JPH11245671A - 燃料タンク - Google Patents

燃料タンク

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JPH11245671A
JPH11245671A JP10053739A JP5373998A JPH11245671A JP H11245671 A JPH11245671 A JP H11245671A JP 10053739 A JP10053739 A JP 10053739A JP 5373998 A JP5373998 A JP 5373998A JP H11245671 A JPH11245671 A JP H11245671A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸発燃料の発生を抑制でき且つ耐久性の高い
燃料タンクを提供する。 【解決手段】 燃料タンク内の燃料量が増大したときに
互いに離れるように外方へ膨らむ略平坦な一対の膜壁を
これら膜壁の各々対応する辺において互いに連結して形
成され、燃料タンク内の燃料量が増大したときに膜壁が
膨らむのに伴い該膜壁の辺が内方へ湾曲する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料を貯留するため
の燃料タンクに関し、特に内燃機関の燃料タンクに関す
る。
【0002】
【従来の技術】燃料タンク内の燃料液面上方に空間があ
ると蒸発燃料が発生する。通常、給油時に上昇する燃料
液面上方の空気を排出し、燃料タンク内に燃料を導入し
やすくするために燃料タンクは大気と連通せしめられ
る。このため燃料タンクから空気が排出されるとき燃料
タンク内の蒸発燃料が大気に放出されてしまう。そこで
特開平8−170568号に開示された燃料タンクは燃
料タンク内の燃料量に応じて内容積が変化する燃料室を
具備する。燃料室の内容積が燃料量に応じて変化するた
め、燃料室内の燃料液面上方に空間がなく、蒸発燃料の
発生が抑制されると共に給油時に燃料液面上方の空気を
排出する必要もない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平8−170
568号に開示された燃料タンクの燃料室は蛇腹部分を
有する膜により形成されている。膜は蛇腹部分において
伸び縮みすることにより燃料室の内容積を変える。しか
しながら例えば燃料室内の燃料が揺動すると揺動した燃
料が蛇腹部分に衝突する。これにより蛇腹部分が局部的
に膨張せしめられる。このため蛇腹部分の一部に負荷が
集中し、膜が劣化または損傷する可能性がある。このよ
うに燃料タンクでは種々の原因により燃料タンクが劣化
または損傷する可能性がある。したがって本発明の目的
は蒸発燃料の発生を抑制でき且つ耐久性の高い燃料タン
クを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に一番目の発明によれば、燃料を貯留するための燃料タ
ンクにおいて、燃料タンク内の燃料量が増大したときに
互いに離れるように外方へ膨らむ略平坦な一対の膜壁を
これら膜壁の各々対応する辺において互いに連結して形
成され、燃料タンク内の燃料量が増大したときに前記膜
壁が膨らむのに伴い該膜壁の辺が内方へ湾曲する。した
がって燃料タンクの内容積は貯留せしめられる燃料量に
応じて変化する。
【0005】上記課題を解決するために二番目の発明に
よれば、一番目の発明において、前記膜壁の辺が略平坦
な連結壁により互いに連結され、これら連結壁がその端
部において互いに連結される。したがって膜壁の辺が内
方へ湾曲するのに伴い連結壁が内方へ湾曲する。
【0006】上記課題を解決するために三番目の発明に
よれば、二番目の発明において、前記連結壁の剛性が前
記膜壁の剛性より大きい。したがって燃料タンク内の燃
料量が増大したときに確実に膜壁が外方へ膨らみ、連結
壁が内方へ湾曲する。また膜壁が膨らむ方向における膜
壁の剛性は同一方向における連結壁の剛性より小さい。
【0007】上記課題を解決するために四番目の発明に
よれば、一番目の発明において、燃料タンク内の燃料量
