JP2006017547A - 訓練計画作成システム - Google Patents

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Naoto Ikeda
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耕治 桑原
Kiyoshi Tanaka
清 田中
Toshiharu Kitano
俊春 北野
Takenori Toyoshima
武則 豊島
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Abstract

【課題】 本発明は、原子力発電所の運転員の訓練を行なう際、個々の訓練生の特性を把握でき、前記特性に対応した訓練計画を作成できる
本発明の他の目的は、原子力発電所の運転員の訓練を行なう際、効果的な訓練を行なうためのシナリオを容易に作成、保存、使用できる訓練計画作成システムを提供することにある。
【解決手段】 本発明による訓練計画作成システムは、教官は教官用端末13を操作し、訓練ガイダンス提供装置11から訓練生の訓練実施経験に応じたシナリオを抽出し、又、前記訓練生に最適なシナリオを作成することによって、訓練生の特性に合わせた最適の訓練シナリオによる訓練計画ができる。又、訓練生の対応状況に応じて教官が臨機応変にシナリオを変更したとき、その結果を訓練ガイダンス提供装置11に記憶して、次回の訓練計画作成に反映することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、訓練計画作成システムに関し、特に原子力発電所における訓練計画を作成するシステムに関する。
原子力発電所等の運転員は、運転技術を習得又は向上するために原子力発電所の中央制御室を模擬した訓練シミュレータで訓練を行なう。
訓練シミュレータは、発電所実機の模擬中央制御盤と大型電子計算機及びインストラクションコンソールから構成されている。大型電子計算機は発電所の停止状態から全出力までの作動を実時間で計算し、模擬制御盤上に表示する。運転員が制御盤上で行った操作は計算機に読みこまれ、これに対応した機器の動作が制御盤上に表示されるため、運転員は実機の運転操作と全く同じ感覚で運転の訓練ができる。
又、プラントの起動、停止といった通常の運転状態から異常状態までの事象をインストラクションコンソールから指令により忠実に模擬することができ、各種のトラブル時の対応操作を繰り返し訓練することができる。
特許第3320142号に開示されているように、従来の訓練シミュレータでは、訓練を受ける運転員(以下訓練生と呼ぶ)の運転操作とその操作を行なった時点のプラント状態を運転データとして収集し、かつ、運転評価装置によって運転評価ベースに格納される評価基準を基準に運転操作を評価している。運転評価ベースに格納される評価基準は、予め想定された標準的な運転操作手順を時系列的に格納したものではなく、その時々のプラントの状態とプラントを制御する運転操作の妥当性を評価する評価知識が互いに独立にルール化されたものである。
又、訓練履歴や操作エラーの履歴、エラー原因分析装置によるエラー原因の分析結果を用いて、個々の訓練生の特性に応じた訓練計画を作成している。[特許文献1参照]
訓練シミュレータを使った訓練には、訓練生の技術練度に応じた難易度のシナリオに基づいて訓練を実施し、このシナリオに対応する知識や技能を修得する方法がある。
シナリオには、原子力発電所の停止から運転までの流れ等の運転に関わる基本的事項や、運転中に発生が予想される障害や故障等の様々な状況がある。これらのシナリオとともに、新たに発生した事故や障害等の状況を逐次追加し、データベース化して訓練に活用している。
教官が訓練生の技術練度にあわせた訓練の計画を作成する際、訓練生が過去に実施したシナリオとその成績を参考にして、各訓練生の長所短所を判断して個別に訓練シナリオを考案し、訓練を行っている。
しかし、従来の方法は、訓練生が弱点と思っていることを自己申告させ、これを中心に訓練を組み立てている。又、自覚のない欠点については過去の訓練報告書を教官が読んで弱点を把握し、これを強化するよう訓練シナリオを組み立てている。
特許第3320142号
本発明の目的は、原子力発電所の運転員の訓練を行なう際、個々の訓練生の特性を把握でき、前記特性に対応した訓練計画を作成できる訓練計画作成システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、原子力発電所の運転員の訓練を行なう際、効果的な訓練を行なうためのシナリオを容易に作成、保存、使用できる訓練計画作成システムを提供することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号を括弧付きで用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。