JPH1039903A - プログラム開発支援装置 - Google Patents

プログラム開発支援装置

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JPH1039903A
JPH1039903A JP21438196A JP21438196A JPH1039903A JP H1039903 A JPH1039903 A JP H1039903A JP 21438196 A JP21438196 A JP 21438196A JP 21438196 A JP21438196 A JP 21438196A JP H1039903 A JPH1039903 A JP H1039903A
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plc
card
panel
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Kazuo Kitano
和男 北野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シミュレーション用の表示システムの開発と
単体テストとを効率化することのできるPLCのプログ
ラム開発支援装置の提供。 【解決手段】 カードの集合体としてプログラムを編集
するエディター部10と,模擬画面を表示するシステム
パネル部20とを有し,カード命令文は,PLC命令部
と,PLC命令部のオペランドの制御要素ナンバーに対
応しカードの増殖時にカード毎に異なった制御要素ナン
バーを付与する第1の複写増殖値と,PLC命令部がシ
ステムパネル部の表示要素に関係する場合に付加される
パネル記号と,パネル記号に対応して設けられカードの
複写時にカード毎に異なった区分ナンバーを付与する第
2の複写増殖値とによって構成され,PLC命令ファイ
ル6とパネル関連ファイル50とを作成し,システムパ
ネル20は パネル関連ファイル50を読み込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,プログラマブルコントローラ
(PLC)のプログラム開発支援装置に関する。
【0002】
【従来技術】プログラマブルコントローラ(PLC)に
搭載されるプログラムは,専用装置(所謂ローダー)又
はパーソナルコンピューターを用いて開発が行われる
が,汎用性の高いパーソナルコンピューターを利用する
傾向が増加している。パーソナルコンピューターを用い
たプログラム開発支援装置(以下単にプログラム開発支
援装置という)は,ニモニック形式又はラダープログラ
ム形式のプログラムを開発編集するエディター部と上記
プログラムを機械語形式のプログラムに変換するローダ
ー部とを備えている。
【0003】そして,PLCを用いたアプリケーション
システムには,コメントやオペランドのみが異なる一連
の命令文であって繰り返し用いられるもの(いわゆる汎
用命令群)が多く含まれている。そのため,上記エディ
ター部は,命令群を複写,挿入,移動する機能や,汎用
命令群を登録し再利用する機能を備えたものが知られて
いる。 なお,プログラムの文法的な誤り等は,上記エ
ディター部において検査することが出来るが,アプリケ
ーションシステムのテスト(所謂システムテスト)は最
終的にはPLCと実機や模擬入出力装置等を組み合わせ
て行われる。
【0004】しかしながら,実機との組み合わせは困難
であると共に慎重に行う必要がある。そのため,実機と
の組み合わせ前には入念にプログラムの事前デバッグを
行う必要がある。その為,表示操作盤や器機の動作を模
擬した画面とキーボードからなる簡便な模擬装置をパー
ソナルコンピューター上に形成してシミュレーションテ
ストを行う方法が採用されている。即ち,PLCにプロ
グラムを搭載してパーソナルコンピューターに接続し,
パーソナルコンピューターのキーボードを操作してプロ
グラムの実行結果を上記模擬画面に表示し,プログラム
の適否をテストする。
【0005】そして,上記模擬装置は,実機に対応して
類型化した標準動作(表示)パターンを幾つか用意する
ことにより,通常上記標準動作パターンの組み合わせに
より構成することができる。例えば,図3に示すよう
に,ある種のアクチュエータの動作パターンは,アクチ
ュエータ名称(同図のNPXX),アクチュエータの動
作の状態(オンオフ)と故障の有無を示す一対のランプ
表示(同図のGLXX又はRLXX),アクチュエータ
をオンオフ操作する器具を模擬する動作表示(同図のP
BXX)の組み合わせとしてパターン化することができ
る。
【0006】そして,上記アクチュエータ(NPX
X),ランプ(G(R)LXX),及び器具(PBX
X)等の表示要素にプログラムの個別デバイス(オペラ
ンド)を1対1に対応させることによりPLCのプログ
ラムの動作にリンクして上記表示要素の表示内容を変化
させる。
【0007】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記パーソナ
ルコンピューターを用いた簡易模擬装置は,ハードウエ
アーを用意するための負担は僅かであるが,模擬装置を
製作するソフトウェアの負担がかなり大きいという問題
がある。即ち,PLCのプログラム作成とは別個に表示
要素とプログラムの個別デバイス(オペランド)とを1
対1に対応させる必要があり,そのためPLCプログラ
ムの変更にリンクして常に表示要素とプログラムの個別
デバイス(オペランド)との対応を変更させるという単
純で非創造的な作業が必要である。
【0008】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたものであり,シミュレーション用の表示システム
の開発を効率化すると共にプログラムのシミュレーショ
ンテストを容易に行うことのできるPLCのプログラム
開発支援装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題の解決手段】本発明は,汎用コンピューター上で
動作するプログラマブルコントローラ(PLC)のプロ
グラムプ開発支援装置であって,一纏まりの機能を実現
するニモニック形式又はラダープログラム形式の一連の
PLC命令群を含むカード及び上記カードの集合体とし
てPLCプログラムを編集するエディター部と,キーボ
ード及び上記PLCと接続することによりキーボード及
びPLCの動作信号に応動し信号に対応する器機の動作
状態を模擬し画面に表示するシステムパネル部とを有し
ており,上記エディター部は,キーボードから入力され
たデータに基づいてカード命令文を作成しカード命令文
からなるカードを形成し,上記カードを構成する1行の
カード命令文は,PLC命令語,オペランド及びコメン
トからなるPLC命令部と,上記PLC命令部のオペラ
ンドとしての制御要素ナンバーに対応して設けられカー
ドを増殖した場合にカード毎に異なった制御要素ナンバ
ーを付与するための第1の複写増殖値と,上記PLC命
令部がシステムパネル部の表示要素に関係する場合に付
加される記号であって区分ナンバーを備えたパネル記号
と,上記パネル記号に対応して設けられカードを複写し
た場合にカード毎に異なった上記区分ナンバーを付与す
るための第2の複写増殖値とによって構成されており,
上記エディター部は,カード単位での増殖,削除及び複
数のカード間の配置変更が可能であり,且つ上記カード
命令文からPLC命令部を抽出してPLC命令ファイル
を作成すると共に上記カード命令文のうちパネル記号の
存在するカード命令文だけを抽出してパネル関連ファイ
ルを作成し上記システムパネル部は,上記エディター部
で作成された上記パネル関連ファイルを自動的に読み込
んでその内容を表示画面に反映し且つキーボードで実行
された操作信号に対応する制御要素の作動を表示画面に
反映してPLCに送信すると共にPLCで実行された制
御要素の作動信号を受信して表示画面に反映させ,上記
PLC命令ファイルは,変換ソフトウェアを介してPL
Cの機械語形式プログラムに変換することの出来る汎用
テキストファイルとして形成されることを特徴とするP
LCのプログラム開発支援装置にある。
【0010】本発明において特に注目すべきことの第1
点は,カード命令文は,PLC命令部と,上記PLC命
令部のオペランドとしての制御要素ナンバーに対応して
設けられカードを増殖した場合にカード毎に異なった制
御要素ナンバーを付与する第1の複写増殖値と,上記P
LC命令部がシステムパネル部の表示要素に関係する場
合に付加される区分ナンバーを備えたパネル記号と,上
記パネル記号に対応して設けられカードを複写した場合
にカード毎に異なった区分ナンバーを付与する第2の複
写増殖値とによって構成されていることである。
【0011】即ち,カード命令文は,単にPLC命令部
からなるのではなく,1文の中に表示要素との関連付け
を明示するパネル記号を有している。そのため,詳細を
後述するように,システムパネル部は,パネル記号の存
在するカード命令文にアクセスすることにより,表示要
素とPLCプログラムとの関係を検知することが可能と
なる。
【0012】また,上記エディター部は,カード単位で
の増殖,削除及び複数のカード間の配置変更が可能であ
る。そして,カード命令文が,上記のように第1及び第
2の複写増殖値を備えているから,詳細を後述するよう
に,エディター部においてカードを増殖した場合に,上
記第1複写増殖値に基づいて増殖したカードに異なった
制御要素ナンバーを付与することができ,また上記第2
複写増殖値に基づいて増殖したカードに異なったパネル
記号の値(区分ナンバー)を付与することが可能とな
る。その結果,増殖したカード間,即ち命令の内容が同
じでオペランドが異なる命令群の間で,同一の制御要素
ナンバー及びパネル記号値(区分ナンバー)が誤って付
与されることを自動的に防止することが可能となる。
【0013】本発明において特に注目すべきことの第2
点は,上記エディター部は,上記カード命令文からPL
C命令部を抽出してPLC命令ファイルを作成すると共
に上記カード命令文のうちパネル記号の存在するカード
命令文だけを抽出してパネル関連ファイルを作成するこ
とである。そして,システムパネル部は,上記エディタ
ー部で作成された上記パネル関連ファイルを自動的に読
み込んでその内容を表示画面に反映し,制御要素ナンバ
ーと前記区分ナンバーとの対応関係を最新のプログラム
を反映したものとすることができる。
【0014】また,システムパネル部は,キーボードで
実行された操作信号に対応する制御要素(ナンバー)の
作動を表示画面に反映し,且つPLCとの通信手段を介
してPLCに送信する。そして,PLCで実行されたプ
ログラムによる制御要素の作動信号を受信し,その結果
を表示画面に反映させ,PLCのプログラムの動作をオ
ペレーターに知らせることができる。
【0015】即ち,上記パネル関連ファイルには,表示
要素に関係するPLCプログラム(カード命令文)の内
容が自動的にメンテナンスされ反映されている。そのた
め,システムパネル部は,パネル関連ファイルを読むこ
とによって最新のPLCプログラムの内容を反映するこ
とができ,従来のようにPLCプログラムの変更に対応
してシステムパネル部の変更を別個に行う必要がなくな
り,プログラムの開発作業と合わせてテスト用の表示パ
ネルの開発を効率化することができる。
【0016】また,シミュレーションテスト時にはPL
Cのプログラムの動作状態を通信手段を介して知ること
ができるから,PLCの動作に対応して表示内容を変化
させ,PLCプログラムが所望の動作を行っているか否
かを直ちに知らせることができる。それ故,オペレータ
ーは上記システムパネル部を用いてシミュレーションテ
ストをスムースに行うことができる。即ち,システムパ
ネル部は,キーボードで実行された操作信号に対応する
制御要素の作動を表示画面に反映すると共に,その情報
をPLCに送信する。そして,それに対するPLCの動
作をパネル関連ファイルを介して検知し,表示すること
ができる。
【0017】上記のように,本発明によれば,シミュレ
ーション用の表示システム(システムパネル部)の開発
を効率化すると共にプログラムのシミュレーションテス
トを容易に行うことのできるPLCのプログラム開発支
援装置を提供することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本例は,図1に示すように,パー
ソナルコンピューター(PC)40の上で動作するプロ
グラマブルコントローラ(PLC)81のプログラムプ
開発支援装置1であって,一纏まりの機能を実現するニ
モニック形式又はラダープログラム形式の一連のPLC
命令群60(図2)を含むカード及びカードの集合体と
してPLCプログラムを編集するエディター部10と,
キーボード42及びPLC81と接続することによりキ
ーボード42及びPLC81の動作信号に応動し信号に
対応する器機の動作状態を模擬し画面に表示するシステ
ムパネル部20とを有している。
【0019】エディター部10は,キーボード42から
入力されたデータに基づいてカード命令文51(図2)
を作成し一連のカード命令文51からなるカード50
(図2)を形成する。即ち,図2に示すように,カード
を構成する1行のカード命令文51は,PLC命令語6
11,オペランド612及びコメント613からなるP
LC命令部61と,PLC命令部61のオペランド61
2としての制御要素ナンバー(デバイス値)に対応して
設けられカード50を増殖した場合にカード毎に異なっ
た制御要素ナンバーを付与する第1の複写増殖値710
と,PLC命令部611がシステムパネル部20の表示
要素(後述する図3〜図10のNPXX,P(G)BX
X,R(G)LXX等)に関係する場合に付加される記
号であって区分ナンバーを備えたパネル記号711と,
上記パネル記号711に対応して設けられカード50を
複写した場合にカード毎に異なった区分ナンバーを付与
する第2の複写増殖値712とによって構成されてい
る。
【0020】そして,エディター部10は,カード単位
での増殖,削除及び複数のカード間の配置変更が可能で
ある。また,上記カード命令文51からPLC命令部6
1だけを抽出して図1に示すようにPLC命令ファイル
6を作成すると共にカード命令文51のうちパネル記号
711の存在するカード命令文51だけを抽出してパネ
ル関連ファイル50を作成する。
【0021】また,システムパネル部20は,エディタ
ー部10で作成されたパネル関連ファイル50を自動的
に読み込んでその内容を図3〜図10に例示するような
表示画面に反映する。また,キーボード42(図3〜図
10)で実行された操作(f1〜f10)の信号に対応
する制御要素(デバイスナンバー)の作動を表示画面3
1〜38(図3〜図10)に反映し且つ通信手段を介し
てPLC81に送信すると共にPLC81で実行された
制御要素の作動信号を受信して表示画面31〜38に反
映させる。
【0022】また,エディター部10で作成されるPL
C命令ファイル6は,変換ソフトウェア(ローダー)1
9(図1)を介してPLCの機械語形式プログラムに変
換することの出来る汎用テキストファイルとして形成さ
れており,PLC命令ファイル6は変換ソフトウェア1
9を経てPLCにプログラムとしてロードされる。以
下,それぞれについて説明を補足する。
【0023】本例のプログラム開発支援装置1のハード
ウエアーは,図1に示すように,パーソナルコンピュー
ター本体41とキーボード42とディスプレイ43とか
らなる。そして,パーソナルコンピューター本体41と
PLC81とは,RS−232Cインターフェースによ
って接続することができる。パーソナルコンピューター
41には,PLCプログラム開発支援装置1のソフトウ
ェアとしてエディター部10,変換ソフトウェア(ロー
ダーソフトウェア)19及びシステムパネル部20が搭
載されている。
【0024】更に,エディター部10で作成された出力
ファイルとして,前記カード命令文51のPLC命令部
61を抽出したPLC命令ファイル6,カード命令文5
1の第1複写増殖値710,パネル記号711及び第2
複写増殖値712抽出した付加部ファイル70,カード
命令文51のうちパネル記号711の存在するカード命
令文51だけを抽出したパネル関連ファイル50とがあ
り,また,システムパネル部20におけるグラフィック
表示画面を作成する為の作画ファイル21と,変換ソフ
トウェア19が参照するPLCデータを保持するPLC
データファイル191がある。
【0025】図2は,エディター部10で作成されたカ
ードにおける一群のカード命令文51の一例を示すもの
であり,カードの表題部17と,前記PLC命令部61
と第1の複写増殖値710とパネル記号711と第2の
複写増殖値712とからなる本文部16とからなる。パ
ネル記号711は,同図に示すように2乃至3個の英字
からなる略称記号部と2乃至3桁の数字からなる区分ナ
ンバーとからなる。
【0026】また,第1複写増殖値710は,1乃至3
桁の数値Nからなり,これはエディター部10の有する
カード増殖機能によりカードを増殖した場合に増殖毎に
オペランド612の数値(デバイスナンバー)にこの数
値N(同図では100又は1)が自動的に加算されてい
き,カード間で同一のデバイスナンバーが付与されない
ようにする為のものである。
【0027】そして,第2複写増殖値712は,1乃至
2桁の数値M(同図では1又は2)からなり,同様に,
エディター部10の有するカード増殖機能によりカード
を増殖した場合に増殖毎にパネル記号711の数値(区
分ナンバー)にこの数値Mが加算されていき,カード間
で同一の区分ナンバーが付与されないようにする為のも
のである。
【0028】図3〜図10は,システムパネル20によ
って表示される標準的なグラフィック表示画面の例31
〜38とキーボード42との対応関係とを示すものであ
り,上記画面31〜38において2乃至3個の英字から
なる略称記号が有する意味内容は表1に示す通りであ
る。上記標準画面31〜38の内で,アクチュエータ等
を模擬し表示するタイプもの31〜35は,通常図3〜
図7に示すように,上部に表示された対象名を示すタイ
トル部311(NPXX)と,中断に位置する対象の作
動状態を示す第2表示部312と,下段に位置する入力
信号の作動状態を示す第3表示部313とからなる。
【0029】
【表1】
【0030】そして,第3表示部313の表示は,キー
ボード42のキー(f1〜f10)に対応しており,第
3表示部313と直線で結んである対応するキー(f1
〜f10)が操作されるとその表示が変わり,同時にそ
の情報は,システムパネル20の通信手段を介して接続
されたPLC81(図1)に伝達される。そして,第
2,第3表示部312,313は,対象のアクチュエー
タ等の動作モード,即ち1点動作型(図6),2点
(段)切り替え動作型(図3〜図5),多段切り替え動
作型(3段動作=図7)等によって表示要素の横方向へ
の配置数が変化する。
【0031】図3〜図5は,例えば,オンオフ等の2位
置動作を行うアクチュエータ等を模擬する表示画面31
〜33であり,図3は,モーメンタリタイプのスイッチ
による動作モードを,図4はオルタネイトタイプのスイ
ッチによる動作モードを示す。また,図5は,操作スイ
ッチによらず外部端子からインプットされる外部信号に
より動作するパターンを示し,同図の記号LSXXは信
号が入ってくる制御盤等の端子ナンバーを示し,端子台
の信号状態を示す画面と見ることもできる表示画面33
である。
【0032】そして,図6は,1アクション動作型の動
作モードの表示画面例34を示し,図7は3点切り換え
型の動作モードを示す表示画面例35である。また,図
8〜図10に示す画面36〜38は,タイマー(図
8),カウンター(図9),レジスター(図10)等の
PLCの内部装置の状態を示すものの標準画面の例であ
り,その下段表示部363,373,383は,設定値
やその現在値等が表示され,中段の表示部362,37
2,382は単色による動作表示が行われる。
【0033】そして,システムパネル部20は,図1に
示すエディター部10で作成されたパネル関連ファイル
50を自動的に読み込んでその内容を上記表示画面31
〜38に反映し且つキーボード42で実行された操作信
号に対応する制御要素の作動を表示画面31〜38に反
映し,同時にPLC81に送信すると共に,一方ではP
LC81で実行された制御要素の作動信号を通信手段を
介して受信して表示画面31〜38に反映させる。
【0034】即ち,上記パネル関連ファイル50には,
表示要素に関係するカード命令文51の内容が自動的に
メンテナンスされ反映されている。そのため,システム
パネル部20は,パネル関連ファイル50を読むことに
よって最新のPLCプログラム(PLC命令部61)の
内容を反映することができ,従来のようにPLCプログ
ラムの変更に対応してシステムパネル部20の変更を手
動操作により別個に行う必要がなくなる。従って,プロ
グラムの開発作業と同期して同時にテスト用の表示パネ
ル(システムパネル20)の開発を行うことができる。
【0035】また,システムパネル部20は,シミュレ
ーションテスト時にはPLC81のプログラムの動作状
態を通信手段を介して知ることができるから,PLC8
1の動作に対応して表示内容が変化し,オペレーターは
PLCプログラムが所望の動作を行っているか否かを直
ちに知ることができる。そのため,シミュレーションテ
ストをスムースに行い効率化することができる。即ち,
システムパネル部20は,キーボード42で実行された
操作信号に対応する制御要素の作動を表示画面31〜3
8に反映すると共に,その情報をPLC81に送信す
る。そして,それに対するPLC81の動作を通信手段
を介して受信し,その結果を表示することができる。
【0036】図11は,上記PLCプログラムの開発過
程における標準的な汎用アクチュエータの1群のPLC
プログラムの作成とテストの流れを簡単に例示したもの
である。始めに,ステップ551においてPLC81と
パーソナルコンピューター(PC)40とを接続し,両
者間の通信機能を立ち上げる。次いで,ステップ552
において,エディター10を起動させる。そして,ステ
ップ553で此処で用いようとするアクチュエータに対
応するカード50(既開発のもの)を読みだす。
【0037】そして,ステップ554で,PLC命令文
61のオペランド612の制御要素ナンバーが適切な値
であるか否かをチェックし,適切な値に設定する。そし
て,ステップ555において,開発しようとするアプリ
ケーションシステムに用いられるアクチュエータの数だ
けカードを複写(増殖)させる。この増殖時に,上記制
御要素ナンバーは前記第1複写増殖値711の値Nだけ
等差級数的に飛び飛びの値に設定してカードが複写さ
れ,パネル記号712の区分ナンバーは第2複写増殖値
712の値Mだけ等差級数的に飛び飛びの値に設定して
カードが複写される。
【0038】そして,ステップ556において,増殖さ
せたカードにおけるアクチュエータの今回のアプリケー
ション固有の名称(NPXXのコメント)を入力する。
続いて,ステップ557において,カード命令文51か
ら必要な部分を抽出し,PLC命令ファイル6,付加部
ファイル70,及びパネル関連ファイル50にストアー
する。そして,ステップ558でエディター部10を終
了する。此処までが,プログラムの原案の作成ステップ
であり,次からがPLC81と組み合わせた単体テスト
に入ることとなる。
【0039】ステップ560で,変換ソフトウェア(ロ
ーダー)19を起動させる。次ぎに,ステップ561で
変換ソフトウェア19は,PLC命令ファイル6を読み
込み機械語に変換し,ステップ562においてPLC8
1に転送し,PLCはメモリーにプログラムを記憶す
る。そして,ステップ563において,変換ソフトウェ
ア19を終了する。次ぎに,ステップ570において,
システムパネル部20を起動し,システムパネル部20
は,パネル関連ファイル50を読み込みディスプレイ4
3に画面を表示する。
【0040】そして,ステップ571でPLC81とパ
ーソナルコンピューター40との間の通信ソフトウェア
を立ち上げる。続くステップ572において,キーボー
ド42のキーを操作する。そして操作の結果は,表示画
面31〜38の表示に反映され,同時に信号はパーソナ
ルコンピューター40に送られる。そして,ステップ5
73において,PLC81側は送られた信号に対応する
プログラムが動作すると共に,その結果をシステムパネ
ル20に送信する。そして,システムパネル20は,ス
テップ574でパーソナルコンピューター40から送ら
れた信号に対応する表示を変更する。
【0041】そして,表示画面31〜38を切り換えつ
つキーボード42のキーを次々と操作し,上記ステップ
572からステップ574の操作を繰り返し,この一連
の操作により,オペレーターは作成されたPLCプログ
ラムが適切であるか否かの確認をすることができる。そ
して,ステップ575で一連の単体テストを完了し,プ
ログラムに不具合がある場合には,再びエディター10
を起動してプログラムを修正し,再度テストを行う。
【0042】
【発明の効果】上記のように,本発明によれば,シミュ
レーション用の表示システムの開発を効率化すると共に
プログラムのシミュレーションテストを容易に行うこと
のできるPLCのプログラム開発支援装置を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例のプログラム開発支援装置のシステ
ム構成図。
【図2】実施形態例のカードの内容を示す一連の命令文
を示す図。
【図3】システムパネルの表示画面の1例とキーボード
との対応を示す図(その1,2点切り換えアクチュエー
タ画面−1)。
【図4】システムパネルの表示画面の1例とキーボード
との対応を示す図(その2,2点切り換えアクチュエー
タ画面−2)。
【図5】システムパネルの表示画面の1例とキーボード
との対応を示す図(その3,2点切り換えアクチュエー
タ画面−3)。
【図6】システムパネルの表示画面の1例とキーボード
との対応を示す図(その4,1点動作アクチュエータ画
面)。
【図7】システムパネルの表示画面の1例とキーボード
との対応を示す図(その5,3点動作アクチュエータ画
面)。
【図8】システムパネルの表示画面の1例とキーボード
との対応を示す図(その6,タイマー設定値画面)。
【図9】システムパネルの表示画面の1例とキーボード
との対応を示す図(その7,カウンター設定値画面)。
【図10】システムパネルの表示画面の1例とキーボー
ドとの対応を示す図(その8,データレジスタ設定値画
面)。
【図11】実施形態例のプログラム開発支援装置のプロ
グラム開発とテストの流れの1例を示す図。
【符号の説明】
1...プログラム開発支援装置, 10...エディター部, 20...システムパネル部, 50...パネル関連ファイル, 6...PLC命令ファイル,

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汎用コンピューター上で動作するプログ
    ラマブルコントローラ(PLC)のプログラムプ開発支
    援装置であって,一纏まりの機能を実現するニモニック
    形式又はラダープログラム形式の一連のPLC命令群を
    含むカード及び上記カードの集合体としてPLCプログ
    ラムを編集するエディター部と,キーボード及び上記P
    LCと接続することによりキーボード及びPLCの動作
    信号に応動し信号に対応する器機の動作状態を模擬し画
    面に表示するシステムパネル部とを有しており,上記エ
    ディター部は,キーボードから入力されたデータに基づ
    いてカード命令文を作成しカード命令文からなるカード
    を形成し,上記カードを構成する1行のカード命令文
    は,PLC命令語,オペランド及びコメントからなるP
    LC命令部と,上記PLC命令部のオペランドとしての
    制御要素ナンバーに対応して設けられカードを増殖した
    場合にカード毎に異なった制御要素ナンバーを付与する
    ための第1の複写増殖値と,上記PLC命令部がシステ
    ムパネル部の表示要素に関係する場合に付加される記号
    であって区分ナンバーを備えたパネル記号と,上記パネ
    ル記号に対応して設けられカードを複写した場合にカー
    ド毎に異なった上記区分ナンバーを付与するための第2
    の複写増殖値とによって構成されており,上記エディタ
    ー部は,カード単位での増殖,削除及び複数のカード間
    の配置変更が可能であり,且つ上記カード命令文からP
    LC命令部を抽出してPLC命令ファイルを作成すると
    共に上記カード命令文のうちパネル記号の存在するカー
    ド命令文だけを抽出してパネル関連ファイルを作成し上
    記システムパネル部は,上記エディター部で作成された
    上記パネル関連ファイルを自動的に読み込んでその内容
    を表示画面に反映し且つキーボードで実行された操作信
    号に対応する制御要素の作動を表示画面に反映してPL
    Cに送信すると共にPLCで実行された制御要素の作動
    信号を受信して表示画面に反映させ,上記PLC命令フ
    ァイルは,変換ソフトウェアを介してPLCの機械語形
    式プログラムに変換することの出来る汎用テキストファ
    イルとして形成されることを特徴とするPLCのプログ
    ラム開発支援装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000036477A1 (fr) * 1998-12-16 2000-06-22 Fujitsu Limited Systeme, dispositif et support de memorisation servant au developpement d'un programme de commande d'un mecanisme
CN116384305A (zh) * 2023-06-05 2023-07-04 英诺达(成都)电子科技有限公司 数据通信方法、装置、系统、设备及计算机存储介质

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