JP2589020Y2 - 証 票 - Google Patents
証 票Info
- Publication number
- JP2589020Y2 JP2589020Y2 JP1991112898U JP11289891U JP2589020Y2 JP 2589020 Y2 JP2589020 Y2 JP 2589020Y2 JP 1991112898 U JP1991112898 U JP 1991112898U JP 11289891 U JP11289891 U JP 11289891U JP 2589020 Y2 JP2589020 Y2 JP 2589020Y2
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- JP
- Japan
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- pressure
- sensitive adhesive
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、証票に関するもの
で、特にたとえば、航空機に搭乗する者が持ち込む荷物
の把手に取り付け、その切り離された一部を後刻に合わ
せて見て証とすることができる証票に関する。
で、特にたとえば、航空機に搭乗する者が持ち込む荷物
の把手に取り付け、その切り離された一部を後刻に合わ
せて見て証とすることができる証票に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、荷物の把手や握りに取り付け
られるようにした荷札として、たとえば実公平３−４５
２５８号に開示された「荷札」がある。
られるようにした荷札として、たとえば実公平３−４５
２５８号に開示された「荷札」がある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】この荷札によれば、接
着剤層として自着性の接着剤を用いて形成されているの
で、剥離紙が不要となりごみの発生を防ぐことができる
が、接着剤層面が露出しており、たとえば印刷装置等に
かけるに際しては、その接着力によって荷札の送りや接
着剤層面の汚れ等が問題になり、さらに、荷物の把手や
握りに取り付ける荷札として用いる場合には、比較的長
尺なものとする必要性があるが、その全面にわたって印
字を施そうとすれば、その印字に要する時間が比較的長
くかかるという問題もある。
着剤層として自着性の接着剤を用いて形成されているの
で、剥離紙が不要となりごみの発生を防ぐことができる
が、接着剤層面が露出しており、たとえば印刷装置等に
かけるに際しては、その接着力によって荷札の送りや接
着剤層面の汚れ等が問題になり、さらに、荷物の把手や
握りに取り付ける荷札として用いる場合には、比較的長
尺なものとする必要性があるが、その全面にわたって印
字を施そうとすれば、その印字に要する時間が比較的長
くかかるという問題もある。
【０００４】それゆえに、この考案の主たる目的は、使
用前は接着剤層が露出せずに接着力によって不都合が生
じず、比較的短く構成して印字等に時間が比較的かから
ない証票を提供することである。
用前は接着剤層が露出せずに接着力によって不都合が生
じず、比較的短く構成して印字等に時間が比較的かから
ない証票を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この考案は、基材が適宜
な折り曲げ部において折り曲げられて２ツ折りにされ、
基材が重ね合わされてなる第１の基材部の対向面の一部
に第１の感圧型接着剤層が形成され、第１の基材部と折
り曲げ部を介して連設された第２の基材部の対向面の一
部であって、第１の感圧型接着剤層と接触しない位置に
おいて第２の感圧型接着剤層が形成され、２ツ折りの基
材の対向面の全面には第１の感圧型接着剤層と第２の感
圧型接着剤層とが存在するように形成され且つ第１の感
圧型接着剤層面と対向する位置において、第２の基材部
の一部に証片が形成され且つ第２の基材部の対向面であ
って該証片部分に第２の剥離剤層が形成されるととも
に、第２の感圧型接着剤層面と対向する位置において第
１の基材部の対向面に第１の剥離剤層が形成され、第１
の感圧型接着剤層と第２の感圧型接着剤層とが接合され
て少なくとも基材の一部が環状となり且つ証片のみが切
り離し得るように基材が比較的柔軟な素材で形成されて
なる、証票である。
な折り曲げ部において折り曲げられて２ツ折りにされ、
基材が重ね合わされてなる第１の基材部の対向面の一部
に第１の感圧型接着剤層が形成され、第１の基材部と折
り曲げ部を介して連設された第２の基材部の対向面の一
部であって、第１の感圧型接着剤層と接触しない位置に
おいて第２の感圧型接着剤層が形成され、２ツ折りの基
