JP2012131456A - スライドドア開閉装置及びその組付け方法 - Google Patents

スライドドア開閉装置及びその組付け方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012131456A
JP2012131456A JP2010287476A JP2010287476A JP2012131456A JP 2012131456 A JP2012131456 A JP 2012131456A JP 2010287476 A JP2010287476 A JP 2010287476A JP 2010287476 A JP2010287476 A JP 2010287476A JP 2012131456 A JP2012131456 A JP 2012131456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
drive
vehicle
vehicle body
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010287476A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5578067B2 (ja
Inventor
Seiichi Sumiya
誠一 角谷
Ryoichi Fukumoto
良一 福元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2010287476A priority Critical patent/JP5578067B2/ja
Priority to US13/996,921 priority patent/US9033397B2/en
Priority to PCT/JP2011/079418 priority patent/WO2012086608A1/ja
Priority to CN201190001036.1U priority patent/CN203580583U/zh
Publication of JP2012131456A publication Critical patent/JP2012131456A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5578067B2 publication Critical patent/JP5578067B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

【課題】車両ボディへの組付性及び搭載性を向上することができるスライドドア開閉装置及びその組付け方法を提供する。
【解決手段】レールユニット21は、スライドドアに連結されるガイド部材の移動を案内するロアレール12、該ロアレール12に設けられ車両ボディ10に固定されるフロントブラケット22、リアブラケット23及びセンターブラケット24などを備え、乗降口10aの下側で車両ボディ10に設けられたロアパネルPの下側で車両ボディ10に形成された車両幅方向外側に開口する第1挿入穴18に挿入される。駆動ユニット50は、ロアパネルPに形成された車両上側に開口する第2挿入穴19に挿入され、センターブラケット24に設けられた駆動プーリの上側に重ねられて該駆動プーリを回転駆動する。
【選択図】図2

Description

本発明は、スライドドアを開閉駆動するスライドドア開閉装置及びその組付け方法に関するものである。
従来、こうしたスライドドア開閉装置として種々のものが提案されている。例えば特許文献1に記載されたスライドドア開閉装置は、ベースプレート部(90)に、スライドドアとの連結部(1c)の移動を案内するレール部(90a)、プーリ(91)、スプロケット(92)、該スプロケットを回転駆動する駆動部(93,94,95)、プーリ及びスプロケットに巻き掛けられて連結部が固定される駆動テープ(8)等が配設されてなる。そして、スライドドア開閉装置は、レール部を含むベースプレート部に駆動部等を予め組み込んだ状態で、車両ボディ(4)の側面に形成された乗降口(2)の下側となる部位に高さ方向に沿って組み付けられる。
また、特許文献2に記載されたスライドドア開閉装置は、乗降時の踏台となるステップパネル(14)に、駆動プーリ(12)、該駆動プーリの周辺に配設されたアイドルプーリ(17,18)、従動プーリ(15)、駆動プーリを回転駆動する駆動部(13)、駆動プーリ及び従動プーリ等に巻き掛けられてスライドドアに連係されるベルト(16)等が配設されてなる。アイドルプーリは、ベルトの張力及び走路を制御することで、駆動プーリからのベルトの外れ(歯飛び)を抑制するためのものである。そして、スライドドア開閉装置は、ステップパネルに駆動部等を予め組み込んだ状態で、車両ボディの側面に形成された乗降口の下側となる部位に高さ方向に沿って組み付けられる。なお、アイドルプーリにフランジ部(24)を設けることでベルトの垂れ下がりを防止するとともに、フランジ部に内側テーパ面(25)を形成することでベルトのコスレ音を低減することが併せて提案されている。
特許第3651186号公報 特開2006−37502号公報