が増大するときの前記膜壁の外方への膨らみを制御する
膜壁変形制御手段を具備する。
【0008】上記課題を解決するために五番目の発明に
よれば、四番目の発明において、前記膜壁変形制御手段
は前記膜壁の外方への膨らみを抑制するストッパを具備
する。したがって膜壁が外方へ膨らみ過ぎることが防止
される。
【0009】上記課題を解決するために六番目の発明に
よれば、二番目の発明において、前記連結壁の内方への
湾曲を制御する連結壁湾曲制御手段を具備する。
【0010】上記課題を解決するために七番目の発明に
よれば、六番目の発明において、前記連結壁湾曲制御手
段は前記連結壁から突出し且つ前記連結壁が内方へ湾曲
したときに互いに接触する突起を具備する。したがって
突起が互いに接触したときに連結壁の内方への湾曲が抑
制される。
【0011】上記課題を解決するために八番目の発明に
よれば、一番目の発明において、前記膜壁により形成さ
れた燃料室に燃料を導入するための燃料導入管が前記膜
壁に取り付けられ、該燃料導入管から導入された燃料の
流入方向を該燃料導入管が取り付けられた膜壁を含む平
面と略平行な方向に維持する燃料流入方向維持手段を具
備する。
【0012】上記課題を解決するために九番目の発明に
よれば、一番目の発明において、前記膜壁が多角形であ
る。したがって膜壁は多角形の頂点を基準として湾曲す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】初めに本発明の燃料タンク装置の
全体構成を説明する。図1に示したように燃料タンク装
置は燃料タンク装置本体40を具備する。燃料タンク装
置本体40は概ね椀状の上側部分1と下側部分2とから
なる。これら上側部分1と下側部分2とはこれらのフラ
ンジ部1a、2aにおいて互いに接続される。燃料タン
ク装置本体40内には燃料を収容し貯留するための燃料
室3を形成する燃料容器または燃料タンク4が収容され
る。
【0014】燃料容器4は図1および図4に示したよう
に剛性を有するが変形可能な概ね長方形の上壁または上
側の膜壁5と、同様に剛性を有するが変形可能な概ね長
方形の下壁または下側の膜壁6とを具備する。上壁5の
四つの縁部または辺5a〜5dはそれぞれ対応する下壁
6の縁部または辺6a〜6dに連結壁7a〜7dを介し
て連結される。したがって燃料容器4は四つの連結壁7
a〜7dからなる筒状の側壁を上壁5と下壁6とで閉鎖
して形成される。連結壁7a〜7dは剛性を有するが変
形可能な概ね平坦で長方形または帯状の部材である。連
結壁7a〜7dの両端部はそれぞれ隣接する連結壁の端
部に連結される。本発明では、一対の膜壁とこれら膜壁
を互いに連結する連結壁とにより燃料容器が形成される
ため、燃料容器の形状および構造がシンプルである。ま
た、連結壁の高さが予め定められた高さ以下に設定され
るため、燃料容器の高さが低く維持される。したがって
本発明の燃料容器は搭載性が高い。
【0015】図13および図14は連結壁7a〜7dの
外壁面の断面図であり、図中の矢印INは燃料容器4の
内部方向を示し、矢印OUTは燃料容器4の外方向を示
す。図13に示すように連結壁7a〜7dの外壁面には
その幅方向、すなわち上下方向に延びる溝66が連結壁
7a〜7dの長さ方向において等間隔に且つ互いに平行
に設けられる。したがって連結壁7a〜7dには連結壁
7a〜7dの長さ方向に等間隔を隔てた突起67が形成
される。
【0016】上壁5、下壁6および連結壁7a〜7dは
コア部分63の両側に表皮部分64を接着材65を介し
て接着した五層構造を有する(図5参照)。コア部分6
3はエチレンとビニルとの共重合樹脂またはナイロンで
作製され、表皮部分64は高密度ポリエチレンで作製さ
れる。また、本実施形態の連結壁7a〜7dの単位面積
当たりの剛性は上壁5および下壁6の単位面積当たりの
剛性より高い。
【0017】燃料容器4の下壁6の中央部には楕円形ま
たは長円形の燃料出入り開口8が形成される(図18参
照)。また、燃料タンク装置本体40の下側部分2の中
央部には接続管開口9が形成される。燃料容器4には燃
料出入り開口8が接続管開口9と整列するように燃料タ
