JPH11252366A - プリンタ制御装置、プリンタ及びプリントシステム - Google Patents

プリンタ制御装置、プリンタ及びプリントシステム

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JPH11252366A
JPH11252366A JP10052135A JP5213598A JPH11252366A JP H11252366 A JPH11252366 A JP H11252366A JP 10052135 A JP10052135 A JP 10052135A JP 5213598 A JP5213598 A JP 5213598A JP H11252366 A JPH11252366 A JP H11252366A
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JP
Japan
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raster data
printer
image element
image
data
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JP10052135A
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Mitsuo Sakurai
光夫 桜井
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
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    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • HELECTRICITY
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    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/387Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals
    • H04N1/3871Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals the composed originals being of different kinds, e.g. low- and high-resolution originals
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K2215/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
    • G06K2215/0082Architecture adapted for a particular function
    • G06K2215/0094Colour printing

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速印刷を安価な構成で実現する。 【解決手段】 ホストコンピュータのプリンタドライバ
1とプリンタ5との間に、プリンタ制御専用ハードウェ
ア回路5が設けられる。プリンタドライバ1は、印刷対
象画像を写真や絵画のようなフォト(自然画像)と、文
字・図形とに分離し、フォトについてはフルカラーRG
Bラスタデータの形で出力し、文字・図形は色変換・ハ
ーフトーニングを行って2値CMYKラスタデータの形
で出力する。制御回路5は、フォトのフルカラーRGB
ラスタデータに色変換・ハーフトーニングを行って2値
CMYKラスタデータに変換し、これと文字・図形の2
値CMYKラスタデータとをメモリ21上で重ね合わせ
て完全な印刷画像の2値CMYKラスタデータを完成さ
せ、これをプリンタ9へ送る。インタレース印刷やオー
バラップ印刷のための画素データの並べ替えや間引きな
ども、制御回路5が行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速印刷のための
プリンタ制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムなどで用いられる
プリンタは、通常、CMY又はCMYKのような限定さ
れた色数の着色剤を用いて、各色の着色剤の小さな点
(ドット)を用紙上の各画素位置に打ったり打たなかっ
たりすることにより(機種によっては、更にドットのサ
イズを複数段階に変化させることにより)、人の目には
連続的な階調に見える擬似連続階調画像を形成する。従
って、プリンタが最終的に必要とする画像データは、通
常、各画素位置にCMYK各色の着色剤のドットを打つ
か打たないかを示した(機種によっては、更に複数段階
のドットサイズの何れかを指定した)CMYKラスタデ
ータである。なお、このようなCMYKラスタデータ
は、各色成分値の値分解能がせいぜい2段階又はあまり
多くはない複数段階に過ぎないため、本明細書ではこれ
を「低値分解能」のCMYKラスタデータと呼ぶことに
する。
【0003】これに対し、プリンタに印刷命令を与える
ホストコンピュータにてアプリケーションにより生成さ
れたり外部入力されたりした原画像データは、通常、プ
リンタ側表色系とは異なるホスト側表色系、典型的には
RGB表色系、で表現され、かつ、各色成分値が例えば
256段階のような高い値分解能をもった「高値分解
能」のRGBデータである。また、この原画像データ
は、画素値の集合として表現された低レベルデータ(ラ
スタデータ)である場合もあれば、図形関数やキャラク
タコードで表現された高レベルデータである場合もあ
る。
【0004】従来のプリントシステムでは、原画像の高
値分解能RGBデータを最終的な低値分解能CMYKデ
ータまで変換する処理は、ホストコンピュータ内のソフ
トウェアであるプリンタドライバ、又はプリンタ内のイ
メージングソフトウェアが行っている。この処理には、
原画像データが高レベルデータである場合はこれをラス
タデータに変換する「ラスタライズ」、ルックアップテ
ーブルなどを用いてRGB系の画素値をCMY系又はC
MYK系の画素値に変換する「色変換」、誤差拡散やデ
ィザなどの手法を用いて高値分解能の画素値を低値分解
能の画素値に変換する「ハーフトーニング」などが含ま
れる。また、インクジェットプリンタなどでは、画質を
高めるために、画素位置の配列順序とは異なる順序でド
ットを打つ、いわゆる「インタレース」印刷手法や「オ
ーバラップ」印刷手法が行われるが、これを行うための
画素値の順序替えなども上記変換処理で行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した変換処理は、
これをプリンタドライバで行う場合はホストコンピュー
タの、またプリンタで行う場合はプリンタの、それぞれ
のCPUの大きな負担である。そのため、この処理に多
くの時間が費やされ、それは印刷速度を左右する主要な
