JPS6019130Y2 - コンクリ−ト製組立堤防 - Google Patents
コンクリ−ト製組立堤防Info
- Publication number
- JPS6019130Y2 JPS6019130Y2 JP6057380U JP6057380U JPS6019130Y2 JP S6019130 Y2 JPS6019130 Y2 JP S6019130Y2 JP 6057380 U JP6057380 U JP 6057380U JP 6057380 U JP6057380 U JP 6057380U JP S6019130 Y2 JPS6019130 Y2 JP S6019130Y2
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- Japan
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- connecting member
- shape
- embankment
- protrusions
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、互いに結合される端部の形状を同一にした
延長材および控え材を井桁状に組立て、各結合部はその
結合構造に応じて、L字状、T字状又は十字状連結部材
を介して結合してなるコンクリート製組立堤防に関する
ものである。
延長材および控え材を井桁状に組立て、各結合部はその
結合構造に応じて、L字状、T字状又は十字状連結部材
を介して結合してなるコンクリート製組立堤防に関する
ものである。
従来、組立堤防に関しては種々の考案(例えば実公昭3
5−10248、実公昭35−32429)が提案され
、かつ実地に採用されているが、必要とする部材の種類
が比較的多い欠点があった。
5−10248、実公昭35−32429)が提案され
、かつ実地に採用されているが、必要とする部材の種類
が比較的多い欠点があった。
然るにこの考案は、コンクリート製方格材でなる延長材
と控え材の夫々の端部形状を同一とすると共に、各部材
の結合に当っては、その結合部を同一形状のL字状、T
字状又は十字状の連結部材を介して結合できるようにし
たので、必要とする部材の種類を少くして、組立堤防の
構築を可能とし、前記欠点を解決したのである。
と控え材の夫々の端部形状を同一とすると共に、各部材
の結合に当っては、その結合部を同一形状のL字状、T
字状又は十字状の連結部材を介して結合できるようにし
たので、必要とする部材の種類を少くして、組立堤防の
構築を可能とし、前記欠点を解決したのである。
即ちこの考案はコンクリート製方格材を井桁状に組み立
てた堤防に関するものであって、堤防の構成に際しては
横方向に用いる延長材と、縦方向に用いる控え材との連
結部を、連結部材を介して連結している。
てた堤防に関するものであって、堤防の構成に際しては
横方向に用いる延長材と、縦方向に用いる控え材との連
結部を、連結部材を介して連結している。
前記延長材と控え材とは、端部が同一形状に形成され、
当該端面に鉄筋挿通用の凹入溝力唾直に形成してあり、
かつ端部上下面には連結部材の突条に嵌合する溝部が形
成され、前記溝部には連結部材の突部と嵌合する凹入部
が形成され、前記連結部材は平面り字状、T字状又は十
字状に形成されると共に鉄筋貫通孔が設けられ、前記各
連結部材の上下面には前記方格材と嵌合掛止する突条が
、各面−条宛、互いに直交する方向に形成された形状、
構造となっている。
当該端面に鉄筋挿通用の凹入溝力唾直に形成してあり、
かつ端部上下面には連結部材の突条に嵌合する溝部が形
成され、前記溝部には連結部材の突部と嵌合する凹入部
が形成され、前記連結部材は平面り字状、T字状又は十
字状に形成されると共に鉄筋貫通孔が設けられ、前記各
連結部材の上下面には前記方格材と嵌合掛止する突条が
、各面−条宛、互いに直交する方向に形成された形状、
構造となっている。
従って、この考案によれば井桁状堤防は延長材、控え材
および三種類の連結材並びに鉄筋があれば容易に構築す
ることができる。
および三種類の連結材並びに鉄筋があれば容易に構築す
ることができる。
以下この考案を実施例について説明する。
この考案は延長材又は控え材として使用するコンクリー
ト製方格材Aと、該方格材A相互の結合部に使用する1
字状連結部材B、、T字状連結部材Cおよび十字状連結
部材りとにより構成される。
ト製方格材Aと、該方格材A相互の結合部に使用する1
字状連結部材B、、T字状連結部材Cおよび十字状連結
部材りとにより構成される。
先ず各構成部材の形状を説明すれば、コンクリート製方
格材Aは第1図乃至第3図に示すように、断面H型をし
ており、その腹板1の両端部を中央部より厚くすると共
に、該厚肉腹板1aの上下面に矩形の凹入部2,2を形
成し、その中央部を貫通するように孔3を穿設し、かつ
厚肉腹板1aの外端面には前記孔3と平行に(垂直)、
断面半円状の凹入溝4を形成する。
格材Aは第1図乃至第3図に示すように、断面H型をし
ており、その腹板1の両端部を中央部より厚くすると共
に、該厚肉腹板1aの上下面に矩形の凹入部2,2を形
成し、その中央部を貫通するように孔3を穿設し、かつ
厚肉腹板1aの外端面には前記孔3と平行に(垂直)、
断面半円状の凹入溝4を形成する。
1字状連結部材Bは第4図乃至第9図に示したように、
