JPH11247210A - 構築ブロック及びこれを用いた擁壁 - Google Patents
構築ブロック及びこれを用いた擁壁Info
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- JPH11247210A JPH11247210A JP4501298A JP4501298A JPH11247210A JP H11247210 A JPH11247210 A JP H11247210A JP 4501298 A JP4501298 A JP 4501298A JP 4501298 A JP4501298 A JP 4501298A JP H11247210 A JPH11247210 A JP H11247210A
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Abstract
ト部分を少なくかつ補強棒の後突子部分を多くして、擁
壁組付け施工作業がし易い構築ブロック及び擁壁を提供
する。 【解決手段】 多角形のコンクリート製前面体1と、該
前面体1の後部に形成されたコンクリート製胴体2とを
具え、該胴体2に多数の鉄筋製の前後補強棒、縦補強
棒、横補強棒3a,3b,3cが埋設され、前記前後補
強棒3aが胴体から後へ突出して多数の後突子4aが形
成される。そして、多数の後突子4aの全部または一部
は、縦連結片5b、横連結片5cで複数段に連結され、
縦連結片の両端に縦突子4bが鉄筋により一体的に形成
される。
Description
ト製構築ブロック(護岸ブロックを含む)及びこれを用
いた擁壁に関する。
ロックの胴体の後面から補強棒の後端を突出させ、各後
端同志を互いに直交する連結棒で連結し、その後、互い
の隙間にコンクリートを充填凝固して形成する技術を、
特許第2684478号で開示した。
においては、各ブロックは比較的小型のものであったた
め、擁壁の組付け施工作業に時間がかかる問題があっ
た。
おいても、コンクリート部分を少なくかつ補強棒の後突
子部分を多くして、擁壁組付け施工作業がし易い構築ブ
ロック及び擁壁の提供を目的とする。
段において、図1のように、多角形(正面に凹凸を有し
外周が長方形のもので、辺の幅は例えば1〜5m)のコ
ンクリート製前面体1と、該前面体1の後部に形成され
たコンクリート製胴体2とを具え、該胴体2に多数の鉄
筋製の前後補強棒、縦補強棒、横補強棒3a,3b,3
cが埋設され、前記前後補強棒3aが胴体から後へ突出
して多数の後突子4a(例えば20m以下)が形成され
ている。
部は、縦連結片5b、横連結片5cで複数段に連結さ
れ、縦連結片の両端に縦突子4bが鉄筋により一体的に
形成されている。
の構築ブロックBを上下左右に積層して行き、隣合う縦
突子4b同志(片方の突子は、互いに衝突しないように
折り曲げられている。)は線材(または溶接、以下同
じ)で固定し、縦連結片5b同志、横連結片5c同志
は、連絡片6により線材で固定する。そして、それぞれ
の隙間にモルタルをバイブレーターで振動して充填凝固
し、かつ混練セメントや栗石を充填凝固して形成する。
る。まず、第一実施例を図1に基づいて説明すると、多
角形(正面に凹凸を有し外周が長方形のもので、辺の幅
は例えば1〜5m)のコンクリート製前面体1と、該前
面体1の後部に形成されたコンクリート製の薄い胴体2
(厚さは例えば5〜50cm)とを具え、該胴体2に多
数の鉄筋製の前後補強棒、縦補強棒、横補強棒3a,3
b,3cが埋設され、前記前後補強棒3aが胴体から後
へ突出して多数の後突子4a(例えば20m以下)が形
成されている。
部は、縦連結片5b、横連結片5cで二段に連結され、
縦連結片の両端に縦突子4bが鉄筋により一体的に形成
されている。
の構築ブロックBを上下左右に積層して行き、隣合う縦
突子4b同志(片方の突子は、互いに衝突しないように
折り曲げられている。)は線材(または溶接、以下同
じ)で固定し、縦連結片5b同志、横連結片5c同志
は、連絡片6により線材で固定する。そして、それぞれ
の隙間にモルタルをバイブレーターで振動して充填凝固
し、かつ混練セメントや栗石を充填凝固して形成する。
クの前後補強棒の後突子4a同志は相当の長さを有し連
絡片6で連結されるので、各ブロックの製品誤差やブロ
ックの積上げ誤差により、隣合う補強棒の後突子の位置
ズレが一定値を越えても、連絡片6の長さの範囲内であ
れば、全く支障がなく、連結作業は極めて行い易くな
る。
側となるもので、本発明において、縦、横方向は前後方
向に対して互いに異なる直交方向を意味し、縦は鉛直方
向、横は水平方向を必ずしも意味しない。
多角形(凹凸の有る長方形で、辺の幅は例えば1〜5
m)のコンクリート製前面体1と、該前面体1の後部に
一体的に形成されたコンクリート製胴体2(厚さは例え
ば5〜50cm)とを具え、該胴体2に多数の鉄筋製の
前後補強棒、縦補強棒、横補強棒3a,3b,3cが埋
設され、前記前後補強棒3aが胴体2から後へ突出して
多数の後突子4aが形成されている。
部は、縦連結片5b、横連結片5cで複数段、例えば三
段に連結され、それぞれに縦突子4bと横突子4cが鉄
筋により一体的に形成されている。その他の構成及び作
用は、前記第一実施例と同様である。
多角形(正面に凹凸を有する外周が六角形のもので、辺
の幅は例えば1〜5m)のコンクリート製前面体1と、
該前面体1の後部に形成されたコンクリート製胴体2と
を具え、該胴体2に多数の鉄筋製の前後補強棒、縦補強
棒、横補強棒3a,3b,3cが埋設され、前記前後補
強棒3aが胴体2から後へ突出して多数の後突子4aが
形成されている。そして、前記縦補強棒3bが胴体2か
ら上下に突出して多数の縦突子4bが形成され、前記横
補強棒3cが胴体2から左右に突出して多数の横突子4
cが形成されている。その他の構成及び作用は、前記第
一実施例と同様である。
に積層して行き、隣合う縦突子4b同志、横突子4c同
志は線材で固定し、後突子4a同志は、縦、横連結棒9
b,9cで連絡し、縦突子4bと横突子4cの連結部分
も縦、横連結棒9b,9cにより固定する。次に、それ
ぞれの隙間にモルタルをバイブレーターで振動して充填
凝固し、かつ混練セメントや栗石を充填凝固して擁壁を
形成する。
多角形(正面に凹凸を有する外周が六角形のもので、辺
の幅は例えば1〜5m)のコンクリート製前面体1と、
該前面体1の後部に形成されたコンクリート製胴体2と
を具え、該胴体2に多数の鉄筋製の前後補強棒、縦補強
棒、横補強棒3a,3b,3cが埋設され、前記前後補
強棒3aが胴体2から後へ突出して多数の後突子4aが
形成されている。その他の構成及び作用は、前記第一実
施例と同様である。
前後補強棒3aが胴体2から後へ突出して多数の後突子
4aが形成され、その一部が互いに一体的に連絡されて
係合片4dが形成されている。その他の構成及び作用
は、前記第四実施例と同様である。
これは、外周が五角形のコンクリート製前面体1と、該
前面体1の後部に形成されたコンクリート製胴体2とを
具え、前記五角形は、第一実施例の長方形の一角を切っ
て五角とされている。そして、擁壁の状態で現れるブロ
ックBの穴Cには、強化の鉄筋や、美観を変える菱形コ
ンクリートブロックが嵌合される。その他の構成及び作
用は、前記第一実施例と同様である。
の第七ないし十三実施例のブロックBであり、その他の
構成及び作用は、前記第一ないし五実施例と同様であ
る。
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
中合せに対向させ連結片5b同志を溶接(または線材)
で固定したブロック対、図3のブロック同志を上記同様
に背中合せに溶接したブロック対、図6,8,9,1
1,12,14の同一ブロックB同志をそれぞれ背中合
せとし係合片4d同志を溶接したブロック対も本発明に
含まれる。
を積上げて、連結片で互いに連絡し、各胴体2の間に混
練コンクリートを充填固化すると、両側が前面体1の擁
壁を提供できる。
は、多角形の前面体と、該前面体の後部に形成された薄
い胴体とを具え、該胴体に多数の前後補強棒が埋設さ
れ、前記前後補強棒が胴体から後へ突出して多数の後突
子が形成されたものである。
ックにおいても、コンクリート部分を少なくかつ補強棒
の後突子部分を多くして、擁壁組付け施工作業をし易い
構築ブロック及び擁壁を提供できる効果がある。
(a)はその背面斜視図、(b)は側面図である。
もので、(a)は側面図、(b)は背面図である。
(a)は背面図、(b)は断面図、(c)は側面図であ
る。
(a)は背面図、(b)は断面図である。
ある。
である。
る。
図である。
図である。
で、(a)は背面斜視図、(b)は正面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 多角形の前面体と、該前面体の後部に形
成された胴体とを具え、該胴体に多数の前後補強棒が埋
設され、前記前後補強棒が胴体から後へ突出して多数の
後突子が形成されたことを特徴とする構築ブロック。 - 【請求項2】 多角形の前面体と、該前面体の後部に形
成された胴体とを具え、該胴体に多数の前後補強棒が埋
設され、前記前後補強棒が胴体から後へ突出して多数の
後突子が形成され、該多数の後突子の全部または一部は
連結片で連結されたことを特徴とする構築ブロック。 - 【請求項3】 多角形の前面体と、該前面体の後部に形
成された胴体とを具え、該胴体に多数の前後補強棒が埋
設され、前記前後補強棒が胴体から後へ突出して多数の
後突子が形成され、該多数の後突子の全部または一部は
複数段に亙り連結片で連結されたことを特徴とする構築
ブロック。 - 【請求項4】 多角形の前面体と、該前面体の後部に該
前面体より小径に形成された胴体とを具え、該胴体に多
数の横補強棒が埋設され、横補強棒が胴体から横へ突出
して多数の横突子が形成されたことを特徴とする構築ブ
ロック。 - 【請求項5】 多角形の前面体と、該前面体の後部に該
前面体より小径に形成された胴体とを具え、該胴体に多
数の縦補強棒が埋設され、縦補強棒が胴体から縦へ突出
して多数の縦突子が形成されたことを特徴とする構築ブ
ロック。 - 【請求項6】 多角形の前面体と、該前面体の後部に該
前面体より小径に形成された胴体とを具え、該胴体に多
数の前後補強棒及び横補強棒が埋設され、前記前後補強
棒が胴体から後へ突出して多数の後突子が形成され、前
記横補強棒が胴体から横へ突出して多数の横突子が形成
されたことを特徴とする構築ブロック。 - 【請求項7】 多角形の前面体と、該前面体の後部に該
前面体より小径に形成された胴体とを具え、該胴体に多
数の前後補強棒及び縦補強棒が埋設され、前記前後補強
棒が胴体から後へ突出して多数の後突子が形成され、前
記縦補強棒が胴体から縦へ突出して多数の縦突子が形成
されたことを特徴とする構築ブロック。 - 【請求項8】 多数の構築ブロックを上下左右に積層し
て行き、各ブロックの多数の前後補強棒の全部または一
部同志を連結片で連結し、隣接の多数の横突子同志を連
結し、隣接の多数の縦突子同志を連結し、連結片及び縦
横突子の隙間にモルタルを充填して凝固し、各構築ブロ
ックの胴体間にモルタルやコンクリートを充填凝固した
ことを特徴とする擁壁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4501298A JPH11247210A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 構築ブロック及びこれを用いた擁壁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4501298A JPH11247210A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 構築ブロック及びこれを用いた擁壁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11247210A true JPH11247210A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=12707459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4501298A Pending JPH11247210A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 構築ブロック及びこれを用いた擁壁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11247210A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002010520A1 (fr) * | 2000-07-31 | 2002-02-07 | Dairyou Company | Bloc structurel en saillie |
KR100873408B1 (ko) | 2008-07-11 | 2008-12-12 | 주식회사 지오환경 | 세미 프리캐스트 콘크리트 패널을 이용한 옹벽구조 |
-
1998
- 1998-02-26 JP JP4501298A patent/JPH11247210A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002010520A1 (fr) * | 2000-07-31 | 2002-02-07 | Dairyou Company | Bloc structurel en saillie |
KR100873408B1 (ko) | 2008-07-11 | 2008-12-12 | 주식회사 지오환경 | 세미 프리캐스트 콘크리트 패널을 이용한 옹벽구조 |
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Legal Events
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