JP2003074253A - 車両用スライドドア装置 - Google Patents

車両用スライドドア装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】パワースライドドアの車両への搭載性を向上す
ること。 【解決手段】スライドドア1内に配設され出力ドラム6
1を備えた駆動機構6と、出力ドラム61に巻回される
と共に、一端が前記ガイドレールの一方端側に且つ他端
が前記ガイドレールの他方端側にそれぞれ固定されたケ
ーブル7と、スライドドア1に揺動自在に支持され且つ
ガイドレール3に摺動自在に案内されたガイドローラユ
ニット5と、ガイドローラユニット5のスライドドア1
に対する揺動中心軸上及びガイドレール3に対する摺動
部位に配設され、ケーブル7を案内する一対のプーリ8
4、85と、ガイドローラユニット5に形成されプーリ
85を収容可能とする開口部51kを有する構成とする
こと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ボデーに形
成されたドア開口を開閉するスライドドアを備えた車両
用スライドドア装置に関するものであり、詳しくは、ド
ア開口を開閉すべくスライドドアをスライド動作させる
パワースライドユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用スライドドア装置
としては、特開平10−18708号公報に示されるも
のが知られている。
【0003】これは、車両ボデーに車両前後方向に延び
るセンターガイドレールを介してスライド自在に支持さ
れ車両ボデーに形成されたドア開口を開閉するスライド
ドアを備えたものである。そして、スライドドアをスラ
イド動作させるパワースライドユニットは、車両ボデー
内に配設され駆動源となるモータ及び出力ドラムを備え
た駆動機構と、駆動機構の出力ドラムに巻回されセンタ
ーガイドレールの車両後方側の端からセンターガイドレ
ールに案内されてセンターガイドレールの車両前方側の
端に配設された案内プーリに折り返されて配索されると
共にスライドドアに連係された無端状のケーブルとを有
して構成されていた。
【0004】この従来装置においては、モータの駆動に
よる出力ドラムの回転で出力ドラムからケーブルを巻き
取り・送り出してケーブルをセンターガイドレールに沿
って往復動させ、これにより、スライドドアをスライド
動作させてドア開口を開閉する。
【0005】しかしながら、上記の従来装置は、駆動機
構が車両ボデー内に配設されているので、その配置スペ
ースやケーブルを配索するための開口として、車両ボデ
ー側に専用の構造を必要とする。その結果、パワースラ
イドユニットの搭載において、車両ボデーの制約を大き
く受けることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、パワースラ
イドドアの車両への搭載性の向上を技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、車両ボデ
ーに、車両前後方向に延びるガイドレールを介してスラ
イド自在に支持されると共に、前記車両ボデーに形成さ
れたドア開口を開閉するスライドドアと、前記スライド
ドア内に配設され出力ドラムを備えた駆動機構と、前記
出力ドラムに巻回されると共に、一端が前記ガイドレー
ルの一方端側に且つ他端が前記ガイドレールの他方端側
にそれぞれ固定されたケーブルと、前記スライドドアに
揺動自在に支持され且つ前記ガイドレールに摺動自在に
案内された支持体と、該支持体の前記スライドドアに対
する揺動中心軸上及び前記ガイドレールに対する摺動部
位に配設され、前記ケーブルを案内する一対のプーリ
と、前記支持体に形成され前記プーリを収容可能とする
収納凹部を有する構成としたことである。
【0008】この構成により、駆動機構はスライドドア
内に配設されるため、パワースライドユニットは車両ボ
デーの制約を受けることなく、車両への搭載が可能とな
