JPH1124726A - プラント模擬装置 - Google Patents

プラント模擬装置

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JPH1124726A
JPH1124726A JP17865497A JP17865497A JPH1124726A JP H1124726 A JPH1124726 A JP H1124726A JP 17865497 A JP17865497 A JP 17865497A JP 17865497 A JP17865497 A JP 17865497A JP H1124726 A JPH1124726 A JP H1124726A
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plant
simulated
simulation
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upstream
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Noriaki Mabuchi
憲明 馬淵
Takeshi Arakawa
健 荒川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 l台のプラント模擬装置で複数のプラント模
擬を可能にする。 【解決手段】 複数プラントを模擬可能にプラント動特
性模擬手段5を複数とし、これらのプラント動特性模擬
手段5が模擬するプラント情報および模擬プラントごと
の初期値データを格納する模擬プラント切換ファイル2
2と、この模擬プラント切換ファイル22を参照して、
n個のプラント動特性模擬手段5のうち指定された模擬
プラントに対応したプラント動特性模擬手段5i (i=
1〜n)に切換えて、初期値データ設定する模擬プラン
ト切換手段21とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電プラン
トや化学プロセスプラント等の種々のプラントの運転訓
練および解析支援等に用いられるプラント模擬装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、原子力発電プラントや化学処理
プラント等の種々のプラントでは、プラントを安全かつ
安定に運転するため、プラントの運転員には、通常の運
転操作を円滑に行うことだけでなく、異常発生時におけ
る処置を迅速に行うことのできる能力が要求される。
【0003】そのために、プラントの運転員を訓練する
ための装置として、運転訓練用の模擬装置(シミュレー
タ)をはじめ、各種のプラント模擬装置が開発されてい
る。このような運転訓練用のプラント模擬装置では、起
動・停止時、異常発生時等のプラント状態の模擬に加え
て、トレンド登録/表示を行う機能を備えている。
【0004】図25は、従来のプラント模擬装置の構成
の一例を示すもので、同図において、符号1は模擬制御
盤を示している。この模擬制御盤1には、操作スイッチ
2、表示灯3、指示計4等が設けられている。また、模
擬制御盤1に対して、プラント動特性模擬手段5、プロ
セスデータファイル6、プロセス表示手段7、CRT等
の表示装置8等が配置されている。そして、操作スイッ
チ2を操作すると、プラント動特性模擬手段5により、
操作スイッチの操作内容に応じたプラント動特性が演算
され、この演算結果がプロセスデータファイル6へ書き
込まれ、このプロセスデータファイル6の内容がプロセ
ス表示手段7により、表示灯3や指示計4および表示装
置8へ表示されるよう構成されている。
【0005】また、このプラント模擬装置には、キーボ
ード等の入力装置9によりトレンド登録/表示要求を入
力可能に構成されたトレンド登録/表示手段10が設け
られている。そして、上述のような通常運転操作以外
に、教官(オペレータ)が入力装置9により、トレンド
登録/表示要求をトレンド登録/表示手段10に入力す
ることにより、トレンド登録/表示手段10がトレンド
データァイル11へのトレンド登録ないしプロセス表示
手段7を介しての表示装置8へのトレンド表示を行い、
トレンド登録/表示ができるよう構成されている。
【0006】図25の補足説明として、図26にプラン
ト模擬装置の具体的なハードウェア構成の一例を示す。
プラント模擬装置は、主に運転・監視を行うために必要
な操作スイッチ2、表示灯3、指示計4を備えた模擬制
御盤1と、プラント模擬計算機12とにより構成され
る。また、プラント模擬計算機12は、図25に示した
各手段をソフトウェア化しこれをプログラムとして保存
するディスク装置13と、これを実行するための中央演
算処理装置14およびメモリ15と、模擬制御盤1上の
スイッチ状態を入力するディジタル入力装置16と、模
擬制御盤1上の表示灯3の点灯/消灯を行うディジタル
出力装置17と、模擬制御盤1上の指示計4の指示値を
出力するアナログ出力装置18と、解析結果等を表示す
るCRT等の表示装置8と、データおよびオペレータの
指令を入力するキーボード等の入力装置9およびタッチ
パネル19により構成される。
【0007】一般的に、プラント模擬装置では臨場感を
大切にするため模擬制御盤1は表面上は実機プラントで
使用するものと同一形状とする場合が多い。ただし、実
機プラント用の制御盤と異なり、内部のリレー・シーケ
ンス等の回路は、プラント模擬計算機12のソフトウェ
アで模擬されるため存在しない。
【0008】なお、近年では、制御盤は計算機化される
傾向にあり、この場合には、模擬制御盤1とプラント模
擬計算機12間をディジタル入力装置16やディジタル
出力装置17やアナログ出力装置18で結ばずにデータ
伝送装置20によりデータの授受を行うケースも増えて
いる。
【0009】このようなプラント模擬装置において、プ
ラント動特性模擬手段5は図27に示すように動作す
る。まず、模擬制御盤1上の操作スイッチ2の状態を、
ディジタル入力装置16により入力すると(ステップ1
00)、このスイッチ状態の変化により、リレー・シー
ケンス(ロジック)模擬を行い、オペレータの行った操
作が有効であるかの判定を行う(ステップ101)。ロ
ジック条件が成立した場合には、ポンプ、弁等の動作機
器(アクチュエータ)の特性の模擬を行い、ポンプのO
N/OFF特性や弁の開度等の演算を行う(ステップ1
02)。
【0010】そして、この動作機器の状態により、例え
ば流量、圧力等のプロセスの動特性を演算する(ステッ
プ103)。なお、模擬する動特性モデルは、あらゆる
操作に対応し実機と同じ特性を示すように物理化学モデ
ルとするのが一般的である。この演算されたプロセスの
特性は、工学値に変換後、模擬制御盤1上の指示計4に
応じた電圧値、電流値がアナログ出力装置18より出力
され、指示計4に表示される(ステップ104)。ま
た、演算されたプロセスの特性は、指示計4への表示に
用いられるだけでなく、リレー・シーケンス模擬演算に
も使用される(ステップ105)。例えば、あるプロセ
ス値に警報値、インターロック動作設定値が設けられて
いる場合には、その状態に応じて、模擬制御盤1上の表
示灯に対し、ディジタル出力装置17によりディジタル
出力が行われ、表示灯3の点灯/消灯が行われる(ステ
ップ106)。
【0011】なお、リレー・シーケンス模擬はその模擬
が完了し、プラントが安定な状態になるまで繰り返し行
われる(ステップ107)。つまり、プロセスの特性の
演算結果により、リレー・シーケンスが動作し、弁等の
アクチュエータが動作する場合(保護インターロックに
よる動作を含む)には、再度、関連する動特性模擬が行
われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のプラント模擬装置では、プラント動特性模擬手段によ
りプラント動特性を模擬することができるが、以下のよ
うな問題点がある。
【0013】(1)プラント動特性模擬手段が一つしか
なく、1台のプラント模擬装置で複数のプラント模擬を
実行することができなかった。
【0014】(2)相互に関連のあるプラント間におい
てプラントデータを接続したシミュレーションを実行す
ることができなかった。
【0015】(3)異なったプラントを模擬するたびに
トレンドデータ登録を実施する必要があり、オペレータ
の負担が多かった。
【0016】本発明は、かかる従来の事情に対処してな
されたもので、l台のプラント模擬装置で複数のプラン
ト模擬を実行することができ、従来に比べて運転訓練効
果を向上させることのできるプラント模擬装置を提供す
ることを目的とする。
【0017】また本発明は、相互に関連のあるプラント
間でプラントデータの接続を実施することができ、従来
に比べて運転訓練効果を向上させることのできるプラン
ト模擬装置を提供することを目的とする。
【0018】また本発明は、模擬プラントの切換時にト
レンドデータ登録を実施するオペレータの負担を軽減す
ることができ、従来に比べて運転訓練効果を向上させる
ことのできるプラント模擬装置を提供することを目的と
する。
【0019】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、模擬制御盤の運転操作に対応してプラント挙動を
模擬し、その模擬結果を制御盤および表示装置へ表示す
るプラント模擬装置において、それぞれ異なったプラン
トを模擬する複数のプラント動特性模擬手段と、複数の
プラント動特性模擬手段によってそれぞれ模擬されるプ
ラント情報および各模擬プラントの初期値データを格納
する模擬プラント切換ファイルと、オペレータからの切
換要求により模擬プラント切換ファイルを参照して使用
するプラント動特性模擬手段を選択し、対応する初期値
データを模擬プラント切換ファイルから抽出して当該プ
ラント動特性模擬手段に設定する模擬プラント切換手段
とを備えたことを特徴とする。
【0020】請求項1の発明においては、プラント動特
性模擬手段を複数設置し、模擬プラント切換手段により
それらを切換えて使用することにより、1台のプラント
模擬装置で複数のプラント模擬を実行することができ
る。
【0021】請求項2の発明は、請求項1のプラント模
擬装置において、複数のプラント動特性模擬手段によっ
てそれぞれ模擬されるプラント間の上流と下流の関係を
示す情報およびプラント間の接点となるプラント間接続
ポイント情報を格納するプラント間接続ポイントデータ
ファイルと、模擬プラント切換手段によって切換えられ
模擬対象となったプラントの上流プラントとのプラント
間接続ポイントをプラント間接続ポイントデータファイ
ルから抽出し、当該上流プラントに設定される初期値デ
ータから当該プラント間接続ポイントのプロセス値を抽
出して、模擬プラント切換手段によって選択されたプラ
ント動特性模擬手段に提供するプラント間データ接続手
段とを備えたことを特徴とする。
【0022】請求項2の発明においては、プラントを模
擬するプラント動特性模擬手段に、当該プラントと上流
プラントとの接点における上流プラントのプラントデー
タを提供することにより、上流プラントとプラントデー
タにより接続したシミュレーションを実行することがで
きる。
【0023】請求項3の発明は、請求項1のプラント模
擬装置において、複数のプラント動特性模擬手段によっ
てそれぞれ模擬されるプラント間の上流と下流の関係を
示す情報およびプラント間の接点となるプラント間接続
ポイントの情報並びに各プラント間接続ポイントの時系
列データを格納する上流プラント時系列データファイル
と、模擬プラント切換手段によって切換えられ模擬対象
となったプラントと上流プラントとのプラント間接続ポ
イントの時系列データを上流プラント時系列データファ
イルから抽出し、模擬プラント切換手段によって選択さ
れたプラント動特性模擬手段に模擬サイクルに応じて定
周期で供給する上流プラント時系列データ供給手段とを
備えたことを特徴とする。
【0024】請求項3の発明においては、プラントを模
擬するプラント動特性模擬手段に、当該プラントと上流
プラントとの接点における上流プラントの時系列プラン
トデータを模擬サイクルごとに定周期で供給することに
より、上流プラントと時系列に接続したシミュレーショ
ンを実行することができる。
【0025】請求項4の発明は、請求項3のプラント模
擬装置において、プラント動特性模擬手段によって模擬
されたプラントデータを収集し、当該プラントを上流と
する下流プラントとのプラント間接続ポイントの時系列
データとして前記上流プラント時系列データファイルに
保存する手段を備えたことを特徴とする。
【0026】請求項4の発明においては、上流プラント
の時系列データをプラント動特性模擬手段から自動的に
収集して得ることができる。
【0027】請求項5の発明は、請求項1のプラント模
擬装置において、複数のプラント動特性模擬手段によっ
てそれぞれ模擬されるプラント間の上流と下流の関係を
示す情報およびプラント間の接点となるプラント間接続
ポイントの情報並びに各プラント間接続ポイントのプロ
セス値の時間変化を示す関数情報を格納するプラント間
関数データファイルと、模擬プラント切換手段によって
切換えられ模擬対象となったプラントと上流プラントと
のプラント間接続ポイントの関数情報をプラント間関数
データファイルから抽出し、模擬プラント切換手段によ
って選択されたプラント動特性模擬手段に模擬サイクル
に応じて定周期で当該プラント間接続ポイントの関数値
を供給するプラント間関数接続手段とを備えたことを特
徴とする。
【0028】請求項5の発明においては、プラントを模
擬するプラント動特性模擬手段に、当該プラントと上流
プラントとの接点における上流プラントのプラントデー
タをその関数情報に基づいて算出し模擬サイクルごとに
定周期で供給することにより、上流プラントと関数値デ
ータにて接続したシミュレーションを実行することがで
きる。
【0029】請求項6の発明は、請求項1のプラント模
擬装置において、複数のプラント動特性模擬手段によっ
てそれぞれ模擬される全てのプラントについてトレンド
表示するトレンド項目情報を格納するプラントトレンド
項目データファイルと、模擬プラント切換手段による模
擬プラントの切換ごとに、プラントトレンド項目データ
ファイルから、模擬対象となるプラントのトレンド項目
情報を抽出し、トレンドデータファイルに設定するプラ
ントトレンド項目選択手段と、トレンドデータファイル
に設定されたトレンド項目情報に基づいて模擬プラント
切換手段によって選択されたプラント動特性模擬手段か
らの模擬プラントデータを収集し表示装置へトレンド表
示するトレンド表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0030】請求項7の発明は、請求項6のプラント模
擬装置において、プラントトレンド項目選択手段が、前
記模擬プラント切換手段からのプラント切換情報により
プラントトレンド項目データファイルから自動的に必要
なトレンド項目情報を選択し、トレンドデータファイル
に設定することを特徴とする。
【0031】請求項6および請求項7の発明において
は、模擬プラントを切換えるたびにトレンド表示するト
レンド項目データの登録を実施する必要がなくなり、オ