ンク装置本体40内に配設される。
【0018】燃料容器4の外側であって燃料タンク装置
本体40の内側には空気室10が形成される。燃料タン
ク装置本体40の上側部分1の内壁面には燃料容器4の
上壁5の位置または移動量を検出し燃料タンク装置本体
40内の燃料量を算出する燃料量検出装置11が取り付
けられる。この燃料量検出装置11はアーム11’を有
するアーム式計測装置である。アーム11’の一端は燃
料容器4の上壁5の上面中央に配置される。燃料検出装
置11は燃料容器4内の燃料量としてアーム11’の傾
きを検出する。またアーム11’の一端を燃料量の増減
によって最も大きく変位する上壁5の上面中央に配置し
たため燃料量が高い精度で検出可能である。また、燃料
タンク装置本体40の上側部分1の内壁面には燃料容器
4の上壁5の移動を抑制するための略平坦な移動抑制板
60が取付け壁61を介して取り付けられる。図3の底
面図に示すように移動抑制板60は中央に長方形の開口
62を有する。この開口62は上壁5の上昇に伴いアー
ム11’が上昇したときに移動抑制板60がそのアーム
11’の上昇を阻害しないように開口せしめられる。さ
らに燃料タンク装置本体40の上側部分1には空気出入
り開口12が設けられる。また、空気出入り開口12内
には大気から空気以外の異物が空気室10内に流入する
ことを防止するフィルタ13が挿入される。
【0019】燃料容器4の燃料出入り開口8および燃料
タンク装置本体40の下側部分2の接続管開口9には燃
料を燃料容器4内に導入し且つ燃料を燃料容器4から取
り出すための燃料管14の一端が挿入され接続される。
燃料管14は燃料容器4の下壁6の底面に対して斜めに
挿入される。楕円形の燃料出入り開口8の長軸は燃料容
器4内への燃料の流入方向の水平成分の方向に略平行で
ある(図18参照)。一方、燃料管14の他端は燃料を
燃料容器4内に供給するための燃料供給管15の下方端
と燃料を燃料容器4から燃料ポンプ装置16に導入する
ための燃料導入管17の一端とに接続される。また、燃
料導入管17の他端は燃料ポンプ装置16に接続され
る。
【0020】燃料ポンプ装置16は燃料容器4の燃料を
汲み上げ、内燃機関の燃料噴射弁(図示せず)に送り出
す。燃料ポンプ装置16には蒸発燃料を燃料ポンプ装置
16から排出するためのポンプ用蒸発燃料管(第一蒸発
燃料管)18の一端が接続される。ポンプ用蒸発燃料管
18の他端は燃料供給管15の上方開口19付近におい
て燃料供給管15に接続される。また、燃料ポンプ装置
16には燃料ポンプ装置16から燃料噴射弁に燃料を送
るための燃料送り管20の一端が接続される。
【0021】燃料容器4の上壁5には蒸発燃料を燃料容
器4から排出するための容器用蒸発燃料管(第二蒸発燃
料管)50の一端が接続される。容器用蒸発燃料管50
の他端は燃料供給管15の上方開口19付近においてポ
ンプ用蒸発燃料管18の上方の燃料供給管15に接続さ
れる。また、容器用蒸発燃料管50の上記一端には蒸発
燃料管遮断弁49が取り付けられる。蒸発燃料管遮断弁
49は燃料より密度が小さいフロート51を具備する。
この蒸発燃料管遮断弁49は燃料容器4の上壁5に設け
られ、燃料容器4内の上方領域に蒸発燃料または空気が
存在するときにはフロート51が下がり、燃料容器4内
と容器用蒸発燃料管50とを連通させる。一方、燃料容
器4内の蒸発燃料および空気が排出され、燃料容器4内
が燃料で液密となったときにはフロート51が燃料容器
4内の燃料液面により上昇せしめられ、燃料容器4と容
器用蒸発燃料燃料管50とを遮断する。また容器用蒸発
燃料管50には逆止弁81が取り付けられる。逆止弁8
1は逆止弁81と蒸発燃料管遮断弁49との間の容器用
蒸発燃料管50内の圧力が予め定められた値(正圧)を
越えたときに開弁し、該予め定められた値より低いとき
に閉弁する。
【0022】ポンプ用蒸発燃料管18の上記他端より上
方開口19側の燃料供給管15には蒸発燃料を上方開口
19付近から排出するための供給管用蒸発燃料管(第三
蒸発燃料管)21の一端が接続される。供給管用蒸発燃
料管21の他端は蒸発燃料を一時的に吸着して保持する