平面り字状のコンクリート部材であって、上面および下
面には、突条5が各面−条宛、互いに直交する方向で、
かつこの部材の側壁と平行の方向に形成してあり、突条
5の上面(下面に形成した突条では下面)に突部6を設
けると共に、各突部の中央の位置に貫通孔7を穿設した
ものである。
平面り字状のコンクリート部材であって、上面および下
面には、突条5が各面−条宛、互いに直交する方向で、
かつこの部材の側壁と平行の方向に形成してあり、突条
5の上面(下面に形成した突条では下面)に突部6を設
けると共に、各突部の中央の位置に貫通孔7を穿設した
ものである。
次にT字状連結部材Cは第10図乃至第14図に示した
ように平面T字状のコンクリート部材であって、この上
下面にも夫々突条8が各面−条宛、互いに直交する方向
に形成してあり、上面の突条8の両側部に、前記同様の
突部9,9を形成する一方、下面の突条8は、一側に突
部9を形成腰下面の突部9の中央位置に貫通孔10を穿
設したものである。
ように平面T字状のコンクリート部材であって、この上
下面にも夫々突条8が各面−条宛、互いに直交する方向
に形成してあり、上面の突条8の両側部に、前記同様の
突部9,9を形成する一方、下面の突条8は、一側に突
部9を形成腰下面の突部9の中央位置に貫通孔10を穿
設したものである。
更に十字状連結部材りは第15図乃至第19図に示した
ように平面十字状のコンクリート部材であって、この部
材も上下面に、夫々各面−条宛、互いに直交する方向に
突条11が形成してあり、各突条の両側部に突部12,
12を設けると共に、突条11.11の交差位置に合致
させて貫通孔13を穿設したものである。
ように平面十字状のコンクリート部材であって、この部
材も上下面に、夫々各面−条宛、互いに直交する方向に
突条11が形成してあり、各突条の両側部に突部12,
12を設けると共に、突条11.11の交差位置に合致
させて貫通孔13を穿設したものである。
上記において、各連結部材に形成した突条5,8,11
は方格材Aの厚肉腹板1aの上下側に形成される溝14
と互いに嵌合掛止する形状であり、かつ突条5.8.
11に形成した6、9,12は前記厚肉腹板1aに形成
した凹入部2と互いに嵌合掛止する形状となっている。
は方格材Aの厚肉腹板1aの上下側に形成される溝14
と互いに嵌合掛止する形状であり、かつ突条5.8.
11に形成した6、9,12は前記厚肉腹板1aに形成
した凹入部2と互いに嵌合掛止する形状となっている。
前記コンクリート製方格材Aは、この組立堤防を構築す
る現場の地形に応じて、適宜の長さの延長材A1又は控
え材A2とするもので、両者を同一長さとして共通の部
材とする場合と、両者を異る長さとして、端部の形状の
み同一の部材とする場合とがある。
る現場の地形に応じて、適宜の長さの延長材A1又は控
え材A2とするもので、両者を同一長さとして共通の部
材とする場合と、両者を異る長さとして、端部の形状の
み同一の部材とする場合とがある。
第20図は上記の各部材を組立てて構築した組立堤防の
平面図であって、図中E部は前記り字状連結部材Bを介
して延長材A□および控え材A2が連結してあり、図中
F部は前記T字状連結部材Cを介して、G部は十字状連
結部材りを介して連結しである。
平面図であって、図中E部は前記り字状連結部材Bを介
して延長材A□および控え材A2が連結してあり、図中
F部は前記T字状連結部材Cを介して、G部は十字状連
結部材りを介して連結しである。
第21図は上記連結部中F部の縦断面構造であって、コ
ンクリート製の控え材への上側溝14に、T字状連結部
材Cの下面の突条8が嵌合し、更に該突条8に形成した
突部9が、前記控え材A2の厚肉腹板1aの端部に設け
た凹入部2と嵌合している。
ンクリート製の控え材への上側溝14に、T字状連結部
材Cの下面の突条8が嵌合し、更に該突条8に形成した
突部9が、前記控え材A2の厚肉腹板1aの端部に設け
た凹入部2と嵌合している。
T字状連結部材Cの上面の突条8は延長材A1の下側溝
14に嵌合している(上面の突条8に形成した突部9゜
9は、図中現われないが各−個宛、この連結部でつき合
わされる延長材A1の厚肉腹板の端部に設けた凹入部に
夫々嵌合する。
14に嵌合している(上面の突条8に形成した突部9゜
9は、図中現われないが各−個宛、この連結部でつき合
わされる延長材A1の厚肉腹板の端部に設けた凹入部に
夫々嵌合する。
)。前記延長材A1の上側に配置されたT字状連結部材
Cと控え材A2の結合部は、延長材A□を挾んで、前記
の構造と対称となる。
Cと控え材A2の結合部は、延長材A□を挾んで、前記
の構造と対称となる。
図中15は結合部に挿通した鉄筋である。
延長材A□と控え材A2の積重ね段数は、現場の地形に
応じて適宜決定されるもので、上記の構造の繰り返しと
なる。
応じて適宜決定されるもので、上記の構造の繰り返しと
なる。
前記E部およびG部についても、介設する連結部材が異
るのみで、結合構造は同様である。
るのみで、結合構造は同様である。
即ちこの考案によれば、端部を同一形状とした延長材と
控え材によって組立堤防を構築できるので、一種又は二
種類のコンクリート製方格材と、L字状、T字状および
十字状連結部材で、地形に応じて自由に堤防構築ができ
、必要な部材の種類を少なくできる効果がある。
控え材によって組立堤防を構築できるので、一種又は二
種類のコンクリート製方格材と、L字状、T字状および