材の対向面の全面には第１の感圧型接着剤層と第２の感
圧型接着剤層とが存在するように形成され且つ第１の感
圧型接着剤層面と対向する位置において、第２の基材部
の一部に証片が形成され且つ第２の基材部の対向面であ
って該証片部分に第２の剥離剤層が形成されるととも
に、第２の感圧型接着剤層面と対向する位置において第
１の基材部の対向面に第１の剥離剤層が形成され、第１
の感圧型接着剤層と第２の感圧型接着剤層とが接合され
て少なくとも基材の一部が環状となり且つ証片のみが切
り離し得るように基材が比較的柔軟な素材で形成されて
なる、証票である。
【０００６】
【作用】基材が比較的柔軟な素材からなり、折り曲げ部
で２ツ折りにされているので、通常はシート状であり、
しかも感圧型接着剤層と基材の剥離剤層が形成されてい
ない対向面とが接合されると接着し、少なくとも基材の
一部が環状となる。
で２ツ折りにされているので、通常はシート状であり、
しかも感圧型接着剤層と基材の剥離剤層が形成されてい
ない対向面とが接合されると接着し、少なくとも基材の
一部が環状となる。
【０００７】
【考案の効果】基材が折り曲げ部において折り曲げられ
て２ツ折りにされ、基材が重ね合わされてなる第１の基
材部の対向面の一部に第１の感圧型接着剤層が形成さ
れ、前記第１の基材部と折り曲げ部を介して連設された
第２の基材部の対向面の一部であって、前記第１の感圧
型接着剤層と接触しない位置において第２の感圧型接着
剤層が形成されるようにすれば、不使用時あるいは印刷
時等において、第１の感圧型接着剤層と第２の感圧型接
着剤層とが接触することなく基材で保護される。そし
て、基材１２の一部であって基材１２の折り曲げ部１４
とは反対側の自由端に近い部分において証片が形成さ
れ、証片のみを切り離し利用することができる。しか
も、基材が２ツ折りにされているので、比較的長尺を要
するものであっても例えば半分の長さとすることがで
き、一度に基材のうち第１の基材部と第２の基材部とに
印字することが可能となる。すなわち、両面から一度に
基材表面に印字することができ、印字に要する時間を少
なくすることができる。
て２ツ折りにされ、基材が重ね合わされてなる第１の基
材部の対向面の一部に第１の感圧型接着剤層が形成さ
れ、前記第１の基材部と折り曲げ部を介して連設された
第２の基材部の対向面の一部であって、前記第１の感圧
型接着剤層と接触しない位置において第２の感圧型接着
剤層が形成されるようにすれば、不使用時あるいは印刷
時等において、第１の感圧型接着剤層と第２の感圧型接
着剤層とが接触することなく基材で保護される。そし
て、基材１２の一部であって基材１２の折り曲げ部１４
とは反対側の自由端に近い部分において証片が形成さ
れ、証片のみを切り離し利用することができる。しか
も、基材が２ツ折りにされているので、比較的長尺を要
するものであっても例えば半分の長さとすることがで
き、一度に基材のうち第１の基材部と第２の基材部とに
印字することが可能となる。すなわち、両面から一度に
基材表面に印字することができ、印字に要する時間を少
なくすることができる。
【０００８】この考案の上述の目的，その他の目的，特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【０００９】
【実施例】図１は、本願考案に係る証票の断面図であ
り、図２および図３はその使用法を示す図解図である。
り、図２および図３はその使用法を示す図解図である。
【００１０】証票１０は、ポリエステル等の合成樹脂フ
ィルムまたはシートもしくは紙等のような比較的柔軟な
素材からなる基材１２を含む。前記基材１２は、平面長
方形で、適宜な位置に設けられた折り曲げ部１４におい
て折り曲げられて２ツ折りにされている。
ィルムまたはシートもしくは紙等のような比較的柔軟な
素材からなる基材１２を含む。前記基材１２は、平面長
方形で、適宜な位置に設けられた折り曲げ部１４におい
て折り曲げられて２ツ折りにされている。
【００１１】本実施例においては、折り曲げ部１４が基
材１２の中央に形成され、折り曲げ部１４を挟んで第１
の基材部１６と第２の基材部１８に区分され、前記基材
１２が折り曲げ部１４を介して重ね合わされている。そ
して、基材１２の一部である第１の基材部１６の内側
面、すなわち第２の基材部１８との対向面の一部に、第
１の感圧型接着剤層２０が形成されている。そして、前
記第１の基材部１６と前記折り曲げ部１４を介して連設
された基材１２の一部である第２の基材部１８の内側面
に第２の感圧型接着剤層２２が形成されている。すなわ
ち、第１の基材部１６との対向面の一部であって、前記
第１の感圧型接着剤層２０と接触しない位置において、
第２の基材部１８の内側面に第２の感圧型接着剤層２２
が形成されている。
