JPH1185252A - プラント模擬装置および方法並びに記録媒体 - Google Patents
プラント模擬装置および方法並びに記録媒体Info
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- JPH1185252A JPH1185252A JP23967197A JP23967197A JPH1185252A JP H1185252 A JPH1185252 A JP H1185252A JP 23967197 A JP23967197 A JP 23967197A JP 23967197 A JP23967197 A JP 23967197A JP H1185252 A JPH1185252 A JP H1185252A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 3
- 238000012549 training Methods 0.000 claims abstract description 205
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims abstract description 72
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- 238000013480 data collection Methods 0.000 claims description 37
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 9
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- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 訓練シナリオの試験を自動的に行う。
【解決手段】 試験すべき訓練シナリオのシナリオ番号
および初期値状態番号が登録された自動実行設定ファイ
ル21と、自動実行設定ファイル21から指定された自
動実行番号に対応するシナリオ番号および初期値状態番
号を取り出し訓練シナリオ実行手段6を起動する自動実
行手段22と、自動実行手段22から自動実行設定ファ
イル21の自動実行番号およびシナリオ番号を入力し、
訓練シナリオの自動実行により得られるデータをトレン
ドデータ収集ファイル11およびイベントデータ収集フ
ァイル13から収集する検証データ保存手段23と、検
証データ保存手段23によって収集されたトレンドデー
タおよびイベントデータを格納する検証データファイル
24を設ける。
および初期値状態番号が登録された自動実行設定ファイ
ル21と、自動実行設定ファイル21から指定された自
動実行番号に対応するシナリオ番号および初期値状態番
号を取り出し訓練シナリオ実行手段6を起動する自動実
行手段22と、自動実行手段22から自動実行設定ファ
イル21の自動実行番号およびシナリオ番号を入力し、
訓練シナリオの自動実行により得られるデータをトレン
ドデータ収集ファイル11およびイベントデータ収集フ
ァイル13から収集する検証データ保存手段23と、検
証データ保存手段23によって収集されたトレンドデー
タおよびイベントデータを格納する検証データファイル
24を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電設備などの産
業用プラントの運転操作を学習するためのプラント模擬
装置に関する。
業用プラントの運転操作を学習するためのプラント模擬
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にプラント模擬装置は、図14に示
すように、実プラントを模擬したプラント模擬手段1
と、実プラントを操作するための制御盤を模擬した模擬
盤2と、訓練の開始・停止や事故模擬等の訓練要求を行
う入力装置3および訓練結果を表示する表示装置4とか
ら構成されている。
すように、実プラントを模擬したプラント模擬手段1
と、実プラントを操作するための制御盤を模擬した模擬
盤2と、訓練の開始・停止や事故模擬等の訓練要求を行
う入力装置3および訓練結果を表示する表示装置4とか
ら構成されている。
【0003】そして、プラント模擬装置を使用してプラ
ントの運転操作を学習するために、どのような訓練をし
なければならないかをあらかじめ訓練シナリオファイル
5の形で作成しておいて、この訓練シナリオに従って運
転訓練を行うことも可能となっている。
ントの運転操作を学習するために、どのような訓練をし
なければならないかをあらかじめ訓練シナリオファイル
5の形で作成しておいて、この訓練シナリオに従って運
転訓練を行うことも可能となっている。
【0004】ここで、図14に示すプラント模擬装置の
動作を説明する。このプラント模擬装置において、模擬
訓練を開始するときには、入力装置3より模擬開始を要
求しプラントの初期状態番号を入力することによって、
プラント模擬手段1に模擬開始信号が初期状態番号とと
もに入力される。また、模擬訓練を停止するときには、
入力装置3より模擬停止の要求を行うことによって、プ
ラント模擬手段1に模擬停止信号が入力される。
動作を説明する。このプラント模擬装置において、模擬
訓練を開始するときには、入力装置3より模擬開始を要
求しプラントの初期状態番号を入力することによって、
プラント模擬手段1に模擬開始信号が初期状態番号とと
もに入力される。また、模擬訓練を停止するときには、
入力装置3より模擬停止の要求を行うことによって、プ
ラント模擬手段1に模擬停止信号が入力される。
【0005】模擬訓練開始後、訓練シナリオ通りにプラ
ント模擬装置を動作させたいときには、入力装置3より
訓練シナリオ番号を入力し、訓練シナリオ実行手段6を
起動する。訓練シナリオ実行手段6は、入力装置3より
入力した訓練シナリオ番号に対応する訓練シナリオを、
訓練シナリオファイル5から取り出し、訓練シナリオ内
の事故模擬番号を登録順にプラント模擬手段1に出力す
る。
ント模擬装置を動作させたいときには、入力装置3より
訓練シナリオ番号を入力し、訓練シナリオ実行手段6を
起動する。訓練シナリオ実行手段6は、入力装置3より
入力した訓練シナリオ番号に対応する訓練シナリオを、
訓練シナリオファイル5から取り出し、訓練シナリオ内
の事故模擬番号を登録順にプラント模擬手段1に出力す
る。
【0006】プラント模擬手段1は、入力装置3より初
期状態番号を入力した場合には、プラント初期状態ファ
イル7より、初期状態番号に対応するプラントの初期状
態を取り出して、プラント状態データベース8に書き込
み、更新されたプラント状態データベース8の内容を模
擬盤2に出力する。
期状態番号を入力した場合には、プラント初期状態ファ
イル7より、初期状態番号に対応するプラントの初期状
態を取り出して、プラント状態データベース8に書き込
み、更新されたプラント状態データベース8の内容を模
擬盤2に出力する。
【0007】プラント模擬手段1は、入力装置3よりプ
ラント模擬停止要求を入力した場合には、プラント状態
データベース8を現状のままで保持する。
ラント模擬停止要求を入力した場合には、プラント状態
データベース8を現状のままで保持する。
【0008】プラント模擬手段1は、訓練シナリオ実行
手段6より事故模擬要求として事故模擬番号を入力した
場合には、プラント状態をデータベース8の事故模擬番
号に対応する情報を事故模擬状態にし、このプラント状
態データベース8のデータを模擬盤2に出力する。
手段6より事故模擬要求として事故模擬番号を入力した
場合には、プラント状態をデータベース8の事故模擬番
号に対応する情報を事故模擬状態にし、このプラント状
態データベース8のデータを模擬盤2に出力する。
【0009】模擬盤2は、プラント模擬手段1よりプラ
ント状態データベース8のデータを入力し、プラント模
擬状態に応じたランプやメータの表示を行う。
ント状態データベース8のデータを入力し、プラント模
擬状態に応じたランプやメータの表示を行う。
【0010】また、模擬盤2を操作してスイッチ状態を
変更した場合は、スイッチの状態変更を示す操作データ
がプラント模擬手段1に入力される。
変更した場合は、スイッチの状態変更を示す操作データ
がプラント模擬手段1に入力される。
【0011】プラント模擬手段1は、模擬盤2からスイ
ッチの状態変更を示す操作データを入力すると、スイッ
チの状態変更に伴うプラント状態を模擬し、プラント状
態データベース8の対応するデータを更新する。