る。よってパワースライドドアの車両への搭載性が向上
される。
【0009】好ましくは、前記支持体は、前記ガイドレ
ールに摺動自在に案内される第1縦壁と、前記スライド
ドアに揺動自在に支持される第2縦壁と、前記第1縦壁
と前記第2縦壁の間に配設され、前記収容凹部が形成さ
れた横壁を有する、と良い。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に示すように、スライドドア
1(スライドドア)は、車両の側部ボデー2(車両ボデ
ー)に形成された矩形のドア開口21を開閉するもので
ある。そして車両の前後方向(図1示左右方向)に延在
するセンターガイドレール3(ガイドレール)及び上下
一対のアッパ及びロアガイドレール41、42を介し
て、側部ボデー2にスライド可能に支持されている。こ
こでスライドはガイドレール3、41、42に沿って行
われる。
【0011】アッパガイドレール41は、ドア開口21
の上縁に沿って、その上縁近傍に配置され、側部ボデー
2に固定される。ロアガイドレール42は、ドア開口2
1の下縁に沿って、その下縁近傍に配置され、側部ボデ
ー2に固定される。又センターガイドレール3はドア開
口21より車両後部側の側部ボデー2の室外面に固定さ
れる。
【0012】スライドドア1には、ガイドレール3、4
1、42に摺動自在に案内されるガイドローラユニット
5(支持体)が摺動自在に支持されている。スライドド
ア1は、それぞれのガイドローラユニット5がガイドレ
ール3、41、42に対して摺動することで、ガイドレ
ール3、41、42に案内される。そしてドア開口21
を開閉すべくスライド動作する。尚、ガイドレール3、
41、42は互いに平行である。そしてそれらの前端
は、車両室内方に向かって屈曲している。この屈曲は、
ドア開口21の閉時において、スライドドア1を側部ボ
デー2の室外面と略面一となるように案内する。又スラ
イドドア1は、ドア開口21より車両後部側の側部ボデ
ー2の車両外方に移動可能となっている。
【0013】図3に示すように、センターガイドレール
3は、側部ボデー2の室外面に形成された凹部22内に
配置されている。このセンターガイドレール3は、断面
略コ形状で車両前後方向に延在するローラガイドレール
31、ローラガイドレール31から車両下方向に延在す
るワイヤガイドレール32からなる。ローラガイドレー
ル31は垂直壁31a、上壁31b、下壁31c、フラ
ンジ壁31dを有している。垂直壁31aは、車両内外
方向に二つの段部を有する構造で、ワイヤガイドレール
32の一部を挟んで、側部ボデー2にボルト(図示な
し)により結合される。上壁31b及び下壁31cは垂
直壁31aの上端及び下端から互いに平行に車両室外方
へそれぞれ屈曲延在する。フランジ壁31dは上壁31
bの室外端から垂直壁31aと平行に下方に屈曲延在す
る。ローラガイドレール31は、内外ローラ52、53
及び上下ローラ54(後述)を摺動自在に案内する。ワ
イヤガイドレール32は断面階段形状であり、二枚の金
属板32a、32bと、一枚のゴム製板32cより構成
されている。又、側部ボデー2の凹部22の車両外方近
傍には、樹脂製のレールカバー24が凹部22に沿う様
に配設されている。レールカバー24は二枚の樹脂板か
らなり、ピン(図示なし)にて凹部22の上縁に固定さ
れている。
【0014】図3及び図4に示すように、ガイドローラ
ユニット5は、ベースプレート51、内外ローラ52、
53及び上下ローラ54からなる。ベースプレート51
は大まかに見て、垂直壁51a(第1縦壁)、水平壁5
1b(横壁)及び垂直壁51c(第2縦壁)よりなる。
垂直壁51aの上端には、車両後方向(図3示紙面鉛直
手前方向)の水平方向に屈曲延在するフランジ51dが
形成されている。垂直壁51aの下端からは、車両内方
かつ後方向に屈曲延在する水平壁51bが形成されてい
る。水平壁51bには高さが異なる上段部51e、中段
部51f、下段部51gが、下り方向の階段状に、滑ら
かに繋がる様に形成されている。フランジ部51dと上