この番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による訓練計画作成システムは、プラントの運転をするための訓練に使用する訓練計画作成システムであって、訓練ガイダンス提供装置(11)と、訓練ガイダンス提供装置(11)と、通信網(12)を介して接続される教官用端末(13)とを具備し、訓練ガイダンス提供装置(11)は、原子力発電所の運転に必要な知識及び技能を示す知識カタログ項目を保持する知識カタログデータベース(21)と、訓練の内容を示すシナリオ、及び、シナリオを識別するシナリオ名と、シナリオに関連する知識カタログ項目とが関連付けられて記憶される訓練シナリオデータベース(22)と、訓練を実施する訓練生が過去に実施したシナリオに関係する訓練履歴が記憶される訓練履歴データベース(23)とを備え、訓練を実施する教官が使用する教官用端末(13)は、教官によって入力される要求情報を訓練ガイダンス装置に送信し、訓練ガイダンス提供装置(11)は、要求信号に対応するシナリオを訓練シナリオデータベース(22)から抽出し、知識カタログ項目を知識カタログデータベース(21)から抽出し、訓練履歴を訓練履歴データベース(23)から抽出し、それぞれを要求情報として教官用端末(13)に送信し、教官用端末(13)は、訓練ガイダンス提供装置(11)から受信される要求情報を表示し、教官によって変更されるシナリオを訓練ガイダンス提供装置(11)に送信し、訓練ガイダンス提供装置(11)は、受信されるシナリオを訓練シナリオデータベース(22)に記録する。
又、訓練ガイダンス提供装置(11)と通信網(14)を介して接続される訓練シミュレータ(15)とを具備し、訓練シミュレータ(15)は、教官によって入力される要求信号を訓練ガイダンス提供装置(11)に送信し、訓練ガイダンス提供装置(11)は、第2の要求信号に関連するシナリオを訓練シナリオデータベース(22)から抽出し、訓練シミュレータ(15)に送信し、訓練シミュレータ(15)は、受信されるシナリオを表示し、シナリオに基づくシミュレーションを実施し、実施済みのシナリオの内容を記憶し、訓練ガイダンス提供装置(11)に送信し、訓練ガイダンス提供装置(11)は、受信される実施済みのシナリオの内容を基に、訓練履歴を作成し、訓練履歴データベース(23)に記憶させる。
教官は、教官用端末(13)で訓練シナリオを作成し、新たなシナリオとして訓練ガイダンス提供装置(11)に記憶させる。
シナリオには、訓練シミュレータ(15)の初期の状態(以下、初期状態(IC)と呼ぶ)と、模擬する機器の故障状態(以下、マルファンクション(MF)と呼ぶ)が含まれ、シナリオに沿って訓練することで、初期状態(IC)やマルファンクション(MF)に関連する原子力発電所の運転のために必要な知識カタログ項目を修得することができる。
訓練を実施する際、教官は、訓練シミュレータ(15)を操作し、通信網(14)を介して訓練ガイダンス提供装置(11)から訓練に使うシナリオを取り出し、シナリオに含まれている初期状態(IC)、マルファンクション(MF)等を模擬し、訓練生はその挙動を監視し、必要な操作を実施して運転訓練を行なう。
訓練生の操作手順や処置事項は、訓練シミュレータ(15)に記憶され、訓練終了後、通信網(14)を介して訓練ガイダンス提供装置(11)に送信され、訓練履歴として記憶される。
訓練履歴には、訓練生が実施したシナリオ、初期状態(IC)、マルファンクション(MF)、知識カタログ項目や、それぞれの実施回数が含まれ、前記訓練履歴を参考に訓練計画を作成することができる。
訓練ガイダンス提供装置(11)は、知識カタログデータベース(21)、訓練シナリオデータベース(22)、訓練履歴データベース(23)、訓練生データベース(24)、訓練シミュレータデータベース(25)、を備え、通信網(12)を介して教官端末装置(13)と接続され、又、通信網(14)を介して訓練シミュレータ(15)と接続されている。
知識カタログデータベース(21)は、知識カタログを保持し、項目毎にその名称である知識カタログ項目と番号(以下、知識カタログ番号と呼ぶ)を付けて保持している。
訓練シナリオデータベース(22)は、教官が作成するシナリオファイルを保持するとともに、シナリオに関する情報を管理し、シナリオの検索や、訓練計画書の作成に必要なシナリオテーブルを保持している。シナリオテーブルは、シナリオ番号と、シナリオに関連する訓練の初期状態(IC)ファイルや、マルファンクション(MF)ファイルに関連付けて記憶している。又、初期状態(IC)ファイルやマルファンクション(MF)ファイルは、訓練シミュレータデータベース(25)の初期状態(IC)ファイルやマルファンクション(MF)ファイルとリンクしている。
訓練履歴データベース(23)は、訓練番号と、実施日時と、訓練で使用されたシナリオ番号とを、初期状態(IC)、マルファンクション(MF)、知識カタログ項目、それぞれに関連付けて記録している。
訓練シミュレータデータベース(25)は、訓練で使用される訓練シミュレータ(15)毎の初期状態(IC)ファイルと、マルファンクション(MF)ファイルを使用する訓練シミュレータ(15)から抽出して保持するとともに、初期状態ICファイルやマルファンクションMFファイルと、その内容を訓練することで習得できる知識カタログ項目(以下、関連知識カタログ項目と呼ぶ)とを関連付けて記憶している。
訓練生データベース(24)は、訓練を実施する訓練生の識別番号IDと訓練生の名前や所属する会社情報等を関連付けて記憶する訓練生マスタと、訓練生の識別番号IDと実施した訓練番号や実施日時を関連付けて記憶する再訓練履歴マスタを保持している。
訓練を実施する教官が使用する教官用端末(13)は、通信網(12)に接続され、キーボードやマウス等の入力装置を備え、訓練ガイダンス提供装置(11)との間でデータの送受信を行なう。教官は、必要な情報を入力し、通信網(12)を介して、訓練ガイダンス提供装置(11)に要求信号を送信する。訓練ガイダンス提供装置(11)は、教官用端末(13)からの要求信号に対応した知識カタログ項目、訓練シナリオ、訓練生の訓練履歴等の情報を通信網(12)を介して送信する。教官用端末(13)は、受信される各種情報を表示する。
