JP2003166300A - レンガ及びレンガ構造物の構築方法 - Google Patents

レンガ及びレンガ構造物の構築方法

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JP2003166300A
JP2003166300A JP2001364721A JP2001364721A JP2003166300A JP 2003166300 A JP2003166300 A JP 2003166300A JP 2001364721 A JP2001364721 A JP 2001364721A JP 2001364721 A JP2001364721 A JP 2001364721A JP 2003166300 A JP2003166300 A JP 2003166300A
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JP
Japan
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brick
wall
bricks
side portion
brick structure
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Yoshimasa Matsumoto
好眞 松本
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MATSUMOTO RENGA KK
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MATSUMOTO RENGA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンガ構造物の構築性などにすぐれたレンガ
及びレンガ構造物の構築方法を提供すること。 【解決手段】 レンガ10は長辺部11と、短辺部12
と、長辺部11と短辺部12を結合する首細部13とか
ら成り、首細部13の両側部が凹入部15,16になっ
ている。立設された鉄筋17を凹入部15,16で横方
向から抱き込みながらレンガ10を積み上げていき、壁
などの構造物を構築する。また壁などのレンガ構造物の
厚さを自由に変えることができ、また花園などの土盛部
の構築のために曲線状に並べることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁などの構築に用
いるレンガ及びレンガ構造物の構築方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のレンガを用いたレンガ構
造物の一例である壁の構築方法の説明図である。レンガ
1の外形は箱形であり、上下に貫通する貫通孔2が左右
2つ開孔されている。3は基礎部4に立設された鉄筋で
ある。作業者は、矢印で示すように、立設された鉄筋3
の高い上端部から貫通孔2を挿入してレンガ1を積み上
げていき、またレンガとレンガの間にはモルタルなどの
目地材を塗布するなどして介装させ、壁などを構築して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のレ
ンガ1は、上述したように立設された鉄筋3の高い上端
部から貫通孔2を挿入してレンガ1を積み上げていくよ
うになっていたため、壁などの特に高いレンガ構造物の
構築に多大な手間と時間を要するという問題があった。
そこで本発明は、レンガ構造物の構築性などにすぐれた
レンガ及びレンガ構造物の構築方法を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のレンガは、長辺
部と、短辺部と、長辺部と短辺部を結合する首細部とか
ら成り、首細部の両側部が凹入部になっている。また望
ましくは、前記首細部に上下に貫通する貫通孔を形成し
た。また、本発明のレンガ構造物の構築方法は、立設さ
れた鉄筋を前記凹入部で横方向から抱き込みながらレン
ガを積み上げていくようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1はレンガの斜視図、図2はレ
ンガの平面図、図3は構築中の壁の斜視図、図4は構築
中の壁の正面図、図5は構築中の壁の平面図である。
【0006】図1および図2において、レンガ10は長
辺部11と、短辺部12と、長辺部11と短辺部12を
結合する首細部13から成っている。首細部13には上
下方向に貫通する貫通孔14が形成されている。また首
細部13の両側部は凹入部15,16になっている。貫
通孔14は、乾燥状態を良くするためと、軽量化のため
に形成したものである。
【0007】図3はレンガ10で壁を構築している様子
を示している。17は地盤などの基礎部にピッチをおい
て予め立設された鉄筋である。作業者は、図示するよう
にレンガ10を手に保持し、その凹入部15,16で鉄
筋17を矢印Nで示すように横方向から抱き込みながら
積み上げて、壁などのレンガ構造物を構築していく。こ
の場合、図示するように長辺部11と短辺部12を互い
違いに接合しながら横並びに並べ、あるいは積層して構
築していく。このように長辺部11と短辺部12を互い
違いに構築すれば、壁は倒れにくい。レンガ10とレン
ガ10の間のすき間にはモルタルなどの目地材を適宜注
入若しくは塗布するなどして施す。
【0008】図4、図5は構築中の壁の正面図および平
面図である。特に図5に明らかなように、鉄筋17は互
いに隣接するレンガ10の凹入部15,16により形成
される長孔部18内にあり、長孔部18内にモルタルな
どの充てん材や目地材を塗布あるいは注入することによ
り壁はしっかり構築される。また長辺部11と短辺部1
2は互い違いに接合しているので、壁面に直向する方向
Aに作用する外力(壁を倒す方向に作用する外力)に対
する対抗力が大きく、倒壊しにくい。
【0009】次に本レンガ10の他の使用例を示す。図
6は対向するレンガ同士の接合間隔を変えることによ
り、壁厚を任意の厚さ(図示する例では、W1,W2,
W3)に変えることができることを示している。
【0010】図7は、レンガ10を横方向に曲線状に並
べて、花園や家庭畑などの土盛部19を構築する例を示
している。レンガ10は図8に示す従来のような箱形で
はなく、長辺部11と短辺部12を有する異形状である
から、図7に示すように短辺部12を内側にして曲線状
に自由に並べることができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、壁
などのレンガ構造物を簡単に構築できる。また壁などの
レンガ構造物の厚さを自由に変えることができ、また花
園などの土盛部の構築のために曲線状に並べることもで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レンガの斜視図
【図2】レンガの平面図
【図3】構築中の壁の斜視図
【図4】構築中の壁の正面図
【図5】構築中の壁の平面図
【図6】レンガ同士の接合間隔を変える説明図
【図7】レンガを横方向に曲線状に並べる説明図
【図8】従来のレンガを用いたレンガ構造物の一例であ
る壁の構築方法の説明図
【符号の説明】
10 レンガ 11 長辺部 12 短辺部 13 首細部 15,16 凹入部 17 鉄筋

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長辺部と、短辺部と、長辺部と短辺部を
    結合する首細部とから成り、首細部の両側部が凹入部に
    なっていることを特徴とするレンガ。
  2. 【請求項2】 前記首細部に上下に貫通する貫通孔を形
    成したことを特徴とする請求項1記載のレンガ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のレンガを用いる
    レンガ構造物の構築方法であって、立設された鉄筋を前
    記凹入部で横方向から抱き込みながらレンガを積み上げ
    ていくことを特徴とするレンガ構造物の構築方法。
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