JPH0548457A - センサ出力信号のa/d変換方法 - Google Patents

センサ出力信号のa/d変換方法

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JPH0548457A
JPH0548457A JP3232269A JP23226991A JPH0548457A JP H0548457 A JPH0548457 A JP H0548457A JP 3232269 A JP3232269 A JP 3232269A JP 23226991 A JP23226991 A JP 23226991A JP H0548457 A JPH0548457 A JP H0548457A
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JP
Japan
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input
voltage
converter
conversion
upper limit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3232269A
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English (en)
Inventor
Nobuya Shioda
展也 塩田
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 A/D変換器そのものの分解能を上げること
なく、広い範囲で高い精度のA/D変換を行なうことの
できるものを得ることを目的とする。 【構成】 まず、A/D変換部に広い範囲の上限値と下
限値を印加して、A/D変換部へのセンサ入力電圧をA
/D変換して概略値を測定する。ついで、この概略値を
含む狭い範囲の上限値と下限値を印加して、A/D変換
部へのセンサ入力電圧を再度A/D変換する。この測定
値は、一度n段階に分解したものをさらにn段階に分解
しているので、少ないビットのA/D変換器であって
も、高いビットの変換精度が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアコンなどの温度セ
ンサ、湿度センサなどのようなセンサ出力電圧が広い範
囲で変化するような機器において、簡単な回路で変換の
分解能を大きくとることにより高い精度でA/D変換す
ることのできるセンサ出力信号のA/D変換方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、センサ出力をA/D変換する場
合、図3に示すような回路によって、+側と−側との基
準電圧の間を一定の分解能(例えば8ビット)で変換し
ていた。さらに詳しくは、サーミスタ13と抵抗14か
らなるセンサ10で検出されたセンサ出力電圧は、入力
電圧(Ain)入力端子18を経て1チップCPU11
のA/D変換部15に入力する。このとき、A/D変換
部15のプラス側には、電源(Vcc)端子19から+
側基準電圧(AVR+)入力端子34を経て、また、マ
イナス側には、アース20から−側基準電圧(AVR
−)入力端子35を経て基準電圧Vccと0Vとが印加
されており、したがって、演算制御部16とROM17
の作用によって、この基準電圧を一定の分解能、例えば
8ビットで分解して入力電圧をA/D変換し、被制御機
器12に出力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】センサ10から入力電
圧(Ain)入力端子18に入力してくる入力電圧の範
囲が、狭い場合には、+側基準電圧入力端子34と−側
基準電圧入力端子35からA/D変換部15に印加され
る電圧の幅を、変化の幅に合わせて狭くなるように設定
すれば十分な分解能でA/D変換することができる。
【0004】ところが、センサ10から入力電圧(Ai
n)入力端子18に入力してくる入力電圧の範囲が広
く、かつ十分な分解能を要求されるような場合には、A
/D変換の分解能を、8ビットからそれ以上の9、1
0、11ビット…へと上げなければならない。しかし、
ビット数を上げればそれだけ回路構成が複雑化し、コス
トが大幅に上がってしまうという問題があった。
【0005】本発明は、A/D変換器そのものの分解能
を上げることなく、広い範囲で高い精度のA/D変換を
行なうことのできるものを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、A/D変換部
に広い範囲の上限値と下限値を印加して、A/D変換部
へのセンサ入力電圧をA/D変換して概略値を測定し、
ついで、この概略値を含む狭い範囲の上限値と下限値を
印加して、A/D変換部へのセンサ入力電圧をA/D変
換するようにしたことを特徴とするセンサ出力信号のA
/D変換方法である。
【0007】
【作用】まず、A/D変換部へ広い範囲の基準電圧を印
加する。すると、A/D変換範囲は、電源(Vcc)か
らアースまでの広い範囲に設定される。この状態で、セ
ンサから入力電圧(Ain)を入力して電圧のA/D変
換を行ない、概略の入力電圧を測定する。つぎに、この
概略の測定値に基づき設定された演算制御部からの電圧
が、それぞれ上限用平滑回路、下限用平滑回路で直流電
圧に変換されてA/D変換部に印加される。そのため、
基準電圧は、狭い範囲に設定される。この状態で、セン
サから入力電圧を入力して電圧のA/D変換を再度行な
い、入力電圧を測定する。この測定値は、一度8段階に
分解したものをさらに8ビット(256段階)に分解し