訓練シミュレータ(15)は、通信網(14)を介して訓練ガイダンス提供装置(11)から受信される実施予定のシナリオを記憶し、教官は、記憶された実施予定のシナリオに含まれている初期状態(IC)やマルファンクション(MF)を投入し、シミュレーションを実施して訓練する。
シナリオに沿って教官が実行した初期状態(IC)やマルファンクション(MF)を時間とともに記録し、訓練終了後、教官の操作により、訓練ガイダンス提供装置(11)に送信し、訓練履歴に使用される。
本発明による訓練計画作成システムは、教官用端末(13)を操作し、訓練ガイダンス提供装置(11)から訓練に使用するシナリオを抽出する。訓練ガイダンス提供装置は検索プログラム及び類語辞書が含まれ、教官が入力するキーワードが通信網(12)を介して訓練ガイダンス提供装置(11)に送信され、訓練ガイダンス提供装置(11)は、検索プログラムを有し、受信されるキーワードを含むシナリオ又はシナリオ名を検索し、キーワードを含むシナリオを訓練シナリオデータベース(22)から抽出し、通信網(12)を介し教官用端末(13)に送信し、教官用端末(13)は、受信されるシナリオを表示する。
教官用端末(13)は、教官が入力する知識カタログ項目を通信網(12)を介して訓練ガイダンス提供装置(11)に送信する。訓練ガイダンス提供装置(11)の訓練シナリオデータベース(22)において、受信される知識カタログ項目に対応するシナリオを抽出し、通信網(12)を介して教官用端末(13)に送信し、教官用端末(13)は、受信されるシナリオを表示する。
又、教官用端末(13)からシナリオ名を通信網(12)を介して訓練ガイダンス提供装置(11)に送信し、訓練ガイダンス提供装置(11)の訓練シナリオデータベース(22)において、受信されるシナリオ名に対応する知識カタログ項目を抽出し、通信網(12)を介して教官用端末(13)に送信し、教官用端末(13)は、受信されるシナリオを表示する。
教官用端末(13)は、訓練ガイダンス提供装置(11)から受信されるシナリオを修正し、修正シナリオとして訓練ガイダンス提供装置(11)に送信し、訓練ガイダンス提供装置(11)は、受信される修正シナリオと、修正シナリオに関連する知識カタログ項目とを関連付けて訓練シナリオデータベース(22)に記憶させる。
教官用端末(13)は、訓練ガイダンス提供装置(11)から受信される複数のシナリオを結合し、結合シナリオとして訓練ガイダンス提供装置(11)に送信し、訓練ガイダンス提供装置(11)は、受信される結合シナリオと、結合シナリオに関連する知識カタログ項目とを関連付けて訓練シナリオデータベースに記憶させる。
教官用端末(13)は、教官が入力する初期状態(IC)を通信網(12)を介して訓練ガイダンス提供装置(11)に送信し、訓練ガイダンス提供装置(11)は、受信される初期状態(IC)に関連する知識カタログ項目を訓練シナリオデータベース(22)から抽出し、通信網(12)を介し教官用端末(13)に送信し、教官用端末(13)は、受信される知識カタログ項目を表示する。
又、教官用端末(13)は、教官が入力する知識カタログ項目を通信網(12)を介して訓練ガイダンス提供装置(11)に送信し、訓練ガイダンス提供装置(11)は、受信される知識カタログ項目に関連する初期状態(IC)を訓練シナリオデータベース(22)から抽出し、通信網(12)を介し教官用端末(13)に送信し、教官用端末(13)は、受信される初期状態(IC)を表示する。
教官用端末(13)は、教官が入力する訓練生の識別番号(ID)と実施済みのシナリオの回数、又は、経験済みの知識カタログ項目の回数、又は、経験済みの初期状態(IC)の回数を訓練ガイダンス提供装置(11)に送信し、訓練ガイダンス提供装置(11)は、訓練履歴を参照し、受信される回数に該当するシナリオ、又は、知識カタログ項目、又は、初期状態(IC)を抽出し、教官用端末(13)に送信し、教官用端末(13)は、受信されるシナリオ、又は、知識カタログ項目、又は、初期状態(IC)を表示する。
本発明による訓練計画作成システムにおいては、教官は教官用端末13を操作することによって、訓練生の特性に合わせた最適のシナリオを作成できる。
又、訓練計画に沿って訓練中に訓練生の対応状況に応じて教官が臨機応変にシナリオを変更したとき、その結果を訓練シミュレータ(15)操作装置から通信で受け取り、実際に訓練が行われたシナリオを訓練履歴データベース(23)に記憶して、次回の訓練計画作成を容易にすることができる。
本発明の訓練計画作成システムによれば、原子力発電所の運転員に必要な知識や技術を漏れなく修得することができ、個々の訓練生の特性に対応した訓練計画を作成することができる。
又、原子力発電所の運転員の訓練を行なう際、効果的な訓練を行なうためのシナリオを容易に作成、保存、使用することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明による訓練計画作成システムの実施の形態を説明する。
本発明による訓練計画システムは、原子力発電所の運転の訓練に使用され、訓練を実施する教官が、訓練生の訓練状況を容易に把握し、より効率の良い訓練計画の作成支援するためのシステムである。
図1に本発明による訓練計画作成システムの構成を示す。
本発明による訓練計画システムは、訓練ガイダンス提供装置11と、1又は複数の教官端末装置13と、1又は複数の訓練シミュレータ15とから構成されている。訓練ガイダンス提供装置11は、教官端末装置13とシミュレータ15とに、それぞれ通信網12、通信網14を介して接続されている。
