JPS59365Y2 - ケンチクヨウホウワクブロツク - Google Patents
ケンチクヨウホウワクブロツクInfo
- Publication number
- JPS59365Y2 JPS59365Y2 JP1975089508U JP8950875U JPS59365Y2 JP S59365 Y2 JPS59365 Y2 JP S59365Y2 JP 1975089508 U JP1975089508 U JP 1975089508U JP 8950875 U JP8950875 U JP 8950875U JP S59365 Y2 JPS59365 Y2 JP S59365Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- horizontal
- blocks
- vertical
- long body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、道路、河川、砂防、住宅、園地等の斜面(
法面)、特に扇形曲面部に適した崩壊防止用の構築用法
枠ブロックに関する。
法面)、特に扇形曲面部に適した崩壊防止用の構築用法
枠ブロックに関する。
従来、この種の構築用法枠ブロックは、第6図に示すよ
うに、長胴体21の両端に三角形状の拡大部22.22
をもち縦方向に順設される縦ブロック23と、長胴体の
両端に保合段部24,24が形成され横方向に順設され
る横ブロック25とからなり、縦ブロック23と横ブロ
ック25との組合せにより法面に基盤目状の法枠を構築
していた。
うに、長胴体21の両端に三角形状の拡大部22.22
をもち縦方向に順設される縦ブロック23と、長胴体の
両端に保合段部24,24が形成され横方向に順設され
る横ブロック25とからなり、縦ブロック23と横ブロ
ック25との組合せにより法面に基盤目状の法枠を構築
していた。
このとき、法面が第5図に示すような扇形曲面(特に河
川や海岸等の提防等に多い)であると、保合段部24と
拡大部22の係止が円滑に行えず、法枠の構築に手間が
かかると共に、拡大部両翼22 aが欠けやすかった。
川や海岸等の提防等に多い)であると、保合段部24と
拡大部22の係止が円滑に行えず、法枠の構築に手間が
かかると共に、拡大部両翼22 aが欠けやすかった。
また、扇形の両側部に三角形状の隙間ができ、この隙間
を埋めるために特別な形状のブロックを製造しなければ
ならないと共に、法枠の外観も好ましくなかった。
を埋めるために特別な形状のブロックを製造しなければ
ならないと共に、法枠の外観も好ましくなかった。
この考案は、上記にかんがみて、法面が曲面の場合、法
枠の構築を、手間を要せずに、かつブロックの拡大部両
翼を欠かさずに行うことができる構築用法枠ブロックを
提供することを目的とする。
枠の構築を、手間を要せずに、かつブロックの拡大部両
翼を欠かさずに行うことができる構築用法枠ブロックを
提供することを目的とする。
この考案の他の目的は、法面が扇形の場合、法枠の構築
を、扇形の両側部に三角形状の隙間を生じさせずに行う
ことができ、この隙間を埋めるための特別な形状のブロ
ックを必要とせず、かつ法枠の外観も好ましいものとな
る構築用法枠ブロックを提供することにある。
を、扇形の両側部に三角形状の隙間を生じさせずに行う
ことができ、この隙間を埋めるための特別な形状のブロ
ックを必要とせず、かつ法枠の外観も好ましいものとな
る構築用法枠ブロックを提供することにある。
以下、この考案の一実施例を、図例に基づいて説明する
。
。
第1図a、第1図すはそれぞれ縦ブロック1,1aを示
し、1は通常の、1aは法枠の外周区画に使用するもの
で゛ある。
し、1は通常の、1aは法枠の外周区画に使用するもの
で゛ある。
縦ブロック1は、長胴体2の両端に台形状に膨出した拡
大部3,3を形成し、また拡大部3,3の端面4,4の
ほぼ中央に切込部5,5を設け、前記長胴体2に鉄筋6
を前記端面4,4の外部に露出するように貫設したもの
である。
大部3,3を形成し、また拡大部3,3の端面4,4の
ほぼ中央に切込部5,5を設け、前記長胴体2に鉄筋6
を前記端面4,4の外部に露出するように貫設したもの
である。
糸径フ゛ロック1aは、縦フ゛ロック1aにおいて幅方
向の一方側にのみ台形状に膨出した拡大部3,3をもつ
ものである。
向の一方側にのみ台形状に膨出した拡大部3,3をもつ
ものである。
横ブロック8は、法枠の構築に際し、相対向するAブロ
ック1の端面4,4の間に挾まれて横方向にスライド可
能な両面をもつ長胴体からなり、該長胴体に鉄筋6を長
手力向両端仲部に露出するように貫設したものである。
ック1の端面4,4の間に挾まれて横方向にスライド可
能な両面をもつ長胴体からなり、該長胴体に鉄筋6を長
手力向両端仲部に露出するように貫設したものである。
次に、上記この考案の縦ブロック1,1aと横ブロック
8を用いて、法枠を構築する方法を第3〜4図に基づい
て説明する。
8を用いて、法枠を構築する方法を第3〜4図に基づい
て説明する。
法面の最下部に横ブロック8を、縦ブロック1の端面4
の幅より小さな間隙をおいて順設する。
の幅より小さな間隙をおいて順設する。
このとき、横ブロック8相互は鉄筋6で連結固定する。
次に、この連結した横ブロック8の各間隙の上方に、縦
ブロック1又は1aを配設する。
ブロック1又は1aを配設する。
このとき、横ブロック8は長手方向に段差がなく、縦ブ
ロック1の端面4をスライド可能となっているので、曲
面であっても、手間を要せずに、かつ拡大部3両翼を欠
かさずに縦ブロック1を配設できる。
ロック1の端面4をスライド可能となっているので、曲
面であっても、手間を要せずに、かつ拡大部3両翼を欠
かさずに縦ブロック1を配設できる。
また、樅ブロック1の固定は、鉄筋6で横ブロック8相
互を連結固定した鉄筋6に連結して行なう。
互を連結固定した鉄筋6に連結して行なう。
次に、これらの縦ブロック1の上端面間に横ブロック8
を配設する。
を配設する。
このとき、法面が扇形(台形)の場合は、縦ブロック1
の端面4上を横ブロック8がスライド可能なので、前記
最下段に配設した横ブロック8の間隙より小さくするこ
とができる。
の端面4上を横ブロック8がスライド可能なので、前記
最下段に配設した横ブロック8の間隙より小さくするこ
とができる。
そうすれば全体の長さは前段の横ブロックの連結長さよ
りも短かくなる。
りも短かくなる。
固定方法は前述と同様に鉄筋6で行なう。
さらに、前述と同様に縦ブロック1.1aを各間隙の上
方に配設固定する。
方に配設固定する。
順次、これらの作業を繰り返して、横ブロック8と縦ブ
ロック1を交互に順設して、第4図に示すような法枠を
構築する。
ロック1を交互に順設して、第4図に示すような法枠を
構築する。
なお、縦ブロック1及び横ブロック8の連結部に形成さ
れる中空部7には、コンクリートを充填し、必要により
コンクリート杭又は鉄筋杭等を地盤に打込み、法枠のを
強固に形成する。
れる中空部7には、コンクリートを充填し、必要により
コンクリート杭又は鉄筋杭等を地盤に打込み、法枠のを
強固に形成する。
このとき、中空部7内には鉄筋6が相互に連結されてお
り、また、切欠凹部5があるため、法枠のブロックの縦
横の連結は、段付係合されていなくても強固である。
り、また、切欠凹部5があるため、法枠のブロックの縦
横の連結は、段付係合されていなくても強固である。
さらに、縦ブロック1と横ブロック8で形成される基盤
目状の間にはコンクリート、栗石若しくは革張等で充填
して施工を完了する。
目状の間にはコンクリート、栗石若しくは革張等で充填
して施工を完了する。
この考案の構築用法枠ブロックは、上記のような構成な
ので、法面が曲面であっても、法枠の構築を、手間を要
せずに、かつ、縦ブロックの拡大部両翼を欠かさずに行
うことができ、さらには、法面が扇形(台形)であって
も、扇形の両側に三角形状の隙間を生じさせずに行なう
ことができ、この隙間を埋めるための特別な形状のブロ
ックを必要とせず、かつ法枠の外観も好ましいものとな
る。
ので、法面が曲面であっても、法枠の構築を、手間を要
せずに、かつ、縦ブロックの拡大部両翼を欠かさずに行
うことができ、さらには、法面が扇形(台形)であって
も、扇形の両側に三角形状の隙間を生じさせずに行なう
ことができ、この隙間を埋めるための特別な形状のブロ
ックを必要とせず、かつ法枠の外観も好ましいものとな
る。
この結果として、ブロック製造費及び構築工費が大幅に
削減できる。
削減できる。
第1図はこの考案の縦ブロックの斜視図、第2図は同じ
く横ブロックの斜視図、第3図は同しく法枠の構築例を
示す正面図、第4図は同じく法枠の別の構築例を示す斜
視図、第5図は扇形曲面をもつ法面を示す斜視図、第6
図は従来の法枠の構築例を示す正面図である。 1・・・・・・縦ブロック、2・・・・・・長胴体、3
・・・・・・拡大部、4・・・・・・端面、5・・・・
・・切込み部、6・・・・・・鉄筋、8・・・・・・横
ブロック。
く横ブロックの斜視図、第3図は同しく法枠の構築例を
示す正面図、第4図は同じく法枠の別の構築例を示す斜
視図、第5図は扇形曲面をもつ法面を示す斜視図、第6
図は従来の法枠の構築例を示す正面図である。 1・・・・・・縦ブロック、2・・・・・・長胴体、3
・・・・・・拡大部、4・・・・・・端面、5・・・・
・・切込み部、6・・・・・・鉄筋、8・・・・・・横
ブロック。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 縦方向及び横方向にそれぞれ順設する縦ブロック及び横
ブロックを組合せて基盤目状の法枠を構築する構築用法
枠ブロックにおいて、縦ブロック及び横ブロックがそれ
ぞれ下記構成であることを特徴とする構築用法枠ブロッ
ク。 (a)長胴体2の両端に台形状に膨出した拡大部3.3
を形成し、該拡大部3,3の端面4,4に切込み部5,
5を設け、前記長胴体2に鉄筋6を前記端面4.4の外
部に露出するように貫設した縦ブロック1゜ (b)法枠の構築に際し、相対向する縦ブロック1の端
面4,4の間に挾まれて横方向にスライド可能な両面を
もつ長胴体からなり、該長胴体に鉄筋6を長手方向両端
外部に露出するように貫設した横ブロック8゜
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975089508U JPS59365Y2 (ja) | 1975-06-24 | 1975-06-24 | ケンチクヨウホウワクブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975089508U JPS59365Y2 (ja) | 1975-06-24 | 1975-06-24 | ケンチクヨウホウワクブロツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS524204U JPS524204U (ja) | 1977-01-12 |
JPS59365Y2 true JPS59365Y2 (ja) | 1984-01-07 |
Family
ID=28571774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975089508U Expired JPS59365Y2 (ja) | 1975-06-24 | 1975-06-24 | ケンチクヨウホウワクブロツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59365Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4514381Y1 (ja) * | 1965-08-17 | 1970-06-17 |
-
1975
- 1975-06-24 JP JP1975089508U patent/JPS59365Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4514381Y1 (ja) * | 1965-08-17 | 1970-06-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS524204U (ja) | 1977-01-12 |
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