要因である。そこで、レーザプリンタなどでは、高速印
刷を実現するために高速・高性能CPUを搭載して、上
記変換処理をプリンタ側で高速に行うようにしている。
しかし、レーザプリンタの価格はかなり高くなってしま
う。一方、インクジェットプリンタなどでは、プリンタ
の低価格化のために上記変換処理を全てホストコンピュ
ータのプリンタドライバに任せている。その結果、イン
クジェットプリンタの印刷速度はかなり遅いし、また、
ホストコンピュータの解放時間も長くその間ホストの他
の仕事が圧迫される。
【0006】従って、本発明の目的は、高速な印刷を低
価格な設備で実現することにある。
【0007】本発明の別の目的は、従来のインクジェッ
トプリンタのような低速プリンタを使用する環境で、ホ
ストのCPUに大きな負担をかけずに高速な印刷を実現
することにある。
【0008】本発明の更に別の目的は、高速印刷ができ
る低価格なプリンタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ホスト
コンピュータのような上位装置とプリンタとの間に、プ
リンタ制御専用ハードウェア回路が設けられる。この専
用ハードウェア回路は、上位装置に内蔵してもよいし、
プリンタに内蔵してもよいし、或は両者に対して外付け
としてもよい。この専用ハードウェア回路は、上位装置
から第1の画像要素の高値分解能ラスタデータと、第2
の画像要素の低値分解能ラスタデータとを受け取り、第
1の画像要素の高値分解能ラスタデータにはハーフトー
ニング処理を施して低値分解能ラスタデータに変換し、
これと第2の画像要素の低値分解能ラスタデータとか
ら、完全な印刷画像の低値分解能ラスタデータを完成さ
せ、これをプリンタへ送る。
【0010】本発明によると、専用ハードウェア回路が
第1の画像要素のハーフトーニング処理と、完全画像の
生成とを行うので、上位装置では第1の画像要素のハー
フトーニング処理を行う必要がなくなり、プリンタでは
ハーフトーニング処理を全く行う必要がなくなり、よっ
て高速印刷が可能となる。専用ハードウェア回路はAS
IC(Application Specified IC)などで作れるので、
高速CPUを搭載した従来の高速印刷システムより安価
である。
【0011】好適な実施形態では、第1の画像要素とは
写真や絵画などのフォト(自然画像)であり、第2の画
像要素とは文字及び図形である。そして、フォトは上位
装置表色系の高値分解能ラスタデータ(例えばフルカラ
ーRGBラスタデータ)の形で上位装置から専用ハード
ウェア回路に送られてきて、専用ハードウェア回路にて
色変換及びハーフトーニング処理されてプリンタ表色系
の低値分解能ラスタデータ(例えば2値CMYKラスタ
データ)に変換される。一方、文字・図形は、上位装置
側で色変換及びハーフトーニング処理されて、プリンタ
表色系の低値分解能ラスタデータ(例えば2値又は複数
値のCMYKラスタデータ)の形で上位装置から専用ハ
ードウェア回路に送られくる。この実施形態では、上位
装置(典型的にはホストコンピュータ)では、比較的に
軽い処理である文字・図形の色変換・ハーフトーニング
処理だけを行えばよく、重い処理であるフォトの色変換
・ハーフトーニング処理は専用ハードウェア回路が行う
ので、高速印刷が可能となる。また、一般に、文字・図
形はその輪郭を鮮明にするためにフォトより高解像度が
要求されるが、文字・図形は上位装置で低値分解能ラス
タデータに変換して専用ハードウェア回路に送るので、
高解像度であっても送信のデータ量が膨大にならず、こ
のことも高速印刷に貢献する。
【0012】また、好適な実施形態では、専用ハードウ
ェア回路が、インタレース印刷のための画素順序変更な
どの処理も行うので、この点も高速印刷を助ける。
【0013】更に、好適な実施形態では、専用ハードウ
ェア回路がメモリを有し、このメモリにフォトのラスタ
データと文字・図形のラスタデータとを重ね合せて書込
むことにより、メモリ上で完全な印刷画像のラスタデー
タを完成させるようになっている。このようにメモリを
用いることで、フォトと文字・図形の重ね合わせを簡単
な構成で行っており、これは低価格化に貢献する。ま
た、メモリにフォトと文字・図形のラスタデータを書込
むとき、フォトか文字・図形の一方を書込んでいる間、
他方の書込みを待機するようにしているので、フォトと
文字・図形の書込み回路を共通にすることができ、これ
も低価格化に貢献する。
【0014】さらに、好適な実施形態では、上位装置か
らは各ラスタ毎にフォトのラスタデータと文字・図形の
ラスタデータとが逐次に送られてくるようになってお
り、専用ハードウェア回路は、フォトと文字・図形の双
方のラスタ終了を認識したときに、メモリへのラスタの
書込み場所を指定するための垂直アドレスをインクレメ
ントするようにしている。それにより、同じラスタにか
かるフォトのラスタデータと文字・図形のラスタデータ
とをメモリの同じ垂直アドレス場所に重ね合わせて書込
むための回路が簡素化され、これも低価格化に貢献す
る。
【0015】また、好適な実施形態では、フォト又は文
字・図形が存在しないラスタについては、その存在しな
い画像要素に関してもラスタ終了を示すラスタ終了コマ
ンドが上位装置から送られてくるようになっており、そ
のため、専用ハードウェア回路は、そのラスタ終了コマ
ンドにより上記存在しない画像要素についてのラスタ終
了を認識して、垂直アドレスをインクレメントすること
ができるようになっている。これにより、上記存在しな
い画像要素について、メモリへのヌルデータ書込みを実
際の書込みを行うことなく実現することができ、これも
高速化に貢献する。
【0016】また、好適な実施形態では、専用ハードウ
ェア回路内のメモリはリングバッファとして用いられ、
プリンタの印刷ヘッドが今回のパス(主走査)で必要と
するラスタのラスタデータがメモリから読み出されてい
る間に、次回のパスで印刷ヘッドが必要とする最後のラ
スタまでのラスタデータがメモリに書込まれるという読
み書き動作が行われる。これにより、メモリのラスタデ
ータを格納するための容量は、印刷ヘッドが2パスでカ
バーする範囲のラスタデータを格納できる容量という最
小限の容量で済むことになり、これも低価格化に貢献す
る。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態の全
体的な構成を示す。
【0018】ホストコンピュータ内のソフトウェアであ
るプリンタドライバ1とプリンタ9との間に、プリンタ
制御専用ハードウェア回路(以下、制御回路と略称す
る)5が存在する。制御回路5は、例えばASIC(Ap
plication Specified IC)のようなハードウェアロジッ
ク回路であって、ソフトウェアをCPUで実行するよう
なコンピュータではない。この制御回路5は、プリンタ
ドライバ1から同回路5用の制御回路コマンド3を受
け、プリンタ9用のプリンタコマンド7を作成してプリ
ンタ9へ送る機能を有している。
【0019】制御回路5の配置形態には大体、図2に示
すような3種類のバリーションがある。すなわち、図2
でブロック33に示すようにホストコンピュータ31に
