JPH11245666A - 自動車用スライドドア開閉装置 - Google Patents

自動車用スライドドア開閉装置

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JPH11245666A
JPH11245666A JP10049309A JP4930998A JPH11245666A JP H11245666 A JPH11245666 A JP H11245666A JP 10049309 A JP10049309 A JP 10049309A JP 4930998 A JP4930998 A JP 4930998A JP H11245666 A JPH11245666 A JP H11245666A
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door opening
closing device
sliding door
rotating body
vehicle body
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Hiroyuki Harada
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置を小型化することができる自動車用スライ
ドドア開閉装置を提供する。 【解決手段】移動体17は、車両ボディ1aの乗降口を
開閉するスライドドア2に連結され、室外側のセンター
トラック5に沿って移動可能に組み付けられる。電動モ
ータ8は、その出力軸8aが室内側面1cに対して平行
に配設される。スプロケット10は、その回転軸10a
が室内側面1cに対して直交するように回転可能に支持
され、モータ8の出力軸8aに駆動連結されるととも
に、その外周に係止突起10bが形成される。駆動テー
プ12は、スプロケット10の係止突起10bに係止さ
れた状態でその外周に掛装され、センタートラック5の
両端部に位置する車両ボディ1aにそれぞれ形成された
ボディスリット部1d,1eから室外側に導出されて環
状に形成されるとともに、移動体17に連結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライドドアがモ
ータの駆動にて自動開閉される自動車用スライドドア開
閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用スライドドア開閉装置に
は、車両ボディに対してスライド可能に支持されたスラ
イドドアを自動開閉させるアクチュエータを車両ボディ
に搭載しているものがある。このようなスライドドア開
閉装置が、例えば特開平8−232536号公報に開示
されている。
【0003】詳述すると、車体パネルの室内側には、モ
ータ及び減速部を有するモータ駆動部が設けられてい
る。車体パネルの室外側にはガイドトラックが設けら
れ、ガイドトラックにはスライドドアに連結された移動
体が移動自在に係合している。そして、ドア駆動ケーブ
ル部材(ワイヤ)は、その一端がモータ駆動部の減速部
に巻き込み、送り出し可能に連結され、他端がガイドト
ラック内に配索されて前記移動体を開閉方向に移動させ
る開扉用ケーブル及び閉扉用ケーブルを有している。
【0004】このように構成されたスライドドア開閉装
置は、モータ駆動部の作動により、開扉用ケーブル及び
閉扉用ケーブルを巻き込んだり送り出したりすることに
より、スライドドアをガイドトラックに沿って開閉させ
る。
【0005】又、実開平5−24419号公報にて開示
されているスライドドア開閉装置も上記と同様に、モー
タの回転にて回転するワイヤドラムによってワイヤの巻
き取り及び送り出しを行い、スライドドアが開閉される
構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両に搭載
される装置は、常に小型化が要求されている。従って、
上記したスライドドア開閉装置では、スライドドアの移
動する分だけワイヤを巻き取る構成のため、その巻き取
り部分が径方向若しくは軸線方向に大型化し、小型化の
要求を充分満たすものではなかった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、装置を小型化するこ
とができる自動車用スライドドア開閉装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車両ボディの開口部を開閉するスライドドアに連結
されるとともに、車両ボディの室外側に備えられるガイ
ドトラックに沿って移動可能に組み付けられる移動体
と、前記車両ボディの室内側に配設されたモータと、前
記モータの出力軸に駆動連結されるとともに、その外周
に係止部が形成された回転体と、前記回転体の係止部に
係止された状態でその外周に掛装され、前記ガイドトラ
ックの両端部に位置する車両ボディにそれぞれ形成され
たボディスリット部から室外側に導出されて環状に形成
されるとともに、前記移動体に連結される駆動伝達部材
とを備えたことを要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記モータは、
その出力軸が車両ボディの取付面に対して平行に配設さ
れ、前記回転体は、その回転軸が車両ボディの取付面に
対して直交するように支持されることを要旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の自動車用スライドドア開閉装置において、前記回転体
は、ボディスリット部内に配置されることを要旨とす
る。請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の自動車
用スライドドア開閉装置において、前記車両ボディの取
付面には、前記回転体を収容すべく室外側に押し出し形
成した収容部が設けられ、前記回転体は、その収容部内
に配置されることを要旨とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれかに記載の自動車用スライドドア開閉装置におい
て、前記回転体の係止部は突起であって、前記駆動伝達
部材は、可撓性を有した樹脂にて帯状に形成されるとと
もに前記回転体の突起に係止する係止孔が形成されるこ
とを要旨とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれかに記載の自動車用スライドドア開閉装置におい
て、前記回転体の係止部はクラウニング状突起であっ
て、前記駆動伝達部材は、可撓性を有した樹脂にて帯状
に形成されるとともに前記回転体のクラウニング状突起
と噛み合う係止突起が形成され、前記駆動伝達部材は前
記回転体の外周を1周にわたりたすき掛けされることを
要旨とする。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の
いずれかに記載の自動車用スライドドア開閉装置におい
て、前記モータ及び回転体はベースプレートに一体的に
組み付けられ、該プレートを車両ボディの取付面に対し
て取り付けるようにしたことを要旨とする。
【0014】請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の
いずれかに記載の自動車用スライドドア開閉装置におい
て、前記車両ボディ及びベースプレート、又はそのいず
れか一方には、前記駆動伝達部材を案内する案内手段を
配設したことを要旨とする。
【0015】従って、請求項1に記載の発明によれば、
移動体は、車両ボディの開口部を開閉するスライドドア
に連結されるとともに、車両ボディの室外側に備えられ
るガイドトラックに沿って移動可能に組み付けられる。
モータは、車両ボディの室内側に配設される。回転体
は、モータの出力軸に駆動連結されるとともに、その外
周に係止部が形成される。駆動伝達部材は、回転体の係
止部に係止された状態でその外周に掛装され、ガイドト
ラックの両端部に位置する車両ボディにそれぞれ形成さ
れたボディスリット部から室外側に導出されて環状に形
成されるとともに、移動体に連結される。従って、駆動
伝達部材を巻き取り及び送り出すことなく環状に構成し
たことから、その駆動部分を小型に構成することができ
る。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、モータは
その出力軸が車両ボディの取付面に対して平行に配設さ
れ、回転体はその回転軸が取付面に対して直交するよう
に支持されることから、車両ボディの取付面に対して装
置を薄く構成することができる。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、回転体は
ボディスリット部内に配置されることから、その回転体
の室内側への張り出しを小さくでき、車両ボディの取付
面に対して装置を薄く構成することができる。
【0018】請求項4に記載の発明によれば、回転体は
室外側に押し出し形成した収容部内に配置されることか
ら、その回転体の室内側への張り出しを小さくでき、車
両ボディの取付面に対して装置を薄く構成することがで
きる。
【0019】請求項5に記載の発明によれば、回転体の
外周には突起が形成され、駆動伝達部材は、可撓性を有
した樹脂にて帯状に形成されるとともに回転体の突起に
係止する係止孔が形成される。従って、可撓性を有した
樹脂にて形成される駆動伝達部材は、駆動時における摺
動音がワイヤを使用したときと比べて小さくなるため、
スライドドアの開閉の際の作動音を軽減することができ
る。しかも、駆動伝達部材を容易に形成することができ
ることから、安価に形成することができる。
【0020】請求項6に記載の発明によれば、回転体の
外周にはクラウニング状突起が形成され、駆動伝達部材
は、可撓性を有した樹脂にて帯状に形成されるとともに
回転体のクラウニング状突起と噛み合う係止突起が形成
される。そして、駆動伝達部材は回転体の外周を1周に
わたりたすき掛けされる。従って、可撓性を有した樹脂
にて形成される駆動伝達部材は、駆動時における摺動音
がワイヤを使用したときと比べて小さくなるため、スラ
イドドアの開閉の際の作動音を軽減することができる。
しかも、駆動伝達部材が回転体に1周にわたり掛装され
ることから、係止突起とクラウニング状突起との噛み合
いが多くなるため、回転体から駆動伝達部材への駆動の
伝達を確実なものにすることができる。又、回転体に駆
動伝達部材がたすき掛けされても、回転体の突起がクラ
ウニング状であることから、該突起と駆動伝達部材の係
止突起とが確実に噛み合うことができる。
【0021】請求項7に記載の発明によれば、モータ及
び回転体はベースプレートに一体的に組み付けられ、該
プレートにて車両ボディの取付面に対して取り付けられ
る。従って、車両ボディの取付面に対してモータ及び回
転体を容易に取り付けることができる。
【0022】請求項8に記載の発明によれば、案内手段
は、車両ボディ及びベースプレート、又はそのいずれか
一方に配設され、駆動伝達部材を案内する。従って、モ
ータの駆動を駆動伝達部材を介して確実に移動体に伝達
することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図8に従って説明する。図1は、スライ
ドドアを有する車両1を示す。スライドドア2は、車両
ボディ1aの開口部としての乗降口1bを開閉すべく、
乗降口1bの上縁に設けられたアッパートラック3と、
開口部としての乗降口1bの下縁に設けられたロアトラ
ック4と、乗降口1b後部の車両ボディ1aの室外側に
設けられたガイドトラックとしてのセンタートラック5
とによって支持されている。スライドドア2は、各トラ
ック3〜5にて案内され、車両ボディ1aに対して前後
方向にスライド移動可能である。
【0024】スライドドア2は、図2に示すように車両
ボディ1aの乗降口1bの後部室内側に設けられた回転
駆動装置6の作動にて自動開閉される。回転駆動装置6
は、そのベースプレート7が前記センタートラック5が
設けられた位置に対応した車両ボディ1aの取付面とし
ての室内側面1cに取り付けられる。ベースプレート7
には、図2〜図5に示すように回転駆動装置6の駆動源
として電動モータ8がその出力軸8aを該プレート7に
対して平行となるように組み付けられている。この電動
モータ8は、車両に搭載されるドア開閉スイッチ(図示
しない)の開閉操作に基づくスライドドアコントローラ
(図示しない)の制御に従って回転駆動される。
【0025】前記電動モータ8の出力軸8aは、減速機
構9に駆動連結されている。減速機構9は、その回転軸
10aがベースプレート7に対して直交するように回転
可能に支持された略円柱状のスプロケット10に駆動連
結されている。スプロケット10の外周面には、等角度
間隔に係止部としての係止突起10bが形成されてい
る。そして、電動モータ8、減速機構9及びスプロケッ
ト10は、ベースプレート7に取り付けられる駆動部用
ケース11にて覆われる。
【0026】又、前記スプロケット10には、帯状で可
撓性を有し合成樹脂よりなる駆動伝達手段としての駆動
テープ12が略半周にわたり掛装される。この駆動テー
プ12には、スプロケット10の係止突起10bに係止
する係止孔12aが等間隔に形成されている。そして、
駆動テープ12は、その両端が駆動部用ケース11に形
成された2つのスリット11aからそれぞれ導出され
る。
【0027】前記ベースプレート7には、駆動テープ1
2の一端側を車両1の前方に案内する案内手段としての
第1及び第2の前方案内用ローラ13a,14aと、駆
動テープ12の他端側を車両1の後方に案内する案内手
段としての第1及び第2の後方案内用ローラ13b,1
4bがそれぞれ所定の箇所に備えられている。
【0028】即ち、第1の前方案内用ローラ13aは、
駆動部用ケース11のスリット11aから導出される駆
動テープ12の一端側を、前記スプロケット10に係止
しているときと同様にベースプレート7に対して直交す
るように車両1の前方に案内する。第2の前方案内用ロ
ーラ14aは、第1の前方案内用ローラ13aにて案内
された駆動テープ12をベースプレート7に対して平行
となるように車両1の前方に案内する。つまり、第1及
び第2の前方案内用ローラ13a,14aの間において
は、駆動テープ12は90度ねじられることになる。
【0029】一方、第1の後方案内用ローラ13bは、
上記と同様に、駆動部用ケース11のスリット11aか
ら導出される駆動テープ12の他端側を、前記スプロケ
ット10に係止しているときと同様にベースプレート7
に対して直交するように車両1の後方に案内する。第2
の後方案内用ローラ14bは、第1の後方案内用ローラ
13bにて案内された駆動テープ12をベースプレート
7に対して平行となるように車両1の後方に案内する。
つまり、第1及び第2の後方案内用ローラ13b,14
bの間においては、駆動テープ12は90度ねじられる
ことになる。そして、前記ベースプレート7は図2に示
すようにプレートカバー15にて覆われ、駆動テープ1
2の両端が車両1の前方及び後方にそれぞれ導出されて
いる。
【0030】図2及び図5に示すように、前記センター
トラック5がのびる方向に沿った車両ボディ1aの室内
側面1cには、前記駆動テープ12が車両ボディ1aの
室内側面1cと平行となるように案内する複数個の案内
手段としてのテープ案内用ローラ16が所定の位置に備
えられている。
【0031】そして、前記回転駆動装置6から車両1の
前方に導出される駆動テープ12は、テープ案内用ロー
ラ16にて案内され、前記センタートラック5の前端に
位置する車両ボディ1aに形成されたボディスリット部
1dから室外側に導出される。
【0032】一方、前記回転駆動装置6から車両1の後
方に導出される駆動テープ12は、上記と同様にテープ
案内用ローラ16にて案内され、前記センタートラック
5の後端に位置する車両ボディ1aに形成されたボディ
スリット部1eから室外側に導出される。
【0033】前記センタートラック5は、詳しくは断面
が略コ字状にその開口部が幅狭に形成され、該トラック
5には図5及び図6に示すように移動体17が取り付け
られている。移動体17は移動ローラ17aを有し、該
ローラ17aにてセンタートラック5内を移動するよう
に構成されている。
【0034】又、前記移動体17は、図6及び図7に示
すようにセンタートラック5の前端及び後端に位置する
ボディスリット部1d,1eからそれぞれ導出される駆
動テープ12の両端を所定の張力をもってねじ17bに
て連結している。そして、前記移動体17は、スライド
ドア2の後端に取着されたセンターブラケット2aに対
してピン17cにて連結される。
【0035】因みに、センタートラック5の内部には、
駆動テープ12の移動を円滑にするための案内手段とし
てのトラック内ローラ18が備えられている。又、セン
タートラック5近傍には、センタートラック5への雨滴
等の侵入を防止するトラックカバー19が車両ボディ1
aに対して取り付けられる。
【0036】このように構成されたスライドドア開閉装
置は、ドア開閉スイッチが開操作されると、スライドド
アコントローラの制御に基づいて電動モータ8が回転
し、スプロケット10が図2において反時計周り方向に
回転する。すると、駆動テープ12は、室内側において
後方から前方に移動、即ち室外側において前方から後方
に移動することになる。そして、駆動テープ12が後方
に移動すると、該テープ12に連結された移動体17は
センタートラックに案内されて後方に移動する。その結
果、スライドドア2は後方に移動、即ち開動作する。
【0037】又、ドア開閉スイッチが閉操作されると、
スライドドアコントローラの制御に基づいて電動モータ
8が回転し、スプロケット10が図2において時計周り
方向に回転する。すると、駆動テープ12は、室内側に
おいて前方から後方に移動、即ち室外側において後方か
ら前方に移動することになる。そして、駆動テープ12
が前方に移動すると、該テープ12に連結された移動体
17はセンタートラックに案内されて前方に移動する。
その結果、スライドドア2は前方に移動、即ち閉動作す
る。
【0038】このようにして本実施の形態のスライドド
ア開閉装置は、電動モータ8の回転力をスプロケット1
0を介して駆動テープ12に伝達し、スライドドア2を
各トラック3〜5にて案内して開閉動作させている。
【0039】上記したように、本実施の形態では、以下
に示す特徴がある。 (1)電動モータ8はその出力軸8aが室内側面1cに
取り付けられるベースプレート7に対して平行になるよ
うに配設され、該出力軸8aに減速機構9を介して駆動
連結されるスプロケット10はその回転軸10aが該プ
レート7に対して直交するように回転可能に支持され
る。スプロケット10にはその係止突起10bが駆動テ
ープ12の係止孔12aに係止した状態で略半周にわた
り掛装され、駆動テープ12はセンタートラック5の前
端及び後端に形成されたボディスリット部1d,1eを
介してセンタートラック5内に導出されて環状に構成さ
れる。そして、駆動テープ12は、センタートラック5
内を移動可能に組み付けられスライドドア2に連結され
た移動体17に対して連結される。従って、電動モータ
8の駆動力を伝達する駆動テープ12を巻き取り及び送
り出すことなく環状に構成したことから、その駆動部分
を小型に構成することができる。
【0040】(2)しかも、上記のように電動モータ8
及びスプロケット10を配置することで、回転駆動装置
6を室内側面1cに対して薄く構成することができる。 (3)又、スライドドア2は、センタートラック5内に
組み付けられた移動体17によって開閉される。従っ
て、スライドドア2はその上下方向の略中央に開閉駆動
力が加わることから、バランスよくドア2を開閉するこ
とができる。
【0041】(4)駆動テープ12は合成樹脂にて形成
されている。従って、その駆動時における駆動テープ1
2の摺動音がワイヤを使用したときと比べて小さくなる
ことから、スライドドア2の開閉の際の作動音を軽減す
ることができる。
【0042】(5)駆動テープ12は、等間隔に係止孔
12aが形成され、スプロケット10の係止突起10b
に係止して、スプロケット10の回転力を伝達するよう
にした。従って、駆動テープ12を容易に形成すること
ができるとともに、安価に形成することができる。
【0043】(6)駆動テープ12は、各ローラ13
a,13b,14a,14b,16,18にて案内され
る。従って、電動モータ11の駆動を移動体17に確実
に伝達することができる。
【0044】(7)電動モータ8、スプロケット10等
はベースプレート7に一体的に組み付けられ、該プレー
ト7を介して車両ボディ1aの室内側面1cに取り付け
られる。従って、室内側面1cに対して回転駆動装置6
を容易に取り付けることができる。
【0045】尚、本発明の実施の形態は以下のように変
更してもよい。 ○上記実施の形態では、スプロケット10に係止突起1
0bを形成するとともに、駆動テープ12に係止突起1
0bと係止する係止孔12aを形成して、スプロケット
10から駆動テープ12への駆動の伝達を行うようにし
たが、スプロケット10及び駆動テープ12の形状はこ
れに限定されるものではない。
【0046】例えば、図9及び図10に示すように、駆
動テープ12の一方の面には該テープ12の幅方向にの
びる四角柱状の係止突起12bが等間隔に形成されると
ともに、スプロケット10の外周面には係止部としての
クラウニング状突起10cが等角度間隔に形成されてい
る。このクラウニング状突起10cは、突起中央部から
軸方向の両側端に向かって突起の厚みが漸次減少するよ
うに形成されている。因みに、スプロケット10の外周
面の軸方向長さは、駆動テープ12の幅の略2倍の長さ
に形成されている。そして、駆動テープ12の係止突起
12bとスプロケット10のクラウニング状突起10c
とが互いに噛み合わされ、該テープ12がスプロケット
10を略1周にわたり掛装される。この場合、駆動テー
プ12はスプロケット10の外周面にたすき掛けされ、
スプロケット10の上方で立体的に交差される。このよ
うにスプロケット10に掛装された駆動テープ12は、
上記実施の形態と同様に各ローラ13a,13b,14
a,14b,16にて案内される。尚、各ローラ13
a,13b,14a,14b,16等の形状を駆動テー
プ12の係止突起12bに合わせて変更する必要があ
る。
【0047】このように構成すれば、上記実施の形態と
比較してスプロケット10の厚みが若干増加するが、従
来の装置との比較においては装置を小型化することがで
きる。又、駆動テープ12がスプロケット10を略1周
にわたり掛装されることから、係止突起12bとクラウ
ニング状突起10cとの噛み合いが多くなるため、スプ
ロケット10から駆動テープ12への駆動の伝達を確実
なものにすることができる。更に、スプロケット10に
駆動テープ12がたすき掛けされても、その突起10c
がクラウニング状であることから、該突起10cと駆動
テープ12の係止突起12bとが確実に噛み合うことが
できる。
【0048】○上記実施の形態では、その回転軸10a
がベースプレート7(室内側面1c)に対して直交する
ようにスプロケット10を支持したが、図11又は図1
2に示すように変更してもよい。
【0049】即ち、図11では、スプロケット10が配
置できるようにボディスリット部1eを拡張するととも
に、該ボディスリット部1e内でその回転軸10aが室
内側面1cと平行となるようにスプロケット10を回転
可能に支持した。又、図12では、室内側面1cにおい
て室外側に押し出し形成してスプロケット10を収容す
る収容部1fを設けるとともに、該収容部1f内でその
回転軸10aが室内側面1cと平行となるようにスプロ
ケット10を回転可能に支持した。すると、両図ともに
駆動テープ12をねじることなく掛装することが可能と
なる。
【0050】このように構成すれば、室内側へのスプロ
ケット10の張り出しが小さくなり、室内側面1cに対
して回転駆動装置6を薄く構成することができる。しか
も、駆動テープ12をねじることなく掛装することがで
きるため、構成を簡素化することができる。尚、図12
における収容部1fは室外側から見れば凸形状をなして
いることから、この凸部をスライドドア2のストッパと
して利用することができる。
【0051】○上記実施の形態では、電動モータ8とス
プロケット10との間を減速機構9を介して常に連結す
るようにしたが、該モータ8とスプロケット10との間
に電磁クラッチを設け、この電磁クラッチにてスプロケ
ット10に対する該モータ8の駆動力を伝達又は遮断す
るように構成してもよい。
【0052】○上記実施の形態では、電動モータ8、ス
プロケット10等をベースプレート7に一体的に組み付
け、該プレート7を介して車両ボディ1aの室内側面1
cに取り付けるようにしたが、室内側面1cに対して直
接取り付けてもよい。
【0053】○上記実施の形態では、駆動テープ12を
各ローラ13a,13b,14a,14b,16,18
にて案内したが、ローラ以外の部材で駆動テープ12を
案内するようにしてもよい。
【0054】○上記実施の形態では、スライドドア2を
自動開閉させる回転駆動装置6をセンタートラック5に
対して取り付けたが、アッパートラック3又はロアトラ
ック4に対して取り付けてもよい。
【0055】上記各実施の形態から把握できる請求項以
外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載
する。 (イ)請求項1〜4,7,8のいずれかに記載の自動車
用スライドドア開閉装置において、前記駆動伝達部材
は、可撓性を有した樹脂にて歯付き状に形成され、前記
回転体と係止するようにしたことを特徴とする自動車用
スライドドア開閉装置。このように構成しても、装置を
小型化することができる自動車用スライドドア開閉装置
を提供することができる。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
装置を小型化することができる自動車用スライドドア開
閉装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態のスライドドアを有する車両の
斜視図。
【図2】 回転駆動装置を取り付けた室内を示す斜視
図。
【図3】 回転駆動装置を示す斜視図。
【図4】 図3におけるY−Y断面図。
【図5】 図2におけるX−X断面図。
【図6】 センタートラックの内部を示す要部斜視図。
【図7】 駆動テープの取り付け状態を示す説明図。
【図8】 センタートラックの外部を示す要部斜視図
【図9】 別例の回転駆動装置を示す斜視図。
【図10】 図9におけるZ−Z断面図。
【図11】 別例の回転駆動装置を示す断面図。
【図12】 別例の回転駆動装置を示す断面図。
【符号の説明】 1a…車両ボディ、1b…開口部としての乗降口、1c
…取付面としての室内側面、1d,1e…ボディスリッ
ト部、1f…収容部、2…スライドドア、5…ガイドト
ラックとしてのセンタートラック、7…ベースプレー
ト、8…モータとしての電動モータ、8a…出力軸、1
0…回転体、10a…回転軸、10b…係止部としての
係止突起、10c…係止部としてのクラウニング状突
起、12…駆動伝達部材としての駆動テープ、12a…
係止孔、12b…係止突起、13a,14a…案内手段
としての第1,第2の前方案内用ローラ、13b,14
b…案内手段としての第1,第2の後方案内用ローラ、
16…案内手段としてのテープ案内用ローラ、17…移
動体、18…案内手段としてのトラック内ローラ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両ボディ(1a)の開口部(1b)を
    開閉するスライドドア(2)に連結されるとともに、車
    両ボディ(1a)の室外側に備えられるガイドトラック
    (5)に沿って移動可能に組み付けられる移動体(1
    7)と、 前記車両ボディ(1a)の室内側に配設されたモータ
    (8)と、 前記モータ(8)の出力軸(8a)に駆動連結されると
    ともに、その外周に係止部(10b,10c)が形成さ
    れた回転体(10)と、 前記回転体(10)の係止部(10b,10c)に係止
    された状態でその外周に掛装され、前記ガイドトラック
    (5)の両端部に位置する車両ボディ(1a)にそれぞ
    れ形成されたボディスリット部(1d,1e)から室外
    側に導出されて環状に形成されるとともに、前記移動体
    (17)に連結される駆動伝達部材(12)とを備えた
    ことを特徴とする自動車用スライドドア開閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動車用スライドドア
    開閉装置において、 前記モータ(8)は、その出力軸(8a)が車両ボディ
    (1a)の取付面(1c)に対して平行に配設され、 前記回転体(10)は、その回転軸(10a)が車両ボ
    ディ(1a)の取付面(1c)に対して直交するように
    支持されることを特徴とする自動車用スライドドア開閉
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の自動車用スライドドア
    開閉装置において、 前記回転体(10)は、ボディスリット部(1d,1
    e)内に配置されることを特徴とする自動車用スライド
    ドア開閉装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の自動車用スライドドア
    開閉装置において、 前記車両ボディ(1a)の取付面(1c)には、前記回
    転体(10)を収容すべく室外側に押し出し形成した収
    容部(1f)が設けられ、 前記回転体(10)は、その収容部(1f)内に配置さ
    れることを特徴とする自動車用スライドドア開閉装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の自動車
    用スライドドア開閉装置において、 前記回転体(10)の係止部(10b)は突起であっ
    て、 前記駆動伝達部材(12)は、可撓性を有した樹脂にて
    帯状に形成されるとともに前記回転体(10)の突起
    (10b)に係止する係止孔(12a)が形成されるこ
    とを特徴とする自動車用スライドドア開閉装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載の自動車
    用スライドドア開閉装置において、 前記回転体(10)の係止部(10c)はクラウニング
    状突起であって、 前記駆動伝達部材(12)は、可撓性を有した樹脂にて
    帯状に形成されるとともに前記回転体(10)のクラウ
    ニング状突起(10c)と噛み合う係止突起(12b)
    が形成され、 前記駆動伝達部材(12)は前記回転体(10)の外周
    を1周にわたりたすき掛けされることを特徴とする自動
    車用スライドドア開閉装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の自動車
    用スライドドア開閉装置において、 前記モータ(8)及び回転体(10)はベースプレート
    (7)に一体的に組み付けられ、該プレート(7)を車
    両ボディ(1a)の取付面(1c)に対して取り付ける
    ようにしたことを特徴とする自動車用スライドドア開閉
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜8のいずれかに記載の自動車
    用スライドドア開閉装置において、 前記車両ボディ(1a)及びベースプレート(7)、又
    はそのいずれか一方には、前記駆動伝達部材(12)を
    案内する案内手段(13a,13b,14a,14b,
    16,18)を配設したことを特徴とする自動車用スラ
    イドドア開閉装置。
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