JPH1124627A - 交流プラズマディスプレイ平板装置のタイミング制御装置及び方法 - Google Patents
交流プラズマディスプレイ平板装置のタイミング制御装置及び方法Info
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Abstract
ロジック構成を簡略化する。 【解決手段】 a)第1一定時間全画素記入、消去段
階、b)第2一定時間データ記入段階、c)サブフィー
ルド毎に異なる時間の放電維持の3段階の駆動装置にお
いて、第1、第2クロック発生器32,34と、垂直同
期信号に応じて第2クロック信号より第1、第2一定時
間と異なる時間を設定する第1、第2パルス信号を発生
する第1カウンタ36と、a)、b)段階の区間をカウ
ンティングする第2カウンタ38と、異なる時間をカウ
ンティングする第3カウンタ40と、第2、第3カウン
タの出力と第2クロック信号を入力してスキャン電極、
維持電極、アドレス電極を駆動するタイミング制御信号
のための第1制御信号発生器42と、第2カウンタの出
力と第1クロック信号を入力してデータ記入のためのタ
イミング制御信号を発生する第2制御信号発生器44を
具備する。
Description
置(FPD:Flat Panel Display)に関するものであ
り、より詳細にはRGBストリップ形プラズマディスプ
レイパネル(PDP:Plasma Display Panel) を使用し
た平板ディスプレイ装置のタイミング制御装置及びその
制御方法に関するものである。
ら消費者は大きな画面と設置が比較的簡単な薄いディス
プレイ装置を要求するようになり、このような期待に応
じるためには既存のCRTは限界があった。それで、表
示面積は大きく、厚さは薄いいわゆるFPD装置への転
換がなされるようになり、最近国内外的に活発に研究が
進められている。
く、放射(emissive)素子と非放射素子に分けられる。放
射素子は、よく能動発光素子といわれ、自体的に光を出
す素子をいう。代表的には電界放出表示素子、蛍光表示
形素子、電子発光形素子、プラズマディスプレイパネル
などがここに当たる。非放射素子は受動発光素子と言わ
れ、液晶表示素子、ECD、EPIDなどがある。
ピュータなどの液晶表示素子を採用した商品が主流をな
している。しかし、この素子もパネル製造工程上の問題
でテレビでの21インチ級以上にはまだ限界を示してお
り、視野角が狭く、温度変化による応答速度に欠点があ
る。このような液晶表示素子の短所を補完できる次世代
平板ディスプレイとしてプラズマディスプレイが最近新
しく注目を浴びている。
発光するために、まるでCRTのように大画面であって
も、明るさが均一で、コントラストが高く、視野角が略
140度以上で21〜55インチ級の大画面表示装置で
あり、最も適合したものとして知られている。液晶表示
素子に比べてパネル製造工程が比較的簡単で製作費用を
減らすことができる長所を有する。しかし、未だにPD
PがCRTに比べて製作費用が高いためにメーカではこ
れを減らすための研究が進行されている。
差異とこれによる駆動電圧の形式により大きくDC形と
AC形で分類される。交流タイプは正弦波交流電圧また
はパルス電圧で駆動され直流タイプは直流電圧で駆動さ
れる。構造的には交流タイプは誘電体層が電極を覆って
いるために、これが電流制限抵抗の役割をする反面、直
流タイプは電極が放電空間にそのまま露出されて放電電
圧が供給される間放電電流が流れる。交流タイプは電極
が誘電体で被覆されており、イオン衝撃を受けないため
に直流タイプより寿命が長い。また、分極により誘電体
表面に生じる壁電荷がセル内部に記憶機能を有する長所
のために表示装置での応用がより多く活用されている。
めに別の補助電極を具備して3極構造の形態になってい
る。すなわち、表示のための単位セル当たり3個の電
極、すなわち、データ記入(書き込み)のためのアドレ
ス電極、ラインを順次にスキャンしてセル放電を維持す
るための維持電極、放電維持を補助するバス電極で構成
されている。
解像度により決定される。例えば、ライン当たりサンプ
ル数がRGBそれぞれに対して853個である場合には
総サンプル数は2559個になる。それで、アドレス電
極数も2559個が要求される。アドレス電極の配列形
態がストリップ形態である場合にはR,G,B電極が反