ッチの状態変更を示す操作データを入力すると、スイッ
チの状態変更に伴うプラント状態を模擬し、プラント状
態データベース8の対応するデータを更新する。
【0012】トレンドデータ収集手段9は、トレンドデ
ータ収集入力点ファイル10に登録されている入力点番
号に対応するプラント状態を、プラント状態データベー
ス8より、訓練開始から訓練停止までの期間、一定周期
にて収集し、トレンドデータ収集ファイル11に保存す
る。
ータ収集入力点ファイル10に登録されている入力点番
号に対応するプラント状態を、プラント状態データベー
ス8より、訓練開始から訓練停止までの期間、一定周期
にて収集し、トレンドデータ収集ファイル11に保存す
る。
【0013】イベントデータ収集手段12は、プラント
模擬手段1が模擬盤2よりのスイッチ状態変更通知や訓
練シナリオ実行手段6よりの事故模擬要求によりプラン
ト状態データベース8を更新したとき、そのプラント状
態データベース8の変化を読込み、時刻とともにイベン
トデータ収集ファイル13へ保存する。
模擬手段1が模擬盤2よりのスイッチ状態変更通知や訓
練シナリオ実行手段6よりの事故模擬要求によりプラン
ト状態データベース8を更新したとき、そのプラント状
態データベース8の変化を読込み、時刻とともにイベン
トデータ収集ファイル13へ保存する。
【0014】表示装置4は、トレンドデータ収集ファイ
ル11およびイベントデータ収集ファイル13の内容を
表示する。
ル11およびイベントデータ収集ファイル13の内容を
表示する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなプラント
模擬装置では、訓練シナリオファイル5はあらかじめ作
成されるが、作成された訓練シナリオが正しいかどう
か、訓練シナリオごとに訓練の指導員がプラント模擬装
置を運転し、トレンドデータやイベントデータを見て判
定していた。
模擬装置では、訓練シナリオファイル5はあらかじめ作
成されるが、作成された訓練シナリオが正しいかどう
か、訓練シナリオごとに訓練の指導員がプラント模擬装
置を運転し、トレンドデータやイベントデータを見て判
定していた。
【0016】訓練シナリオのデータ数が少数であれば、
従来のプラント模擬装置を使用して訓練シナリオの動作
確認をしても訓練の指導員に負担がかからないが、実際
には、100個以上の訓練シナリオを作成しなければな
らないため、全部の訓練シナリオの動作が全て正しいと
判定できるまでの試験回数は、膨大な回数になる。
従来のプラント模擬装置を使用して訓練シナリオの動作
確認をしても訓練の指導員に負担がかからないが、実際
には、100個以上の訓練シナリオを作成しなければな
らないため、全部の訓練シナリオの動作が全て正しいと
判定できるまでの試験回数は、膨大な回数になる。
【0017】本発明は、かかる点に対処してなされたも
ので、訓練シナリオの試験の手間を軽減することができ
るプラント模擬装置を提供することを目的とする。
ので、訓練シナリオの試験の手間を軽減することができ
るプラント模擬装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プラ
ントの操作情報の入力および監視情報の表示を行う操作
/表示手段と、模擬プラント状態および操作情報を記憶
するプラント状態データベースと、このプラント状態デ
ータベースおよび操作情報に基づいてプラントの模擬演
算を行いプラント状態データベースを更新するとともに
操作/表示手段へ監視情報を出力するプラント模擬手段
とを備えた、プラントの運転訓練を行うためのプラント
模擬装置において、訓練ごとにプラントの事故模擬要求
を含む各種模擬要求が設定された訓練シナリオを記憶す
る訓練シナリオファイルと、この訓練シナリオファイル
内の指定された訓練シナリオに従って模擬設定情報をプ
ラント模擬手段へ出力する訓練シナリオ実行手段と、自
動実行すべき訓練シナリオの番号を記憶する自動実行設
定ファイルと、指導員からの自動実行要求により、自動
実行設定ファイルより対応する訓練シナリオ番号を取り
出し、訓練シナリオ実行手段に通知する自動実行手段
と、トレンドデータ収集入力点ファイルに設定されてい
る入力点についてプラント状態データベースから模擬プ
ラント状態データを周期的に収集するトレンドデータ収
集手段と、プラント状態データベースからイベント的に
発生するプラントの操作情報および事故模擬情報を含む
イベントデータを収集するイベントデータ収集手段と、
自動実行手段からの訓練シナリオの試験終了通知によ
り、トレンドデータ収集手段およびイベントデータ収集
手段により収集されたデータを当該訓練シナリオに対応
する検証データファイルとして保存する検証データ保存
手段とを備えることを特徴とする。
ントの操作情報の入力および監視情報の表示を行う操作
/表示手段と、模擬プラント状態および操作情報を記憶
するプラント状態データベースと、このプラント状態デ
ータベースおよび操作情報に基づいてプラントの模擬演
算を行いプラント状態データベースを更新するとともに
操作/表示手段へ監視情報を出力するプラント模擬手段
とを備えた、プラントの運転訓練を行うためのプラント
模擬装置において、訓練ごとにプラントの事故模擬要求
を含む各種模擬要求が設定された訓練シナリオを記憶す
る訓練シナリオファイルと、この訓練シナリオファイル
内の指定された訓練シナリオに従って模擬設定情報をプ
ラント模擬手段へ出力する訓練シナリオ実行手段と、自
動実行すべき訓練シナリオの番号を記憶する自動実行設
定ファイルと、指導員からの自動実行要求により、自動
実行設定ファイルより対応する訓練シナリオ番号を取り
出し、訓練シナリオ実行手段に通知する自動実行手段
と、トレンドデータ収集入力点ファイルに設定されてい
る入力点についてプラント状態データベースから模擬プ
ラント状態データを周期的に収集するトレンドデータ収
集手段と、プラント状態データベースからイベント的に
発生するプラントの操作情報および事故模擬情報を含む
イベントデータを収集するイベントデータ収集手段と、
自動実行手段からの訓練シナリオの試験終了通知によ
り、トレンドデータ収集手段およびイベントデータ収集
手段により収集されたデータを当該訓練シナリオに対応
する検証データファイルとして保存する検証データ保存
手段とを備えることを特徴とする。
【0019】請求項1の発明において、訓練シナリオフ
ァイルに記憶されている訓練シナリオが自動実行手段に
よって自動的に実行される。また、訓練シナリオを自動
実行した場合のプラント状態データベースのデータを検
証データファイルへ訓練シナリオ単位に保存することが
できる。これにより、従来訓練シナリオの検証データ収
集に費やしていた手間を削減することができる。
ァイルに記憶されている訓練シナリオが自動実行手段に
よって自動的に実行される。また、訓練シナリオを自動
実行した場合のプラント状態データベースのデータを検
証データファイルへ訓練シナリオ単位に保存することが
できる。これにより、従来訓練シナリオの検証データ収
集に費やしていた手間を削減することができる。
【0020】請求項2の発明は、請求項1のプラント模
擬装置において、操作/表示手段を介して入力される操
作情報およびその操作タイミングを示す操作条件を記憶
するオペレータ操作ファイルと、プラント状態データベ
ース内の模擬プラント状態がオペレータ操作ファイル内
の操作条件と合致したとき、対応する操作情報をオペレ
ータ操作ファイルから取り出してプラント模擬手段へ出
力するオペレータ操作実行手段とを備えることを特徴と
する。
擬装置において、操作/表示手段を介して入力される操
作情報およびその操作タイミングを示す操作条件を記憶
するオペレータ操作ファイルと、プラント状態データベ
ース内の模擬プラント状態がオペレータ操作ファイル内
の操作条件と合致したとき、対応する操作情報をオペレ
ータ操作ファイルから取り出してプラント模擬手段へ出
力するオペレータ操作実行手段とを備えることを特徴と
する。
【0021】請求項2の発明において、訓練シナリオの
自動実行時に、操作/表示手段すなわち模擬盤を操作す
ることなく、同等の操作情報が適宜プラント模擬手段に
自動的に入力されるため、訓練シナリオを使用して訓練
員が模擬盤を操作して訓練した場合の検証データを得る
ことができる。
自動実行時に、操作/表示手段すなわち模擬盤を操作す
ることなく、同等の操作情報が適宜プラント模擬手段に
自動的に入力されるため、訓練シナリオを使用して訓練
員が模擬盤を操作して訓練した場合の検証データを得る
ことができる。
