置で使用するかを決めればよく、このように選択可能
なことで、本例のデジタルスチルカメラはユーザーの状
況に合わせて好適に対応できることになる。
【0074】7.再生時の状態 次に、撮影した画像を再生し電子ビューファインダー4
4などに表示させる再生時の電源操作に関して説明す
る。なお、この場合再生画像は電子ビューファインダー
44に表示させるとしているが、例えばLCDユニット
71を用いて再生画像表示を行なうようにすることもで
きる。さらに、テレビジョンモニタなどの機器に再生画
像信号を送り、再生表示させることもできる。ただしこ
れらの場合での電源処理に関しては、後述するデータ転
送出力時の電源状態とすればよいものとなり、ここで
は、電子ビューファインダー44で再生表示させる場合
に関しての電源状態として説明する。
【0075】メインスイッチ33がパワーセーブもしく
はパワーオンの位置にセットされている場合は、ユーザ
ーはそのまま電源操作を行なうことなく、モード/再生
キー72により再生操作を行なうことで、PCカードに
記録されている撮影画像を電子ビューファインダー44
で再生表示させることができる。メインスイッチ33が
パワーオン位置にセットされているときは、再生操作の
際にも電源状態は変更されず、つまり図11の撮影可能
状態のまま再生動作が行なわれるが、メインスイッチ3
3がパワーセーブ位置にセットされているときは、以下
説明するように消費電力削減のための処理が行なわれ
る。ただし、メインスイッチ33がパワーオン位置とさ
れているときでも、再生時には以下説明する動作と同様
の消費電力削減のための処理が行なわれるようにしても
よい。
【0076】再生操作が行なわれた場合は、画像処理コ
ントローラ61が図5の電源処理を実行するが、まず、
その操作時点において、電源状態が図9のパワーセーブ
状態であるか、もしくは図11の撮影可能状態であるか
を確認する(F201,F202) 。メインスイッチ33がパワー
セーブ位置にセットされているときは、再生操作の際の
電源状態は図9のパワーセーブ状態である場合と図11
の撮影可能状態である場合のいづれかである。
【0077】再生操作時点の電源状態が図9のパワーセ
ーブ状態であったと判断した場合は、ステップF204,F20
5 の処理を実行する。即ち画像処理コントローラ61
は、ステップF204でカメラコントローラ31に対してE
FVブロックのパワーオンを要求し、これに応じてカメ
ラコントローラ31はスイッチ86をオンとする。また
ステップF205で、スイッチ90をオンとし、メモリブロ
ック50をパワーオンとする。
【0078】これにより、電源回路系は図9のパワーセ
ーブ状態から図12に示す再生状態に切り換えられるこ
とになる。即ち図13の信号系回路において示すよう
に、レンズブロック1、CCD4,撮影回路ブロック1
0、ストロボユニット36という、再生時には不要とな
る回路部がパワーオフとされている状態になる。
【0079】また、再生操作時に図5のステップF202で
再生操作時点の電源状態が図11の撮影可能状態であっ
たと判断した場合は、ステップF203の処理を実行する。
即ち画像処理コントローラ61は、カメラコントローラ
31に対してレンズブロック1、CCD4、撮影回路ブ
ロック10、ストロボユニット36のパワーオフを要求
し、これに応じてカメラコントローラ31はスイッチ8
2、84をオフとする。これにより、電源回路系は図1
1の撮影可能状態から図12に示す再生状態に切り換え
られることになる。
【0080】図12、図13に示すような再生状態で
は、主に画像コントロールブロック60、PCカードド
ライバ66、メモリブロック50、EVFブロック40
による動作で、上述した撮影画像の再生動作が実行され
ることになる。このとき撮影回路ブロック10内のシグ
ナルジェネレータ19は機能していないが、この場合は
メモリブロック50内のシグナルジェネレータ52から
の同期信号が用いられることで、PCカードから再生さ
れ伸長された画像データをテレビジョン信号形態として
電子ビューファインダー44で表示させることができ
る。
【0081】そして、再生時には図12、図13のよう
に必要部位のみ電源がオンとされて消費電力が削減され
るとともに、このような電力節約はユーザーが全く電源
操作を意識しないで実行され、従ってユーザーに操作負
担をかけることなく電力節約が有効に行なわれる。また
メモリブロック50がシグナルジェネレータ52を備え
ていることで、再生時に撮影回路ブロック10を動作さ
せることは全く不要となり、これによって撮影回路ブロ
ック10の全体をパワーオフしてもよいことになる。つ