ところで、これらのスライドドア開閉装置は、いずれも取付部(ベースプレート部、ステップパネル)に駆動部等を予め組み込んだアッセンブリー化された状態で乗降口の下側となる部位に組み付ける構成であるため、組付性には優れるものの高さ方向に十分な組付けスペースを確保する必要があり、特に小型車などへの搭載が困難であった。
この場合、乗降口よりも下側で車両ボディに車両幅方向外側に開口する挿入穴を形成するとともに、該挿入穴に対してアッセンブリー化されたスライドドア開閉装置を挿入して車両ボディに組み付けることも考えられる。しかしながら、駆動部は、駆動回転体(スプロケット、駆動プーリ)の軸線方向、即ち高さ方向に重ねられているため、該高さ方向に挿入穴を大きく開口させる必要性が生じ、依然として小型車などへの搭載が困難になると予想される。
本発明の目的は、車両ボディへの組付性及び搭載性を向上することができるスライドドア開閉装置及びその組付け方法を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両ボディの側面に形成された乗降口を開閉するスライドドアに連結されるガイド部材の移動を案内するレール部、該レール部に設けられ前記車両ボディに固定される取付部、該取付部に配設された駆動回転体及び複数の従動回転体、並びにこれら駆動回転体及び複数の従動回転体に巻き掛けられて前記ガイド部材に固定されるロープ部材を備え、前記乗降口の下側で前記車両ボディに設けられたロアパネルの下側で前記車両ボディに形成された車両幅方向外側に開口する第1挿入穴に挿入されるレールユニットと、前記ロアパネルに形成された車両上側に開口する第2挿入穴に挿入され、前記駆動回転体の上側に重ねられて該駆動回転体を回転駆動する駆動ユニットとを備えたことを要旨とする。
同構成によれば、前記レール部及び前記取付部等を予め組み込んだ前記レールユニットは、車両幅方向外側から前記第1挿入穴に挿入することで前記車両ボディに設置される。この際、前記レールユニット(駆動回転体)には前記駆動ユニットが未設置であるため、高さ方向への前記第1挿入穴の開口寸法を低減することができる。一方、前記駆動ユニットは、車両上側から前記第2挿入穴に挿入することで、前記駆動回転体に駆動連結されて前記車両ボディに設置される。この際、前記第2挿入穴は、前記駆動ユニットのみを挿入し得る開口寸法で十分であるため、例えば前記レールユニットとともに前記駆動ユニットを挿入し得る開口寸法に比べてこれを低減することができる。以上により、装置全体として前記車両ボディへの組付性及び搭載性を向上することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスライドドア開閉装置において、前記取付部は、前記レール部に一体形成されていることを要旨とする。
同構成によれば、前記取付部は、前記レール部に一体形成されていることで、部品点数を削減することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のスライドドア開閉装置において、前記レール部の前端部は、車両前方に向かうに従い車両幅方向内側に向かうように傾斜してなり、前記取付部は、前記レール部の前端部において、該前端部よりも車両幅方向外側に突出する突起部を有することを要旨とする。
同構成によれば、前記レールユニットの前記車両ボディへの組付け(設置)に際し、作業者は、前記取付部の前記突起部に手をかけることで、第1挿入穴内に入り込む前記レール部の前端部を支えることができ、組付性を向上することができる。
請求項4に記載の発明は、車両ボディの側面に形成された乗降口を開閉するスライドドアに連結されるガイド部材の移動を案内するレール部、該レール部に固定された取付部、該取付部に配設された駆動回転体及び複数の従動回転体、並びにこれら駆動回転体及び複数の従動回転体に巻き掛けられて前記ガイド部材に固定されるロープ部材を備えるレールユニットと、前記駆動回転体の上側に重ねられて該駆動回転体を回転駆動する駆動ユニットとを前記車両ボディに設置するスライドドア開閉装置の組付け方法において、前記乗降口の下側で前記車両ボディに設けられたロアパネルの下側で前記車両ボディに形成された車両幅方向外側に開口する第1挿入穴に前記レールユニットを挿入する第1工程と、前記ロアパネルに形成された車両上側に開口する第2挿入穴に前記駆動ユニットを挿入するとともに、該駆動ユニットを前記駆動回転体に駆動連結する第2工程とを有することを要旨とする。
本発明では、車両ボディへの組付性及び搭載性を向上することができるスライドドア開閉装置及びその組付け方法を提供することができる。
本発明の第1の実施形態を概略的に示す側面図。 同実施形態を概略的に示す分解斜視図。 レールユニットを示す平面図。 図3のA−A線に沿った断面図。 図3のB−B線に沿った断面図。 本発明の第2の実施形態を示す分解斜視図。 同実施形態を示す断面図。 同実施形態を示す断面図。
(第1の実施形態)
図1を参照して本発明の第1の実施形態について説明する。同図1に示すように、自動車などの車両の本体をなす車両ボディ10には、その側部に形成された乗降口10aの上縁及び下縁に沿って車両前後方向に延在するアッパレール11及びレール部としてのロアレール12がそれぞれ設置されている。また、車両ボディ10には、乗降口10aの後方のクォータパネル10bにおいて車両前後方向に延在するセンターレール13が設置されている。そして、これらアッパレール11、ロアレール12及びセンターレール13には、ガイドローラユニット14,15,16をそれぞれ介してスライドドア20が車両前後方向に移動可能に支持されている。ガイドローラユニット15は、ガイド部材を構成する。スライドドア20は、車両前後方向への移動に伴って乗降口10aを開閉する。
