JP2000023004A - デジタルカメラ - Google Patents
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- JP2000023004A JP2000023004A JP10186201A JP18620198A JP2000023004A JP 2000023004 A JP2000023004 A JP 2000023004A JP 10186201 A JP10186201 A JP 10186201A JP 18620198 A JP18620198 A JP 18620198A JP 2000023004 A JP2000023004 A JP 2000023004A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 テレビ放送を受信してその映像を表示するこ
とができるデジタルカメラを提供する。 【解決手段】 カメラモードでは、レンズ301を通し
てCCDカラーエリアセンサ303に結像した画像が、
A/D変換器205でデジタル画像信号に変換され、黒
レベル補正回路206、WB回路207、γ補正回路2
08にて必要な処理を受けた後、表示部10に表示され
る。テレビモードでは、デジタルカメラ1に設けられた
アンテナANTからのテレビ信号をチューナT1で受信
し、映像信号と音声とを出力する。音声信号はアンプT
5により増幅され、スピーカSPにより出力される。映
像信号は、遅延回路T2を介した奇数フレームと遅延回
路T2を介さない偶数フレームとが合成回路T3によっ
て合成され1枚の画像とされた後、A/D変換器205
に入力される。その後、カメラモードと同様の処理を経
て、画像メモリ209−1に一時記憶され、表示部10
にテレビ映像が表示される。
とができるデジタルカメラを提供する。 【解決手段】 カメラモードでは、レンズ301を通し
てCCDカラーエリアセンサ303に結像した画像が、
A/D変換器205でデジタル画像信号に変換され、黒
レベル補正回路206、WB回路207、γ補正回路2
08にて必要な処理を受けた後、表示部10に表示され
る。テレビモードでは、デジタルカメラ1に設けられた
アンテナANTからのテレビ信号をチューナT1で受信
し、映像信号と音声とを出力する。音声信号はアンプT
5により増幅され、スピーカSPにより出力される。映
像信号は、遅延回路T2を介した奇数フレームと遅延回
路T2を介さない偶数フレームとが合成回路T3によっ
て合成され1枚の画像とされた後、A/D変換器205
に入力される。その後、カメラモードと同様の処理を経
て、画像メモリ209−1に一時記憶され、表示部10
にテレビ映像が表示される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像素子によって
撮影された画像の画像信号をデジタル画像信号に変換し
てメモリカード等の記憶装置に記憶するデジタルカメラ
に関する。
撮影された画像の画像信号をデジタル画像信号に変換し
てメモリカード等の記憶装置に記憶するデジタルカメラ
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタルカメラは、撮像素子に
よって撮影された画像の画像信号をデジタル画像信号に
変換し、該デジタル画像信号をフロッピディスクやメモ
リカード等の記録媒体に記録する構成を有しており、い
わゆる銀塩フィルムを使用する従来のカメラとは異な
り、撮影した画像を即時に表示させてその画像を見るこ
とができる。このため、デジタルカメラは単なる撮影ツ
ールとしてだけでなく、データを記録するための携帯可
能なツールとして、例えば、各種の掲示板や交通機関の
時刻表のメモないしは記録等の手段としても用いられて
いる。また、デジタルカメラは、撮影した画像データを
パーソナルコンピュータに取り込んで、その画像データ
を自由に加工、編集することができる。このため、デジ
タルカメラは、パーソナルコンピュータの普及に伴っ
て、急速に普及しようとしている。
よって撮影された画像の画像信号をデジタル画像信号に
変換し、該デジタル画像信号をフロッピディスクやメモ
リカード等の記録媒体に記録する構成を有しており、い
わゆる銀塩フィルムを使用する従来のカメラとは異な
り、撮影した画像を即時に表示させてその画像を見るこ
とができる。このため、デジタルカメラは単なる撮影ツ
ールとしてだけでなく、データを記録するための携帯可
能なツールとして、例えば、各種の掲示板や交通機関の
時刻表のメモないしは記録等の手段としても用いられて
いる。また、デジタルカメラは、撮影した画像データを
パーソナルコンピュータに取り込んで、その画像データ
を自由に加工、編集することができる。このため、デジ
タルカメラは、パーソナルコンピュータの普及に伴っ
て、急速に普及しようとしている。
【0003】一方、身近な情報源としてテレビ放送が存
在し、近年、液晶表示装置を用いた携帯に便利な小型の
携帯型のテレビも普及している。このような携帯型のテ
レビは、単に旅行や観光の際に撮影を目的としてデジタ
ルカメラを携帯するときでも、移動の際の娯楽としてテ
レビ放送を鑑賞するために、デジタルカメラとともに携
帯されている。
在し、近年、液晶表示装置を用いた携帯に便利な小型の
携帯型のテレビも普及している。このような携帯型のテ
レビは、単に旅行や観光の際に撮影を目的としてデジタ
ルカメラを携帯するときでも、移動の際の娯楽としてテ
レビ放送を鑑賞するために、デジタルカメラとともに携
帯されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、情報記録の
ツールとしてデジタルカメラしか携帯していないとき
に、テレビ放送により天気情報等の何らかの情報を得る
必要が生じたり、テレビ放送を鑑賞したくなることがあ
っても、従来のデジタルカメラではテレビ放送は受信す
ることができなかった。従って、このようなときには、
デジタルカメラに加えて携帯型のテレビを携帯する必要
があった。
ツールとしてデジタルカメラしか携帯していないとき
に、テレビ放送により天気情報等の何らかの情報を得る
必要が生じたり、テレビ放送を鑑賞したくなることがあ
っても、従来のデジタルカメラではテレビ放送は受信す
ることができなかった。従って、このようなときには、
デジタルカメラに加えて携帯型のテレビを携帯する必要
