JP2000181336A - 運転訓練シミュレータにおける訓練結果の評価方法 - Google Patents

運転訓練シミュレータにおける訓練結果の評価方法

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JP2000181336A
JP2000181336A JP10353677A JP35367798A JP2000181336A JP 2000181336 A JP2000181336 A JP 2000181336A JP 10353677 A JP10353677 A JP 10353677A JP 35367798 A JP35367798 A JP 35367798A JP 2000181336 A JP2000181336 A JP 2000181336A
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JP10353677A
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English (en)
Inventor
Katsumi Sekido
勝美 関戸
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被訓練者の事故対応内容を一部自動評価し、
訓練指導者の負担軽減を図るようにした。 【解決手段】 ステップS1は訓練課題に対する訓練指
導者が実施した対応操作および一連の操作実施後の最終
の電力系統の状態(以下模範解答と称す)を予め保存す
る機能で、このステップS1の機能で保存された模範解
答は、ステップS2の被訓練者の実施した対応操作およ
び一連の操作実施後の最終の電力系統の状態(以下答案
と称す)とをステップS3の比較機能で比較する。この
ステップS3における比較の結果、最初に差異が生じた
対応操作を、ステップS4で表示または印字する。な
お、訓練課題は、電力系統の初期条件および事故時の電
力系統の機器状態変化なるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、電力系
統や配電系統の運転訓練シミュレータにおける訓練結果
の評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、供給電力の高品質化、安定供給の
社会的要請が強まってきており、電力各社は電力供給信
頼度の向上、系統運用の効率化・省力化を実現させるた
め、配電系統に対する配電自動化システムの導入を推進
している。このような高度な機能を持った配電自動化シ
ステムを運用する運転員の早期育成を目的として、配電
自動化訓練シミュレータシステムがある。
【0003】配電自動化訓練シミュレータシステムは、
配電自動化システムと変わらぬ機能に研修用機能を付加
したもので、その構成は、高性能コンピュータ、教官
卓、研修卓、自動開閉器、大形ビデオプロジェクタなど
からなっている。
【0004】上記システムは、研修卓ごとに独立した訓
練ができるように、研修卓ごとに独立して動作する複数
のシステムが、1台のコンピュータで同時運転できるよ
うに構成され、教官卓から研修卓ごとに模擬事故を発生
させたり、対話形式による指導で、早期に運転技術を習
得することができるようにしたものである。また、研修
卓からの操作によって、研修室に設置した実開閉器の制
御も可能にして、現場対応の訓練もできるようにした。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した配電系統の運
転訓練シミュレータシステムは、次々に新規導入される
監視・制御装置などの自動化装置の使用方法を習得する
ことを主な目的としていたが、近年は、電力機器の高信
頼化により経験することが少なくなった。このため、電
力や配電系統機器の事故に対する復旧操作の訓練に重点
が置かれてきている。この結果、運転訓練シミュレータ
は、系統のより精密なリアルタイム模擬が要望される一
方、多数・多頻度で運転訓練が可能となるように、教官
など指導者の負担軽減を図ることが要望されている。
【0006】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、被訓練者の事故対応内容を一部自動評価し、訓練
指導者の負担軽減を図るようにした運転訓練シミュレー
タにおける訓練結果の評価方法を提供することを課題と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を達成するために、第1発明は、訓練課題に対する一連
の対応操作を記録・保存する機能を有し、予め訓練指導
者が実施した対応操作を保存した後、この保存した対応
操作と被訓練者の実施した対応操作とを比較して、最初
に差異が生じた対応操作を、表示または印字することを
特徴とするものである。
【0008】第2発明は、前記保存された対応操作が系
統の最終状態であり、この状態と被訓練者の実施した対
応操作の最終状態とを比較することを特徴とするもので
ある。
【0009】第3発明は、前記保存された対応操作が複
数であり、これら複数の対応操作と比較され、その比較
結果から最も遅く差異が生じた操作を、対応操作とした
ことを特徴とするものである。
【0010】第4発明は、訓練課題に対する一連の対応
操作を記録し、操作内容別に操作回数を計数、保存する
機能を有し、予め訓練指導者が実施した対応操作の操作
内容別操作回数を保存した後、この保存した操作内容別
操作回数と被訓練者の実施した対応操作の操作内容別操
作回数とを比較して、過不足のある対応操作を表示また
は印字することを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下この発明の運転訓練シミュレ
ータにおける訓練結果の評価方法における実施の形態を
図面に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の第1
形態を示すフローチャートで、図1において、ステップ
S1は、訓練課題に対する訓練指導者が実施した対応操
作および一連の操作実施後の最終の電力系統の状態(以
下模範解答と称す)を予め保存する機能で、このステッ
プS1の機能で保存された模範解答は、ステップS2の
被訓練者の実施した対応操作および一連の操作実施後の
最終の電力系統の状態(以下答案と称す)とをステップ
S3の比較機能で比較する。このステップS3における
比較の結果、最初に差異が生じた対応操作を、ステップ
S4で表示または印字する。
【0012】次に、図2により、この発明の実施の第1
形態における機能を述べる。図2において、訓練課題
は、電力系統の初期条件および事故時の電力系統の機器
状態変化(例えば、保護リレーおよび自動操作装置の動
作による表示・計測情報の変化)からなるものである。
運転訓練は、訓練課題を受けて、対応操作を実施するも
のになるが、運転訓練シミュレータは、この対応操作の
内容および一連の操作実施後の電力系統の状態を保存す
るものとする。
【0013】図2において、被訓練者の実施した対応操
作(答案)と、訓練指導者が実施した対応操作(模範解
答)は、図3に示すように時系列順に比較する。比較の
結果、図3において、○印の場合は差異なし、×印の場
合は差異ありを示し、差異が生じた時点の操作内容(第
3手順で差異発生)を図示のように提示する。このよう
に訓練課題に対する適切な対応操作(以下正解)が唯一
の場合適用できる。
【0014】図4はこの発明の実施の第2形態を示す説
明図で、この図4における第2形態は、被訓練者の実施
した系統の最終状態(答案)と、訓練指導者が実施した
系統の最終状態(模範解答)とを比較し、状態に差異の
ある機器(図4の場合には2つの機器状態に差異あり)
を、表示または印字により一覧で提示するようにしたも
のである。この第2形態の場合には、訓練課題に対する
正解の操作順序が任意であり、最終状態が合致していれ
ば、よい場合に適用できる。なお、比較の結果について
は、図3の場合と同様に判断する。
【0015】図5はこの発明の実施の第3形態を示す説
明図で、この図5における第3形態は、訓練課題に対す
る一連の対応操作を記録し、操作内容別に操作回数を計
数し、保存する機能を持っており、予め訓練指導者が実
施した対応操作内容別操作回数(模範解答)を保存して
おき、被訓練者の実施した対応操作内容別操作回数(答
案)とを比較し、差異(過不足)のある対応操作を表示
または印字により提示するものである。なお、操作内容
別操作回数とは、操作対象機器と操作方向が一致する操
作(操作内容)の回数を操作内容別に計数したものであ
る。また、訓練課題に対する正解の操作順序が決定でき
ない場合、誤りの可能性のある操作箇所を指摘する目的
で使用することができる。
【0016】次に、この発明の実施の第4形態を述べ
る。この第4形態は、訓練課題に対する一連の対応操作
を記録・保存する機能を持っている。すなわち、予め訓
練指導者が実施した対応操作(模範解答)を複数保存し
ておく。その後、被訓練者の実施した対応操作(答案)
と複数の模範解答を第1形態と同様に比較し、最も差異
が生じた時点が遅い模範解答と、そのときの操作手順内
容を表示または印字により提示するものである。この第
4形態は、訓練課題に対する正解が、複数存在するが、
そのケースが網羅可能な程度少数の場合適用が可能であ
る。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
訓練課題に対する正解が唯一しかない場合、また正解が
複数ある場合でも、そのすべてが網羅できれば、被訓練
者の独習による訓練が可能となる利点がある。さらに、
訓練課題に対する正解が網羅できない場合でも、第2か
ら第4発明を適用すれば、誤りの可能性がある箇所を絞
ることができ、訓練指導者の評価作業を効率化できる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の第1形態を述べるフローチャ
ート。
【図2】第1形態を説明する説明図。
【図3】第1形態を説明する説明図。
【図4】この発明の実施の第2形態を述べる説明図。
【図5】この発明の実施の第3形態を述べる説明図。
【符号の説明】
S1…訓練指導者の模範解答の保存機能を示すステップ S2…被訓練者の答案を示すステップ S3…比較機能 S4…差異の内容表示まは印字

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 訓練課題に対する一連の対応操作を記録
    ・保存する機能を有し、予め訓練指導者が実施した対応
    操作を保存した後、この保存した対応操作と被訓練者の
    実施した対応操作とを比較して、最初に差異が生じた対
    応操作を、表示または印字することを特徴とする運転訓
    練シミュレータにおける訓練結果の評価方法。
  2. 【請求項2】 前記保存された対応操作は系統の最終状
    態であり、この状態と被訓練者の実施した対応操作の最
    終状態とを比較することを特徴とする請求項1記載の運
    転訓練シミュレータにおける訓練結果の評価方法。
  3. 【請求項3】 前記保存された対応操作が複数であり、
    これら複数の対応操作と比較され、その比較結果から最
    も遅く差異が生じた操作を、対応操作としたことを特徴
    とする請求項1記載の運転訓練シミュレータにおける訓
    練結果の評価方法。
  4. 【請求項4】 訓練課題に対する一連の対応操作を記録
    し、操作内容別に操作回数を計数、保存する機能を有
    し、予め訓練指導者が実施した対応操作の操作内容別操
    作回数を保存した後、この保存した操作内容別操作回数
    と被訓練者の実施した対応操作の操作内容別操作回数と
    を比較して、過不足のある対応操作を表示または印字す
    ることを特徴とする運転訓練シミュレータにおける訓練
    結果の評価方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006017547A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 訓練計画作成システム
JP2008139980A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Hitachi Ltd 工程管理支援方法、工程管理支援プログラム、および、工程管理支援装置
CN104809933A (zh) * 2015-05-13 2015-07-29 国网智能电网研究院 一种电网无脚本应急演练系统、演练方法及设备
CN109697909A (zh) * 2019-01-24 2019-04-30 江苏增强现实智能科技有限公司 基于vr的配电网作业仿真培训考核系统

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