図2に示すように、車両ボディ10は、乗降口10aの下側で車両幅方向内側に突出するステップ状のロアパネルPを有するとともに、該ロアパネルPの上面よりも下側で車両幅方向外側に開口する第1挿入穴18を有する。そして、前記ロアレール12等を搭載するレールユニット21は、車両幅方向外側から第1挿入穴18に挿入されて車両ボディ10に固定されている。つまり、第1挿入穴18は、レールユニット21のみを挿入し得る略最小限の開口寸法を車両幅方向に有する。
詳述すると、図4及び図5に示すように、車両ボディ10は、車両幅方向外側に開口するとともにその開口端部において第1挿入穴18に接続される、断面略コの字状のケースKを有する。このケースKは、ロアパネルPの上面よりも下側で、車両前後方向(図4及び図5において紙面に直交する方向)に連通している。
一方、図3に示すように、レールユニット21は、前記ロアレール12と、該ロアレール12の前端部、後端部及び長手方向中間部にそれぞれ、例えば溶接にて固着されたフロントブラケット22、リアブラケット23及びセンターブラケット24とを備えて構成される。フロントブラケット22、リアブラケット23及びセンターブラケット24は取付部を構成する。ロアレール12は、例えば金属板からなり、その長手方向中間部に湾曲部12aを有するとともに、該湾曲部12aの前端側で車両幅方向内側に向かって傾斜する曲成部12bを有し、更に湾曲部12aの後端側で車両後方に延びる直線部12cを有する。なお、図4に示すように、ロアレール12は、下向きに開口する断面略コの字状の一定断面を有する。
図3に示すように、フロントブラケット22は、例えば金属板からなり、曲成部12bの前端部に固着されている。このフロントブラケット22の曲成部12bよりも車両幅方向内側に突出する部位には、その下面と上向きに開いた略コの字状のブラケット25との間で軸線方向(図3において紙面に直交する方向)に抜け止めされる態様で従動回転体としての従動プーリ26が軸支されている。なお、フロントブラケット22は、曲成部12bよりも車両幅方向外側に突出する略四角形の突起部22aを有する。
リアブラケット23は、例えば金属板からなり、直線部12cの後端部に固着されている。このリアブラケット23の直線部12cよりも車両幅方向内側に突出する部位には、その下面と上向きに開いた略コの字状のブラケット27との間で軸線方向に抜け止めされる態様で従動回転体としての従動プーリ28が軸支されている。
センターブラケット24は、例えば金属板からなり、湾曲部12aの略全長に亘って固着されている。このセンターブラケット24は、湾曲部12aから車両幅方向内側に向かって尖鋭になる略三角形状を呈しており、当該車両幅方向内側に突出する部位には、その下面と上向きに開いた略箱状のハウジング29との間で軸線方向に抜け止めされる態様で駆動回転体としての駆動プーリ31及び対のアイドルプーリ32,33が軸支されている。なお、アイドルプーリ32,33は、駆動プーリ31よりも湾曲部12aに近接する側で駆動プーリ31を挟んでその前側及び後側に隣接配置されている。そして、アイドルプーリ32,33の位置でロアレール12側に臨むハウジング29の外側面は、湾曲部12aの曲率半径よりも小さい曲率半径で曲成されたガイド部34,35をそれぞれ形成する。
従動プーリ26,28等の外周面には、歯車状の凹凸が形成されており、これら従動プーリ26,28等には、ロープ部材としてのリング状の歯付きベルト36が噛合する態様で巻き掛けられている。すなわち、ロアレール12に近接する側で後側の従動プーリ28から前側の従動プーリ26に向かって車両前方に延びる歯付きベルト36は、両ガイド部34,35に摺接してこれに案内される。そして、歯付きベルト36は、従動プーリ26に図示時計回りに巻かれてロアレール12から離隔する側で車両後方に転向する。そして、前側のアイドルプーリ32に向かって車両後方に延びる歯付きベルト36は、ロアレール12に近接する側でアイドルプーリ32に図示反時計回りに巻かれるとともに、ロアレール12から離隔する側で駆動プーリ31に図示時計回りに巻かれ、更にロアレール12に近接する側で後側のアイドルプーリ33に図示反時計回りに巻かれる。そして、後側のアイドルプーリ33から後側の従動プーリ28に向かって車両後方に延びる歯付きベルト36は、従動プーリ28に図示時計回りに巻かれて車両前方に転向し、ロアレール12に近接する側の部位に繋がる。なお、歯付きベルト36のロアレール12に近接する側の所定位置に設けられた固定部36aには、例えば金属板からなる弓形のブラケット37が固着されている。
このように構成されたレールユニット21は、フロントブラケット22、リアブラケット23及びセンターブラケット24の各々の下面に溶着された複数のナット56に、図5に示すように、ロアパネルP及びケースKの上壁等を貫通させた締結用ボルト又はスクリューなどの締結具57が締め付けられることで、車両ボディ10に固定される。つまり、フロントブラケット22、リアブラケット23及びセンターブラケット24は、駆動プーリ31等を軸支する機能に加えて、レールユニット21を車両ボディ10に固定する機能を併せて有している。特に、図3に示すように、フロントブラケット22は、ロアレール12を挟んでその車両幅方向両側に配設されたナット56において、車両ボディ10に対しより安定した状態で固定される。
