JPH11249570A - ラベルライター用テープ - Google Patents

ラベルライター用テープ

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Publication number
JPH11249570A
JPH11249570A JP10064745A JP6474598A JPH11249570A JP H11249570 A JPH11249570 A JP H11249570A JP 10064745 A JP10064745 A JP 10064745A JP 6474598 A JP6474598 A JP 6474598A JP H11249570 A JPH11249570 A JP H11249570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
label
tape
magnet
ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10064745A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiki Inoue
井上俊毅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UNION CHEMICAR KK
Union Chemical Co Ltd
Original Assignee
UNION CHEMICAR KK
Union Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UNION CHEMICAR KK, Union Chemical Co Ltd filed Critical UNION CHEMICAR KK
Priority to JP10064745A priority Critical patent/JPH11249570A/ja
Publication of JPH11249570A publication Critical patent/JPH11249570A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Labeling Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ラベルライターで作成したラベルの貼付け位置
の素材が鉄、ニッケル、コバルトやその合金等の磁石が
張り付く素材である場合に、剥離紙等を取り除く手間を
解消し、ラベルを繰り返し貼り付けたり剥がしたりする
ことが出来、かつ使用後の保管も可能にすることを目的
とする 【解決手段】粘着剤に代わる新たな貼り付け手段とし
て、ラベルライター用テープカセットに収納するテープ
の印字面裏面にフェライト磁石や希土類金属系磁石等を
含有したマグネット層を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字ヘッドを備え
たプリンターに着脱自在に装着されるテープカセットに
格納する印字媒体としてのテープに関する。
【0002】
【従来の技術】印字ヘッドを備えたプリンターであっ
て、見出しや表示用として書類や整理棚等に固定する為
のラベルを印字作成する装置としてラベルライターが知
られている。印字媒体としてのテープをカートリッジに
格納した後、ラベルライターで画像形成後、任意の長さ
に切断することによりラベルとして使用することができ
る。このようなラベルライターに用いられるテープは一
般的には紙、フィルム等からなる基材層や基材層上に設
けられた被印字層、及び、ラベル作成後のラベル固定位
置への固定手段である粘着剤層から形成されている。そ
して、テープカセットにテープを格納する際や画像形成
時などに、粘着剤層がテープ自身もしくはテープカセッ
ト等に接着し、テープが破損もしくは走行不良になるこ
とを防ぐ為に、粘着剤層上に剥離紙等を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ラベルライターに用い
られるテープにおいて、印字面裏面に粘着剤層を設けた
テープで作成したラベルを固定した後、ラベルの固定位
置を変更もしくはラベルを除去する場合、次に示す問題
が生じる。使用する粘着剤の接着性能の為、基材や粘着
剤がラベル固定面に残り、ラベルが破損してしまい固定
位置の変更等の再利用が出来なくなってしまう。たとえ
ラベルを破損することなく剥がせたとしても、粘着剤層
の劣化や粉塵等の付着により粘着力が低下する為、複数
回の位置変更には耐えられない。又、従来のラベルは厚
さがごく薄いものがほとんどであるが、ラベル厚が薄い
場合には一回の位置変更でさえ困難でラベルを破損して
しまうことも多い。その上、ラベル使用後は粘着剤層が
露出している為にラベル同士が接着してしまい保管して
おくことは困難である。これらの問題により従来のラベ
ルは、同じ場所に継続的に固定しておくか、使い切りと
して使用するかの使用方法に限定される。
【0004】それに加え、ラベルライターにより作成し
たラベルを所定の位置に固定する際には、固定する前に
粘着剤層上に設けている剥離紙等を取り除かなければな
らない為、ラベルを所定の位置に固定するのにかなりの
手間がかかる。又、従来のラベルは厚さがごく薄いもの
が多く、その場合には、剥離紙を剥がす際にラベルを破
損してしまうこともある。
【0005】本発明の目的は、固定位置の素材が鉄、ニ
ッケル、コバルトやその合金等の磁石が張り付く素材で
ある場合において、ラベルの破損や粘着力の低下やラベ
ル厚の薄さの為に、作成したラベルの固定位置の変更等
の再利用が出来なくなる、ラベル使用時に一度剥離紙を
取り除いてしまうと粘着剤が露出してしまい保管するこ
とが出来ない、ラベルを固定する前に粘着剤層を保護し
