JPH11250680A - 不揮発性半導体メモリ - Google Patents

不揮発性半導体メモリ

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JPH11250680A
JPH11250680A JP4757498A JP4757498A JPH11250680A JP H11250680 A JPH11250680 A JP H11250680A JP 4757498 A JP4757498 A JP 4757498A JP 4757498 A JP4757498 A JP 4757498A JP H11250680 A JPH11250680 A JP H11250680A
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JP
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bit line
transistor
bit lines
memory cell
cell array
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JP4757498A
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Hidemi Nomura
英美 野村
Akira Yoneyama
晃 米山
Kunihiko Shibusawa
邦彦 澁澤
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不揮発性半導体メモリの大容量化により、ビ
ット線の容量性負荷を低減して動作の高速化を図り、且
つ、チップサイズの増大防止とパターレイアウトの容易
性を確保する。 【解決手段】 1つの主ビット線BL0に対して第1と
第2の分割ビット線BLa0、BLb0を配置し、メモリ
セルアレイ11を複数のブロックに分割する。メモリセ
ルアレイ11の周辺部に選択トランジスタQ0、Q1お
よびディスチャージトランジスタQ2、Q3を配置し、
更に所定電位ARGNDの配線20と選択信号DCBL
a、DCBLbの配線21、22を配置する。選択トラン
ジスタQ0、Q1を形成する活性領域30とディスチャ
ージトランジスタQ2、Q3を形成する活性領域31と
をずらして配置し、分割ビット線BLa0、BLb0の配置
とゲート電極配線23、25の配置を簡素化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、フローティングゲ
ート及びコントロールゲートを有するメモリトランジス
タを用いた不揮発性半導体メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】メモリセルが単一のトランジスタからな
る電気的に消去可能なプログラマブルROM(EEPROM:E
lectricaly Erasable Programmable ROM)においては、
フローティングゲートとコントロールゲートを有する2
重ゲート構造のトランジスタによって各メモリセルが構
成される。このような2重ゲート構造のトランジスタの
場合、フローティングゲートのドレイン側で発生したホ
ットエレクトロンをソース側へ加速し、ゲート絶縁膜を
通過させてフローティングゲートに注入することにより
情報の書き込みが行われる。そして、フローティングゲ
ートに電荷が注入されたか否かによるメモリセルトラン
ジスタの動作特性の差を検出することで、情報の読み出
しが行われる。
【0003】このようなメモリセルの構造には、大きく
2種類が有り、一つはスタックゲート型と呼ばれ、もう
一つはスプリットゲート型と呼ばれる。特に、スプリッ
トゲートのメモリセルは、図3に示す如く、ドレイン1
とソース2の間に形成されたチャネル上に、フローティ
ングゲート4が絶縁膜3を介して一部がソース領域2に
重畳して形成され、また、コントロールゲート5が絶縁
膜6を介して一部がフローティングゲート4に重畳して
形成される。ドレイン領域1は隣のセルとの共通の領域
となり、コンタクトホール7を介してビット線8に接続
される。また、ソース領域2も隣のセルとの共通の領域
となる。
【0004】このようなスプリットゲート型のメモリセ
ルを用いた不揮発性半導体メモリの概略構成を図4に示
す。複数のメモリセル10がn×mの行及び列に配列さ
れてなるメモリセルアレイ11において、各々のメモリ
セル10は、各々n本のワード線WL(0〜n-1)とm本