教官は、教官用端末13を操作し、通信網12を介して、訓練ガイダンス提供装置11に情報提供を要求することで、訓練ガイダンス提供装置11から知識カタログ項目、訓練シナリオ、訓練生の履歴等のデータベース情報を取得する。
教官は、教官用端末13でシナリオを作成し、新たなシナリオとして訓練ガイダンス提供装置11に記憶させる。
シナリオには、訓練シミュレータ15の初期の状態(以下、初期状態ICと呼ぶ)と、模擬する機器の故障状態(以下、マルファンクションMFと呼ぶ)が含まれ、シナリオに沿って訓練することで、初期状態ICやマルファンクションMFに関連する原子力発電所の運転のために必要な知識や技能(以下、知識カタログ項目)を修得することができる。
訓練を実施する際、教官は、訓練シミュレータ15を操作し、通信網14を介して訓練ガイダンス提供装置11から訓練に使うシナリオを取り出し、シナリオに含まれている初期状態IC、マルファンクションMF等を模擬し、訓練生はその挙動を監視し、必要な操作を実施して運転訓練を行なう。
訓練生の操作手順や処置事項は、訓練シミュレータ15に記憶され、訓練終了後、通信網14を介して訓練ガイダンス提供装置11に送信され、訓練履歴として記憶される。
訓練履歴には、訓練生が実施したシナリオ、初期状態IC、マルファンクションMF、知識カタログ項目や、それぞれの実施回数が含まれ、前記訓練履歴を参考に訓練計画を作成することができる。
以下に図2から図6を用いて、訓練計画作成システムの構成と、動作を示す。
図2に訓練ガイダンス提供装置11の構成を示す。訓練ガイダンス提供装置11は、原子力発電所訓練センタ等に置かれ原子力発電所の運転訓練に必要な知識及び技能である知識カタログや、訓練に使用するシナリオ等を提供する装置である。
その構成は、図2に示されるように、データバス、アドレスバス、制御バスにより構成されるシステムバス20に知識カタログデータベース21、訓練シナリオデータベース22、訓練履歴データベース23、訓練生データベース24、訓練シミュレータデータベース25、CPU26、RAM27、ROM28が接続されている。又、システムバス20には通信インターフェース部29が接続されており、通信網12を介して教官端末装置13と接続され、又、通信網14を介して訓練シミュレータ15と接続されている。
知識カタログデータベース21は、図3に示されるように、原子力発電所の運転員が備えているべき知識や技能を示す知識カタログを保持し、項目毎にその名称である知識カタログ項目と番号(以下、知識カタログ番号と呼ぶ)を付けて保持している。この知識カタログ項目は、原子力発電所を運転するための操作方法や、障害対処方法等であり、これらを修得することで運転員の技能を向上することができる。
訓練シナリオデータベース22は、教官が作成するシナリオファイルを保持するとともに、シナリオに関する情報を管理し、シナリオの検索や、訓練計画書の作成に必要な項目を保持している。そのため訓練シナリオデータベース22は、図4に示されるような、シナリオテーブルに、シナリオ番号と、シナリオ関連する訓練の初期状態ICファイルや、マルファンクションMFファイルに関連付けて記憶している。又、初期状態ICファイルやマルファンクションMFファイルは、訓練シミュレータデータベース25の初期状態ICファイルやマルファンクションMFファイルとリンクしている。
訓練履歴データベース23は、図5(a)から(b)に示されるように、訓練番号と、実施日時と、訓練で使用されたシナリオ番号とを、初期状態IC、マルファンクションMF、知識カタログ項目と、それぞれに関連付けて記録している。
訓練シミュレータデータベース25は、訓練で使用する訓練シミュレータ15の初期状態ICファイルと、マルファンクションMFファイルを訓練シミュレータ15から取得して保持するとともに、図6(a)及び(b)に示されるように、初期状態ICファイルやマルファンクションMFファイルと、その内容を訓練することで習得できる知識カタログ項目(以下、関連知識カタログ項目と呼ぶ)とを関連付けて記憶している。
初期状態ICファイルやマルファンクションMFファイルを訓練シミュレータ15毎で管理することで、訓練ガイダンス提供装置11の記憶容量の負担を軽減し、初期状態等に変化がある場合、訓練シミュレータ15毎に容易に変更することができる。
訓練生データベース24は、図7(a)に示されるような、訓練を実施する訓練生の識別番号IDと訓練生の名前や所属する会社情報等を関連付けて記憶する訓練生マスタと、図7(b)に示されるような訓練生の識別番号IDと実施した訓練番号や実施日時を関連付けて記憶する再訓練履歴マスタを保持している。
ROM28は、CPU26が実行する実行プログラム及び知識カタログデータベース21、訓練シナリオデータベース22、訓練履歴データベース23、訓練生データベース24、訓練シミュレータデータベース25を管理する管理情報を記憶している。又、RAM25は、CPU26が各種の演算を行なうことができるように、各データベースの検索結果などを一時的に記憶する。
CPU26はシステムバス20を介して、訓練提供装置11全体を制御する。
通信インターフェース部29は通信網12により、教官用端末13との通信を行なう。又、通信網14により訓練シミュレータ操作装置15との通信を行なう。