ペレータの負担を軽減することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。なお、全図面において、共通する
部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
【0033】図1は、本発明のプラント模擬装置の第1
の実施の形態を示すもので、図25に示す従来の構成と
比較して、複数プラントを模擬可能にプラント動特性模
擬手段5を複数とし、これらのプラント動特性模擬手段
5のうち、指定されたプラントに対応したプラント動特
性模擬手段5i (i=1〜n)に切換える模擬プラント
切換手段21と、模擬プラント切換ファイル22とが付
加されている。
【0034】以上の構成で、本実施の形態のプラント模
擬装置は、プラント動特性模擬切換時に図2に示すよう
な処理を実行する。
【0035】まず、このプラント模擬装置を使用する場
合、オペレータは、キーボード等の入力装置9での所定
の操作で模擬プラント切換処理を起動する。この模擬プ
ラント切換処理が起動すると、図3に示すような模擬プ
ラント切換画面がCRT等の表示装置8に表示される
(ステップ200)。
【0036】図3に示す模擬プラント切換画面は、設定
画面の表題を表示する表示部a、現在選択されている模
擬プラント名を表示する表示部b、オペレータから入力
された模擬プラント番号を表示する表示部c、模擬プラ
ント名と模擬プラント番号との対応表を表示する表示部
d、オペレータから入力された初期値番号を表示する表
示部e、初期値番号と初期値データとの対応表を示す表
示部fによって構成されている。
【0037】オペレータは、この模擬プラント切換画面
において、表示部b、dを参照しながら、切換えたい模
擬プラント番号を入力装置9により表示部cに書き込む
(ステップ201)。
【0038】模擬プラント切換手段21は、入力された
模擬プラント番号に基づいて模擬プラント切換ファイル
22から対応する模擬プラント名称を取り出し(ステッ
プ202)、プロセス表示手段7を介して表示装置8上
の模擬プラント切換画面の表示部dに表示する(ステッ
プ203)。
【0039】そして、n個のプラント動特性模擬手段5
1 〜5n をすべて停止させ(ステップ204)、入力さ
れた模擬プラント番号に対応するプラント動特性模擬手
段5i のみ動作させる(ステップ205)。
【0040】上記操作により模擬するプラントが指定さ
れると、ついで模擬プラント切換手段21は、模擬プラ
ント切換ファイル22から当該プラントの初期値データ
を取り出し(ステップ206)、プロセス表示手段7を
介して表示装置8に出力する。これにより、模擬プラン
ト切換画面の表示部fに当該プラントの初期値データが
表示される(ステップ207)。
【0041】この表示された初期値データを参照しなが
ら、オペレータがプラント模擬を開始したい状態を選択
し、表示部eに初期値番号を入力すると(ステップ20
8)、模擬プラント切換手段21は、入力された初期値
番号に基づき該当する初期値データを模擬プラント切換
ファイル22より取り出し、切換えたプラント動特性模
擬手段5i に設定する(ステップ209)。
【0042】上記したように、本実施の形態では、複数
のプラント動特性模擬手段51 〜5n を切換えて各種プ
ラントを模擬することが可能なように、模擬プラント切
換ファイル22が設けられている。
【0043】図4は、模擬プラント切換ファイル22の
構成例を示すもので、模擬プラント切換ファイル22に
は、上記複数のプラント動特性模擬手段5i に対応して
記憶エリアAが形成されている。この記憶エリアAに
は、各模擬プラントに対応する番号および名称等の模擬
プラント情報B1〜Bnが記憶され、模擬プラント演算
を実施するための初期値データC1〜Cnが図示しない
手段によって保存、設定される。なお、初期値データC
1〜Cnは、例えば、初期値番号、時間、各ポイントの
プロセス値、内部定数、内部演算用データ等によって構
成される。
【0044】図4において、「模擬プラント番号」は、
模擬プラント切換画面にて使用される略号(数字)であ
り、これの略号を用いて表示部cへ入力が行われる。
「模擬プラント名称」は、プラント模擬番号に対応する
プラント名称であり、その番号と名称のリストが表示部
dへ表示される。「初期値データ」はプラント動特性模
擬手段5の動作開始をさせるプラント状態を示すデータ
である。したがって、この初期値データは模擬プラント
ごとに用意され、この内容は表示部fに表示される。な
お、この初期値はプラントごとだけでなく、同一プラン
トであっても模擬開始するプラント状態によって個別に
用意され、それぞれ初期値データとして格納される。
【0045】上記の説明からも明らかなように、本実施
の形態によれば、複数のプラント動特性模擬手段51
n と、これらのプラント動特性模擬手段51 〜5n
切換えるための情報を格納する模擬プラント切換ファイ
ル22と、模擬プラント切換ファイル22の内容を参照
して、該当する模擬プラントに切換え、かつ該当する初
期値データを設定する模擬プラント切換手段21とを設
けることにより、1台のプラント模擬装置で複数のプラ
ント模擬を実行することができる。
【0046】図5は、本発明のプラント模擬装置の第2
の実施の形態を示すもので、図1に示す構成と比較し
て、プラント間データ接続手段31と、プラント間接続
ポイントデータファイル32が付加されている。なお、
図を見易くするためにトレンド登録/表示手段10およ
びトレンドデータファイル11は図示を省略した。
【0047】この構成において、プラント間データ接続
手段31は、第1の実施の形態で説明したように、1台
のプラント模擬装置で相互に上流−下流の関係にある複
数のプラントを模擬可能とした場合に、プラント間接続
ポイントデータファイル22の内容を参照して、上流プ
ラントのデータと接続し、より正確なプラント模擬を実
施するものである。
【0048】以上の構成で、本実施の形態のプラント模
擬装置は、プラント間データ接続時に図6に示すような
処理を実行する。
【0049】まず、オペレータがキーボード等の入力装
置9での所定の操作でプラント間データ接続処理を起動
すると、プラント間データ接続手段31は、模擬プラン
ト切換手段21から通知される現在選択中の模擬プラン
ト番号に基づいて、プラント間接続ポイントデータファ
イル32より上流プラント名を抽出し(ステップ30
0)、かつ同ファイル32より前記上流プラントとのプ
ラント間接続ポイントの番号および名称を抽出して(ス
テップ301)、プロセス表示手段7を介して、図7に
示すようなプラント間データ接続画面を表示装置8に表
示する(ステップ302)。
【0050】図7において、プラント間データ接続画面
は、設定画面の表題を表示する表示部aと、ステップ3
00で抽出された上流プラント名を表示する表示部b
と、表示部bの上流プラントにおける初期値番号の設定
を行うための表示部cと、指定された上流プラントの初
期値データの一覧表を表示する表示部dと、プラント間
接続ポイント一覧表を表示する表示部eとで構成されて
いる。
【0051】このプラント間データ接続画面において、
オペレータは、現在の模擬プラントに対する上流プラン
トとそのプラント間データ接続ポイントを確認するとと
もに、模擬プラント切換ファイル22から模擬プラント
切換手段21を介して抽出されプラント間データ接続手
段31により表示部dに表示された上流プラントの初期
値データを参照し、表示部cに、キーボード等の入力装
置9により、選択したい上流プラントの初期値番号を入
力する(ステップ303)。
【0052】模擬プラント切換手段21は、入力情報か
ら判読される上流プラントの模擬プラント番号およびそ