まり、電力節約をより効果的に行なうことができる。
【0082】8.データ転送出力時の状態 次に、撮影した画像をコンピュータやテレビジョンモニ
タなどの外部機器に転送する時の電源操作に関して説明
する。なお、上述したように、LCDユニット71を用
いて再生画像表示を行なうことができるように構成した
場合は、その動作時の電源制御に関しては、ここで説明
する電源処理を行なえばよい。
【0083】メインスイッチ33がパワーセーブもしく
はパワーオンの位置にセットされている場合は、ユーザ
ーはそのまま電源操作を行なうことなく、外部機器から
の操作もしくはモード/再生キー72による操作を行な
うことで、PCカードに記録されている撮影画像をイン
ターフェース部64から外部機器に転送出力させること
ができる。メインスイッチ33がパワーオン位置にセッ
トされているときは、再生操作の際にも電源状態は変更
されず、つまり図11の撮影可能状態のまま転送出力動
作が行なわれるが、メインスイッチ33がパワーセーブ
位置にセットされているときは、以下説明するように消
費電力削減のための処理が行なわれる。ただし、メイン
スイッチ33がパワーオン位置とされているときでも、
転送出力時には以下の消費電力削減のための処理が行な
われるようにしてもよい。
【0084】転送出力の際には、画像処理コントローラ
61は図6の電源処理を実行する。まず、その時点にお
いて、電源状態が図9のパワーセーブ状態であるか、も
しくは図11の撮影可能状態であるかを確認する(F301,
F302) 。メインスイッチ33がパワーセーブ位置にセッ
トされているときは、再生操作の際の電源状態は図9の
パワーセーブ状態である場合と図11の撮影可能状態で
ある場合のいづれかである。
【0085】再生操作時点の電源状態が図9のパワーセ
ーブ状態であったと判断した場合は、ステップF304の処
理を実行する。即ち画像処理コントローラ61はスイッ
チ90をオンとし、メモリブロック50をパワーオンと
する。
【0086】これにより、電源回路系は図9のパワーセ
ーブ状態から図14に示すPC画像転送状態に切り換え
られることになる。即ち図15の信号系回路において示
すように、レンズブロック1、CCD4,撮影回路ブロ
ック10、ストロボユニット36、EVFブロック40
という、転送時には不要となる回路部がパワーオフとさ
れている状態になる。
【0087】また、転送出力時に図6のステップF302で
電源状態が図11の撮影可能状態であったと判断した場
合は、ステップF303の処理を実行する。即ち画像処理コ
ントローラ61は、カメラコントローラ31に対してレ
ンズブロック1、CCD4、撮影回路ブロック10、ス
トロボユニット36、EVFブロック40のパワーオフ
を要求し、これに応じてカメラコントローラ31はスイ
ッチ82、84、86をオフとする。これにより、電源
回路系は図11の撮影可能状態から図14に示すPC画
像転送状態に切り換えられることになる。
【0088】図14、図15に示すようなPC画像転送
状態では、主に画像コントロールブロック60、PCカ
ードドライバ66、インターフェース部64、メモリブ
ロック50による動作で、上述した撮影画像の転送出力
動作が実行されることになる。
【0089】このとき撮影回路ブロック10のシグナル
ジェネレータ19は機能していないが、この場合はメモ
リブロック50内のシグナルジェネレータ52からの同
期信号が用いられることで、PCカードから再生され伸
長された画像データをテレビジョン信号形態としてイン
ターフェース部64、コネクタ65から外部機器に対し
て出力することができる。
【0090】そして、転送出力時には図14、図15の
ように必要部位のみ電源がオンとされて消費電力が削減
されるとともに、このような電力節約はユーザーが全く
電源操作を意識しないで実行され、従ってユーザーに操
作負担をかけることなく電力節約が有効に行なわれる。
またメモリブロック50がシグナルジェネレータ52を
備えていることで、再生時に撮影回路ブロック10を動
作させることは全く不要となり、これによって撮影回路
ブロック10の全体をパワーオフしてもよいことにな
る。つまり、電力節約をより効果的に行なうことができ
る。また、画像処理コントローラ61とカメラコントロ
ーラ31で電源処理負担を分けあえることで画像処理コ
ントローラ61の処理負担が軽減され、これにより、転
送出力処理を高速化することも実現できる。
【0091】以上、実施の形態としての電力制御動作に
ついて説明してきたが、本例とは異なる回路構成のデジ
タルスチルカメラであっても、その回路構成に応じて本
発明の要旨となる技術を導入することで、電力消費の効