ためのチャコールキャニスタ22に接続される。
【0023】チャコールキャニスタ22内には蒸発燃料
を吸着するための活性炭23が配置される。チャコール
キャニスタ22の内部空間は活性炭23により分割され
る。したがって活性炭23の一方の側には蒸発燃料室2
4が形成され、活性炭23の他方の側には空気室25が
形成される。供給管用蒸発燃料管21の上記他端はチャ
コールキャニスタ22内の蒸発燃料室24に接続され
る。さらに蒸発燃料室24には活性炭23に吸着された
蒸発燃料をチャコールキャニスタ22から機関吸気通路
27に排出するためのキャニスタ用蒸発燃料管、蒸発燃
料導入管(第四蒸発燃料管)26の一端が接続される。
キャニスタ用蒸発燃料管26の他端は機関吸気通路27
のサージタンク28に接続される。
【0024】キャニスタ用蒸発燃料管26にはキャニス
タ用蒸発燃料管26を遮断するための蒸発燃料量制御弁
29が取り付けられる。チャコールキャニスタ22の空
気室25には空気室25に空気を導入するための空気管
30の一端が接続される。空気管30の他端は機関吸気
通路27のエアクリーナ31に接続される。空気管30
には空気管30を開閉するための遮断弁32が配置され
る。機関吸気通路27内には機関本体80へ供給される
空気量を制御するためのスロットル弁33が配設され
る。
【0025】本発明ではチャコールキャニスタ22内の
蒸発燃料を機関吸気通路27に導入すべきときに蒸発燃
料量制御弁29が開弁せしめられる。なお、通常、遮断
弁32は開弁せしめられている。したがって蒸発燃料量
制御弁29が開弁されたときにはサージタンク28内の
負圧がキャニスタ用蒸発燃料管26を介してチャコール
キャニスタ22に導入されると共にエアクリーナー31
内の空気が空気管30を介してチャコールキャニスタ2
2に導入される。こうしてチャコールキャニスタ22内
の蒸発燃料が機関吸気通路27に導入される。なお、蒸
発燃料量制御弁29は所望の空燃比が得られる量の蒸発
燃料が機関吸気通路27に導入されるように機関運転状
態(吸入空気量、機関回転数、機関負荷)に応じて開閉
制御せしめられる。したがって蒸発燃料量制御弁29は
機関吸気通路27内に放出される蒸発燃料の量を制御す
る蒸発燃料量制御手段として機能し、遮断弁32はチャ
コールキャニスタ22への空気の導入の有無を制御する
空気量制御手段として機能する。
【0026】また、本発明ではチャコールキャニスタ2
2と連通する燃料系における漏れを検出すべきときにチ
ャコールキャニスタ22から燃料タンク本体40にかけ
ての燃料系内に負圧が導入され、その後、蒸発燃料量制
御弁29および遮断弁32が閉弁せしめられる。これに
よりチャコールキャニスタ22と連通する燃料系は密閉
される。この後、図示しない圧力センサが燃料系内の圧
力が大気圧に向かって上昇する傾向にあると検出したと
きには燃料系に漏れ箇所が存在すると判断する。したが
って蒸発燃料量制御弁29および遮断弁32は燃料漏れ
検出手段として機能する。
【0027】次に燃料が燃料容器内に導入されるときの
本発明の燃料タンク装置の作用を説明する。燃料給油
時、燃料は燃料供給管15および燃料管14を介して燃
料容器4内に導入される。本発明では燃料管14が燃料
容器4の下壁6に対して斜めに接続されているため、燃
料は上壁5および下壁6に略平行に燃料管14から燃料
容器4内に導入される。したがって本実施形態の燃料管
は燃料流入方向維持手段に相当する。このため燃料管1
4から燃料容器4内に導入された燃料が上壁5に強く衝
突することが防止される。また、燃料を燃料容器4の上
壁5側から導入するのに比べて燃料容器4内への燃料の
流入速度を一定で且つ定速に維持することができる。し
たがって本実施形態の燃料管は燃料流入速度調節手段に
相当する。こうして燃料容器または燃料タンクの劣化ま
たは損傷を抑制することができる。したがって本実施形
態の燃料管は燃料タンク劣化抑制手段に相当する。
【0028】燃料給油時に燃料容器4内に空気または蒸
発燃料が存在するときには、燃料容器4内の燃料量に伴
う燃料容器4内の燃料液面の上昇により燃料液面上方の
空間の空気または蒸発燃料が容器用蒸発燃料管50に排
出される。これにより逆止弁81が開弁せしめられ、空
気または蒸発燃料は燃料容器4から燃料供給管15に排
出される。燃料容器4内に燃料がさらに導入され、燃料
容器4内が完全に燃料で充填されると、蒸発燃料および
空気が燃料容器4内から容器用蒸発燃料管50および供
給管用蒸発燃料管21を介してチャコールキャニスタ2
2へ完全に排除される。蒸発燃料および空気が燃料容器
4から完全に排除されて燃料容器4内の燃料液面が蒸発
燃料管遮断弁49に達すると、蒸発燃料管遮断弁49が
容器用蒸発燃料管50を遮断する。これにより燃料が容
器用蒸発燃料管50内へ漏れることが防止される。また
このとき逆止弁81は閉弁する。いったん逆止弁81が
閉弁した後は容器用蒸発燃料管50から燃料容器4内に
空気は導入されないため、燃料容器4内で蒸発燃料が発
生しない限り燃料容器4内は液密に維持される。
【0029】燃料容器4内の燃料量が増大し、直方体の
形状において燃料容器4がその内部に収容可能な燃料の
量(以下、所定量)を越えると、上壁5および下壁6の
単位面積当たりの剛性が連結壁7a〜7dの単位面積当
たりの剛性より小さいため、連結壁7a〜7dではなく
上壁5および下壁6がそれぞれ外方へ膨らむ(図8、図
9および図10参照)。なお本発明では下壁6に燃料管
14が接続されている。このため燃料管14が上壁5の
膨らみを阻害することはない。また本発明では下壁6の
中央部に燃料管14が接続されている。下壁6の中央部
は燃料タンク装置本体40の下側部分2に対してその相
対位置が変動しない部位である。したがって燃料管14
が下壁6の膨らみを阻害することはない。もちろん下壁
6には燃料容器4内の燃料の重量がかかるため下壁6の
膨らみの程度は上壁5の膨らみの程度より小さい。また
上壁5ではその中央部の膨らみの程度が最も大きい。
【0030】上壁5および下壁6が外方へ膨らむと、連
結壁7a〜7dが内方へ引っ張られ湾曲せしめられる
(図8および図10参照)。本実施形態では連結壁7a
〜7dの外壁面に突起67が設けられている。このため
連結壁7a〜7dが内方へ予め定められた程度だけ湾曲
すると、これら突起67が互いに当接する(図14参
照)。これにより連結壁7a〜7dのこれ以上の湾曲が
抑制される。こうして連結壁7a〜7dの変形量が規定
される。したがって本実施形態の突起は連結壁湾曲制御
手段または変形量規定手段として機能する。このため連
結壁7a〜7dが予め定められた程度以上に湾曲せしめ
られることがなく、連結壁7a〜7dにかかる負荷を予
め定められた値以下に維持することができる。したがっ
て連結壁7a〜7dの損傷が防止される。
【0031】なお、上記突起は本発明を制限するもので
なく、燃料容器4が長方形の形状をとっているときに互
いに当接する一対の突起68を複数対だけ連結壁7a〜
7dに設けてもよい(図15参照)。この場合、連結壁
7a〜7dが内方へ湾曲するのに伴い一対の突起68は
その接触面積を増大させる(図16参照)。突起68同
士の接触面積の増大に応じて連結壁7a〜7dの湾曲を
抑制する能力が増大する。したがって連結壁の湾曲はそ
の湾曲の程度が増大するにつれて徐々に増大する抑制力
により抑制される。したがって本実施形態の突起は連結
壁湾曲制御手段に相当する。
【0032】また図17に示したように突起69同士が
初めに接触する接触部分70の幅Aを大きく設定し、突
起69の根元部分71の幅Bを小さく設定してもよい。
突起を備えていない場合に湾曲の程度が大きすぎて連結
壁が損傷する可能性がある部位には突起の幅Aをより大
きく設定し、湾曲しずらくすればよい。また、湾曲の程
度が本来大きい部位の湾曲を抑制したときには、燃料容
器の上壁および下壁の膨張の程度を一定値以上に維持す
るために湾曲の程度が本来小さい部位の湾曲を促進すべ
きである。このように湾曲の程度が本来小さい部位の湾
曲を促進するには突起の長さCをより大きく、突起間の
距離Dをより大きく設定すればよい。
【0033】上述のように突起または溝の形状は連結壁
または上壁あるいは下壁の所望の変形パターンを得るた
めに適宜選択可能である。
【0034】本発明では長方形である上壁5はその頂点
5e(角部)を基準点として変形する。同様に下壁6は
その頂点6e(角部)を基準点として変形する。このた
め上壁5および下壁6はその中央部の膨らみの程度が最
も大きい。一方、各連結壁7a〜7dはその中央部が上
壁5および下壁6の中央部に対して最も変位する。また
連結壁7a〜7dが互いに連結される連結線L、すなわ
ち上壁5の頂点5eと該頂点5eに対応した下壁6の頂
点6eとを結んだ線Lは上壁5および下壁6の中央部に
対して殆ど変位しない。このため上壁5および下壁6が
外方へ膨らむときには上壁5の頂点を互いに結んだ対角
線および下壁6の頂点を互いに結んだ対角線上に引張力
が集中する。したがって本発明によれば上壁および下壁
の形状を長方形以外の多角形の形状を採用することが可
能であるが、上壁5および下壁6の形状を選択する際に
は燃料容器を収容する空間の広さを考慮したときに最も
対角線が長く且つ対角線の長さが等しいのが好ましい。
上壁5および下壁6の形状をこのように選択することに
より上壁5および下壁6に生じる引張力を上壁5および
下壁6全体に分散することができる。また連結壁を用い
ずに上壁の縁部と下壁の縁部とを直接互いに連結して燃
料容器を形成してもよい。なお基準点となるべき角部を
有する形状であれば曲線を有する形状も上壁および下壁
の形状として採用することができる。
【0035】また連結壁7a〜7dならびに上壁5およ
び下壁6の剛性は上壁5および下壁6が外方へ膨らんだ
ときに対角線の両側の上壁5および下壁6の面により形
成される角度が互いに隣接する連結壁により形成される
角度より大きくなるように選択するのが好ましい。
【0036】また上述したように燃料容器4の上壁5の
膨らむ程度は燃料容器4の下壁6の膨らむ程度より大き
い。さらに燃料容器4の連結壁7a〜7dの端部の上壁
側と下壁側との変位は殆ど同程度である。このため連結
壁7a〜7dは捩じれるようにして湾曲する。したがっ
て膨らむ程度が大きい側である上壁5に連結された連結
壁7a〜7dの部分ほど早期に当接するように突起を形
成し、連結壁7a〜7dの捩じれを抑制することにも利
点がある。
【0037】また燃料容器4が傾斜したときには燃料が
燃料容器4内で移動しようとするが、本発明の燃料容器
4は比較的剛性の高い上壁5、下壁6および連結壁7a
〜7dにより形成されているため、燃料容器4内におけ
る燃料の移動が抑制される。このため移動する燃料によ
り燃料容器4の壁に局部的に負荷がかかることがない。
また局部的に負荷がかかったとしても燃料容器は比較的
剛性の高い材料で作製されているため或いは上壁および
下壁が多角形であるため一箇所に集中しやすい負荷を複
数の箇所(基準点および上壁ならびに下壁の対角線上)
に均等に分散することができるため、燃料容器が劣化ま
たは損傷する可能性は小さい。
【0038】燃料容器4の上壁5および下壁6が外方へ
膨らむにつれて空気室10の内容積は減少せしめられ
る。このとき空気が空気出入り開口12を介して出入り
する。これにより燃料容器4の上壁5および下壁6が外
方へ膨らみやすくなる。
【0039】燃料が燃料容器4内にさらに導入される
と、燃料容器4の上壁5が燃料タンク装置本体40の上
側部分1および移動抑制板60に当接すると共に下壁6
が燃料タンク装置本体40の下側部分2に当接する。燃
料容器4の上壁5および下壁6が当接すると、燃料容器
4はこれ以上外方へ膨らむことができなくなり、燃料容
器4への燃料の導入が停止される。こうして燃料容器4
内に許容量以上の燃料が導入されることが抑制され、燃
料容器の膨張がその最大許容値を越えないようにする。
したがって本実施形態の移動抑制板は膜壁変形制御手段
に相当する。
【0040】なお、燃料出入り開口8の代わりに燃料容
器4の下壁6に複数の楕円開口72を互いに斜めを向く
ように並べて形成してもよい(図19参照)。この場
合、燃料管14が複数の分岐管に枝分かれされ、分岐管
それぞれを楕円開口72に接続する。また燃料出入り開
口8の代わりに燃料容器4の下壁6に複数の楕円開口7
3を互いに平行に並べて形成してもよい(図20参
照)。また燃料管14を燃料容器4の下壁6に対して斜
めに接続する代わりに、燃料管14を燃料容器4の下壁
6に対して略垂直に接続してもよい。この場合、燃料出
入り開口8の予め定められた上方の位置で燃料出入り開
口8を覆うように燃料容器4の下壁6に平行に燃料流入
方向変更プレート74を燃料容器4の下壁6に取り付け
る(図21参照)。この燃料流入方向変更プレート74
により燃料容器4の下壁6に対して垂直に燃料容器4内
に導入された燃料の流れの方向は燃料容器4の下壁6に
対して平行な方向に変更される。したがって燃料流入方
向変更プレートは燃料流入方向維持手段に相当する。な
お、燃料流入方向変更プレート74は連結壁7a〜7d
の幅または高さより低い位置に配置する。
【0041】次に機関運転時における本発明の燃料タン
クの作用を説明する。機関運転時には燃料ポンプ装置1
6が作動される。燃料ポンプ装置16は燃料を燃料容器
4から燃料管14および燃料導入管17を介して引き出
す。本発明では燃料管14が燃料タンク装置本体40の
下側部分2および燃料容器4の下壁6に接続されてい
る。このため燃料容器4内の燃料が容易に且つ燃料容器
4内の燃料量が極少になっても引き出される。燃料容器
4内の燃料量が減少するに伴い外方へ膨らんでいた上壁
5および下壁6と内方へ湾曲して凹んでいた連結壁7a
〜7dとが元の平坦な形状に戻る。さらに図11および
図12に示したように燃料が引き出されて燃料容器4内
の燃料が所定量より少なくなると上壁5および下壁6が
凹むように変形する。また連結壁7a〜7dも凹むよう
に変形する。燃料が燃料容器4内から引き出される間、
逆止弁が閉弁しており且つ燃料容器4内の燃料液面が蒸
発燃料管用遮断弁49に達しているため、燃料容器4内
の燃料液面上方に空間は形成されない。したがって燃料
容器4内が常に液密に維持されるため、機関運転中の燃
料容器4内における蒸発燃料の発生が抑制される。
【0042】なお、本発明では上壁および下壁が水平に
なるように燃料容器を配置した例を示したが、例えば車
両の座席75の裏側の縦長の空間に燃料容器を収容すべ
きときには上壁5および下壁6が斜めになるように燃料
容器4を配置してもよい(図22参照)。この場合、燃
料容器の最も下方の位置にある下壁に燃料出入り開口を
形成することが好ましい。
【0043】また本実施形態の燃料容器を燃料タンク装
置の空気室として用いることもできる。さらに本実施形
態の燃料容器を単に燃料を貯留しておく燃料タンクとし
て用いることもできる。
【0044】
【発明の効果】一番目から九番目の発明によれば、燃料
タンクの内容積が貯留せしめられる燃料量に応じて変化
するため燃料タンク内の燃料液面上方に空間が形成され
ることが防止されると共に、比較的剛性の高い材料によ
り燃料タンクが作製可能であるため燃料タンクの耐久性
が高く維持される。
【0045】さらに四番目および五番目の発明によれ
ば、膜壁の外方への膨らみが制御されるため膜壁が適正
に外方へ膨らむ。したがって膜壁が劣化または損傷する
ことが防止される。
【0046】さらに六番目および七番目の発明によれ
ば、連結壁の内方への湾曲が制御されるため連結壁が適
正に内方へ膨らむ。したがって連結壁が劣化または損傷
することが防止される。
【0047】さらに八番目の発明によれば、燃料導入管
から導入される燃料の流入方向が膜壁に対して略平行な
方向に維持される。このため燃料導入管から導入された
燃料が膜壁に衝突することが防止される。したがって膜
壁が劣化または損傷することが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料タンク装置を示した部分断面図で
ある。
【図2】燃料容器が完全に燃料で満たされたときの本発
明の燃料タンク装置を示した部分断面図である。
【図3】本発明の移動抑制板の底面図である。
【図4】本発明の燃料容器の斜視図である。
【図5】本発明の燃料容器の上壁、下壁または連結壁の
断面図である。
【図6】図4の線VI−VIに沿った本発明の燃料容器
の断面斜視図である。
【図7】図4の線VII−VIIに沿った本発明の燃料
容器の断面図である。
【図8】図6と同様であるが燃料容器内の燃料量が所定
量より多いときの本発明の燃料容器の断面斜視図であ
る。
【図9】図7と同様であるが燃料容器内の燃料量が所定
量より多いときの本発明の燃料容器の断面図である。
【図10】燃料容器内の燃料量が所定量より多いときの
本発明の燃料容器の平面図である。
【図11】図6と同様であるが燃料容器内の燃料量が所
定量より少ないときの本発明の燃料容器の断面図であ
る。
【図12】図7と同様であるが燃料容器内の燃料量が所
定量より少ないときの本発明の燃料容器の断面図であ
る。
【図13】本発明の連結壁の断面図である。
【図14】図13と同様であるが連結壁が湾曲したとき
の本発明の連結壁の断面図である。
【図15】本発明の他の実施形態の連結壁の断面図であ
る。
【図16】図15と同様であるが連結壁が湾曲したとき
の本発明の他の実施形態の連結壁の断面図である。
【図17】本発明のさらに他の実施形態の連結壁の断面
図である。
【図18】本発明の燃料出入り開口を示す図である。
【図19】本発明の他の実施形態の燃料出入り開口を示
す図である。
【図20】本発明のさらに他の実施形態の燃料出入り開
口を示す図である。
【図21】本発明の燃料流入方向変更プレートを示す図
である。
【図22】本発明の燃料容器の別の取り付け形態を示し
た図である。
【符号の説明】
4…燃料容器 5…上壁 6…下壁 7a〜7d…連結壁 15…燃料供給管 16…燃料ポンプ装置 18…ポンプ用蒸発燃料管 50…容器用蒸発燃料管 60…移動抑制板
フロントページの続き (72)発明者 後藤 禎二郎 愛知県豊田市鴻ノ巣町2丁目26番地 堀江 金属工業株式会社内 (72)発明者 石川 琢也 愛知県豊田市鴻ノ巣町2丁目26番地 堀江 金属工業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を貯留するための燃料タンクにおい
    て、燃料タンク内の燃料量が増大したときに互いに離れ
    るように外方へ膨らむ略平坦な一対の膜壁をこれら膜壁
    の各々対応する辺において互いに連結して形成され、燃
    料タンク内の燃料量が増大したときに前記膜壁が膨らむ
    のに伴い該膜壁の辺が内方へ湾曲することを特徴とする
    燃料タンク。
  2. 【請求項2】 前記膜壁の辺が略平坦な連結壁により互
    いに連結され、これら連結壁がその端部において互いに
    連結されることを特徴とする請求項1に記載の燃料タン
    ク。
  3. 【請求項3】 前記連結壁の剛性が前記膜壁の剛性より
    大きいことを特徴とする請求項2に記載の燃料タンク。
  4. 【請求項4】 燃料タンク内の燃料量が増大するときの
    前記膜壁の外方への膨らみを制御する膜壁変形制御手段
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の燃料タン
    ク。
  5. 【請求項5】 前記膜壁変形制御手段は前記膜壁の外方
    への膨らみを抑制するストッパを具備することを特徴と
    する請求項4に記載の燃料タンク。
  6. 【請求項6】 前記連結壁の内方への湾曲を制御する連
    結壁湾曲制御手段を具備することを特徴とする請求項2
    に記載の燃料タンク。
  7. 【請求項7】 前記連結壁湾曲制御手段は前記連結壁か
    ら突出し且つ前記連結壁が内方へ湾曲したときに互いに
    接触する突起を具備することを特徴とする請求項6に記
    載の燃料タンク。
  8. 【請求項8】 前記膜壁により形成された燃料室に燃料
    を導入するための燃料導入管が前記膜壁に取り付けら
    れ、該燃料導入管から導入された燃料の流入方向を該燃
    料導入管が取り付けられた膜壁を含む平面と略平行な方
    向に維持する燃料流入方向維持手段を具備することを特
    徴とする請求項1に記載の燃料タンク。
  9. 【請求項9】 前記膜壁が多角形であることを特徴とす
    る請求項1に記載の燃料タンク。
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