図4に示すように、ブラケット37は、前記ガイドローラユニット15に締結されている。すなわち、ガイドローラユニット15は、高さ方向に延びる回転軸周りにスライドドア20の下部に回動自在に連結されて第1挿入穴18からケースK内に挿入されるローラ支持ブラケット41を有しており、該ローラ支持ブラケット41においてブラケット37に締結されている。また、ガイドローラユニット15は、一対のガイドローラ42と、これらガイドローラ42間に配置されたロードローラ43とを有する。ガイドローラユニット15は、両ガイドローラ42がロアレール12に転動可能に装着された状態で、ロードローラ43が第1挿入穴18内のケースKに転動可能に支持されることで、車両ボディ10に移動可能に支持されている。
従って、ガイドローラユニット15に連結されたスライドドア20は、両ガイドローラ42がロアレール12に案内される態様でロードローラ43がケースK内を転動することで、車両前後方向にスライド移動して乗降口10aを開閉する。特に、スライドドア20は、両ガイドローラ42が湾曲部12a又は曲成部12bに案内されることで、例えば全閉位置から開作動する直後に車外側に押し出され、あるいは全閉位置になる直前に車内側に引き込まれる。これは、スライドドア20の開作動時にその後方へのスライドを許容し、全閉時にこれを車両ボディ10の側面と面一になるように配置するためである。なお、図4に示すように、車両ボディ10には、第1挿入穴18を挟んでその上側及び下側にシール部材46,47がそれぞれ固定されている。これらシール部材46,47は、車両幅方向外側に突出することで、全閉位置にあるスライドドア20と液密的に圧接する。
図2に示すように、前記ロアパネルPには、前記センターブラケット24(駆動プーリ31)の配置に合わせて車両上側に開口する第2挿入穴19が形成されている。そして、この第2挿入穴19には、駆動ユニット50が車両上側から挿入されてケースK上に固定されている。つまり、第2挿入穴19は、駆動ユニット50のみを挿入し得る略最小限の開口寸法を有する。図4に示すように、この駆動ユニット50は、電動モータ51と、該電動モータ51の回転を減速する減速機52とを備えており、車両下側に突出してケースKの上壁及びセンターブラケット24を貫通する出力軸53において、ハウジング29内の駆動プーリ31に駆動連結されている。従って、電動モータ51が駆動されると、その回転が減速機52において減速されて出力軸53を介して駆動プーリ31に伝達される。これにより、駆動プーリ31が回転し、その回転方向に応じた方向に歯付きベルト36が移動する。なお、駆動ユニット50が挿入等された第2挿入穴19(ロアパネルP)の上側は、例えば樹脂材からなる板状のステップトリム54に覆われることで、外部から隠されている。
ここで、図3において、例えば駆動プーリ31が図示時計回りに回転したとする。このとき、歯付きベルト36が全体として図示時計回りに回転することで、ガイドローラユニット15の固定される固定部36aが車両前方に移動し、スライドドア20が閉作動する。反対に、駆動プーリ31が図示反時計回りに回転したとする。このとき、歯付きベルト36が全体として図示反時計回りに回転することで、ガイドローラユニット15の固定される固定部36aが車両後方に移動し、スライドドア20が開作動する。
次に、本実施形態の組付け時の動作について説明する。
スライドドア開閉装置の組付けにおいては、作業者は、ロアレール12、フロントブラケット22、リアブラケット23及びセンターブラケット24等を予め組み込んだレールユニット21を車両幅方向外側から第1挿入穴18に挿入し、ケースKの上壁下面にフロントブラケット22等の上面を密着させる。このとき、図5に示すように、作業者は、フロントブラケット22の突起部22aに手をかけることで、第1挿入穴18内に入り込むロアレール12の曲成部12bを支えてこれを位置決めする。そして、作業者は、各ナット56に、ロアパネルP及びケースKの上壁等を貫通させた締結具57を締め付ける。これにより、ケースK内でその上壁(車両ボディ10)にレールユニット21が固定・設置される(第1工程)。
続いて、作業者は、駆動ユニット50を車両上側から第2挿入穴19に挿入し、ケースKの上壁及びセンターブラケット24を貫通させた出力軸53を駆動プーリ31と一体回転するように連結するとともに、ケースK上に減速機52(駆動ユニット50)を固定する。これにより、第2挿入穴19内でケースK上(車両ボディ10)に駆動ユニット50が固定・設置される(第2工程)。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、ロアレール12並びにフロントブラケット22、リアブラケット23及びセンターブラケット24等を予め組み込んだレールユニット21は、車両幅方向外側から第1挿入穴18に挿入することで車両ボディ10に設置される。この際、レールユニット21(駆動プーリ31)には駆動ユニット50が未設置であるため、高さ方向への第1挿入穴18の開口寸法を低減することができる。一方、駆動ユニット50は、車両上側から第2挿入穴19に挿入することで、駆動プーリ31に駆動連結されて車両ボディ10に設置される。この際、第2挿入穴19は、駆動ユニット50のみを挿入し得る開口寸法で十分であるため、例えばレールユニット21とともに駆動ユニット50を挿入し得る開口寸法に比べてこれを低減することができる。以上により、装置全体として車両ボディ10への組付性及び搭載性を向上することができる。
(2)本実施形態では、レールユニット21の車両ボディ10への組付け(設置)に際し、作業者は、フロントブラケット22の突起部22aに手をかけることで、第1挿入穴18内に入り込むロアレール12の前端部(曲成部12b)を支えることができる。これにより、作業者は、締結具57による上側からの締め付け作業を円滑に行うことができ、作業性及び組付性を向上することができる。
(3)本実施形態では、フロントブラケット22を、ロアレール12の前端部(曲成部12b)を挟んで車両幅方向両側の部位で、ナット56及び締結具57による締結にてケースKの上壁(車両ボディ10)に対しより安定した状態で固定することができる。特に、フロントブラケット22の固定される曲成部12bは、スライドドア20が全閉位置にあるときに外側にシール部材46,47の反力を受けることで、ガイドローラユニット15(ガイドローラ42)からの負荷が大きくなる傾向にあり、これに対応して該ガイドローラユニット15をより堅固に保持することができる。
(4)本実施形態では、スライドドア20(ガイドローラユニット15)の支持に必須のロアレール12に対し、駆動プーリ31等の軸支のために必要な位置のみにフロントブラケット22、リアブラケット23及びセンターブラケット24を配置するようにしたため、装置全体としてより軽量化することができる。
(5)本実施形態では、レールユニット21を車両幅方向に第1挿入穴18に挿入する構造としたことで、例えば小型車や軽自動車に特有のシール構造(シール部材46,47等)であっても、乗降口10aの下側にレールユニット21(スライドドア開閉装置)を搭載可能である。つまり、当該シール構造のまま、ステップトリム54の高さ(ステップ高さ)を変えることなくスライドドア開閉装置を搭載できるため、乗降性が損なわれることがない。また、シール構造を変えることなくスライドドア開閉装置を搭載できるため、車両ボディ10(ボディパネル)側の変更を最小限に留めることができ、例えばパネル増加による質量増加やコストの増大を抑えることができる。
(6)本実施形態では、レールユニット21及び駆動ユニット50を別体として、これらを別々に車両ボディ10に組付けることができるため、車両ボディ10への組付性及び搭載性を向上することができる。
(7)本実施形態では、クォータパネル10b(クォータ部)の内側やスライドドア20内のスペース確保が困難だった車両であっても、乗降口10aの下側を利用することで、スライドドア開閉装置を搭載することができる。換言すれば、特に車幅の狭い小型車や軽自動車などにおいて、ドアやクォータ部の厚みを増加する必要性がないため、車室内スペースが低減されることを回避できる。
(8)本実施形態では、ドア内やクォータ部の内側に駆動ユニットを配置するタイプのように、車両ボディやドア内の開口を貫通するケーブルがないため、該ケーブルの端末をドア又は車両ボディに係止する作業や、ケーブルを車両ボディやドア内の開口に貫通させる作業も不要となって、組付性に優れている。
(第2の実施形態)
図6を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態のレールユニットの構造を変更するとともにこれに合わせて駆動ユニット50の配置を変更した構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明は省略する。
図6に示すように、本実施形態のレールユニット60は、例えば金属板のプレス材からなるレールパネル61を備える。このレールパネル61は、前記ロアレール12と同等との外形を有するレール部61aと、該レール部61aの延在方向に沿って車両幅方向内側に延出する平板状の取付部61bとを一体的に有する。
取付部61bの後端部下面には、駆動回転体としての駆動プーリ62及び対のアイドルプーリ63,64が軸支されるとともに、アイドルプーリ64の後側で従動回転体としての従動プーリ65が軸支されている。なお、アイドルプーリ63,64は、駆動プーリ62を挟んでその前側及び後側に隣接配置されている。また、取付部61bの前端部下面には、従動回転体としての従動プーリ66が軸支されるとともに、取付部61bの長手方向中間部下面には、中間プーリ67が軸支されている。駆動プーリ62等の外周面には、歯車状の凹凸が形成されており、これら駆動プーリ62等には、ロープ部材としてのリング状の歯付きベルト68が噛合する態様で巻き掛けられている。
このように構成されたレールユニット60は、車両幅方向外側から前記第1挿入穴18に挿入されている。つまり、第1挿入穴18は、レールユニット60のみを挿入し得る略最小限の開口寸法を車両幅方向に有する。そして、図8に示すように、レールユニット60は、取付部61bの下面に溶着された複数のナット56に、ロアパネルP及びケースKの上壁等を貫通させた締結具57が締め付けられることで、車両ボディ10に固定される。つまり、取付部61bは、駆動プーリ62等を軸支する機能に加えて、レールユニット60を車両ボディ10に固定する機能を併せて有している。
なお、図7に示すように、下向きに開口する断面略コの字状の一定断面を有するレール部61aは、車両幅方向内側の開口端縁(下端縁)から上向きに折り返された接続部61cにおいて、前記取付部61bの車両幅方向外側縁に繋がっている。これにより、レール部61aにおいてガイドローラ42の十分な案内代が確保されるとともに、接続部61cの下側に空間が確保されて周辺部品(歯付きベルト68等)との干渉が回避される。
図6に示すように、前記ロアパネルPには、前記駆動プーリ62の配置に合わせて車両上側に開口する第2挿入穴69が形成されている。そして、この第2挿入穴69には、前記駆動ユニット50が車両上側から挿入されてケースK上に固定されている。つまり、第2挿入穴69は、駆動ユニット50のみを挿入し得る略最小限の開口寸法を有する。なお、駆動ユニット50は、車両下側に突出してケースKの上壁及び取付部61bを貫通する前記出力軸53において、駆動プーリ62に駆動連結されている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、前記第1の実施形態における(1)(5)〜(8)の効果に加えて以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、駆動プーリ62等の軸支及び車両ボディ10への固定に係る機能をそれぞれ有する取付部61bは、レール部61aに一体形成されていることで、部品点数を削減することができ、ひいてはコストを削減することができる。また、レールパネル61(レールユニット60)の質量を低減することができる。
(2)本実施形態では、レール部61aと、車両ボディ10への固定に係る取付部61bとが一体化されていることで、レールパネル61単品としてこれらレール部61a及び取付部61b間の位置精度を向上することができる。そして、レール部61a及び車両ボディ10(ケースK)間に別部品(ブラケット等)の介在がないため、レール部61aの車両ボディ10に対する位置精度を向上することができ、ひいてはスライドドア20の建付けの再現性(安定性)を向上することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記第1の実施形態において、ロアレール12と、フロントブラケット22、リアブラケット23、センターブラケット24の少なくとも一つとを一体形成してもよい。この場合、ロアレール12等は、金属板のプレス材であってもよいし、ガラス繊維や炭素繊維で補強された樹脂材であってもよい。
・前記第2の実施形態において、取付部61bは、レール部61aの前端部において、該前端部よりも車両幅方向外側に突出する突起部を有していてもよい。
・前記第2の実施形態において、レールパネル61は、ガラス繊維や炭素繊維で補強された樹脂材であってもよい。
・前記第2の実施形態において、レール部61a及び取付部61bを別部品としてこれらを接合したレールパネル61であってもよい。
・前記各実施形態において、動力伝達に係るロープ部材としてケーブルを採用してもよい。この場合、駆動ユニット50に駆動連結される駆動回転体としてドラム(糸巻き)を採用すればよい。
・前記各実施形態において、ロアパネルPの形状は一例であり、例えば車両フロアに沿って広がる平面状であってもよい。そして、第2挿入穴19,69の形状も、駆動ユニット50全体を包囲し得る形状であってもよいし、該駆動ユニット50の一部のみを包囲し得る形状であってもよい。要は、見栄え等を損ねないように車両フロア(ステップトリム54)下に隠れるのであればよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)請求項3に記載のスライドドア開閉装置において、
前記取付部は、前記レール部の前端部を挟んで車両幅方向両側の部位で前記車両ボディに固定されていることを特徴とするスライドドア開閉装置。同構成によれば、前記取付部を、前記レール部の前端部を挟んで車両幅方向両側の部位で、前記車両ボディに対しより安定した状態で固定することができる。
P…ロアパネル、K…ケース、10…車両ボディ、10a…乗降口、12…ロアレール(レール部)、12b…曲成部(前端部)、15…ガイドローラユニット(ガイド部材)、18…第1挿入穴、19,69…第2挿入穴、20…スライドドア、21,60…レールユニット、22…フロントブラケット(取付部)、22a…突起部、23…リアブラケット(取付部)、24…センターブラケット(取付部)、26,28,65,66…従動プーリ(従動回転体)、31,62…駆動プーリ(駆動回転体)、36,68…歯付きベルト(ロープ部材)、50…駆動ユニット、61…レールパネル、61a…レール部、61b…取付部。

Claims (4)

  1. 車両ボディの側面に形成された乗降口を開閉するスライドドアに連結されるガイド部材の移動を案内するレール部、該レール部に設けられ前記車両ボディに固定される取付部、該取付部に配設された駆動回転体及び複数の従動回転体、並びにこれら駆動回転体及び複数の従動回転体に巻き掛けられて前記ガイド部材に固定されるロープ部材を備え、前記乗降口の下側で前記車両ボディに設けられたロアパネルの下側で前記車両ボディに形成された車両幅方向外側に開口する第1挿入穴に挿入されるレールユニットと、
    前記ロアパネルに形成された車両上側に開口する第2挿入穴に挿入され、前記駆動回転体の上側に重ねられて該駆動回転体を回転駆動する駆動ユニットとを備えたことを特徴とするスライドドア開閉装置。
  2. 請求項1に記載のスライドドア開閉装置において、
    前記取付部は、前記レール部に一体形成されていることを特徴とするスライドドア開閉装置。
  3. 請求項1又は2に記載のスライドドア開閉装置において、
    前記レール部の前端部は、車両前方に向かうに従い車両幅方向内側に向かうように傾斜してなり、
    前記取付部は、前記レール部の前端部において、該前端部よりも車両幅方向外側に突出する突起部を有することを特徴とするスライドドア開閉装置。
  4. 車両ボディの側面に形成された乗降口を開閉するスライドドアに連結されるガイド部材の移動を案内するレール部、該レール部に固定された取付部、該取付部に配設された駆動回転体及び複数の従動回転体、並びにこれら駆動回転体及び複数の従動回転体に巻き掛けられて前記ガイド部材に固定されるロープ部材を備えるレールユニットと、前記駆動回転体の上側に重ねられて該駆動回転体を回転駆動する駆動ユニットとを前記車両ボディに設置するスライドドア開閉装置の組付け方法において、
    前記乗降口の下側で前記車両ボディに設けられたロアパネルの下側で前記車両ボディに形成された車両幅方向外側に開口する第1挿入穴に前記レールユニットを挿入する第1工程と、
    前記ロアパネルに形成された車両上側に開口する第2挿入穴に前記駆動ユニットを挿入するとともに、該駆動ユニットを前記駆動回転体に駆動連結する第2工程とを有することを特徴とするスライドドア開閉装置の組付け方法。
JP2010287476A 2010-12-24 2010-12-24 スライドドア開閉装置及びその組付け方法 Expired - Fee Related JP5578067B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010287476A JP5578067B2 (ja) 2010-12-24 2010-12-24 スライドドア開閉装置及びその組付け方法
US13/996,921 US9033397B2 (en) 2010-12-24 2011-12-19 Device for opening and closing a sliding door and method for assembling the same
PCT/JP2011/079418 WO2012086608A1 (ja) 2010-12-24 2011-12-19 スライドドア開閉装置及びその組付け方法
CN201190001036.1U CN203580583U (zh) 2010-12-24 2011-12-19 滑门开闭装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010287476A JP5578067B2 (ja) 2010-12-24 2010-12-24 スライドドア開閉装置及びその組付け方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012131456A true JP2012131456A (ja) 2012-07-12
JP5578067B2 JP5578067B2 (ja) 2014-08-27

Family

ID=46647568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010287476A Expired - Fee Related JP5578067B2 (ja) 2010-12-24 2010-12-24 スライドドア開閉装置及びその組付け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5578067B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014159712A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Daihatsu Motor Co Ltd 車両用ドア制御装置
JP2018177145A (ja) * 2017-04-20 2018-11-15 トヨタ車体株式会社 車両のドア開閉ユニット、スライドドア開閉装置の設置方法
JP2019112025A (ja) * 2017-12-26 2019-07-11 アイシン精機株式会社 スライドドア開閉装置
JP2020040622A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 アイシン精機株式会社 スライドドア開閉装置及びスライドドア開閉装置の組付け方法
JP7490986B2 (ja) 2020-03-06 2024-05-28 株式会社アイシン 車両用開閉体駆動装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11286215A (ja) * 1998-04-02 1999-10-19 Asmo Co Ltd パワーウインド装置の取付構造及びその取付方法
US20040221511A1 (en) * 2003-03-19 2004-11-11 Rogers Lloyd W. Apparatus and method for providing a modular sliding door mechanism
