JPH10200842A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JPH10200842A
JPH10200842A JP9000957A JP95797A JPH10200842A JP H10200842 A JPH10200842 A JP H10200842A JP 9000957 A JP9000957 A JP 9000957A JP 95797 A JP95797 A JP 95797A JP H10200842 A JPH10200842 A JP H10200842A
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JP
Japan
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image
display
switch
imaging unit
camera
Prior art date
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JP9000957A
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English (en)
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Toshiyuki Tanaka
俊幸 田中
Koichi Yakura
弘一 矢倉
Toshihito Kido
稔人 木戸
Manabu Inoue
学 井上
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/63Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders
    • H04N23/633Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders for displaying additional information relating to control or operation of the camera
    • H04N23/634Warning indications
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/66Remote control of cameras or camera parts, e.g. by remote control devices
    • H04N23/663Remote control of cameras or camera parts, e.g. by remote control devices for controlling interchangeable camera parts based on electronic image sensor signals

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影者自身を撮影する場合に、高価、複雑な
回路を必要とせずに高速に撮影、記録を行なう。 【解決手段】 デジタルカメラ1はカメラ本体部2とこ
れに回転可能に取り付けられた撮像部3から構成されて
いる。カメラ本体部2には撮像した被写体像を表示する
LCD表示部10が設けられている。撮像部3の回転位
置を検出するスイッチSCPOS2により撮像部3の撮
像方向とLCD表示部10の表示方向が略同一であると
判断された時は、撮像部3で撮像した画像データを上下
反転させてLCD表示部10に表示させ、ICカード3
5には上下反転させずに記録を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止した被写体光
像を画像信号に光電変換してデジタル記録するデジタル
カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】被写体光像を画像信号に光電変換し、記
録媒体に記録するものとしてビデオカメラ、デジタルカ
メラ等がある。これらにおいて、カメラ本体上にLCD
モニタを備えると共に、カメラ部分を本体に対して回転
可能に構成し、撮影者がLCDモニタで自分自身を見な
がら撮影可能にしたカメラもある。
【0003】前述のカメラにおいては、カメラ部はカメ
ラ本体部に対して垂直な面上で回転する。従ってカメラ
部をLCDモニタ側に向けた場合、CCDからの出力画
像をそのまま表示、記録すると上下が逆の映像になって
しまう。従ってカメラ本体に対するカメラ部の角度を検
出し、LCDモニタ側を撮影する場合は、CCDから出
力される画像データの上下を反転させて表示、記録する
事により、前述のような場合でも画像の上下方向が正常
に表示、記録される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の一般
的にビデオカメラ、デジタルカメラで撮影する画像デー
タは自然画で有り、非常に大容量のデータとなる。従っ
て、撮像した画像データを高速に上下反転処理して記録
するために、非常に高速なCPU、高価な信号処理回
路、大容量メモリ等が必要であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は画像信号の処理
及び記録を行なうカメラ本体部と、上記カメラ本体部に
回転可能に取り付けられ、被写体光像を画像信号に光電
変換して取り込む撮像部と、上記カメラ本体部に配置さ
れ、前記撮像部にて取り込まれた被写体光像を表示する
表示手段と、前記撮像部にて取り込まれた被写体光像を
記憶する記憶手段と、前記撮像部の光軸方向が前記表示
手段の表示方向と略同一である事を検出する検出手段
と、前記撮像部の光軸方向が前記表示手段の表示方向と
略同一である事が検出された時、前記撮像部にて取り込
まれた信号の上下を反転させて前記表示手段に表示させ
るとともに記憶手段へは上下反転させずに記憶させる制
御手段とを備えたものである。
【0006】上記構成によればカメラ部をLCDモニタ
側に回転させる事によって撮影者自身を撮影可能なデジ
タルカメラにおいて、カメラ部をLCDモニタ側に回転
させた状態で撮影を行なった場合に、LCDモニタへの
表示画像は上下反転させて表示され、ICカード等の記
録媒体へは上下反転されずに記録される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のかかるデジタルカメラに
ついて、図を用いて説明する。図1は本発明に係るデジ
タルカメラの正面図、図2は同デジタルカメラの背面図
である。また、図3、図4はそれぞれ同デジタルカメラ
の上面図および側面図である。
【0008】デジタルカメラ1は、箱型のカメラ部本体
部2と直方体上の撮像部3とから構成されている。撮像
部3は、正面から見てカメラ本体部2の右側面に着脱可
能かつこの右側面と平行な面内に回動可能に装着されて
いる。また、後述するように、専用の接続ケーブルを介
してカメラ本体部2に接続する事ができるようになって
いる。
【0009】撮像部3は、レンズ窓が設けられた端面
(図1で上側の端面)を前端とすると、図4の仮想線で
示すように、前端がカメラ本体部2の上面と平行となる
位置(撮像方向が図4のA方向となる位置。以下、この
位置を回転基準位置という。)を基準として130°の
範囲で回動する事ができるようになっている。
【0010】撮像部3は撮影レンズ及びCCD等からな
る撮像装置を有し、被写体の光学像を電気信号からなる
画像に変換して取り込むものである。撮像部3の内部の
適所にフラッシュ調光のための調光回路が設けられ、ま
た撮像部前端面の適所にフラッシュ光の被写体からの反
射光を受光するための調光センサが配置されている。
【0011】一方、カメラ本体部2は、LCDからなる
表示部10、ICカードの装着部及びパーソナルコンピ
ューター(以下パソコン)が外部接続される接続端子1
3を有し、主として上記撮像部3で取り込まれた画像信
号に所定の信号処理を施した後、LCD表示部10への
表示、ICカードへの記録、パソコンへの転送等の処理
を行うものである。
【0012】カメラ本体部2の背面には、図2に示すよ
うに左端部の略中央に撮影画像のモニタ表示(ビューフ
ァインダーに相当)及び記録画像の再生表示等を行うた
めのLCD表示部10が設けられている。またLCD表
示部10の上方位置にカメラ動作の許可/禁止を行うた
めのメインスイッチ11が設けられ、LCD表示部10
の下方位置に、ICカードに記録される画像データの圧
縮率を切換設定するための圧縮率設定スイッチ12とパ
ソコンが外部接続される接続端子13が設けられてい
る。また、前記接続端子内部にはパソコンとのデータ交
信のためのケーブルが接続された事を検出するためのP
C検出スイッチ(不図示)が設けられている。前記メイ
ンスイッチ11及び圧縮率設定スイッチ12はスライド
スイッチにより構成されている。画像圧縮率は1/8と
1/20の2種類のいずれかが選択設定可能になってい
る。
【0013】更に、カメラ本体部2の背面の右端上部に
は”撮影モード”と”再生モード”とを切換設定する撮
影/再生モード設定スイッチ14が設けられている。撮
影モードは、写真撮影を行うモードであり、再生モード
は、ICカードに記録された撮影画像をLCD表示部1
0に再生表示するモードである。撮影/再生スイッチも
スライドスイッチにより構成されている。
【0014】カメラ本体部2の前面部には内蔵フラッシ
ュ5及びグリップ部4が設けられている。内蔵フラッシ
ュ5はカメラ本体部2に固定されており、撮像部3がカ
メラ正面すなわち回転基準位置からカメラ前面側に90
°回転された位置で撮像レンズの光軸方向と内蔵フラッ
シュ5の光軸が平行となるように構成されている。カメ
ラ本体部2の底面にはクラムシェルタイプのICカード
装填室カバー15が設けられている。該カバー15を開
放する事によりICカードの脱着が可能になっている。
【0015】カメラ本体部2の上面には略中央に記録画
像を再生する際のコマ送り用のスイッチ6、7が設けら
れている。スイッチ6は記録画像をコマ番号が増大する
方向にコマ送りするためのスイッチ(以下UPスイッ
チ)で、スイッチ7はその逆方向にコマ送りするための
スイッチ(以下DOWNスイッチ)である。また背面側
から見てDOWNスイッチの左側に記録画像の再生時に
LCD表示部10に9画面分同時に再生表示(以下イン
デックス表示)するためのスイッチ8が設けられ、更
に、UPスイッチの右側には撮影、記録を行うためのレ
リーズボタン9が設けられている。
【0016】次に、図5を用いて撮像部3のカメラ本体
部2への装着機構及び接続ケーブルについて説明する。
正面から見てカメラ本体部2の右側面には、撮像部3が
着脱可能に装着される接続板23が右側面と平行な平面
内に回動自在に設けられている。この接続板23の回動
によりカメラ本体部2に取り付けられた撮像部3が回転
基準位置を基準として130°の範囲で回動する。
【0017】撮像部3の装着部3Bには前記接続板23
を挿入、スライドさせる事により固定装着可能な凹部2
4が設けられている。接続板23及び凹部24の固定装
着時に相対する部分には撮像部3とカメラ本体部2との
間で電源供給及び信号交信を行うための端子群25、2
6がそれぞれ設けられている。
【0018】接続ケーブル27は1mのケーブル長を有
するケーブル30の一端に接続板23と同一の接続構造
を有する接続部29が設けられ、他方端には撮像部3の
装着部3Bと同一の接続構造を有する接続部28を設け
られたものである。撮像部3は直接或いは接続ケーブル
27を介してカメラ本体部2に装着される。
【0019】図6は撮像部3のカメラ本体部2に対する
位置を検出するためのスイッチの導電パターンを示した
ものである。前述の接続板23及びカメラ本体部2内部
の固定部にはそれぞれ導電ブラシ及び図6に示す導電パ
ターンを持つ電気基板が取り付けられている。
【0020】導電パターン31は撮像レンズ光軸と前記
内蔵フラッシュの光軸が平行であるか否かを検出するた
めのものである。撮像部3がカメラ本体正面を向いた
時、すなわち撮像部3を基準位置から90°正面方向に
回転させた位置でスイッチがオンする。導電パターン3
2は撮像部3がカメラ本体の背面側を向けられた事を検
出するためのものである。基準位置からカメラ背面側に
約10°以上回転した位置でスイッチがオンする。
【0021】図7は、デジタルカメラ1のブロック図で
ある。同図は、カメラ本体部2と撮像部3とを接続ケー
ブル30で接続した場合のブロック図である。同図にお
いて図1〜図6に示した部材と同一部材には同一の番号
を付している。
【0022】CCDエリアセンサ302(以下CCD3
02)は撮像レンズ301により結像された被写体の光
像をRGBの色成分の画像信号に光電変換して出力す
る。タイミングジェネレータ304はCCD302の駆
動を制御するための各種のタイミングパルス(水平同期
信号、垂直同期信号、転送信号等)を生成するものであ
り、カメラ本体部から送信される基準クロックに基づい
てパルス出力を行う。撮像部3の露出制御は、絞りが固
定絞りであるので、CCD302の電荷蓄積時間を調節
する事により行われる。
【0023】信号処理回路303はCCD302から出
力される画像信号に所定のアナログ信号処理を施すもの
である。信号処理回路303はCDS(相関二重サンプ
リング)回路とAGC(オートゲインコントロール)回
路とを有し、CDS回路により画像信号のノイズ低減を
行い、AGC回路のゲインを調整する事により画像信号
のレベル調整を行う。尚AGC回路のゲイン設定はカメ
ラ本体部2内のマイコン201からの指示により2段階
に設定される。
【0024】調光回路305は、フラッシュ撮影におけ
る内蔵フラッシュ5の発光量を制御するためのものであ
る。フラッシュ撮影時に、被写体からのフラッシュの反
射光が調光センサ306により受光され、この受光量が
所定量に達すると本体部2内のFL制御回路215に発
光停止信号を送信する。FL制御回路215は発光停止
信号を受信すると内蔵フラッシュ5の発光を強制的に停
止させることにより、被写体のフラッシュによる露光量
は所定量に制御される。
【0025】カメラ本体部2内において、A/D変換器
202は、撮像部3からの画像信号をデジタル信号に変
換するものである。黒レベル補正回路203は、A/D
変換された画素信号(以下画素データ)の黒レベルを基
準の黒レベルに補正するものである。また、WB回路2
04はホワイトバランスの調整を行うためのものであ
り、γ補正回路205は画素データのガンマ補正を行う
ためのものである。
【0026】画像メモリ206はγ補正回路208から
出力される画素データを記憶するためのメモリである。
画像メモリ209は、少なくとも1フレーム分の記憶容
量を有している。すなわち、画像メモリ209、はCC
D303がn行m列の画素を有している場合、n×m×
画素データビット数以上の記憶容量を有する。
【0027】画像メモリ208はLCD表示部10に再
生表示される画像データのバッファメモリである。画像
メモリ208はLCD表示部10の画素数に対応した画
像データの記憶容量を有しており、画像メモリ208の
アドレスはLCD表示部10上での表示位置と1対1で
対応している。207、209はLCD表示部を裏面か
ら照明するのためのバックライト及びバックライトの駆
動回路である。
【0028】上述したCCD302からの画像信号の出
力から画像メモリ206への画素データの記憶は前記タ
イミングジェネレータ304が出力するタイミングパル
スに応答して自動的に行われる。撮影待機状態において
は、撮像部3より1/30秒毎に出力される画像信号が
A/D変換器202〜γ補正回路205により所定の信
号処理を施された後、画像メモリ206に記憶される。
記憶された画素データはマイコン201によりデータの
間引き等の処理を行った後、画像メモリ208に転送さ
れLCD表示部10に表示される。これによって、撮影
者はLCD表示部10に表示された画像により被写体像
を視認する事ができる。また再生モードにおいては、I
Cカード35から読み出された画像が画像データの伸長