のビット線BL(0〜m-1)の交点に配置され、メモリセ
ル10のコントロールゲート(図3の5)がワード線W
Lに接続され、ドレイン(図3の1)がビット線BLに
接続される。また、隣接するワード線WLに接続された
各行のメモリセル10のソース(図3の2)は、共通ソ
ース線SL(0〜n/2-1)に各々接続される。例えば、ワ
ード線WL0とWL1に接続されたメモリセルは、共通ソ
ース線SL0に接続される。ローアドレスデコーダ12
は、印加されたローアドレスデータRADに基づいてワ
ード線WLの1つを選択すると共に、消去モード、プロ
グラムモード、読み出しモードを各々示す信号ES、P
G、REとに基づいて、選択されたワード線WLに各モ
ードに従った電圧を供給する。更に、ローアドレスデコ
ーダ12は、選択されたワード線WLに関連する共通ソ
ース線SLに各モードに従った電圧を供給する。カラム
アドレスデコーダ13は、印加されたカラムアドレスデ
ータCADに基づいてビット線BLの1つを選択すると
共に、プログラムモード信号PG及び読み出しモード信
号REに従って選択されたビット線BLに書き込み読み
出し制御回路14で制御される電圧を印加する。
【0005】一方、各ビット線BLと電位線ARGND
との間には、消去モード時及び読み出しモード時のビッ
ト線のディスチャージとプログラムモード時の誤書き込
みを防止するため、カラムアドレスデコーダ13のデコ
ード出力の反転信号*Y0から*Ym-1によって制御され
るMOSトランジスタ15が各々設けられる。例えば、
読み出し時モード時及びプログラムモード時に、カラム
アドレスデータCADをデコードした結果、ビット線B
L0が選択された場合、そのデコード出力*Y0は「L」
レベルとなり、その他のデコード出力*Y1から*Ym-1
は「H」レベルとなる。従って、選択されたビット線B
L0以外のビット線BL1からBLm-1は、オンとなった
MOSトランジスタ15を介して、電位線ARGNDに
接続される。
【0006】次に、図3及び図4に基づいて、不揮発性
半導体メモリの消去モード、プログラムモード、読み出
しモードを説明する。 (1)消去モード 消去モード信号ESがアクティブになると、ローアドレ
スデコーダ12は、ローアドレスデータRADによって
選択されたワード線WL(例えばWL0とする)に消去
電圧Ve(例えば、14.5V)を印加し、その他の選
択されないワード線WL1からWLn-1には接地電圧(0
V)を印加する。更に、ローアドレスデコーダ12は、
全ての共通ソース線SL0からSLn/2-1に接地電位を印
加する。
【0007】一方、カラムアドレスデコーダ13は、全
てのデコード反転出力*Y0〜*Ym-1を「H」レベルと
するため、全てのMOSトランジスタ15がオンとな
り、全てのビット線BLは、電位線ARGNDに接続さ
れる。このとき、電位線ARGNDは、接地電位になっ
ているため、全てのビット線BLは、接地電位が印加さ
れた状態になる。従って、ワード線WL0に接続された
全てのメモリセル10のコントロールゲート5には、消
去電圧14.5が印加され、ドレイン1及びソース2に
は0Vが印加される。メモリセル10は、コントロール
ゲート5とフローティングゲート4の間の容量結合より
ソース2とフローティングゲート4の間の容量結合の方
が格段に大きいため、このときのフローティングゲート
4の電位は、ソース2との容量結合によりソース2と同
じ0Vに固定され、コントロールゲート5とフローティ
ングゲート4の電位差が14.5Vとなり、F−Nトン
ネル電流(Fowler-Nordheim Tunnel Current)がトンネ
ル酸化膜(図3の6a)を介して流れる。即ち、フロー
ティングゲート4に注入されていた電子がフローティン
グゲート4の突出部からコントロールゲート5に引き抜
かれる。このようにして、1つのワード線WLに接続さ
れたメモリセル10の一括消去が行われる。 (2)プログラムモード(書き込みモード) プログラムモード信号PGがアクティブになると、ロー
アドレスデコーダ12は、印加されたローアドレスデー
タRADに基づいて選択されるワード線WL(例えばW
L0とする)に選択電圧Vgp(例えば、2.0V)を
印加し、その他の選択されないワード線WL1〜WLn-
1には接地線圧0Vを印加する。更に、ローアドレスデ
コーダ12は、選択されたワード線WL0に関わる共通
ソース線SL0にプログラム電圧Vp(例えば12.2
V)を供給する。一方、カラムアドレスデコーダ13
は、カラムアドレスデータCADに基づいて選択された