があった。
【0005】本発明の目的は、上記従来のデジタルカメ
ラが有している問題点を解決するためになされたもの
で、テレビ放送を受信してその映像を表示することがで
きるデジタルカメラを提供することにある。
ラが有している問題点を解決するためになされたもの
で、テレビ放送を受信してその映像を表示することがで
きるデジタルカメラを提供することにある。
【0006】本発明のいま一つの目的は、上記目的に加
えて、複数フレームのテレビ画像を取り込んで表示する
ことができ、かつ被写体を短い時間間隔をおいて連写可
能なデジタルカメラを提供することにある。
えて、複数フレームのテレビ画像を取り込んで表示する
ことができ、かつ被写体を短い時間間隔をおいて連写可
能なデジタルカメラを提供することにある。
【0007】本発明のさらにいま一つの目的は、上記目
的に加えて、構造が簡単で低コストのデジタルカメラを
提供することにある。
的に加えて、構造が簡単で低コストのデジタルカメラを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、撮像素子によって撮影され
た画像の画像信号をデジタル画像信号に変換して記憶手
段に記憶するデジタルカメラにおいて、上記デジタル画
像信号を画像として表示する表示部と、テレビ放送を受
信するためのチューナとを備え、該チューナから出力さ
れる映像信号を上記表示部に表示するテレビモードと、
上記撮像素子からの画像信号を上記表示部に表示するカ
メラモードとを有し、かつ、上記テレビモードとカメラ
モードとを切り替える切替手段を備えたことを特徴とす
る。
め、請求項1に係る発明は、撮像素子によって撮影され
た画像の画像信号をデジタル画像信号に変換して記憶手
段に記憶するデジタルカメラにおいて、上記デジタル画
像信号を画像として表示する表示部と、テレビ放送を受
信するためのチューナとを備え、該チューナから出力さ
れる映像信号を上記表示部に表示するテレビモードと、
上記撮像素子からの画像信号を上記表示部に表示するカ
メラモードとを有し、かつ、上記テレビモードとカメラ
モードとを切り替える切替手段を備えたことを特徴とす
る。
【0009】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載のデジタルカメラにおいて、複数フレーム分の画像
を保管するための画像メモリを備えていることを特徴と
する。
記載のデジタルカメラにおいて、複数フレーム分の画像
を保管するための画像メモリを備えていることを特徴と
する。
【0010】さらに、請求項3に係る発明は、請求項1
に記載のデジタルカメラにおいて、上記デジタル画像信
号を生成するとともに補正処理する映像制御回路を備
え、該映像制御回路を上記テレビモードとカメラモード
とで兼用し、選択されたモードによって上記補正処理回
路のパラメータを切り替えることを特徴とする。
に記載のデジタルカメラにおいて、上記デジタル画像信
号を生成するとともに補正処理する映像制御回路を備
え、該映像制御回路を上記テレビモードとカメラモード
とで兼用し、選択されたモードによって上記補正処理回
路のパラメータを切り替えることを特徴とする。
【0011】
【作用】上記切替手段によりテレビモードとカメラモー
ドとが切り替えられる。テレビモードに切り替えられる
と、上記チューナから出力される映像信号が表示部に表
示される。また、カメラモードに切り替えられと、上記
撮像素子からの画像信号が表示部に表示される。これに
より、上記表示部には撮像素子で撮像された画像に加え
て、テレビ放送の映像を表示することができる。
ドとが切り替えられる。テレビモードに切り替えられる
と、上記チューナから出力される映像信号が表示部に表
示される。また、カメラモードに切り替えられと、上記
撮像素子からの画像信号が表示部に表示される。これに
より、上記表示部には撮像素子で撮像された画像に加え
て、テレビ放送の映像を表示することができる。
【0012】上記画像メモリは複数フレーム分の映像を
一時的に保管するバッファメモリの機能を有している。
テレビモードでは、上記画像メモリは、テレビ放送の映
像信号を複数フレーム分取り込んでそれを静止画として
表示部に表示させたり、記憶手段に記憶させる。また、
カメラモードでは、上記画像メモリは、連写により撮影
された画像を順次取り込み、それらを記憶手段に記憶さ
せたり、表示部に表示させる。
一時的に保管するバッファメモリの機能を有している。
テレビモードでは、上記画像メモリは、テレビ放送の映
像信号を複数フレーム分取り込んでそれを静止画として
表示部に表示させたり、記憶手段に記憶させる。また、
カメラモードでは、上記画像メモリは、連写により撮影
された画像を順次取り込み、それらを記憶手段に記憶さ
せたり、表示部に表示させる。
【0013】上記映像制御回路は、テレビモードとカメ
ラモードとで兼用され、選択されたモードに応じてその
パラメータを切り替えることにより、テレビモードとカ
メラモードのデジタル画像信号の補正を行う。
ラモードとで兼用され、選択されたモードに応じてその
パラメータを切り替えることにより、テレビモードとカ
メラモードのデジタル画像信号の補正を行う。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
るデジタルカメラの実施の形態について説明する。
るデジタルカメラの実施の形態について説明する。
【0015】以下では、本発明の一つの実施形態を、
(デジタルカメラの全体構成)、(回路ブロック構成)
および(操作)に項を分けて説明する。
(デジタルカメラの全体構成)、(回路ブロック構成)
および(操作)に項を分けて説明する。
【0016】(デジタルカメラの全体構成)図1ないし
図3に示すように、デジタルカメラ1は、箱型のカメラ
本体部2と直方体状の撮像部3とから構成されている。
撮像部3は、デジタルカメラ1の正面から見てカメラ本
体部2の右側面に着脱可能、かつ、この右側面と平行な
面内に回転可能に装着されている。
図3に示すように、デジタルカメラ1は、箱型のカメラ
本体部2と直方体状の撮像部3とから構成されている。
撮像部3は、デジタルカメラ1の正面から見てカメラ本
体部2の右側面に着脱可能、かつ、この右側面と平行な
面内に回転可能に装着されている。
【0017】上記カメラ本体部2は、主として撮像部3
で取り込まれた画像の画像信号に所定の信号処理を施し