その他の信号処理が施された後、画像メモリに転送さ
れ、LCD表示部10に再生表示される。
【0029】カードI/F210は、ICカード35へ
の画像データの書込み及び画像データの読み出しを行う
ためのインターフェースである。また、通信用I/F2
12はパソコン36と交信可能に外部接続するためのイ
ンターフェースである。
【0030】FL制御回路215は、内蔵フラッシュ5
の発光を制御するための回路である。FL制御回路21
5は、マイコン201からの制御信号にもとずき内蔵フ
ラッシュ5の発光を行い、前記調光回路305からの発
光停止信号に応答して内蔵フラッシュ5の発光を停止さ
せる。
【0031】スイッチSMAINはデジタルカメラ1の
電源スイッチでオン時にカメラ動作の許可、オフ時にカ
メラ動作の禁止を行う。スイッチSRELはレリーズボ
タン9のレリーズ操作を検出するためのスイッチであ
る。スイッチSP/Rは撮影/再生モード切り換えスイ
ッチ14に相当するスイッチである。スイッチSUP、
SDOWNはそれぞれUPスイッチ、DOWNスイッチ
に相当するスイッチである。スイッチSCPOS1、S
CPOS2はカメラ本体部2に対する撮像部3の角度を
検出するためのスイッチでそれぞれ前述の導電ブラシ及
び導電パターン31、32に相当する。スイッチSPC
はPCケーブル検出スイッチでパソコン36との交信の
ためのケーブルがカメラ本体部に接続された時にオンす
るスイッチである。スイッチSCOMPは前述の圧縮率
設定スイッチ12に相当するスイッチである。スイッチ
SIDXはインデックス表示を行わせるためのスイッチ
で前述のスイッチ8に相当する。
【0032】電源制御回路214はマイコン201から
の指示に基づいて、カメラ本体部2に装填された電池B
ATの電力の本体部2周辺回路及び撮像部3への供給を
制御するものである。
【0033】撮像部検出端子、ケーブル検出端子はそれ
ぞれカメラ本体部2への撮像部3の装着及び接続ケーブ
ル30の装着を検出する。撮像部3及び接続ケーブル3
0の接続されていない状態では両端子とも”H”にプル
アップされている。接続ケーブル内ではケーブル検出端
子に相対するラインがGNDラインに接続され、撮像部
3内で撮像部検出端子に相対するラインがGNDに接続
されている。マイコン201はこれらの端子の状態を検
出する事により接続ケーブル30及び撮像部3の装着の
有り/無しを検出できる。
【0034】マイコン201は、上述した撮像部3内及
びカメラ本体部2内の各ブロックを有機的に制御してデ
ジタルカメラ1の動作を統括制御するものである。
【0035】図8は画像データのICカード内での記憶
方法を表した図である。撮影された各画像のデータはは
TAGエリアAR1、サムネイル画像エリアAR2、本
画像エリアAR3の3つの領域により構成される。TA
Gエリアには各画像の撮影日時、タイトル、プロテクト
の有り/無し、画像の上下方向の情報等のデータが記録
される。サムネイル画像エリアには撮影画像のデータを
間引きして画素数を減らした画像が記録される。本画像
エリアには圧縮率に基づいてJPEG圧縮された画像デ
ータが記憶される。
【0036】図9はLCD表示部10での表示例を示し
た図である。撮像された画像の表示と共に、表示部左上
部に残り撮影可能枚数38が表示され、また必要時には
右上部にフラッシュ警告表示39が行われる。
【0037】図10はCCD302の駆動のタイムチャ
ートである。VDは垂直同期パルス、OFDはオーバー
フロードレイン制御信号、Φ1は積分された電荷を垂直
転送部シフトするためのシフトパルス、Φ2は水平同期
パルス、Φ3は水平転送部の電荷を水平転送、読み出し
するための読み出しパルスである。
【0038】垂直同期パルスVDは1/30秒毎に出力
される。設定された電荷蓄積時間SSに応じてオーバー
フロードレイン制御信号OFD、シフトパルスΦ1が制
御される。電荷蓄積時間SSが1/30秒よりも短い時
は垂直同期パルスの後、1/30秒から電荷蓄積時間S
Sをひいた時間の間オーバーフロードレイン制御パルス
OFDを出力することにより、不要電荷の掃き出しを行
った後、電荷の蓄積を開始する。電荷蓄積時間SSが1
/30秒よりも長い時は電荷蓄積時間SSに応じた期
間、シフトパルスΦ1を禁止することにより、1/30
より長い電荷蓄積時間を達成する。
【0039】図11は撮像、画像メモリ、表示のタイム
チャートである。図11(a)は電荷蓄積時間SSが1
/30秒以下の場合のタイムチャートである。露出の4
の部分での露出は、該部分での露出開始に先立って(露
出の3の途中)設定された電荷蓄積時間SSに基づいて
制御される。そして撮像された画素データは直後の垂直
同期パルスVDによりシフト、読み出しされ画像メモリ
206に記憶される(記憶の4)。マイコン201はそ
の次の垂直同期パルスVDに同期して画像メモリ208
への画像データ記憶を行わせてLCD表示部10に撮像
画像を表示させる(表示の4)と共に、露出演算(演算
の4)を行って電荷蓄積時間SSデータをタイミングジ
ェネレータ304に送信する。送信された電荷蓄積時間
データはその次の電荷蓄積時間(露出の7)に反映され
る。上記のシーケンスを繰り返すことにより、撮像画像
3コマ分、すなわち1/10秒毎に電荷蓄積時間SSの
設定及び表示の更新が行われることになる。
【0040】図11(b)は1/30秒以上、例えば1
/15秒での露出が行われた場合のタイムチャートであ