ているので、少ないビットのA/D変換器であっても、
高いビットの変換精度が得られる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づき説明
する。11は、A/D変換のための1チップCPUであ
る。この1チップCPU11には、A/D変換部15、
演算制御部16、ROM17を内蔵しているとともに、
上限値切換え回路32と下限値切換え回路33を内蔵し
ている。
【0009】一方の上限値切換え回路32には、入出力
ポート37の基準電圧出力端子39を介して上限用平滑
回路30が結合されている。また、他方の下限値切換え
回路33には、入出力ポート38の基準電圧出力端子4
0を介して下限用平滑回路31が結合されている。前記
上限用平滑回路30は、+側基準電圧(AVR+)入力
端子34を介して前記A/D変換部15に結合され、前
記下限用平滑回路31は、−側基準電圧(AVR−)入
力端子35を介して前記A/D変換部15に結合されて
いる。
【0010】前記1チップCPU11の入力電圧(Ai
n)入力端子18には、サーミスタ13と抵抗14から
なるセンサ10が結合されている。また、1チップCP
U11のディジタル出力端子23と制御信号出力端子3
6は、被制御機器12に結合されている。以上の回路に
おいて、ROM17のプログラムにより、演算制御部1
6によって、A/D変換部15、上限値切換え回路3
2、下限値切換え回路33、被制御機器12などが制御
される。
【0011】以上のような構成における回路の動作を説
明する。 (1)まず、A/D変換部15への基準電圧として、広
い範囲の基準電圧が印加されるように上限値切換え回路
32と下限値切換え回路33を切り換える。すると、A
/D変換部+側電源端子21とA/D変換部−側電源端
子22の電圧が基準電圧出力端子39、基準電圧出力端
子40を経てPWM波が出力し、それぞれ上限用平滑回
路30、下限用平滑回路31で直流電圧に変換されてA
/D変換部15に印加される。そのため、A/D変換範
囲は、電源(Vcc)端子19からアース20までの広
い範囲に設定される。この状態で、センサ10から入力
電圧(Ain)入力端子18に入力した電圧のA/D変
換を行ない、概略の入力電圧を測定する。この測定値X
が、例えば、図2における8段階に分解したb点とc点
の間であるとする。
【0012】(2)つぎに、この概略の測定値Xに基づ
き設定された演算制御部16からのc点、b点の電圧
が、上限値切換え回路32と下限値切換え回路33に送
られ、同時に上限値切換え回路32と下限値切換え回路
33を切換えて、それぞれ基準電圧出力端子39と基準
電圧出力端子40からPWM波となって出力する。この
PWM波は、それぞれ上限用平滑回路30、下限用平滑
回路31で直流電圧に変換されてA/D変換部15に印
加される。そのため、基準電圧は、c点からb点までの
狭い範囲に設定される。この状態で、センサ10から入
力電圧(Ain)入力端子18に入力した電圧のA/D
変換を再度行ない、入力電圧を測定する。この測定値x
は、図2における8段階に分解したb点とc点をさらに
8ビット(256段階)に分解したb1点とb2点の間
であるとする。この結果、8ビットのA/D変換器であ
っても、11ビット相当の変換精度が得られる。
【0013】なお、以上は、基準電圧を広い範囲から狭
い範囲へ2回変換したが、さらにb1点とb2点の間を
8ビットで分解して、3回以上変換するようにしてもよ
い。
【0014】
【発明の効果】本発明は、A/D変換部に広い範囲の上
限値と下限値を印加して、A/D変換部へのセンサ入力
電圧をA/D変換して概略値を測定し、ついで、この概
略値を含む狭い範囲の上限値と下限値を印加して、A/
D変換部へのセンサ入力電圧をA/D変換するようにし
たので、A/D変換部の分解能を上げなくても、高い精
度のA/D変換ができる。特に、変換速度を要しない温
度センサ、湿度センサなどを用いた空気調和機の分野な
どに好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実現するための回路の一実施例
を示すブロック図である。
【図2】分解能の説明図である。
【図3】従来の回路のブロック図である。
【符号の説明】
10…センサ、11…1チップCPU、12…被制御機
器、13…サーミスタ、14…抵抗、15…A/D変換
部、16…演算制御部、17…ROM、18…入力電圧
(Ain)入力端子、19…電源(Vcc)端子、20
…アース、21…A/D変換部+側電源端子、22…A
/D変換部−側電源端子、23…ディジタル出力端子、
30…上限用平滑回路、31…下限用平滑回路、32…
上限値切換え回路、33…下限値切換え回路、34…+
側基準電圧(AVR+)入力端子、35…−側基準電圧
(AVR−)入力端子、36…制御信号出力端子、37
…入出力ポート、38…入出力ポート、39…基準電圧
出力端子、40…基準電圧出力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A/D変換部に広い範囲の上限値と下限
    値を印加して、A/D変換部へのセンサ入力電圧をA/
    D変換して概略値を測定し、ついで、この概略値を含む
    狭い範囲の上限値と下限値を印加して、A/D変換部へ
    のセンサ入力電圧をA/D変換するようにしたことを特
    徴とするセンサ出力信号のA/D変換方法。
JP3232269A 1991-08-20 1991-08-20 センサ出力信号のa/d変換方法 Pending JPH0548457A (ja)

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