果的な削減及びこれに伴ったバッテリーの長寿命化を実
現できる。
【0092】さらに上記例ではPCカードを記録媒体と
して用いるデジタルスチルカメラとして説明したが、光
ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスクなどの書込可
能な記録媒体であれば、PCカードに代えて採用できる
ことはいうまでもない。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明の撮影装置
は、撮影制御手段と記録制御手段は、省電力モードの動
作として、撮影待機時に撮影手段と記録手段の電源オフ
制御を行ない、撮影操作部の操作に応じて撮影手段と記
録手段の電源オン制御を行なって撮影及び記録動作を実
行させることができるようにしたため、ユーザーが電源
操作を全く意識することなく、自動的に、こまめに不要
部分のパワーがオフとされ、消費電力が大幅に節約され
ることになり、これによってバッテリーの長寿命化、バ
ッテリーによる駆動可能時間の大幅な延長という効果が
得られる。
【0094】また、ユーザーに電力節約のための操作負
担をかけず、これによって操作性を向上させるとともに
最も有効な電力節約が実現される。特に自動的に電力節
約動作が行なわれるため、ユーザーの電源操作忘れなど
により無駄に電力が消費されることはなくなる。さら
に、撮影制御手段と記録制御手段という2つの制御手段
がそれぞれ回路系を分担して撮影動作制御や電源制御を
行なうことで、各制御手段の処理負担が軽減され、処理
時間が遅くなるということもない。
【0095】また、撮影操作部は2段階の操作が可能な
操作子として構成され、撮影制御手段と前記記録制御手
段は、省電力モードにおける撮影待機時に、撮影操作部
の1段階目の操作に応じて撮影手段と記録手段の電源オ
ン制御を行ない、撮影操作部の2段階目の操作に応じて
撮影及び記録動作を実行させることで、撮影前の待機時
などに有効な電力節約を実行できるとともに、これもユ
ーザーに電源操作負担をかけないものとすることができ
る。
【0096】また省電力モードにおいて撮影手段と記録
手段が電源オンとされているときに、所定時間操作が行
なわれなかった場合は、撮影手段と記録手段を電源オフ
として撮影待機状態に戻すことで、こまめに電力節約が
実行でき、より有効な消費電力削減動作となる。
【0097】また本発明では、撮影制御手段と記録再生
制御手段は、再生操作部の操作により再生動作が指示さ
れた場合は、撮影手段の電源オフ制御を行なうようにし
ている。このため、再生時に関してもユーザーに操作負
担をかけることなく電力節約を行なうことができるとい
う効果がある。
【0098】また記録再生手段は、撮影手段の同期信号
発生部とは独立した同期信号発生部を有し、その同期信
号発生部からの同期信号を用いて記録媒体に記録された
撮影画像データを画像信号として再生出力させることが
できるようにしたため、再生時には撮影手段の全体を電
源オフとしてもよいことになり、電力節約をより効果的
に行なうことができる。さらに、撮影制御手段と記録再
生制御手段という2つの制御手段がそれぞれ回路系を分
担して撮影動作制御や電源制御を行なうことで、各制御
手段の処理負担が軽減され、これによって外部機器への
データ転送などの処理も高速化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のデジタルスチルカメラの
正面図、右側面図、平面図、左側面図、底面図、背面図
である。
【図2】実施の形態のデジタルスチルカメラの信号系回
路のブロック図である。
【図3】実施の形態のデジタルスチルカメラの電源系回
路のブロック図である。
【図4】実施の形態のメインスイッチがパワーセーブと
された時のカメラコントローラの電源処理のフローチャ
ートである。
【図5】実施の形態の再生時の画像処理コントローラの
電源処理のフローチャートである。
【図6】実施の形態のPCデータ転送時の画像処理コン
トローラの電源処理のフローチャートである。
【図7】実施の形態のパワーオフ状態での電源系回路の
説明図である。
【図8】実施の形態のパワーオフ状態での信号系回路の
説明図である。
【図9】実施の形態のパワーセーブ状態での電源系回路
の説明図である。
【図10】実施の形態のパワーセーブ状態での信号系回
路の説明図である。
【図11】実施の形態の撮影可能状態での電源系回路の
説明図である。
【図12】実施の形態の再生状態での電源系回路の説明
図である。
【図13】実施の形態の再生状態での信号系回路の説明
図である。
【図14】実施の形態のPC画像転送状態での電源系回
路の説明図である。