た後、LCD(液晶表示素子)からなる表示部10への
表示、メモリカード8への記録、パーソナルコンピュー
タ19への転送等の処理を行う。
で取り込まれた画像の画像信号に所定の信号処理を施し
た後、LCD(液晶表示素子)からなる表示部10への
表示、メモリカード8への記録、パーソナルコンピュー
タ19への転送等の処理を行う。
【0018】一方、撮像部3は、マクロズームからなる
図4に示す撮影レンズ301およびCCD(電荷結合素
子)等の光電変換素子からなるCCDカラーエリアセン
サ303を有する撮像装置302を備え、被写体の光学
像をCCDの各画素で光電変換された電荷信号により構
成される画像に変換して取り込むものである。また、撮
像部3内の適所にフラッシュ光の被写体からの反射光を
受光する調光センサ305を備えた調光回路304(図
4参照)が設けられている。
図4に示す撮影レンズ301およびCCD(電荷結合素
子)等の光電変換素子からなるCCDカラーエリアセン
サ303を有する撮像装置302を備え、被写体の光学
像をCCDの各画素で光電変換された電荷信号により構
成される画像に変換して取り込むものである。また、撮
像部3内の適所にフラッシュ光の被写体からの反射光を
受光する調光センサ305を備えた調光回路304(図
4参照)が設けられている。
【0019】カメラ本体部2の正面には、図1に示すよ
うに、左端部の適所にグリップ部4が設けられ、右端部
の上部適所に内蔵フラッシュ5が設けられている。ま
た、カメラ本体部2の上面には、図3に示すように、ほ
ぼ中央に記録画像を再生する際のコマ送り用のスイッチ
6,7が設けられている。スイッチ6は、記録画像をコ
マ番号が増大する方向(撮影順の方向)にコマ送りする
ためのスイッチ(以下、UPスイッチと記す。)であ
り、スイッチ7は、記録画像をコマ番号が減少する方向
にコマ送りするためのスイッチ(以下、DOWNスイッ
チと記す。)である。また、図2に示すように、背面側
から見てDOWNスイッチ7の左側にメモりカード8に
記録された画像を消去するための消去スイッチDが設け
られ、UPスイッチ6の右側にシャッタボタン9が設け
られている。
うに、左端部の適所にグリップ部4が設けられ、右端部
の上部適所に内蔵フラッシュ5が設けられている。ま
た、カメラ本体部2の上面には、図3に示すように、ほ
ぼ中央に記録画像を再生する際のコマ送り用のスイッチ
6,7が設けられている。スイッチ6は、記録画像をコ
マ番号が増大する方向(撮影順の方向)にコマ送りする
ためのスイッチ(以下、UPスイッチと記す。)であ
り、スイッチ7は、記録画像をコマ番号が減少する方向
にコマ送りするためのスイッチ(以下、DOWNスイッ
チと記す。)である。また、図2に示すように、背面側
から見てDOWNスイッチ7の左側にメモりカード8に
記録された画像を消去するための消去スイッチDが設け
られ、UPスイッチ6の右側にシャッタボタン9が設け
られている。
【0020】カメラ本体部2の背面には、図2に示すよ
うに、左端部のほぼ中央に撮影画像のモニタ表示(ビュ
ーファインダに相当)および記録画像の再生表示等を行
うための表示部10が設けられている。また、表示部1
0の下方位置には、メモリカード8に記録される画像デ
ータの圧縮率Kを切り替え設定するための圧縮率設定ス
イッチ12と、スピーカSPと、テレビモード、カメラ
モードを切り替える切替スライドスイッチTVとが設け
られている。該切替スライドスイッチTVを右側へスラ
イドするとデジタルカメラモードになり、左側にスライ
ドするとテレビモードになる。さらに、シーソ式のチャ
ンネル選択用キー21、パーソナルコンピュータ19
(図4参照)が接続される接続端子13、電源スイッチ
PSが設けられている。
うに、左端部のほぼ中央に撮影画像のモニタ表示(ビュ
ーファインダに相当)および記録画像の再生表示等を行
うための表示部10が設けられている。また、表示部1
0の下方位置には、メモリカード8に記録される画像デ
ータの圧縮率Kを切り替え設定するための圧縮率設定ス
イッチ12と、スピーカSPと、テレビモード、カメラ
モードを切り替える切替スライドスイッチTVとが設け
られている。該切替スライドスイッチTVを右側へスラ
イドするとデジタルカメラモードになり、左側にスライ
ドするとテレビモードになる。さらに、シーソ式のチャ
ンネル選択用キー21、パーソナルコンピュータ19
(図4参照)が接続される接続端子13、電源スイッチ
PSが設けられている。
【0021】上記デジタルカメラ1は、フラッシュ発光
に関するモードとして被写体輝度に応じて自動的に内蔵
フラッシュ5を発光させる「自動発光モード」、被写体
輝度に関係なく内蔵フラッシュ5を強制的に発光させる
「強制発光モード」および内蔵フラッシュ5の発光を禁
止する「発光禁止モード」を有しており、FLモード設
定スイッチ11を押す毎に「自動発光」、「強制発光」
および「発光禁止」の各モードがサイクリックに切り替
わり、いずれかのモードが選択設定されるようになって
いる。
に関するモードとして被写体輝度に応じて自動的に内蔵
フラッシュ5を発光させる「自動発光モード」、被写体
輝度に関係なく内蔵フラッシュ5を強制的に発光させる
「強制発光モード」および内蔵フラッシュ5の発光を禁
止する「発光禁止モード」を有しており、FLモード設
定スイッチ11を押す毎に「自動発光」、「強制発光」
および「発光禁止」の各モードがサイクリックに切り替
わり、いずれかのモードが選択設定されるようになって
いる。
【0022】また、上記デジタルカメラ1では、1/8
と1/20の2種類の圧縮率Kが選択可能になってお
り、例えば圧縮率設定スイッチ12を右側にスライドす
ると、圧縮率1/8が設定され、左側にスライドする
と、圧縮率K=1/20が設定される。なお、本実施の
形態では、このように2種類の圧縮率Kが選択設定でき
るようにしているが、3種類以上の圧縮率Kを設定する
ようにすることもできる。
と1/20の2種類の圧縮率Kが選択可能になってお
り、例えば圧縮率設定スイッチ12を右側にスライドす
ると、圧縮率1/8が設定され、左側にスライドする
と、圧縮率K=1/20が設定される。なお、本実施の
形態では、このように2種類の圧縮率Kが選択設定でき
るようにしているが、3種類以上の圧縮率Kを設定する
ようにすることもできる。
【0023】さらに、カメラ本体部2の背面の右端上部