る。露出の4の部分での露出は、該部分での露出開始に
先立って(露出の3の途中)設定された電荷蓄積時間S
Sに基づいて制御される。この時の電荷蓄積時間SSが
1/15であったとする。その場合、その直後の1回目
のシフトパルスは禁止される。従って画像メモリ206
には蓄積された画像データは記憶されず、真っ黒のデー
タが記憶される(記憶の(4))。そしてその次の垂直
同期パルスに同期して露出の4の部分の画像データが画
像メモリ206に記憶される(記憶の4)。従ってマイ
コン201は表示の更新及び露出演算のタイミングを垂
直同期パルス1個分遅らせることにより前記電荷蓄積時
間SSでの撮像データでの表示(表示の4)及び露出演
算(表示の8)を行う。上述のように、1/30秒より
遅い電荷蓄積時間SSが設定された場合は、1/7.5
秒毎に電荷蓄積時間SSの設定及び表示の更新が行われ
る。
【0041】図12は電荷蓄積時間SSのテーブル(S
Sテーブル)である。撮像動作の開始時はまず1/12
8秒に設定される。そして、それによる画像データによ
って露出演算を行い、オーバーであると判断されたら図
12のテーブルにおいて1ステップ電荷蓄積時間SSの
高速側にシフトする。アンダーであると判断された場合
は図12のテーブルにおいて1ステップ分電荷蓄積時間
SSの低速側にシフトする。1/1024秒〜1/32
秒の間ではオートゲインコントロール回路303のゲイ
ンは低く設定される。1/30秒〜1/10秒ではゲイ
ンは高低2種類が使用される。これにより、十分明るい
シーンでは低ノイズの画像が得られ、また暗いシーンで
はできるだけぶれの少ない画像を得る事ができる。
【0042】図13は撮像部3をLCD表示部側に向け
て撮影した場合の撮影画像と記録画像の上下方向の関係
を示した図である。本発明のデジタルカメラ1において
は撮像部3をLCD表示部10側に向けて撮影する場
合、画像の上下を反転させて表示する事により撮影者自
身の撮影が容易に行えるように構成されている。レリー
ズボタン9がおされてICカード35に記録する場合
は、サムネイル画像のみ上下方向を反転し、本画像はそ
のままの方向で記録を行う。そして、TAG領域には画
像の方向が上下反対である事を示すデータを記録してお
く。従って再生時に前記データに基づいて本画像を上下
反転させる事により正常な方向での再生が可能となる。
【0043】サムネイル画像を上下反転させて記憶して
おくことによりサムネイル再生時に敏速な表示を行う事
が可能である。記録時の上下反転に費やす時間はサムネ
イル画像、本画像全体の記録時間に比較すれば無視でき
る範囲であり、問題とならない。本画像においては上下
反転に費やす時間は比較的長く、記録時間にも影響が出
るので上下反転させずに圧縮、記録を行う。上記のよう
な記録方法をとることによって短時間での画像記録が可
能となる。
【0044】図14は記録画像の再生、表示の例であ
る。図14(a)は通常の画像を再生した場合である。
まずサムネイル画像を高速で表示し、その後、本画像を
伸長しながサムネイル画像を書き換えていく。図14
(b)は上下が反転した画像を再生した場合である。図
14(a)と同じくまずサムネイル画像を表示し、その
後、本画像を伸長しながらサムネイル画像を書き換えて
いく。この時、本画像そのものを上下反転するのではな
く反転したままの本画像を画面下部から書き換えるよう
に画像メモリ208に転送する事により、通常再生時と
同じ時間での表示が可能となる。
【0045】図15はインデックス表示とスイッチ操作
との関係を示した図である。インデックス表示モードに
入ると1コマ目から順番に画面左上部から1/9の大き
さの画像が表示されていく。全コマ(9コマ)が表示さ
れる前にUPスイッチをオンすると次のページに切換え
られ、この場合10コマ目からまた新たにインデックス
表示が開始される。またインデックス表示途中にDOW
Nスイッチをオンすると前のページに切り換えられてイ
ンデックス表示が開始される。
【0046】全9コマ分のインデックス表示が完了する
とまず画面上で一番小さいコマ番号の部分がカーソル
(太枠)で囲まれる。その状態でUPスイッチをオンす
ると同じ画面上でコマ番号が1つ大きいコマにカーソル
が移動する。またDOWNスイッチをオンすると同じ画
面上でコマ番号が1つ小さい方向にカーソルが移動す
る。
【0047】インデックス表示画面上で一番大きいコマ
番号のコマにカーソルがある状態でUPスイッチをオン
すると次のページに切りかえられて次のページのインデ
ックス表示が開始される。またインデックス表示画面上
で一番小さいコマ番号のコマにカーソルがある状態でD
OWNスイッチをオンすると前のページに切り換えられ
て、前のページのインデックス表示が開始される。この
ように構成する事により、カーソルの移動及びページの
切換を2つの操作部材のみで行う事が可能となり、操作
部材の数を減らす事ができる。
【0048】図16はインデックス表示においてカーソ
ルを移動させた時の表示を示した図である。インデック
ス表示状態においてカーソルを移動させると図16
(a)に示すようにカーソルが移動した画像に関する情
報がインデックス画像と共にカーソル部の画像に重なら
ない部分に2秒間表示された後、消灯される。画像情報
を表示するエリアは選択された画像の位置により変化
し、図16(a)において選択された画像が1、2、3
のいずれかの場合は4〜9の部分に、選択画像が4〜6