【図15】実施の形態のPC画像転送状態での信号系回
路の説明図である。
【符号の説明】
1 レンズブロック、2 レンズ系、3 レンズドライ
バ、4 CCD、10撮影回路ブロック、11A,11
B サンプルホールド/AGC回路、12A,12B
A/D変換器、13 水平垂直ドライバ、14 パイロ
ット信号発生部、15 ゲイン制御部、16 タイミン
グ発生部、17 D/A変換器、18SP、19,52
シグナルジェネレータ、30 カメラコントロールブ
ロック、31 カメラコントローラ、32,63 EE
P−ROM、33 メインスイッチ、34 レリーズス
イッチ、35 リセット回路、36 ストロボユニッ
ト、40 EFVブロック40、41 キャラクタジェ
ネレータ、42 D/A変換器、43 ビデオエンコー
ダ、44 電子ビューファインダー、50 メモリブロ
ック、51 メモリコントローラ、53,54 D−R
AM、55 圧縮/伸長回路 60 画像処理コントロ
ールブロック、61 画像処理コントローラ、62 R
AM、64 インターフェース部、66 PCカードド
ライバ、70LCDブロック、71 LCDユニット、
72 モード/再生キー、80 メインバッテリー、8
1 時計用バッテリー、82,84,86,88,9
0,92,93,94 スイッチ、83 DC/DCコ
ンバータ、85,87,89,91 レギュレータ、B
T 通信バス、B1 制御バス、B2 制御/データバ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電変換素子により撮影画像を電気信号
    としての画像データとして取り込む撮影手段と、 前記撮影手段により取り込まれた画像データに対して所
    要の処理を行ない、撮影画像データとして記録媒体に記
    録することができる記録手段と、 撮影操作部と、 前記撮影手段における撮影動作の制御を行なう撮影制御
    手段と、 前記記録手段における記録動作の制御を行なう記録制御
    手段と、 を備えるとともに、 前記撮影制御手段と前記記録制御手段は、省電力モード
    の動作として、撮影待機時に前記撮影手段と前記記録手
    段の電源オフ制御を行ない、前記撮影操作部の操作に応
    じて前記撮影手段と前記記録手段の電源オン制御を行な
    って撮影及び記録動作を実行させることができるように
    構成されたことを特徴とする撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記撮影操作部は2段階の操作が可能な
    操作子として構成され、前記撮影制御手段と前記記録制
    御手段は、省電力モードにおける撮影待機時に、前記撮
    影操作部の1段階目の操作に応じて前記撮影手段と前記
    記録手段の電源オン制御を行ない、前記撮影操作部の2
    段階目の操作に応じて撮影及び記録動作を実行させるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記撮影制御手段と前記記録制御手段
    は、省電力モードにおいて前記撮影手段と前記記録手段
    が電源オンとされているときに、所定時間操作が行なわ
    れなかった場合は、前記撮影手段と前記記録手段を電源
    オフとして撮影待機状態に戻すことができるように構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の撮影装
    置。
  4. 【請求項4】 光電変換素子により撮影画像を電気信号
    としての画像データとして取り込む撮影手段と、 前記撮影手段により取り込まれた画像データに対して所
    要の処理を行ない、撮影画像データとして記録媒体に記
    録するとともに、内部の同期信号発生部からの同期信号
    を用いて記録媒体に記録された撮影画像データを画像信
    号として再生出力させることができる記録再生手段と、 再生操作部と、 前記撮影手段における撮影動作の制御を行なう撮影制御
    手段と、 前記記録再生手段における記録再生動作の制御を行なう
    記録再生制御手段と、 を備えるとともに、 前記撮影制御手段と前記記録再生制御手段は、再生操作
    部の操作により再生動作が指示された場合は、前記撮影
    手段の電源オフ制御を行なうように構成されたことを特
    徴とする撮影装置。
JP8048413A 1996-02-13 1996-02-13 撮影装置 Withdrawn JPH09219806A (ja)

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