には、「撮影モード」と「再生モード」とを切替設定す
る撮影/再生モード設定スイッチ14が設けられてい
る。撮影モードは写真撮影を行うモードであり、再生モ
ードはメモリカード8に記録された撮影画像を表示部1
0に再生表示するモードである。撮影/再生モード設定
スイッチ14も2接点のスライドスイッチからなり、例
えば右側にスライドすると再生モードが設定され、左側
にスライドすると撮影モードが設定される。
には、「撮影モード」と「再生モード」とを切替設定す
る撮影/再生モード設定スイッチ14が設けられてい
る。撮影モードは写真撮影を行うモードであり、再生モ
ードはメモリカード8に記録された撮影画像を表示部1
0に再生表示するモードである。撮影/再生モード設定
スイッチ14も2接点のスライドスイッチからなり、例
えば右側にスライドすると再生モードが設定され、左側
にスライドすると撮影モードが設定される。
【0024】カメラ本体部2の底面には、電池装填室1
8とメモリカード8のカード装填室17とが設けられ、
両装填室17,18の装填口は、図1で矢印Aで示すよ
うに、グラムシェルタイプの蓋15により閉塞されるよ
うになっている。本実施の形態のデジタルカメラ1は、
4本の単三形乾電池を直列接続してなる電源電池を駆動
源としている。
8とメモリカード8のカード装填室17とが設けられ、
両装填室17,18の装填口は、図1で矢印Aで示すよ
うに、グラムシェルタイプの蓋15により閉塞されるよ
うになっている。本実施の形態のデジタルカメラ1は、
4本の単三形乾電池を直列接続してなる電源電池を駆動
源としている。
【0025】(回路ブロック構成)図4において、切替
スライドスイッチTVに連動してデジタルカメラモード
とテレビモードとを切り替える内部切替スイッチT4
は、カメラモードにおいては、実線側になっており、C
CDカラーエリアセンサ303は、撮影レンズ310に
より結像された被写体の構造を、R(赤)、G(緑)、
B(青)の色成分の画像信号(各画素で受光された画素
信号の信号列からなる信号)に光電変換して出力する。
スライドスイッチTVに連動してデジタルカメラモード
とテレビモードとを切り替える内部切替スイッチT4
は、カメラモードにおいては、実線側になっており、C
CDカラーエリアセンサ303は、撮影レンズ310に
より結像された被写体の構造を、R(赤)、G(緑)、
B(青)の色成分の画像信号(各画素で受光された画素
信号の信号列からなる信号)に光電変換して出力する。
【0026】上記デジタルカメラ1は絞りが固定絞りと
なっているので、撮像部3における露出制御は、CCD
カラーエリアセンサ303の露光量、すなわち、シャッ
タスピードに相当するCCDカラーエリアセンサ303
の電荷蓄積時間を調節することにより行われる。被写体
輝度が低輝度のときに適切なシャッタスピードが設定で
きない場合は、CCDカラーエリアセンサ303から出
力される画像信号のレベル調整を行うことにより露光不
足による不適正露出が補正される。すなわち、低輝度時
は、シャッタスピードとゲイン調整とを組み合わせて露
出制御が行われる。画像信号のレベル調整は、信号処理
回路313内のAGC回路のゲイン調整において行われ
る。
なっているので、撮像部3における露出制御は、CCD
カラーエリアセンサ303の露光量、すなわち、シャッ
タスピードに相当するCCDカラーエリアセンサ303
の電荷蓄積時間を調節することにより行われる。被写体
輝度が低輝度のときに適切なシャッタスピードが設定で
きない場合は、CCDカラーエリアセンサ303から出
力される画像信号のレベル調整を行うことにより露光不
足による不適正露出が補正される。すなわち、低輝度時
は、シャッタスピードとゲイン調整とを組み合わせて露
出制御が行われる。画像信号のレベル調整は、信号処理
回路313内のAGC回路のゲイン調整において行われ
る。
【0027】タイミングジェネレータ314は、タイミ
ング制御回路202から送信される基準クロックに基づ
き上記CCDカラーエリアセンサ303の駆動制御信号
を生成するものである。上記タイミングジェネレータ3
14は、積分開始/終了(露出開始/終了)のタイミン
グ信号、各画素の受光信号の読出制御信号(水平同期信
号、垂直同期信号、転送信号等)等のクロック信号を生
成し、CCDカラーエリアセンサ303に出力する。
ング制御回路202から送信される基準クロックに基づ
き上記CCDカラーエリアセンサ303の駆動制御信号
を生成するものである。上記タイミングジェネレータ3
14は、積分開始/終了(露出開始/終了)のタイミン
グ信号、各画素の受光信号の読出制御信号(水平同期信
号、垂直同期信号、転送信号等)等のクロック信号を生
成し、CCDカラーエリアセンサ303に出力する。
【0028】信号処理回路313は、CCDカラーエリ
アセンサ303から出力される画像信号(アナログ信
号)に所定のアナログ信号処理を施すものである。信号
処理回路313は、CDS(相関二重サンプリング)回
路とAGC(オートマチック・ゲイン・コントロール)
回路とを有し、上記CDS回路により画像信号のノイズ
の低減を行い、上記AGC回路のゲインを調整すること
により画像信号のレベル調整を行う。
アセンサ303から出力される画像信号(アナログ信
号)に所定のアナログ信号処理を施すものである。信号
処理回路313は、CDS(相関二重サンプリング)回
路とAGC(オートマチック・ゲイン・コントロール)
回路とを有し、上記CDS回路により画像信号のノイズ
の低減を行い、上記AGC回路のゲインを調整すること
により画像信号のレベル調整を行う。
【0029】調光回路304は、フラッシュ撮影におけ
る内蔵フラッシュ5の発光量を全体制御部211により
設定された所定の発光量に制御するものである。フラッ
シュ撮影においては、露出開始と同時に被写体からのフ
ラッシュ光の反射光が調光センサ305により受光さ
れ、上記発光量が所定の発光量に達すると、調光回路3
04から全体制御部211内に設けられたFL制御回路
に発光停止信号が出力される。FL制御回路は、この発
光停止信号に応答して内蔵フラッシュ5の発光を強制的
に停止し、これにより内蔵フラッシュ5の発光量が所定
の発光量に制御される。
る内蔵フラッシュ5の発光量を全体制御部211により
設定された所定の発光量に制御するものである。フラッ
シュ撮影においては、露出開始と同時に被写体からのフ
ラッシュ光の反射光が調光センサ305により受光さ