十字状連結部材で、地形に応じて自由に堤防構築ができ
、必要な部材の種類を少なくできる効果がある。
第1図はこの考案の実施例のコンクリート製方格材の正
面図、第2図は同じく平面図、第3図は同じく側面図、
第4図は同じ〈実施例のL字状連結部材の平面図、第5
図は同じく正面図、第6図は同じく側面図、第7図は第
4図中C−C線における断面図、第8図は第4図中C−
C線における断面図、第9図は第4図中C−C線におけ
る断面図、第9図は第4図中C−C線における断面図、
第10図は同じ〈実施例のT字状連結部材の平面図、第
11図は同じく正面図、第12図は同じく側面図、第1
3図は第4図中C−C線における断面図、第14図は第
4図中C−C線における断面図、第15図は同じ〈実施
例の十字状連結部材の平面図、第16図は同じく正面図
、第17図は同じく側面図、第18図は第4図中C−C
線における断面図、第19図は第15図中g−g線にお
ける断面図、第20図はこの考案の実施例の平面図、第
21図は第20図中F部の縦断面図である。 A・・・・・・コンクリート製方格材、B・・・・・・
L字状連結部材、C・・・・・・T字状連結部材、D・
・・・・・十字状連結部材、1・・・・・・腹板、1a
・・・厚肉腹板、2・・曲間入部、3・・・・・・孔、
4・・・・・・凹入溝、5,8.i i・・・・・・突
条、6,9,12・曲・突部、7. 10. 13・・
・・・・貫通孔、14・・・・・・溝、15・・・・・
・鉄筋。
面図、第2図は同じく平面図、第3図は同じく側面図、
第4図は同じ〈実施例のL字状連結部材の平面図、第5
図は同じく正面図、第6図は同じく側面図、第7図は第
4図中C−C線における断面図、第8図は第4図中C−
C線における断面図、第9図は第4図中C−C線におけ
る断面図、第9図は第4図中C−C線における断面図、
第10図は同じ〈実施例のT字状連結部材の平面図、第
11図は同じく正面図、第12図は同じく側面図、第1
3図は第4図中C−C線における断面図、第14図は第
4図中C−C線における断面図、第15図は同じ〈実施
例の十字状連結部材の平面図、第16図は同じく正面図
、第17図は同じく側面図、第18図は第4図中C−C
線における断面図、第19図は第15図中g−g線にお
ける断面図、第20図はこの考案の実施例の平面図、第
21図は第20図中F部の縦断面図である。 A・・・・・・コンクリート製方格材、B・・・・・・
L字状連結部材、C・・・・・・T字状連結部材、D・
・・・・・十字状連結部材、1・・・・・・腹板、1a
・・・厚肉腹板、2・・曲間入部、3・・・・・・孔、
4・・・・・・凹入溝、5,8.i i・・・・・・突
条、6,9,12・曲・突部、7. 10. 13・・
・・・・貫通孔、14・・・・・・溝、15・・・・・
・鉄筋。
Claims (1)
- コンクリート製方格材を井桁状に組立ててなる堤防にお
いて、前記方格材であって、横力向にに並べる延長材と
、縦方向に並べる控え材とが端部を同一形状に形成され
、当該端面に、鉄筋挿通用の凹入溝が垂直に形成してあ
り、かつ端部上下面には連結部材の突条に嵌合する溝部
が形成され、前記溝部には連結部材の突部と嵌合する凹
入部が形成され、前記連結部材は平面り字状、T字状又
は十字状に形成されると共に鉄筋貫通孔が設けられ、前
記各連結部材の上下面には前記方格材と嵌合掛止する突
条が、各面−条宛、互いに直交する方向に形成されてお
り、前記延長材と控え材との保合部が前記連結部材を介
して結合されたことを特徴とするコンクリート製組立堤
防。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6057380U JPS6019130Y2 (ja) | 1980-05-01 | 1980-05-01 | コンクリ−ト製組立堤防 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6057380U JPS6019130Y2 (ja) | 1980-05-01 | 1980-05-01 | コンクリ−ト製組立堤防 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56163120U JPS56163120U (ja) | 1981-12-04 |
JPS6019130Y2 true JPS6019130Y2 (ja) | 1985-06-10 |
Family
ID=29655006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6057380U Expired JPS6019130Y2 (ja) | 1980-05-01 | 1980-05-01 | コンクリ−ト製組立堤防 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6019130Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-01 JP JP6057380U patent/JPS6019130Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56163120U (ja) | 1981-12-04 |
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