の場合は1〜3及び7〜9の部分に、選択画像が7〜9
の場合は1〜6の部分に画像情報を表示する。図16
(b)は5コマ目にカーソルを移動させた時、図16
(c)は8コマ目にカーソルを移動させた時の表示の例
である。インデックス表示時に選択された画像に関する
データを各画像内ではなく画像以外の部分に表示する事
により確実に表示データの認識が可能となる。
【0049】次に図17〜図24を使用して本発明のデ
ジタルカメラの動作を説明する。
【0050】図17は電池が装填された時のフローチャ
ートである。
【0051】まず、SMAINのオンオフをを判別しオ
フであれば本体内周辺回路及び撮像部への電源の供給を
停止する。(#10、#60、#70)SMAINがオ
ンであればSPCを判別し、パソコンに接続されている
かいなかを判別し、接続されていれば本体内周辺回路に
電源供給の許可、撮像部への電源供給の禁止を行い、後
述の”PCモード”に移行する(#20〜#50)。
【0052】SPCがオフの時はSP/Rを判別し、再
生モードに設定されていれば本体内周辺回路への電源供
給の許可、撮像部への電源供給の禁止を行って後述の”
再生モード”に移行する(#80〜#110)。
【0053】撮影モードに設定されていれば撮像部検出
端子の状態より撮像部が装着されているか否かを判別し
て、装着されていれば本体内周辺回路及び撮像部への電
源供給を許可して後述の”撮影モード”に移行する(#
120〜#150)。
【0054】撮像部が装着されていなければ本体内周辺
回路及び撮像部への電源供給を禁止して#10に戻る
(#160、#170)。撮像部が外されている時は撮
像部に電源供給しないので無駄な電力を消費することが
ない。また、撮影モードにも移行しないのでタイミング
ジェネレーターへのクロックパルス出力等、撮像部との
交信も全て禁止され、更に、消費電力の軽減が図れる。
【0055】本実施例においてSMAIN、SP/Rは
マイコンの割り込み端子に接続されており、前記スイッ
チが変化すると本フローチャートの#10から動作を開
始する。また、以降に説明するフローチャートにおいて
は撮像、記録、表示等の動作中は前記スイッチの割り込
みは禁止されているものとする。
【0056】図18、図19は撮影モード時のフローチ
ャートである。まず電荷蓄積時間SSを1/128秒に
決定し、垂直同期パルスVDの発生をまつ(#210、
#220)。
【0057】垂直同期パルスの発生に応答して、決定さ
れた電荷蓄積時間SSの設定及び、ゲインの設定等を行
う。そして、設定した電荷蓄積時間SSが1/30秒よ
りも遅い時は垂直同期パルスが3個発生するのを待ち、
それ以外の時は垂直同期パルスが2個発生するのを待つ
(#230〜#260)。
【0058】それぞれに応じた垂直同期パルスの発生を
検出したら、撮像された画像データの読み出し、画像処
理、画像データの記憶を行わせる(#270〜#29
0)。(実際は1/30秒毎に繰り返し行われている) そして、撮像部の方向を検出し、LCD方向に向いてお
り、かつケーブル接続されていなければ画像の上下を反
転させて表示用画像メモリに画像データをセットする事
により画像の上下を反転させる。それ以外の時はそのま
まの方向で表示用画像メモリにセットする(#300〜
#330)。ケーブル接続時に画像反転を行わないの
は、ケーブル接続時はカメラの方向は不明なので上下反
転表示しても意味がないからである。
【0059】次に露出制御のために画素データのうち、
G画素のデータ(8ビット)を平均し、平均値が100
以下の場合は前述のSSテーブルにおいて1ステップ低
速側の電荷蓄積時間及びゲインに決定する。平均値が1
50以上の場合は前述のSSテーブルにおいて1ステッ
プ高速側の電荷蓄積時間及びゲインに決定する(#34
0〜#380)。
【0060】そして、決定された電荷蓄積時間及びゲイ
ンが1/30の低ゲインよりも低速側の時、撮像部の方
向を検出し、撮像部が内蔵フラッシュ光軸に平行になっ
ていなければLCD表示部に警告表示を行う(#390
〜#410)。これにより、フラッシュが発光する可能
性のある時のみ警告表示を行うので、フラッシュを使用
しない場合の不要な警告を防止できる。被写体の明るさ
に関わらず強制発光或いは発光禁止の可能なものにおい
てはその情報も加味して、フラッシュの必要性を判断す
るのが好ましい。
【0061】そして、SRELがオンされているかいな
かを判別し、オンされていなければ#230に戻り、オ
ンされていれば図19の”B”に移行する(#42
0)。
【0062】”B”以降はICカードへの記録のための
露出動作を行う。
【0063】まず電荷蓄積時間が1/30秒、低ゲイン
よりも低速側であるか否かを判別し、低速側でなければ
#340〜#380での演算結果に基づく電荷蓄積時間
及びゲインを設定し、垂直同期パルスの2個発生後、画
像データの読み出し、画像処理、画像データの記憶(実
際には1/30毎に繰り返し行われている)を行う。1
/30秒、低ゲインよりも低速側の時は、電荷蓄積時間
を1/30秒、低ゲインに設定し、次の垂直同期パルス
の発生を待ってフラッシュを発光させ、その次の垂直同
期パルスで画像データの読み出し、画像処理、画像デー
タの記憶(実際には1/30毎に繰り返し行われてい
る)を行う(#430〜#550)。本実施例において
はフラッシュの発光は電荷蓄積時間が1/30秒におい
てのみ行われるが、逆光自動発光、強制発光等により1
/30秒以下でも発光する場合は垂直同期パルス発生
後、不要電荷掃き出しの終了時にフラッシュの発光をお
こなえばよい。また、露出終了の所定時間前に発光を開
始するようにしても良い。
【0064】その後、前述の#300〜#330と同様
に撮像部の方向、ケーブル接続の有り無しの判別、撮像
画像の表示を行う(#560〜#580) そして、撮像部の電源を一旦オフし、撮像部の方向、ケ
ーブル接続の有り無しに基づいてサムネイル画像の記
録、本画像の圧縮、記録及びTAGエリアへの各種情報
(撮影日時、タイトル、画像上下方向等)の記録を行な
い、記録の終了後、撮像部の電源供給を許可して図18
の”C”に戻る(#590〜#640)。ICカードへ
の記録時に撮像部の電源供給を停止する事により電源状
態が安定し、ICカードへの記録の信頼性が向上する。
【0065】図20はICカードへの残り撮影可能枚数
の算出のフローチャートであり、図18、19において
撮像画像の表示が行なわれる際に実行される。まず、I
Cカードの空き容量を検出する(#700)。
【0066】そして、SCONPより選択されている圧
縮率を判別し、圧縮率が1/8の時は前記空き容量が2
00kB未満か否かを判別し、未満であれば残り撮影可
能枚数Cは0枚とする。200kB以上の時は空き容量
から余裕分400kBを減算し、1枚あたりの標準記録
容量100kBで割り、商をもとめ、整数部を残り枚数
とする。得られた結果が1よりも小さい時は残り枚数1
とする(#710〜#770)。
【0067】圧縮率が1/20の時は前記空き容量が8
0kB未満か否かを判別し、未満であれば残り撮影可能
枚数Cは0枚とする。80kB以上の時は空き容量から
余裕分160kBを減算し、1枚あたりの標準記録容量
40kBで割り、商をもとめ、整数部を残り枚数とす
る。得られた結果が1よりも小さい時は残り枚数1とす
る(#710〜#770)。
【0068】図21は再生モードのフローチャートであ
る。再生コマデータkを1に設定し、後述の”通常画像
表示”に移行して画像の再生、表示を行なう(#81
5、#820)。
【0069】その後、SUP、SDOWN、SIDXの
判別を行なう。SUPがオンされたら再生コマデータk
に1加算する。SDOWNがオンされたら再生コマデー
タkから1減算する。またSIDXがオンされたら後述
の”インデックス表示モード”に移行し、インデックス
表示を行なう(#825〜#870)。
【0070】図22は通常の画像表示のフローチャート
である。再生コマkのサムネイル画像の読み出し、表示
を行なった後、TAGデータの読み出しを行なって画像
の上下方向判別を行なう(#900〜#930)。
【0071】画像が正方向の場合は画像の読み出し、伸
長を行ない、表示用メモリのLCD上部に対応する部分
から表示データをセットする事により、画像上部から表
示を行なう(#940〜#960)。
【0072】画像が上下逆方向の場合は画像の読み出
し、伸長を行ない、表示用メモリのLCD下部に対応す
る部分から表示データをセットする事により、画像下部
から表示を行なう(#970〜#990)。
【0073】図23はインデックス表示モードのフロー
チャートである。ページデータnに1をセットする。そ
してc=0として(9n−8+c)コマ目のサムネイル
画像をICカードより読み出し、LCD表示部の1/9
の大きさでLCD表示部に表示する(#1100〜#1
120)。表示位置は画面上部左から1、2、3、中央
部左から4、5、6、下部左から7、8、9の順にcの
値に応じて表示される。
【0074】cに1を加算して、cが9になったか(9
画面分表示完了したか)否かを判別し、9になっていな
ければSUP、SDOWNの判別をする。そしてSUP
がオンされていればnに1加算してcを0にする。SD
OWNがオンされていればnから1減算してcを0にす
る。(#1140〜#1190)。これにより、インデ
ックス表示の途中でSUP、SDOWNをオンする事に
よって、9画面ごとのページ切換が行なえる。
【0075】SUP、SDOWN共オフの時はSIDX
がオンされたか否かを判別し、オンされていたらリター
ンする(#1200)。従って再生モードにおいてSI
DXをオンするごとに通常の表示とインデックス表示と
が入れ替わる。
【0076】#1140でc=9であった、すなわちイ
ンデックス表示が完了していた場合は、c=0として
(9n−8+c)コマ目にカーソル表示(画像に太枠を
表示)を行なう。その際、カーソルの表示開始から2秒
の間はカーソル画像に重ならない領域にTAGエリアか
ら読み取った撮影日時データ、タイトルデータ等を表示
する(#1220)。
【0077】カーソル表示後、SUP、SDOWNの判
別を行ない、SUPがオンならcに1加算しする。cが
9になったらc=0としてnに1加算して#1110に
戻り、次ページのインデックス表示を行なわせる。9で
なければ#1220に戻りカーソルを移動させる。また
SDOWNがオンならcから1減算する。cが−1であ
ればc=0としてnから1減算して#1110に戻る。
−1でなければ#1220に戻る(#1230〜#13
00)。これにより、インデックス表示完了状態でSU
P、SDOWNをオンする事によりカーソル位置の変
更、カーソル画像の情報表示、ページの切換(9画面
毎)が行なえる。
【0078】SUP、SDOWNともオフならSREL
の判別を行ない、SRELがオンなら再生コマデータk
を(9n−1+c)にセットして前述の”通常画像表
示”でカーソル位置の画像の通常表示を行なわせたあ
と、SRELが再度オンされるのを待つ。SRELがオ
ンされたら#1110に戻る(#1310〜#135
0)。
【0079】SRELがオフの時はSIDXを判別し、
オンされていればリターンする(#1320)。
【0080】図24はPCモードのフローチャートであ
る。パソコンよりの交信要求を待ち、交信要求があれば
LCD表示の為のバックライトを点灯させて交信を行な
い、交信内容に基づいて画像データ転送その他の処理を
行なう(#1400〜#1430)。
【0081】交信要求がない時はSPCのオンオフを判
別する。オフすなわちパソコンとの接続用のケーブルが
外されたらリターンする。外されていなければ、最終の
交信から1分間経過したかいなかを判別し、経過してい
れば、省電力のためにバックライトを消灯させて#14
00に戻り交信要求を待つ(#1440〜#146
0)。
【0082】PCモードではSMAIN、SP/R 尚、本実施例においてはSPCによってパソコンとの接
続ケーブルのデジタルカメラへの接続を検出してPCモ
ードに入っているが、定期的にパソコンとの交信ライン
を監視しておいて、実際のパソコンからのデータ送信を
検出してPCモードに入るようにしても良い。その場
合、データ交信が所定時間(例えば3分)ないときに、
それ以外のモードに戻るようにすれば良い。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カメラ部をLCDモニタ側に回転させる事によって撮影
者自身を撮影可能なデジタルカメラにおいて、カメラ部
をLCDモニタ側に回転させた状態で撮影を行なう場合
に、LCDモニタへの表示画像は上下反転させて表示さ
せ、ICカード等の記録媒体へは上下反転させずに記録
するため、高価、複雑な回路を使用することなく、高速
に撮影、記録が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタルカメラの正面図である。
【図2】本発明に係るデジタルカメラの背面図である。
【図3】本発明に係るデジタルカメラの上面図である。
【図4】本発明に係るデジタルカメラの側面図である。
【図5】撮像部とカメラ本体との装着機構および接続ケ
ーブルの図である。
【図6】撮像部の位置検出スイッチの導電パターンを示
した図である。
【図7】本発明に係るデジタルカメラのブロック図であ
る。
【図8】画像データのICカード内での記憶方法を表し
た図である。
【図9】LCD表示部での表示例を示した図である。
【図10】CCDの駆動のタイムチャートである。
【図11】撮像、画像メモリ、表示のタイムチャート
で、(a)は電荷蓄積時間SSが1/30秒以下の場合
のタイムチャート、(b)は1/30秒以上、例えば1
/15秒での露出が行われた場合のタイムチャートであ
る。
【図12】電荷蓄積時間SSのテーブル(SSテーブ
ル)である。
【図13】撮像部をLCD表示部側に向けて撮影した場
合の撮影画像と記録画像の上下方向の関係を示した図で
ある。
【図14】記録画像の再生、表示の例で、(a)は通常
の画像を再生した場合、(b)は上下が反転した画像を
再生した場合である。
【図15】インデックス表示とスイッチ操作との関係を
示した図である。
【図16】インデックス表示においてカーソルを移動さ
せた時の表示を示した図である。
【図17】電池が装填された時のフローチャートであ
る。
【図18】撮影モード時のフローチャート(1)であ
る。
【図19】撮影モード時のフローチャート(2)であ
る。
【図20】ICカードへの残り撮影可能枚数の算出のフ
ローチャートである。
【図21】再生モードのフローチャートである。
【図22】通常の画像表示のフローチャートである。
【図23】インデックス表示モードのフローチャートで
ある。
【図24】PCモードのフローチャートである。
【符号の説明】 1 デジタルカメラ 2 カメラ本体部 3 撮像部 10 LCD表示部 32 導電パターン 35 ICカード 201 マイコン SCPOS2 カメラ位置検出スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 学 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号の処理及び記録を行なうカメラ
    本体部と、上記カメラ本体部に回転可能に取り付けら
    れ、被写体光像を画像信号に光電変換して取り込む撮像
    部と、上記カメラ本体部に配置され、前記撮像部にて取
    り込まれた被写体光像を表示する表示手段と、前記撮像
    部にて取り込まれた被写体光像を記憶する記憶手段と、
    前記撮像部の光軸方向が前記表示手段の表示方向と略同
    一である事を検出する検出手段と、前記撮像部の光軸方
    向が前記表示手段の表示方向と略同一である事が検出さ
    れた時、前記撮像部にて取り込まれた信号の上下を反転
    させて前記表示手段に表示させるとともに記憶手段へは
    上下反転させずに記憶させる制御手段とを備えた事を特
    徴とするデジタルカメラ。
JP9000957A 1997-01-07 1997-01-07 デジタルカメラ Pending JPH10200842A (ja)

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