段部51eの間には、スライドドア1に固定されたブラ
ケット11が、ピン12を介して相対回動自在に固定さ
れている。換言すると、ベースプレート51は、ブラケ
ット11に相対回転自在に支持される。つまりガイドレ
ールユニット5はスライドドア1に揺動自在に支持され
る。下段部51gには車両上下方向に開口する矩形の開
口部51k(収納凹部)が形成されている。開口部51
kには可動プーリ機構8(後述)が配設される。又、下
段部51gの車両内方端には、51gの車両内方端から
車両上方向へ屈曲延在する垂直壁51cが形成されてい
る。垂直壁51cは凹部22とガイドカバー24の間に
位置する。垂直壁51cの上端には、車両内方向で水平
方向に屈曲延在する対のアーム51m、51nが形成さ
れている。対のアーム51m、51nの先端には内外ロ
ーラ52、53が回転自在に支持されている。内外ロー
ラ52、53はセンターガイドレール3のフランジ壁3
1d及び垂直壁31aに摺接している。又、垂直壁51
cには、上下ローラ54が回転自在に支持されており、
この上下ローラ54は、センターガイドレール3の下壁
31cと摺接している。これにより、ガイドローラユニ
ット5はローラガイドレール31に、車両上下方向及び
車両室内外方向にガタつき無く摺動自在に案内される。
尚、アッパ及びロアガイドレール41、42に摺動自在
に案内されるガイドローラユニット5も同様な構成とな
っている。これにより、スライドドア1は、ガイドロー
ラユニット5によってガイドレール3、41、42を介
して側部ボデー2にスライド自在に支持される。そして
ガイドローラ5がパワースライドユニット(後述)によ
りガイドレール3、41、42に対して摺動することに
より、スライドドア1は側部ボデー2に対してスライド
動作する。
【0015】次にスライドドア1を側部ボデー2に対し
てスライド動作させるパワースライドユニットについて
図1乃至図6を参照して説明する。
【0016】図1に示すように、パワースライドユニッ
トは、駆動機構6(駆動機構)、ケーブル7(ケーブ
ル)、可動プーリ機構8、中間プーリ機構9を主として
構成される。
【0017】駆動機構6は、スライドドア1内に配置さ
れており、ブラケット等を介してスライドドア1のドア
パネルに固定される。この駆動機構6は、駆動源として
のモータ61及び回転自在な出力ドラム62からなる。
出力ドラム62(出力ドラム)は減速ギア構造(図示な
し)を介してモータ61の出力シャフトに連結されてお
り、モータ61の正逆回転により、一方向及び他方向に
回転する。
【0018】ケーブル7は、二本のワイヤ71、72か
らなる。ワイヤ71、72は、それぞれ、その一端が出
力ドラム62に係止されて巻回されている。図1及び図
2に示すように、ワイヤ71は、スライドドア1内の中
間プーリ機構9及び可動プーリ機構8に案内されてセン
ターガイドレール3内に配索される。そしてワイヤ71
の他端(図示なし)はセンターガイドレール3の車両前
後方向における前端近傍に係止される。又、ワイヤ72
も、スライドドア1内の中間プーリ機構及び可動プーリ
機構8に案内されてセンターガイドレール3内に配索さ
れる。そしてワイヤの他端(図示なし)はセンターガイ
ドレール3の車両前後方向における後端近傍に係止され
る。尚、ケーブル7は二本のワイヤ71、72ではな
く、出力ドラム61に巻回されその両端がそれぞれ車両
ボデー側の所定部位にそれぞれ係止された一本のワイヤ
より構成しても良い。又、ワイヤ71、72の他端の係
止は、スライドドア1のスライド範囲の車両前後方向に
おける前端及び後端の車両ボデー側であれば前述した部
位以外のどこでも良い。
【0019】図1、図5及び図6に示すように、中間プ
ーリ機構9はベースブラケット91によりスライドドア
1の車両内方側ドアパネル13に固定される。ベースブ
ラケット91には対の案内プ−リ92、93がピン92
a、93aを介して回転自在に支持されている。対の案
内プーリ92、93は、車両前後方向(図5示左右方
向)に沿う同一平面内で並列に配設されている。従っ