訓練を実施する教官が使用する教官用端末13は、コンピュータ装置13aとモニタ13bとを備える。コンピュータ装置13aは、通信網12に接続される通信インターフェースと、キーボードやマウス等の入力装置を備え、訓練ガイダンス提供装置11との間でデータの送受信を行なう。教官は、必要な情報を入力し、通信網12を介して、訓練ガイダンス提供装置11に要求信号を送信する。訓練ガイダンス提供装置11は、教官用端末13からの要求信号に対応した知識カタログ項目、シナリオ、訓練生の訓練履歴等の情報を通信網12を介して送信する。教官用端末13は、受信される各種情報をモニタ13bに表示する。
又、コンピュータ装置13aは、例えば、磁気テープ、磁気ディスク、光磁気ディスク、ハードディスク等の記憶装置を備え、訓練ガイダンス提供装置11から送られてきた各種情報の中で教官にとって必要な情報を蓄積しておくことができる。
図8に、訓練シミュレータ15の構成を示す。
訓練シミュレータ15は、訓練シミュレータ操作装置15aと、プラント模擬装置15bから構成される。
訓練シミュレータ操作装置15aは、データバス、アドレスバス、制御バス等により構成されるシステムバス40に、操作装置41、表示回路42a、モニタ42b、CPU43、RAM44、ROM45、情報蓄積装置46、通信インターフェース部47が接続されている。
CPU43はシステムバス40を介して、この訓練シミュレータ操作装置15a全体を制御する。RAM44は、CPU43が各種のデータ処理を行なうことができるように、処理の中間結果などを一時的に記憶される。又、ROM45は、CPU43が実行する実行プログラム及び実施予定シナリオ、実施済みシナリオを管理する管理情報を記憶している。
情報蓄積装置46は、実施予定シナリオと、実施済みシナリオと、訓練シミュレータ操作装置15aの基本ソフトや管理用データを記憶し、図9に示されるようなインストラクタログを記録する。又、訓練シミュレータ15毎に初期状態ICファイルやマルファクションMFファイルを保有している。
インストラクタログは、シナリオに沿って教官が実行した初期状態ICやマルファンクションMFを時間とともに記録するログであり、訓練終了後、教官の操作により、訓練ガイダンス提供装置11に送信され、訓練履歴に使用される。
通信インターフェース部47は通信網14を介して、訓練ガイダンス提供装置11との通信を行なう。又、通信網16を介して、プラント模擬装置15bとの通信を行なう。
表示回路42は、システムバス40を介して供給された情報を、モニタ42bが情報を表示することができるような信号に変換し、モニタ42bに前記信号を出力し、モニタ42bはこの情報を表示する。
例えばタッチパネルを用いた操作装置41はモニタ42bを覆うように設けられており、教官は、モニタ42bに表示された選択ボタンなどをタッチしてCPU43へ指令を送る。
通信網14を介して訓練ガイダンス提供装置11から受信される実施予定のシナリオは、情報蓄積装置46に記憶され、記憶された実施予定のシナリオはモニタ42bに表示される。教官はシナリオに含まれている初期状態IC番号や、マルファンクションMF番号に従って、タッチパネルにより投入することで、初期状態ICファイルやマルファンクションMFファイルを読み出し、通信網16を介してプラント模擬装置15bに伝送する。
プラント模擬装置15bは、訓練シミュレータ操作装置15aから伝送される初期状態ICファイルやマルファンクションMFファイルに基づいて、プラントの挙動、すなわち時々刻々に変化するプラントの温度、圧力、熱出力、発電量等を計算し、表示する。訓練生は、プラントの挙動に応じた操作を実施して訓練を行なう。
以下、本発明による訓練計画システムの実施の形態を図1から図14を用いて説明する。
教官が作成するシナリオは、図10に示すようにシナリオ番号や、タイトル、作成者等が記載され、使用する初期状態ICの番号や名称、マルファンクションMFが記載されたシミュレータ情報と、訓練実施要領等から構成される。シナリオはワードプロセッサ等のアプリケーションを利用して作成され、訓練シナリオデータベース22のフォルダ22aにファイルとして保存される。
教官がシナリオに入力する各種情報は、シナリオを保存するとき、ワードプロセッサの拡張プログラムによってシナリオテーブルに登録される。
図11は、本発明による訓練計画作成システムの行なう動作のメインルーチンのフローチャートである。教官は、教官用端末13におけるコンピュータ装置13aを操作し、本発明による訓練計画作成システムを利用する旨の要求を、訓練ガイダンス提供装置11に対して送信する。このメッセージは、通信網12を介して、訓練ガイダンス提供装置11に入力される。このメッセージは、訓練ガイダンス提供装置11において、通信インターフェース部47を介してCPU24に入力される。この呼設定メッセージを受信すると、CPU24は、サービスを開始する(ステップS101)。
訓練を始めるにあたり、教官は、教官用端末13を使用して実施予定のシナリオの作成を行なう。教官は、訓練ガイダンス提供装置11の訓練シナリオデータベース22にある既存のシナリオを抽出し、シナリオを修正、あるいは結合して新たなシナリオを作成する。完成した実施予定シナリオを、訓練ガイダンス提供装置11に送信する(ステップS101)。
訓練終了後、訓練に用いたシナリオのシナリオ番号と実施日時とを、実施した初期状態ICと、マルファンクションMFと、関連知識カタログ項目に関連付けて訓練ガイダンス提供装置11に送信し、訓練履歴データベース23や訓練生データベース24に記録する(ステップS103)。
図12は、本発明による実施予定シナリオの作成処理のフローチャートである。
