JP3440340B2 - 感熱転写フィルム巻き取り用紙管 - Google Patents

感熱転写フィルム巻き取り用紙管

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JP3440340B2 JP03099194A JP3099194A JP3440340B2 JP 3440340 B2 JP3440340 B2 JP 3440340B2 JP 03099194 A JP03099194 A JP 03099194A JP 3099194 A JP3099194 A JP 3099194A JP 3440340 B2 JP3440340 B2 JP 3440340B2
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康久 鶴岡
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、フアックス、電子複写
機、プリンター等のサーマルヘッドを利用した記録方式
の装置に用いられる感熱転写リボンの紙管に関するもの
である。特に、プリンター等上記の装置の供給駆動軸に
供給紙管を、巻き取り駆動軸に巻き取り紙管を直接装着
する方式の感熱転写リボンの紙管に関するものである。 【0002】 【従来の技術】感熱転写リボンとその紙管については、
例えば、特開昭60−9784号にしめされるように、
転写インクフィルムを巻き取り紙管に接着テープで止
め、さらに巻き取り紙管と供給紙管とをその側面で押さ
え板で連結したもの、あるいは実開平3−122056
号のように巻き取り紙管にスリット加工を施して、転写
フィルムを差し込んで止めたもの等が知られていた。し
かし、これらはいずれも、転写リボンを巻き取り紙管に
接着することのみを問題にしているものである。 【0003】最近、ファックス、プリンター等の装置の
小型化が進み、感熱転写リボンを装着するためのスペー
スが狭くなってしまい、感熱転写リボンを装置内の駆動
軸に装着するのに手間が係るようになっている。特に、
巻き取り紙管は感熱転写フィルムが巻かれている供給ロ
ールを装着した後に、プリンター等の駆動軸に装置に装
着する場合が多く、簡単に装着できない場合が多くなっ
ている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の感熱
転写フィルムとその紙管の関係において生じる、小型の
フアックス、プリンター等においても、感熱転写フィル
ムとその先に固着されている巻き取り紙管を容易に装着
できうるという課題を解決するためになされたものであ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題を
解決するために、供給用紙管にロール状に巻き取られた
感熱転写フィルムの先端に固着されて、プリンターでの
印字後の感熱転写フィルムを巻き取る感熱転写フィルム
巻き取り用紙管であって、前記感熱転写フィルムの先端
固着部分の近傍に巻き取り紙管装着用フィルムが設けら
れていて、前記紙管装着用フィルムは曲げ回復率が60
%以上であり、厚さが25〜100μmであることを特
徴とするものである。 【0006】 【実施例】本発明の感熱転写フィルム巻き取り用紙管
は、供給紙管に巻かれている感熱転写フィルムの先端に
固着されるもので、プリンター等に装着されてサーマル
ヘッドでの印字後にその使用済みフィルムを巻き取るた
めのものである。以下、図面を基に本発明の感熱転写フ
ィルム巻き取り用紙管を説明する。第1図は、本発明の
巻き取り用紙管の一実施例を示すものである。供給紙管
5に接着テープ等で終端を止められて巻かれている感熱
転写フィルム4に設けられたリードテープ3の先端に、
接着テープ、両面粘着テープまたは接着剤で巻き取り紙
管1が固着されており、該紙管1には本発明の特徴であ
曲げ回復率が60%以上であり、厚さが25〜100
μmである巻き取り紙管装着用フィルム2が感熱転写フ
ィルム3の近傍にやはり接着テープ、両面粘着テープま
たは接着剤で固着されている。また、供給紙管5にはプ
リンター等の装置の駆動軸と結合するための駆動軸受部
51が供給紙管5の側面に切り欠けとして設けられてお
り、巻き取り紙管1の側面にも同様に、駆動軸受部11
が切り欠けとして設けられている。感熱転写フィルム4
は、リードテープ3を設けず直接巻き取り紙管1に固着
されていてもよい尚、本発明で用いられる感熱転写フィ
ルムは、ワックスに顔料や染料等の着色剤を混合した熱
溶融性インク層を有するものまたは、バインダー樹脂中
に昇華性染料を担持させた染料層を有するものである。 【0007】本発明の感熱転写フィルム巻き取り用紙管
1を用いて、感熱転写フィルム4をプリンター等の装置
に装着する手順を説明する。まず、供給紙管5に巻かれ
ている感熱転写フィルム4を手で持ち、この場合は手で
ふれる面はインク面でないので汚れることなく、供給紙
管5の駆動軸受部51にプリンター等の装置に設けられ
ている駆動軸に装着する。次に、巻き取り紙管装着用フ
ィルム2を持って感熱転写フィルム4を延ばして、巻き
取り紙管1に形成されている駆動軸受部11とプリンタ
側の巻き取り駆動軸とを結合させて、プリンター等に感
熱転写フィルム4を装着する。巻き取り紙管1を装着す
る際に、直接、巻き取り紙管1を手で持っていないの
で、紙管を手で持つスペースがプリンターの巻取り駆動
部付近に無くても、巻き取り紙管装着用フィルム2をプ
リンター外部で持って巻き取り用紙管1の装着を操作す
ることができる。 【0008】本発明の巻き取り紙管について、さらに詳
細に説明する。巻き取り紙管の芯材である紙管は、厚手
の紙の筒あるいは塩化ビニルのようなプラスチックの筒
が用いられ、芯材の側面には、機種によってプリンター
等の駆動軸受けとして切りかけられた軸受部が設けられ
る。この芯材と感熱転写フィルムとは必要に応じてリー
ドテープを介して接着テープあるいは両面粘着テープで
固着されるが、感熱転写フィルムの幅とほぼ同じ幅で上
記のテープで固着される方が、巻き取り紙管装着用フィ
ルムで感熱転写フィルムを引っ張る時に、フィルムと紙
管とが捩れなくてスムースにプリンター等に装着するこ
とができる。 【0009】巻き取り紙管装着用フィルムは、紙、合成
紙、プラスチックのフィルム等が使用できる。転写リボ
ンの流通過程においては、この巻き取り紙管装着用フィ
ルムで供給紙管と巻き取り紙管を巻いてセロテープ等で
止めて、プラスチック袋、紙箱等に保管することができ
る巻き取り紙管装着用フィルムは、紙管をプリンター等
に装着する時に捩じれ、撓みなどが生じないようにある
程度の腰を持っていることが必要である。本発明では、
このフィルムの腰をフィルムの曲げ回復率で表す。 【0010】フィルムの曲げ回復率とは、幅10ミリ、
長さ60ミリのフィルムをとり、端から20ミリのとこ
ろで180度折り曲げた部分に底面30ミリ×40ミ
リ、重量275グラムの重りをのせ、一分後に重りを取
り除いて、取り除いてからさらに一分後に曲げ角度がど
れだけ回復するかを表すものであり、100%を越える
ことはないものである。本発明では、このフィルム回復
率が60%以上のものは、転写リボンをプリンターへ装
着する際に捩じれても復元し、装着操作がし易すい点か
ら好ましく用いられる。また、この紙管装着用フィルム
は、プリンターに装着された後も巻き取り紙管に結合さ
れたままで、印字済の転写フィルムを巻き取ることが多
いが、その場合には、皺等の発生がなく巻き取れるよう
に、腰はある程度で押さえられ、本発明では、厚さ25
μ、回復率69%のポリエステルフィルム、あるいは厚
さ50μ回復率75%のポリエステルフィルムが好適に
使用される。 【0011】巻き取り紙管装着用フィルムは、上述した
フィルム曲げ回復率を有していれば基本的には使用でき
るが、装着操作の上からはある程度の厚みがあった方が
良く厚さ25μ以上のものが好ましいが、余り厚いと流
通時あるいは印字後の巻取り時に皺を発生させるので最
大で100μ程度である。また、このフィルムは着色さ
れてもいいが、リボンを装着する際に見えやすいように
透明であるものが好ましい。 【0012】第2図は、本発明の巻き取り紙管1におけ
る紙管装着用フィルム2の結合位置の一例を説明するた
めに、転写インクフィルムの流れ方向の断面を表した図
である。転写フィルム4を持って巻き取り紙管1を下に
垂らした場合に、紙管装着用フィルム2は転写フィルム
のリードテープ3の結合部分から1/4周円の部分に結
合されるのが、紙管を装着する操作をし易くし好まし
い。なお、図のように芯材を切り欠いて形成した駆動軸
受部11を有する場合には、軸受部11と反対側でかつ
転写フィルムリードテープの結合部分から1/4周円の
部分に結合されるのが、装着操作上好ましい。また、紙
管装着用フィルム2は芯材に転写インクフィルムより狭
い幅で結合されるがよい。この例では、リードテープ3
を用いた例であるが、リードテープがなく直接転写フィ
ルムが紙管に結合している場合も、上述した同様の結合
位置が好ましく適用される。尚、この紙管装着用フィル
ム2の長さは特に限定されないが、装着後にも紙管に結
合されて、印字済の転写フィルムを巻き取る場合には、
紙管の円周の長さより短い長さのものが、皺も入らずに
巻けて好ましい。 【0013】紙管装着用フィルム2を芯材に結合する方
法は、粘着剤あるいは両面テープを介して結合させる
か、接着テープで両者を覆い止める等があり、紙管装着
の操作時に剥がれない程度の強度で結合されていること
が必要である。また、転写リボンを装着した後に紙管装
着用フィルム2が芯材から離れることが必要である場合
には、剥がれた後に芯材のほうに粘着材等が残ると印字
済みフィルムを巻き取る時に不都合が生じるので、粘着
材と両面テープは紙管装着用フィルム2に対する接着力
が強いものを選び使用することが好ましい。 【0014】 【効果】本発明の巻き取り用紙管には、曲げ回復率が6
0%以上であり、厚さが25〜100μmである巻き取
り紙管装着用フィルムが設けられているので小型のプリ
ンター等の装置に転写フィルムを装着する時にも、紙管
を手で持つスペースがプリンターの巻取り駆動部付近に
無くても、巻き取り紙管装着用フィルム2をプリンター
外部で持って巻き取り用紙管の装着操作をすることがで
き、プリンターへの装着に手間、煩わしさが無い。 【0015】
【図面の簡単な説明】 【図1】第1図は、本発明の巻き取り用紙管の一実施例
を示す概略図。 【図2】第2図は、本発明の巻き取り紙管1における紙
管装着用フィルム2の結合位置の一実施例を示す断面
図。 【符号の説明】 1は巻取り用紙管、2は紙管装着用フィルム、3はリー
ドテープ、4は感熱転写フィルム、5は供給用紙管、1
1、51は駆動軸受部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 供給用紙管にロール状に巻き取られた感
    熱転写フィルムの先端に固着されて、プリンターでの印
    字後の感熱転写フィルムを巻き取る感熱転写フィルム巻
    き取り用紙管であって、前記感熱転写フィルムの先端固
    着部分の近傍に巻き取り紙管装着用フィルムが設けられ
    ていて、前記紙管装着用フィルムは曲げ回復率が60%
    以上であり、厚さが25〜100μmであることを特徴
    とする感熱転写フィルム巻き取り用紙管。
JP03099194A 1994-02-02 1994-02-02 感熱転写フィルム巻き取り用紙管 Expired - Lifetime JP3440340B2 (ja)

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