材１２の中央に形成され、折り曲げ部１４を挟んで第１
の基材部１６と第２の基材部１８に区分され、前記基材
１２が折り曲げ部１４を介して重ね合わされている。そ
して、基材１２の一部である第１の基材部１６の内側
面、すなわち第２の基材部１８との対向面の一部に、第
１の感圧型接着剤層２０が形成されている。そして、前
記第１の基材部１６と前記折り曲げ部１４を介して連設
された基材１２の一部である第２の基材部１８の内側面
に第２の感圧型接着剤層２２が形成されている。すなわ
ち、第１の基材部１６との対向面の一部であって、前記
第１の感圧型接着剤層２０と接触しない位置において、
第２の基材部１８の内側面に第２の感圧型接着剤層２２
が形成されている。
【００１２】前記第１の感圧型接着剤層２０面と対向す
る位置において、前記基材１２の対向面に第２の剥離剤
層２６が形成されるとともに、前記第２の感圧型接着剤
層２２面と対向する位置において前記第１の基材部１６
の対向面に第１の剥離剤層２４が形成されている。
る位置において、前記基材１２の対向面に第２の剥離剤
層２６が形成されるとともに、前記第２の感圧型接着剤
層２２面と対向する位置において前記第１の基材部１６
の対向面に第１の剥離剤層２４が形成されている。
【００１３】本実施例においては、基材１２の一部であ
って基材１２の折り曲げ部１４とは反対側の自由端側に
近い部分において証片２８が形成されている。すなわ
ち、第２の基材部１８に連設して証片２８が形成され、
第２の基材部１８と証片２８の境界において、第２の基
材部１８から証片２８を切り離すことができるように切
り離し手段たるミシン目３０が形成されている。
って基材１２の折り曲げ部１４とは反対側の自由端側に
近い部分において証片２８が形成されている。すなわ
ち、第２の基材部１８に連設して証片２８が形成され、
第２の基材部１８と証片２８の境界において、第２の基
材部１８から証片２８を切り離すことができるように切
り離し手段たるミシン目３０が形成されている。
【００１４】基材１２の表面は、たとえば熱転写インク
リボンをもって加熱して印刷層を形成し得るように、平
滑に構成されている。
リボンをもって加熱して印刷層を形成し得るように、平
滑に構成されている。
【００１５】証票１０を使用するにあたっては、まず適
宜な熱転写プリンタにより、基材１２の表面、すなわち
第１の基材部１６の表面そして第２の基材部１８の表面
および証片２８の表面に、文字等の適宜な画線を印刷す
る。特に、証片２８の表面には、ミシン目３０で証片２
８を切り離し、それぞれを別々に移動させた後証片２８
と第１の基材部１６および／または第２の基材部１８に
印刷された文字等の画線と合わせて見て証とすることが
できるような画線を印字する。そして、証片２８は、ミ
シン目３０で切り離し、残された基材１２を、たとえば
図３に示すように、荷物の把手３２に通し、第１の基材
部１６に形成された第１の感圧型接着剤層２０と第２の
基材部１８に形成された第２の感圧型接着剤層２２とを
貼り合わせ、環状にして用いる。
宜な熱転写プリンタにより、基材１２の表面、すなわち
第１の基材部１６の表面そして第２の基材部１８の表面
および証片２８の表面に、文字等の適宜な画線を印刷す
る。特に、証片２８の表面には、ミシン目３０で証片２
８を切り離し、それぞれを別々に移動させた後証片２８
と第１の基材部１６および／または第２の基材部１８に
印刷された文字等の画線と合わせて見て証とすることが
できるような画線を印字する。そして、証片２８は、ミ
シン目３０で切り離し、残された基材１２を、たとえば
図３に示すように、荷物の把手３２に通し、第１の基材
部１６に形成された第１の感圧型接着剤層２０と第２の
基材部１８に形成された第２の感圧型接着剤層２２とを
貼り合わせ、環状にして用いる。
【００１６】なお、基材１２の表面に、事前に感熱発色
剤をコーティングして感熱発色層を形成し、サーマルヘ
ッドにより加熱して適宜な画像を発色させて印刷層を形
成するように構成してもよい。
剤をコーティングして感熱発色層を形成し、サーマルヘ
ッドにより加熱して適宜な画像を発色させて印刷層を形
成するように構成してもよい。
【図１】本考案にかかる一実施例の断面図である。
【図２】図１図示実施例の使用方法を示す図解図であ
る。
る。
【図３】図１図示実施例の荷札として用いた時の使用方
法を示す図解図である。
法を示す図解図である。
１０ 証票 １２ 基材 １４ 折り曲げ部 １６ 第１の基材部 １８ 第２の基材部 ２０ 第１の感圧型接着剤層 ２２ 第２の感圧型接着剤層 ２４ 第１の剥離剤層 ２６ 第２の剥離剤層 ２８ 証片 ３０ ミシン目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B42D 15/00 371 G09F 3/02
Claims (4)