教官は、教官用端末を操作して実施予定シナリオを作成する。まず、訓練生の氏名又は、識別番号を入力し、訓練生の特定を行なう。又、使用する訓練シミュレータ15を指定し、訓練シミュレータ15から初期状態ICファイルとマルファンクションMFファイルを取得し、訓練シミュレータデータベース25に記憶させる(ステップS201)。
次に、シナリオ作成方針を入力する(ステップS202)。シナリオを作成する方針としては知識カタログ項目をある選択基準によって抽出し、その知識カタログ項目を修得するためのシナリオを指定する方針と、直接シナリオを指定する方針とがある。
知識カタログ項目を抽出してシナリオを作成する方針を選択する場合、訓練に必要な知識カタログ項目の抽出条件を入力する(ステップS204)。知識カタログ項目の抽出条件としては、例えば、その訓練生が過去に一度も訓練を受けていない知識カタログ項目に絞る方法がある。他に、訓練回数が指定回数以下、訓練成績が指定成績以下などの選択基準がある。
入力される抽出条件、例えば、抽出条件に、訓練生の識別番号IDと実施回数が2回である知識カタログ項目を要求する場合、訓練ガイダンス提供装置11に識別番号IDと実施回数が送信され、訓練生データベース24内の再訓練履歴マスタにおいて識別番号IDに関連する訓練番号と実施日時を参照し、訓練履歴データベース23内の知識カタログ項目マスタにおいて該訓練番号と該実施日時に対応する知識カタログ番号の数をカウントし、2回カウントされた知識カタログ番号を抽出し、知識カタログデータベース21内において前記知識カタログ番号に対応する知識カタログ項目を抽出し、教官用端末13に送信し、教官用端末13に表示される(ステップS205)。
又、抽出条件が初期状態ICを指定して知識カタログ項目を取得する場合、初期状態IC番号が、訓練ガイダンス提供装置11に送信され、訓練シミュレータデータベース25内の初期状態ICマスタにおいて前記初期状態に対応する知識カタログ番号を抽出し、知識カタログデータベース21内において該知識カタログ番号に対応する知識カタログ項目を抽出し、教官用端末13に送信し、教官用端末13に表示される。マルファンクションMFを指定する場合も同様に関連する知識カタログ項目を表示できる。
教官は、リストアップされた複数の知識カタログ項目を参照して、今回の訓練で強化する知識カタログ項目又は番号を入力する(ステップS206)。
入力された知識カタログ項目は、訓練ガイダンス提供装置11に送信され、訓練シナリオデータベース22内のシナリオテーブルにおいて、知識カタログ項目又は番号に対応するシナリオ名が抽出され、教官用端末13に送信され、モニタ13bに表示される(ステップS207)。教官は表示されるシナリオ名を1つあるいは複数指定し、今回の訓練で実施するシナリオファイルを訓練ガイダンス提供装置11から抽出する(ステップS208)。
直接シナリオを指定する方針を採用する場合、教官は直接シナリオ名を入力してシナリオを指定する場合と、シナリオのキーワードによる検索によって、シナリオを選定する場合がある。
検索キーワードでシナリオを選定する方針を採用する場合、教官は、シナリオに含まれるキーワードを教官用端末13に入力する(ステップS210)。入力されたキーワードは訓練ガイダンス提供装置11に送信され、訓練シナリオデータベース22のキーワードを含むシナリオを抽出し、そのシナリオ名を教官用端末13に送信し、モニタ13bに表示される。教官は表示されたシナリオ名を1つあるいは複数選び、今回の訓練で実施するシナリオ名を選定する(ステップS212)。又、訓練ガイダンス提供装置11は、類義語データベース(図示無し)を備え、類義語による検索を行なうことができる。
指定されるシナリオが複数である場合、複数のシナリオを選定された順番に合成してモニタ13bに表示する(ステップS231)。シナリオが1つの場合、そのシナリオをモニタ13bにて表示する(ステップS232)。
合成したシナリオは、合成する前のシナリオの関連知識カタログ項目をそのまま含み、重なった関連知識カタログ項目は、削除することができる。
又、表示されたシナリオは教官用端末のキーボードやマウス等の入力装置を使って、教官は得られたシナリオの修正や微調整を行ない、新たなシナリオとして、訓練シナリオデータベース22に保存される。このようにして訓練生がシナリオ慣れしてしまうのを防止し、いつも目新しい訓練ができるようになる(ステップS233)。
表示されるシナリオが1つになるまで、合成あるいは修正を繰り返す。複数のシナリオを結合されたシナリオや修正されたシナリオは、1つのシナリオをベースとしているが、大幅な変更を加えたシナリオのうち後日再利用したいシナリオは、新たなシナリオ名とともに訓練ガイダンス提供装置11に送信され、訓練シナリオデータベース22に保存される(ステップS235)。このようにして新しいシナリオを訓練シナリオデータベース22に蓄積できるので、データベースの充実を図ってゆくことができる。
教官用端末13の指令により、完成したシナリオは、訓練ガイダンス提供装置11から訓練シミュレータ15に送信される(ステップS236)。
次に図13に、シナリオを使用した訓練の流れを示す。教官は、訓練シミュレータ15の操作装置41を操作して、訓練ガイダンス提供装置11から訓練に使用する実施予定訓練シナリオを取得し、シナリオを基に原子力発電所の運転訓練を実施する。
訓練シミュレータ15は、通信網14を介して訓練ガイダンス提供装置11から送られてきたシナリオを受信し、モニタ42bに表示する(ステップS301)。教官はモニタ42bに表示されるシナリオを見ながらモニタ42b上に設けられたタッチパネルやキーボード、マウス等の操作装置41を使って訓練シミュレータ操作装置15aを操作し、プラント模擬装置15bを制御する。
シナリオには訓練を開始する初期状態ICの番号が指定されてあり、その指定に従い、訓練シミュレータ15内の初期状態ICファイルを読み出し(ステップS302)、プラント模擬装置15bを制御して初期状態とする(ステップS303)。初期状態ICは、プラントの起動を訓練するときはプラント停止中の状態であり、運転員は停止しているプラントの機動操作をしてゆく。又、訓練目的が定格出力運転中の機器の故障に対する対応能力を訓練するときは定格出力運転中の状態が初期状態となる。こうした初期状態は訓練内容と密接に関係しており、シナリオ情報の一部を構成している。
訓練を開始すると、操作装置15のモニタ42bに表示されているシナリオに含まれる機器故障などのマルファンクションMFを、教官が適切なタイミングで次々に投入する(ステップS304)。訓練生の対応状況によってはシナリオにあるマルファンクションMFの一部の投入を中止したり、教官の臨機応変の判断で投入するマルファンクションMFを変えても良い。
初期状態ICの選択、発生させた初期状態IC、マルファンクションMFの内容や実施時間等は、情報蓄積装置46にインストラクタログとして保存される。インストラクタログは、図9に示されるように、初期状態ICやマルファンクションMFと、それらの実施時刻と、内容が関連付けられて記録される(ステップS305)。
訓練が終了すると情報蓄積装置46に記憶されているインストラクタログは通信網14を介して訓練ガイダンス情報提供装置11へ送信される(ステップS307)。
訓練履歴の保存についてのフローチャートを図14に示す。訓練シミュレータ操作装置15aから通信網14を介して訓練ガイダンス提供装置11にインストラクタログが受信され(ステップS401)、訓練履歴データベース23では、受信されるインストラクタログを基に、初期状態ICテーブル、マルファンクションMFテーブル、知識カタログ項目テーブルに、それぞれの番号、実施日時、シナリオ番号を関連させて記憶される。(ステップS402)。
このようにして、原子力発電所の運転員の訓練を行なう際、訓練履歴を記録することで、訓練生の訓練成績やシナリオの実施の有無等、未評価の知識カタログ項目を洗い出し、知識カタログ項目単位で訓練生の弱点を教官が把握することができる。又、シナリオと知識カタログ項目を関連付けてデータベースに保持しているため、訓練生の弱点である知識の強化に適したシナリオを選定することができる。
更に、強化すべき知識を最も良く訓練できるシナリオを選定、あるいは過去のシナリオを合成して新たなシナリオを作成することできるため、訓練の質や効率を向上させる訓練計画を作成することができる。
図1は、本発明による訓練計画作成システムの構成図である。 図2は、訓練ガイダンス提供装置の構成図である。 図3は、知識カタログデータベースの構成図である。 図4は、シナリオテーブルの構成図である。 図5は、訓練履歴データベースにおけるテーブルの構成図である。 図6は、初期状態ICファイルマスタやマルファンクションMFファイルマスタの構成図である。 図7は、訓練生データベースの構成図である。 図8は、訓練シミュレータの構成図である。 図9は、インストラクタログの構成図である。 図10は、シナリオの一例である。 図11は、本発明による訓練計画作成システムの行なう動作のメインルーチンである。 図12は、本発明による実施予定訓練シナリオの作成処理のフローチャートである。 図13は、本発明による訓練実施のフローチャートである。 図14は、本発明による訓練履歴の保存についてのフローチャートである。
符号の説明
11:訓練ガイダンス提供装置
12:通信網
13:教官用端末
13a:コンピュータ装置
13b:モニタ
14:通信網
15:訓練シミュレータ
15a:訓練シミュレータ操作装置
15b:プラント模擬装置
16:通信網
20:システムバス
21:知識カタログデータベース
22:訓練シナリオデータベース
23:訓練履歴データベース
24:訓練生データベース
25:訓練シミュレータデータベース
26:CPU
27:ROM
28:RAM
29:通信インターフェース部
40:システムバス
41:操作装置
42a:表示回路
42b:モニタ
43:CPU
44:RAM
45:ROM
46:情報蓄積装置
47:通信インターフェース部
CI:初期情報
MF:マルファンクション

Claims (12)

  1. プラントの運転をするための訓練に使用する訓練計画作成システムであって、
    訓練ガイダンス提供装置と、
    前記訓練ガイダンス提供装置と、第1の通信網を介して接続される教官用端末とを具備し、
    前記訓練ガイダンス提供装置は、
    プラントの運転に必要な知識及び技能を示す知識カタログ項目と、
    前記訓練に使用され、前記知識カタログ項目を修得するためのシナリオと、
    前記訓練を実施する訓練生が過去に実施した前記シナリオに関係する訓練履歴とを保持し、
    前記教官用端末は、前記ガイダンス提供装置に第1の要求信号を送信して、前記ガイダンス提供装置から第1の要求信号に応じた前記知識カタログ項目や、前記シナリオや、前記訓練履歴を抽出し、表示し、変更される前記シナリオを訓練ガイダンス提供装置に送信し、
    前記訓練ガイダンス提供装置は、受信される前記シナリオを記録する