復的に配列される。
ルの一側のみに配列された場合には電極駆動部の回路配
置上空間的制約を受けるために、一般に1280個の奇
数番目電極の駆動部はパネルの上端に配置し1279個
の偶数番目の電極の駆動部はパネルの下端に配置する上
下電極駆動方式を採択している(米国特許4,695,
838号参照)。
パネルに表示するためには、データ処理部では飛越走査
方式を順次走査方式に変換し、PDP階調処理のための
サブフィールド方式にデータを変換し、PDPパネルの
上下アドレス電極を駆動するための電極駆動部にライン
当たり1280個ずつのRGBピクセルデータをアドレ
ス電極配置に合わせて提供する必要がある。
ジタルRGBサンプルデータを階調処理するためのサブ
フィールドデータに再配列するデータ再配列部、走査方
式を変換するためのフレームメモリ部と、データインタ
ーフェース部と、タイミングコントロール部を含む。
ングを制御するためにメインクロックを分周して各部の
タイミング制御信号を発生する。
ィールドごとに複数のサブフィールドに分けてピクセル
データを表示する。各サブフィールドは全画素記入及び
消去、データ記入、放電維持の3工程に分けて駆動され
る。従って、大変短い時間、例えば、毎スキャンライン
当たり3μsの間2559個のピクセルデータを処理し
なければならないためにシステムのメインクロックの周
波数が大変高くなる。すなわち、PDPの解像度が3×
853×480である場合にはデータ処理のためにメイ
ンクロックの周波数が50MHz程度が要求される。そ
れで、タイミングコントロール部では1垂直期間の間に
50MHzをカウンティングして各種タイミング制御信
号を発生する。従って、NTSC方式の場合には1垂直
期間が16.67msであるためにこれを50MHzに
カウンティングするためには20ビットカウンタが要求
される。
うなビット数が多いカウンタを使用する場合には下位席
の出力に比べて上位席の出力にスキューが発生するため
に出力値のデコーディング時にグリッチ(glitch)が発生
する問題があった。また、このようなノイズ問題を減ら
すためにすべての出力を同期させようとする場合にはカ
ウンタの設計が複雑になる問題があった。
問題点を解決するためのものであり、本発明の目的はデ
ータ記入時のみに高い周波数のクロック信号を使用し、
残りの動作では相対的に低い周波数のクロック信号を使
用することにより、タイミングコントローラのノイズが
除去できてロジック構成が簡略化できるACプラズマデ
ィスプレイパネル装置のタイミングコントローラ及びそ
の制御方法を提供することにある。
の本発明の装置は、a)毎サブフィールド初期に第1の
一定時間全画素に壁電荷を記入し記入された壁電荷をす
べて消去する工程と、b)毎サブフィールドごとに第2
の一定時間複数のスキャンラインを順次にスキャンしな
がらライン単位にデータを記入し放電しようとする画素
に選択的に壁電荷を形成する工程と、c)毎サブフィー
ルドごとに互いに異なる時間壁電荷が形成された画素の
放電を開始し開始された放電を維持させる工程の3段階
に毎フィールドごとに複数のサブフィールドをそれぞれ
駆動する交流プラズマディスプレイ平板装置において、
データ処理のために高い周波数を有する第1クロック信
号を発生するための第1クロック発生器と、システム駆
動のために低い周波数を有する第2クロック信号を発生
するための第2クロック発生器と、垂直同期信号に応じ
て前記第2クロック信号をカウンティングし、各サブフ
ィールド区間のうち前記a)工程及びb)工程の第1及
び第2の一定時間を設定する第1パルス信号と前記c)
工程の互いに異なる時間を設定するのに第2パルス信号
をそれぞれ発生する第1カウンタと、前記第1パルス信
号に応じて前記第2クロック信号に前記a)及びb)工
程の区間をカウンティングする第2カウンタと、前記第
2パルス信号に応じて前記第2クロック信号に前記c)
工程の互いに異なる時間をカウンティングする第3カウ
ンタと、前記第2及び第3カウンタの出力と前記第2ク
ロック信号をそれぞれ入力してスキャン電極、維持電
極、アドレス電極を駆動するためのタイミング制御信号
を発生するための第1制御信号発生器と、前記第2カウ
ンタの出力と前記第1クロック信号をそれぞれ入力して
データ記入のためのタイミング制御信号を発生する第2