【0022】請求項3の発明は、請求項2のプラント模
擬装置において、イベントデータ収集手段によって収集
されたイベントデータに基づいてオペレータ操作ファィ
ルを作成するオペレータ操作ファイル作成手段を備える
ことを特徴とする。
擬装置において、イベントデータ収集手段によって収集
されたイベントデータに基づいてオペレータ操作ファィ
ルを作成するオペレータ操作ファイル作成手段を備える
ことを特徴とする。
【0023】請求項3の発明において、訓練シナリオの
自動実行結果であるイベント収集データからオペレータ
操作ファイルを自動的に作成することができ、試験工数
を削減することができる。
自動実行結果であるイベント収集データからオペレータ
操作ファイルを自動的に作成することができ、試験工数
を削減することができる。
【0024】請求項4の発明は、請求項1のプラント模
擬装置において、事故模擬の種別に応じて収集すべき入
力点情報を記憶する事故模擬収集入力点ファイルと、訓
練シナリオ実行手段からプラント模擬手段へ出力される
事故模擬要求により、事故模擬収集入力点ファイルから
対応する入力点情報を取り出しトレンドデータ収集入力
点ファイルに設定するトレンド収集ポイント更新手段と
を備えることを特徴とする。
擬装置において、事故模擬の種別に応じて収集すべき入
力点情報を記憶する事故模擬収集入力点ファイルと、訓
練シナリオ実行手段からプラント模擬手段へ出力される
事故模擬要求により、事故模擬収集入力点ファイルから
対応する入力点情報を取り出しトレンドデータ収集入力
点ファイルに設定するトレンド収集ポイント更新手段と
を備えることを特徴とする。
【0025】請求項4の発明において、訓練ナリオの検
証データとして収集しなければならないトレンドデータ
の収集入力点を指導員が指定しなくても、トレンドデー
タ収集入力点ファイルを自動的に作成することができ、
試験工数を削減することができる。
証データとして収集しなければならないトレンドデータ
の収集入力点を指導員が指定しなくても、トレンドデー
タ収集入力点ファイルを自動的に作成することができ、
試験工数を削減することができる。
【0026】請求項5の発明は、請求項1のプラント模
擬装置において、自動実行手段が自動実行設定ファイル
に訓練シナリオごとに設定された試験時間により実行中
の訓練シナリオの試験終了を判定し、検証データ保存手
段に試験終了を通知することを特徴とする。
擬装置において、自動実行手段が自動実行設定ファイル
に訓練シナリオごとに設定された試験時間により実行中
の訓練シナリオの試験終了を判定し、検証データ保存手
段に試験終了を通知することを特徴とする。
【0027】請求項5の発明において、自動実行手段に
より訓練シナリオごとにその試験終了を自動的に判定す
ることができ、訓練シナリオごとにその検証データの自
動収集を効率よく行うことができる。
より訓練シナリオごとにその試験終了を自動的に判定す
ることができ、訓練シナリオごとにその検証データの自
動収集を効率よく行うことができる。
【0028】請求項6の発明は、請求項1のプラント模
擬装置において、自動実行する訓練シナリオの試験終了
条件を記憶する試験終了条件ファイルと、この試験終了
条件ファイルおよびプラント状態データベースに基づい
て実行中の訓練シナリオの試験終了を判定し、自動実行
手段に試験終了の判定結果を通知する試験終了判定手段
とを備えることを特徴とする。
擬装置において、自動実行する訓練シナリオの試験終了
条件を記憶する試験終了条件ファイルと、この試験終了
条件ファイルおよびプラント状態データベースに基づい
て実行中の訓練シナリオの試験終了を判定し、自動実行
手段に試験終了の判定結果を通知する試験終了判定手段
とを備えることを特徴とする。
【0029】請求項6の発明において、訓練シナリオの
検証データ収集を1定時間のデータ取りだけではなく、
プラント状態が任意の状態になるまでの検証データ収集
が可能となる。
検証データ収集を1定時間のデータ取りだけではなく、
プラント状態が任意の状態になるまでの検証データ収集
が可能となる。
【0030】請求項7の発明は、請求項1のプラント模
擬装置において、自動実行手段が、実行中の訓練シナリ
オの試験終了により自動実行設定ファイルに次に登録さ
れている訓練シナリオ番号を取り出して訓練シナリオ実
行手段に通知することを特徴とする。
擬装置において、自動実行手段が、実行中の訓練シナリ
オの試験終了により自動実行設定ファイルに次に登録さ
れている訓練シナリオ番号を取り出して訓練シナリオ実
行手段に通知することを特徴とする。
【0031】請求項7の発明において、自動実行設定フ
ァイルに登録された順序で訓練シナリオを順次自動的に
試験実行し、その検証データを効率よく得ることができ
る。
ァイルに登録された順序で訓練シナリオを順次自動的に
試験実行し、その検証データを効率よく得ることができ
る。
【0032】請求項8の発明は、コンピュータによって
プラントを模擬する方法において、入力される自動実行
要求により対応する訓練シナリオ番号を模擬開始要求と
ともに出力する工程と、この工程で出力された訓練シナ
リオ番号により対応する訓練シナリオを訓練シナリオフ
ァイルより取り出し、この訓練シナリオに設定されてい
るプラントの事故模擬要求を含む各種模擬要求を出力す
る工程と、模擬開始要求により指定された初期状態から
プラントの模擬を開始し、入力される操作情報および各
種模擬要求に基づいて対応するプラント状態を模擬演算
し、この模擬演算結果、入力した操作情報および各種模
擬要求の設定情報をプラント状態データベースに保存す
る工程と、プラント状態データベースから所定の入力点
の模擬プラント状態データをトレンドデータとして周期
的に収集する工程と、プラント状態データベースからイ
ベント的に発生する操作情報および事故模擬情報を含む
イベントデータを収集する工程と、実行要求された訓練
シナリオの試験終了により、収集されたトレンドデータ
およびイベントデータを当該訓練シナリオの検証データ
として保存する工程とを含むことを特徴とする。
プラントを模擬する方法において、入力される自動実行
要求により対応する訓練シナリオ番号を模擬開始要求と
ともに出力する工程と、この工程で出力された訓練シナ
リオ番号により対応する訓練シナリオを訓練シナリオフ
ァイルより取り出し、この訓練シナリオに設定されてい
るプラントの事故模擬要求を含む各種模擬要求を出力す
る工程と、模擬開始要求により指定された初期状態から
プラントの模擬を開始し、入力される操作情報および各
種模擬要求に基づいて対応するプラント状態を模擬演算
し、この模擬演算結果、入力した操作情報および各種模
擬要求の設定情報をプラント状態データベースに保存す
る工程と、プラント状態データベースから所定の入力点
の模擬プラント状態データをトレンドデータとして周期
的に収集する工程と、プラント状態データベースからイ
ベント的に発生する操作情報および事故模擬情報を含む
イベントデータを収集する工程と、実行要求された訓練
シナリオの試験終了により、収集されたトレンドデータ
およびイベントデータを当該訓練シナリオの検証データ
として保存する工程とを含むことを特徴とする。
【0033】請求項9の発明は、コンピュータによって
プラントを模擬するためのプログラムを記録した記録媒
体であって、入力される自動実行要求により対応する訓
練シナリオ番号を模擬開始要求とともに出力させ、出力
された訓練シナリオ番号により対応する訓練シナリオを
訓練シナリオファイルより取り出させ、この訓練シナリ
オに設定されているプラントの事故模擬要求を含む各種
模擬要求を出力させ、模擬開始要求により指定された初
期状態からプラントの模擬を開始させ、入力される操作
情報および各種模擬要求に基づいて対応するプラント状
態を模擬演算させ、この模擬演算結果、入力した操作情
報および各種模擬要求の設定情報をプラント状態データ
ベースに保存させ、プラント状態データベースから所定
の入力点の模擬プラント状態データをトレンドデータと
して周期的に収集させ、プラント状態データベースから
イベント的に発生する操作情報および事故模擬情報を含
むイベントデータを収集させ、実行要求された訓練シナ
リオの試験終了により、収集されたトレンドデータおよ
びイベントデータを当該訓練シナリオの検証データとし
て保存させるプログラムを記録したことを特徴とする。
プラントを模擬するためのプログラムを記録した記録媒
体であって、入力される自動実行要求により対応する訓
練シナリオ番号を模擬開始要求とともに出力させ、出力
された訓練シナリオ番号により対応する訓練シナリオを