- 【請求項１】 基材が適宜な折り曲げ部において折り曲
げられて２ツ折りにされ、前記基材が重ね合わされてな
る第１の基材部の対向面の一部に第１の感圧型接着剤層
が形成され、前記第１の基材部と折り曲げ部を介して連
設された第２の基材部の対向面の一部であって、前記第
１の感圧型接着剤層と接触しない位置において第２の感
圧型接着剤層が形成され、２ツ折りの基材の対向面の全
面には前記第１の感圧型接着剤層と第２の感圧型接着剤
層とが存在するように形成され、前記第１の感圧型接着
剤層面と対向する位置において、第２の基材部の一部に
証片が形成され且つ前記第２の基材部の対向面であって
該証片部分に第２の剥離剤層が形成されるとともに、前
記第２の感圧型接着剤層面と対向する位置において前記
第１の基材部の対向面に第１の剥離剤層が形成され、前
記第１の感圧型接着剤層と第２の感圧型接着剤層とが接
合されて少なくとも基材の一部が環状となり且つ証片の
みが切り離し得るように基材が比較的柔軟な素材で形成
されてなる、証票。 - 【請求項２】 前記基材の一部に切り離し手段たるミシ
ン目が形成され、前記ミシン目によって第２の基材部の
自由端側が切り離されて証片とするように形成された、
請求項１に記載の証票。 - 【請求項３】 前記基材の表面は、熱転写による印刷層
が形成されるように構成されている、請求項１または請
求項２に記載の証票。 - 【請求項４】 前記基材の表面に、感熱発色層が形成さ
れている、請求項１または請求項２に記載の証票。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991112898U JP2589020Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 証 票 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991112898U JP2589020Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 証 票 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0556469U JPH0556469U (ja) | 1993-07-27 |
| JP2589020Y2 true JP2589020Y2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=14598266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991112898U Expired - Fee Related JP2589020Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 証 票 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2589020Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5217672B2 (ja) * | 2008-06-17 | 2013-06-19 | 大日本印刷株式会社 | 荷札重合体及び荷札重合体の製造方法 |
| JP5401843B2 (ja) * | 2008-06-18 | 2014-01-29 | 大日本印刷株式会社 | 荷札及びその製造方法 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4513331Y1 (ja) * | 1967-11-11 | 1970-06-08 | ||
| JPS62114771U (ja) * | 1986-01-10 | 1987-07-21 | ||
| JPH088136Y2 (ja) * | 1987-05-30 | 1996-03-06 | 凸版印刷株式会社 | 荷 札 |
| JPH0810705Y2 (ja) * | 1988-09-26 | 1996-03-29 | カヤバ工業株式会社 | フロントフォークのバルブ装置 |
| JP3105875U (ja) * | 2004-06-11 | 2004-12-02 | 株式会社ゼンショー | 携帯電話機 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP1991112898U patent/JP2589020Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0556469U (ja) | 1993-07-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |