JPH09327906A - インクジェットプリンタ及びそれに用いる専用紙供給用カートリッジ - Google Patents
インクジェットプリンタ及びそれに用いる専用紙供給用カートリッジInfo
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- JPH09327906A JPH09327906A JP14959996A JP14959996A JPH09327906A JP H09327906 A JPH09327906 A JP H09327906A JP 14959996 A JP14959996 A JP 14959996A JP 14959996 A JP14959996 A JP 14959996A JP H09327906 A JPH09327906 A JP H09327906A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通常の官製葉書を仕掛けても、印刷済の印刷
専用紙が貼られた葉書を得ることができるインクジェッ
トプリンタ及びそれに用いる専用紙供給シートを提供す
ること。 【解決手段】 インクジェットプリンタにおいて、テー
プカートリッジ３からの専用紙供給テープＴの出口付近
には、専用紙供給テープＴから専用紙Ｓを剥がすための
ローラ５０１が配置され、専用紙供給テープＴから剥が
された専用紙Ｓは、一対の貼り合わせローラ５０２、５
０３のニップ部５０４に供給される。貼り合わせローラ
５０２、５０３の近くには、そのニップ部５０４に向け
て、専用紙Ｓの裏面側（粘着層Ｓ１が形成されている
側）に葉書Ｃを繰り出すための葉書カートリッジ６が配
置され、ここから繰り出された葉書Ｃは、貼り合わせロ
ーラ５０２、５０３によって専用紙Ｓが貼られた後、イ
ンクジェットヘッド７に向けて供給される。
専用紙が貼られた葉書を得ることができるインクジェッ
トプリンタ及びそれに用いる専用紙供給シートを提供す
ること。 【解決手段】 インクジェットプリンタにおいて、テー
プカートリッジ３からの専用紙供給テープＴの出口付近
には、専用紙供給テープＴから専用紙Ｓを剥がすための
ローラ５０１が配置され、専用紙供給テープＴから剥が
された専用紙Ｓは、一対の貼り合わせローラ５０２、５
０３のニップ部５０４に供給される。貼り合わせローラ
５０２、５０３の近くには、そのニップ部５０４に向け
て、専用紙Ｓの裏面側（粘着層Ｓ１が形成されている
側）に葉書Ｃを繰り出すための葉書カートリッジ６が配
置され、ここから繰り出された葉書Ｃは、貼り合わせロ
ーラ５０２、５０３によって専用紙Ｓが貼られた後、イ
ンクジェットヘッド７に向けて供給される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、葉書に印刷を行う
インクジェットプリンタ、及びそれに用いる印刷専用紙
を供給するための専用紙供給用カートリッジに関するも
のである。さらに詳しくは、印刷済の専用紙が貼られた
葉書を得るためのインクジェットプリンタ、及び専用紙
供給用カートリッジに関するものである。
インクジェットプリンタ、及びそれに用いる印刷専用紙
を供給するための専用紙供給用カートリッジに関するも
のである。さらに詳しくは、印刷済の専用紙が貼られた
葉書を得るためのインクジェットプリンタ、及び専用紙
供給用カートリッジに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】葉書の表面にカラー印刷を行うことので
きるインクジェットプリンタは、すでにあるが、従来か
らあるインクジェットプリンタで通常の官製葉書に写真
並の高画質な印刷を行おうとしても不可能である。そこ
で、従来は、インクジェット印刷に適合した紙質を有す
る印刷専用の葉書を準備しておき、それに印刷を行って
いる。
きるインクジェットプリンタは、すでにあるが、従来か
らあるインクジェットプリンタで通常の官製葉書に写真
並の高画質な印刷を行おうとしても不可能である。そこ
で、従来は、インクジェット印刷に適合した紙質を有す
る印刷専用の葉書を準備しておき、それに印刷を行って
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のよう
に、インクジェットプリンタで印刷を行う際に、印刷す
るときに求められる画質のレベルによって通常の葉書と
専用の葉書とを使い分けするのは不便であるという問題
点がある。
に、インクジェットプリンタで印刷を行う際に、印刷す
るときに求められる画質のレベルによって通常の葉書と
専用の葉書とを使い分けするのは不便であるという問題
点がある。
【０００４】本発明の課題は、このような従来の問題点
を解消可能なインクジェットプリンタ、及びそれに用い
る印刷専用紙を供給するためのシートを提供することに
ある。
を解消可能なインクジェットプリンタ、及びそれに用い
る印刷専用紙を供給するためのシートを提供することに
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明に係るインクジェットプリンタは、葉書を
供給する葉書供給手段と、印刷専用紙を供給する専用紙
供給手段と、これらの供給手段から供給された印刷専用
紙及び葉書を搬送する搬送手段と、前記専用紙供給手段
から供給された印刷専用紙を前記葉書供給手段から供給
された葉書に貼り付ける貼着手段と、前記搬送手段によ
って搬送される印刷専用紙表面に印刷を行うインクジェ
ットヘッドとを有することを特徴とする。
めに、本発明に係るインクジェットプリンタは、葉書を
供給する葉書供給手段と、印刷専用紙を供給する専用紙
供給手段と、これらの供給手段から供給された印刷専用
紙及び葉書を搬送する搬送手段と、前記専用紙供給手段
から供給された印刷専用紙を前記葉書供給手段から供給
された葉書に貼り付ける貼着手段と、前記搬送手段によ
って搬送される印刷専用紙表面に印刷を行うインクジェ
ットヘッドとを有することを特徴とする。
【０００６】本発明において、インクジェットヘッドが
印刷専用紙表面に印刷を行うのは、印刷専用紙が葉書に
貼られる前、または印刷専用紙が葉書に貼られる後のい
ずれであってもよい。
印刷専用紙表面に印刷を行うのは、印刷専用紙が葉書に
貼られる前、または印刷専用紙が葉書に貼られる後のい
ずれであってもよい。
【０００７】このように構成したインクジェットプリン
タでは、通常の官製葉書を仕掛けても、印刷されるのは
印刷専用紙の表面であるため、写真並の高画質な印刷を
行うことができる。しかも、専用紙と葉書とは自動的に
貼り合わされて出てくるので、使い勝手がよい。
タでは、通常の官製葉書を仕掛けても、印刷されるのは
印刷専用紙の表面であるため、写真並の高画質な印刷を
行うことができる。しかも、専用紙と葉書とは自動的に
貼り合わされて出てくるので、使い勝手がよい。
【０００８】本発明において、前記貼着手段としては、
印刷専用紙と葉書とをニップ部において貼り合わせる貼
り合わせローラを用い、該貼り合わせローラを、貼り合
わせた印刷専用紙と葉書とを搬送するための前記搬送手
段としても用いることが好ましい。
印刷専用紙と葉書とをニップ部において貼り合わせる貼
り合わせローラを用い、該貼り合わせローラを、貼り合
わせた印刷専用紙と葉書とを搬送するための前記搬送手
段としても用いることが好ましい。
【０００９】この場合には、前記貼り合わせローラは、
前記ニップ部に印刷専用紙と葉書が供給されるまで停止