訓練シナリオファイルより取り出させ、この訓練シナリ
オに設定されているプラントの事故模擬要求を含む各種
模擬要求を出力させ、模擬開始要求により指定された初
期状態からプラントの模擬を開始させ、入力される操作
情報および各種模擬要求に基づいて対応するプラント状
態を模擬演算させ、この模擬演算結果、入力した操作情
報および各種模擬要求の設定情報をプラント状態データ
ベースに保存させ、プラント状態データベースから所定
の入力点の模擬プラント状態データをトレンドデータと
して周期的に収集させ、プラント状態データベースから
イベント的に発生する操作情報および事故模擬情報を含
むイベントデータを収集させ、実行要求された訓練シナ
リオの試験終了により、収集されたトレンドデータおよ
びイベントデータを当該訓練シナリオの検証データとし
て保存させるプログラムを記録したことを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。なお、従来例と共通する部分には
同一符号を付し、重複する説明は省略する。
施の形態を説明する。なお、従来例と共通する部分には
同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0035】図1は、本発明のプラント模擬装置の第1
の実施の形態を示すもので、図14と比較して、試験す
べき訓練シナリオのシナリオ番号および初期値状態番号
が登録された自動実行設定ファイル21と、自動実行設
定ファイル21から指定された自動実行番号に対応する
シナリオ番号および初期値状態番号を取り出し訓練シナ
リオ実行手段6を起動する自動実行手段22と、自動実
行手段22から自動実行設定ファイル21の自動実行番
号およびシナリオ番号を入力し、訓練シナリオの自動実
行により得られるデータをトレンドデータ収集ファイル
11およびイベントデータ収集ファイル13から収集す
る検証データ保存手段23と、検証データ保存手段23
によって収集されたトレンドデータおよびイベントデー
タを格納する検証データファイル24が付加されてい
る。
の実施の形態を示すもので、図14と比較して、試験す
べき訓練シナリオのシナリオ番号および初期値状態番号
が登録された自動実行設定ファイル21と、自動実行設
定ファイル21から指定された自動実行番号に対応する
シナリオ番号および初期値状態番号を取り出し訓練シナ
リオ実行手段6を起動する自動実行手段22と、自動実
行手段22から自動実行設定ファイル21の自動実行番
号およびシナリオ番号を入力し、訓練シナリオの自動実
行により得られるデータをトレンドデータ収集ファイル
11およびイベントデータ収集ファイル13から収集す
る検証データ保存手段23と、検証データ保存手段23
によって収集されたトレンドデータおよびイベントデー
タを格納する検証データファイル24が付加されてい
る。
【0036】自動実行設定ファイル21は、図2に示す
ように、自動実行番号ごとに、試験すべき訓練シナリオ
のシナリオ番号、初期値状態番号および試験時間が登録
されたデータ構成となっている。
ように、自動実行番号ごとに、試験すべき訓練シナリオ
のシナリオ番号、初期値状態番号および試験時間が登録
されたデータ構成となっている。
【0037】また、検証データファイル24は、図3に
示すように、実行した自動実行設定ファイル21の自動
実行番号と、この自動実行番号ごとに登録される訓練シ
ナリオの番号と、この訓練シナリオを本プラント模擬装
置上にて実行した場合の訓練結果であるトレンドデータ
収集ファイル11のトレンドデータおよびイベントデー
タ収集ファイル13のイベントデータを格納するデータ
構成となっている。
示すように、実行した自動実行設定ファイル21の自動
実行番号と、この自動実行番号ごとに登録される訓練シ
ナリオの番号と、この訓練シナリオを本プラント模擬装
置上にて実行した場合の訓練結果であるトレンドデータ
収集ファイル11のトレンドデータおよびイベントデー
タ収集ファイル13のイベントデータを格納するデータ
構成となっている。
【0038】次に、本実施の形態の作用を説明する。訓
練シナリオを作成した訓練の指導員は、訓練シナリオの
自動実行前に、自動実行設定ファイル21の情報を事前
に設定し、作成した訓練シナリオを訓練シナリオファイ
ル5に設定する。
練シナリオを作成した訓練の指導員は、訓練シナリオの
自動実行前に、自動実行設定ファイル21の情報を事前
に設定し、作成した訓練シナリオを訓練シナリオファイ
ル5に設定する。
【0039】この状態で指導員が入力装置3から自動実
行番号を指定すると、自動実行手段22は、図2に示す
自動実行設定ファイル21より、その自動実行番号に設
定されている訓練シナリオ番号と初期状態番号と試験時
間を取り出し、初期状態番号とともに模擬開始要求をプ
ラント模擬手段1に出力し、訓練シナリオ番号とともに
シナリオ実行要求をシナリオ実行手段6へ出力する。
行番号を指定すると、自動実行手段22は、図2に示す
自動実行設定ファイル21より、その自動実行番号に設
定されている訓練シナリオ番号と初期状態番号と試験時
間を取り出し、初期状態番号とともに模擬開始要求をプ
ラント模擬手段1に出力し、訓練シナリオ番号とともに
シナリオ実行要求をシナリオ実行手段6へ出力する。
【0040】また自動実行手段22は、シナリオ実行要
求を出力してから設定された試験時間が経過すると、プ
ラント模擬手段1へ模擬停止要求を出力し、検証データ
保存手段23へ自動実行番号と訓練シナリオ番号を検証
データ保存要求とともに出力する。
求を出力してから設定された試験時間が経過すると、プ
ラント模擬手段1へ模擬停止要求を出力し、検証データ
保存手段23へ自動実行番号と訓練シナリオ番号を検証
データ保存要求とともに出力する。
【0041】自動実行手段22は、指定された自動実行
番号に対応する訓練シナリオがなくなるまで、上記シナ
リオ実行要求および検証データ保存要求を繰り返す。
番号に対応する訓練シナリオがなくなるまで、上記シナ
リオ実行要求および検証データ保存要求を繰り返す。
【0042】訓練シナリオ実行手段6は、自動実行手段
22より入力した訓練シナリオ番号に一致する訓練シナ
リオを、図4に示すような訓練シナリオファイル5より
取り出す。図4において、訓練シナリオファイル5は、
訓練シナリオ番号ごとに、事故模擬番号とステップ終了
条件にて構成されるステップ番号が複数集まったもので
構成されている。
22より入力した訓練シナリオ番号に一致する訓練シナ
リオを、図4に示すような訓練シナリオファイル5より
取り出す。図4において、訓練シナリオファイル5は、
訓練シナリオ番号ごとに、事故模擬番号とステップ終了
条件にて構成されるステップ番号が複数集まったもので
構成されている。
【0043】訓練シナリオ実行手段6は、取り出した訓
練シナリオより1番目のステップから事故模擬番号を取
り出して、プラント模擬手段1へ事故模擬要求とともに
出力する。
練シナリオより1番目のステップから事故模擬番号を取
り出して、プラント模擬手段1へ事故模擬要求とともに
出力する。
【0044】訓練シナリオ実行手段6は、事故模擬要求
後、ステップ終了条件が成立すると、次のステップの事
故模擬番号を取り出して、プラント模擬手段1へ事故模
擬要求とともに出力し、次のステップがなくなるまで繰
り返す。
後、ステップ終了条件が成立すると、次のステップの事
故模擬番号を取り出して、プラント模擬手段1へ事故模
擬要求とともに出力し、次のステップがなくなるまで繰
り返す。
【0045】プラント模擬手段1は、自動実行手段22
より模擬開始要求と初期状態番号を入力すると、初期状
態番号に対応する初期状態をプラント初期状態ファイル
7より取り出し、プラント状態データベース8に設定
し、プラント状態模擬を開始する。
より模擬開始要求と初期状態番号を入力すると、初期状
態番号に対応する初期状態をプラント初期状態ファイル
7より取り出し、プラント状態データベース8に設定
し、プラント状態模擬を開始する。
【0046】さらに訓練シナリオ実行手段6より、事故
模擬要求とともに事故模擬番号を入力すると、プラント
状態データベース8の事故模擬番号に対応するデータを
事故状態にする。
模擬要求とともに事故模擬番号を入力すると、プラント
状態データベース8の事故模擬番号に対応するデータを
事故状態にする。
【0047】プラント模擬手段1は、模擬開始とともに
プラント状態データベース8の状態を模擬盤2へ出力す
る。
プラント状態データベース8の状態を模擬盤2へ出力す
る。
【0048】プラント模擬手段1は、自動実行手段22
より模擬停止要求を入力すると、プラント状態模擬を停
止する。
より模擬停止要求を入力すると、プラント状態模擬を停
止する。
【0049】トレンドデータ収集手段9は、トレンドデ
ータ収集入力点ファイル10に登録されている入力点番
号の模擬開始から模擬停止までの模擬データをプラント
状態データベース8より1定周期で取り出し、トレンド
データ収集ファイルに記憶する。
ータ収集入力点ファイル10に登録されている入力点番
号の模擬開始から模擬停止までの模擬データをプラント
状態データベース8より1定周期で取り出し、トレンド
データ収集ファイルに記憶する。
【0050】イベントデータ収集手段12は、模擬開始
から模擬停止までのプラント状態データベース8の更新
情報を入力し、イベントデータ収集ファイル13に記憶
する。
から模擬停止までのプラント状態データベース8の更新
情報を入力し、イベントデータ収集ファイル13に記憶
する。
【0051】検証データ保存手段23は、自動実行手段
22より検証データ保存要求を入力すると、トレンドデ
ータ収集ファイル10とイベントデータ収集ファイル1
3のそれぞれのデータを検証データファイル24に自動
実行番号とシナリオ番号とともに記憶する。
22より検証データ保存要求を入力すると、トレンドデ
ータ収集ファイル10とイベントデータ収集ファイル1
3のそれぞれのデータを検証データファイル24に自動
実行番号とシナリオ番号とともに記憶する。
【0052】表示装置4は、検証データファイル24の
データを、自動実行番号とシナリオ番号順に表示する。
データを、自動実行番号とシナリオ番号順に表示する。
【0053】このように、第1の実施の形態によれば、
訓練のシナリオを作成した訓練の指導員が、自動実行設
定ファイル21の情報を事前に設定し、作成した訓練シ
ナリオを訓練シナリオファイル5に設定し、入力装置3
より自動実行番号を指定するだけで、複数の訓練シナリ
オを自動的に実行し、訓練シナリオが正しいかどうかを
判定することができる検証データを指導員に提示するこ
とができる。
訓練のシナリオを作成した訓練の指導員が、自動実行設
定ファイル21の情報を事前に設定し、作成した訓練シ
ナリオを訓練シナリオファイル5に設定し、入力装置3
より自動実行番号を指定するだけで、複数の訓練シナリ
オを自動的に実行し、訓練シナリオが正しいかどうかを
判定することができる検証データを指導員に提示するこ
とができる。
【0054】これにより、従来プラント模擬装置にて、
訓練シナリオの検証データ収集に費やしていた手間を削
減することができる。
訓練シナリオの検証データ収集に費やしていた手間を削
減することができる。
【0055】なお、本実施の形態では入力装置3より自
動実行番号を指定して自動実行要求することにより、自
動実行設定ファイル21内の当該自動実行番号に登録さ
れている訓練シナリオのみ試験実行されることとした
が、入力装置3からの自動実行要求により自動実行設定
ファイル21内の自動実行番号“1”もしくは指定番号
から最終番号まで登録されているすべての訓練シナリオ
が順次自動実行されるようにすることもできる。その場
合、自動実行設定ファイル21の最後尾には、図2に破
線で示すように、自動実行終了を示すデータが設定され
る。
動実行番号を指定して自動実行要求することにより、自
動実行設定ファイル21内の当該自動実行番号に登録さ
れている訓練シナリオのみ試験実行されることとした
が、入力装置3からの自動実行要求により自動実行設定
ファイル21内の自動実行番号“1”もしくは指定番号
から最終番号まで登録されているすべての訓練シナリオ
が順次自動実行されるようにすることもできる。その場
合、自動実行設定ファイル21の最後尾には、図2に破
線で示すように、自動実行終了を示すデータが設定され
る。
【0056】また、入力装置3より最初と最後の自動実
行番号を指定することにより、その範囲に登録されてい
る訓練シナリオが順次自動実行されるようにすることも
できる。
行番号を指定することにより、その範囲に登録されてい
る訓練シナリオが順次自動実行されるようにすることも
できる。
【0057】図5は、本発明のプラント模擬装置の第2
の実施の形態を示すもので、図1に示す第1の実施の形
態と比較して、操作条件ごとに操作模擬データを格納す
るオペレータ操作ファイル31と、プラント状態データ
ベース8内のプラント状態データがオペレータ操作ファ
イル31に設定されている操作条件のいずれかを満たし
たとき対応する操作模擬データをオペレータ操作ファイ
ル31から取り出してプラント模擬手段1に出力するオ
ペレータ操作実行手段32が付加されている。
の実施の形態を示すもので、図1に示す第1の実施の形
態と比較して、操作条件ごとに操作模擬データを格納す
るオペレータ操作ファイル31と、プラント状態データ
ベース8内のプラント状態データがオペレータ操作ファ
イル31に設定されている操作条件のいずれかを満たし
たとき対応する操作模擬データをオペレータ操作ファイ
ル31から取り出してプラント模擬手段1に出力するオ
ペレータ操作実行手段32が付加されている。
【0058】オペレータ操作ファイル31は、図6に示
すように、模擬盤2のスイッチ操作を行うタイミングを
示す操作条件とその模擬盤2のスイッチ操作による操作
模擬データを格納するデータ構成となっている。
すように、模擬盤2のスイッチ操作を行うタイミングを
示す操作条件とその模擬盤2のスイッチ操作による操作
模擬データを格納するデータ構成となっている。
【0059】次に、本実施の形態のオペレータ操作実行
手段32による作用を説明する。オペレータ操作実行手
段32は、プラント状態データベース8よりオペレータ
操作ファイル31の操作条件に対応するデータを入力
し、そのデータがいずれかの操作条件と一致したとき、
その操作条件に対応する操作模擬データをオペレータ操
作ファイル31から取り出してプラント模擬手段1へ出
力する。
手段32による作用を説明する。オペレータ操作実行手
段32は、プラント状態データベース8よりオペレータ
操作ファイル31の操作条件に対応するデータを入力
し、そのデータがいずれかの操作条件と一致したとき、
その操作条件に対応する操作模擬データをオペレータ操
作ファイル31から取り出してプラント模擬手段1へ出
力する。
【0060】プラント模擬手段1は、オペレータ操作実
行手段32からの操作模擬データを入力すると、模擬盤
2から操作データを入力したときと同様にスイッチ操作
に伴うプラント状態の模擬を行い、プラント状態データ
ベース8の対応するデータを更新する。
行手段32からの操作模擬データを入力すると、模擬盤
2から操作データを入力したときと同様にスイッチ操作
に伴うプラント状態の模擬を行い、プラント状態データ
ベース8の対応するデータを更新する。
【0061】このように、第2の実施の形態によれば、
模擬盤2のスイッチ操作による操作模擬データをあらか
じめファイルに持つことにより、訓練シナリオの試験実
行時に、模擬盤2の操作が必要なとき、模擬盤2を操作
したのと同じデータが自動的にプラント模擬手段1に入
力され、模擬盤操作を組み込んだ訓練シナリオの自動実
行が可能となる。
模擬盤2のスイッチ操作による操作模擬データをあらか
じめファイルに持つことにより、訓練シナリオの試験実
行時に、模擬盤2の操作が必要なとき、模擬盤2を操作
したのと同じデータが自動的にプラント模擬手段1に入
力され、模擬盤操作を組み込んだ訓練シナリオの自動実
行が可能となる。
【0062】これにより、訓練シナリオが正しいかどう
かの判定に使用する検証データを、実際の訓練に近い形
で収集することができる。
かの判定に使用する検証データを、実際の訓練に近い形
で収集することができる。
【0063】図7は、本発明のプラント模擬装置の第3
の実施の形態を示すもので、図5に示す第32の実施の
形態と比較して、すでに訓練シナリオの試験実行で収集
されたイベントデータ収集ファイル13から図6に示す
ようなオペレータ操作ファイル31を作成するオペレー
タ操作ファイル作成手段41が付加されている。
の実施の形態を示すもので、図5に示す第32の実施の
形態と比較して、すでに訓練シナリオの試験実行で収集
されたイベントデータ収集ファイル13から図6に示す
ようなオペレータ操作ファイル31を作成するオペレー
タ操作ファイル作成手段41が付加されている。
【0064】次に、本実施の形態のオペレータ操作ファ
イル作成手段41による作用を説明する。まず、試験す
べき訓練シナリオについて模擬盤2を用いて模擬運転を
実行する。これによって、その訓練シナリオの実行結果