て、車両内外方向(スライドドア1の厚方向)の厚が薄
い構造となっている。これにより中間プーリ機構9のス
ライドドア1内への配設に関し、スライドドア1の厚さ
による配設位置の制限は少なくなる。尚、案内プーリ9
2にはワイヤ71が配策され、ワイヤ71の他端を出力
ドラム61から可動プーリ機構8へと案内する。案内プ
ーリ93にはワイヤ72が配策され、ワイヤ72の他端
を出力ドラム61から可動プーリ機構8へと案内する。
【0020】図4に示すように、可動プーリ機構8は上
プーリカバー81、下プーリカバー82を有し、上プー
リカバー81に形成された開孔83と、ガイドローラユ
ニット5の中段部51fに形成された開孔51rに一体
的に挿通されるネジ(図示なし)を介して、ガイドロー
ラユニット5に固定される。図3及び図4に示す様に、
可動プーリ機構8の一部は、ガイドローラユニット5の
開口部51kに収まる。これによりガイドローラユニッ
ト5と可動プーリ機構8は、開口部51kの付近で、そ
れらの厚が重複する構成となる。よって、ガイドローラ
ユニット5と可動プーリ機構8を組み合わせた部材の、
開口部51k付近の厚(図3示d)は薄くなる。一方ガ
イドカバー24は開口部51kの近傍上方に、側部ボデ
ー2から延在している。以上より、ガイドカバー24の
下端部と側部ボデー2の凹部22の下縁部との間は10
mm程となる。従って側部ボデー2を車両外側方より見
た場合に、凹部22は殆ど露出せず、側部ボデー2の外
観は良いものとなる。
【0021】図3に示すように、可動プーリ機構8の上
プーリカバー81と下プーリカバー82の間には、対の
案内プーリ84、85(プーリ)が、ピン84a、85
aにより上下プーリカバー81、82に対して回転自在
に支持される。ピン84aはピン12と同軸上に位置
し、案内プーリ84の回転中心軸84aは、ガイドロー
ラユニット5の揺動中心軸12と同軸となっている。又
案内プーリ85はほぼ開口部51kに収まっている。そ
してワイヤ71、72を案内する外周の一部分が、凹部
22の内側でワイヤガイドレール32の近傍に位置して
いる。図2に示すように、ワイヤ71、72の他端は案
内プーリ84、85の両側で案内される様にクロスして
案内プーリ84、85に案内される。これによりワイヤ
71、72は中間プーリからセンターガイドレール3内
に配策される。又、上プーリカバー81と下プーリカバ
ー82の間には、断面略階段形状のプーリ保護部材86
が配設されている。プーリ保護部材86は、上プーリカ
バー81と案内プーリ85に間に挟まれる板状部材86
bと、板状部材86bから屈曲延在して案内プーリ84
と下プーリカバー82の間に挟まれる板状部材86cを
有している。更にプーリ保護部材86は、案内プーリ8
4、85に配策されるワイヤ71、72に対向する、4
個の爪部86aを有している。爪部86aの先端は、案
内プーリ84及び85に形成された溝の近傍に位置し、
溝に付着した氷などをかきとる。よって案内プーリ8
4、85は、ワイヤ71、72をスムーズに案内する。
【0022】次に作動について説明する。
【0023】ドア開口21の閉状態(スライドドア1が
図1示開口21と一致する状態)において、モータ61
を正転駆動して出力ドラム62を一方向に回転させる
と、ケーブル7のワイヤ72が出力ドラム62に巻き取
られ且つワイヤ71が出力ドラム62から送り出され
る。ワイヤ71、72は、その他端にて車両ボデーに固
定されているので、可動プーリ機構8がセンターガイド
レール3に沿って車両後方(図1示右方)へ移動する。
このとき、可動プーリ機構8に結合されたガイドローラ
ユニット5はセンターガイドレール3内を摺動する。こ
の結果、スライドドア1が開状態(スライドドア1が図
1示開口21と一致する以外の状態)となる。
【0024】ドア開口21の開状態において、モータ6
1を逆転駆動して出力ドラム62を他方向に回転させる
と、前述とは逆に、ケーブル7のワイヤ71が出力ドラ
ム62に巻き取られ、且つワイヤ72が出力ドラム62
から送り出される。この結果、可動プーリ機構8がセン
ターガイドレール3に沿って車両前方(図1示左方)へ
移動する。このとき、可動プーリ機構8に結合されたガ
イドローラユニット5はセンターガイドレール3内を摺
動する。この結果、スライドドア1が閉状態となる。
【0025】スライドドア1のスライド動作によってド
ア開口を閉状態から開状態とする際の開始直後及び、ド
ア開口21を開状態から閉状態とする終了直前におい
て、ガイドローラユニット5は、ガイドレール3、4
1、42の前端の屈曲部分を摺動する。この時、ガイド
ローラユニット5は、ピン12を中心にスライドドア1
に対して揺動して、スライドドア1の姿勢を保つ。
【0026】
【発明の効果】上記したように、請求項1の発明によれ
ば、駆動機構をスライドドア内に配設すると共に、駆動
機構の出力ドラムに巻回したケーブルの両端をガイドレ
ールに固定してパワースライドユニットを構成したの
で、パワースライドユニットの搭載に関し、車両ボデー
の制約を受けず、組み付けしやすく、搭載性を向上する
ことができる。
【0027】又、請求項2の発明によれば、ガイドレー
ルを摺動するガイドローラユニットの水平壁に、可動プ
ーリ機構を収納可能とする収納凹部を設け、収納凹部に
可動プーリ機構を設け、収納凹部付近にガイドレールカ
バーを配設することにより、車両ボデーのガイドレール
の露出を減らすことができ、車両ボデーの外観を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用スライドドア装置を搭載し
た車両の側面図である。
【図2】本発明に係る車両用スライドドア装置のガイド
ローラユニット及び可動プーリ機構部分の上面図であ
る。
【図3】本発明に係る車両用スライドドア装置の可動プ
ーリ機構とガイドローラユニットの配設関係を示した図
(車両後方からの側面図)である。
【図4】本発明に係る車両用スライドドア装置のガイド
ローラユニット及び可動プーリ機構部分の斜視図であ
る。
【図5】本発明に係る車両用スライドドア装置の中間プ
ーリ機構の正面図である。
【図6】本発明に係る車両用スライドドア装置の中間プ
ーリ機構を車両ドアに配設した場合の断面図(図5示B
−B断面図)である。
【符号の説明】
1 スライドドア 2 側部ボデー2(車両ボデー) 3 ガイドレール 5 ガイドローラユニット(支持体) 6 駆動機構 7 ケーブル 62 出力ドラム 51a 垂直壁(第1縦壁) 51b 水平壁(横壁) 51c 垂直壁(第2縦壁) 51k 開口部(収納凹部) 84 案内プーリ(プーリ) 85 案内プーリ(プーリ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両ボデーに、車両前後方向に延びるガイ
    ドレールを介してスライド自在に支持されると共に、前
    記車両ボデーに形成されたドア開口を開閉するスライド
    ドアと、 前記スライドドア内に配設され出力ドラムを備えた駆動
    機構と、 前記出力ドラムに巻回されると共に、一端が前記ガイド
    レールの一方端側に且つ他端が前記ガイドレールの他方
    端側にそれぞれ固定されたケーブルと、 前記スライドドアに揺動自在に支持され且つ前記ガイド
    レールに摺動自在に案内された支持体と、 該支持体の前記スライドドアに対する揺動中心軸上及び
    前記ガイドレールに対する摺動部位に配設され、前記ケ
    ーブルを案内する一対のプーリと、 前記支持体に形成され前記プーリを収容可能とする収納
    凹部を有することを特徴とする車両用ドア装置。
  2. 【請求項2】前記支持体は、前記ガイドレールに摺動自
    在に案内される第1縦壁と、 前記スライドドアに揺動自在に支持される第2縦壁と、 前記第1縦壁と前記第2縦壁の間に配設され、前記収容
    凹部が形成された横壁を有することを特徴とする請求項
    1に記載の車両用スライドドア装置。
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