制御信号発生器を具備することを特徴とする。
は、a)毎サブフィールド初期に第1の一定時間全画素
に壁電荷を記入し記入された壁電荷をすべて消去する工
程と、b)毎サブフィールドごとに第2の一定時間複数
のスキャンラインを順次にスキャンしながらライン単位
にデータを記入し放電しようとする画素に選択的に壁電
荷を形成する工程と、c)毎サブフィールドごとに互い
に異なる時間壁電荷が形成された画素の放電を開始し開
始された放電を維持させる工程の3段階に毎フィールド
ごとに複数のサブフィールドをそれぞれ駆動する交流プ
ラズマディスプレイ平板装置のタイミング制御方法にお
いて、i)データ処理のために高い周波数を有する第1
クロック信号と、システム駆動のために低い周波数を有
する第2クロック信号をそれぞれ発生する工程と、 ii)垂直同期信号に応じて前記第2クロック信号をカ
ウンティングし、各サブフィールド区間のうち前記a)
工程及びb)工程の第1及び第2の一定時間を設定する
第1パルス信号と前記c)工程の互いに異なる時間を設
定するのに第2パルス信号をそれぞれ発生する工程と、 iii)前記第1パルス信号に応じて前記第2クロック
信号に前記a)及びb)工程の区間をカウンティングす
る工程と、 iv)前記第2パルス信号に応じて前記第2クロック信
号に前記c)工程の互いに異なる時間をカウンティング
する工程と、 v)前記第2及び第3カウンタの出力と前記第2クロッ
ク信号をそれぞれ入力してスキャン電極、維持電極、ア
ドレス電極を駆動するためのタイミング制御信号を発生
する工程と、 vi)前記第2カウンタの出力と前記第1クロック信号
をそれぞれ入力してデータ記入のためのタイミング制御
信号を発生する工程を具備することを特徴とする。
り、第2クロック信号は2MHzであることが望まし
い。前記第3カウンタ手段は前記c)工程の互いに異な
る時間のうち最小時間を単位時間にし、この単位時間の
間前記第2クロック信号をカウンティングすることを繰
り返すことが望ましい。前記第2制御信号発生手段は前
記第2カウンタの出力をデコーディングし、前記b)工
程の第2一の定時間を前記複数のスキャンライン数で分
割し、各分割された時間を単位時間にしてこの単位時間
の間前記第1クロック信号をカウンティングすることが
望ましい。
長所などは次ぎに参照する本発明のいくつかの好適な実
施例に対する以下の説明から明確になるであろう。
の好適な実施例をよるPDP−TV装置の構成と動作を
説明する。図1に本発明による平板ディスプレイ装置の
望ましい一実施例であるPDP−TVの回路ブロック構
成を示す。一実施例のPDP−TV構成では、大きく分
けて、NTSC複合映像信号をPDP−TVシステムに
適合な形態で転換する映像処理部と処理された映像デー
タをパネルディスプレイするための駆動回路部で構成さ
れる。
映像信号は音声及び映像信号処理部10でアナログ処理
されADC12で一定の映像データでディジタル化され
る。この映像データは再びデータ処理部14のデータ再
配列部14a、メモリ部14b、データインターフェー
ス部14cを通してPDPの階調処理特性に符合される
データストリームの形態でアドレス電極駆動部20,2
2に提供される。
信号Vsyncに応答して毎フィールド単位でデータ処
理部14と高電圧発生部18にタイミング制御信号を提
供する。より具体的な説明は後で述べる。
び維持電極駆動部20,22,24,26で必要とする
高電圧制御パルスを出力し、電源部30は交流電源AC
Vを入力にして全体システムに必要とするすべての直流
電圧DCVを生成供給する。
複合映像信号の入力を受けてアナログRGBと同期信号
H.V SYNCを分離し、輝度信号の平均値に該当す
る平均画面レベル(APL:Average Picture Level)を
求めてADC12に提供する。
フレームが偶数と奇数の2フィールドで構成されてお
り、水平同期信号は15.73KHz、垂直同期信号は
60Hzの周波数を有する。複合映像信号から分離した
音声信号はオーディオ増幅器を経て直接スピーカに出力
する。
れディジタルデータに変換してデータ処理部14に出力
し、ディジタルデータはPDP−TVシステムの明るさ
の改善のために変換された形態の映像データである。A
DC12ではアナログRGB及びAPL信号を量子化さ
せるのに適切の信号レベルに増幅し、垂直及び水平同期