であるイベントデータがイベントデータ収集手段12に
よってイベントデータ収集ファイル13に保存される。
イル作成手段41による作用を説明する。まず、試験す
べき訓練シナリオについて模擬盤2を用いて模擬運転を
実行する。これによって、その訓練シナリオの実行結果
であるイベントデータがイベントデータ収集手段12に
よってイベントデータ収集ファイル13に保存される。
【0065】ここで、イベントデータ収集ファイル13
のデータ構成例を図8に示す。図8において、「イベン
ト内容」での“MF×××”は事故模擬番号を表し、
“SW×××”は模擬盤のスイッチ操作番号を表してい
る。
のデータ構成例を図8に示す。図8において、「イベン
ト内容」での“MF×××”は事故模擬番号を表し、
“SW×××”は模擬盤のスイッチ操作番号を表してい
る。
【0066】この状態で、オペレータ操作ファイル作成
手段41は、イベントデータ収集ファイル13より事故
模擬番号と模擬盤のスイッチ操作番号とそのスイッチ操
作の値を読込み、図6に示すようにオペレータ操作ファ
イル31へ記憶する。
手段41は、イベントデータ収集ファイル13より事故
模擬番号と模擬盤のスイッチ操作番号とそのスイッチ操
作の値を読込み、図6に示すようにオペレータ操作ファ
イル31へ記憶する。
【0067】このように、第3の実施の形態によれば、
訓練シナリオの1回目の試験実行結果であるイベント収
集データからオペレータ操作ファイルを自動的に作成す
ることができ、2回目の試験からは実際に模擬盤操作す
ることなく訓練シナリオの自動実行を実施することがで
きる。
訓練シナリオの1回目の試験実行結果であるイベント収
集データからオペレータ操作ファイルを自動的に作成す
ることができ、2回目の試験からは実際に模擬盤操作す
ることなく訓練シナリオの自動実行を実施することがで
きる。
【0068】これにより、第2の実施の形態より、訓練
シナリオの検証データ収集に費やしていた手間をさらに
削減することができる。
シナリオの検証データ収集に費やしていた手間をさらに
削減することができる。
【0069】図9は、本発明の第4の実施の形態を示す
もので、図7に示す第3の実施の形態と比較して、事故
模擬番号に対応して収集入力点番号を記憶する事故模擬
収集入力点ファイル51と、訓練シナリオ実行手段6か
らの事故模擬番号により事故模擬収集入力点ファイル5
1に基づいてトレンドデータ収集入力点ファイル10を
更新するトレンド収集ポイント更新手段52が付加され
ている。
もので、図7に示す第3の実施の形態と比較して、事故
模擬番号に対応して収集入力点番号を記憶する事故模擬
収集入力点ファイル51と、訓練シナリオ実行手段6か
らの事故模擬番号により事故模擬収集入力点ファイル5
1に基づいてトレンドデータ収集入力点ファイル10を
更新するトレンド収集ポイント更新手段52が付加され
ている。
【0070】事故模擬収集入力点ファイル51は、図1
0に示すように、事故模擬番号ごとに収集すべき入力点
番号が登録されたデータ構成となっている。
0に示すように、事故模擬番号ごとに収集すべき入力点
番号が登録されたデータ構成となっている。
【0071】次に、本実施の形態のトレンド収集ポイン
ト更新手段52による作用を説明する。トレンド収集ポ
イント更新手段52は、訓練シナリオ実行手段6が訓練
シナリオファイル5より事故模擬番号を取り出してプラ
ント模擬手段1へ事故模擬要求とともに出力するたび
に、この事故模擬番号に対応する収集入力点番号を事故
模擬収集入力点ファイル51より取り出し、トレンドデ
ータ収集入力点ファイル10内の入力点番号をこれに更
新する。
ト更新手段52による作用を説明する。トレンド収集ポ
イント更新手段52は、訓練シナリオ実行手段6が訓練
シナリオファイル5より事故模擬番号を取り出してプラ
ント模擬手段1へ事故模擬要求とともに出力するたび
に、この事故模擬番号に対応する収集入力点番号を事故
模擬収集入力点ファイル51より取り出し、トレンドデ
ータ収集入力点ファイル10内の入力点番号をこれに更
新する。
【0072】このように、第4の実施の形態によれば、
訓練シナリオの検証データとして収集しなければならな
いトレンドデータの収集入力点を訓練の指導員が指定し
なくても、自動的にトレンドデータ収集入力点ファイル
10を更新することができる。
訓練シナリオの検証データとして収集しなければならな
いトレンドデータの収集入力点を訓練の指導員が指定し
なくても、自動的にトレンドデータ収集入力点ファイル
10を更新することができる。
【0073】これにより、第3の実施の形態より、訓練
シナリオの検証データ収集に費やしていた手間をさらに
削減することができる。
シナリオの検証データ収集に費やしていた手間をさらに
削減することができる。
【0074】図11は、本発明の第5の実施の形態を示
すもので、図9に示す第4の実施の形態と比較して、自
動実行番号ごとに自動実行する訓練シナリオの試験終了
条件を記憶する試験終了条件ファイル61と、訓練シナ
リオ実行手段6からの試験実行中のシナリオ番号、プラ
ント状態データベース8および試験終了条件ファイル6
1に基づいて試験実行中の訓練シナリオの試験終了を判
定する試験終了判定手段62が付加され、自動実行手段
22′が試験終了判定手段62からの試験終了判定によ
り実行中の訓練シナリオの試験を終了させる機能を有す
るものとなっている。
すもので、図9に示す第4の実施の形態と比較して、自
動実行番号ごとに自動実行する訓練シナリオの試験終了
条件を記憶する試験終了条件ファイル61と、訓練シナ
リオ実行手段6からの試験実行中のシナリオ番号、プラ
ント状態データベース8および試験終了条件ファイル6
1に基づいて試験実行中の訓練シナリオの試験終了を判
定する試験終了判定手段62が付加され、自動実行手段
22′が試験終了判定手段62からの試験終了判定によ
り実行中の訓練シナリオの試験を終了させる機能を有す
るものとなっている。
【0075】試験終了条件ファイル61は、図12に示
すように、自動実行番号順に訓練シナリオのシナリオ番
号および試験終了条件が設定されたデータ構成となって
いる。
すように、自動実行番号順に訓練シナリオのシナリオ番
号および試験終了条件が設定されたデータ構成となって
いる。
【0076】次に、本実施の形態の作用を説明する。指
導員が入力装置3を介して自動実行番号を指定すること
により、自動実行手段22′は、自動実行設定ファイル
21より指定された自動実行番号に登録されている訓練
シナリオの番号と初期状態番号を取り出し、初期状態番
号とともに模擬開始要求をプラント模擬手段1に出力
し、訓練シナリオ番号とともにシナリオ実行要求をシナ
リオ実行手段6へ出力する。
導員が入力装置3を介して自動実行番号を指定すること
により、自動実行手段22′は、自動実行設定ファイル
21より指定された自動実行番号に登録されている訓練
シナリオの番号と初期状態番号を取り出し、初期状態番
号とともに模擬開始要求をプラント模擬手段1に出力
し、訓練シナリオ番号とともにシナリオ実行要求をシナ
リオ実行手段6へ出力する。
【0077】シナリオ実行手段6は、自動実行手段2
2′よりシナリオ番号を入力すると、そのシナリオ番号
に一致する訓練シナリオを、図4に示すような訓練シナ
リオファイル5より取り出して、第1の実施の形態で説
明したように訓練シナリオの試験を実行するとともに、
試験終了判定手段62に試験実行中の自動実行番号およ
びシナリオ番号を通知する。
2′よりシナリオ番号を入力すると、そのシナリオ番号
に一致する訓練シナリオを、図4に示すような訓練シナ
リオファイル5より取り出して、第1の実施の形態で説
明したように訓練シナリオの試験を実行するとともに、
試験終了判定手段62に試験実行中の自動実行番号およ
びシナリオ番号を通知する。
【0078】試験終了判定手段62は、シナリオ実行手
段6から自動実行番号およびシナリオ番号を入力する
と、図1に示すような試験終了条件ファイル61の対応
する終了条件について関連するデータをプラント状態デ
ータベース8から周期的に読み込み、その終了条件が成
立するか否かを判定する。終了条件が成立したとき、試
験終了判定手段62は、自動実行手段22′に現在自動
実行中の訓練シナリオの試験終了を要求する。
段6から自動実行番号およびシナリオ番号を入力する
と、図1に示すような試験終了条件ファイル61の対応
する終了条件について関連するデータをプラント状態デ
ータベース8から周期的に読み込み、その終了条件が成
立するか否かを判定する。終了条件が成立したとき、試
験終了判定手段62は、自動実行手段22′に現在自動
実行中の訓練シナリオの試験終了を要求する。
【0079】自動実行手段22′は、試験終了判定手段
62からの試験終了要求によりプラント模擬手段1へ模
擬停止要求を出力し、検証データ保存手段23へ自動実
行番号と訓練シナリオ番号を検証データ保存要求ととも
に出力する。
62からの試験終了要求によりプラント模擬手段1へ模
擬停止要求を出力し、検証データ保存手段23へ自動実
行番号と訓練シナリオ番号を検証データ保存要求ととも
に出力する。
【0080】このようにして、自動実行手段22′は、
自動実行設定ファイル21に登録されている訓練シナリ
オについて自動実行番号順にシナリオ実行要求および模
擬停止要求を繰り返して、最後の訓練シナリオまで自動
的に試験実行する。なお、本実施の形態では、自動実行
設定ファイル21には、図2に示すような試験時間を必
ずしも設定する必要がない。
自動実行設定ファイル21に登録されている訓練シナリ
オについて自動実行番号順にシナリオ実行要求および模
擬停止要求を繰り返して、最後の訓練シナリオまで自動
的に試験実行する。なお、本実施の形態では、自動実行
設定ファイル21には、図2に示すような試験時間を必
ずしも設定する必要がない。
【0081】以上の説明からも明らかなように、第5の
実施の形態によれば、訓練シナリオの試験を必ずしも1
定時間実行する必要がなく、プラント状態に応じて効率
のよい訓練シナリオの試験を自動実行することができ、
必要以上の検証データの収集を省略することができる。
実施の形態によれば、訓練シナリオの試験を必ずしも1
定時間実行する必要がなく、プラント状態に応じて効率
のよい訓練シナリオの試験を自動実行することができ、
必要以上の検証データの収集を省略することができる。
【0082】従って、第4の実施の形態より、訓練シナ
リオの検証データ収集時間に無駄がなくなる。
リオの検証データ収集時間に無駄がなくなる。
【0083】図13は、本発明のプラント模擬装置の第
6の実施の形態を示すもので、図11に示す第5の実施
の形態と比較して、ハードの模擬盤2がこれと同等の機
能がソフトウエアで実現される模擬盤簡易モデル71に
変更されている。
6の実施の形態を示すもので、図11に示す第5の実施
の形態と比較して、ハードの模擬盤2がこれと同等の機
能がソフトウエアで実現される模擬盤簡易モデル71に
変更されている。
【0084】この実施の形態では、プラント模擬装置の
ハード部分である模擬盤2を使用しないで、訓練シナリ
オの試験を自動実行しその検証データの採取を行うこと
ができる。
ハード部分である模擬盤2を使用しないで、訓練シナリ
オの試験を自動実行しその検証データの採取を行うこと
ができる。
【0085】従って、第6の実施の形態によれば、訓練
シナリオの試験実行を模擬盤2を使用した訓練等に影響
されないで実行することができる。また、模擬盤2をユ
ーザーに納入した後でも訓練シナリオの試験を実行する
ことができる。
シナリオの試験実行を模擬盤2を使用した訓練等に影響
されないで実行することができる。また、模擬盤2をユ
ーザーに納入した後でも訓練シナリオの試験を実行する
ことができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
指導員が、自動実行設定ファイルと訓練シナリオファイ
ルを事前に作成した後、自動実行要求するだけで、自動
実行設定ファイルに登録された訓練シナリオを自動的に
実行し、その検証データを自動的に収集することがで
き、訓練シナリオの試験に費やしていた手間を削減する
ことができる。
指導員が、自動実行設定ファイルと訓練シナリオファイ
ルを事前に作成した後、自動実行要求するだけで、自動
実行設定ファイルに登録された訓練シナリオを自動的に
実行し、その検証データを自動的に収集することがで
き、訓練シナリオの試験に費やしていた手間を削減する
ことができる。
【0087】また本発明によれば、訓練シナリオの自動
実行時に、模擬盤(操作/表示手段)の操作を実際に実
行した場合と同等の検証データを人手をかけることなく
得ることができ、訓練シナリオの検証データの精度を向
上させることができる。
実行時に、模擬盤(操作/表示手段)の操作を実際に実
行した場合と同等の検証データを人手をかけることなく
得ることができ、訓練シナリオの検証データの精度を向
上させることができる。
【0088】また本発明によれば、訓練シナリオの自動
実行結果であるイベント収集データからオペレータ操作
ファイルを自動的に作成でき、オペレータ操作ファイル
の作成に要する時間と手間を削減することができる。
実行結果であるイベント収集データからオペレータ操作
ファイルを自動的に作成でき、オペレータ操作ファイル
の作成に要する時間と手間を削減することができる。
【0089】また本発明によれば、訓練シナリオの検証
データとして収集しなければならないトレンドデータの
収集入力点を訓練の指導員が指定しなくても、自動的に
設定することができ、訓練シナリオの検証データの収集
に要する時間と手間をさらに削減することができる。
データとして収集しなければならないトレンドデータの
収集入力点を訓練の指導員が指定しなくても、自動的に
設定することができ、訓練シナリオの検証データの収集
に要する時間と手間をさらに削減することができる。
【0090】また本発明によれば、複数の訓練シナリオ
を順次自動的に実行することができ、訓練シナリオの試
験に要する労力をさらに削減することができる。
を順次自動的に実行することができ、訓練シナリオの試
験に要する労力をさらに削減することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態のプラント模擬装置
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】図1に示す自動実行設定ファイルのデータ構成
例を示す図である。
例を示す図である。
【図3】図1に示す検証データファイルのデータ構成例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】図1に示す訓練シナリオファイルのデータ構成
例を示す図である。
例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のプラント模擬装置
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図6】図5に示すオペレータ操作ファイルのデータ構
成例を示す図である。
成例を示す図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態のプラント模擬装置
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図8】イベントデータ収集ファイルのデータ構成例を
示す図である。
示す図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態のプラント模擬装置
を示すブロック図である
を示すブロック図である
【図10】図9に示す事故模擬収集入力点ファイルのデ
ータ構成例を示す図である。
ータ構成例を示す図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態のプラント模擬装
置を示すブロック図である。
置を示すブロック図である。
【図12】図11に示す試験終了条件ファイルのデータ
構成例を示す図である
構成例を示す図である
【図13】本発明の第6の実施の形態のプラント模擬装
置を示すブロック図である。
置を示すブロック図である。
【図14】プラント模擬装置の従来例を示すブロック図
である。
である。
1………プラント模擬手段 2………模擬盤 3………入力装置 4………表示装置 5………訓練シナリオファイル 6………訓練シナリオ実行手段 7………プラント初期状態ファイル 8………プラント状態データベース 9………トレンドデータ収集手段 10………トレンドデータ収集入力点ファイル 11………トレンドデータ収集ファイル 12………イベントデータ収集手段 13………イベントデータ収集ファイル 21………自動実行手段 22、22′………自動実行設定ファイル 23………検証データ保存手段 24………検証データファイル 31………オペレータ操作ファイル 32………オペレータ操作実行手段 41………オペレータ操作ファイル作成手段 51………事故模擬収集入力点ファイル 52………トレンド収集ポイント更新手段 61………試験終了条件ファイル 62………試験終了判定手段 71………模擬盤簡易モデル