状態あるいは逆回転状態にあって、前記ニップ部におい
て印刷専用紙と葉書が揃った時点で正回転を開始するよ
うに構成されていることを特徴とするインクジェットプ
リンタであることが好ましい。
前記ニップ部に印刷専用紙と葉書が供給されるまで停止
状態あるいは逆回転状態にあって、前記ニップ部におい
て印刷専用紙と葉書が揃った時点で正回転を開始するよ
うに構成されていることを特徴とするインクジェットプ
リンタであることが好ましい。
【００１０】本発明では、さらに、前記専用紙供給手段
における印刷専用紙の残量を監視する監視手段を設け、
印刷専用紙の残量が所定量以下になったときには印刷動
作を停止するように構成されていることが好ましい。こ
のように構成すると、印刷専用紙が供給されなくなる前
に印刷動作を停止するので、誤って通常の葉書に直に印
刷されることがない。
における印刷専用紙の残量を監視する監視手段を設け、
印刷専用紙の残量が所定量以下になったときには印刷動
作を停止するように構成されていることが好ましい。こ
のように構成すると、印刷専用紙が供給されなくなる前
に印刷動作を停止するので、誤って通常の葉書に直に印
刷されることがない。
【００１１】本発明において、前記印刷専用紙として
は、たとえば、インクジェットプリンタ本体に対して着
脱可能なカートリッジ内にロール状に収納されたテープ
状の専用紙供給シートの長手方向において該専用紙供給
シートの剥離紙上に粘着剤によって多数枚が支持されて
いるものを用いることが好ましい。
は、たとえば、インクジェットプリンタ本体に対して着
脱可能なカートリッジ内にロール状に収納されたテープ
状の専用紙供給シートの長手方向において該専用紙供給
シートの剥離紙上に粘着剤によって多数枚が支持されて
いるものを用いることが好ましい。
【００１２】本発明では、さらに、インクジェットプリ
ンタ本体に対して装着されたカートリッジ内の印刷専用
紙の種類を判別する紙種判別手段を設け、該紙種判別手
段の判別結果に基づいて、前記インクジェットによる印
刷条件を切り換えるように構成されていることが好まし
い。このように構成すると、印刷専用紙の種類に適した
条件で印刷できる。
ンタ本体に対して装着されたカートリッジ内の印刷専用
紙の種類を判別する紙種判別手段を設け、該紙種判別手
段の判別結果に基づいて、前記インクジェットによる印
刷条件を切り換えるように構成されていることが好まし
い。このように構成すると、印刷専用紙の種類に適した
条件で印刷できる。
【００１３】本発明では、さらに、インクジェットプリ
ンタ本体に対して前記カートリッジが装着されているか
否かを判別するカートリッジ有無判別手段を設け、該カ
ートリッジ有無判別手段の判別結果に基づいて、前記カ
ートリッジが前記インクジェットプリンタ本体に装着さ
れていないと判断したときには前記インクジェットヘッ
ドによって葉書に直接印刷するように構成されているこ
とが好ましい。このように構成すると、印刷専用紙に印
刷すべきか葉書に印刷すべきか否かをカートリッジの有
無だけで判別できる。
ンタ本体に対して前記カートリッジが装着されているか
否かを判別するカートリッジ有無判別手段を設け、該カ
ートリッジ有無判別手段の判別結果に基づいて、前記カ
ートリッジが前記インクジェットプリンタ本体に装着さ
れていないと判断したときには前記インクジェットヘッ
ドによって葉書に直接印刷するように構成されているこ
とが好ましい。このように構成すると、印刷専用紙に印
刷すべきか葉書に印刷すべきか否かをカートリッジの有
無だけで判別できる。
【００１４】本発明に係るインクジェットプリンタにお
いて印刷専用紙を供給するにあたっては、印刷専用紙が
テープ状の剥離紙上に粘着剤によって長手方向に多数枚
が支持された専用紙供給シートがロール状に収納され、
かつ、インクジェットプリンタ本体に対して着脱可能に
構成されている専用紙供給用カートリッジを用いること
が好ましい。
いて印刷専用紙を供給するにあたっては、印刷専用紙が
テープ状の剥離紙上に粘着剤によって長手方向に多数枚
が支持された専用紙供給シートがロール状に収納され、
かつ、インクジェットプリンタ本体に対して着脱可能に
構成されている専用紙供給用カートリッジを用いること
が好ましい。
【００１５】本発明において、印刷専用紙が葉書からは
み出ないように、印刷専用紙の寸法は官製葉書の寸法以
下であることが好ましい。
み出ないように、印刷専用紙の寸法は官製葉書の寸法以
下であることが好ましい。
【００１６】本発明において、専用紙供給用カートリッ
ジには、印刷専用紙が剥ぎ取られた後の前記剥離紙を巻
き取っておく剥離紙回収部を備えていることが好まし
い。
ジには、印刷専用紙が剥ぎ取られた後の前記剥離紙を巻
き取っておく剥離紙回収部を備えていることが好まし
い。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【００１８】［実施形態１］ （全体構成）本発明を適用したインクジェットプリンタ
は、通常の紙質を有する官製葉書を仕掛けるだけで、印
刷が行われた印刷専用紙が葉書に自動的に貼り合わされ
た状態で排出されてくるタイプのものである。特に、本
発明を適用したインクジェットプリンタは、図１（Ａ）
に示すように、専用紙Ｓ（印刷専用紙）が粘着層Ｓ１に
よって剥離紙Ｔ１（台紙）上に貼られた専用紙供給テー
プＴ（専用紙供給シート）が、図１（Ｂ）に示すよう
に、ロール状に巻き取られたものを用い、このロールか
ら繰り出される専用紙供給テープＴ上の専用紙Ｓにイン
クジェットヘッドを用いてカラー印刷を行った後、専用
紙供給テープＴの剥離紙Ｔ１から印刷済の専用紙Ｓを剥
がして、図１（Ｃ）に示すように、その裏面側に付着し
ている粘着層Ｓ１によって葉書Ｃに貼るタイプのもので
ある。ここで、専用紙Ｓについては官製葉書と同じ大き
さか或いはやや小さめのものが使いやすい。
は、通常の紙質を有する官製葉書を仕掛けるだけで、印
刷が行われた印刷専用紙が葉書に自動的に貼り合わされ
た状態で排出されてくるタイプのものである。特に、本
発明を適用したインクジェットプリンタは、図１（Ａ）
に示すように、専用紙Ｓ（印刷専用紙）が粘着層Ｓ１に
よって剥離紙Ｔ１（台紙）上に貼られた専用紙供給テー
プＴ（専用紙供給シート）が、図１（Ｂ）に示すよう
に、ロール状に巻き取られたものを用い、このロールか
ら繰り出される専用紙供給テープＴ上の専用紙Ｓにイン
クジェットヘッドを用いてカラー印刷を行った後、専用
紙供給テープＴの剥離紙Ｔ１から印刷済の専用紙Ｓを剥
がして、図１（Ｃ）に示すように、その裏面側に付着し
ている粘着層Ｓ１によって葉書Ｃに貼るタイプのもので
ある。ここで、専用紙Ｓについては官製葉書と同じ大き
さか或いはやや小さめのものが使いやすい。
【００１９】図２には本発明を適用したインクジェット
プリンタ１（カラー印刷装置）の外観の一例を示してあ
る。
プリンタ１（カラー印刷装置）の外観の一例を示してあ
る。
【００２０】この図に示すように、インクジェットプリ
ンタ１は、全体として薄い直方体形状の本体ケーシング
１０１を有しており、その上面の前側半分の部分がキー
ボード入力部１０２となっている。ここには、各種のキ
ーが配列されており、印刷動作を指示するための印刷ボ
タン１０３、電源ボタン１０４等も含まれている。ま
た、キーボード入力部１０２には、印刷すべき文字情報
などの印字データを入力するためのキーに加えて、印字
データを印刷するときの色を指定するための色指定用の
キーなども含まれている。さらに、インクジェットプリ
ンタ１には、スキャナー（図示せず。）で読み取った写
真などの画像を入力するためのケーブル１ａが接続され
ており、これらの画像をも印刷できるようになってい
る。ケーシング１０１の上面の後側の部分には、印刷す
べき内容など表示するための液晶表示部１７が配置され
ている。
ンタ１は、全体として薄い直方体形状の本体ケーシング
１０１を有しており、その上面の前側半分の部分がキー
ボード入力部１０２となっている。ここには、各種のキ
ーが配列されており、印刷動作を指示するための印刷ボ
タン１０３、電源ボタン１０４等も含まれている。ま
た、キーボード入力部１０２には、印刷すべき文字情報
などの印字データを入力するためのキーに加えて、印字
データを印刷するときの色を指定するための色指定用の
キーなども含まれている。さらに、インクジェットプリ
ンタ１には、スキャナー（図示せず。）で読み取った写
真などの画像を入力するためのケーブル１ａが接続され
ており、これらの画像をも印刷できるようになってい
る。ケーシング１０１の上面の後側の部分には、印刷す
べき内容など表示するための液晶表示部１７が配置され
ている。
【００２１】本体ケーシング１０１の前側端面１０１ｃ
には排出口１０１ｂが形成されており、葉書Ｃがここを
介して排出されるようになっている。また、本体ケーシ
ング１０１の後側端面１０１ａには開閉蓋１０５ａ、１
０５ｂが取付けられており、開閉蓋１０５ａ、１０５ｂ
を開けると、本体ケーシング１０内に対して、後述する
テープカートリッジ３および葉書カートリッジ６をそれ
ぞれ着脱できるようになっている。さらに、本体ケーシ
ング１０１の上面中央には、インクカートリッジを交換
するための開閉蓋１０６が配置されている。
には排出口１０１ｂが形成されており、葉書Ｃがここを
介して排出されるようになっている。また、本体ケーシ
ング１０１の後側端面１０１ａには開閉蓋１０５ａ、１
０５ｂが取付けられており、開閉蓋１０５ａ、１０５ｂ
を開けると、本体ケーシング１０内に対して、後述する
テープカートリッジ３および葉書カートリッジ６をそれ
ぞれ着脱できるようになっている。さらに、本体ケーシ
ング１０１の上面中央には、インクカートリッジを交換
するための開閉蓋１０６が配置されている。
【００２２】本体ケーシング１０１の内部のうち、キー
ボード入力部１０２が位置する前側部分には、電源ユニ
ット、ニカド電池等の電池等（図示せず）が搭載されて
いる。また、後側部分にはプリンタ部の駆動機構ユニッ
トが搭載されている。プリンタ部の駆動機構ユニット
は、インクジェットプリンタとしては周知の構造のもの
を用いることができるため、その説明を省略する。
ボード入力部１０２が位置する前側部分には、電源ユニ
ット、ニカド電池等の電池等（図示せず）が搭載されて
いる。また、後側部分にはプリンタ部の駆動機構ユニッ
トが搭載されている。プリンタ部の駆動機構ユニット
は、インクジェットプリンタとしては周知の構造のもの
を用いることができるため、その説明を省略する。
【００２３】図３は、本発明の第１の形態を適用したプ
リンタの概略構成図である。
リンタの概略構成図である。
【００２４】図３に示すように、インクジェットプリン
タ１の内部には、葉書Ｃを供給する葉書カートリッジ６
（葉書供給手段）と、専用紙Ｓを供給するテープカート
リッジ３（専用紙供給手段）と、これらのカートリッジ
３、６から供給された専用紙Ｓ及び葉書Ｃを搬送する搬
送機構（矢印Ｙで示す。）と、テープカートリッジ３か
ら供給された専用紙Ｓを葉書カートリッジ６から供給さ
れた葉書Ｃに貼り付ける一対の貼り合わせローラ５０
２、５０３（貼着手段）と、テープカートリッジ３から
供給されていく専用紙Ｓの表面にカラー印刷を行うため
のインクジェットヘッド７とが構成され、このインクジ
ェットヘッド７で印刷の行われた専用紙Ｓが葉書Ｃに自
動的に貼り合わされた後、搬送機構の排出ローラ５０
５、５０６によって排出口１０１ｂから排出されるよう
になっている。
タ１の内部には、葉書Ｃを供給する葉書カートリッジ６
（葉書供給手段）と、専用紙Ｓを供給するテープカート
リッジ３（専用紙供給手段）と、これらのカートリッジ
３、６から供給された専用紙Ｓ及び葉書Ｃを搬送する搬
送機構（矢印Ｙで示す。）と、テープカートリッジ３か
ら供給された専用紙Ｓを葉書カートリッジ６から供給さ
れた葉書Ｃに貼り付ける一対の貼り合わせローラ５０
２、５０３（貼着手段）と、テープカートリッジ３から
供給されていく専用紙Ｓの表面にカラー印刷を行うため
のインクジェットヘッド７とが構成され、このインクジ
ェットヘッド７で印刷の行われた専用紙Ｓが葉書Ｃに自
動的に貼り合わされた後、搬送機構の排出ローラ５０
５、５０６によって排出口１０１ｂから排出されるよう
になっている。
【００２５】すなわち、インクジェットヘッド７の下流
位置には、このインクジェットヘッド７によって専用紙
Ｓに印刷が行われた後の専用紙供給テープＴのうち剥離
紙Ｔ１のみを折り返すことによって専用紙供給テープＴ
から専用紙Ｓを剥がすためのローラ５０１が配置され、
ここで専用紙供給テープＴから剥がされた専用紙Ｓは、
一対の貼り合わせローラ５０２、５０３のニップ部５０
４に向けて供給されるようになっている。また、貼り合
わせローラ５０２、５０３のニップ部５０４に対して
は、専用紙Ｓの裏面側（粘着層Ｓ１が形成されている
側）に葉書Ｃを繰り出すための葉書カートリッジ６が配
置され、ここから繰り出された葉書Ｃは、貼り合わせロ
ーラ５０２、５０３によって印刷済の専用紙Ｓと貼り合
わされた後、貼り合わせローラ５０２、５０３自身によ
って排出ローラ５０５、５０６に向けて搬送されるよう
になっている。従って、貼り合わせローラ５０２、５０
３は、貼着手段としてだけでなく、搬送機構としても利
用されているといえる。
位置には、このインクジェットヘッド７によって専用紙
Ｓに印刷が行われた後の専用紙供給テープＴのうち剥離
紙Ｔ１のみを折り返すことによって専用紙供給テープＴ
から専用紙Ｓを剥がすためのローラ５０１が配置され、
ここで専用紙供給テープＴから剥がされた専用紙Ｓは、
一対の貼り合わせローラ５０２、５０３のニップ部５０
４に向けて供給されるようになっている。また、貼り合
わせローラ５０２、５０３のニップ部５０４に対して
は、専用紙Ｓの裏面側（粘着層Ｓ１が形成されている
側）に葉書Ｃを繰り出すための葉書カートリッジ６が配
置され、ここから繰り出された葉書Ｃは、貼り合わせロ
ーラ５０２、５０３によって印刷済の専用紙Ｓと貼り合
わされた後、貼り合わせローラ５０２、５０３自身によ
って排出ローラ５０５、５０６に向けて搬送されるよう
になっている。従って、貼り合わせローラ５０２、５０
３は、貼着手段としてだけでなく、搬送機構としても利
用されているといえる。
【００２６】（葉書カートリッジの構成）本発明では、
葉書カートリッジ６として図４に示すものを用いること
ができる。この葉書カートリッジ６では、角形のカート
リッジケース６０１の内部に葉書Ｃを多数枚重ねた状態
で収納され、カートリッジケース６０１に形成されてい
る窓６０２から葉書Ｃに当接するローラ６０３に押され
て、葉書Ｃが１枚ずつ繰り出されるようになっている。
葉書カートリッジ６として図４に示すものを用いること
ができる。この葉書カートリッジ６では、角形のカート
リッジケース６０１の内部に葉書Ｃを多数枚重ねた状態
で収納され、カートリッジケース６０１に形成されてい
る窓６０２から葉書Ｃに当接するローラ６０３に押され
て、葉書Ｃが１枚ずつ繰り出されるようになっている。
【００２７】本発明において、葉書カートリッジ６に対
しては、光学センサ（図示せず。）などによって葉書Ｃ
の残量を監視し、葉書Ｃが無くなったときには光学セン
サがその旨の信号を出力するので、無駄な印刷動作を禁
止することができる。
しては、光学センサ（図示せず。）などによって葉書Ｃ
の残量を監視し、葉書Ｃが無くなったときには光学セン
サがその旨の信号を出力するので、無駄な印刷動作を禁
止することができる。
【００２８】（テープカートリッジの構成）本発明にお
いて、テープカートリッジ３としては、図５に示すもの
を用いることができる。このテープカートリッジ３で
は、直方体形状のカートリッジケース３１の内部に、専
用紙供給テープＴが巻き取られたテープロール３３が配
置されている。テープカートリッジ３では、カートリッ
ジケース３１の前壁３４の上下方向の中程の部分が、イ
ンクジェットプリンタ１の本体ケーシング１０１内に装
着した状態において丁度、インクジェットヘッド７のイ
ンクノズルに対峙するようになっており、この表面に沿
って専用紙供給テープＴが搬送される。この前壁３４の
上下には、その表面から一定の間隔を置いて上ガイド壁
３５及び下ガイド壁３６がカートリッジケース３１に一
体形成されており、これらと前壁３４の間にテープの搬
送路が区画形成されている。また、これら上下のガイド
壁３５、３６の間の開口３５Ａは、インクジェットヘッ
ド７の側から吐出されたインク液滴を専用紙供給テープ
Ｔの側に通過させるための印刷開口部である。なお、ケ
ース前壁３４には左右にインク回収窓４２が開いてい
る。ケース前壁３４の内側には、ケース内壁によって廃
インク回収部４４が区画形成されており、ここにはイン
ク吸収材４５が充填されている。インク吸収材４５の一
部は、一対のインク回収窓４２からインクジェットヘッ
ド７の側に露出している。
いて、テープカートリッジ３としては、図５に示すもの
を用いることができる。このテープカートリッジ３で
は、直方体形状のカートリッジケース３１の内部に、専
用紙供給テープＴが巻き取られたテープロール３３が配
置されている。テープカートリッジ３では、カートリッ
ジケース３１の前壁３４の上下方向の中程の部分が、イ
ンクジェットプリンタ１の本体ケーシング１０１内に装
着した状態において丁度、インクジェットヘッド７のイ
ンクノズルに対峙するようになっており、この表面に沿
って専用紙供給テープＴが搬送される。この前壁３４の
上下には、その表面から一定の間隔を置いて上ガイド壁
３５及び下ガイド壁３６がカートリッジケース３１に一
体形成されており、これらと前壁３４の間にテープの搬
送路が区画形成されている。また、これら上下のガイド
壁３５、３６の間の開口３５Ａは、インクジェットヘッ
ド７の側から吐出されたインク液滴を専用紙供給テープ
Ｔの側に通過させるための印刷開口部である。なお、ケ
ース前壁３４には左右にインク回収窓４２が開いてい
る。ケース前壁３４の内側には、ケース内壁によって廃
インク回収部４４が区画形成されており、ここにはイン
ク吸収材４５が充填されている。インク吸収材４５の一
部は、一対のインク回収窓４２からインクジェットヘッ
ド７の側に露出している。
【００２９】このように構成したテープカートリッジ３
に対して、プリンタ本体側には送りローラ６１が構成さ
れ、この送りローラ６１及びテープカートリッジ３側の
押さえローラ３８によってテープを繰り出すことが可能
である。
に対して、プリンタ本体側には送りローラ６１が構成さ
れ、この送りローラ６１及びテープカートリッジ３側の
押さえローラ３８によってテープを繰り出すことが可能
である。
【００３０】本発明おいて、テープカートリッジ３に対
しては、光学センサ（図示せず。）などによって専用紙
供給テープＴの残量を監視し、専用紙供給テープＴの残
量が所定量以下になったときには、この光学センサが専
用紙Ｓがない旨の信号を出力するので、たとえ葉書カー
トリッジ６内に葉書Ｃが残っていても無駄な印刷動作を
禁止することができる。
しては、光学センサ（図示せず。）などによって専用紙
供給テープＴの残量を監視し、専用紙供給テープＴの残
量が所定量以下になったときには、この光学センサが専
用紙Ｓがない旨の信号を出力するので、たとえ葉書カー
トリッジ６内に葉書Ｃが残っていても無駄な印刷動作を
禁止することができる。
【００３１】本発明では、専用紙Ｓとして、インクジェ
ットプリンタ用として綺麗な印刷を行えるものであれ
ば、たとえば、光沢紙、マット紙、またはインクジェッ
トプリンタでカラー印刷したときの発色性が高い専用紙
をはじめ各種のものを用いることができる。そこで、複
写機の給紙用カートリッジなどに対して構成されている
ように、テープカートリッジ３に対しては、そこに収納
されているのはいずれの種類の専用紙Ｓであるかを示す
指標を付しておく一方、インクジェットプリンタ１の本
体部分には、テープカートリッジ３に付されている指標
を機構的または光学的に読み取る紙種判別装置（図示せ
ず。）を設けてある。従って、後述するように、インク
ジェットプリンタ１において印刷を行う際に、紙種判別
装置の判別結果から、たとえば、これから供給される専
用紙Ｓが光沢シートであると判断したときには３６０ｄ
ｐｉで印刷し、これから供給される専用紙Ｓがマット紙
と判断したときには７２０ｄｐｉで印刷するなど、紙種
に最適な条件で印刷することができる。
ットプリンタ用として綺麗な印刷を行えるものであれ
ば、たとえば、光沢紙、マット紙、またはインクジェッ
トプリンタでカラー印刷したときの発色性が高い専用紙
をはじめ各種のものを用いることができる。そこで、複
写機の給紙用カートリッジなどに対して構成されている
ように、テープカートリッジ３に対しては、そこに収納
されているのはいずれの種類の専用紙Ｓであるかを示す
指標を付しておく一方、インクジェットプリンタ１の本
体部分には、テープカートリッジ３に付されている指標
を機構的または光学的に読み取る紙種判別装置（図示せ
ず。）を設けてある。従って、後述するように、インク
ジェットプリンタ１において印刷を行う際に、紙種判別
装置の判別結果から、たとえば、これから供給される専
用紙Ｓが光沢シートであると判断したときには３６０ｄ
ｐｉで印刷し、これから供給される専用紙Ｓがマット紙
と判断したときには７２０ｄｐｉで印刷するなど、紙種
に最適な条件で印刷することができる。
【００３２】また、テープカートリッジ３から繰り出さ
れるテープのうち、不要となった剥離紙Ｔ１を回収する
ためのローラ５０９については、図５に示すように、テ
ープカートリッジ３の内部に設けてもよい。すなわち、
テープカートリッジ３には、剥離紙Ｔ１を折り返すため
のローラ５０１をカートリッジケース３１からやや露出
するように設けるとともに、カートリッジケース３１の
内部に剥離紙回収用のローラ５０９を設け、ローラ５０
９をインクジェットプリンタ１の側から駆動することに
よって、すでに不必要となった剥離紙Ｔ１をローラ５０
９で巻き取りながら回収してもよい。このように構成す
ると、インクジェットプリンタ１から不要な剥離紙Ｔ１
が排出されないので、使い勝手がよい。
れるテープのうち、不要となった剥離紙Ｔ１を回収する
ためのローラ５０９については、図５に示すように、テ
ープカートリッジ３の内部に設けてもよい。すなわち、
テープカートリッジ３には、剥離紙Ｔ１を折り返すため
のローラ５０１をカートリッジケース３１からやや露出