    訓練計画作成システム。
  2. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記訓練ガイダンス提供装置と第2の通信網を介して接続される訓練シミュレータとを具備し、
    前記訓練シミュレータは、第2の要求信号を前記訓練ガイダンス提供装置に送信して、
    前記訓練ガイダンス提供装置から前記第2の要求信号に応じた前記シナリオを抽出し、表示し、前記シナリオに基づくシミュレーションを実施し、実施済みのシナリオの内容を記憶し、前記訓練ガイダンス提供装置に送信し、
    訓練ガイダンス提供装置は、受信される前記実施済みのシナリオの内容を基に、前記訓練履歴を作成し、記憶する
    訓練計画作成システム。
  3. 請求項1又は2記載のシステムにおいて、
    前記教官用端末は、第1の要求信号としてキーワードを前記第1の通信網を介して前記訓練ガイダンス提供装置に送信し、
    前記訓練ガイダンス提供装置は、検索プログラムを有し、受信される前記キーワードを含む前記シナリオを検索し、前記キーワードを含む前記シナリオを抽出し、前記第1の通信網を介し前記教官用端末に送信し、
    前記教官用端末は、受信される前記シナリオを表示する
    訓練計画作成システム。
  4. 請求項1から3いずれか1項に記載のシステムにおいて、
    前記教官用端末は、第1の要求信号として前記知識カタログ項目を前記第1の通信網を介して前記訓練ガイダンス提供装置に送信し、
    前記訓練ガイダンス提供装置は、受信される前記知識カタログ項目に関連する前記シナリオを抽出し、前記第1の通信網を介して前記教官用端末に送信し、
    前記教官用端末は、受信される前記シナリオを表示する
    訓練計画作成システム。
  5. 請求項4項記載のシステムにおいて、
    前記教官用端末は、第1の要求信号として前記シナリオを識別するシナリオ名を前記第1の通信網を介して前記訓練ガイダンス提供装置に送信し、
    前記訓練ガイダンス提供装置は、受信される前記シナリオ名に関連する前記知識カタログ項目を抽出し、前記第1の通信網を介し前記教官用端末に送信し、
    前記教官用端末は、受信される前記知識カタログ項目を表示する
    訓練計画作成システム。
  6. 請求項1から5いずれか1項に記載のシステムにおいて、
    前記教官用端末は、前記訓練ガイダンス提供装置から受信される前記シナリオを修正し、修正シナリオとして前記訓練ガイダンス提供装置に送信し、
    前記訓練ガイダンス提供装置は、受信される前記修正シナリオと、前記修正シナリオに関連する前記知識カタログ項目とを関連付けて記憶する
    訓練計画作成システム。
  7. 請求項1から6いずれか1項に記載のシステムにおいて、
    前記教官用端末は、前記訓練ガイダンス提供装置から受信される複数の前記シナリオを結合し、結合シナリオとして前記訓練ガイダンス提供装置に送信し、
    前記訓練ガイダンス提供装置は、受信される前記結合シナリオと、前記結合シナリオに関連する前記知識カタログ項目とを関連付けて記憶する
    訓練計画作成システム。
  8. 請求項1から7いずれか1項に記載のシステムにおいて、
    前記シナリオは、訓練を開始する状態である初期状態を含み、
    前記訓練ガイダンス提供装置は、前記初期状態に対応した前記知識カタログ項目を関連付けして記憶し、
    前記教官用端末は、第1の要求信号として前記初期状態を前記第1の通信網を介して前記訓練ガイダンス提供装置に送信し、
    前記訓練ガイダンス提供装置は、受信される前記初期状態に関連する前記知識カタログ項目を抽出し、前記第1の通信網を介し前記教官用端末に送信し、
    前記教官用端末は、受信される前記知識カタログ項目を表示する
    訓練計画作成システム。
  9. 請求項8記載のシステムにおいて
    前記教官用端末は、第1の要求信号として前記知識カタログ項目を前記第1の通信網を介して前記訓練ガイダンス提供装置に送信し、
    前記訓練ガイダンス提供装置は、受信される前記知識カタログ項目に関連する前記初期状態を抽出し、前記第1の通信網を介し前記教官用端末に送信し、
    前記教官用端末は、受信される前記初期状態を表示する
    訓練計画作成システム。
  10. 請求項1から9いずれか1項記載のシステムにおいて、
    前記訓練履歴は、前記訓練生が過去に経験したシナリオの回数と、知識カタログ項目の回数と、初期状態の回数を含む
    訓練計画作成システム。
  11. 請求項10項記載のシステムにおいて、
    前記教官用端末は、第1の要求信号として前記訓練生の識別番号とともに、経験済みのシナリオの回数、又は、経験済みの知識カタログ項目の回数、又は、経験済みの初期状態の回数を前記訓練ガイダンス提供装置に送信し、
    前記訓練ガイダンス提供装置は、前記訓練履歴を参照し、受信される前記回数に該当するシナリオ、又は、知識カタログ項目、又は、初期状態を抽出し、前記教官用端末に送信し、
    前記教官用端末は、受信される前記シナリオ、又は、前記知識カタログ項目、又は、前記初期状態を表示する
    訓練計画作成システム。
  12. 請求項1から11いずれか1項に記載のシステムにおいて、
    原子力発電所の運転員の訓練をするための情報を提供する
    訓練計画作成システム。
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