内蔵する方式と、ブロック37に示すようにプリンタ9
に内蔵する方式と、ブロック35に示すようにホストコ
ンピュータ31及びプリンタ9に外付けする方式であ
る。ホスト内蔵式では、制御回路5はホストコンピュー
タ用オプションボードのような形態で提供され、ホスト
コンピュータ31の内部バスに接続され、プリンタ9に
対しては例えばパラレルインタフェースケーブル(又は
通信ネットワーク)などで接続される。これは複数台の
プリンタに対応できる利点がある。一方、プリンタ内蔵
式では、制御回路5はプリンタタ用オプションボードの
ような形態で提供され、プリンタ9の内部バスに接続さ
れ、ホストコンピュータ31とは例えばパラレルインタ
フェースケーブル(又は通信ネットワーク)などで接続
される。これは複数台のホストに対応できる利点があ
る。また、外付け式では、制御回路5はホストコンピュ
ータ31及びプリンタ9の双方に対し例えばパラレルイ
ンタフェースケーブル(又は通信ネットワーク)などで
接続される。
【0020】ところで、一般に印刷対象画像は「文
字」、「図形」及び「フォト(自然画像)」の3種類に
分類することができる。「文字」とは原始的にキャラク
タコードで表現され得るような文字や記号の画像であ
り、「図形」とは原始的に関数で表現され得るような線
図や幾何学形状の画像である。また、「フォト」とは写
真や絵画がその典型例であるように、原始的にラスタデ
ータ(つまり、画素値の集合)で表現されるような画像
である。図1において、プリンタドライバ1は、原画像
データをホストコンピュータのOSから受け取ると、そ
の原画像データから文字・図形のデータと自然画像のデ
ータとを分離して抽出し、文字・図形データについては
「ラスタライズ」、「色変換」及び「ハーフトーニン
グ」を行ってプリンタ表色系の低値分解能ラスタデータ
(典型的には、各画素にCMYKのドットを打つか否か
を示した2値CMYKラスタデータ)に変換し、これを
制御回路コマンド3に組み込んで制御回路5に送る。一
方、フォトデータについては、プリンタドライバ1は、
「色変換」及び「ハーフトーニング」を行わずに、ホス
ト表色系の高値分解能ラスタデータ(典型的には、各画
素の各色成分値が256階調を表現できる8ビットワー
ドであるフルカラーRGBラスタデータ)の形式で制御
回路コマンド3に組み込んで制御回路5に送る。従っ
て、制御回路5は、フォトのRGBデータに対してのみ
「色変換」及び「ハーフトーニング」を行なうことにな
る。
【0021】このように文字・図形の「色変換」及び
「ハーフトーニング」処理はプリンタドライバ1で行な
い、一方、フォトのそれは制御回路5で行うようにした
主たる理由は次の2つである。第1に、文字・図形の上
記処理は一般に軽くCPUにとり大した負担にならない
のに対し、フォトの上記処理は重くCPUにとり大きな
負担になるため、この重い処理を専用ハードウェアであ
る制御回路5に行わせてCPUをその処理から解放する
ことが、高速化を図る上で最も有効だからである。第2
に、文字・図形は、その輪郭を鮮明に印刷する必要から
高解像度である必要があるが、高解像度のフルカラーR
GBラスタデータはデータ量が膨大であるのに対し、2
値CMYKラスタデータは高解像度であってもそれほど
データ量は多くないので、2値CMYKラスタデータの
形式でプリンタドライバ1から制御回路5へデータを送
れば、データ伝送時間が短くてすむからである。
【0022】さて、図1に示すように、制御回路5はホ
ストインタフェース回路11、コマンド解析・パス制御
回路13、色変換・ハーフトーニング回路15、重ね合
わせ・インタレース回路17、メモリコントロール回路
19、メモリ21、コマンド生成回路23及びプリンタ
インタフェース回路25を有している。ホストインタフ
ェース回路11は、プリンタドライバ1から一連の制御
回路コマンド3を受け取り、その一連のコマンドをコマ
ンド解析・パス制御回路13へ送る。この一連の制御回
路コマンド3には、各種の印刷条件を指定するコマンド
や、紙送り制御のためのコマンドや、上述したフォトの
フルカラーRGBラスタデータを送ってくるコマンド
や、上述した文字・図形の2値CMYKラスタデータを
送ってくるコマンドなど、種々のコマンドが含まれてい
る。以下の説明では、フォトのフルカラーRGBラスタ
データを送ってくるコマンドを「RGBラスタコマン
ド」と呼び、文字・図形の2値CMYKラスタデータを
送ってくるコマンドを「CMYKラスタコマンド」と呼
び、両者を総称するときは「画像データコマンド」と呼
ぶことにする。
【0023】コマンド解析・パス制御回路13は、受け
取った制御回路コマンドを解析してそのコマンドの種類
を識別する。ここで、各コマンドは基本的に、 <コマンドヘッダ><データ> という構成になっており、<コマンドヘッダ>フィール
ドにはコマンド種類を示すコマンドコードや、必要ある
場合には所定のパラメータが含まれている。また、<デ
ータ>フィールドには、例えば印刷条件を指定するコマ
ンドの場合はその印刷条件の内容が、CMYKラスタコ
マンドの場合は文字・図形の2値CMYKラスタデータ
が、RGBラスタコマンドの場合はフォトのフルカラー
RGBラスタデータが、というようにコマンドの種類に
応じたデータが含まれている(なお、<データ>の無い
コマンドもある)。さて、コマンド解析・パス制御回路
13は、上記のような構成のコマンドを受け取ると、そ
のコマンドの<コマンドヘッダ>からそのコマンドの種
類を識別する。
【0024】受け取ったコマンドがRGBラスタコマン
ドの場合、コマンド解析・パス制御回路13は、そのコ
マンドの<データ>であるフォトのフルカラーRGBラ
スタデータを矢印33に示すように色変換・ハーフトー
ニング回路15へ送る。受け取ったコマンドがCMYK
ラスタコマンドの場合、コマンド解析・パス制御回路1
3は、そのコマンドの<データ>である文字・図形の2
値CMYKラスタデータを矢印35のように重ね合わせ
・インタレース回路17へ送る。受け取ったコマンドが
画像データコマンド以外のコマンド(例えば、印刷条件
を指定するコマンドや給紙制御に関するコマンドなど)
である場合には、コマンド解析・パス制御回路13は、
そのコマンドに基づいて制御回路5の各部の状態を設定
する必要がある場合にはそれを行い、また、そのコマン
ドの内容をプリンタ9に通知する必要がある場合にはそ
のコマンドを矢印35に示すように重ね合わせ・インタ
レース回路17へ送る。
【0025】更に、コマンド解析・パス制御回路13
は、識別できないコマンドを受け取った場合には、その
コマンド及び後続の受信情報全てをそのまま矢印37の
ようにプリンタインタフェース回路25へ送る。なお、
このようなケースは、典型的には、プリンタドライバ1
が制御回路5に対応していない古いバージョンであっ
て、制御回路5が理解できないプリンタコマンドを送っ
てきたようなときに発生し、この場合、そのプリンタコ
マンドはプリンタインタフェース回路25を通ってその
ままプリンタ9に送られる(つまり、プリンタドライバ
1からプリンタ9へプリンタコマンドが送られるという
従来の動作が行われる)。
【0026】色変換・ハーフトーニング回路15は、回
路13からのフォトのフルカラーRGBラスタデータに
対して色変換及びハーフトーニングの処理を行って2値
CMYKラスタデータに変換し、その2値CMYKラス
タデータを重ね合わせ・インタレース回路17へ送る。
【0027】重ね合わせ・インタレース回路17は、前
述したように、コマンド解析・パス制御回路13からは
画像コマンド以外のコマンド(例えば、印刷条件を指定
するコマンドや給紙制御に関するコマンドなど)と文字
・図形の2値CMYKラスタデータとを受け取り、ま
た、色変換・ハーフトーニング回路15からはフォトの
2値CMYKラスタデータを受け取る。そして、重ね合
わせ・インタレース回路17は、コマンド解析・パス制
御回路13から受け取ったコマンドはメモリコントロー
ル回路19を通じてメモリ21内のコマンドバッファ領
域211に格納し、また、コマンド解析・パス制御回路
13からの文字・図形の2値CMYKラスタデータ及び
色変換・ハーフトーニング回路15からのフォトの2値
CMYKラスタデータはメモリコントロール回路19を
通じてメモリ21内のイメージバッファ領域213に格
納する。フォト及び文字・図形の2値CMYKラスタデ
ータをメモリ21に格納する際、重ね合わせ・インタレ
ース回路17は、画素位置の一致するフォトのデータと
文字・図形のデータとがメモリ21内の同じアドレスに
書き込まれるように、メモリコントロール回路19に対
してデータの書き込みアドレスを指定する。その結果、
メモリ21上には、フォト画像と文字・図形画像とが重
ね合わされた(OR演算された)完全画像の2値CMY
Kラスタデータが展開されることになる。
【0028】更に、重ね合わせ・インタレース回路17
は、上記のようにコマンドや2値CMYKラスタデータ
を受け取ってメモリ21に格納する際、それらコマンド
や画像データの格納順序を記憶しておき、格納後に、そ
の記憶している格納順序と同じ順序で、メモリ21内の
コマンド及び重ね合わされた2値CMYKラスタデータ
を、メモリコントロール回路19を通じて読み出してコ
マンド生成回路23に送る。もし、いわゆる「インタレ
ース」印刷又はいわゆる「オーバラップ」印刷を行う場
合には、重ね合わせ・インタレース回路17は、2値C
MYKラスタデータをメモリ21から読み出しコマンド
生成回路23に送る際に、「インタレース」印刷又は
「オーバラップ」印刷のための画素値の順序替え又は間
引きなどの処理も行う。
【0029】メモリコントロール回路19は、前述した
とおり、重ね合わせ・インタレース回路17からの指示
で上記コマンドや2値CMYKラスタデータをメモリ2
1に書き込み且つ読み出す。メモリ21は、上記コマン
ドや2値CMYKラスタデータを一時的に蓄積しておく
バッファとして用いられ、そこには、コマンドを蓄積す
るコマンドバッファ領域211と、CMYKラスタデー
タを蓄積するイメージバッファ領域とが確保されてい
る。また、図示してはいないが、インタレース印刷やオ
ーバラップ印刷を行うために必要なデータを登録するた
めの領域などもメモリ21内に確保されている。
【0030】コマンド生成回路23は、重ね合わせ・イ
ンタレース回路17から上記コマンドや完全画像の2値
CMYKラスタデータを受け取り、これをプリンタ9が
理解できるプリンタコマンド25に変換し、プリンタイ
ンタフェース回路25に渡す。プリンタインタフェース
回路25は、コマンド生成回路23からのプリンタコマ
ンドをプリンタ9に送る。また、プリンタインタフェー
ス回路25は、前述したように、コマンド解析・パス制
御回路13からのコマンドもプリンタ9へ送る。プリン
タ9は、受け取ったプリンタコマンド7を解釈して印刷
を行う。
【0031】以上の構成によれば、プリンタドライバ1
は印刷対象画像中の文字・図形を2値CMYKラスタデ
ータにするという軽い処理だけを行えばよく、フォトを
2値CMYKラスタデータにするという重い処理は純粋
なハードウェアである制御回路5が行うので、この重い
処理からホストコンピュータは解放される。また、制御
回路5が、文字・図形とフォトのCMYKデータを重ね
合わせて完全な画像データを完成させてプリンタ9へ送
るので、プリンタ9も面倒な画像処理から解放される。
更に、高解像度が要求される文字・図形は、最初のプリ
ンタドライバ1の段階でデータ量の少ない2値CMYK
ラスタデータに変換されるので、後段の制御回路5への
データ転送時間が長くなることもない。こうしたことか
ら、高速に最終的な2値CMYKラスタデータを得るこ
とができ、高速印刷が可能である。また、制御回路5は
ASICなどを用いて比較的安価に作れるので、高速C
PUを搭載した従来の高速プリンタを用いたシステムよ
りも、システムの価格は安くて済む。
【0032】次に、制御回路5の重ね合わせ・インタレ
ース回路17がもつ、フォトと文字・図形の画像データ
を重ね合わせてメモリ21に書き込むための構成につい
て説明する。
【0033】既に説明したように、色変換・ハーフトー
ニング回路15はフォトの2値CMYKラスタデータ
を、コマンド解析・パス制御回路13は文字・図形の2
値CMYKラスタデータを重ね合わせ・インタレース回
路17に送る。これらの回路15、13は、フォトと文
字・図形の2値CMYKラスタデータを各ラスタ(画像
の主走査方向の各ライン)単位で出力する。重ね合わせ
・インタレース回路17は、色変換・ハーフトーニング
回路15とコマンド解析・パス制御回路13のうち、よ
り早くにラスタデータを送ってきた方の回路から先にそ
のラスタデータを受信してメモリ21に書き込み、その
間他方の回路にはラスタデータ出力を待たせ、早い方の
回路から受信した1ラスタ分のデータのメモリ書き込み
が完了した後に、他方の回路から同じラスタ分のラスタ
データを受信してメモリ21に重ねて書き込む。
【0034】色変換・ハーフトーニング回路15もコマ
ンド解析・パス制御回路13も、自回路からの1ラスタ
分のラスタデータ出力が終了した直後に1ラスタの終了
を意味する<eor>コマンドをそれぞれ出力する。自
回路から出力すべきラスタデータが無いラスタについて
は、色変換・ハーフトーニング回路15及びコマンド解
析・パス制御回路13はそれぞれ<eor>コマンドだ
けを出力する。重ね合わせ・インタレース回路17は、
色変換・ハーフトーニング回路15からの<eor>コ
マンドとコマンド解析・パス制御回路13からの<eo
r>コマンドの双方を受信した時点で1ラスタの完全な
終了を認識する。
【0035】色変換・ハーフトーニング回路15からの
フォトのラスタデータと、コマンド解析・パス制御回路
13からの文字・図形のラスタデータとでは、その形式
が若干異なっている。図3に示すように、フォトのラス
タデータでは、その中の各バイト71が1ラスタ内の各
画素(1番PIC、2番PIC、…)に対応し、各バイ
ト71内の例えば先頭の4ビットが各画素のCMYK成
分を示している。一方、図4に示すように、文字・図形
のラスタデータは、CMYKの各色別のデータ列73に
分かれており、各色のデータ列73は、先頭の色指定コ
ード75と、引き続く1ラスタ中の各画素(1番PI
C、2番PIC、…)の当該色成分を示すビット列77