の初期値番号に基づいて模擬プラント切換ファイル22
から対応する初期値データを検索し、この初期値データ
からプラント間接続ポイント番号に対応するプロセス値
を抽出して、プラント間データ接続手段31に渡す(ス
テップ304)。
【0053】プラント間データ接続手段31は、模擬プ
ラント切換手段21からのプロセス値を、プラント間接
続ポイントデータファイル32にプラント間接続ポイン
トプロセス値として格納するとともに(ステップ30
5)、プロセス表示手段7を介して表示装置8上のプラ
ント間データ接続画面の表示部eにプロセス値を表示す
する(ステップ306)。
【0054】そして、プラント間データ接続手段31
は、プラント間接続ポイントデータファイル32に格納
された当該プラント間接続ポイントのプロセス値を現在
選択されているプラント動特性模擬手段5i に設定する
(ステップ307)。
【0055】本実施の形態では、複数のプラント動特性
模擬手段51 〜5n を切換えて動作させた場合に上流プ
ラントとのデータ接続が可能なように、プラント間接続
ポイントデータファイル32が設けられている。
【0056】図8は、プラント間接続ポイントデータフ
ァイル32内に保存される記憶情報の構成例を示したも
ので、プラント間接続ポイントデータファイル32には
各模擬プラントごとに上流プラント情報の記憶エリアA
が形成されている。この記憶エリアAには、上流プラン
トのプラント番号およびプラント名称等の上流プラント
情報B1、B2、…およびプラント間データ接続を実施
するためのプラント間接続ポイント情報C1、C2、…
が形成されている。
【0057】図8において、「上流プラント番号」は、
図3に示すような模擬プラント切換画面にて使用される
略号(数字)である。「上流プラント名称」は、上流プ
ラント番号に対応するプラント名称であり、表示部bへ
表示するための情報である。「プラント間接続ポイント
番号」は上流プラントと接続されるポイントの入力点番
号である。「プラント間接続ポイント名称」、「プラン
ト間接続ポイント単位」はそれぞれプラント間接続ポイ
ントの名称、単位を示したものである。また、「プラン
ト間接続プロセス値」は、前記プラント間接続ポイント
番号に対応したプロセス値である。このプロセス値は、
模擬プラント切換ファイル22の初期値データから抽出
され、現在選択されているプラント動特性模擬手段5i
に本プロセス値を設定することにより、プラント間のデ
ータ接続が実施される。
【0058】上記の説明からも明らかなように、本実施
の形態によれば、複数のプラント動特性模擬手段51
n と、これらのプラント動特性模擬手段51 〜5n
切換えるための情報を格納する模擬プラント切換ファイ
ル22と、模擬プラント切換ファイル22の内容を参照
して、該当する模擬プラントに切換え、かつ該当する初
期値データを設定する模擬プラント切換手段21と、各
模擬プラントにおける上流プラントとプラント間接続ポ
イントをあらかじめ保存したプラント間接続ポイントデ
ータファイル32と、プラント間接続ポイントデータフ
ァイル32から、切換えられた模擬プラントと上流プラ
ントとのプラント間接続ポイントを抽出し、オペレータ
によって指定された初期値番号により模擬プラント切換
ファイル22からプラント間接続ポイントのプロセス値
を抽出してプロセスデータファイル6に設定するプラン
ト間データ接続手段31とを設けることにより、1台の
プラント模擬装置で相互に関係のある複数のプラントの
模擬を実施した場合にプラント間データを接続して上流
プラントのデータと関連付けて模擬することができ、よ
り正確な模擬を実施することができる。
【0059】図9は、本発明のプラント模擬装置の第3
の実施の形態を示すもので、図1に示す構成と比較し
て、上流プラント時系列データ供給手段41と、上流プ
ラント時系列データファイル42が付加されている。
【0060】この構成において、プラント時系列データ
供給手段41は、第1の実施の形態で説明したように、
1台のプラント模擬装置で相互に上流−下流の関係にあ
る複数のプラントを模擬可能とした場合に、上流プラン
ト時系列データファイル42の内容を参照して、上流プ
ラントとの接続ポイントにおいて上流プラントの時系列
データを供給することによって、上流プラントと接続し
てより正確なプラント模擬を実施するものである。
【0061】以上の構成で、本実施の形態のプラント模
擬装置は、プラント間時系列データ接続時に図10に示
すような処理を実行する。
【0062】オペレータがキーボード等の入力装置9で
の所定の操作でプラント間時系列データ接続処理を起動
すると、上流プラント時系列データ供給手段は、模擬プ
ラント切換手段21から通知される現在選択中の模擬プ
ラント番号に基づいて、上流プラント時系列データファ
イル42より上流プラント名を抽出し(ステップ40
0)、かつ同ファイル42より前記上流プラントとのプ
ラント間接続ポイントの番号および名称を抽出して(ス
テップ401)、プロセス表示手段7を介して、図11
に示すような上流プラント時系列データ供給画面を表示
装置8に表示する(ステップ402)。
【0063】図11に示す上流プラント時系列データ供
給画面は、設定画面の表題を表示する表示部aと、ステ
ップ400で抽出された上流プラント名を表示する表示
部bと、表示部bの上流プラントの時系列データ番号の
設定を行うための表示部cと、、指定された上流プラン
トの時系列データ番号に対応する初期値データを表示す
る表示部dと、プラント間接続ポイントの時系列データ
表示を行う表示部eとで構成されている。
【0064】この上流プラント時系列データ供給画面に
おいて、オペレータは、現在の模擬プラントに対する上
流プラントとそのプラント間データ接続ポイントを確認
するとともに、模擬プラント切換ファイル22から模擬
プラント切換手段21を介して抽出され上流プラント時
系列データ供給手段41により表示部dに表示された上
流プラントの初期値データを参照し、表示部cに、キー
ボード等の入力装置9により、選択したい初期値データ
の番号、すなわち時系列データ番号を入力する(ステッ
プ403)。
【0065】上流プラント時系列データ供給手段41
は、入力された時系列データ番号を模擬プラント切換手
段21を経由して受け取り、上流プラント時系列データ
ファイル42から時系列データ番号に対応する時系列デ
ータを抽出し(ステップ404)、上流プラント時系列
データ供給画面の表示部eのグラフ部へ表示する(ステ
ップ405)。
【0066】そして、上流プラント時系列データ供給手
段41は、上流プラント時系列データファイル42から
当該プラント間接続ポイントの時系列データ値を模擬サ
イクル単位で定周期に取り出し、現在選択されているプ
ラント動特性模擬手段5i に出力する(ステップ40
6)。
【0067】また、上流プラント時系列データ供給手段
41は、プロセスデータファイル6から現在模擬中のプ
ラントについてその下流プラントとの接続ポイントのプ
ロセスデータを定周期で収集し、下流プラントとの時系
列データ接続を可能とするために上流プラント時系列デ
ータとして上流プラント時系列データファイル42へ保
存する(ステップ407)。
【0068】図12は、上流プラント時系列データファ
イル42内に保存される記憶情報の構成例を示したもの
で、上流プラント時系列データファイル42には各模擬
プラントごとに上流プラント情報の記憶エリアAが形成
されている。この記憶エリアAには、上流プラントの番
号および名称等の上流プラント情報B1、B2、…およ
びプラント間時系列データ供給を実施するための上流プ
ラント時系列データ情報C1、C2、…が形成されてい