れ、上記発光量が所定の発光量に達すると、調光回路3
04から全体制御部211内に設けられたFL制御回路
に発光停止信号が出力される。FL制御回路は、この発
光停止信号に応答して内蔵フラッシュ5の発光を強制的
に停止し、これにより内蔵フラッシュ5の発光量が所定
の発光量に制御される。
【0030】カメラ本体部2内において、A/D変換器
205は、画像信号の各画素信号を10ビットのデジタ
ル信号に変換するものである。A/D変換器205は、
図示しないA/Dクロック発生回路から入力されるA/
D変換用のクロックに基づいて各画素信号(アナログ信
号)を10ビットのデジタル信号に変換する。
205は、画像信号の各画素信号を10ビットのデジタ
ル信号に変換するものである。A/D変換器205は、
図示しないA/Dクロック発生回路から入力されるA/
D変換用のクロックに基づいて各画素信号(アナログ信
号)を10ビットのデジタル信号に変換する。
【0031】カメラ本体部2内には、基準クロックを生
成するとともに、タイミングジェネレータ314、A/
D変換器205に対するクロックを生成するタイミング
制御回路202が設けられている。タイミング制御回路
202は、全体制御部211により制御される。
成するとともに、タイミングジェネレータ314、A/
D変換器205に対するクロックを生成するタイミング
制御回路202が設けられている。タイミング制御回路
202は、全体制御部211により制御される。
【0032】黒レベル補正回路206は、A/D変換さ
れた画素信号(以下、画素データという。)の黒レベル
を基準の黒レベルに補正するものである。また、WB回
路207は、γ補正後にホワイトバランスも合わせて調
整されるように、R,B,Gの各色成分の画素データの
レベル変換を行うものである。WB回路207は、全体
制御部211から入力されるレベル変換テーブルを用い
てR,G,Bの各色成分の画素データのレベルを変換す
る。なお、レベル変換テーブルの各色成分の変換係数
(特性の傾き)は全体制御部211により撮影画像毎に
設定される。
れた画素信号(以下、画素データという。)の黒レベル
を基準の黒レベルに補正するものである。また、WB回
路207は、γ補正後にホワイトバランスも合わせて調
整されるように、R,B,Gの各色成分の画素データの
レベル変換を行うものである。WB回路207は、全体
制御部211から入力されるレベル変換テーブルを用い
てR,G,Bの各色成分の画素データのレベルを変換す
る。なお、レベル変換テーブルの各色成分の変換係数
(特性の傾き)は全体制御部211により撮影画像毎に
設定される。
【0033】γ補正回路208は、画素データのγ特性
を補正するものである。γ補正回路208は、γ特性の
異なる例えば6種類のγ補正テーブルを有し、撮影シー
ンや撮影条件に応じて所定のγ補正テーブルにより画素
データのγ補正を行う。以上のA/D変換器205、黒
レベル補正回路206、WB回路207および補正回路
208は映像制御回路220を構成している。
を補正するものである。γ補正回路208は、γ特性の
異なる例えば6種類のγ補正テーブルを有し、撮影シー
ンや撮影条件に応じて所定のγ補正テーブルにより画素
データのγ補正を行う。以上のA/D変換器205、黒
レベル補正回路206、WB回路207および補正回路
208は映像制御回路220を構成している。
【0034】画像メモリ209−1ないし209−16
は、γ補正回路208から出力される画素データを記憶
するメモリである。画像メモリ209−1ないし209
−16の各々は、1フレーム分の記憶容量を有してい
る。すなわち、画像メモリ209−1ないし209−1
6の各々は、CCDカラーエリアセンサ303がn行×
m列の画素を有している場合、n×m画素分の画素デー
タの記憶容量を有し、各画素データが対応する画素位置
に記憶されるようになっている。これらを16フレーム
分備えており、一時的に16コマ分の画像データが記憶
でき、カメラモードでは連写の際に利用される。
は、γ補正回路208から出力される画素データを記憶
するメモリである。画像メモリ209−1ないし209
−16の各々は、1フレーム分の記憶容量を有してい
る。すなわち、画像メモリ209−1ないし209−1
6の各々は、CCDカラーエリアセンサ303がn行×
m列の画素を有している場合、n×m画素分の画素デー
タの記憶容量を有し、各画素データが対応する画素位置
に記憶されるようになっている。これらを16フレーム
分備えており、一時的に16コマ分の画像データが記憶
でき、カメラモードでは連写の際に利用される。
【0035】VRAM210は、LCD表示部10に再
生表示される画像データのバッファメモリである。VR
AM210は、表示部10の画素数に対応した画像デー
タの記憶容量を有している。
生表示される画像データのバッファメモリである。VR
AM210は、表示部10の画素数に対応した画像デー
タの記憶容量を有している。
【0036】モード切替スイッチTVを左側にスライド
すると、デジタルカメラ1はテレビモードになり、内部
切替スイッチT4は、点線側に切り替わる。内部切替ス
イッチT4のこの切替と同時に、A/D変換器205、
黒レベル補正回路206、WB回路207、γ補正回路
208は、テレビの映像信号に対応した値に制御され
る。例えば、γ補正回路208は、テレビモードでは、
カメラモードのときのγ=1.8からγ=2.2にγ値
を切り替え、テレビの映像信号を表示部10で表示され
るように制御する。
すると、デジタルカメラ1はテレビモードになり、内部
切替スイッチT4は、点線側に切り替わる。内部切替ス
イッチT4のこの切替と同時に、A/D変換器205、
黒レベル補正回路206、WB回路207、γ補正回路
208は、テレビの映像信号に対応した値に制御され
る。例えば、γ補正回路208は、テレビモードでは、
カメラモードのときのγ=1.8からγ=2.2にγ値
を切り替え、テレビの映像信号を表示部10で表示され
るように制御する。
【0037】テレビモードにおいては、デジタルカメラ
1に設けられたアンテナANTからのテレビ信号をチュ
ーナT1で受信し、映像信号と音声とを出力する。音声
信号はアンプT5により増幅され、スピーカSPにより
出力される。映像信号は、遅延回路T2を介した奇数フ
レームと遅延回路T2を介さない偶数フレームとが合成