JP2005088707A (ja) * 2003-09-16 2005-04-07 Nissan Shatai Co Ltd スライドドア装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11286215A (ja) * 1998-04-02 1999-10-19 Asmo Co Ltd パワーウインド装置の取付構造及びその取付方法
US20040221511A1 (en) * 2003-03-19 2004-11-11 Rogers Lloyd W. Apparatus and method for providing a modular sliding door mechanism
JP2005088707A (ja) * 2003-09-16 2005-04-07 Nissan Shatai Co Ltd スライドドア装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014159712A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Daihatsu Motor Co Ltd 車両用ドア制御装置
JP2018177145A (ja) * 2017-04-20 2018-11-15 トヨタ車体株式会社 車両のドア開閉ユニット、スライドドア開閉装置の設置方法
JP2019112025A (ja) * 2017-12-26 2019-07-11 アイシン精機株式会社 スライドドア開閉装置
JP7062947B2 (ja) 2017-12-26 2022-05-09 株式会社アイシン スライドドア開閉装置
JP2020040622A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 アイシン精機株式会社 スライドドア開閉装置及びスライドドア開閉装置の組付け方法
JP7199884B2 (ja) 2018-09-13 2023-01-06 株式会社アイシン スライドドア開閉装置及びスライドドア開閉装置の組付け方法
JP7490986B2 (ja) 2020-03-06 2024-05-28 株式会社アイシン 車両用開閉体駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5578067B2 (ja) 2014-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2012086608A1 (ja) スライドドア開閉装置及びその組付け方法
US7328934B2 (en) Sliding door opening and closing device
JP5578067B2 (ja) スライドドア開閉装置及びその組付け方法
JP4789588B2 (ja) 車両用スライドドア開閉装置
US7325361B2 (en) Apparatus and method for providing a modular sliding door mechanism
US7997639B2 (en) Slide door opening/closing device of motor vehicle
JP4283561B2 (ja) スライドドア開閉装置
JPH11314522A (ja) 特に自動車用のスライドドアの操作装置
EP1630342B1 (en) Vehicle door opening and closing device
JP6697827B2 (ja) 車両用ドア開閉装置およびその取付方法
JP5573661B2 (ja) スライドドア開閉装置
JP2007223402A (ja) スライドドア開閉装置
JP2010285793A (ja) 開閉体の駆動ケーブル係止構造
JP2001003638A (ja) 車両用電動スライドドア装置
JP4812864B2 (ja) パワースライドドアを備えた車両の操作ケーブルの配索構造
JPH11334371A (ja) 車両用スライドドア装置
JP5799582B2 (ja) 車両用ドア開閉装置及び車両用ドア開閉装置の製造方法
US11970898B2 (en) Drive unit for a sliding closure
JP2013220795A (ja) スライドドアの開閉装置
JPH1018708A (ja) 車両用の電動式スライドドア
JP6742948B2 (ja) 車両用ドア開閉装置
JP4036332B2 (ja) 車両用開閉体の開閉装置におけるケーブル案内部材
EP1608832B1 (en) Apparatus and method for providing a modular sliding door mechanism
WO2021106506A1 (ja) スライドドアの駆動装置
CN217439794U (zh) 滑动装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140610

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140623

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5578067

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees