JP6646940B2 - 車両用燃料タンク - Google Patents

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本発明は、車両用燃料タンクに関する。
特許文献1には、可撓性の材料で形成した伸縮性燃料貯留部材(可撓性容器)に燃料を貯留する自動車用燃料貯留装置(車両用燃料タンク)が記載されている。この自動車用燃料貯留装置は、燃料注入管とサブパイプ(ブリーザパイプ)を備え、伸縮性燃料貯留部材の上部に集まった燃料蒸気(蒸発ガス)をサブパイプで排気するように構成されている。
特開平9−203359号公報
特許文献1に記載される自動車用燃料貯留装置は、燃料が満タン状態に貯留されたときに液面の上方に空間が形成されている。つまり、この自動車用燃料貯留装置は、伸縮性燃料貯留部材の容積よりも少ない量を満タン状態としている。したがって、液面の上方に空間が形成されない状態を満タン状態とする場合に比べて、伸縮性燃料貯留部材に貯留できる燃料の量が少なくなっている。このため、特許文献1に記載される自動車用燃料貯留装置は、伸縮性燃料貯留部材の容積を有効に利用していないという問題がある。
そこで、本発明は、可撓性容器の容量を有効に利用でき、貯留する燃料の量を増やすことが可能な車両用燃料タンクを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、耐圧容器に収容されて内部に燃料を貯留する可撓性容器と、前記可撓性容器に前記燃料を注入する燃料注入管と、前記燃料の注入時に前記可撓性容器の内部に発生するガスを前記燃料注入管に逃がす排気管と、前記燃料の注入時に前記可撓性容器から前記排気管に前記燃料が流れ込んだときに、前記排気管における前記燃料の流通を遮断するバルブ機構と、を備えているという特徴を有する車両用燃料タンクとする。
本発明によると、可撓性容器の内部に燃料を貯留する車両用燃料タンクにおいて、可撓性容器に発生するガスを排気する排気管にバルブ機構が設けられる。このバルブ機構によって、排気管における燃料の流通を遮断できる。したがって、燃料注入時に可撓性容器の内部が昇圧して排気管に燃料が流入しても燃料注入管からの燃料の漏出を防止できる。このため、燃料注入時において規定量の燃料が貯留された可撓性容器の内部圧力を高めに設定できる。これによって、可撓性容器が最大容積まで膨張したときの量を燃料の規定量とすることができる。ひいては、燃料注入時に、可撓性容器が最大容積に膨張するまで燃料の注入が可能になり可撓性容器の容積を有効に利用できる。
また、本発明に係る車両用燃料タンクは、規定量の前記燃料が前記可撓性容器に貯留されたときの液面よりも車両上下方向上方に前記バルブ機構が備わっていることを特徴とする。
本発明によると、可撓性容器に燃料が注入されて可撓性容器の内部で液面が上昇しても、規定量の燃料が可撓性容器に貯留されるまではバルブ機構に燃料が流入しないので排気管が閉塞されない。したがって、燃料注入時に可撓性容器の内部に発生するガスを、排気管を流通させて排気できる。
また、本発明に係る車両用燃料タンクの前記バルブ機構は、前記排気管が車両上下方向に接続されている筺体と、前記筺体の内部に収容されるフロートと、を有し、前記フロートは、前記燃料の液面に浮かぶように構成され、前記筺体の内部に流入した前記燃料の前記液面の上昇にともなって車両上下方向上方に移動し、前記筺体の車両上下方向上方に接続されている前記排気管を閉塞することを特徴とする。
本発明によると、筺体の内部に流入する燃料の液面とともに上下動するフロートで排気管を閉塞する構成のバルブ機構とすることができる。したがって、簡単な構造のバルブ機構とすることができる。
本発明によると、可撓性容器の容量を有効に利用でき、貯留する燃料の量を増やすことが可能な車両用燃料タンクを提供できる。
車両用燃料タンクの断面図である。 ブリーザバルブの内部構造の一例を示す断面図であり、(a)は筺体の内部に燃料が流入していない状態を示す図、(b)は筺体の内部に燃料が流入した状態を示す図である。 ベントジョイントの断面図である。 規定量の燃料が貯留された状態のタンク本体の天面を示す平面図である。 タンク本体の形状変化を模式的に示す断面図であり、(a)はタンク本体が空の状態を示す図、(b)は燃料注入時にタンク本体が膨張して天面が上昇している状態を示す図、(c)は燃料注入時にタンク本体の天面の中心が上限まで上昇した状態を示す図、(d)はタンク本体に規定量の燃料が貯留された状態を示す図である。 燃料消費時のタンク本体の形状変化を模式的に示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は車両用燃料タンクの断面図である。図2はブリーザバルブの内部構造の一例を示す断面図であり、(a)は筺体の内部に燃料が流入していない状態を示す図、(b)は筺体の内部に燃料が流入した状態を示す図である。図3はベントジョイントの断面図である。
図1に示すように、本実施形態の車両用燃料タンク1は、耐圧容器2とタンク本体3を有する。燃料Fuはタンク本体3の内部に貯留される。タンク本体3は可撓性を有する可撓性容器であって耐圧容器2に収容されている。耐圧容器2はタンク本体3の周囲を覆うように形成され、上方(車両上下方向上方)には上面2aが形成されている。
タンク本体3に貯留される燃料Fuは、ポンプユニット8aによって吸い出されて動力源となるエンジン8に供給される。
また、耐圧容器2にはブリーザパイプ51とベントパイプ61が接続されている。ブリーザパイプ51とベントパイプ61は耐圧容器2を貫通し、それぞれ耐圧容器2の内部で開口している。
車両用燃料タンク1には燃料注入用のフィラーパイプ4が接続されている。フィラーパイプ4は耐圧容器2を貫通している。フィラーパイプ4の先端部4aはタンク本体3の内部に配置される。
また、タンク本体3にはブリーザジョイント5aが備わる。ブリーザジョイント5aはタンク本体3の天面3aに備わる。天面3aはタンク本体3の上方を形成する面である。
タンク本体3は可撓性を有するので、天面3aは燃料Fuの貯留量に応じて上下動する。例えば、燃料Fuの貯留量が減少するとタンク本体3が収縮して天面3aが下動する。
なお、本実施形態においては、規定量の燃料Fuがタンク本体3に貯留された状態を満タン状態とする。
ブリーザジョイント5aにはブリーザチューブ5が接続される。ブリーザチューブ5は耐圧容器2の内部においてブリーザパイプ51に接続している。ブリーザパイプ51の一端は、フィラーパイプ4における給油口4bの近傍で開口している。また、ブリーザジョイント5aの先端部5a1は開口し、ブリーザパイプ51とタンク本体3の内部がブリーザジョイント5a及びブリーザチューブ5を介して連通している。
燃料注入時にタンク本体3の内部で発生する蒸発ガス(燃料蒸気)は、ブリーザジョイント5a及びブリーザチューブ5を介してブリーザパイプ51を流れ、給油口4bに流入して給油ガン(図示せず)で回収される。
このように、本実施形態におけるブリーザパイプ51は、燃料注入時にタンク本体3の内部に発生する蒸発ガスをフィラーチューブ4(給油口4b)に逃がす排気管として機能する。
また、燃料注入時に、タンク本体3に貯留された燃料Fuの液面Fsが先端部5a1に到達すると開口が燃料Fuで閉塞されるので燃料Fuがブリーザジョイント5aからブリーザチューブ5に流入する。
なお、給油口4bに開口しているブリーザパイプ51の一端は、給油口4bに給油ガンが差し込まれていないときには閉塞し、燃料注入時でないときにタンク本体3の内部に発生する蒸発ガスが給油口4bから漏出しないように構成されている。
車両用燃料タンク1のブリーザパイプ51にはブリーザバルブ50が備わっている。ブリーザバルブ50は耐圧容器2(タンク本体3)と給油口4bとの間に配設されている。ブリーザバルブ50の筺体50aには、上下方向(車両上下方向)にブリーザパイプ51が接続されている。ブリーザバルブ50は、筺体50aの内部に収容されたフロート50bを有する。フロート50bは、タンク本体3に貯留される燃料Fuよりも小さな密度であり、筺体50aの内部に燃料Fuが溜まったときにはフロート50bが燃料Fuに浮かぶように構成されている。例えば、フロート50bは中空の球体で内部に空気が充填されている。なお、フロート50bは、ブリーザパイプ51の内径よりも大きな外径とする。
ブリーザバルブ50の構造は限定されない。例えば、図2の(a)に示すように、筺体50aの上方及び下方(車両上下方向下方)にブリーザパイプ51が接続されている。筺体50aに接続されるブリーザパイプ51は、筺体50aの内部と連通している。また、下方に接続されるブリーザパイプ51の先端部51aは、筺体50aの内部に下方から突出している。そして、筺体50aの内部においてブリーザパイプ51の側壁に貫通孔51bが開口している。
フロート50bは、筺体50aの内部に、上下動自在に収容されている。また、フロート50bと筺体50aの間に適宜間隙が設けられている。
そして、フロート50bは下方に変位したときにブリーザパイプ51の先端部51aに着座してブリーザパイプ51の先端部51aを閉塞し、上方に変位したときに筺体50aの上方に接続されるブリーザパイプ51を閉塞する(図2の(b)に破線で示す)。
タンク本体3(図1参照)から給油口4b(図1参照)に向かって、ブリーザパイプ51を燃料Fuが流通すると、その燃料Fuは、図2の(b)に示すように、貫通孔51bから筺体50aの内部に流出する。そして、燃料Fuが筺体50aの内部に溜まって液面Fsが上昇する。燃料Fuの液面Fsに浮かぶフロート50bは、当該液面Fsの上昇にともなって上方に移動し、最終的には、図2の(b)に破線で示すように、筺体50aの上方に接続されているブリーザパイプ51を閉塞する。このため、筺体50aの上方に接続されるブリーザパイプ51への燃料Fuの流入が阻止される。
このように、ブリーザバルブ50によって、ブリーザパイプ51における燃料Fuの流通が遮断される。
ブリーザバルブ50は、タンク本体3(図1参照)に規定量の燃料Fuが貯留された状態(満タン状態)の液面Fsよりも上方に備わる。少なくとも、筺体50aの内部においてブリーザパイプ51の側壁に開口する貫通孔51bが、満タン状態の液面Fsより上方に備わることが好ましい。これによって、規定量より少ない量の燃料Fuがタンク本体3に貯留された状態で、ブリーザバルブ50に燃料Fuが流れ込むことが防止される。
なお、ブリーザバルブ50の構造は、図2の(a),(b)に示す構造に限定されない。ブリーザパイプ51における燃料Fuの流通を遮断できる構造であれば、どのような構造であってもよい。ブリーザバルブ50は、タンク本体3(図1参照)から給油口4b(図1参照)に向かってブリーザパイプ51を流れる燃料Fuの流通を遮断できる構造であればよい。
図1の説明に戻る。燃料注入時に、タンク本体3に貯留された燃料Fuの液面Fsが先端部5a1に到達すると開口が燃料Fuで閉塞されるので燃料Fuがブリーザジョイント5aからブリーザチューブ5に流入する。ブリーザチューブ5に流入した燃料Fuはブリーザパイプ51に流れ込む。ブリーザパイプ51に流れ込んだ燃料Fuの流通はブリーザバルブ50で遮断される。
燃料注入時にブリーザパイプ51に燃料が流入し、ブリーザパイプ51における燃料Fuの流通が遮断されるとフィラーパイプ4における燃料Fuの液面Fsが上昇する。そして、給油口4bに差し込まれた給油ガン(図示せず)が燃料Fuの液面Fsを検出するとオートストップ機能が動作する。このように動作するオートストップ機能によって、燃料Fuのタンク本体3への注入が自動的に停止する。
また、タンク本体3の天面3aにはベントジョイント6aが備わる。ベントジョイント6aにはベントチューブ6が接続されている。ベントチューブ6は耐圧容器2の内部においてベントパイプ61に接続している。ベントジョイント6aは周囲に広がるフランジ部6a1を有する。フランジ部6a1はタンク本体3の天面3aに沿うように広がる。フランジ部6a1はタンク本体3の天面3aに溶着等で固着され、これによってベントジョイント6aがタンク本体3に取り付けられている。
ベントパイプ61はキャニスタ7に接続されている。キャニスタ7には活性炭7aが収納され、ベントパイプ61を流通する蒸発ガスに含まれる燃料Fuが活性炭7aに吸着される。また、活性炭7aに吸着された燃料Fuは、エンジン8が駆動したときに吸引される外気によって活性炭7aから離脱し、エンジン8に供給されて燃焼される。
ベントジョイント6aは、タンク本体3に貯留されている燃料Fuの液面Fsが、タンク本体3の天面3aに対して所定の高さより低くなるとタンク本体3の内部とベントチューブ6とを連通する。これによって、タンク本体3の内部で発生する蒸発ガスが、ベントチューブ6を介してベントパイプ61に流通する。一方、タンク本体3における燃料Fuの液面Fsが天面3aに対して所定の高さ以上のとき、ベントジョイント6aはベントチューブ6を閉塞する。
ベントジョイント6aの構造は限定されない。ベントジョイント6aの一構成例を図3に示す。図3に一例を示すように、ベントジョイント6aは、タンク本体3の天面3aに取り付けられる筺体60aにフロート60bが収容されて構成される。筺体60aは天面3aからタンク本体3の内部に向かって垂下され、一部(例えば側面)に燃料Fuを流入させる開口部60cが形成されている。
フロート60bは筺体60aの内部に流入した燃料Fuに浮くように構成され、筺体60aの内部における燃料Fuの液面Fsとともに上昇及び下降する。
フロート60bは、上昇したときに、筺体60aの上方に形成されている排気口60dを閉塞するように構成される。ベントチューブ6は排気口60dと連通するように接続されており、上昇したフロート60bでベントチューブ6が閉塞されるように構成されている。なお、筺体60aの内部における燃料Fuの液面Fsが下降すると、フロート60bは液面Fsとともに下降して排気口60dから離れ、タンク本体3の内部とベントチューブ6とが連通する。
筺体60aの上方には、周囲に広がるフランジ部6a1が形成されている。筺体60aはタンク本体3の天面3aに形成される開口部3a1に上方から差し込まれてタンク本体3の内部に配設され、フランジ部6a1は天面3aの開口部3a1の周囲に広がって天面3aに面接触し、この部分でタンク本体3に溶着される。
タンク本体3とフランジ部6a1は気密に溶着されて、天面3aとフランジ部6a1との間から燃料Fuや蒸発ガスが漏出しないように構成されている。例えば、フランジ部6a1は筺体60aの周囲に沿って連続してタンク本体3(天面3a)と溶着される。
図1の説明に戻る。ベントパイプ61にはロールオーババルブ70が備わる。ロールオーババルブ70は耐圧容器2(タンク本体3)とキャニスタ7の間に配設されている。ロールオーババルブ70は、筺体70aの内部に収容された弁体70bを有する。筺体70aには、下方(車両上下方向下方)と上方にベントパイプ61が接続されている。弁体70bは、筺体70aの内部に燃料Fuが流入したときに、その液面Fsの変位に応じて上昇及び下降する。そして、弁体70bは所定量上昇したときに、筺体70aの上方に接続されているベントパイプ61を閉塞するように構成されている。
タンク本体3の内部が昇圧して燃料Fuがベントパイプ61に流れ込んだときにはロールオーババルブ70によってベントパイプ61が閉塞され、ベントパイプ61における燃料Fuの流通が遮断される。
なお、ロールオーババルブ70は一般的に使用されているものであり、車両用燃料タンク1が傾斜した場合等にもベントパイプ61を閉塞して燃料Fuの流出を防止するように構成されている。
本実施形態のタンク本体3は可撓性容器であって変形しやすい。したがって、車両用燃料タンク1における燃料Fuの貯留量が少なくなるとタンク本体3は収縮する。タンク本体3が収縮すると天面3aも変形し、天面3aに取り付けられているブリーザジョイント5a及びベントジョイント6aが変動する。
そのため、ブリーザチューブ5は柔軟性を有する管路(チューブ)であり、天面3aの変形にともなうブリーザジョイント5aの変動に対応して変形可能となっている。同様に、ベントチューブ6は柔軟性を有する管路(チューブ)であり、天面3aの変形にともなうベントジョイント6aの変動に対応して変形可能となっている。
図4は規定量の燃料が貯留された状態のタンク本体の天面を示す平面図である。
なお、図4は、耐圧容器2の上面2a(図1参照)が取り除かれた耐圧容器2の内部を示している。
図4に示すように、本実施形態のタンク本体3は、規定量の燃料Fuを貯留している状態(満タン状態)で天面3aが矩形となるように構成されている。
また、タンク本体3を収容する耐圧容器2は、規定量の燃料Fuを貯留しているタンク本体3を平面視で矩形に維持するように平面形状が矩形となっている。
天面3aには、1つのブリーザジョイント5aと、複数(図4に示す一例では4つ)のベントジョイント6aが取り付けられている。
そして、ブリーザジョイント5aは矩形を呈する天面3aの中心Ptに配置されている。本実施形態において、ブリーザジョイント5aは平面視で円形を呈し、天面3aの中心Ptが円形の内側となるようにブリーザジョイント5aが取り付けられている。
中心Ptは、天面3aの物理的な中心(重心位置)であって、天面3aが矩形の場合、2つの対角線L1,L1の交点が中心Ptとなる。
また、4つのベントジョイント6aは、ブリーザジョイント5aを中心としてその周囲に配置されている。例えば、4つのベントジョイント6aが、ブリーザジョイント5aを中心とする仮想円C1の円周上において、天面3aの対角線L1上に配置されている。
これによって、ベントジョイント6aは、矩形を呈するタンク本体3の天面3aの中心Ptからタンク本体3の角部3b(耐圧容器2の角部)に向かう方向に配置されることになる。また、4つのベントジョイント6aが、中心Pt(ブリーザジョイント5a)を囲むように配置される。したがって、4つのベントジョイント6aは中心Ptの周囲に配置される。
なお、本実施形態のベントジョイント6aは、天面3aの角部3b(耐圧容器2の角部)に寄って配置されている。例えば、天面3aの角部3bからベントジョイント6aまでの距離(Da)が、中心Ptからベントジョイント6aまでの距離(Db)よりも短くなっている(Da<Db)。このようにベントジョイント6aが配置されることによって、ベントジョイント6aが、天面3aの角部3bに寄って配置される。
また、前記したように、ベントジョイント6aは、タンク本体3の天面3aに沿って広がるフランジ部6a1を有する。フランジ部6a1は、タンク本体3の天面3aに溶着等によって取り付けられ、これによって、ベントジョイント6aがタンク本体3に取り付けられる。フランジ部6a1は、矩形を呈する天面3aの角部3bに向かって延伸する形状になっている。例えば、図4に示すように、フランジ部6a1は、天面3aの角部3b(耐圧容器2の角部)に向かって長く伸びる楕円型(又は長円形)を呈する。
このような形状のフランジ部6a1が天面3aに溶着されることで、タンク本体3の天面3aは、ベントジョイント6aと角部3bの間がフランジ部6a1で補強される。
図5はタンク本体の形状変化を模式的に示す断面図であり、(a)はタンク本体が空の状態を示す図、(b)は燃料注入時にタンク本体が膨張して天面が上昇している状態を示す図、(c)は燃料注入時にタンク本体の天面の中心が上限まで上昇した状態を示す図、(d)はタンク本体に規定量の燃料が貯留された状態を示す図である。
図5の(a)に示すように、タンク本体3に燃料Fuが入っていない空の状態のとき、タンク本体3は収縮し、天面3aが落ち込んで上下方向につぶれた状態になる。
フィラーチューブ4の給油口4b(図1参照)に図示しない給油ガンが差し込まれて燃料Fuの注入が開始され、タンク本体3に燃料Fuが流入すると、図5の(b)に示すようにタンク本体3は、落ち込んでいる天面3aが上昇して膨張する。このとき、天面3aは中心Ptが他の部分に先立って上昇する。
タンク本体3の天面3aは、側面(天面3aの周囲に形成される面)から最も離れている中心Ptが最も撓みやすくなっている。したがって、燃料注入時にタンク本体3の内部が昇圧すると、最も撓みやすい中心Ptが最も上方に盛り上がり、タンク本体3はこの状態で膨張する。このため、燃料注入時には、タンク本体3の内部に発生する蒸発ガスや燃料Fuとともにフィラーパイプ4を通ってタンク本体3に流入する空気が中心Ptの位置に集まって中心Ptの位置にガス溜まりGiが形成される。そして、中心Ptの位置にガス溜まりGiが形成された状態で燃料Fuの注入が進行する。
図4に示すように、本実施形態のタンク本体3の天面3aには、中心Ptにブリーザジョイント5aが取り付けられている。したがって、図5の(b)に示すように、燃料注入時には、ブリーザジョイント5aの位置にガスだまりGiが形成され、ブリーザジョイント5aの先端部5a1と燃料Fuの液面Fsの間が離間する。これによって、ブリーザジョイント5aが開口した状態に維持される。
図5の(c)に示すように、タンク本体3が膨張して、天面3aの中心Ptが上限まで上昇すると、その後は、天面3aにおける中心Ptの周囲が上昇する。このとき、中心Ptに形成されているガスだまりGiに溜まっている蒸発ガスがブリーザチューブ5を介して排気されるのでガスだまりGiが縮小し、中心Ptにおける燃料Fuの液面Fsが上昇する。
そして、規定量の燃料Fuがタンク本体3に貯留されると(タンク本体3が満タン状態になると)、図5の(d)に示すように、中心Ptにおける燃料Fuの液面Fsがブリーザジョイント5aの先端部5a1に到達する。そして、燃料Fuがブリーザジョイント5aからブリーザチューブ5及びブリーザパイプ51に流入する。ブリーザパイプ51における燃料Fuの流通がブリーザバルブ50(図1参照)で遮断されて、フィラーパイプ4における燃料Fuの液面Fsが上昇する。これによって、給油ガン(図示せず)のオートストップ機能が動作し、燃料Fuの注入が自動的に停止する。
図4に示すように、ブリーザジョイント5aがタンク本体3の天面3aの中心Ptに配置される構成であれば、図5の(b),(c)に示すように、燃料注入時にはブリーザジョイント5aの先端部5a1の位置にガスだまりGiが形成される。したがって、図5の(d)に示すように、規定量の燃料Fuがタンク本体3に貯留されるまで燃料Fuの液面Fsがブリーザジョイント5aの先端部5a1まで到達しない。換言すると、規定量の燃料Fuがタンク本体3に貯留されたときに燃料Fuの液面Fsがブリーザジョイント5aの先端部5a1に到達し、これによって、図示しない給油ガンのオートストップ機能が適切に動作する。
燃料注入時にガスだまりGiが形成されない位置(例えば、天面3aの周辺部)にブリーザジョイント5aが配置されると、規定量の燃料Fuがタンク本体3に貯留されない状態であっても燃料Fuの液面Fsがブリーザジョイント5aの先端部5a1まで到達することがある。この場合、規定量の燃料Fuがタンク本体3に貯留される前に給油ガン(図示せず)のオートストップ機能が動作することになり、オートストップ機能が適切に動作しない。
本実施形態に係る車両用燃料タンク1(図1参照)は、タンク本体3の天面3aにおける中心Ptにブリーザジョイント5aを配置することで、燃料注入時にガスだまりGiに溜まる蒸発ガスの適切な排気と給油ガン(図示せず)のオートストップ機能の適切な動作を実現している。
図6は燃料消費時のタンク本体の形状変化を模式的に示す断面図である。
エンジン8の駆動時など、タンク本体3に貯留されている燃料Fuがポンプユニット8aによって吸い出される燃料消費時には、図6に示すように、燃料Fuの貯留量に応じてタンク本体3が変形(収縮)する。そして、天面3aに対する液面Fsの高さが所定の高さより低くなるとベントジョイント6aが開口してタンク本体3の内部に発生する蒸発ガスが排気される。
図6に示すように、燃料消費時にタンク本体3の天面3aは中心Ptが角部3b(図4参照)の近傍に先立って下降し、タンク本体3は天面3aの中心Ptが最も下方に垂れ下がった形状で収縮する。このため、燃料消費時には、中心Ptの周囲よりも角部3bの近傍において天面3aと液面Fsの間に空間が生じやすくなり、この空間に蒸発ガスが溜まりやすくなっている。
また、図4に示すように、角部3bに寄って配置されているベントジョイント6aのフランジ部6a1が角部3bに向かって延伸する形状(楕円形や長円形)であり、天面3aは、角部3bの近傍がフランジ部6a1で補強される。これによって、天面3aは、角部3bの近傍が変形しにくくなっている。換言すると、タンク本体3の天面3aは、中心Ptの周囲が角部3bの近傍よりも変形しやすくなっている。このため、燃料消費時に、タンク本体3は、天面3aの中心Ptが大きく垂れ下がった形状で収縮しやすくなり、角部3bの近傍に大きな空間が生じやすくなっている。そして、角部3bの近傍に生じる大きな空間に蒸発ガスを集めることができる。
したがって、ベントジョイント6aが中心Pt(ブリーザジョイント5a)から角部3bに寄って配置されるとともに角部3bに向かって延伸する形状のフランジ部6a1を有することにより、タンク本体3の内部に発生する蒸発ガスの効果的な排気が可能となる。
本実施形態に係る車両用燃料タンク1は、タンク本体3の天面3aにおけるブリーザジョイント5a(中心Pt)の周囲にベントジョイント6aが配置されることで、効果的な蒸発ガスの排気を実現している。また、本実施形態では、タンク本体3の天面3aの角部3b(耐圧容器2の角部)に寄ってベントジョイント6aが配置されるので、特に燃料消費時にタンク本体3の内部で発生する蒸発ガスの効果的な排気が可能となっている。
なお、図6はタンク本体3が収縮する状態を模式的に示した図であり、側面が蛇腹状に規則的に変化して収縮するタンク本体3に限定されない。
以上のように、図1に示す本実施形態の車両用燃料タンク1は、耐圧容器2に収容されているタンク本体3を有する。タンク本体3は可撓性を有する可撓性容器であり、燃料Fuの貯留量に応じて変形する。したがって、燃料Fuの貯留量が減少するとタンク本体3は収縮する。また、タンク本体3の天面3aにはブリーザジョイント5a及びベントジョイント6aが備わっている。
図4に示すように、天面3aは矩形を呈し、ブリーザジョイント5aは天面3aの中心Pt(矩形の中心Pt)に配置されている。また、タンク本体3には4つのベントジョイント6aが備わる。4つのベントジョイント6aは、例えば、天面3aの中心Pt(ブリーザジョイント5a)を中心とする仮想円C1の円周上において、天面3aの対角線L1上に配置されている。つまり、4つのベントジョイント6aは中心Pt(ブリーザジョイント5a)の周囲に、中心Ptからの距離が等しくなるように配置されている。そして、4つのベントジョイント6aは天面3aの角部3b(耐圧容器2の角部)に寄って配置されている。
ブリーザジョイント5aが天面3aの中心Ptに備わることによって、燃料注入時には、タンク本体3に規定量の燃料Fuが貯留されたとき(タンク本体3が満タン状態のとき)に図示しない給油ガンのオートストップ機能が動作するように構成される。つまり、ブリーザジョイント5aが天面3aの中心Ptに備わることによって、燃料注入時における給油ガンのオートストップ機能を適切に動作させることが可能となっている。
また、ベントジョイント6aがブリーザジョイント5aを中心とする仮想円C1の円周上において、天面3aの対角線L1上に備わることによって、燃料消費時に発生する蒸発ガスが速やかに排気されるように構成される。特に、ベントジョイント6aがタンク本体3の天面3aの角部3b(耐圧容器2の角部)に寄って配置されることにより、燃料消費時にタンク本体3の内部で発生する蒸発ガスが効果的に排気される。つまり、ベントジョイント6aが中心Pt(ブリーザジョイント5a)を囲むように配置されて、天面3aの対角線L1上で、かつ、角部3bに寄った位置に備わることによって、燃料Fuの液面Fsが速やかに下降する位置にベントジョイント6aが配置されるので効果的な蒸発ガスの排気が可能となっている。
なお、本発明は、発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更が可能である。
例えば、図4に示すように本実施形態のベントジョイント6aは、天面3aの中心Ptを中心とする仮想円C1の円周上において天面3aの対角線上に配置されている。このような配置ではなく、仮想円C1の円周上に90度間隔で4つのベントジョイント6aが配置される構成であってもよい。
また、本実施形態の車両用燃料タンク1に備わるタンク本体3は、図4に示すように、規定量の燃料Fuが貯留された状態で天面3aが矩形となるように構成されているが、天面3aの形状は矩形に限定されない。天面3aの形状が矩形以外であっても、天面3aの中心Pt(物理的な中心)にブリーザジョイント5aが配置される構成とすればよい。具体的には、天面3aにおける重心の位置を中心Ptとする構成であればよい。そして、ブリーザジョイント5a(中心Pt)を中心とする仮想円C1の円周上にベントジョイント6aが備わる構成とすればよい。
また、ベントジョイント6aの数も4つに限定されない。3つ以下、又は5つ以上のベントジョイント6aがタンク本体3の天面3aに備わっている車両用燃料タンク1であってもよい。この場合も、ブリーザジョイント5a(中心Pt)の周囲にベントジョイント6aが備わることが好ましい。例えば、ブリーザジョイント5a(中心Pt)を中心とする円周上にベントジョイント6aが備わることが好ましい。これによって、中心Ptからの距離が等しくなるようにベントジョイント6aが配置され、中心Ptの周囲において均等に蒸発ガスが排気される。
また、本実施形態では、ベントジョイント6aのフランジ部6a1(図4参照)がタンク本体3の天面3a(図4参照)に溶着されている。しかしながら、フランジ部6a1を天面3aに固定する方法も溶着に限定されない。例えば、フランジ部6a1で天面3aを外側と内側から挟み込んで固定する構造であってもよい。
1 車両用燃料タンク
2 耐圧容器
3 タンク本体(可撓性容器)
4 フィラーパイプ(燃料注入管)
50 ブリーザバルブ(バルブ機構)
50a 筺体
50b フロート
51 ブリーザパイプ(排気管)
Fs 液面
Fu 燃料

Claims (2)

  1. 耐圧容器に収容されて内部に燃料を貯留する可撓性容器と、
    前記可撓性容器に前記燃料を注入する燃料注入管と、
    前記燃料の注入時に前記可撓性容器の内部に発生するガスを前記燃料注入管に逃がす排気管と、
    前記燃料の注入時に前記可撓性容器から前記排気管に前記燃料が流れ込んだときに、前記排気管における前記燃料の流通を遮断するバルブ機構と、を備え、
    前記排気管は、前記耐圧容器の外側で車両上下方向に延設され、
    前記バルブ機構は、
    前記排気管が車両上下方向に接続されている筐体と、前記筐体の内部に収容されるフロートと、を有し、
    前記フロートは、
    前記燃料の液面に浮かぶように構成され、前記筐体の内部に流入した前記燃料の前記液面の上昇に伴って、上方に移動し、前記筐体の上方に接続されている前記排気管を閉塞し、
    前記筐体の下方に接続される排気管の先端部は、前記筐体の内部に下方から突出しており、
    前記筐体の内部において、前記排気管の側壁に貫通孔が開口していることを特徴とする車両用燃料タンク。
  2. 規定量の前記燃料が前記可撓性容器に貯留されたときの液面よりも車両上下方向上方に前記バルブ機構が備わっていることを特徴とする請求項1に記載の車両用燃料タンク
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