JPH11272634A - コンピュータの周辺機器 - Google Patents

コンピュータの周辺機器

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JPH11272634A
JPH11272634A JP10071881A JP7188198A JPH11272634A JP H11272634 A JPH11272634 A JP H11272634A JP 10071881 A JP10071881 A JP 10071881A JP 7188198 A JP7188198 A JP 7188198A JP H11272634 A JPH11272634 A JP H11272634A
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JP
Japan
Prior art keywords
execution program
storage means
cpu
external execution
program
Prior art date
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JP10071881A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Naruto
弘和 鳴戸
Katsuhito Shinkawa
勝仁 新川
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】周辺機器単体に通信手段を設け、周辺機器単体
での前記実行プログラムのアップデートを可能にする。 【解決手段】CPUを備えるとともに、このCPUが、
書き換え可能な不揮発性記憶手段2110に格納された
CPU実行プログラムを参照することによって制御され
る、デジタルカメラ等のコンピュータの周辺機器であ
る。外部の実行プログラム格納手段に接続可能な通信回
線接続手段と、この通信回線接続手段を介して前記外部
の実行プログラム格納手段に接続された状態で、前記外
部の実行プログラムを前記外部の実行プログラム格納手
段から前記不揮発性記憶手段に上書きする上書き手段を
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータの周
辺機器に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータの普及に伴い、
パーソナルコンピュータの周辺機器であるプリンタや、
ハードディスク、光磁気ディスク、CD−R等のストレ
ージ機器や、スキャナ、デジタルカメラ等の画像入力機
器も、日々改良されている。これらの機器が改良される
際には、不具合の修正とともに、新機能が追加される場
合も多い。
【0003】前記周辺機器はCPUで制御されるものが
多く、CPUの実行プログラムが格納される不揮発性記
憶手段(例えばフラッシュメモリや電池バックアップR
AM等)の内容を書き換えることによって、ハードウェ
ア自身に手を加えなくても、不具合の修正とともに新機
能の追加が可能となっている。これらの改良プログラム
は、一般には、電話回線を介して各メーカーより供給さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】いうまでもなく、前記
コンピュータの周辺機器は、パーソナルコンピュータと
接続され、周辺機器どうしが連携して初めて機能する。
従って、パーソナルコンピュータを介してある周辺機器
の不揮発性記憶手段を改良のために書き換えると、今度
は別の周辺機器が動作しなくなったり、システム全体が
動作しなかったりすることがある。ある周辺機器の制御
プログラム作成時に、他の全ての周辺機器を考慮するの
は事実上不可能だからである。システムが停止すると、
今度は最新化(以下、アップデートともいう)したプロ
グラムを元に戻すことすら不可能になってしまうという
問題があった。
【0005】この発明は、このような技術的背景に鑑み
てなされたものであって、周辺機器単体に通信手段を設
け、周辺機器単体での前記実行プログラムのアップデー
トを可能にしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、CPUを備
えるとともに、このCPUが、書き換え可能な不揮発性
記憶手段に格納されたCPU実行プログラムを参照する
ことによって制御されるコンピュータの周辺機器におい
て、外部の実行プログラム格納手段に接続可能な通信回
線接続手段と、この通信回線接続手段を介して前記外部
の実行プログラム格納手段に接続された状態で、前記外
部の実行プログラムを前記外部の実行プログラム格納手
段から前記不揮発性記憶手段に上書きする上書き手段を
備えていることを特徴とするコンピュータの周辺機器に
よって解決される。
【0007】この周辺機器によれば、これが接続される
コンピュータとは関係なく、独自にCPUの実行プログ
ラムを上書きしてアップデートすることができる。
【0008】また、上記周辺機器においては、CPU実
行プログラムが格納された不揮発性記憶手段が第1の不
揮発性記憶手段であり、この第1の不揮発性記憶手段の
ほかに、撮影した画像データを保管する第2の不揮発性
記憶手段を備え、外部の実行プログラムを外部の実行プ
ログラム格納手段から前記第1の不揮発性記憶手段に上
書きする際に、前記第1の不揮発性記憶手段に格納され
ている既存のCPU実行プログラムを、前記第2の不揮
発性記憶手段に待避可能となされているのが良い。
【0009】この構成によれば、元のプログラムが第2
の不揮発性記憶手段に保管されているから、上書きした
プログラムに不具合が生じても、元のプログラムを再び
使用することができる。
【0010】また、周辺機器の好適例としては、通信回
線接続手段により撮影した画像データを送信可能なデジ
タルカメラを挙げることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】この実施形態では、コンピュータ
の周辺機器として、デジタルカメラを例にとって説明す
る。
【0012】まず、デジタルカメラの構成について説明
する。
【0013】デジタルカメラ1は、図1〜3に示すよう
に、箱型のカメラ本体部2と直方体状の撮像部3とから
構成されている。撮像部3は、正面(図1の紙面手前
側)から見てカメラ本体部2の右側面に着脱可能、か
つ、この右側面と平行な面内に回動可能に装着されてい
る。
【0014】前記撮像部3は、マクロズームからなる撮
影レンズ301及びCCD(Charge Coupl
ed Device)等の光電変換素子からなる撮像装
置を有し、被写体の光学像をCCDの各画素で光電変換
された電荷信号により構成される画像に変換して取り込
むものである。一方、カメラ本体部2は、LCD(Li
quid Crystal Display)からなる
表示部10、メモリカード8の装着部17及びパーソナ
ルコンピュータが外部接続される接続端子13を有し、
主として上記撮像部3で取り込まれた画像信号に所定の
信号処理を施した後、LCD表示部10への表示、メモ
リカード8への記録、パーソナルコンピュータへの転送
等の処理を行うものである。
【0015】撮像部3の内部には、マクロズームレンズ
301が配設され、このマクロズームレンズ301の後
方位置の適所にCCDカラーエリアセンサ303を備え
た撮像回路が設けられている。また、撮像部3内の適所
にフラッシュ光の被写体からの反射光を受光する調光セ
ンサ305を備えた調光回路304が設けられている。
カメラ本体部2の前面には、図1に示すように、左端
部の適所にグリップ部4が設けられ、右端部の上部適所
に内蔵フラッシュ5が設けられている。また、カメラ本
体部2の上面には、図1、図2に示すように、略中央に
記録画像を再生する際のコマ送り用のスイッチ6、7が
設けられている。スイッチ6は、記録画像をコマ番号が
増大する方向(撮影順の方向)にコマ送りするためのス
イッチ(以下、Upキーという。)であり、スイッチ7
は、記録画像をコマ番号が減少する方向にコマ送りする
ためのスイッチ(以下、Downキーという。)であ
る。また、背面側(図2の紙面手前側)からみてDow
nキー7の左側に、メモリカード8に記録された画像を
消去するための消去スイッチDが設けられ、Upキー6
の右方にシャッターボタン9が設けられている。
【0016】カメラ本体部2の背面には、図2に示すよ
うに、左端部の略中央に撮影画像のモニタ表示(ビュー
ファインダーに相当)及び記録画像の再生表示等を行う
ためのLCD表示部10が設けられている。また、LC
D表示部10の下方位置には、メモリカード8に記録さ
れる画像データの圧縮率Kを切り換え設定するためのス
ライドスイッチ式の圧縮率設定スイッチ12が設けられ
ている。また、カメラ本体部2の撮像部3側の側面に
は、パーソナルコンピュータが外部接続される前記接続
端子13が設けられ、背面上部には電源スイッチPSが
設けられている。
【0017】前記デジタルカメラ1には、フラッシュ
(以下、フラュシュをFLと記すことがある)発光に関
するモードとして、被写体輝度に応じて自動的に内蔵フ
ラッシュ5を発光させる「自動発光モード」、被写体輝
度に関係なく内蔵フラッシュ5を強制的に発光させる
「強制発光モード」及び内蔵フラッシュ5の発光を禁止
する「発光禁止モード」が設けられ、本体部2の背面の
表示部10の上方に配設されたFLモード設定キー11
を押す毎に「自動発光」、「強制発光」及び「発光禁
止」の各モードがサイクリックに切り換わり、いずれか
のモードが選択設定されるようになっている。また、デ
ジタルカメラ1は、1/8と1/20の2種類の圧縮率
Kが選択設定可能となされ、例えば圧縮率設定スイッチ
12を右にスライドすると、圧縮率K=1/8が設定さ
れ、左にスライドすると、圧縮率K=1/20が設定さ
れる。なお、本実施の形態では、2種類の圧縮率Kを選
択設定できるようにしているが、3種類以上の圧縮率K
を選択設定できるようにしてもよい。
【0018】更に、カメラ本体部2の背面の右端上部に
は、「撮影モード」と「再生モード」とを切換設定する
撮影/再生モード設定スイッチ14が設けられている。
撮影モードは、写真撮影を行うモードであり、再生モー
ドは、サーバまたは内蔵フラッシュメモリ2110に記
録された撮影画像をLCD表示部10に再生表示するモ
ードである。撮影/再生モード設定スイッチ14も2接
点のスライドスイッチからなり、例えば右にスライドす
ると、再生モードが設定され、左にスライドすると、撮
影モードが設定される。
【0019】カメラ本体部2の底面には、電池装填室1
8とメモリカード8を装填するカード装填室17とが設
けられ両装填室17、18の装填口は、クラムシェルタ
イプの蓋15により閉塞されるようになっている。本実
施形態におけるデジタルカメラ1は、4本の単三形乾電
池を直列接続してなる電源電池Eを駆動源としている。
さらに、カメラ本体部2の底面には、デジタルカメラを
電話回線に接続するためのモジュラージャック2200
が設けられている。
【0020】図4は、デジタルカメラ1の制御系を示す
ブロック図である。
【0021】撮像部3内において、前記CCD303
は、マクロズームレンズ301により結像された被写体
の光像を、R(赤)、G(緑)、B(青)の色成分の画
像信号(各画素で受光された画素信号の信号列からなる
信号)に光電変換して出力する。タイミングジェネレー
タ314は、CCD303の駆動を制御するための各種
のタイミングパルスを生成するものである。
【0022】撮像部3における露出制御は、絞りが固定
絞りとなっているので、CCD303の露光量、すなわ
ち、シャッタスピードに相当するCCD303の電荷蓄
積時間を調節して行われる。被写体輝度が低輝度時に適
切なシャッタスピードが設定できない場合は、CCD3
03から出力される画像信号のレベル調整を行うことに
より露光不足による不適正露出が補正される。すなわ
ち、低輝度時は、シャッタスピードとゲイン調整とを組
み合わせて露出制御が行われる。画像信号のレベル調整
は、信号処理回路313内のAGC回路のゲイン調整に
おいて行われる。
【0023】タイミングジェネレータ314は、タイミ
ング制御回路202から送信される基準クロックに基づ
きCCD303の駆動制御信号を生成するものである。
タイミングジェネレータ314は、例えば積分開始/終
了(露出開始/終了)のタイミング信号、各画素の受光
信号の読出制御信号(水平同期信号、垂直同期信号、転
送信号等)等のクロック信号を生成し、CCD303に
出力する。
【0024】信号処理回路313は、CCD303から
出力される画像信号(アナログ信号)に所定のアナログ
信号処理を施すものである。信号処理回路313は、C
DS(相関二重サンプリング)回路とAGC(オートゲ
インコントロール)回路とを有し、CDS回路により画
像信号のノイズの低減を行い、AGC回路のゲインを調
整することにより画像信号のレベル調整を行う。
【0025】調光回路304は、フラッシュ撮影におけ
る内蔵フラッシュ5の発光量を全体制御部211により
設定された所定の発光量に制御するものである。フラッ
シュ撮影においては、露出開始と同時に被写体からのフ
ラッシュ光の反射光が調光センサ305により受光さ
れ、この受光量が所定の発光量に達すると、調光回路3
04から全体制御部211を介してフラッシュ制御回路
214に発光停止信号が出力される。フラッシュ制御回
路214は、この発光停止信号に応答して内蔵フラッシ
ュ5の発光を強制的に停止し、これにより内蔵フラッシ
ュ5の発光量が所定の発光量に制御される。
【0026】カメラ本体部2内において、A/D変換器
205は、画像信号の各画素信号を10ビットのデジタ
ル信号に変換するものである。A/D変換器205は、
図示しないA/Dクロック発生回路から入力されるA/
D変換用のクロックに基づいて各画素信号(アナログ信
号)を10ビットのデジタル信号に変換する。
【0027】カメラ本体部2内には、基準クロック、タ
イミングジェネレータ314、A/D変換器205に対
するクロックを生成するタイミング制御回路202が設
けられている。タイミング制御回路202は、全体制御
部211により制御される。
【0028】黒レベル補正回路206は、A/D変換器
205でA/D変換された画素信号(以下、画素データ
という。)の黒レベルを基準の黒レベルに補正するもの
である。また、ホワイトバランス回路(以下、WB回路
という)207は、γ補正後にホワイトバランスも合わ
せて調整されるように、R、G、Bの各色成分の画素デ
ータのレベル変換を行うものである。WB回路207
は、全体制御部211から入力される、レベル変換テー
ブルを用いてR、G、Bの各色成分の画素データのレベ
ルを変換する。なお、レベル変換テーブルの各色成分の
変換係数(特性の傾き)は全体制御部211により撮影
画像毎に設定される。
【0029】γ補正回路208は、画素データのγ特性
を補正するものである。γ補正回路208は、γ特性の
異なる例えば6種類のγ補正テーブルを有し、撮影シー
ンや撮影条件に応じて所定のγ補正テーブルにより画素
データのγ補正を行う。
【0030】画像メモリ209は、γ補正回路208か
ら出力される画素データを記憶するメモリである。画像
メモリ209は、1フレーム分の記憶容量を有してい
る。すなわち、画像メモリ209は、CCD303がn
行m列の画素を有している場合、n×m画素分の画素デ
ータの記憶容量を有し、各画素データが対応する画素位
置に記憶されるようになっている。
【0031】VRAM210は、LCD表示部10に再
生表示される画像データのバッファメモリである。VR
AM210は、LCD表示部10の画素数に対応した画
像データの記憶容量を有している。
【0032】撮影待機状態においては、撮像部3により
1/30(秒)毎に撮像された画像の各画素データが、
A/D変換器205〜γ補正回路208により所定の信
号処理を施された後、画像メモリ209に記憶されると
ともに、全体制御部211を介してVRAM210に転
送され、LCD表示部10に表示される。これにより撮
影者はLCD表示部10に表示された画像により被写体
像を視認することができる。また、再生モードにおいて
は、メモリカード8から読み出された画像が全体制御部
211で所定の信号処理が施された後、VRAM210
に転送され、LCD表示部10に再生表示される。
【0033】カード用インターフェース(I/F)21
2は、メモリカード8への画像データの書き込み及び画
像データの読み出しを行うためのインターフェースであ
る。また、通信用インターフェース(I/F)213
は、パーソナルコンピュータ19を通信可能に外部接続
するための、例えばUSB規格に準拠したインターフェ
ースである。さらに、通信用インターフェース213
は、デジタルカメラに内蔵されるモデム220にも接続
されており、電話回線を通じて、デジタルカメラの各種
データ例えば撮影した画像データを外部と送受できるよ
うになっている。なお、モデム220の通信用インター
フェース213と反対側の端子は、前記モジュラージャ
ック2200に接続されている。
【0034】フラッシュ制御回路214は、内蔵フラッ
シュ5の発光を制御する回路である。フラッシュ制御回
路214は、全体制御部211の制御信号に基づき内蔵
フラッシュ5の発光の有無、発光量及び発光タイミング
等を制御し、調光回路304から入力される発光停止信
号STPに基づき内蔵フラッシュ5の発光量を制御す
る。
【0035】RTC219は、撮影日時を管理するため
の時計回路であり、図示しない別の電源で駆動される。
【0036】操作部250は、上述した、Upキー6、
Downキー7、シャッターボタン9、FLモード設定
キー11、圧縮率設定スイッチ12、撮影/再生モード
設定スイッチ14に相当するスイッチを備えており、操
作部インターフェース(I/F)2500を介して全体
制御部211により制御される。
【0037】全体制御部211は、CPUからなり、上
述した撮像部3内及びカメラ本体部2内の各部材の駆動
を有機的に制御してデジタルカメラ1の撮影動作を統括
制御するものである。また、CPUのワーク用としての
RAM2111と、CPUのプログラムを記憶したフラ
ッシュメモリ2110を備えている。
【0038】全体制御部211は、撮影モードにおい
て、シャッターボタン9により撮影が指示されると、撮
影指示後に画像メモリ209に取り込まれた画像のサム
ネイル画像と圧縮率設定スイッチ12で設定された圧縮
率KによりJPEG方式により圧縮された圧縮画像とを
生成し、撮影画像に関するタグ情報(コマ番号、露出
値、シャッタスピード、圧縮率K、撮影日、撮影時のフ
ラッシュのオンオフのデータ、シーン情報、画像の判定
結果等の情報)とともに両画像をメモリカード8に記憶
する。
【0039】メモリカード8は、圧縮率1/20で40
コマの画像を記憶可能であり、各コマはタグの部分とJ
PEG形式で圧縮された高解像度の画像データ(640
×480画素)とサムネイル表示用の画像データ(80
×60画素)が記録されている。各コマ単位で、例えば
EXIF系式の画像ファイルとして扱うことが可能であ
る。
【0040】図5に、全体制御部211を構成するCP
Uのメモリマップを示す。
【0041】アドレス00....0〜A2番地にはフ
ラッシュメモリ2110が割り当てられており、A6+
1〜FF....F番地にはワーク用RAM2111が
割り当てられている。
【0042】デジタルカメラの電源がONでリセットさ
れたCPUはこのフラッシュメモリの特定番地AXを参
照し、その後、フラッシュメモリ2110に格納されて
いるプログラムデータ(BIOS)を、ワーク用RAM
2111のA7+1〜A10にロードし、その後所定の
起動プログラムを実行する。いわゆる、ワーク用RAM
2111のA7+1〜A10はBIOSのシャドー領域
になっている。各種インターフェースやメモリは、図示
した通りのアドレスにマップされており、プログラムは
必要に応じて、これらのアドレスを参照する。
【0043】デジタルカメラ1を電話回線に接続し、所
定の操作を行うと、BIOSプログラムをアップデート
でき、常に最新のプログラムを実行することが可能にな
る。この手順について、図6のフローチャートを用いて
説明する。
【0044】ステップ(以下ステップをSと記す) 30
0で、デジタルカメラ1のUpキー6、Downキー
7、Delキーの3つが同時に押されたどうかを調べ、
押されなければ(S300にてNO)本ルーチンを終了
し、押された場合には(S300にてYES)、S31
0でBIOSプログラムをアップデートするためのBI
OSアップデートプログラムが起動する。具体的には、
図5のワークRAM2111のアドレスA8+1〜A9
の領域に格納されているプログラムが実行される。なお
これは、元々フラッシュメモリ2110のA0+1〜A
1の領域に格納されており、起動時にワークRAMにコ
ピーされたものである。
【0045】BIOS Updateプログラムの起動
後、S320でデジタルカメラが電話回線に接続されて
いるかどうかを判別し、接続されていないなら(S32
0にてNO)、S330で表示部10に電話回線への接
続を促すエラーメッセージを表示する。
【0046】電話回線に接続されているなら(S320
にてYES)、S340で、電話番号等の所定の呼び出
し信号を出し、BIOSアップデートプログラムが格納
されているサーバを呼び出す。
【0047】次に、S350で、サーバからの応答があ
るかどうかを調べ、応答がない場合には(S350にて
NO)、S360でサーバが応答しない旨のエラーメッ
セージを表示部10に表示して、このルーチンを抜け
る。
【0048】一方、応答があった場合には(S350に
てYES)、S370で、ダウンロード画面を表示部1
0に表示する。このダウンロード画面には、ダウンロー
ドを開始する旨、及びシャッターボタンを押すと実行し
FLモード設定キーを押すと中止する旨が表示される。
【0049】そして、S380、S390で、FLモー
ド設定キー11またはシャッターボタン9が押されるの
を待つ。FLモード設定キー11が押されたら(S38
0にてYES)、ダウンロードを中止し本ルーチンを抜
ける。シャッターボタン9が押されたら(S380にて
NO、S390にてYES)、ダウンロードを開始し図
7のフローチャートに進む。
【0050】ダウンロード中は、S400でダウンロー
ド実行中画面を表示部10に表示する。ダウンロードさ
れた新しいBIOSのプログラムデータは、ワーク用R
AM2111のA10+1〜FF....Fの特定のア
ドレスに保管される。
【0051】S410でダウンロードが完了するまで待
ち、ダウンロードが完了したら(S410でYES)、
S420でBIOSのアップデート画面を表示する。こ
の画面では、アップデートを開始する旨、及びシャッタ
ーボタンを押すと実行しFLモード設定キーを押すと中
止する旨が表示される。
【0052】そして、S430、S440で、FLモー
ド設定キー11またはシャッターボタン9が押されるの
を待つ。FLモード設定キー11が押されたら(S43
0にてYES)、アップデートを中止し本ルーチンを抜
ける。シャッターボタン9が押されたら(S430にて
NO、S440にてYES)、アップデートを実行す
る。すなわち、ワークRAMのA10+1〜F
F....Fの特定のアドレスにダウンロードされたデ
ータをフラッシュメモリ2110の番地00....0
〜A2に上書きする。アップデート中は、S450で、
アップデート中である旨のアップデート実行中画面を表
示部10に表示し、S460でアップデートが完了する
のを待つ。
【0053】アップデートが完了すると(S460にて
YES)、S470でアップデート完了画面が表示部1
0に表示される。この画面では、アップデートが完了し
た旨、一度電源スイッチPSをオフしたのち再度オンに
する旨が表示される。
【0054】そして、デジタルカメラの電源スイッチP
Sが一度オフされ再度オンされると、リセットされたC
PUはこのアップデートされたフラッシュメモリの特定
番地AXを参照し、その後、フラッシュメモリ2110
に格納されているアップデートされたプログラムデータ
(BIOS)を、ワーク用RAM2111のA7+1〜
A10にロードし、その後アップデートされた所定の起
動プログラムを実行する。 なお、BIOSをダウンロ
ードやアップデートする際に、現在のBIOSと日付を
比較して、日付が新しくない場合には警告するようにし
てもかまわない。
【0055】さらに、アップデート前のBIOSをメモ
リカードに保存して、もし、アップデートによる不具合
が発生した際には、再度メモリカードからフラッシュメ
モリ2110にプログラムデータを上書きするようにし
てもかまわない。
【0056】この場合の処理を、図9のフローチャート
を用いて説明すると、S500で、Upキー6、Dow
nキー7、Delキー、FLモード設定キー11の4つ
が同時に押されたかどうかを判別し、押されたら(S5
00にてYES)、S510で第1の不揮発性記憶手段
としてのフラッシュメモリ2110の内容を、第2の不
揮発性記憶手段としてのメモリカード8に転送待避す
る。押されていないなら(S500にてNO)、S52
0でUpキー6、Downキー7、Delキー、シャッ
ターボタン9の4つが同時に押されたかどうかを判別
し、押された場合には(S520にてYES)、メモリ
カード8に待避されたBIOSをフラッシュメモリに再
度書き込むようになっている。
【0057】このにように、メモリカード8にはアップ
デート前のプログラムが保管されるから、アップデート
したプログラムに不具合が生じても、メモリカード8内
の元のプログラムを用いてCPUを実行させることがで
きる。
【0058】なお、以上の実施形態では、コンピュータ
の周辺機器としてデジタルカメラを例示したが、周辺機
器はデジタルカメラに限定されるものではなく、プリン
タ、スキャナ等のように、CPUを備え、コンピュータ
と接続されて使用される機器の全てに対して適用可能で
ある。
【0059】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、これが
接続されるコンピュータとは関係なく、独自にCPUの
実行プログラムを上書きできるから、従来のように、別
の周辺機器が動作しなくなったり、システム全体が動作
しなかったりする不都合を解消しつつ、CPUの実行プ
ログラムの最新化が可能となる。
【0060】また、請求項2に記載の発明によれば、元
のプログラムが第2の不揮発性記憶手段に待避保管され
ているから、上書きしたプログラムに不具合が生じて
も、前記待避されているプログラムを使用することで、
上書き前の状態に容易に復帰させることができる。
【0061】また、コンピュータの周辺機器が、通信回
線接続手段により撮影した画像データを送信可能なデジ
タルカメラである場合には、デジタルカメラに対して、
前記のような効果を生じさせることができ、使い勝手の
良いデジタルカメラとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るデジタルカメラシ
ステムに用いられるデジタルカメラの正面図である。
【図2】同じくデジタルカメラの背面図である。
【図3】同じくデジタルカメラの底面図である。
【図4】図1〜3に示したデジタルカメラの制御系を示
すブロック図である。
【図5】図1〜4のデジタルカメラ内のCPUのメモリ
マップである。
【図6】CPU実行プログラムのアップデート処理を示
すフローチャートである。
【図7】図6のフローチャートに示した処理の続きを示
すフローチャートである。
【図8】CPU実行プログラムの一時待避及び書き換え
処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…デジタルカメラ 2…カメラ本体部 3…撮像部 8…メモリカード(第2の不揮発性記憶手段) 9…シャッターボタン 10…表示部 211…全体制御部(CPU) 220…モデム 2110…フラッシュメモリ(不揮発性記憶手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUを備えるとともに、このCPU
    が、書き換え可能な不揮発性記憶手段に格納されたCP
    U実行プログラムを参照することによって制御されるコ
    ンピュータの周辺機器において、 外部の実行プログラム格納手段に接続可能な通信回線接
    続手段と、 この通信回線接続手段を介して前記外部の実行プログラ
    ム格納手段に接続された状態で、前記外部の実行プログ
    ラムを前記外部の実行プログラム格納手段から前記不揮
    発性記憶手段に上書きする上書き手段を備えていること
    を特徴とするコンピュータの周辺機器。
  2. 【請求項2】 CPU実行プログラムが格納された不揮
    発性記憶手段が第1の不揮発性記憶手段であり、この第
    1の不揮発性記憶手段のほかに、撮影した画像データを
    保管する第2の不揮発性記憶手段を備え、外部の実行プ
    ログラムを外部の実行プログラム格納手段から前記第1
    の不揮発性記憶手段に上書きする際に、前記第1の不揮
    発性記憶手段に格納されている既存のCPU実行プログ
    ラムを、前記第2の不揮発性記憶手段に待避可能となさ
    れている請求項1に記載のコンピュータの周辺機器。
  3. 【請求項3】 通信回線接続手段により撮影した画像デ
    ータを送信可能なデジタルカメラからなる請求項1また
    は2に記載のコンピュータの周辺機器。
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