回路T3によって合成され1枚の画像とされた後、既に
述べたA/D変換器205に入力される。その後、黒レ
ベル補正回路206、WB回路207、γ補正回路20
8を介して、画像メモリ209−1に一時記憶される。
この後、カメラモードの場合と同様に、表示部10にテ
レビ映像が表示される。なお、チューナT1のチャンネ
ル選択は、操作部250の操作結果に応じて全体制御部
211によって制御される。
1に設けられたアンテナANTからのテレビ信号をチュ
ーナT1で受信し、映像信号と音声とを出力する。音声
信号はアンプT5により増幅され、スピーカSPにより
出力される。映像信号は、遅延回路T2を介した奇数フ
レームと遅延回路T2を介さない偶数フレームとが合成
回路T3によって合成され1枚の画像とされた後、既に
述べたA/D変換器205に入力される。その後、黒レ
ベル補正回路206、WB回路207、γ補正回路20
8を介して、画像メモリ209−1に一時記憶される。
この後、カメラモードの場合と同様に、表示部10にテ
レビ映像が表示される。なお、チューナT1のチャンネ
ル選択は、操作部250の操作結果に応じて全体制御部
211によって制御される。
【0038】テレビモードにおいては、1秒毎に画像メ
モリ209−1に一時保管されている画像データをその
次の画像メモリ(209−1に対しては209−2、2
09−2に対しては209−3、以下同じ)に転送す
る。画像メモリ209−16に一時保管されている画像
データは結果として上書きされてなくなる。これによっ
て、1秒前、2秒前、…、16秒前の画像を参照するこ
とが可能になる。このことについては後に詳述する。
モリ209−1に一時保管されている画像データをその
次の画像メモリ(209−1に対しては209−2、2
09−2に対しては209−3、以下同じ)に転送す
る。画像メモリ209−16に一時保管されている画像
データは結果として上書きされてなくなる。これによっ
て、1秒前、2秒前、…、16秒前の画像を参照するこ
とが可能になる。このことについては後に詳述する。
【0039】撮影待機状態においては、撮像部3により
1/30(秒)毎に撮像された画像の各画素データがA
/D変換器205ないしγ補正回路208により所定の
信号処理を施された後、画像メモリ209−1ないし2
09−16に記憶されるとともに、全体制御部211を
介してVRAM210に転送され、表示部10に表示さ
れる。これにより撮影者は表示部10に表示された画像
により被写体を視認することができる。また、再生モー
ドにおいては、メモリカード8から読み出された画像が
全体制御部211で所定の信号処理が施された後、VR
AM210に転送され、表示部10に再生表示される。
1/30(秒)毎に撮像された画像の各画素データがA
/D変換器205ないしγ補正回路208により所定の
信号処理を施された後、画像メモリ209−1ないし2
09−16に記憶されるとともに、全体制御部211を
介してVRAM210に転送され、表示部10に表示さ
れる。これにより撮影者は表示部10に表示された画像
により被写体を視認することができる。また、再生モー
ドにおいては、メモリカード8から読み出された画像が
全体制御部211で所定の信号処理が施された後、VR
AM210に転送され、表示部10に再生表示される。
【0040】カードI/F212は、メモリカード8へ
の画像データの書込みおよび画像データの読出しを行う
ためのインターフェースである。また、通信用I/F2
13は、パーソナルコンピュータ19を通信可能に外部
接続するための、例えばUSB規格に準拠したインター
フェースである。
の画像データの書込みおよび画像データの読出しを行う
ためのインターフェースである。また、通信用I/F2
13は、パーソナルコンピュータ19を通信可能に外部
接続するための、例えばUSB規格に準拠したインター
フェースである。
【0041】FL(フラッシュ)制御回路214は、内
蔵フラッシュ5の発光を制御する回路である。FL制御
回路214は、全体制御部211の制御信号に基づき内
蔵フラッシュ5の発光の有無、発光量および発光タイミ
ング等を制御し、調光回路304から入力される発光停
止信号STPに基づき内蔵フラッシュ5の発光量を制御
する。
蔵フラッシュ5の発光を制御する回路である。FL制御
回路214は、全体制御部211の制御信号に基づき内
蔵フラッシュ5の発光の有無、発光量および発光タイミ
ング等を制御し、調光回路304から入力される発光停
止信号STPに基づき内蔵フラッシュ5の発光量を制御
する。
【0042】RTC219は、撮影日時を管理するため
の時計回路であって、図示しない別の電源で駆動され
る。
の時計回路であって、図示しない別の電源で駆動され
る。
【0043】操作部250は、上記したUPスイッチ
6、DOWNスイッチ7、シャッタボタン9、FLモー
ド設定スイッチ11、圧縮率設定スイッチ12、撮影/
再生モード設定スイッチ14、チャンネル選択キー21
に相当するスイッチである。
6、DOWNスイッチ7、シャッタボタン9、FLモー
ド設定スイッチ11、圧縮率設定スイッチ12、撮影/
再生モード設定スイッチ14、チャンネル選択キー21
に相当するスイッチである。
【0044】全体制御部211は、マイクロコンピュー
タからなり、既に説明した撮像部3およびカメラ本体部
2内の各部材の駆動を有機的に制御し、デジタルカメラ
1の撮影動作を統括制御するものである。
タからなり、既に説明した撮像部3およびカメラ本体部
2内の各部材の駆動を有機的に制御し、デジタルカメラ
1の撮影動作を統括制御するものである。
【0045】全体制御部211は、撮影モードにおい
て、シャッタボタン9により撮影が指示されると、撮影
指示後に画像メモリ209−1ないし209−16に取
り込まれた画像のサムネイル画像と圧縮率設定スイッチ
12で設定された圧縮率KによりJPEG方式により圧
縮された圧縮画像とを生成し、撮影画像に関するタグ情
報(コマ番号、露出値、シャッタスピード、圧縮率K、
撮影日、撮影時のフラッシュのオン/オフのデータ、シ
ーン情報、画像の判定結果等の情報)とともに両画像を
メモリカード8に記憶する。(図5参照)
て、シャッタボタン9により撮影が指示されると、撮影
指示後に画像メモリ209−1ないし209−16に取
り込まれた画像のサムネイル画像と圧縮率設定スイッチ
12で設定された圧縮率KによりJPEG方式により圧
縮された圧縮画像とを生成し、撮影画像に関するタグ情
報(コマ番号、露出値、シャッタスピード、圧縮率K、
撮影日、撮影時のフラッシュのオン/オフのデータ、シ
ーン情報、画像の判定結果等の情報)とともに両画像を
メモリカード8に記憶する。(図5参照)
【0046】デジタルカメラ1によって記録される画像
は、圧縮率1/20では40コマの画像が記憶可能であ
り、図5に示すように、各コマにはタグの部分とJPE
G形式で圧縮された高解像度の画像データ(640×4
80画素)とサムネイル表示用の画像データ(80×6
0画素)が記憶されている。各コマ単位で、例えばEX
IF形式の画像ファイルとして扱うことが可能である。
は、圧縮率1/20では40コマの画像が記憶可能であ
り、図5に示すように、各コマにはタグの部分とJPE
G形式で圧縮された高解像度の画像データ(640×4
80画素)とサムネイル表示用の画像データ(80×6
0画素)が記憶されている。各コマ単位で、例えばEX
IF形式の画像ファイルとして扱うことが可能である。
【0047】(操作)次に、画面状態遷移図である図6
を用いてテレビモードにおける操作に関して説明する。
切替スライドスイッチTV(図2参照)が右側の位置に
あるときには、カメラモード(画面D1)であり、再生
モードなら一番コマ番号の大きな撮影画像が表示され、
撮影モードならライブビュー画像が表示される。
を用いてテレビモードにおける操作に関して説明する。
切替スライドスイッチTV(図2参照)が右側の位置に
あるときには、カメラモード(画面D1)であり、再生
モードなら一番コマ番号の大きな撮影画像が表示され、
撮影モードならライブビュー画像が表示される。
【0048】上記切替スライドスイッチTVが左側の位
置にあるときには、テレビモード(画面D2)であり、
画面上にチャンネル選択ボタンC1ないしC8が表示さ
れている。初期設定では、C1が選択されており、この
チャンネルに該当するテレビ映像71が表示されてい
る。チャンネル選択キー21を押すことにより、選択さ
れているチャンネルが1つずつ+/−方向にサイクリッ
クに切り替わり、その都度、テレビ映像も切り替わる。
置にあるときには、テレビモード(画面D2)であり、
画面上にチャンネル選択ボタンC1ないしC8が表示さ
れている。初期設定では、C1が選択されており、この
チャンネルに該当するテレビ映像71が表示されてい
る。チャンネル選択キー21を押すことにより、選択さ
れているチャンネルが1つずつ+/−方向にサイクリッ
クに切り替わり、その都度、テレビ映像も切り替わる。
【0049】チャンネル選択ボタンC8は、画像再生に
割り当てられており、このボタンが選択されると、画面
D3に遷移する。
割り当てられており、このボタンが選択されると、画面
D3に遷移する。
【0050】画面D3は、上記した画像メモリ209−
1ないし209−16に一時保管されている画像を4×
4に並列表示する画面であり、初期状態では、画像メモ
リ209−1に一時記憶されている画像が選択されてい
る(太線で囲んだ画像)。選択されている画像は、UP
スイッチ6およびDOWNスイッチ7を押すことによ
り、切り替えることができる。
1ないし209−16に一時保管されている画像を4×
4に並列表示する画面であり、初期状態では、画像メモ
リ209−1に一時記憶されている画像が選択されてい
る(太線で囲んだ画像)。選択されている画像は、UP
スイッチ6およびDOWNスイッチ7を押すことによ
り、切り替えることができる。
【0051】画面D3で、シャッタボタン9(図1,図
2参照)を押すと、選択された画像のみを表示する画面
D4に遷移する。図示しないが、特定画像をメモリカー
ド8に保管することも可能である。
2参照)を押すと、選択された画像のみを表示する画面
D4に遷移する。図示しないが、特定画像をメモリカー
ド8に保管することも可能である。
【0052】画面D4でFLモード設定スイッチ11を
押すと、画面D3に戻り、該画面D3でFLモード設定
スイッチ11を押すと、画面D2に戻る。
押すと、画面D3に戻り、該画面D3でFLモード設定
スイッチ11を押すと、画面D2に戻る。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
テレビ信号を受信するチューナ部を備えてチューナ部で
受信したテレビ信号と撮像部で撮像した画像信号と切り
替えて表示するようにしたので、デジタルカメラの表示
部がいわゆるビユーファインダとしての機能とテレビ画
像の表示装置としての機能を有し、デジタルカメラによ
りテレビ放送を受像することができ、デジタルカメラと
テレビの2種類の機器を携帯する必要がない。
テレビ信号を受信するチューナ部を備えてチューナ部で
受信したテレビ信号と撮像部で撮像した画像信号と切り
替えて表示するようにしたので、デジタルカメラの表示
部がいわゆるビユーファインダとしての機能とテレビ画
像の表示装置としての機能を有し、デジタルカメラによ
りテレビ放送を受像することができ、デジタルカメラと
テレビの2種類の機器を携帯する必要がない。
【0054】また、本発明によれば、複数フレーム分の
映像を画像メモリに一時的に保管させることにより、テ
レビモードでは、テレビ放送の映像信号を複数フレーム
分取り込んでそれを静止画として表示部に表示させたり
記憶手段に記憶させることができ、また、カメラモード
では、連写により撮影された画像を順次取り込んでそれ
らを記憶手段に記憶させたり表示部に表示させることが
できる。
映像を画像メモリに一時的に保管させることにより、テ
レビモードでは、テレビ放送の映像信号を複数フレーム
分取り込んでそれを静止画として表示部に表示させたり
記憶手段に記憶させることができ、また、カメラモード
では、連写により撮影された画像を順次取り込んでそれ
らを記憶手段に記憶させたり表示部に表示させることが
できる。
【0055】さらに、本発明によれば、選択されたモー
ドに応じて映像制御回路のパラメータを切り替えること
により、テレビモードとカメラモードとでデジタル画像
信号の補正を適切に行うことができ、テレビモードとカ
メラモードとで映像制御回路を兼用し、デジタルカメラ
の構造を簡単化するとともに低コスト化を図ることがで
きる。
ドに応じて映像制御回路のパラメータを切り替えること
により、テレビモードとカメラモードとでデジタル画像
信号の補正を適切に行うことができ、テレビモードとカ
メラモードとで映像制御回路を兼用し、デジタルカメラ
の構造を簡単化するとともに低コスト化を図ることがで
きる。
【図1】 本発明に係るデジタルカメラの一つの実施形
態の正面図である。
態の正面図である。
【図2】 図1のデジタルカメラの背面図である。
【図3】 図1のデジタルカメラの底面図である。
【図4】 図1のデジタルカメラの回路ブロック構成図
である。
である。
【図5】 図1のデジタルカメラのメモリカード内のデ
ータ配列の説明図である。
ータ配列の説明図である。
【図6】 図1のデジタルカメラの操作画面の説明図で
ある。
ある。
1 デジタルカメラ 2 カメラ本体部 3 撮像部 6 コマ送り用のスイッチ(UPスイッチ) 7 コマ送り用のスイッチ(DOWNスイッチ) 8 メモリカード 10 表示部 14 撮影/再生モード設定スイッチ 21 チャンネル選択キー 71 テレビ映像 205 A/D変換器 206 黒レベル補正回路 207 WB回路 208 γ補正回路 209−1〜209−16 画像メモリ 210 VRAM 220 映像制御回路 250 操作部 TV 切替スライドスイッチ T1 チューナ
Claims (3)
- 【請求項1】 撮像素子によって撮影された画像の画像
信号をデジタル画像信号に変換して記憶手段に記憶する
デジタルカメラにおいて、 上記デジタル画像信号を画像として表示する表示部と、
テレビ放送を受信するためのチューナとを備え、該チュ
ーナから出力される映像信号を上記表示部に表示するテ
レビモードと、上記撮像素子からの画像信号を上記表示
部に表示するカメラモードとを有し、かつ、上記テレビ
モードとカメラモードとを切り替える切替手段を備えた
ことを特徴とするデジタルカメラ。 - 【請求項2】 複数フレーム分の画像を保管するための
画像メモリを備えていることを特徴とする請求項1に記
載のデジタルカメラ。 - 【請求項3】 上記デジタル画像信号を生成するととも
に補正処理する映像制御回路を備え、該映像制御回路を
上記テレビモードとカメラモードとで兼用し、選択され
たモードによって上記補正処理回路のパラメータを切り
替えることを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメ
ラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10186201A JP2000023004A (ja) | 1998-07-01 | 1998-07-01 | デジタルカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10186201A JP2000023004A (ja) | 1998-07-01 | 1998-07-01 | デジタルカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000023004A true JP2000023004A (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=16184155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10186201A Pending JP2000023004A (ja) | 1998-07-01 | 1998-07-01 | デジタルカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000023004A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006033110A (ja) * | 2004-07-13 | 2006-02-02 | Konica Minolta Photo Imaging Inc | 電子機器 |
WO2007046500A1 (ja) | 2005-10-20 | 2007-04-26 | Nikon Corporation | カメラ付き電子機器 |
JP2007129566A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Nikon Corp | デジタルカメラ |
CN102300062A (zh) * | 2010-06-22 | 2011-12-28 | 三洋电机株式会社 | 显示操作向导的显示装置 |
-
1998
- 1998-07-01 JP JP10186201A patent/JP2000023004A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006033110A (ja) * | 2004-07-13 | 2006-02-02 | Konica Minolta Photo Imaging Inc | 電子機器 |
JP4501565B2 (ja) * | 2004-07-13 | 2010-07-14 | コニカミノルタオプト株式会社 | 電子機器 |
WO2007046500A1 (ja) | 2005-10-20 | 2007-04-26 | Nikon Corporation | カメラ付き電子機器 |
US8400550B2 (en) | 2005-10-20 | 2013-03-19 | Nikon Corporation | Camera-equipped electronic device |
JP5251126B2 (ja) * | 2005-10-20 | 2013-07-31 | 株式会社ニコン | カメラ付き電子機器 |
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JP4622812B2 (ja) * | 2005-11-04 | 2011-02-02 | 株式会社ニコン | デジタルカメラ |
CN102300062A (zh) * | 2010-06-22 | 2011-12-28 | 三洋电机株式会社 | 显示操作向导的显示装置 |
JP2012009924A (ja) * | 2010-06-22 | 2012-01-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 操作ガイドを表示する表示装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050615 |