信号を一定の位相に変換する。また、ADC12ではサ
ンプリングクロックを入力同期信号に同期されたクロッ
クに使用するためにPLLを使用してクロックを生成す
る。
力された可変パルスの位相を比較して入力同期信号に同
期されたクロックを出力する。もしも、入力同期信号に
同期されたクロックを使用しない場合にはディスプレイ
される映像の垂直直線性が保障されない。
垂直位置と水平位置を設定する。垂直位置区間は入力信
号のうち映像情報があるラインのみを設定し、水平位置
区間は垂直位置に設定されたラインのうち映像情報があ
る時間のみを設定する。垂直位置区間と水平位置区間は
サンプリングをする基準になる。垂直位置区間は次の<
表1>に示すように240ラインずつ、総(計)480
ラインが選択される。水平位置区間はラインごとに最小
853個のサンプリングクロックが存在できる時間にな
らなければならない。
Pの明るさ特性に符合するデータにマッピングして出力
する。すなわち、ADC12はROMにいくつかのベク
タテーブルを具備して、ディジタル化されたAPLデー
タにより最適のベクタテーブルを1:1マッピングして
改善されたRGBデータ形態でデータ処理部14に提供
する。
ではPDPの階調処理のためには1フィールドの映像デ
ータを複数個のサブフィールドに再構成した後に最再上
位ビットから最下位ビットまで再配列する必要がある。
データ再配列部14aは並列で提供される映像データが
フレームメモリの一つのアドレスに同一の加重値を有す
るビットで貯蔵されるように再配列する。
部アドレス電極用データを区分するために、前記再配列
されたR,Bに対してはそれぞれの8個の1ビットデー
タのうち、奇数番目4個の1ビットデータを上位ビット
にし偶数番目4個の1ビットデータを下位ビットにし
て、前記再配列されたGに対しては8個の1ビットデー
タのうち奇数番目4個の1ビットデータを下位ビットに
して偶数番目4個の1ビットデータを上位ビットにする
1ワードで構成する。
た、PDP階調処理上1フィールドを8個のサブフィー
ルドに分けて、各サブフィールドに該当する映像データ
を電極配列順番に合うように順にリードしてデータイン
ターフェース部16に提供する必要があるためにライト
順番とは構造的に大変異なるリード順番を有する。
リ部14bで出力されるRGBデータを表示部28のR
GB画素配置に合うように再配列してアドレス駆動IC
に供給する。すなわち、データインターフェース部14
cはメモリ部14bから伝達されるRGBデータを臨時
貯蔵して上部及び下部アドレス電極駆動部20,22で
要求するデータ形態に合わせて提供する役割をする。
号を入力して各部で必要とするクロック信号と制御パル
スを発生して各部に提供する。より具体的な説明は後で
述べる。
ラ部16で出力される各種ロジックレベルの制御パルス
により直流高電圧を組合して上下部アドレス電極駆動部
20,22、スキャン電極駆動部24、維持電極駆動部
26で必要とする制御パルスを生成してPDPが駆動で
きるようにする。上下アドレス電極駆動部20,22で
はデータインターフェース部14cから提供されるデー
タを適合な電圧レベルに高めて表示部28に選択的記入
が可能なようにする。
ための駆動方法はまず、1フィールドをいくつかのサブ
フィールド(256階調−8サブフィールド)で分け
て、各サブフィールドに該当する映像データを上下部ア
ドレス電極駆動部20,22を通してライン単位に表示
部28に記入する。MSBデータが記入されるサブフィ
ールドでLSBサブフィールド順に放電維持パルスの個
数を少なくしてこれらの組合による総放電維持期間に階
調処理をする。
ィスプレイして、ノンインターレーススキャンによる点
滅(flickering)をなくす。分けられたサブフィールド駆
動順番は次のようである。 a)全画素記入及び消去段階 以前サブフィールドの放電維持後に選択された画素に残
っている壁電荷を消去するために可視的でない程度の短
い第1の一定時間にすべての画素に壁電荷を記入させ、
次にすべての画素を消去して残っている壁電荷をすべて
消去させることによりPDPを初期化させる。
シフトさせながらアドレス電極を通して該当データをラ
イン単位に記入して放電させようとする画素に選択的に
壁電荷を形成させる。
ルスを供給して壁電荷が形成された画素の放電を開始維
持させる。このとき、記入されなかった画素が記入され
た周辺画素により影響を受けて間違い放電をおこす可能
性があるために維持パルス供給後ごとに小幅消去を行っ
て正確な放電がなされるようにする。放電維持段階は、
サブフィールドの加重値により放電維持時間が異なる。
例えば、MSB値で構成されたサブフィールドの放電維
持時間が最も長く、LSB値で構成されたサブフィール
ドの放電維持時間が最も短く設定される。これらサブフ
ィールドの放電維持時間は指数関数的に増加することが
通常的であるが実験により視覚的に最も自然な階調表現
になるように適切に調整される。
ラの望ましい一実施例の回路構成を示す。図2の一実施
例は第1クロック発生器32、第2クロック発生器3
4、第1カウンタ36、第2カウンタ38、第3カウン
タ40、第1制御信号発生器42、第2制御信号発生器
44を含む。
めに50MHzの高い周波数を有する第1クロック信号
CLK1を発生する。第2クロック発生器34はシステ
ム駆動のために2MHzの低い周波数を有する第2クロ
ック信号CLK2を発生する。
メインクロックを提供するために垂直同期信号Vsyn
cにより初期化され1垂直期間を第2クロック信号CL
K2にカウンティングする。1垂直期間がNTSC方式
では16.67msであるためにこれを2MHzクロッ
クにカウンティングするためには16.67ms/50
0ns=33,340クロックが要求される。従って、
第1カウンタは16ビット2進カウンタで構成される。
それで、50MHzクロックでカウントする場合には2
0ビット2進カウンタが要求されるが、本発明では16
ビット2進カウンタでロジック構成を減らすことができ
る。カウンタの出力値は予め設定されたデコーダにより
組合され各サブフィールド区間のうち前記a)段階及び
b)段階の第1及び第2一定時間を設定する第1パルス
信号p_statと前記c)段階の互いに違う時間を設
定する第2パルス信号p_variでそれぞれ出力され
る。
_statの上昇エッジで第2クロック信号CLK2を
カウントし始め下降エッジでリセットされる11ビット
2進カウンタで構成される。従って、第2カウンタ38
はa)及びb)段階の第1の予定時間(例えば、100
μs)及び第2の一定時間(例えば、3μs×481ス
キャンライン数=1443μsをカウントしそのカウン
ト値を出力する。
_variの上昇エッジで第2クロック信号CLK2を
カウントし始め下降エッジでリセットされる5ビット2
進カウンタで構成される。従って、第2カウンタ38は
c)段階の放電維持時間のうち最小単位時間(例えば、
最小10μs)を第2パルス信号のアクチブ区間で反復
カウントしそのカウント値を出力する。すなわち、MS
Bサブフィールドの放電維持期間が1280μsである
とこの放電維持期間の間第3カウンタは128回繰り返
してカウントする。
3カウンタ38,40から提供されるカウント値を入力
する。入力されたカウント値は放電維持電極制御信号発
生部42a、スキャン電極制御信号発生部42b、アド
レス電極制御信号発生部42cにそれぞれ提供され各発
生部ではこれらカウント値をデコーディングして各電極
に対応するタイミング制御信号を生成する。生成された
タイミング制御信号は高電圧発生部18に提供される。
8から提供されるカウント値を入力してロジック回路で
具現されたデコーダ44aでデコーディングする。デコ
ーダ44aではb)段階の第2の一定時間1443μs
に対応する第3パルス信号p_dataを生成する。
ンターフェース部14cの入力制御のための107個の
シフトパルスを発生するために3μsの間50MHzク
ロックを150個カウントできる8ビット2進カウンタ
44bを含む。カウンタ44bでは第3パルス信号p_
dataの上昇エッジでカウントし始めて3μsずつ総
481回を繰り返してカウントする。カウンタ44bの
カウント出力はデコーダ44aに提供される。これにデ
コーダ44aではデータ処理部14のデータ再配列部1
4a、メモり部14b、データインターフェース部14
cで必要とする各種タイミング制御信号を発生する。
するための波形図を示す。図3を参照すると、1垂直期
間は8個のサブフィールド駆動期間に分割され、各サブ
フィールド駆動期間はa),b),c)段階の3段階に
区分される。a)及びb)段階は毎サブフィールドごと
に同一の時間で構成されるが、c)段階は各サブフィー
ルドごとに与えられた加重値により互いに異なる時間で
構成される。図3に示した例では指数関数的に増加する
放電維持期間を示す。
構成を簡略化させ、グリッチ(glitch)ノイズを減少させ
るために低速クロックが要求されるa)及びc)段階で
は2MHzのクロックを使用し、高速クロックが要求さ
れるb)段階では50MHzのクロックを使用する。
してカウントする方式で長い時間をカウントし、b)段
階でも3μs単位に繰り返しカウントする方式で144
3μsをカウントすることにより、各カウンタのロジッ
ク設計が簡略化されノイズを減少させることができる。
施例の回路構成を示し、図5は図4の各部波形図を示
す。図2の第3カウンタ40の望ましい実施例は5ビッ
ト2進カウンタ40aとデコーダ40bを含む。カウン
タ40aは2MHzのクロック信号をクロック入力して
従属的に連結される5個のD形フリップフロップ(DF
F−DFF5)で構成されデコーダ40bの出力により
リセットされるように構成される。デコーダ40bでは
カウンタ44aの出力が19(10011)になると出
力がロー状態になるロジック回路DECと、第2パルス
信号p_variとロジック回路の出力Xを論理積する
アンドゲートGを含む。従って、アンドゲートGではカ
ウンタ40aの出力が19になるか第2パルス信号p_
variがロー状態になるとリセット信号Rを発生す
る。
ク20個ごとにリセットされ再び0から19までをカウ
ントすることを繰り返す。
ば、1280μsを基準にカウンタを設計する場合には
12ビット2進カウンタを構成しなければならないが、
本発明では5ビット2進カウンタで具現できるためにカ
ウンタの設計を簡略化でき、ノイズ問題を低減できる。
タイミング制御装置の設計が簡略化できノイズを減少さ
せられることによりPDP装置のコストをダウンさせる
ことに寄与して製品の信頼性を向上させる長所がある。
が、本発明は実施例によって限定されず、本発明が属す
る技術分野において通常の知識を有するものであれば本
発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正また
は変更できるであろう。
一実施例であるPDP−TVの回路ブロック構成を示
す。
い一実施例の回路構成を示す。
波形図を示す。
構成を示す。
Claims (11)
- 【請求項1】 a)毎サブフィールド初期に第1の一定
時間全画素に壁電荷を記入し記入された壁電荷をすべて
消去する工程と、b)毎サブフィールドごとに第2の一
定時間複数のスキャンラインを順次にスキャンしながら
ライン単位にデータを記入し放電しようとする画素に選
択的に壁電荷を形成する工程と、c)毎サブフィールド
ごとに互いに異なる時間壁電荷が形成された画素の放電
を開始し開始された放電を維持させる工程の3段階に毎
フィールドごとに複数のサブフィールドをそれぞれ駆動
する交流プラズマディスプレイ平板装置において、 データ処理のために高い周波数を有する第1クロック信
号を発生するための第1クロック発生手段と、 システム駆動のために低い周波数を有する第2クロック
信号を発生するための第2クロック発生手段と、 垂直同期信号に応じて前記第2クロック信号をカウンテ
ィングし、各サブフィールド区間のうち前記a)工程及
びb)工程の第1及び第2の一定時間を設定する第1パ
ルス信号と前記c)工程の互いに異なる時間を設定する
のに第2パルス信号をそれぞれ発生する第1カウンタ手
段と、 前記第1パルス信号に応じて前記第2クロック信号に前
記a)及びb)工程の区間をカウンティングする第2カ
ウンタ手段と、 前記第2パルス信号に応じて前記第2クロック信号に前
記c)工程の互いに異なる時間をカウンティングする第
3カウンタ手段と、 前記第2及び第3カウンタの出力と前記第2クロック信
号をそれぞれ入力してスキャン電極、維持電極、アドレ
ス電極を駆動するためのタイミング制御信号を発生する
ための第1制御信号発生手段と、 前記第2カウンタの出力と前記第1クロック信号をそれ
ぞれ入力してデータ記入のためのタイミング制御信号を
発生する第2制御信号発生手段を具備することを特徴と
するタイミング制御装置。 - 【請求項2】 前記第1クロック信号は50MHzであ
り、第2クロック信号は2MHzであることを特徴とす
る請求項1に記載のタイミング制御装置。 - 【請求項3】 前記複数のサブフィールドは256階調
を表示するために1フィールドに8個であることを特徴
とする請求項2に記載のタイミング制御装置。 - 【請求項4】 前記第3カウンタ手段は前記c)工程の
互いに異なる時間のうち最小時間を単位時間にし、この
単位時間の間前記第2クロック信号をカウンティングす
ることを繰り返すことを特徴とする請求項1に記載のタ
イミング制御装置。 - 【請求項5】 前記第3カウンタ手段は前記第2クロッ
ク信号を入力してカウンティングするNビットカウンタ
と、 前記Nビットカウンタの出力値が前記単位時間と同一の
値であったり、前記第2パルス信号がノンアクチブ状態
である場合には前記Nビットカウンタをリセットさせる
リセット手段を具えることを特徴とする請求項4に記載
のタイミング制御装置。 - 【請求項6】 前記第2制御信号発生手段は前記第2カ
ウンタの出力をデコーディングし、前記b)工程の第2
の一定時間を前記複数のスキャンライン数で分割し、各
分割された時間を単位時間にしてこの単位時間の間前記
第1クロック信号をカウンティングすることを繰り返す
ことを特徴とする請求項1に記載のタイミング制御装
置。 - 【請求項7】 前記第2制御信号発生手段は前記第1ク
ロック信号を入力してカウンティングするMビットカウ
ンタと、 前記Mビットカウンタの出力値が前記単位時間と同一の
値であるか、第3パルス信号がノンアクチブ状態である
場合には前記Nビットカウンタをリセットさせるリセッ
ト手段を具備することを特徴とする請求項6に記載のタ
イミング制御装置。 - 【請求項8】 前記前記第3パルス信号は前記第1パル
ス信号で前記a)工程の第1の一定時間を除いた第2の
一定時間アクチブ状態を維持するパルスであることを特
徴とする請求項7に記載のタイミング制御装置。 - 【請求項9】 a)毎サブフィールド初期に第1の一定
時間全画素に壁電荷を記入し記入された壁電荷をすべて
消去する工程と、b)毎サブフィールドごとに第2の一
定時間複数のスキャンラインを順次にスキャンしながら
ライン単位にデータを記入し放電しようとする画素に選
択的に壁電荷を形成する工程と、c)毎サブフィールド
ごとに互いに異なる時間壁電荷が形成された画素の放電
を開始し開始された放電を維持させる工程の3工程に毎
フィールドごとに複数のサブフィールドをそれぞれ駆動
する交流プラズマディスプレイ平板装置のタイミング制
御方法において、 i)データ処理のために高い周波数を有する第1クロッ
ク信号と、システム駆動のために低い周波数を有する第
2クロック信号をそれぞれ発生する工程と、 ii)垂直同期信号に応じて前記第2クロック信号をカ
ウンティングし、各サブフィールド区間のうち前記a)
工程及びb)工程の第1及び第2の一定時間を設定する
第1パルス信号と前記c)工程の互いに異なる時間を設
定するのに第2パルス信号をそれぞれ発生する工程と、 iii)前記第1パルス信号に応じて前記第2クロック
信号に前記a)及びb)工程の区間をカウンティングす
る工程と、 iv)前記第2パルス信号に応じて前記第2クロック信
号に前記c)工程の互いに異なる時間をカウンティング
する工程と、 v)前記第2及び第3カウンタの出力と前記第2クロッ
ク信号をそれぞれ入力してスキャン電極、維持電極、ア
ドレス電極を駆動するためのタイミング制御信号を発生
する工程と、 vi)前記第2カウンタの出力と前記第1クロック信号
をそれぞれ入力してデータ記入のためのタイミング制御
信号を発生する工程を具備することを特徴とするタイミ
ング制御方法。 - 【請求項10】 前記iv)工程は前記c)工程の互い
に異なる時間のうち最小時間を単位時間にし、この単位
時間の間前記第2クロック信号をカウンティングするこ
とを繰り返すことを特徴とする請求項9に記載のタイミ
ング制御方法。 - 【請求項11】 前記vi)工程は前記第2カウンタの
出力をデコーディングし、前記b)工程の第2の一定時
間を前記複数のスキャンライン数で分割し、各分割され
た時間を単位時間にしてこの単位時間の間前記第1クロ
ック信号をカウンティングすることを繰り返すことを特
徴とする請求項9に記載のタイミング制御方法。
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