ビット線BL(例えばBL0とする)を書き込み読み出
し回路14に接続する。従って、選択されたビット線B
L0には、入出力端子I/Oに印加される書き込みデー
タに基づく電圧が印加される。例えば、入出力I/Oに
「0」が印加されている場合には、ビット線BL0には
書き込み可能ソース電圧Vse(0.9V)が印加さ
れ、入出力I/Oに「1」が印加されている場合には、
ビット線BL0には書き込み禁止ソース電圧Vsd
(4.0V)が印加される。また、選択されない他のビ
ット線BL1からBLm-1は、MOSトランジスタ15に
よって書き込み禁止電圧Vsd(4.0V)に設定され
た電位線ARGNDに接続される。
【0008】従って、ワード線WL0とビット線BL0で
指定されたメモリセル10では、入出力I/Oが「0」
の時には、ソース2に12.2V、ドレイン1に0.9
V、コントロールゲート5に2.0Vが印加される。こ
れにより、ドレイン1からソース2に向かってキャリア
が流れることになるが、フローティングゲート3とソー
ス2の容量結合のために、フローティングゲート4の電
圧は、ソース2の電位とほぼ同一となる。従ってキャリ
アはホットエレクトロンとして絶縁膜3を介してフロー
ティングゲート4に注入される。一方、選択されていな
いメモリセル10では、ドレイン1、ソース2、コント
ロールゲート5の電圧がプログラム条件を満足しないた
め、フローティングゲート4への注入はなされない。 (3)読み出しモード 読み出しモード信号REがアクティブになると、ローア
ドレスデコーダ12は、ローアドレスデータRADに基
づき選択されたワード線WL(例えばWL0とする)に
選択電圧Vgr(4.0V)を印加すると共に、全ての
共通ソース線SLに接地電圧(0V)を印加する。一
方、カラムアドレスデコーダ13は、カラムアドレスデ
ータCADに基づき選択されたビット線BL(例えばB
L0)を書き込み読み出し回路14に接続する。これに
より、ワード線WL0とビット線BL0によって選択され
たメモリセル10に保持されたデータの読み出しが行わ
れる。一方、選択されないビット線BL1〜BLm-1は、
接地電圧(0V)に保持された電位線ARGNDにMO
Sトランジスタ15を介して接続される。これにより、
カラムアドレスが遷移したときに他のビット線BLの読
み出しの初期状態は、0Vから書き込み読み出し回路1
4によってバイアスされ、読み出しの誤動作が防止でき
る。
【0009】上記した如く、各モードにおいて、ワード
線WL、ビット線BL、共通ソース線SLに所定の電圧
を選択的に印加することによって、メモリセル10の消
去条件、プログラム条件、読み出し条件を満足できる。
尚、上記のモード以外のスタンバイモードでは、MOS
トランジスタ15は全てオンとなり、接地電圧0Vに設
定された電位線ARGNDに接続され、全てのビット線
BLは、0Vにディスチャージされる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図4の不揮発性半導体
メモリにおいて、半導体製造技術の進歩により微細化が
益々進み、記憶容量が16Mビット、32Mビット、更
には、64Mビットと多くなると、ビット線BLの寄生
容量が飛躍的に増大する。即ち、1本のビット線BLに
は、ドレイン1の接合容量が並列に接続されるため、メ
モリセル10の接続数が2倍又は4倍になれば、寄生容
量も2倍又は4倍になるのである。これにより、書き込
み呼び出し回路14の負荷が大きくなり、書き込み時間
及び読み出し時間が長くなってしまう。また、ビット線
BLをMOSトランジスタ15によって電位線ARGN
Dに接続して、所定電圧にディスチャージ(又はプリチ
ャージ)するための時間も長くなってしまう。結果的に
不揮発性半導体メモリの動作スピードが低下し、特性の
悪化を招くことになる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した点に
鑑みて、創作されたものであり、第1に、複数の不揮発
性メモリセルが複数のワード線及びビット線に配置され
たメモリセルアレイと、ローアドレスデータに基づいて
前記ワード線を選択するローデコーダと、カラムアドレ
スデータに基づいて前記ビット線を選択するカラムデコ
ーダを備えた不揮発性半導体メモリにおいて、前記メモ
リセルアレイは、前記カラムアドレスデコーダに接続さ
れる複数の主ビット線と、前記主ビット線の各々に接続
される複数の分割ビット線と、前記複数の分割ビット線
のいずれかを選択して前記主ビット線に接続する選択ト
ランジスタと、前記分割ビット線と所定電位との間に設
けたディスチャージトランジスタとを設けたものであ
り、これにより、分割されたビット線が選択的にカラム
アドレスデコーダに接続されるため、書き込み読み出し
回路の容量性負荷が軽減されることになる。
【0012】第2に、前記選択トランジスタと前記ディ
スチャージトランジスタとを前記メモリセルアレイの周
辺部に配置すると共に、前記選択トランジスタに対して
前記ディスチャージトランジスタをずらして配置し、少
なくとも1つの選択トランジスタと1つのディスチャー
ジトランジスタとを連続する共通のゲート電極配線で接
続したものであり、これにより、メモリセルより配列ピ
ッチが大きい選択トランジスタとディスチャージトラン
ジスタとを、チップサイズを増大させることなくレイア
ウトすることが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、メモリセルアレイのパタ
ーンレイアウトを示した平面図であり、図2はその回路
構成を示す回路図である。先ずは図2を参照して、本実
施の形態の回路構成を説明する。図2において、ローア
ドレスデコーダ12、カラムアドレスデコーダ13及び
書き込み読み出し回路14は、前述の図4の回路とほぼ
同一であるため、説明を略す。
【0014】メモリセルアレイは、各々k×2mの行及
び列にメモリセル7が配置された構成である。ワード線
はWL0〜WLk-1、共通ソース線はSL0〜SLk/2-1で
ある。また、カラムアドレスデコーダ13から導出され
た主ビット線はBL0〜BLm-1である。主ビット線BL
0〜BLm-1の各々には、第1の分割ビット線BLa0〜B
Lam-1と第2の分割ビット線BLb0〜BLbm-1との2本
の分割ビット線が設けられ、このメモリセルアレイを第
1の分割ビット線BLa0〜BLam-1に接続された第1の
セルアレイブロックと、第2の分割ビット線BLb0〜B
Lbm-1に接続された第2のセルアレイブロックとの2つ
のブロックに分離する。この結果、m本の主ビット線B
L0〜BLmに対して2倍の本数の分割ビット線が設け
られる。
【0015】各第1の分割ビット線BLa0〜BLam-1と
各主ビット線BL0〜BLm-1の間には、制御信号DCB
Laによって制御される選択トランジスタQ0、Q4が
設けられる。更に、各第1の分割ビット線BLa0〜BLa
m-1と電位線ARGNDの間には、制御信号DCBLbに
よって制御される選択トランジスタQ2、Q7が設けら
れる。同様に、各第2のビット線BLb0〜BLbm-1と各
主ビット線BL0〜BLm-1の間には、制御信号DCBL
bによって制御される選択トランジスタQ1、Q5が設
けられ、各第2のビット線BLb0〜BLbm-1と電位線A
RGNDの間には、制御信号DCBLaによって制御さ
れる選択トランジスタQ3、Q6が設けられる。
【0016】制御信号DCBLa及びDCBLbは、図示
しないアドレスデータ検出回路からアドレスデータの内
容によって出力されるものである。即ち、制御信号DC
BLaは、アドレスデータが第1の分割ビット線BLa0
〜BLam-1に接続された第1のセルアレイブロックを選
択する内容である場合に「H」レベルとなる信号であ
り、制御信号DCBLbは、アドレスデータが第2の分
割ビット線BLb0〜BLbm-1に接続された第2のセルア
レイブロックを選択する場合に「H」レベルとなる信号
である。従って、制御信号DCBLaが「H」になる
と、選択トランジスタQ0及びQ3がオンとなり、第1
の分割ビット線BLa0が主ビット線BL0に接続さ
れ、第2の分割ビット線BLb0は、電位線ARGND
に接続される。また、制御信号DCBLbが「H」レベ
ルになると上述と逆になる。
【0017】本実施の形態の、各動作モード(消去モー
ド、プログラムモード、読み出しモード)におけるメモ
リセルアレイ11の電位関係は従来例と同様であるので
説明を省略する。制御信号DCBLa及びDCBLbが互
いに反転信号、即ち、相補信号になっていることで、分
割ビット線BLa0、BLb0のうちいずれかを主ビット線
BL0に接続し、他方をARGND配線によって所定電
位に接続して、メモリセルアレイ内の特定セルを選択す
る動作が従来例と異なる。
【0018】加えて、上記の各動作モード以外のスタン
バイモードにおいては、誤動作の防止及び次のモードへ
の急速な立ち上がりのために、メモリセルアレイの全て
のビット線を接地電圧にディスチャージする必要があ
る。そこで、制御信号DCBLa及びDCBLbは、互い
に「H」レベルとし、また、カラムアドレスデコーダ1
0の出力*Yも全て「H」レベルとする。これにより、
選択及びディスチャージトランジスタQ0〜Q7は全て
オンとなり、主ビット線BL、分割ビット線BLa、B
Lbは、接地電圧に設定された電位線ARGNDに接続
されてディスチャージされる。
【0019】図1は上述の回路構成を具現化した集積回
路装置の、パターンレイアウトを示す平面図である。図
面中央付近に配置されたメモリセルアレイ11は、各メ
モリセル10が図3に示したフローティングゲート型フ
ラッシュメモリ素子によって構成される。すなわち、素
子のコントロールゲート5が延在することによってワー
ド線WL0〜WLk-1を構成し、ソース領域2が各メモ
リセル10に跨って延在することにより共通ソース線S
L0〜SLk-1を構成する。また、各分割ビット線BLa
0〜BLam-1、BLb0〜BLbm-1がコンタクト孔7を介
して各メモリセル10のドレイン領域1に接続される。
【0020】メモリセルアレイ11に対して、その両側
(図1ではメモリセルアレイ11の上下)に選択トラン
ジスタQ0、Q1、Q4、Q5が配置され、更にその外
側にはディスチャージトランジスタQ2、Q4、Q6、
Q7が配置される、更にその外側に所定電位であるAR
GNDを印加する電極配線20と、制御信号DCBL
a、DCBLbを印加するための電極配線21、22が配
置されている。二本の分割ビット線BLa0、BLb0と1
組の選択トランジスタQ0、Q1、及び1組のディスチ
ャージトランジスタQ2、Q3を一つの単位として、こ
れらが略同一ピッチの繰り返しパターンで形成されてい
る。また、メモリセルアレイ11を中心として対象パタ
ーンになるように、二本の分割ビット線BLa1、BLb1
と1組の選択トランジスタQ4、Q5、及び1組のディ
スチャージトランジスタQ6、Q7をメモリセルアレイ
11の反対側に配置している。更に、主ビット線BL0
に関与する分割ビット線BLa0、BLb0を、選択トラン
ジスタQ0、Q1の位置する図面下方から選択トランジ
スタQ4、Q5の位置する図面上方に延在して終端させ
るのに対して、隣の主ビット線BL1に関与する分割ビ
ット線BLa1、BLb1は図面上方から図面下方に延在し
て終端させる。これらの分割ビット線は、一つの主ビッ
ト線BL0に関与する分割ビット線BLa0の次に隣の主
ビット線BL1に関与する分割ビット線BLa1というよ
うに、交互に互い違いに配置する。つまり分割ビット線
を、BLa0、BLb0、BLa1、BLb1・・・・の順に、等間
隔で平行に配置する。このように交互に配置することに
よって、メモリセルアレイ11のセルピッチよりパター
ンサイズが大きくなる選択及びディスチャージトランジ
スタを、前記セルピッチの範囲内に収納した。
【0021】選択トランジスタQ0、Q1とQ4、Q5
は、各々がLOCOS酸化膜で囲まれた共通の活性領域
30(図中、砂状の塗りつぶし部分)に、2本のゲート
電極を配置し、ソース(またはドレイン)を共通として
構成したMOS型トランジスタで構成される。該共通ソ
ース(またはドレイン)はスルーホールを介して双方向
矢印で簡略的に示した主ビット線BL0、BL1に接続
され、接続された主ビット線はカラムアドレスデコーダ
13に接続される。尚、主ビット線BL0、BL1は第
1と第2の分割ビット線BLa0〜BLam-1、BLb0〜B
Lbm-1と平行に延在し且つ層間絶縁された電極配線から
なる。この実施形態では、メモリセルアレイの下方に設
置された選択トランジスタQ0、Q1が主ビット線BL
0に、メモリセルアレイの上方に設置された選択トラン
ジスタQ4、Q5が主ビット線BL1に各々接続され
る。
【0022】同じくディスチャージトランジスタQ2、
Q4とQ6、Q7も、各々がLOCOS酸化膜で囲まれ
た共通の活性領域31(図中、砂状の塗りつぶし部分)
に、2本のゲート電極を配置し、ソース(またはドレイ
ン)を共通として構成したMOS型トランジスタからな
る。該共通ソース(またはドレイン)は所定電位ARG
NDを印加する電極配線20に接続される。
【0023】主ビット線BL0に関与する分割ビット線
BLa0は、選択トランジスタQ0のドレイン(またはソ
ース)に接続される他、そのまま約45度の角度で斜行
するように延在してディスチャージトランジスタQ2の
ドレイン(またはソース)に接続される。また、分割ビ
ット線BLb0は選択トランジスタQ1のドレイン(また
はソース)に接続される他、分割ビット線BLb0と平行
に斜めに延在してディスチャージトランジスタQ3のド
レイン(またはソース)に接続される。同様に、主ビッ
ト線BL1に関与する分割ビット線BLa1は、選択トラ
ンジスタQ4とディスチャージトランジスタQ7に接続
され、分割ビット線BLb1は選択トランジスタQ5とデ
ィスチャージトランジスタQ6に接続される。
【0024】選択トランジスタQ1のゲート電極配線2
5は、チップ上を直線的に延在してディスチャージトラ
ンジスタQ2のゲート電極となり、更に延在して選択信
号DCBLbの配線22にスルーホールを介して接続さ
れる。このとき、ゲート電極配線25は各トランジスタ
Q1、Q2のゲート電極から連続して延在するポリシリ
コン配線層で構成される。同じく選択トランジスタQ0
のゲート電極配線23は、チップ上を分割ビット線BL
a0の斜行する箇所と直行するように延在して隣の主ビッ
ト線に関係するディスチャージトランジスタ(トランジ
スタQ3に相当する)のゲート電極となり、そして選択
信号DCBLaの配線21に接続される。これも各トラ
ンジスタのゲート電極から連続するポリシリコン配線層
で構成される。尚、分割ビット線BLa0とゲート電極配
線23、及び分割ビット線BLb0とゲート電極配線27
とは、層間絶縁により絶縁され、交差している。
【0025】各トランジスタは連続の繰り返しパターン
で構成されるので、ディスチャージトランジスタQ3の
ゲート電極配線27は、隣のビット線に関係する選択ト
ランジスタ(選択トランジスタQ0に相当する)のゲー
ト電極配線(ゲート電極配線23に相当する)となる。
また、メモリセルアレイ11を挟みこれらの配置と対称
になるような形状で、選択トランジスタQ4のゲート電
極配線26とディスチャージトランジスタQ6のゲート
電極とが、および選択トランジスタQ5のゲート電極配
線24と隣のビット線に関係するディスチャージトラン
ジスタのゲート電極とが連結されている。
【0026】そして、各選択トランジスタQ0、Q1と
ディスチャージトランジスタQ2、Q4の活性領域3
0、31を、選択トランジスタQ1のゲートとディスチ
ャージトランジスタQ2のゲートとが一直線に位置する
ような位置関係に、互い違いにずれるように配置してあ
る。図2の回路図から明らかなように、選択トランジス
タQ0、Q1とディスチャージトランジスタQ2、Q3
には相補信号を互い違いに印加する事が必須となるの
で、このような配置にすることにより、できるだけ多く
の配線を共用化し、配線パターンを簡素化したものであ
る。
【0027】特に、ゲート電極配線25にあっては、選
択トランジスタQ1のゲートと電極22間の接続、及び
ディスチャージトランジスタQ2のゲートと電極22間
の接続を、一本の共通のゲート電極配線25だけで済ま
せることができるのである。一方のゲート電極配線2
3、27と分割ビット線BLa0、BLb0にあっては、極
端に長く引き回されることを防止できる。
【0028】尚、図1に示された実施形態では、メモリ
セルアレイは、第1と第2のセルアレイブロックの2つ
に分割された例を示したが、4ブロック、または、6ブ
ロックなどに分割しても良い。例えば、4ブロックに分
割する場合には、図1のパターンと同一構成のパターン
を繰り返して配置して第3と第4のセルアレイブロック
とする。この場合、制御信号DCBLaとDCBLbに相
当する制御信号は、例えばDCBLcとDCBLdとし、
互いに相補的な信号とするが、ローアドレスデータRA
Dによって、第1と第2のセルアレイブロックのいずれ
かが選択されたときは、制御信号DCBLcとDCBLd
は、「L」レベルとして第3と第4のセルアレイブロッ
クのビット線をフローティング状態として、主ビット線
に接続されないようにする。逆に、第3と第4のセルア
レイブロックが選択されたときには、制御信号DCBL
aとDCBLbが「L」レベルとなる。
【0029】
【発明の効果】以上の説明のごとく、分割されたセルア
レイブロックの第1と第2の分割ビット線BLa、BL
bは、そのブロックが選択された時のみカラムアドレス
デコーダ10の主ビット線BLに接続されるため、書き
込み読み出し回路11の容量性負荷が低減される。ま
た、選択されないセルアレイブロックの分割ビット線
は、ディスチャージトランジスタによって電位線ARG
NDに接続されるため、そのブロックが選択された時の
初期値が一定となり、誤動作が防止できる。また、各モ
ードにおける印加電圧条件を低容量性負荷によって達成
できるので、不揮発性半導体メモリの高速動作が実現で
きる。
【0030】更に、分割ビット線BLa0、BLb0に関わ
る選択トランジスタQ0、Q1とディスチャージトラン
ジスタQ2、Q3との配置をずらすことによって、各ト
ランジスタと制御信号DCBLa、DCBLb及び所定
電位ARGND間の配線を少ない本数で済ませ、パター
ンを簡素化し、その設計を容易ならしめるものである。
そして、選択トランジスタQ0、Q1とディスチャージ
トランジスタQ2、Q3との配線を簡素化して配置間隔
を狭めることにより、メモリセルアレイ11のセルピッ
チを無用に増大することなく、チップサイズの縮小を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す平面図である。
【図2】本発明の実施の形態を説明する回路図である。
【図3】不揮発性半導体メモリのセル構造を示す断面図
である。
【図4】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
10 メモリセル 11 メモリセルアレイ 12 ローアドレスデコーダ 13 カラムアドレスデコーダ 30、31 活性領域 BL0、BL1 主ビット線 BLa、BLb 分割ビット線 Q0、Q1、Q4、Q5 選択トランジスタ Q2、Q3、Q6、Q7 ディスチャージトランジス
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/792

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の不揮発性メモリセルが複数のワー
    ド線及びビット線に配置されたメモリセルアレイと、ロ
    ーアドレスデータに基づいて前記ワード線を選択するロ
    ーデコーダと、カラムアドレスデータに基づいて前記ビ
    ット線を選択するカラムデコーダを備えた不揮発性半導
    体メモリにおいて、 前記ビット線に、前記カラムアドレスデコーダに接続さ
    れる複数の主ビット線と、前記主ビット線の各々に接続
    される複数の分割ビット線とを設け、 前記メモリセルアレイの周辺部に、前記複数の分割ビッ
    ト線のいずれかを選択して前記主ビット線に接続する選
    択トランジスタを配置し、更にその外側に前記分割ビッ
    ト線を所定電位に接続するディスチャージトランジスタ
    とを設け、 前記選択トランジスタと前記ディスチャージトランジス
    タとを所定間隔で繰り返しパターンで配置すると共に、
    前記選択トランジスタに対して前記ディスチャージトラ
    ンジスタをずらして配置し、少なくとも1つの選択トラ
    ンジスタと1つのディスチャージトランジスタとが、連
    続する共通のゲート電極配線で接続されていることを特
    徴とする不揮発性半導体メモリ。
  2. 【請求項2】 前記共通のゲート電極配線が直線状に延
    在することを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体
    メモリ。
  3. 【請求項3】 前記選択トランジスタと前記ディスチャ
    ージトランジスタとを、前記メモリセルアレイを挟むよ
    うに相対向する位置に配置したことを特徴とする請求項
    1記載の不揮発性半導体メモリ。
  4. 【請求項4】 1本の前記主ビット線に関する前記複数
    の分割ビット線が2本であることを特徴とする請求項1
    記載の不揮発性半導体メモリ。
JP4757498A 1998-02-18 1998-02-27 不揮発性半導体メモリ Pending JPH11250680A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006035502A1 (ja) * 2004-09-29 2006-04-06 Spansion Llc 半導体装置及びデータ読み出し方法
JP2015011748A (ja) * 2013-07-01 2015-01-19 ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション 半導体記憶装置

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JPWO2006035502A1 (ja) * 2004-09-29 2008-05-15 スパンション エルエルシー 半導体装置及びデータ読み出し方法
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