Claims (9)
- 【請求項1】 プラントの操作情報の入力および監視情
報の表示を行う操作/表示手段と、模擬プラント状態お
よび前記操作情報を記憶するプラント状態データベース
と、このプラント状態データベースおよび前記操作情報
に基づいてプラントの模擬演算を行い前記プラント状態
データベースを更新するとともに前記操作/表示手段へ
監視情報を出力するプラント模擬手段とを備えた、プラ
ントの運転訓練を行うためのプラント模擬装置におい
て、 訓練ごとにプラントの事故模擬要求を含む各種模擬要求
が設定された訓練シナリオを記憶する訓練シナリオファ
イルと、 この訓練シナリオファイル内の指定された訓練シナリオ
に従って模擬設定情報を前記プラント模擬手段へ出力す
る訓練シナリオ実行手段と、 自動実行すべき訓練シナリオの番号を記憶する自動実行
設定ファイルと、 指導員からの自動実行要求により、前記自動実行設定フ
ァイルより対応する訓練シナリオ番号を取り出し、前記
訓練シナリオ実行手段に通知する自動実行手段と、 トレンドデータ収集入力点ファイルに設定されている入
力点について前記プラント状態データベースから模擬プ
ラント状態データを周期的に収集するトレンドデータ収
集手段と、 前記プラント状態データベースからイベント的に発生す
るプラントの操作情報および事故模擬情報を含むイベン
トデータを収集するイベントデータ収集手段と、 前記訓練シナリオの試験終了により、前記トレンドデー
タ収集手段および前記イベントデータ収集手段により収
集されたデータを当該訓練シナリオに対応する検証デー
タファイルとして保存する検証データ保存手段とを備え
ることを特徴とするプラント模擬装置。 - 【請求項2】 前記操作/表示手段を介して入力される
操作情報およびその操作タイミングを示す操作条件を記
憶するオペレータ操作ファイルと、 前記プラント状態データベース内の模擬プラント状態が
前記オペレータ操作ファイル内の操作条件と合致したと
き、対応する操作情報を前記オペレータ操作ファイルか
ら取り出して前記プラント模擬手段へ出力するオペレー
タ操作実行手段 とを備えることを特徴とする請求項1記載のプラント模
擬装置。 - 【請求項3】 前記イベントデータ収集手段によって収
集されたイベントデータに基づいて前記オペレータ操作
ファィルを作成するオペレータ操作ファイル作成手段を
備えることを特徴とする請求項2記載のプラント模擬装
置。 - 【請求項4】 事故模擬の種別に応じて収集すべき入力
点情報を記憶する事故模擬収集入力点ファイルと、 前記訓練シナリオ実行手段から前記プラント模擬手段へ
出力される事故模擬要求により、前記事故模擬収集入力
点ファイルから対応する入力点情報を取り出し前記トレ
ンドデータ収集入力点ファイルに設定するトレンド収集
ポイント更新手段とを備えることを特徴とする請求項1
記載のプラント模擬装置。 - 【請求項5】 前記自動実行手段が前記自動実行設定フ
ァイルに訓練シナリオごとに設定された試験時間により
実行中の訓練シナリオの試験終了を判定し、前記検証デ
ータ保存手段に試験終了を通知することを特徴とする請
求項1記載のプラント模擬装置。 - 【請求項6】 自動実行する訓練シナリオの試験終了条
件を記憶する試験終了条件ファイルと、 この試験終了条件ファイルおよび前記プラント状態デー
タベースに基づいて実行中の訓練シナリオの試験終了を
判定し、前記自動実行手段に試験終了の判定結果を通知
する試験終了判定手段とを備えることを特徴とする請求
項1記載のプラント模擬装置。 - 【請求項7】 前記自動実行手段が、実行中の訓練シナ
リオの試験終了により前記自動実行設定ファイルに次に
登録されている訓練シナリオ番号を取り出して前記訓練
シナリオ実行手段に通知することを特徴とする請求項1
記載のプラント模擬装置。 - 【請求項8】 コンピュータによってプラントを模擬す
る方法において、 入力される自動実行要求により対応する訓練シナリオ番
号を模擬開始要求とともに出力する工程と、 この工程で出力された訓練シナリオ番号により対応する
訓練シナリオを訓練シナリオファイルより取り出し、こ
の訓練シナリオに設定されているプラントの事故模擬要
求を含む各種模擬要求を出力する工程と、 前記模擬開始要求により指定された初期状態からプラン
トの模擬を開始し、入力される操作情報および各種模擬
要求に基づいて対応するプラント状態を模擬演算し、こ
の模擬演算結果、入力した操作情報および各種模擬要求
の設定情報をプラント状態データベースに保存する工程
と、 前記プラント状態データベースから所定の入力点の模擬
プラント状態データをトレンドデータとして周期的に収
集する工程と、 前記プラント状態データベースからイベント的に発生す
る操作情報および事故模擬情報を含むイベントデータを
収集する工程と、 実行要求された訓練シナリオの試験終了により、収集さ
れた前記トレンドデータおよび前記イベントデータを当
該訓練シナリオの検証データとして保存する工程とを含
むことを特徴とするプラント模擬方法。 - 【請求項9】 コンピュータによってプラントを模擬す
るためのプログラムを記録した記録媒体であって、入力
される自動実行要求により対応する訓練シナリオ番号を
模擬開始要求とともに出力させ、出力された訓練シナリ
オ番号により対応する訓練シナリオを訓練シナリオファ
イルより取り出させ、この訓練シナリオに設定されてい
るプラントの事故模擬要求を含む各種模擬要求を出力さ
せ、前記模擬開始要求により指定された初期状態からプ
ラントの模擬を開始させ、入力される操作情報および各
種模擬要求に基づいて対応するプラント状態を模擬演算
させ、この模擬演算結果、入力した操作情報および各種
模擬要求の設定情報をプラント状態データベースに保存
させ、前記プラント状態データベースから所定の入力点
の模擬プラント状態データをトレンドデータとして周期
的に収集させ、前記プラント状態データベースからイベ
ント的に発生する操作情報および事故模擬情報を含むイ
ベントデータを収集させ、実行要求された訓練シナリオ
の試験終了により、収集された前記トレンドデータおよ
びイベントデータを当該訓練シナリオの検証データとし
て保存させるプログラムを記録したことを特徴とする記
録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23967197A JPH1185252A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | プラント模擬装置および方法並びに記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23967197A JPH1185252A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | プラント模擬装置および方法並びに記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1185252A true JPH1185252A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17048187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23967197A Withdrawn JPH1185252A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | プラント模擬装置および方法並びに記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1185252A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113240967A (zh) * | 2021-05-19 | 2021-08-10 | 东航技术应用研发中心有限公司 | 记录模拟机训练中断次数、时长及原因的装置及方法 |
-
1997
- 1997-09-04 JP JP23967197A patent/JPH1185252A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113240967A (zh) * | 2021-05-19 | 2021-08-10 | 东航技术应用研发中心有限公司 | 记录模拟机训练中断次数、时长及原因的装置及方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |