JPH11251908A - A/d変換器およびd/a変換器 - Google Patents
A/d変換器およびd/a変換器Info
- Publication number
- JPH11251908A JPH11251908A JP4700998A JP4700998A JPH11251908A JP H11251908 A JPH11251908 A JP H11251908A JP 4700998 A JP4700998 A JP 4700998A JP 4700998 A JP4700998 A JP 4700998A JP H11251908 A JPH11251908 A JP H11251908A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- converter
- voltage
- output
- reference voltage
- bits
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のA/D変換器やD/A変換器におい
て、高い精度を得ようとすると、処理速度やコスト等で
不利となる問題を解決する。 【解決手段】 A/D変換器若しくはD/A変換器の基
準電圧を、従来のように固定でなく別のD/A変換器の
出力を用い、目的に応じて適切に可変させるように構成
する。
て、高い精度を得ようとすると、処理速度やコスト等で
不利となる問題を解決する。 【解決手段】 A/D変換器若しくはD/A変換器の基
準電圧を、従来のように固定でなく別のD/A変換器の
出力を用い、目的に応じて適切に可変させるように構成
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、A/D変換器やD
/A変換器の組み合わせの構成に関するものである。
/A変換器の組み合わせの構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のA/D変換器では、その分解能
(すなわち、扱える最小の電圧)は、A/D変換のビッ
ト数と基準電圧で決定される。例えば、8ビットのA/
D変換器を基準電圧5Vで動作させた場合、その分解能
は5V/(2の8乗)=19.5mVとなり、これより
小さな電圧を扱うことは出来ない。また、D/A変換器
の場合も同様である。
(すなわち、扱える最小の電圧)は、A/D変換のビッ
ト数と基準電圧で決定される。例えば、8ビットのA/
D変換器を基準電圧5Vで動作させた場合、その分解能
は5V/(2の8乗)=19.5mVとなり、これより
小さな電圧を扱うことは出来ない。また、D/A変換器
の場合も同様である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上で述べたように、A
/D変換器もしくはD/A変換器の分解能は、ビット数
と基準電圧で決定されるため、より小さな電圧を扱おう
とすると、基準電圧を下げるか、ビット数を増やすかの
何れかしか無い。しかし、基準電圧を下げると逆に、扱
える最大電圧も下がってしまい、使用目的を達成できな
くなる恐れがある。また、ビット数を増やすことは、回
路規模が大きくなるだけでなく、電気的により精度を求
められる事になるので、処理速度やコストの面で不利と
なる問題が有る。
/D変換器もしくはD/A変換器の分解能は、ビット数
と基準電圧で決定されるため、より小さな電圧を扱おう
とすると、基準電圧を下げるか、ビット数を増やすかの
何れかしか無い。しかし、基準電圧を下げると逆に、扱
える最大電圧も下がってしまい、使用目的を達成できな
くなる恐れがある。また、ビット数を増やすことは、回
路規模が大きくなるだけでなく、電気的により精度を求
められる事になるので、処理速度やコストの面で不利と
なる問題が有る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、対象となる
A/D変換器またはD/A変換器の他に、もう一つD/
A変換器を用意し、この出力を基準電圧とする事で、上
記の問題を解決する。すなわち、もう一つのD/A変換
器が対象となるA/D変換器(もしくはD/A変換器)
の基準電圧を、使用目的に応じてダイナミックに変化さ
せることによって、扱える最大電圧を保持したまま、よ
り小さな電圧を扱うことが出来るようになる。
A/D変換器またはD/A変換器の他に、もう一つD/
A変換器を用意し、この出力を基準電圧とする事で、上
記の問題を解決する。すなわち、もう一つのD/A変換
器が対象となるA/D変換器(もしくはD/A変換器)
の基準電圧を、使用目的に応じてダイナミックに変化さ
せることによって、扱える最大電圧を保持したまま、よ
り小さな電圧を扱うことが出来るようになる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1に、請求項1に記載の本発明
の一実施例を示す。1は対象となる(すなわち、最終的
な出力を得ようとする)A/D変換器、2はもう一つの
D/A変換器である。D/A変換器2の出力3は、A/
D変換器1の基準電圧となる。例えば、D/A変換器2
の基準電圧を5V、ビット数を8ビットとすると、その
出力(すなわちA/D変換器1の基準電圧)は、最大5
V、最小19.5mVとなる。これを最大値の5Vとし
た場合は、A/D変換器1の扱える電圧は最大5V、最
小19.5mVとなる(ビット数を8ビットとした場
合)。次に、D/A変換器2の出力を半分の2.5Vと
すると、A/D変換器1の扱える電圧は最大2.5V、
最小9.8mVとなる。同様に、D/A変換器2の出力
を更に小さくすれば、最大電圧が低くなる代わりに、よ
り小さな電圧を扱える様になる。従って、A/D変換器
1に入力される電圧の範囲があらかじめ判っていれば、
その最大値が基準電圧を超えない様にD/A変換器2の
出力を設定すれば、より精度の高いA/D変換を行える
ことになる。
の一実施例を示す。1は対象となる(すなわち、最終的
な出力を得ようとする)A/D変換器、2はもう一つの
D/A変換器である。D/A変換器2の出力3は、A/
D変換器1の基準電圧となる。例えば、D/A変換器2
の基準電圧を5V、ビット数を8ビットとすると、その
出力(すなわちA/D変換器1の基準電圧)は、最大5
V、最小19.5mVとなる。これを最大値の5Vとし
た場合は、A/D変換器1の扱える電圧は最大5V、最
小19.5mVとなる(ビット数を8ビットとした場
合)。次に、D/A変換器2の出力を半分の2.5Vと
すると、A/D変換器1の扱える電圧は最大2.5V、
最小9.8mVとなる。同様に、D/A変換器2の出力
を更に小さくすれば、最大電圧が低くなる代わりに、よ
り小さな電圧を扱える様になる。従って、A/D変換器
1に入力される電圧の範囲があらかじめ判っていれば、
その最大値が基準電圧を超えない様にD/A変換器2の
出力を設定すれば、より精度の高いA/D変換を行える
ことになる。
【0006】図2に、請求項2に記載の本発明の一実施
例を示す。図1の実施例と異なるのは、A/D変換器1
がD/A変換器4になったことだけである。上述の説明
と同様、出力したい電圧に応じてD/A変換器2の出力
を設定すれば、より精度の高いD/A変換を行うことが
出来る。
例を示す。図1の実施例と異なるのは、A/D変換器1
がD/A変換器4になったことだけである。上述の説明
と同様、出力したい電圧に応じてD/A変換器2の出力
を設定すれば、より精度の高いD/A変換を行うことが
出来る。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来と同じ精度のA/D変換器やD/A変換器を用いなが
ら、使用目的に応じて、より精度の高いA/D変換やD
/A変換を行う事が出来る。
来と同じ精度のA/D変換器やD/A変換器を用いなが
ら、使用目的に応じて、より精度の高いA/D変換やD
/A変換を行う事が出来る。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図。
1:A/D変換器、 2:基準電圧出力
用のD/A変換器、3:基準電圧、
4:D/A変換器。
用のD/A変換器、3:基準電圧、
4:D/A変換器。
Claims (2)
- 【請求項1】 D/A変換器と、該D/A変換器のアナ
ログ出力を基準電圧とするA/D変換器とを備えること
を特徴とする電子機器。 - 【請求項2】 第1のD/A変換器と、該第1のD/A
変換器のアナログ出力を基準電圧とする第2のD/A変
換器を備えることを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4700998A JPH11251908A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | A/d変換器およびd/a変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4700998A JPH11251908A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | A/d変換器およびd/a変換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11251908A true JPH11251908A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=12763181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4700998A Pending JPH11251908A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | A/d変換器およびd/a変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11251908A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021065202A (ja) * | 2019-10-28 | 2021-04-30 | 日本たばこ産業株式会社 | エアロゾル吸引器用の制御装置及びエアロゾル吸引器 |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP4700998A patent/JPH11251908A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021065202A (ja) * | 2019-10-28 | 2021-04-30 | 日本たばこ産業株式会社 | エアロゾル吸引器用の制御装置及びエアロゾル吸引器 |
US11178911B2 (en) | 2019-10-28 | 2021-11-23 | Japan Tobacco Inc. | Aerosol inhaler and control device of aerosol inhaler |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11251908A (ja) | A/d変換器およびd/a変換器 | |
JPH0446418A (ja) | ディジタル/アナログコンバータ装置 | |
JPS61261928A (ja) | A/d変換回路 | |
JPS63115424A (ja) | 半導体集積回路 | |
JPH031709A (ja) | 可変抵抗回路および可変利得増幅器 | |
JP3210356B2 (ja) | データのゼロ判定装置 | |
JPS60148228A (ja) | アナログ・デイジタル変換装置 | |
JPS63136724A (ja) | 多出力d/a変換回路 | |
JPH04170225A (ja) | A/d変換装置 | |
JPS62265809A (ja) | 基準電圧発生回路 | |
JPS5825717A (ja) | Ad変換器 | |
JPH0548457A (ja) | センサ出力信号のa/d変換方法 | |
JP2803177B2 (ja) | 電源制御回路 | |
JP2938472B2 (ja) | 回転角検出装置 | |
JPH01253762A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000074061A (ja) | 磁気軸受の制御装置 | |
JP2746083B2 (ja) | D/a変換回路 | |
JPH0218599Y2 (ja) | ||
JPH0319429A (ja) | A/dコンバータ | |
JPS63266927A (ja) | 並列型アナログ・デジタル変換器 | |
JPS63111727A (ja) | A/d変換器 | |
JPH09148934A (ja) | D/a変換方法 | |
JPH0573295B2 (ja) | ||
JPH01208022A (ja) | アナログ信号処理システム | |
JPH05268092A (ja) | 逐次比較方式a/dコンバータ |