る。
【0069】図12において、「上流プラント番号」
は、図3に示すような模擬プラント切換画面にて使用さ
れる略号(数字)である。「上流プラント名称」は、上
流プラント番号に対応するプラント名称であり、表示部
bへ表示するための情報である。「プラント間接続ポイ
ント番号」は上流プラントと接続されるポイントの入力
点番号である。「プラント間接続ポイント名称」、「プ
ラント間接続ポイント単位」はそれぞれプラント間接続
ポイントの名称、単位を示したものである。また、「時
系列データ」は、前記プラント接続ポイント番号ごと
に、また時系列データ番号ごとに時刻順に並べられたプ
ロセス値である。オペレータによって指定された時系列
データ番号の時系列データを現在選択されているプラン
ト動特性模擬手段5i に定周期で出力することにより、
プラント間を時系列データにて接続することができる。
【0070】上記の説明からも明らかなように、本実施
の形態によれば、複数のプラント動特性模擬手段51
n と、これらのプラント動特性模擬手段51 〜5n
切換えるための情報を格納する模擬プラント切換ファイ
ル22と、模擬プラント切換ファイル22の内容を参照
して、該当する模擬プラントに切換え、かつ該当する初
期値データを設定する模擬プラント切換手段21と、各
模擬プラントにおける上流プラントとプラント間接続ポ
イントおよびその時系列データを保存する上流プラント
時系列データファイル42と、この上流プラント時系列
データファイル42内の時系列データを模擬サイクルに
応じて定周期でプラント動特性模擬手段5i へ提供する
上流プラント時系列データ供給手段41とを備えること
により、1台のプラント模擬装置で相互に関係のある複
数のプラント模擬を実施した場合にプラント間を時系列
データにて接続することができ、より正確な模擬を実施
することができる。
【0071】図13は、本発明のプラント模擬装置の第
4の実施の形態を示すもので、図1に示す構成と比較し
て、プラント間関数接続手段51と、プラント間関数デ
ータファイル52が付加されている。
【0072】この構成において、プラント間関数接続手
段51は、第1の実施の形態で説明したように、1台の
プラント模擬装置で相互に上流−下流の関係にある複数
のプラントを模擬可能とした場合に、プラント間関数デ
ータファイル52の内容を参照して、上流プラントと関
数データにて接続し、より正確なプラント模擬を実施す
るものである。
【0073】以上の構成で、本実施の形態のプラント模
擬装置は、プラント間関数データ接続時に図14に示す
ような処理を実行する。
【0074】オペレータがキーボード等の入力装置9で
の所定の操作でプラント間関数データ接続処理を起動す
ると、プラント間関数接続手段51は、模擬プラント切
換手段21から通知される現在選択中の模擬プラント番
号に基づいて、プラント間関数データファイル52から
上流プラント名を抽出し(ステップ500)、かつ同フ
ァイル52より前記上流プラントとのプラント間接続ポ
イントの番号および名称を抽出して(ステップ50
1)、プロセス表示手段7を介して、図15に示すよう
なプラント間関数接続画面を表示装置8に表示する(ス
テップ502)。
【0075】図15に示すプラント間関数接続画面は、
設定画面の表題を表示する表示部aと、ステップ500
で抽出された上流プラント名を表示する表示部bと、表
示部bに表示された上流プラントの初期値番号を設定す
るための表示部cと、指定された上流プラントの初期値
データを表示する表示部dと、プラント間接続ポイント
一覧表を表示する表示部eと、プラント間接続ポイント
で発生させる関数を設定するための表示部fとで構成さ
れている。
【0076】このプラント間関数接続画面において、オ
ペレータは、現在の模擬プラントに対する上流プラント
とそのプラント間データ接続ポイントを確認するととも
に、模擬プラント切換ファイル22から模擬プラント切
換手段21を介して抽出されプラント間関数接続手段5
1により表示部dに表示された上流プラントの初期値デ
ータを参照し、表示部cに、キーボード等の入力装置9
により、選択したい上流プラントの初期値番号を入力す
る(ステップ503)。ついで、オペレータは表示部f
に、キーボード等の入力装置9により、プラント間関数
接続を実施したいポイント番号、関数種別、定数、トリ
ガ条件等を入力する(ステップ504)。入力した情報
は、プラント間関数接続手段51によりプラント間関数
データファイル52に格納されるとともに(ステップ5
05)、プラント間関数接続画面の表示部eへグラフに
して表示される(ステップ506)。
【0077】そして、プラント間関数接続手段51は、
模擬プラント切換ファイル22に格納されている当該上
流プラントの対応する初期値データから得られる当該プ
ラント間接続ポイントのプロセス値とプラント間関数デ
ータファイル52に格納されている当該プラント間接続
ポイントの関数データに基づいて模擬サイクル単位で関
数値を算出し、現在選択されているプラント動特性模擬
手段5i に定周期に出力する(ステップ507)。
【0078】図16は、プラント間関数データファイル
52内に保存される記憶情報の構成例を示したもので、
プラント間関数データファイル52には各模擬プラント
ごとに上流プラント情報の記憶エリアAが形成されてい
る。この記憶エリアAには、上流プラントの番号および
名称等の上流プラント情報B1、B2、…およびプラン
ト間関数接続を実施するためのプラント間関数データ情
報C1、C2、…が形成されている。
【0079】図16において、「上流プラント番号」
は、図3に示すような模擬プラント切換画面にて使用さ
れる略号(数字)である。「上流プラント名称」は、上
流プラント番号に対応するプラント名称であり、表示部
bへ表示するための情報である。「プラント間接続ポイ
ント番号」は上流プラントと接続されるポイントの入力
点番号である。「プラント間接続ポイント名称」、「プ
ラント間接続ポイント単位」はそれぞれプラント間接続
ポイントの名称、単位を示したものである。また、「関
数種別」は、ランプ関数、1次関数、2次関数等の関数
を表し、「定数a、b、c」は、選択された関数にて使
用される定数である。また、「トリガ条件」は、時刻、
トリガポイント等のトリガ条件を示し、「開始時刻」、
「終了時刻」は関数を発生させる時刻を、「トリガポイ
ント」「トリガ値」は関数を発生させるトリガ条件とな
るポイント番号とプロセス値を示している。
【0080】上記の説明からも明らかなように、本実施
の形態によれば、複数のプラント動特性模擬手段51
n と、これらのプラント動特性模擬手段51 〜5n
切換えるための情報を格納する模擬プラント切換ファイ
ル22と、模擬プラント切換ファイル22の内容を参照
して、該当する模擬プラントに切換え、かつ該当する初
期値データを設定する模擬プラント切換手段21と、各
模擬プラントにおける上流プラントとプラント間接続ポ
イントおよびそのランプ関数等の関数データを保存する
プラント間関数データファイル52と、このプラント間
関数データファイル52内の関数データに基づいて関数
値を発生し模擬サイクルに応じて定周期でプラント動特
性模擬手段5i へ提供するプラント間関数接続手段51
とを備えることにより、1台のプラント模擬装置で相互
に関係のある複数のプラント模擬を実施した場合にプラ
ント間を関数データにて接続することができ、より正確
な模擬を実施することができる。
【0081】図17は、本発明のプラント模擬装置の第
5の実施の形態を示すもので、図1に示す構成と比較し
て、プラントトレンド項目設定手段61と、プラントト