するように設けるとともに、カートリッジケース３１の
内部に剥離紙回収用のローラ５０９を設け、ローラ５０
９をインクジェットプリンタ１の側から駆動することに
よって、すでに不必要となった剥離紙Ｔ１をローラ５０
９で巻き取りながら回収してもよい。このように構成す
ると、インクジェットプリンタ１から不要な剥離紙Ｔ１
が排出されないので、使い勝手がよい。
【００３３】（動作）このように構成したインクジェッ
トプリンタ１の動作を、図６を参照して説明する。ま
ず、専用紙供給テープＴをロール状に収納したテープカ
ートリッジ３、及び葉書Ｃを多数枚収納した葉書カート
リッジ６をインクジェットプリンタ１に仕掛けるととも
に、印刷すべき内容をスキャナーなどで読み込めば、印
画をスタートできる（ステップＳＴ１０１）。
トプリンタ１の動作を、図６を参照して説明する。ま
ず、専用紙供給テープＴをロール状に収納したテープカ
ートリッジ３、及び葉書Ｃを多数枚収納した葉書カート
リッジ６をインクジェットプリンタ１に仕掛けるととも
に、印刷すべき内容をスキャナーなどで読み込めば、印
画をスタートできる（ステップＳＴ１０１）。
【００３４】ステップＳＴ１０２では葉書カートリッジ
６内の葉書Ｃの有無を確認し、葉書Ｃが無いと判断した
ときには印画を禁止する（ステップＳＴ１０３）。ステ
ップＳＴ１０２で葉書カートリッジ６内に葉書Ｃが有る
と判断したときには、ステップＳＴ１０４でテープカー
トリッジ３内の専用紙Ｓの有無を確認し、専用紙Ｓが無
いと判断したときには印画を禁止する（ステップＳＴ１
０５）。従って、葉書Ｃがあっても、専用紙Ｓが無いと
きは印刷が行われない。
６内の葉書Ｃの有無を確認し、葉書Ｃが無いと判断した
ときには印画を禁止する（ステップＳＴ１０３）。ステ
ップＳＴ１０２で葉書カートリッジ６内に葉書Ｃが有る
と判断したときには、ステップＳＴ１０４でテープカー
トリッジ３内の専用紙Ｓの有無を確認し、専用紙Ｓが無
いと判断したときには印画を禁止する（ステップＳＴ１
０５）。従って、葉書Ｃがあっても、専用紙Ｓが無いと
きは印刷が行われない。
【００３５】ステップＳＴ１０４でテープカートリッジ
３内に専用紙Ｓが有ると判断したときには、以下の動作
を行う。
３内に専用紙Ｓが有ると判断したときには、以下の動作
を行う。
【００３６】まず、ステップＳＴ１０６でテープカート
リッジ３に付けた指標から専用紙Ｓの種類を判別した
後、ステップＳＴ１０７ではインクジェットヘッド７が
専用紙Ｓに対しその種類に合った条件で印刷を行う。次
に、印刷済みの専用紙Ｓと葉書Ｃとを貼り合わせローラ
５０２、５０３のニップ部５０４に送る（ステップＳＴ
１０８）。この間、貼り合わせローラ５０２、５０３
は、停止状態または逆回転状態（矢印Ｂ１、Ｂ２で示す
方向の回転）にあり、ニップ部５０４において専用紙Ｓ
と葉書Ｃの端部同士が揃った時点で正回転（矢印Ａ１、
Ａ２で示す方向の回転）を開始するので、専用紙Ｓと葉
書Ｃがずれない。ここで、専用紙Ｓの裏面側には粘着層
Ｓ１が形成されているので、専用紙Ｓと葉書Ｃとは貼り
合わせローラ５０２、５０３のニップ部５０４で貼り合
わされる（ステップＳＴ１０９）。
リッジ３に付けた指標から専用紙Ｓの種類を判別した
後、ステップＳＴ１０７ではインクジェットヘッド７が
専用紙Ｓに対しその種類に合った条件で印刷を行う。次
に、印刷済みの専用紙Ｓと葉書Ｃとを貼り合わせローラ
５０２、５０３のニップ部５０４に送る（ステップＳＴ
１０８）。この間、貼り合わせローラ５０２、５０３
は、停止状態または逆回転状態（矢印Ｂ１、Ｂ２で示す
方向の回転）にあり、ニップ部５０４において専用紙Ｓ
と葉書Ｃの端部同士が揃った時点で正回転（矢印Ａ１、
Ａ２で示す方向の回転）を開始するので、専用紙Ｓと葉
書Ｃがずれない。ここで、専用紙Ｓの裏面側には粘着層
Ｓ１が形成されているので、専用紙Ｓと葉書Ｃとは貼り
合わせローラ５０２、５０３のニップ部５０４で貼り合
わされる（ステップＳＴ１０９）。
【００３７】この際、貼り合わせローラ５０２、５０３
が専用紙Ｓと葉書Ｃとをニップ部５０４で挟んだ状態の
まま、排出ローラ５０５、５０６に向けて送り出す方向
（矢印Ａ１、Ａ２で示す方向）への正回転と、矢印Ｂ
１、Ｂ２で示す方向の逆回転とを繰り返すようにしてお
けば、専用紙Ｓと葉書Ｃとを確実に貼り合わすことがで
きる。このような動作を行うときには、専用紙Ｓと葉書
Ｃとは貼り合わせローラ５０２、５０３だけで支持さ
れ、フリーな状態にある。また、専用紙Ｓと葉書Ｃと
は、周囲に部材と干渉しないように傾いた姿勢となる。
が専用紙Ｓと葉書Ｃとをニップ部５０４で挟んだ状態の
まま、排出ローラ５０５、５０６に向けて送り出す方向
（矢印Ａ１、Ａ２で示す方向）への正回転と、矢印Ｂ
１、Ｂ２で示す方向の逆回転とを繰り返すようにしてお
けば、専用紙Ｓと葉書Ｃとを確実に貼り合わすことがで
きる。このような動作を行うときには、専用紙Ｓと葉書
Ｃとは貼り合わせローラ５０２、５０３だけで支持さ
れ、フリーな状態にある。また、専用紙Ｓと葉書Ｃと
は、周囲に部材と干渉しないように傾いた姿勢となる。
【００３８】しかる後に、印刷済みの専用紙Ｓが貼り合
わされた葉書Ｃは、貼り合わせローラ５０２、５０３に
よって排出ローラ５０５、５０６に向けて搬送され、排
出ローラ５０５、５０６によって排出口１０１ｂから排
出される（ステップＳＴ１１０）。
わされた葉書Ｃは、貼り合わせローラ５０２、５０３に
よって排出ローラ５０５、５０６に向けて搬送され、排
出ローラ５０５、５０６によって排出口１０１ｂから排
出される（ステップＳＴ１１０）。
【００３９】以上の動作が終了した後は、ステップＳＴ
１０２に戻り、所定枚数の印刷が終了するまで上記の処
理が繰り返される。
１０２に戻り、所定枚数の印刷が終了するまで上記の処
理が繰り返される。
【００４０】（本形態の効果）以上説明したように、本
発明を適用したインクジェットプリンタ１では、通常の
官製葉書Ｃを仕掛けても印刷されるのは、専用紙Ｓの表
面であるため、官製葉書Ｃに直接インクジェット印刷を
行う場合に比較して高画質な印刷を行うことができる。
それ故、本例のインクジェットプリンタ１は、専用の葉
書Ｃを準備しておかなくても、写真並の印刷を行うこと
ができる。しかも、専用紙Ｓと葉書Ｃとは自動的に貼り
合わされて出てくるので、使い勝手がよい。
発明を適用したインクジェットプリンタ１では、通常の
官製葉書Ｃを仕掛けても印刷されるのは、専用紙Ｓの表
面であるため、官製葉書Ｃに直接インクジェット印刷を
行う場合に比較して高画質な印刷を行うことができる。
それ故、本例のインクジェットプリンタ１は、専用の葉
書Ｃを準備しておかなくても、写真並の印刷を行うこと
ができる。しかも、専用紙Ｓと葉書Ｃとは自動的に貼り
合わされて出てくるので、使い勝手がよい。
【００４１】［実施形態２］実施形態１では、専用紙供
給テープＴ上の専用紙Ｓにインクジェットヘッド７を用
いてカラー印刷を行った後、専用紙供給テープＴから専
用紙Ｓを剥がして、その裏面側に付着している粘着層Ｓ
１によって葉書Ｃに貼ったが、図１において、専用紙供
給テープＴから専用紙Ｓを剥がし、剥がした専用紙Ｓを
その裏面側に付着している粘着層Ｓ１によって葉書Ｃに
貼った後に、専用紙Ｓの表面にインクジェット印刷を行
ってもよい。なお、本形態のインクジェットプリンタ
は、前記の形態と基本的な部分が共通するので、この部
分については、同じ符合を付して詳細な説明を省略す
る。但し、本形態では、専用紙供給テープＴから剥がし
た専用紙Ｓを葉書Ｃに貼った後に、専用紙Ｓの表面にイ
ンクジェット印刷を行うため、本形態で用いるテープカ
ートリッジは、図５に示したテープカートリッジ３その
ものからみれば、インクジェットヘッド７との位置関
係、インク回収窓やインク吸収材が不要である点で相違
する。それでも、本形態に用いるテープカートリッジに
は、図５に示したテープカートリッジのテープ繰り出し
部分の構成をそのまま利用できるなど、基本的な構造を
変える必要がないので、その説明を省略する。
給テープＴ上の専用紙Ｓにインクジェットヘッド７を用
いてカラー印刷を行った後、専用紙供給テープＴから専
用紙Ｓを剥がして、その裏面側に付着している粘着層Ｓ
１によって葉書Ｃに貼ったが、図１において、専用紙供
給テープＴから専用紙Ｓを剥がし、剥がした専用紙Ｓを
その裏面側に付着している粘着層Ｓ１によって葉書Ｃに
貼った後に、専用紙Ｓの表面にインクジェット印刷を行
ってもよい。なお、本形態のインクジェットプリンタ
は、前記の形態と基本的な部分が共通するので、この部
分については、同じ符合を付して詳細な説明を省略す
る。但し、本形態では、専用紙供給テープＴから剥がし
た専用紙Ｓを葉書Ｃに貼った後に、専用紙Ｓの表面にイ
ンクジェット印刷を行うため、本形態で用いるテープカ
ートリッジは、図５に示したテープカートリッジ３その
ものからみれば、インクジェットヘッド７との位置関
係、インク回収窓やインク吸収材が不要である点で相違
する。それでも、本形態に用いるテープカートリッジに
は、図５に示したテープカートリッジのテープ繰り出し
部分の構成をそのまま利用できるなど、基本的な構造を
変える必要がないので、その説明を省略する。
【００４２】（概略構成）図７は、本発明の第２の形態
を適用したプリンタの概略構成図である。
を適用したプリンタの概略構成図である。
【００４３】図７に模式的に示すように、本発明を適用
したインクジェットプリンタ１では、テープカートリッ
ジ３（専用紙供給手段）の内部、またはテープカートリ
ッジ３からの専用紙供給テープＴの出口付近には、専用
紙供給テープＴから専用紙Ｓを剥がすためのローラ５０
１が配置され、専用紙供給テープＴから剥がされた専用
紙Ｓは、一対の貼り合わせローラ５０２、５０３のニッ
プ部５０４に向けて供給されるようになっている。ま
た、貼り合わせローラ５０２、５０３のニップ部５０４
に向けては専用紙Ｓの裏面側（粘着層Ｓ１が形成されて
いる側）に葉書カートリッジ６から葉書Ｃを繰り出すよ
うになっている。従って、葉書カートリッジ６から繰り
出された葉書Ｃは、貼り合わせローラ５０２、５０３の
ニップ部５０４において専用紙Ｓが貼られた後、インク
ジェットヘッド７に向けて供給され、専用紙Ｓの表面に
印刷が施されるようになっている。なお、専用紙Ｓの表
面に印刷が行われた後の葉書Ｃは、搬送機構の排出ロー
ラ５０５、５０６によって排出口１ｂから排出されるよ
うになっている。
したインクジェットプリンタ１では、テープカートリッ
ジ３（専用紙供給手段）の内部、またはテープカートリ
ッジ３からの専用紙供給テープＴの出口付近には、専用
紙供給テープＴから専用紙Ｓを剥がすためのローラ５０
１が配置され、専用紙供給テープＴから剥がされた専用
紙Ｓは、一対の貼り合わせローラ５０２、５０３のニッ
プ部５０４に向けて供給されるようになっている。ま
た、貼り合わせローラ５０２、５０３のニップ部５０４
に向けては専用紙Ｓの裏面側（粘着層Ｓ１が形成されて
いる側）に葉書カートリッジ６から葉書Ｃを繰り出すよ
うになっている。従って、葉書カートリッジ６から繰り
出された葉書Ｃは、貼り合わせローラ５０２、５０３の
ニップ部５０４において専用紙Ｓが貼られた後、インク
ジェットヘッド７に向けて供給され、専用紙Ｓの表面に
印刷が施されるようになっている。なお、専用紙Ｓの表
面に印刷が行われた後の葉書Ｃは、搬送機構の排出ロー
ラ５０５、５０６によって排出口１ｂから排出されるよ
うになっている。
【００４４】また、本発明では、テープカートリッジ３
が装着されているか否かを監視するテープカートリッジ
有無判別装置（図示せず。）を設け、テープカートリッ
ジ３が装着されていない場合には葉書Ｃに直に印刷する
ようになっている。
が装着されているか否かを監視するテープカートリッジ
有無判別装置（図示せず。）を設け、テープカートリッ
ジ３が装着されていない場合には葉書Ｃに直に印刷する
ようになっている。
【００４５】なお、本形態でも、専用紙Ｓとして各種の
ものを用いることができるので、テープカートリッジ３
に対しては、そこに収納されているのはいずれの種類の
専用紙Ｓであるかを示す指標を付しておき、この指標を
紙種判別装置（図示せず。）が判別することによって、
紙種に最適な条件で印刷するようになっている。また、
テープカートリッジ３に対しては、光学センサ（図示せ
ず。）などによって専用紙供給テープＴの残量を監視
し、この光学センサは、専用紙供給テープＴの残量が所
定量以下になったときには、専用紙が無い旨の信号を出
力するので、たとえ葉書カートリッジ６内に葉書Ｃが残
っていても印刷動作を禁止するようになっている。ま
た、葉書カートリッジ６に対しても、光学センサ（図示
せず。）などによって葉書Ｃの残量を監視し、葉書Ｃが
無くなったときには、光学センサがその旨の信号を出力
するので、無駄な印刷動作を禁止するようになってい
る。
ものを用いることができるので、テープカートリッジ３
に対しては、そこに収納されているのはいずれの種類の
専用紙Ｓであるかを示す指標を付しておき、この指標を
紙種判別装置（図示せず。）が判別することによって、
紙種に最適な条件で印刷するようになっている。また、
テープカートリッジ３に対しては、光学センサ（図示せ
ず。）などによって専用紙供給テープＴの残量を監視
し、この光学センサは、専用紙供給テープＴの残量が所
定量以下になったときには、専用紙が無い旨の信号を出
力するので、たとえ葉書カートリッジ６内に葉書Ｃが残
っていても印刷動作を禁止するようになっている。ま
た、葉書カートリッジ６に対しても、光学センサ（図示
せず。）などによって葉書Ｃの残量を監視し、葉書Ｃが
無くなったときには、光学センサがその旨の信号を出力
するので、無駄な印刷動作を禁止するようになってい
る。
【００４６】（動作）このように構成したインクジェッ
トプリンタ１の動作を、図８を参照して説明する。
トプリンタ１の動作を、図８を参照して説明する。
【００４７】本例のインクジェットプリンタ１でも、印
刷すべき内容をスキャナーなどで写真などから読み込む
ことによって、印画をスタートできる（ステップＳＴ２
０１）。
刷すべき内容をスキャナーなどで写真などから読み込む
ことによって、印画をスタートできる（ステップＳＴ２
０１）。
【００４８】まず、ステップＳＴ２０２では葉書カート
リッジ６内の葉書Ｃの有無を確認し、葉書Ｃが無いと判
断したときは印画を禁止する（ステップＳＴ２０３）。
ステップＳＴ２０２で葉書カートリッジ６内に葉書Ｃが
有ると判断したときには、ステップＳＴ２０４でテープ
カートリッジ３の有無を確認する。
リッジ６内の葉書Ｃの有無を確認し、葉書Ｃが無いと判
断したときは印画を禁止する（ステップＳＴ２０３）。
ステップＳＴ２０２で葉書カートリッジ６内に葉書Ｃが
有ると判断したときには、ステップＳＴ２０４でテープ
カートリッジ３の有無を確認する。
【００４９】ステップＳＴ２０４でテープカートリッジ
３が装着されていないと判断したときには、ステップＳ
Ｔ２０５で葉書Ｃを供給し、ステップＳＴ２０６で葉書
Ｃの表面に印画を行う。しかる後に、ステップＳＴ２０
７で印刷済みの葉書Ｃを排出し、ステップＳＴ２０２に
戻る。
３が装着されていないと判断したときには、ステップＳ
Ｔ２０５で葉書Ｃを供給し、ステップＳＴ２０６で葉書
Ｃの表面に印画を行う。しかる後に、ステップＳＴ２０
７で印刷済みの葉書Ｃを排出し、ステップＳＴ２０２に
戻る。
【００５０】これに対して、ステップＳＴ２０４でテー
プカートリッジ３が装着されていると判断したときに
は、ステップＳＴ２０９でテープカートリッジ３内に専
用紙Ｓの有るか否かを確認する。ステップＳＴ２０９で
専用紙Ｓが無いと判断したときには、印画を禁止する
（ステップＳＴ２１０）。ステップＳＴ２０９で専用紙
Ｓが有ると判断したときには、以下の動作を行う。
プカートリッジ３が装着されていると判断したときに
は、ステップＳＴ２０９でテープカートリッジ３内に専
用紙Ｓの有るか否かを確認する。ステップＳＴ２０９で
専用紙Ｓが無いと判断したときには、印画を禁止する
（ステップＳＴ２１０）。ステップＳＴ２０９で専用紙
Ｓが有ると判断したときには、以下の動作を行う。
【００５１】まず、ステップＳＴ２１１でテープカート
リッジ３の種類から専用紙Ｓの種類を判別した後、専用
紙Ｓと葉書Ｃとを貼り合わせローラ５０２、５０３のニ
ップ部５０４に向けて送る（ステップＳＴ２１２）。
リッジ３の種類から専用紙Ｓの種類を判別した後、専用
紙Ｓと葉書Ｃとを貼り合わせローラ５０２、５０３のニ
ップ部５０４に向けて送る（ステップＳＴ２１２）。
【００５２】この間、貼り合わせローラ５０２、５０３
は、停止状態または逆回転状態（矢印Ｂ１、Ｂ２で示す
方向の回転）にあり、ニップ部５０４において専用紙Ｓ
と葉書Ｃの端部同士が揃った時点で正回転（矢印Ａ１、
Ａ２で示す方向の回転）を開始する。その結果、専用紙
Ｓの裏面側には粘着層Ｓ１が形成されているので、専用
紙Ｓと葉書Ｃとは貼り合わせローラ５０２、５０３のニ
ップ部５０４で貼り合わされるとともに、この送り動作
を利用して、インクジェットヘッド７は専用紙Ｓに対し
その種類に合った条件で印刷を行う（ステップＳＴ２１
３）。このように、貼り合わせローラ５０２、５０３
は、それ自身が葉書Ｃ及び専用紙Ｓを搬送するための搬
送手段としても用いられている。
は、停止状態または逆回転状態（矢印Ｂ１、Ｂ２で示す
方向の回転）にあり、ニップ部５０４において専用紙Ｓ
と葉書Ｃの端部同士が揃った時点で正回転（矢印Ａ１、
Ａ２で示す方向の回転）を開始する。その結果、専用紙
Ｓの裏面側には粘着層Ｓ１が形成されているので、専用
紙Ｓと葉書Ｃとは貼り合わせローラ５０２、５０３のニ
ップ部５０４で貼り合わされるとともに、この送り動作
を利用して、インクジェットヘッド７は専用紙Ｓに対し
その種類に合った条件で印刷を行う（ステップＳＴ２１
３）。このように、貼り合わせローラ５０２、５０３
は、それ自身が葉書Ｃ及び専用紙Ｓを搬送するための搬
送手段としても用いられている。
【００５３】この際には、貼り合わせローラ５０２、５
０３は、専用紙Ｓと葉書Ｃとをニップ部５０４で挟んだ
状態のまま、排出ローラ５０５、５０６に向けて送り出
す方向（矢印Ａ１、Ａ２で示す方向）への正回転と、矢
印Ｂ１、Ｂ２で示す方向の逆回転とを繰り返して専用紙
Ｓと葉書Ｃとを完全に貼り合わせてから、専用紙Ｓと葉
書Ｃとをインクジェットヘッド７の方に供給し、専用紙
Ｓの表面に印画を行ってもよい。このような動作を行う
ときには、専用紙Ｓと葉書Ｃとは貼り合わせローラ５０
２、５０３だけで支持され、フリーな状態にある。ま
た、専用紙Ｓと葉書Ｃとは、周囲に部材と干渉しないよ
うに傾いた姿勢となる。
０３は、専用紙Ｓと葉書Ｃとをニップ部５０４で挟んだ
状態のまま、排出ローラ５０５、５０６に向けて送り出
す方向（矢印Ａ１、Ａ２で示す方向）への正回転と、矢
印Ｂ１、Ｂ２で示す方向の逆回転とを繰り返して専用紙
Ｓと葉書Ｃとを完全に貼り合わせてから、専用紙Ｓと葉
書Ｃとをインクジェットヘッド７の方に供給し、専用紙
Ｓの表面に印画を行ってもよい。このような動作を行う
ときには、専用紙Ｓと葉書Ｃとは貼り合わせローラ５０
２、５０３だけで支持され、フリーな状態にある。ま
た、専用紙Ｓと葉書Ｃとは、周囲に部材と干渉しないよ
うに傾いた姿勢となる。
【００５４】しかる後に、印刷済みの専用紙Ｓが貼られ
た葉書Ｃは、排出ローラ５０５、５０６によって排出口
１ｂから排出されることになる（ステップＳＴ２１
４）。
た葉書Ｃは、排出ローラ５０５、５０６によって排出口
１ｂから排出されることになる（ステップＳＴ２１
４）。
【００５５】以上の動作が終了した後は、ステップＳＴ
２０２に戻り、所定枚数の印刷が終了するまで上記の処
理が繰り返される。
２０２に戻り、所定枚数の印刷が終了するまで上記の処
理が繰り返される。
【００５６】（本形態の効果）以上説明したように、本
発明を適用したインクジェットプリンタ１では、通常の
官製葉書Ｃを仕掛けても、印刷されるのは専用紙Ｓの表
面であるため、官製葉書Ｃに直接インクジェット印刷を
行う場合に比較して高画質な印刷を行うことができる。
それ故、本例のインクジェットプリンタ１は、専用の葉
書を準備しておかなくても、写真並の印刷を行うことが
できる。しかも、専用紙Ｃと葉書Ｓとは自動的に貼り合
わされて排出されるので、使い勝手がよいなど、実施形
態１と同様な効果を奏する。
発明を適用したインクジェットプリンタ１では、通常の
官製葉書Ｃを仕掛けても、印刷されるのは専用紙Ｓの表
面であるため、官製葉書Ｃに直接インクジェット印刷を
行う場合に比較して高画質な印刷を行うことができる。
それ故、本例のインクジェットプリンタ１は、専用の葉
書を準備しておかなくても、写真並の印刷を行うことが
できる。しかも、専用紙Ｃと葉書Ｓとは自動的に貼り合
わされて排出されるので、使い勝手がよいなど、実施形
態１と同様な効果を奏する。
【００５７】また、テープカートリッジ３の装着の有無
を判別し、その判別結果に基づいて、テープカートリッ
ジ３が装着されていると判断したときには、写真などを
フルカラー印刷するものと判断して専用紙Ｓの供給を行
い、インクジェットヘッド７によりその表面に印刷を行
う。一方、テープカートリッジ３が装着されていないと
判断したときには、単なる宛て名書きや２〜３色のマル
チカラー印刷を行うものとしてインクジェットヘッド７
により葉書Ｃの表面に直接印刷する。それ故、本例のイ
ンクジェットプリンタ１では、テープカートリッジ３を
装着するか否かだけで、専用紙Ｓへの印刷と葉書Ｃへの
印刷とに使い分けができるので、使い勝手がよい。
を判別し、その判別結果に基づいて、テープカートリッ
ジ３が装着されていると判断したときには、写真などを
フルカラー印刷するものと判断して専用紙Ｓの供給を行
い、インクジェットヘッド７によりその表面に印刷を行
う。一方、テープカートリッジ３が装着されていないと
判断したときには、単なる宛て名書きや２〜３色のマル
チカラー印刷を行うものとしてインクジェットヘッド７
により葉書Ｃの表面に直接印刷する。それ故、本例のイ
ンクジェットプリンタ１では、テープカートリッジ３を
装着するか否かだけで、専用紙Ｓへの印刷と葉書Ｃへの
印刷とに使い分けができるので、使い勝手がよい。
【００５８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るイン
クジェットプリンタでは、印刷専用紙を葉書に貼ること
を自動的に行うようになっているため、通常の官製葉書
を仕掛けても、印刷済の印刷専用紙が貼られた葉書を得
ることができる。従って、本発明によれば、写真並の高
画質な印刷を行うことができるとともに、印刷専用紙と
葉書とが自動的に貼り合わされて出てくるので、使い勝
手がよい。
クジェットプリンタでは、印刷専用紙を葉書に貼ること
を自動的に行うようになっているため、通常の官製葉書
を仕掛けても、印刷済の印刷専用紙が貼られた葉書を得
ることができる。従って、本発明によれば、写真並の高
画質な印刷を行うことができるとともに、印刷専用紙と
葉書とが自動的に貼り合わされて出てくるので、使い勝
手がよい。
【図１】本発明を適用したインクジェットプリンタに用
いる専用紙供給テープの説明図である。
いる専用紙供給テープの説明図である。
【図２】本発明を適用したインクジェットプリンタの外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図３】本発明を適用したプリンタの概略構成図であ
る。
る。
【図４】図３に示すプリンタに用いた葉書カートリッジ
の斜視図である。
の斜視図である。
【図５】図３に示すプリンタに用いるテープカートリッ
ジの概略構成図である。
ジの概略構成図である。
【図６】図３に示すプリンタの動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図７】本発明の別の形態を適用したプリンタの概略構
成図である。
成図である。
【図８】図７に示すプリンタの概略構成図である。
１・・・インクジェットプリンタ ３・・・テープカートリッジ（専用紙供給手段） ６・・・葉書カートリッジ（葉書供給手段） ７・・・インクジェットヘッド ３３・・テープロール ５０２、５０３・・・貼り合わせローラ ５０４・・・ニップ部 ５０５、５０６・・・排出ローラ ５０９・・・剥離紙回収用のローラ Ｃ・・・葉書 Ｓ・・・専用紙（印刷専用紙） Ｓ１・・・粘着層 Ｔ・・・専用紙供給テープ Ｔ１・・・剥離紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀田 登信 東京都千代田区東神田２丁目10番18号 株 式会社キングジム内 (72)発明者 新村 朋之 東京都千代田区東神田２丁目10番18号 株 式会社キングジム内
Claims (10)
- 【請求項１】 葉書を供給する葉書供給手段と、印刷専
用紙を供給する専用紙供給手段と、これらの供給手段か
ら供給された印刷専用紙及び葉書を搬送する搬送手段
と、前記専用紙供給手段から供給された印刷専用紙を前
記葉書供給手段から供給された葉書に貼り付ける貼着手
段と、前記搬送手段によって搬送される印刷専用紙表面
に印刷を行うインクジェットヘッドとを有することを特
徴とするインクジェットプリンタ。 - 【請求項２】 請求項１において、前記貼着手段は、印
刷専用紙と葉書とをニップ部において貼り合わせる貼り
合わせローラを有し、該貼り合わせローラは、貼り合わ
せた印刷専用紙と葉書とを搬送するための前記搬送手段
としても用いられていることを特徴とするインクジェッ
トプリンタ。 - 【請求項３】 請求項２において、前記貼り合わせロー
ラは、前記ニップ部に印刷専用紙と葉書が供給されるま
で停止状態あるいは逆回転状態にあって、前記ニップ部
において印刷専用紙と葉書が揃った時点で正回転を開始
するように構成されていることを特徴とするインクジェ
ットプリンタ。 - 【請求項４】 請求項１ないし３のいずれかの項におい
て、さらに、前記専用紙供給手段における印刷専用紙の
残量を監視する監視手段を有し、印刷専用紙の残量が所
定量以下になったときには印刷動作を停止するように構
成されていることを特徴とするインクジェットプリン
タ。 - 【請求項５】 請求項１ないし４のいずれかの項におい
て、前記印刷専用紙は、インクジェットプリンタ本体に
対して着脱可能なカートリッジ内にロール状に収納され
たテープ状の専用紙供給シートの長手方向において該専
用紙供給シートの剥離紙上に粘着剤によって多数枚が支
持されていることを特徴とするインクジェットプリン
タ。 - 【請求項６】 請求項５において、さらに、インクジェ
ットプリンタ本体に対して装着されたカートリッジ内の
印刷専用紙の種類を判別する紙種判別手段を有し、該紙
種判別手段の判別結果に基づいて、前記インクジェット
ヘッドによる印刷条件を切り換えるように構成されてい
ることを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 【請求項７】 請求項５または６において、さらに、イ
ンクジェットプリンタ本体に対して前記カートリッジが
装着されているか否かを判別するカートリッジ有無判別
手段を有し、該カートリッジ有無判別手段の判別結果に
基づいて、前記カートリッジが前記インクジェットプリ
ンタ本体に装着されていないと判断したときには前記イ
ンクジェットヘッドにより葉書に直接印刷するように構
成されていることを特徴とするインクジェットプリン
タ。 - 【請求項８】 請求項１ないし４のいずれかの項に規定
するインクジェットプリンタにおいて印刷専用紙を供給
するために用いられる専用紙供給用カートリッジであっ
て、印刷専用紙がテープ状の剥離紙上に粘着剤によって
長手方向に多数枚が支持された専用紙供給シートがロー
ル状に収納され、かつ、インクジェットプリンタ本体に
対して着脱可能に構成されていることを特徴とする専用
紙供給用カートリッジ。 - 【請求項９】 請求項８において、前記印刷専用紙の寸
法は、官製葉書の寸法以下であることを特徴とする専用
紙供給用カートリッジ。 - 【請求項１０】 請求項８または９において、さらに、
印刷専用紙が剥ぎ取られた後の前記剥離紙を巻き取って
おく剥離紙回収部を備えていることを特徴とする専用紙
供給用カートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14959996A JPH09327906A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | インクジェットプリンタ及びそれに用いる専用紙供給用カートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14959996A JPH09327906A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | インクジェットプリンタ及びそれに用いる専用紙供給用カートリッジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09327906A true JPH09327906A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15478732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14959996A Pending JPH09327906A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | インクジェットプリンタ及びそれに用いる専用紙供給用カートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09327906A (ja) |
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