とから構成されている。
【0036】図5は、重ね合わせ・インタレース回路1
7がもつラスタデータのメモリ書き込みのための部分回
路を示している。
【0037】図5において、ラスタ完了チェック回路8
1は、上述したように色変換・ハーフトーニング回路1
5とコマンド解析・パス制御回路13から<eor>コ
マンドを受け、両<eor>コマンドを受信した時点で
ラスタ完了信号を発生して、後述するアドレス決定回路
87に与える。フォーマット変換回路82は、色変換・
ハーフトーニング回路15から図3に示したピクセルフ
ォーマットのフォトラスタデータを受け、受信した各ピ
クセルのデータ内のCMYK各色ビットを、この回路8
2内のCMYK各色別のシフトレジスタ(図示せず)に
それぞれ格納し、1ワード(例えば16ビット)分のデ
ータがそれら色別シフトレジスタに貯まると、各シフト
レジスタから各色の16ピクセル分のワードをフォトラ
スタデータ処理回路83に書き込む。このとき、例えば
まずC色のワードを書き込み、次にM色のワードを書き
込み、次にY色のワードを、というように色別にワード
を書き込んでいく。フォトラスタデータ処理回路83
は、フォーマット変換回路83から上記のように色別ワ
ードにフォーマット変換されたフォトラスタデータを受
け、各色のワードを受ける度に色カウント信号を発生し
てアドレス決定回路87へ与え、かつ、受けた各ワード
を書き込みデータとしてメモリコントロール回路19へ
出力すると共に、各ワードの各ビットに応答して画素カ
ウント信号を発生してアドレス決定回路87へ与える。
文字・図形ラスタデータ処理回路85は、コマンド解析
・パス制御回路13から図4に示したフォーマットの文
字・図形ラスタデータを受け、各色別データ列73内の
色指定コード75を受ける度に色カウント信号を発生し
てアドレス決定回路87へ与え、また、引き続くビット
列77内の各ビット受ける度にそのビットを書き込みデ
ータとしてメモリコントロール回路19へ送ると共に画
素カウント信号を発生してアドレス決定回路87へ与え
る。なお、フォトラスタデータ処理回路83と文字・図
形ラスタデータ処理回路85は必ず、いずれか一方だけ
が動作しており、双方が同時に動作することはない。
【0038】アドレス決定回路87は、書き込みデータ
を書き込むべきメモリ21のイメージバッファ領域21
3のアドレスを決定する回路であり、図6に示すような
構成を有している。
【0039】ここで、図6に示すアドレス決定回路87
の構成を説明する前に、図7を参照してメモリ21のイ
メージバッファ領域213の構成を先に説明する。図7
に示すように、メモリ21のイメージバッファ領域21
3は、Cプレーン111C、Mプレーン111M、Yプ
レーン111Y及びKプレーン111Kに分かれてい
る。各色プレーン111C〜111Kには、それぞれの
色成分のデータをNラスタ分だけ格納することができる
(Nの決定の仕方は後述する)。各色プレーン111C
〜111Kには、プレーン同士が重なり合わないよう互
いに離れた「先頭アドレス」が割り当てられている。各
色プレーン111C〜111K上で最初のラスタ(1番
ラスタ)を0番として数えた各ラスタの番号を「垂直ア
ドレス」と呼び、各ラスタにおいてその先頭画素(1番
PIC)を0番として数えた各画素の番号を「水平アド
レス」と呼ぶ。従って、イメージバッファ領域213内
の絶対アドレスは、各プレーンの先頭アドレスと垂直ア
ドレスと水平アドレスのセットとして定義される。
【0040】さて、図6に示すように、アドレス決定回
路87は、垂直アドレスカウンタ91、水平アドレスカ
ウンタ103及び色選択カウンタ101という3種類の
カウンタを有している。垂直アドレスカウンタ91は上
述した垂直アドレスを生成する回路であり、図5に示し
たラスタ完了チェック回路81からのラスタ完了信号を
受けて、その度に垂直アドレスを1づつインクレメント
する。水平アドレスカウンタ103は、上述した水平ア
ドレスを発生する回路であり、図5に示したラスタデー
タ処理回路83、85から画素カウント信号を受けて、
その度に水平アドレスを1づつインクレメントする。水
平アドレスカウンタ103は、上述のラスタ完了信号で
初期化される。色選択カウンタ101は、図7に示した
4つの色プレーンを選択するための色選択信号を発生す
る回路であり、図5に示したラスタデータ処理回路8
3、85から色カウント信号を受けて色選択信号を切り
替える。この色選択信号はセレクタ105に与えられ
る。
【0041】セレクタ105には、上述したC、M、
Y、Kプレーン111C〜111Kの先頭アドレスをそ
れぞれ保持した4つの先頭アドレスレジスタ93〜99
に接続されており、色選択カウンタ101からの色選択
信号に応じて、その4つの先頭アドレスレジスタ93〜
99の一つを選択し、そこから先頭アドレスを読み込み
出力する。合成回路107は、セレクタ105からの色
プレーン先頭アドレスと、垂直アドレスカウンタ91か
らの垂直アドレスと、水平アドレスカウンタ103から
の水平アドレスと結合して書き込みアドレスを生成し、
これ書き込みアドレスレジスタ109に登録する。書き
込みアドレスレジスタ109に登録された書き込みアド
レスはメモリコントロール回路19へ送られる。メモリ
コントロール回路19は、メモリ21上のその書き込み
アドレスの場所に、図5に示したラスタデータ処理回路
83、85からの書き込みデータを書き込む。この書き
込みは、同じアドレス場所に存在するデータに対して新
たなデータをOR演算するようにして行われる。
【0042】以上の構成のアドレス決定回路87によ
り、フォトについても文字・図形についても同じ画素の
データに対しては同じ書込みアドレスが指定されるの
で、フォトと文字・図形を重ね合わせた完全な画像のラ
スタデータがメモリ21に展開される。図3、4に示し
たようにフォトと文字・図形ではデータ形式が異なる
が、両者の書込みアドレスを別回路ではなく共通のアド
レス決定回路87で決定しているので、その分だけ制御
回路5は回路構成が簡素であり安価である。画像データ
の無いラスタについては、画像データ無しで<eor>
コマンドのみが転送されてきて、2つの<eor>コマ
ンドで垂直アドレスがインクレメントされるので、メモ
リ21への実際のアクセ無しでヌルデータをメモリ21
に書込んでいるのと同じ動作ができ、このことも処理の
高速化に貢献する。
【0043】メモリ21のイメージバッファ領域213
へのデータの格納方式には、ラスタラインリングバッフ
ァ方式を採用することができる。リングバッファ方式で
必要なイメージバッファ領域213の容量は、 バッファ容量=N×色数×水平方向解像度×紙幅 である。ここで、色数とはプリンタが用いる着色材の色
数であって、本実施形態ではCMYKの4色であるが、
プリンタによっては濃淡の違う着色材を用いるために6
色、7色といった色数をもつものもある。水平方向解像
度とは、ラスタデータの水平方向(=主走査方向、ヘッ
ド走査方向)の解像度であり、紙幅とは印刷用紙の水平
方向の寸法(単位はドット)であり、この解像度や紙幅
はシステムでの最大値を用いる。また、Nはメモリに格
納する必要のあるラスタの本数である。以下では、1ラ
スタ分のデータが格納できるメモリ領域を1つの単位と
して考え、その単位をメモリインデックスと呼ぶ。よっ
て、Nとは、メモリ21のイメージバッファ領域213
のメモリインデックス数であり、それは、 N=(ノズルの数−1)×パス数+1+インタレース紙
送り量 である。ここで、ノズルとは、典型的にはインクジェッ
トプリンタのインクジェットノズルのことであるが、そ
れだけに限らす、インパクトドットプリンタのインパク
トワイヤなど、印刷ヘッド上のドット形成要素のことを
さす。ノズルの数とは、印刷ヘッドがもつ1色当たりの
ノズルの個数である。また、パス数とは、隣接するノズ
ル間に存在するラスタの本数である。また、インタレー
ス紙送り量とは、インタレース印刷を行うときの1回の
紙送り量(単位はドット)である。要するに、メモリイ
ンデックス数Nは、印刷ヘッドが2回の走査でカバーす
る領域に含まれる全ラスタ本数である。例えば、ノズル
数=5、パス数=4、インタレース紙送り量=5の場
合、メモリインデックス数N=22である。
【0044】メモリ21へのラスタデータの書込み/読
み出しの動作を、図8及び図9を参照して具体的に説明
する。
【0045】図8は、ノズル数=5、パス数=4、イン
タレース紙送り量=5の場合の(上述のようにメモリイ
ンデックス数N=22)、各パス(ヘッド走査)で印刷
されるラスタを示したものである。参照番号121で示
す短冊の絵では、1回目のパスで印刷されるラスタが黒
塗りで示され、印刷されないラスタが白抜きで示されて
いる。その隣の短冊123では2回目のパスで印刷され
るラスタと印刷されないラスタが同様に示され、短冊1
25で3回目のパスでのそれが同様に示されている。各
短冊121、123、125の左側には、印刷ヘッドの
最上方に位置するノズルが印刷するラスタを0番とした
相対的なラスタ番号が示されており、一方、右側には、
用紙の最上のラスタを1番とした絶対的なラスタ番号が
示されている。図8に示すように、1回目のパスでは、
1番、5番、9番、13番、17番のラスタが印刷さ
れ、2回目のパスでは、6番、10番、14番、18
番、22番が印刷され、3回目パスでは11番、15
番、19番、23番、27番のラスタが印刷される。
【0046】図9は、メモリ21内の22個のメモリイ
ンデックスの何番に対して、何番ラスタのデータが書込
み/読み出されるかを示している。参照番号131の絵
は、1回目パス用のラスタデータの読み出し時の動作を
示している。0番から16番までのメモリインデックス
に1番から17番までのラスタのデータを書込んだ後
に、1回目パス用のデータ読み出しを開始する。まず、
読み出しポインタの初期値である0番インデックスから
1番ラスタを読み出し、次に読み出しポインタをパス数
=4だけ進めて4番インデックスから5番ラスタを読み
出し、続いて更に読み出しポインタをパス数=4だけ進
めて8番インデックスから9番ラスタを読み出す。この
ようにして、読み出しポインタをパス数=4づつ進めつ
つノズル数=5の回数だけラスタ読み出しを繰り返すこ
とにより、1回目パスで印刷すべき1番、5番、9番、
13番、17番の5本のラスタを順次に読み出す。この
1回目パス用の読み出しと並行して、書込みポインタが
指している17番インデックスから開始して、書込みポ
インタを1づつ進めつつインタレース紙送り量=5の回
数だけラスタ書込みを繰り返すことにより、2回目パス
で必要な22番までの後続の5本のラスタの書込みを行
う。こうして、1回目パス用のデータ読み出しが完了し
た時点で、2回目パスで必要なラスタまでのデータ書込
みも完了させる。
【0047】続いて、参照番号133の絵で示すように
2回目パス用の読み出しを行ない、ここでも読み出しポ
インタをパス数=4づつ進めつつノズル数=5の回数だ
けラスタ読み出しを繰り返すことにより、5番、9番、
13番、17番、21番のインデックスから6番、10
番、14番、18番、22番の5本のラスタを順次に読
み出さう。この間に、書込みポインタを1づつ進めつつ
インタレース紙送り量=5の回数だけラスタ書込みを繰
り返すことにより、3回目パスで必要な27番ラスタま
での残り5本のラスタを、既に読み出しの終わった0番
から4番のインデックスに書込む。続いて、参照番号1
35の絵に示すように、同様なポインタ操作で、3回目
パスで必要な11番、15番、19番、23番、27番
の5本のラスタを読み出すとともに、4回目パスで必要
な32番ラスタまでの残り5本のラスタの書込みを行
う。
【0048】なお、FOL、POL、上端処理、下端処
理においても、紙送り量だけ各ポインタを進めることに
より、読み出し、書込みが可能である。
【0049】以上のようなリングバッファ動作により、
イメージバッファ容量は2パス分という最低容量で済む
ことになり安価になる。
【0050】ところで、上述したメモリ21への書込み
/読み出し動作において、書込みはフォトと文字・図形
の重ね合わせを行う必要から、OR書込みモード(既存
のデータとOR演算して書込む)で行う。一方、読み出
しはクリア読み出しモード(読み出し直後にクリアす
る)で行うことにより、読み出しの終わったメモリエリ
アに新たなデータをOR書込みしても問題ないようにし
ている。ただし、オーバラップ印刷を行う場合には、同
一のラスタの読み出しを複数回繰り返す必要があるた
め、その繰り返し読み出しの内の最後の読み出しだけク
リア読み出しモードで行い、他の読み出しはノーマルな
読み出しを行う。
【0051】以上、本発明の一実施形態を説明したが、
本発明はこの実施形態のみに限られるわけではなく、そ
の要旨を逸脱することなく他の種々の形態でも実施する
ことが可能である。例えば、上記実施形態では、制御回
路5はプリンタドライバ1から制御回路コマンドを受
け、こえれをプリンタコマンドに変換してプリンタに送
っているが、コマンドを介さずにより直接的な方法で画
像データをホストコンピュータ又はプリンタとやりとり
するようにしてもよい。例えば、ホストコンピュータ内
蔵型の制御回路の場合、ホストコンピュータのCPUバ
スからフォトや文字・図形の画像データそのものを直接
受け取ってもよいし、或は、プリンタ内蔵型の制御回路
の場合、フォトと文字・図形を重ね合わせた画像データ
をプリンタの印刷ヘッドに直接転送するようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の全体構成図。
【図2】プリンタ制御専用回路(制御回路)5の配置の
バリエーションを示す図。
【図3】フォトのCMYKラスタデータの構成を示す
図。
【図4】文字・図形のCMYKラスタデータの構成を示
す図。
【図5】重ね合わせ・インタレース回路がもつ、CMY
Kラスタデータをメモリに書き込むための回路構成を示
す図。
【図6】図5のアドレス決定回路の構成を示す図。
【図7】メモリ内の色プレーンを示す図。
【図8】各パスで印刷されるラスタを示す図。
【図9】メモリからのラスタデータの書込み/読み出し
の様子を示す図。
【符号の説明】
1 プリンタドライバ 3 制御回路コマンド 5 プリンタ制御専用回路(制御回路) 7 プリンタコマンド 9 プリンタ 13 コマンド解析・パス制御回路 15 色変換・ハーフトーニング回路 17 重ね合わせ・インタレース回路 19 メモリコントロール回路 21 メモリ 23 コマンド生成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/46 H04N 1/46 Z

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置とプリンタとの間に介在するプ
    リンタ制御専用ハードウェア回路であって、 前記上位装置から送られてくる第1の画像要素の高値分
    解能ラスタデータにハーフトーニング処理を施すことに
    より低値分解能ラスタデータに変換するハーフトーニン
    グ回路と、 前記上位装置から送られてくる第2の画像要素の低値分
    解能ラスタデータと、前記ハーフトーニング回路からの
    前記第1の画像要素の低値分解能ラスタデータとから、
    完全な印刷画像の低値分解能ラスタデータを完成させて
    前記プリンタへ送る画像完成回路と、を備えたプリンタ
    制御回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の画像要素がフォトであり、前
    記第2の画像要素が文字及び図形である請求項1記載の
    プリンタ制御回路。
  3. 【請求項3】 前記上位装置から送られてくる第1の画
    像要素の高値分解能ラスタデータが、前記プリンタの用
    いるプリンタ表色系とは異なる上位装置表色系で表現さ
    れており、 前記上位装置から送られてくる第2の画像要素の低値分
    解能ラスタデータが前記プリンタ表色系で表現されてお
    り、 前記ハーフトーニング回路が、前記第1の画像要素の高
    値分解能ラスタデータに対し前記上位装置表色系から前
    記プリンタ表色系への色変換処理も施す請求項1又は2
    記載のプリンタ制御回路。
  4. 【請求項4】 前記画像完成回路が、前記完全な低値分
    解能ラスタデータに対して、インタレース印刷のための
    画素順序変更の処理も行う請求項1記載のプリンタ制御
    回路。
  5. 【請求項5】 前記画像完成回路がメモリを有し、この
    メモリに前記第1の画像要素の低値分解能ラスタデータ
    と前記第2の画像要素の低値分解能ラスタデータとを重
    ね合せて書込むことにより、前記メモリ上で前記完全な
    印刷画像の低値分解能ラスタデータを完成させる請求項
    1記載のプリンタ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記画像完成回路が、前記第1の画像要
    素の低値分解能ラスタデータと前記第2の画像要素の低
    値分解能ラスタデータの一方を前記メモリに書込んでい
    るとき、他方の前記メモリへの書込みを待機する請求項
    5記載のプリンタ制御装置。
  7. 【請求項7】 前記上位装置から、各ラスタ毎に前記第
    1の画像要素の高値分解能ラスタデータと前記第2の画
    像要素の低値分解能ラスタデータとが逐次に送られてく
    るようになっており、 前記画像完成回路が、前記第1の画像要素と前記第2の
    画像要素の双方のラスタデータのラスタ終了を認識した
    ときに、各ラスタの前記メモリへの書込み場所を指定す
    るための垂直アドレスをインクレメントし、それによ
    り、同じラスタにかかる前記第1の画像要素のラスタデ
    ータと前記第2の画像要素のラスタデータとを前記メモ
    リの同じ垂直アドレス場所に重ね合わせて書込むように
    なった請求項5記載のプリンタ制御装置。
  8. 【請求項8】 前記上位装置から、前記第1の画像要素
    又は前記第2の画像要素が存在しないラスタについて
    は、存在しない画像要素に関して少なくともラスタ終了
    を示すラスタ終了コマンドが送られてくるようになって
    おり、 前記画像完成回路が、前記ラスタ終了コマンドにより前
    記存在しない画像要素についてのラスタ終了を認識し、
    それにより、前記存在しない画像要素について前記メモ
    リへのヌルデータ書込みを実際に行うことなしに同等の
    結果を得ることができる請求項7記載のプリンタ制御装
    置。
  9. 【請求項9】 前記メモリが、前記完全な印刷画像のラ
    スタデータを展開するためのメモリ容量として、前記プ
    リンタの印刷ヘッドが2パスでカバーする範囲の全ラス
    タデータを格納できる容量を有しており、 前記画像完成回路が、今回のパスで前記印刷ヘッドが必
    要とするラスタのラスタデータを前記メモリから読み出
    している間に、次回のパスで前記印刷ヘッドが必要とす
    る最後のラスタまでのラスタデータを前記メモリに書込
    む請求項5記載のプリンタ制御装置。
  10. 【請求項10】 前記画像完成回路が、 前記メモリへのラスタデータ書込みをOR書込みモード
    で行い、 前記メモリへの読み出しを、各ラスタの最終読み出し回
    はクリア読み出しモードで行い、最終読み出し回以外の
    回はノーマル読み出しモードで行う請求項5記載のプリ
    ンタ制御装置。
  11. 【請求項11】 上位装置から送られてくる画像データ
    を処理する専用ハードウェア回路を有し、この専用ハー
    ドウェア回路が、 前記上位装置から送られてくる第1の画像要素の高値分
    解能ラスタデータにハーフトーニング処理を施すことに
    より低値分解能ラスタデータに変換するハーフトーニン
    グ回路と、 前記上位装置から送られてくる第2の画像要素の低値分
    解能ラスタデータと、前記ハーフトーニング回路からの
    前記第1の画像要素の低値分解能ラスタデータとから、
    完全な印刷画像の低値分解能ラスタデータを完成させる
    画像完成回路と、を備え、 前記専用ハードウェア回路で完成された前記完全な印刷
    画像の低値分解能ラスタデータを用いて印刷を行うプリ
    ンタ。
  12. 【請求項12】 前記第1の画像要素がフォトであり、
    前記第2の画像要素が文字及び図形である請求項11記
    載のプリンタ。
  13. 【請求項13】 前記上位装置から送られてくる第1の
    画像要素の高値分解能ラスタデータが、前記プリンタの
    用いるプリンタ表色系とは異なる上位装置表色系で表現
    されており、 前記上位装置から送られてくる第2の画像要素の低値分
    解能ラスタデータが前記プリンタ表色系で表現されてお
    り、 前記ハーフトーニング回路が、前記第1の画像要素の高
    値分解能ラスタデータに対し前記上位装置表色系から前
    記プリンタ表色系への色変換処理も施す請求項11又は
    12記載のプリンタ。
  14. 【請求項14】 前記画像完成回路が、前記完全な低値
    分解能ラスタデータに対して、インタレース印刷のため
    の画素順序変更の処理も行う請求項11記載のプリン
    タ。
  15. 【請求項15】 前記画像完成回路がメモリを有し、こ
    のメモリに前記第1の画像要素の低値分解能ラスタデー
    タと前記第2の画像要素の低値分解能ラスタデータとを
    重ね合せて書込むことにより、前記メモリ上で前記完全
    な印刷画像の低値分解能ラスタデータを完成させる請求
    項11記載のプリンタ。
  16. 【請求項16】 前記画像完成回路が、前記第1の画像
    要素の低値分解能ラスタデータと前記第2の画像要素の
    低値分解能ラスタデータの一方を前記メモリに書込んで
    いるとき、他方の前記メモリへの書込みを待機する請求
    項15記載のプリンタ。
  17. 【請求項17】 前記上位装置から、各ラスタ毎に前記
    第1の画像要素の高値分解能ラスタデータと前記第2の
    画像要素の低値分解能ラスタデータとが逐次に送られて
    くるようになっており、 前記画像完成回路が、前記第1の画像要素と前記第2の
    画像要素の双方のラスタデータのラスタ終了を認識した
    ときに、各ラスタの前記メモリへの書込み場所を指定す
    るための垂直アドレスをインクレメントし、それによ
    り、同じラスタにかかる前記第1の画像要素のラスタデ
    ータと前記第2の画像要素のラスタデータとを前記メモ
    リの同じ垂直アドレス場所に重ね合わせて書込むように
    なった請求項15記載のプリンタ。
  18. 【請求項18】 前記上位装置から、前記第1の画像要
    素又は前記第2の画像要素が存在しないラスタについて
    は、存在しない画像要素に関して少なくともラスタ終了
    を示すラスタ終了コマンドが送られてくるようになって
    おり、 前記画像完成回路が、前記ラスタ終了コマンドにより前
    記存在しない画像要素についてのラスタ終了を認識し、
    それにより、前記存在しない画像要素について前記メモ
    リへのヌルデータ書込みを実際に行うことなしに同等の
    結果を得ることができる請求項17記載のプリンタ。
  19. 【請求項19】 前記メモリが、前記完全な印刷画像の
    ラスタデータを展開するためのメモリ容量として、前記
    プリンタの印刷ヘッドが2パスでカバーする範囲の全ラ
    スタデータを格納できる容量を有しており、 前記画像完成回路が、今回のパスで前記印刷ヘッドが必
    要とするラスタのラスタデータを前記メモリから読み出
    している間に、次回のパスで前記印刷ヘッドが必要とす
    る最後のラスタまでのラスタデータを前記メモリに書込
    む請求項15記載のプリンタ。
  20. 【請求項20】 前記画像完成回路が、 前記メモリへのラスタデータ書込みをOR書込みモード
    で行い、 前記メモリへの読み出しを、各ラスタの最終読み出し回
    はクリア読み出しモードで行い、最終読みだ回以外の回
    はノーマル読み出しモードで行う請求項15記載のプリ
    ンタ。
  21. 【請求項21】 上位装置と、プリンタと、この両者間
    に介在するプリンタ制御専用ハードウェア回路とを備
    え、前記専用ハードウェア回路が、 前記上位装置から送られてくる第1の画像要素の高値分
    解能ラスタデータにハーフトーニング処理を施すことに
    より低値分解能ラスタデータに変換するハーフトーニン
    グ回路と、 前記上位装置から送られてくる第2の画像要素の低値分
    解能ラスタデータと、前記ハーフトーニング回路からの
    前記第1の画像要素の低値分解能ラスタデータとから、
    完全な印刷画像の低値分解能ラスタデータを完成させて
    前記プリンタへ送る画像完成回路と、を有するプリント
    システム。
  22. 【請求項22】 前記第1の画像要素がフォトであり、
    前記第2の画像要素が文字及び図形である請求項1記載
    のプリントシステム。
  23. 【請求項23】 前記上位装置から送られてくる第1の
    画像要素の高値分解能ラスタデータが、前記プリンタの
    用いるプリンタ表色系とは異なる上位装置表色系で表現
    されており、 前記上位装置から送られてくる第2の画像要素の低値分
    解能ラスタデータが前記プリンタ表色系で表現されてお
    り、 前記ハーフトーニング回路が、前記第1の画像要素の高
    値分解能ラスタデータに対し前記上位装置表色系から前
    記プリンタ表色系への色変換処理も施す請求項21又は
    22記載のプリントシステム。
  24. 【請求項24】 前記画像完成回路が、前記完全な低値
    分解能ラスタデータに対して、インタレース印刷のため
    の画素順序変更の処理も行う請求項21記載のプリント
    システム。
  25. 【請求項25】 前記画像完成回路がメモリを有し、こ
    のメモリに前記第1の画像要素の低値分解能ラスタデー
    タと前記第2の画像要素の低値分解能ラスタデータとを
    重ね合せて書込むことにより、前記メモリ上で前記完全
    な印刷画像の低値分解能ラスタデータを完成させる請求
    項21記載のプリントシステム。
  26. 【請求項26】 プリンタで印刷されるべき画像データ
    を出力するプリントシステムの上位装置であって、 印刷画像に含まれる第1の画像要素の高値分解能ラスタ
    データと、前記印刷画像に含まれる第2の画像要素のハ
    ーフトーニング処理された低値分解能ラスタデータと
    を、前記画像データとして出力する上位装置。
  27. 【請求項27】 前記第1の画像要素がフォトであり、
    前記第2の画像要素が文字及び図形である請求項26記
    載の上位装置。
  28. 【請求項28】 前記第1の画像要素の高値分解能ラス
    タデータは、前記プリンタの用いるプリンタ表色系とは
    異なる上位装置表色系で表現し、 前記第2の画像要素の低値分解能ラスタデータは前記プ
    リンタ表色系で表現する請求項26記載の上位装置。
  29. 【請求項29】 各ラスタ毎に前記第1の画像要素の高
    値分解能ラスタデータと前記第2の画像要素の低値分解
    能ラスタデータとが逐次に送り、 前記第1の画像要素又は前記第2の画像要素が存在しな
    いラスタについては、存在しない画像要素に関して少な
    くともラスタ終了を示すラスタ終了コマンドを送る請求
    項26記載の上位装置。
  30. 【請求項30】 プリンタで印刷されるべき画像データ
    を出力するプリントシステムの上位装置であって、 印刷画像に含まれる第1の画像要素の高値分解能ラスタ
    データと、前記印刷画像に含まれる第2の画像要素のハ
    ーフトーニング処理された低値分解能ラスタデータと
    を、前記画像データとして出力する上位装置として、 コンピュータを機能させるためのコンピュータプログラ
    ムを担持したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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