レンド項目データファイル62と、プラントトレンド項
目選択手段63が付加されている。
【0082】この構成において、第1の実施の形態で説
明したように、1台のプラント模擬装置で複数プラント
を模擬可能とした場合に、プラントトレンド項目設定手
段61はオペレータによる設定要求に基づいて各模擬プ
ラントに対応するトレンド項目データをあらかじめプラ
ントトレンド項目データファイル62へ設定する。
【0083】プラントトレンド項目選択手段63は、プ
ラント切換時にオペレータの選択要求に基づいてプラン
トトレンド項目データファイル62から該当する模擬プ
ラントのトレンド項目データを選択しトレンドデータフ
ァイル11に設定する。
【0084】以上の構成で、本実施の形態のプラント模
擬装置は、プラントトレンド項目設定時に、図18に示
すような処理を実行する。
【0085】オペレータは、キーボード等の入力装置9
での所定の操作でプラントトレンド項目設定処理を起動
する。このプラントトレンド項目設定処理が起動する
と、プラントトレンド項目設定手段61は、プロセス表
示手段7を介して表示装置8へ図19に示すようなプラ
ントトレンド項目設定画面を表示する(ステップ60
0)。
【0086】図19において、プラントトレンド項目設
定画面は、設定画面の表題を表示する表示部aと、現在
選択されている模擬プラント名を表示する表示部bと、
トレンド項目設定対象のプラントとしてオペレータによ
って入力されたプラント番号を表示する表示部cと、プ
ラント番号と模擬プラント名との対応表を表示する表示
部dと、オペレータによって入力されたトレンド項目グ
ループ番号を表示する表示部eと、トレンド項目グルー
プごとに設定された入力点とその条件を表示する表示部
fと、オペレータによって入力されたデータ収集項目番
号(すなわちトレンド項目グループ内の各入力点ごとの
項目番号)を表示する表示部gとで構成されている。
【0087】このプラントトレンド項目設定画面におい
て、オペレータは、表示部b、dを参照しながら、切換
えてトレンド項目を設定したいプラントの番号を入力装
置9により表示部cに入力する(ステップ601)。
【0088】プラントトレンド項目設定手段61は、オ
ペレータによって入力された切換プラント切換番号に基
づいてプラントトレンド項目データファイル62から模
擬プラント名を抽出し(ステップ602)、プラントト
レンド項目設定画面の表示部bに表示する(ステップ6
03)。
【0089】この状態で、オペレータがプラントトレン
ド項目設定画面の表示部eにトレンド項目グループ番号
を入力した後(ステップ604)、表示部gにデータ収
集項目番号を入力し、ついで入力点番号、入力点名称、
単位、表示範囲(上限値、下限値)等のトレンド項目デ
ータをデータ収集項目番号ごとに入力する(ステップ6
05)。なお、トレンド項目グループはシステムにより
決まるが、通常データ収集能力と保存エリアの関係か
ら、10グループ程度であることが多い。
【0090】プラントトレンド項目設定手段61は、オ
ペレータによって入力されたトレンド項目データをデー
タ収集項目番号順に表示部fに表示し(ステップ60
6)、オペレータの確認を待って、プラントトレンド項
目データファイル62へ保存する(ステップ607)。
この処理操作はトレンド項目グループごとに行われる。
【0091】以上の処理を模擬プラントごとに行うこと
により、全ての模擬プラントについてトレンド項目がグ
ループ単位にプラントトレンド項目データファイル62
に設定される。
【0092】図20は、プラントトレンド項目データフ
ァイル62のデータ構成例を示したもので、複数のプラ
ント動特性模擬手段51 〜5n をそれぞれ切換えて動作
させた場合に該当するトレンド項目の設定が可能なよう
に構成されている。図20において、プラントトレンド
項目データファイル62は、このような模擬プラントに
対応して記憶エリアAが形成されている。この記憶エリ
アAには、対応する模擬プラント情報B、トレンド項目
グループ単位のトレンド項目データ情報C1〜Cn、お
よびデータ収集項目番号ごとのトレンド項目データ情報
D1〜D6が格納されている。
【0093】図20において、「模擬プラント番号」
は、図3に示すような模擬プラント切換画面および図1
9に示すようなプラントトレンド項目設定画面にて使用
される略号(数字)であり、これの略号を入力すること
によって表示部bへのプラント名の表示が行われる。
「模擬プラント名称」は、模擬プラント番号に対応する
プラント名称である。「トレンド項目グループ番号」は
どのトレンドグループかを示す情報であり、データ収集
周期は、トレンドデータを収集する周期を示す。また
「入力点番号」、「入力点名称」、「単位」はどのポイ
ントをトレンドデータとしたかを示す情報であり、「上
限値」「下限値」はトレンド表示する場合に表示する範
囲を示す情報である。
【0094】以上の設定操作により模擬プラント単位に
作成されたプラントトレンド項目データファル62に基
づいて、本実施の形態では、プラント切換時に、プラン
トトレンド項目選択手段63によって図21に示すよう
な処理が実行される。
【0095】オペレータは、模擬プラントを切え換える
とき、キーボード等の入力装置9での所定の操作でプラ
ントトレンド項目選択処理を起動する。このプラントト
レンド項目選択処理が起動すると、プラントトレンド項
目選択手段63により図22に示すようなプラントトレ
ンド項目選択画面が表示装置8に表示される(ステップ
610)。
【0096】図22において、プラントトレンド項目選
択画面は、設定画面の表題を表示する表示部aと、現在
選択されている模擬プラント名を表示する表示部bと、
トレンド項目選択時に切換えたいプラント番号を入力す
るための表示部cと、プラント番号と模擬プラントとの
対応表を表示する表示部dと、トレンド項目グループ番
号を入力するための表示部eと、表示部eに番号を表示
されたトレンド項目グループ内のトレンド項目データを
表示する表示部fとで構成されている。
【0097】このプラントトレンド項目選択画面におい
て、オペレータが表示部bに表示されている現在の模擬
プラント名および表示部cに表示されている模擬プラン
トの一覧表を参照しながら、切換えたいプラント番号を
入力すると(ステップ611)と、プラントトレンド項
目選択手段63はプラントトレンド項目データファイル
62より模擬プラント名称を抽出しプラントトレンド項
目選択画面の表示部bの模擬プラント名称を更新する
(ステップ612)。
【0098】ついで、オペレータが表示部eにトレンド
項目グループ番号を入力すると(ステップ613)、プ
ラントトレンド項目選択手段63はプラントトレンド項
目データファイル62より該当する模擬プラントのトレ
ンド項目グループのトレンド項目データを取り出し、プ
ラントトレンド項目選択画面の表示部fに表示する(ス
テップ614)。
【0099】このプラントトレンド項目選択画面におい
て、オペレータがトレンド項目データの内容を確認して
選択実行要求を行うことにより、プラントトレンド項目
選択手段63は当該トレンド項目グループのトレンド項
目データをトレンド登録/表示手段10に出力し、トレ
ンドデータファイル11に設定する(ステップ61
5)。
【0100】以上の操作を当該模擬プラントの全てのト
レンド項目グループついて行うことにより、プラント単
位のトレンド項目データは、従来のプラント模擬装置が
持つトレンド表示設定データとして設定される。
【0101】上記の説明からも明らかなように、本実施
の形態によれば、複数のプラント動特性模擬手段51
n と、これらのプラント動特性模擬手段51 〜5n
切換えるための情報を格納する模擬プラント切換ファイ