ている剥離紙等を取り除く手間がかかり場合によっては
ラベルが破損してしまう、という問題を解決することで
ある。
【0006】
【課題を解決する為の手段】印字ヘッドを備えたプリン
ターに着脱自在に装着されるテープカセットに格納する
印字媒体としてのテープにおいて、固定位置への固定手
段として被印字面裏面にマグネット層を設ける。
【0007】
【発明の実施の形態】以下発明の実施の形態を図面を参
照しながら説明する。図1に示すマグネット層3として
は、磁石粉もしくは、磁石粉を粘土や樹脂等に練り込ん
だものを使用することができる。該磁石粉としては、フ
ェライト磁石、希土類金属系磁石及び、アルニコ系磁石
などの粉体があげられるが、これらに限定されるもので
はない。又、前記樹脂としては、可撓性基材である樹脂
類例えば、天然ゴム、クロロプレンゴムやシリコーンゴ
ムなどの合成ゴム又は、ポリエチレン樹脂、ポリエステ
ル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、ナイロン樹脂、ポリスチレン樹脂
などの合成樹脂類などがあげられるが、これらに限定さ
れるものではない。
【0008】マグネット層の厚みとしては、20μm以
上が望ましい。20μmに満たない場合、磁力が弱くな
る為に固定位置への吸着力が弱くなりラベルを固定位置
に保持することができなくなる
【0009】図1に示す基材層2としては、可撓性基材
であって、紙あるいはプラスチックフィルムが好適に使
用され、プラスチックフィルムとしては、ポリエチレン
フィルム、ポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィ
ルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリカーボネートフィ
ルム、ナイロンフィルム、ポリスチレンフィルム等があ
げられるがこれらに限定されるものではない。
【0010】これら基材層もしくはマグネット層には、
図1に示す印字可能な適宜の被印字層1を設けても良
い。このような被印字層としては、サーマルヘッドによ
ってインクリボンのインキが熱転写される熱転写受像
層、あるいは加熱により発色する感熱発色層及び感熱発
色層を保護する耐熱保護層、もしくは、インクジェット
インキが定着するインクジェットインキ受容層等があげ
られる。又、基材層を用いずにマグネット層に直接被印
字層を設けても良い。
【0011】以上の層からなるラベルライター用テープ
の全厚としては、30〜1000μmが望ましい。30
μmに満たない場合、ラベルとして薄くなりすぎる為、
固定位置に固定する際の取扱い性が著しく低下する。
又、1000μmを超える場合、テープカセットに格納
することができるテープの長さが短くなる為、単位長さ
あたりのコストが高くなり経済的でない。又、少量の使
用でテープがなくなり頻繁にテープを交換しなければな
らずラベルライター用テープとしては実用的ではない。
【0012】テープの幅は、必要なラベルの大きさに応
じて適宜選択することができるが、ラベルライターのテ
ープカセット装着部の大きさにによる制約がある為、一
般的には5〜50mmが適当である。
【0013】前述のテープを、印字ヘッドを備えたプリ
ンターに着脱自在に装着されるテープカセットに格納し
た後、テープの印字面に画像や文字を形成し任意の長さ
に切断することにより、固定位置の素材が、鉄、ニッケ
ル、コバルトやその合金等の磁石が張り付く素材の場合
には、固定位置の変更及び、脱着が何度でも可能であ
り、かつ剥離紙等を必要せず、使用後の保管も可能なラ
ベルを作成することができる。
【0014】
【実施例】実施例1 基材である厚さ75μmポリエステルフィルムに被印字
層として厚さ15μmに熱転写受像層を塗布し、さらに
基材層側に100μmのフェライト磁石系ボンド磁石の
マグネットシートをドライラミネート加工することによ
り、マグネット層を有するシート状原反を得た。該原反
を幅20mmにスリットすることによりラベルライター
用テープを得た。このラベルライター用テープを図2の
12に示す様なスプール状に巻き取りテープカセット1
8に格納し、熱転写方式のラベルライターを使用して、
マグネット層を有した各種ラベルを得た。
【0015】実施例2 印字層を兼ねた基材層として厚さ100μmのポリ塩化
ビニルフィルムを使用し、さらに印字面の裏側に300
μmの希土類金属磁石系ボンド磁石のマグネットシート
をドライラミネート加工することにより、マグネット層
を有するシート状原反を得た。該原反を幅15mmにス
リットすることによりラベルライター用テープを得た。
このラベルライター用テープを図2の12に示す様なス
プール状に巻き取りテープカセット18に格納し、熱転
写方式のラベルライターを使用して、マグネット層を有
した各種ラベルを得た。
【0016】比較例1 基材である厚さ75μmポリエステルフィルムに被印字
層として厚さ15μmに熱転写受像層を塗布し、さらに
基材層側に10μmのアクリル系の強い粘着力を有する
粘着剤を塗布した。さらに、粘着層上に剥離紙を設ける
ことにより、粘着剤層を有するシート状原反を得た。該
原反を幅20mmにスリットすることによりラベルライ
ター用テープを得た。このラベルライター用テープを図
2の12に示す様なスプール状に巻き取りテープカセッ
ト18に格納し、熱転写方式のラベルライターを使用し
て、強粘着の粘着剤層を有した各種ラベルを得た。
【0017】比較例2 印字層を兼ねた基材層として厚さ100μmのポリ塩化
ビニルフィルムを使用し、さらに印字面の裏側に10μ
mのアクリル系の弱い粘着力を有しする粘着剤を塗布し
た。さらに、粘着層上に剥離紙を設けることにより、粘
着剤層を有するシート状原反を得た。該原反を幅15m
mにスリットすることによりラベルライター用テープを
得た。このラベルライター用テープを図2の12に示す
様なスプール状に巻き取りテープカセット18に格納
し、熱転写方式のラベルライターを使用して、弱粘着の
粘着剤層を有した各種ラベルを得た。
【0018】実施例1、実施例2、比較例1及び比較例
2で作成したラベルを鉄製の固定位置に固定し、性能の
比較を行なった。例1及び例2の方法で作成したラベル
は、剥離紙等を取り除く手間なく、ラベルを破損するこ
となく、容易に固定位置に固定することができた。又、
繰り返し固定位置を変更する際も吸着力の変化は見られ
ず、何度でも固定位置の変更が可能であった。又、その
ままラベルを重ね合せて保管した後、再度固定位置に固
定することができ、保管前と同様、繰り返し固定位置を
変更する際も吸着力の変化は見られず、何度でも固定位
置の変更が可能であった。
【0019】比較例1の方法で作成したラベルは、固定
位置に固定する為に、粘着層上に設けられている剥離紙
を取り除く際に、ラベルを破損してしまう場合があっ
た。又、破損することなく固定することができたラベル
の固定位置を変更しようとした所、使用している粘着剤
の強い接着性能の為、基材や粘着剤がラベル固定面に残
り、ラベルが破損してしまい再固定は不可能となった。
【0020】比較例2の方法で作成したラベルは、固定
位置に固定する為に、粘着層上に設けられている剥離紙
を取り除く際に、ラベルを破損してしまう場合があっ
た。又、破損することなく固定することができたラベル
については、固定位置の変更が可能であった。しかし、
数回の固定位置変更後は粘着力が低下し固定が不可能と
なった。又、固定位置変更を行なっていないラベルを保
管した所、ラベル同志が接着してしまったり、粘着面に
ゴミや塵が付着することにより、ラベルの再固定は不可
能であった。
【0021】
【発明の効果】本発明のラベルライター用テープは固定
面への固定手段にマグネット層の磁力を使用しており、
鉄、ニッケル、コバルトやその合金等の磁石が張り付く
素材への吸着力が劣化することがなく、かつ、ラベルが
適度な厚みを有している為、ラベルを破損することなく
繰り返し貼り付け位置の変更することがが可能である。
それに加えて、固定手段に粘着剤を使用しているものと
違い粘着剤層を剥離紙等で保護する必要がない。その
為、印字面に種々の方式で画像を形成し任意の長さに切
断した後に剥離紙等を取り除く手間が省け、ラベルを破
損することなく、そのまま固定位置にラベルを固定する
ことができる。その上、使用後そのままラベルを保管す
ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラベル断面図
【図2】ラベルライターにテープカートリッジを装着し
た前面図
【符号の説明】
1 被印字層 2 基材層 3 マグネット層 11 ラベルライター用テープ 12 ラベルライター用テープスプール 13 テープ回転軸 14 インクリボン 15 インクリボンスプール 16 インクリボン巻きだし部回転軸 17 インクリボン巻き取り部回転軸 18 テープカセット 21 ラベルライター 22 サーマルヘッド 23 ローラー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字ヘッドを備えたプリンターに着脱自在
    に装着されるテープカセットに格納する印字媒体として
    のテープにおいて、被印字面裏面にマグネット層を有す
    ることを特徴とするラベルライター用テープ。
JP10064745A 1998-02-26 1998-02-26 ラベルライター用テープ Pending JPH11249570A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10064745A JPH11249570A (ja) 1998-02-26 1998-02-26 ラベルライター用テープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10064745A JPH11249570A (ja) 1998-02-26 1998-02-26 ラベルライター用テープ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11249570A true JPH11249570A (ja) 1999-09-17

Family

ID=13267011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10064745A Pending JPH11249570A (ja) 1998-02-26 1998-02-26 ラベルライター用テープ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11249570A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009065307A1 (fr) * 2007-11-23 2009-05-28 Guangzhou Newlife Magnet Electricity Co., Ltd. Produit de papier magnétique qui peut être imprimé directement

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009065307A1 (fr) * 2007-11-23 2009-05-28 Guangzhou Newlife Magnet Electricity Co., Ltd. Produit de papier magnétique qui peut être imprimé directement

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