ル22と、模擬プラント切換ファイル22の内容を参照
して、該当する模擬プラントに切換え、かつ該当する初
期値データを設定する模擬プラント切換手段21と、模
擬プラントごとにあらかじめトレンド項目データを設定
するプラントトレンド項目設定手段61と、プラントト
レンド項目設定手段61にて設定された各プラントのト
レンド項目データを保存するプラントトレンド項目デー
タファイル62と、プラントトレンド項目データファイ
ル62から、オペレータの選択要求によりプラントトレ
ンド項目を選択するプラントトレンド項目選択手段63
とを備えることにより、模擬プラント切換時に模擬プラ
ントとトレンド項目グループを選択するだけで、プラン
ト切換えのたびに詳細なプラントトレンド項目の入力を
繰り返すことなく、容易にトレンド項目変更を実施する
ことができ、オペレータの負担を軽減することができ
る。
【0102】図23は、本発明のプラント模擬装置の第
6の実施の形態を示すもので、図17に示す第5の実施
の形態と比較して、プラントトレンド項目選択手段63
がプラントトレンド項目自動選択手段71に置き換えら
れている。
【0103】プラントトレンド項目自動選択手段71
は、模擬プラント切換手段21からのプラント切換情報
により、あらかじめプラントトレンド項目設定手段61
により各模擬プラントのトレンド項目データが設定、保
存されたプラントトレンド項目データファイル62から
該当する模擬プラントのトレンド項目データを抽出し自
動的にトレンドデータファイル11に設定する。
【0104】以上の構成において、プラントトレンド項
目設定手段61によるプラントトレンド項目データファ
イル62へのプラントトレンド項目設定処理は第5の実
施の形態と同様に行われる。
【0105】ついで、本実施の形態では、プラント切換
時に、プラントトレンド項目自動選択手段71により図
24に示すような処理が実行される。
【0106】まず、プラントトレンド項目自動選択手段
71は、模擬プラント切換手段21に入力されたプラン
ト切換要求から切換プラント番号を抽出する(ステップ
700)。ついで、この模擬プラント番号に基づいてプ
ラントトレンド項目データファイル62のこの模擬プラ
ント番号に対応する記憶エリアを参照して、まずトレン
ド項目グループ1から(ステップ701)順に、同グル
ープ内のトレンド項目データを抽出し(ステップ70
2)、この抽出されたトレンド項目データを従来のプラ
ント模擬装置が持つトレンド表示項目として、トレンド
データファイル11内の同じトレンドグループヘトレン
ド登録/表示手段10を介して設定する(ステップ70
3)。そして、上記処理(ステップ702、703)を
トレンド項目グループ番号がNになるまで繰り返す。
【0107】上記の説明からも明らかなように、本実施
の形態によれば、複数のプラント動特性模擬手段51
n と、これらのプラント動特性模擬手段51 〜5n
切換えるための情報を格納する模擬プラント切換ファイ
ル22と、模擬プラント切換ファイル22の内容を参照
して、該当する模擬プラントに切換え、かつ該当する初
期値データを設定する模擬プラント切換手段21と、模
擬プラントごとにあらかじめトレンド項目データを設定
するプラントトレンド項目設定手段61と、プラントト
レンド項目設定手段61にて設定された各プラントのト
レンド項目データを保存するプラントトレンド項目デー
タファイル62と、プラント切換時にプラントトレンド
項目ファイル62から、必要となるプラントトレンド項
目を自動的に選択するプラントトレンド項目自動選択手
段71とを備えることにより、模擬プラント切換時に、
詳細なプラントトレンド項目を再設定することなく自動
的にトレンド項目変更が実施され、オペレータの負担を
さらに軽減することができる。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のプラント動特性模擬手段とその切換手段を設ける
ことにより、1台のプラント模擬装置で複数のプラント
模擬を実行することができ、運転訓練効果を向上させる
ことができる。
【0109】また本発明によれば、模擬するプラントと
その上流プラントとを接続する共通のポイントにおいて
上流プラントのプラントデータを設定することにより、
上流プラントと接続したシミュレーションを実施するこ
とができる。
【0110】また本発明によれば、模擬するプラントと
その上流プラントとを接続する共通のポイントにおいて
上流プラントの時系列データを設定することにより、上
流プラントと時系列に接続したシミュレーションを実施
することができる。
【0111】また本発明によれば、模擬するプラントと
その上流プラントとを接続する共通のポイントにおいて
上流プラントのプラントデータの推移を関数によって算
出して設定することにより、上流プラントの挙動を適切
に示す関数データにより上流プラントと所定期間接続し
たシミュレーションを実施することができる。
【0112】また本発明によれば、各プラントごとのト
レンド項目データをプラントトレンド項目テータファイ
ルに保存し、プラント切換時に必要なプラントのトレン
ド項目データをプラントトレンド項目選択手段により選
択して登録することにより、異なったプラントを模擬す
るたびにオペレータが行う必要のあったトレンド項目デ
ータの登録操作を簡略ないし省略することができ、オペ
レータの負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラント模擬装置の第1の実施の形態
を示すブロック図である。
【図2】本発明にかかるプラント模擬装置の模擬プラン
ト切換時の処理を例示するフローチャートである。
【図3】模擬プラント切換画面の一例を示す図である。
【図4】模擬プラント切換ファイルの構成例を示す図で
ある。
【図5】本発明のプラント模擬装置の第2の実施の形態
を示すブロック図である。
【図6】本発明にかかるプラント模擬装置のプラント間
データ接続時の処理を例示するフローチャートである。
【図7】プラント間データ接続画面の一例を示す図であ
る。
【図8】プラント間接続ポイントデータファイルの構成
例を示す図である。
【図9】本発明のプラント模擬装置の第3の実施の形態
を示すブロック図である。
【図10】本発明にかかるプラント模擬装置の上流プラ
ント時系列データ供給時の処理を例示するフローチャー
トである。
【図11】上流プラント時系列データ供給画面の一例を
示す図である。
【図12】上流プラント時系列データファイルの構成例
を示す図である。
【図13】本発明のプラント模擬装置の第4の実施の形
態を示すブロック図である。
【図14】本発明にかかるプラント模擬装置のプラント
間関数接続時の処理を例示するフローチャートである。
【図15】プラント間関数接続画面の一例を示す図であ
る。
【図16】プラント間関数データファイルの構成例を示
す図である。
【図17】本発明のプラント模擬装置の第5の実施の形
態を示すブロック図である。
【図18】本発明にかかるプラント模擬装置のプラント
トレンド項目設定時の処理を例示するフローチャートで
ある。
【図19】プラントトレンド項目設定画面の一例を示す
図である。
【図20】プラントトレンド項目データファイルの構成
例を示す図である。
【図21】本発明にかかるたプラント模擬装置のプラン
トトレンド項目選択時の処理を例示するフローチャート
である。
【図22】プラントトレンド項目選択画面の一例を示す
図である。
【図23】本発明のプラント模擬装置の第6の実施の形
態を示すブロック図である。
【図24】本発明にかかるプラントトレンド項目自動選
択手段の処理を例示するフローチャートである。
【図25】プラント模擬装置の従来構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図26】従来のプラント模擬装置のハードウェア構成
の一例を示すブロック図である。
【図27】プラント動特性模擬手段の動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1………制御盤 2………操作スイッチ 3………表示灯 4………指示計 5、51 〜5n ………プラント動特性模擬手段 6………プロセスデータファイル 7………プロセス表示手段 8………表示装置 9………入力装置 10………トレンド登録/表示手段 11………トレンドデータファイル 21………模擬プラント切換手段 22………模擬プラント切換ファイルプラント間接続手
段 31………プラント間データ接続手段 32………プラント間接続ポイントデータファイル 41………上流プラント時系列データ供給手段 42………上流プラント時系列データファイル 51………プラント間関数接続手段 52………プラント間関数データファイル 61………プラントトレンド項目設定手段 62………プラントトレンド項目データファイル 63………プラントトレンド項目選択手段 71………プラントトレンド項目自動選択手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 模擬制御盤の運転操作に対応してプラン
    ト挙動を模擬し、その模擬結果を制御盤および表示装置
    へ表示するプラント模擬装置において、 それぞれ異なったプラントを模擬する複数のプラント動
    特性模擬手段と、 前記複数のプラント動特性模擬手段によってそれぞれ模
    擬されるプラント情報および各模擬プラントの初期値デ
    ータを格納する模擬プラント切換ファイルと、 オペレータからの切換要求により前記模擬プラント切換
    ファイルを参照して使用するプラント動特性模擬手段を
    選択し、対応する初期値データを前記模擬プラント切換
    ファイルから抽出して当該プラント動特性模擬手段に設
    定する模擬プラント切換手段とを備えたことを特徴とす
    るプラント模擬装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のプラント動特性模擬手段によ
    ってそれぞれ模擬されるプラント間の上流と下流の関係
    を示す情報およびプラント間の接点となるプラント間接
    続ポイント情報を格納するプラント間接続ポイントデー
    タファイルと、 前記模擬プラント切換手段によって切換えられ模擬対象
    となったプラントの上流プラントとのプラント間接続ポ
    イントを前記プラント間接続ポイントデータファイルか
    ら抽出し、当該上流プラントに設定される初期値データ
    から当該プラント間接続ポイントのプロセス値を抽出し
    て、前記模擬プラント切換手段によって選択されたプラ
    ント動特性模擬手段に提供するプラント間データ接続手
    段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のプラント
    模擬装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のプラント動特性模擬手段によ
    ってそれぞれ模擬されるプラント間の上流と下流の関係
    を示す情報およびプラント間の接点となるプラント間接
    続ポイントの情報並びに各プラント間接続ポイントの時
    系列データを格納する上流プラント時系列データファイ
    ルと、 前記模擬プラント切換手段によって切換えられ模擬対象
    となったプラントと上流プラントとのプラント間接続ポ
    イントの時系列データを前記上流プラント時系列データ
    ファイルから抽出し、前記模擬プラント切換手段によっ
    て選択されたプラント動特性模擬手段に模擬サイクルに
    応じて定周期で供給する上流プラント時系列データ供給
    手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のプラン
    ト模擬装置。
  4. 【請求項4】 前記プラント動特性模擬手段によって模
    擬されたプラントデータを収集し、当該プラントを上流
    とする下流プラントとのプラント間接続ポイントの時系
    列データとして前記上流プラント時系列データファイル
    に保存する手段を備えたことを特徴とする請求項3記載
    のプラント模擬装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のプラント動特性模擬手段によ
    ってそれぞれ模擬されるプラント間の上流と下流の関係
    を示す情報およびプラント間の接点となるプラント間接
    続ポイントの情報並びに各プラント間接続ポイントのプ
    ロセス値の時間変化を示す関数情報を格納するプラント
    間関数データファイルと、 前記模擬プラント切換手段によって切換えられ模擬対象
    となったプラントと上流プラントとのプラント間接続ポ
    イントの関数情報を前記プラント間関数データファイル
    から抽出し、前記模擬プラント切換手段によって選択さ
    れたプラント動特性模擬手段に模擬サイクルに応じて定
    周期で当該プラント間接続ポイントの関数値を供給する
    プラント間関数接続手段とを備えたことを特徴とする請
    求項1記載のプラント模擬装置。
  6. 【請求項6】 前記複数のプラント動特性模擬手段によ
    ってそれぞれ模擬される全てのプラントについてトレン
    ド表示するトレンド項目情報を格納するプラントトレン
    ド項目データファイルと、 前記模擬プラント切換手段による模擬プラントの切換ご
    とに、前記プラントトレンド項目データファイルから、
    模擬対象となるプラントのトレンド項目情報を抽出し、
    トレンドデータファイルに設定するプラントトレンド項
    目選択手段と、 前記トレンドデータファイルに設定されたトレンド項目
    情報に基づいて前記模擬プラント切換手段によって選択
    されたプラント動特性模擬手段からの模擬プラントデー
    タを収集し前記表示装置へトレンド表示するトレンド表
    示手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のプラ
    ント模擬装置。
  7. 【請求項7】 前記プラントトレンド項目選択手段が、
    前記模擬プラント切換手段からのプラント切換情報によ
    り前記プラントトレンド項目データファイルから自動的
    に必要なトレンド項目情報を選択し、トレンドデータフ
    ァイルに設定することを特徴とする請求項6記載のプラ
    ント模擬装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014142714A (ja) * 2013-01-22 2014-08-07 Toshiba Corp 施設管制装置
JP2014206589A (ja) * 2013-04-11 2014-10-30 株式会社東芝 運転訓練シミュレータシステムおよび運転訓練シミュレーション方法
JP2015219354A (ja) * 2014-05-16 2015-12-07 株式会社日立製作所 プラント運転訓練シミュレータシステム及び方法

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