JPH10205214A - スライドドア装置 - Google Patents

スライドドア装置

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Publication number
JPH10205214A
JPH10205214A JP9007809A JP780997A JPH10205214A JP H10205214 A JPH10205214 A JP H10205214A JP 9007809 A JP9007809 A JP 9007809A JP 780997 A JP780997 A JP 780997A JP H10205214 A JPH10205214 A JP H10205214A
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JP
Japan
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slide door
rail
roller member
drive wire
drive
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Application number
JP9007809A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Minami
達男 南
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Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10205214A publication Critical patent/JPH10205214A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライドドアの開口幅を広く取ることがで
き、駆動ワイヤの配索に制約が少なくて設計自由度が高
く、また、車室内への突出量も少なく抑えることのでき
るようにすること。 【解決手段】 スライドドア2がロアレール5とリヤレ
ール7とに支持され、各レール5,7は、前端湾曲部5
a,7aと直線部5b,7bが設けられ、各レール5,
7に沿って移動するロアローラ部材9ならびにリヤロー
ラ部材10がそれぞれ駆動ワイヤ13の両端に連結さ
れ、この駆動ワイヤ13は、ロアレール5の前端部近傍
に設けられた前側プーリ18とリヤレール7の後端部に
設けられた後側プーリ16との間で車体床部および車体
側面を前後方向に配索されているとともに、この部位に
駆動ワイヤ13に駆動力を与える駆動ユニット20が設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、スライドドア装
置に関し、特に、自動車においてモータの駆動力により
自動開閉を行うものに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、自動開閉を行うスライドドア装
置として、例えば、特開平6−323058号公報に記
載のもの(以下、第1従来技術という)や、実開平2−
58585号公報に記載のもの(以下、第2従来技術と
いう)や、特開平6−240947号公報に記載のもの
(以下、第3従来技術という)が知られている。第1従
来技術は、装置が車両のステップの部分に設置され、こ
のステップ部分にループ状に配設された駆動ベルトにス
ライドドアを係合させて、駆動ベルトを駆動させてスラ
イドドアを開閉させるよう構成されている。第2従来技
術は、ステップからステップ後方のフロア下にかけてギ
ヤドワイヤを前後方向に配設し、このギヤドワイヤにス
ライドドアを係合させ、前記ギヤドワイヤをモータによ
り前後に駆動させてスライドドアを開閉させるよう構成
されている。第3従来技術は、スライドドアの後方に延
在されたリヤレールに沿って前後に移動するワイヤを、
モータにより駆動するプーリで巻き取ってスライドドア
を開閉するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述
の従来のスライドドア装置にあっては、以下に述べる問
題を有していた。すなわち、第1従来技術は、駆動ベル
トをステップにループ状に配置させた構造であるため、
スライドドアの開閉ストローク量がステップの長さより
も短く、大きな開口幅が得られないという問題点を有し
ていた。
【0004】また、第2従来技術は、ギヤドワイヤを用
いており、ギヤドワイヤの取り回しにケーシングが必要
でケーシングの取り回しスペースが必要となり、設計自
由度が低く、さらに、モータ駆動から手動による開閉に
切り替えるためには、モータとギヤドワイヤとの係合、
あるいはギヤドワイヤとスライドドアとの連結を絶つ必
要があり、係脱機構が必要となって構造の複雑化を招
く。
【0005】上記第1・第2従来技術に対して、第3の
従来技術は、駆動ワイヤならびに駆動機構を車体側面に
設けており、第1従来技術のようなスライドドアのスト
ローク量がステップ長さに制限される問題点や、第2従
来技術のようなギヤドワイヤのケーシングの取り回しに
よる設計自由度が制限されるという問題点を有していな
いが、上述のように駆動機構を車体側面に内蔵している
ため、エアコンなどの車体側面に設ける他の装置と競合
するなど設計自由度の点で改善が望まれており、また、
駆動機構においてガイドレールの前端部(スライドドア
開口部の後端ピラーに近い側の端部)に駆動ワイヤの方
向を変えるためのプーリが設けられており、この位置、
すなわち開口部の後端部における車室側への突出量が大
きくなり、スライドドア開口部より乗降する例えば、ス
ライドドア開口部より後部室内に設けられた3列目の摩
擦への乗降性が低下したり、突出量の大きさを考慮した
シート形状やシートの配置にしなければならないなどの
制約を与え、設計自由度の低下を招く。
【0006】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたもので、スライドドアの開口幅を広く取ること
ができ、駆動ワイヤの選定に制約が少なくて設計自由度
が高く、また、車室内への突出量も少なく抑えることの
できるようにすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上述の目的を達成する
ため本発明のスライドドア装置は、車体の側面に設けら
れた開口部を開閉するスライドドアが、少なくとも前記
開口部の下縁に沿って設けられたロアレールと、前記開
口部の後端の中間位置から後方に延在されたリヤレール
とにスライド可能に支持され、各レールは、前端部にス
ライドドアの全閉時にスライドドアを車体内側方向に導
く前端湾曲部が設けられているとともに、各前端湾曲部
の後方にはスライドドアを車体前後方向にガイドする直
線部が設けられ、前記スライドドアには、前記各レール
に沿って移動するローラを有したロアローラ部材ならび
にリヤローラ部材が設けられ、これらロアローラ部材と
リヤローラ部材とが、それぞれ直接あるいは間接的に駆
動ワイヤの両端に連結され、この駆動ワイヤは、一端側
が前記ロアローラ部材から前記ロアレールに沿って前方
に配索されてこのロアレールの前端部あるいはその近傍
位置に設けられた前側プーリから後方に向きを変えて配
索されている一方、他端側が前記リヤローラ部材から前
記リヤレールに沿って後方に配索されてリヤレールの後
端部あるいはその近傍位置に設けられた後側プーリから
前方に向きを変え、両プーリの間で車体床部および車体
側面を前後方向に配索され、前記駆動ワイヤの各プーリ
の間において配索されている位置の任意の位置に駆動ワ
イヤに駆動力を与える駆動ユニットが設けられているこ
とを特徴とする。なお、請求項2記載の発明では、前記
駆動ワイヤと前記ロアローラ部材およびリヤローラ部材
とを連結するにあたり少なくとも一方の連結は両者間に
弾性部材を介在させた連結とした。また、請求項3記載
の発明では、前記駆動ワイヤの一端に、スライドドアの
全開あるいは全閉で車体側の受け部材と係合してそれ以
上の駆動ワイヤの移動を規制するストッパを設けた。ま
た、請求項4記載の発明では、前記リヤローラ部材のロ
ーラがリヤレールの前端湾曲部に配置された全閉状態に
おいて前記駆動ワイヤとリヤローラ部材との連結点をリ
ヤレールの直線部の延長線上に配置させた。
【0008】
【作用】 スライドドアを開く時には、リヤローラ部材
を後方に引っ張る方向に駆動ユニットを駆動させる。す
なわち、スライドドアを閉じている時には両ローラ部材
は、それぞれロアレール,リヤレールの前端湾曲部に位
置している。その状態から駆動ワイヤのリヤローラ部材
に接続されている側の端部を引っ張る方向に駆動ユニッ
トを駆動させると、リヤローラ部材がリヤレールを後方
に移動してスライドドアが後方にスライドする。スライ
ドドアを閉じる時には、ロアローラ部材を前方に引っ張
る方向に駆動ユニットを駆動させる。すなわち、スライ
ドドアを開いている時には両ローラ部材は、それぞれロ
アレール,リヤレールの直線部の後端部に位置してい
る。その状態から駆動ワイヤのロアローラ部材に接続さ
れている側の端部を引っ張る方向に駆動ユニットを駆動
させると、ロアレール部材がロアレールを前方に移動し
てスライドドアが前方にスライドする。
【0009】スライドドアの全開時あるいは全閉時に
は、スライドドアのスライドがストッパにより規制され
て停止するが、駆動ユニットにおいてはモータに対する
通電が停止されたとしても慣性により駆動しようとす
る。したがって、この慣性による駆動力により、駆動ワ
イヤが停止状態のスライドドアに設けられた各ローラ部
材を引っ張るように作用するが、請求項2記載の装置で
は、この時、駆動ワイヤと各ローラ部材との間に介在さ
せた弾性部材が伸長し、駆動ワイヤとローラ部材との間
に生じる急停止の衝撃を吸収する。
【0010】請求項3記載の発明では、全開時あるいは
全閉時の少なくとも一方では、駆動ワイヤに設けたスト
ッパが車体側の受け部材と係合して駆動ワイヤの駆動が
停止される。
【0011】請求項4記載の発明では、スライドドアの
全閉時に、リヤローラ部材と駆動ワイヤとの連結点はリ
ヤレールの直線部の延長線上に配置されている。よっ
て、スライドドアを開くにあたり駆動ワイヤによりリヤ
ローラ部材を後方に引っ張る際に、駆動ワイヤはリヤレ
ールに沿って移動する部分では直線的に移動し、前端湾
曲部を移動することがない。したがって、駆動ワイヤと
リヤレールとの間における摩擦抵抗を低く抑えることが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】 以下に、本発明の実施の形態を
図面に基づいて説明する。図1は実施の形態のスライド
ドア装置を搭載した自動車の斜視図であって、この自動
車の側面にはフロントドア1とスライドドア2が前後に
設けられている。前記フロントドア1は、前端部が図外
のヒンジにより回動可能に取り付けられており、前記ス
ライドドア2は、実施の形態のスライドドア装置を構成
し自動開閉スライドされるよう構成されている。
【0013】前記スライドドア2は、開口部の上縁に沿
って設けられたアッパレール3と、車体のフロアパネル
4(図2参照)の下および開口部の下縁に沿って設けら
れたロアレール5と、開口部の後方のリヤフェンダパネ
ル6の外側面に沿って設けられたリヤレール7との3本
のレールに、それぞれ、アッパローラ部材8,ロアロー
ラ部材9,リヤローラ部材10を介して支持されてい
る。なお、各レール3,5,7は、スライドドア2の全
閉位置の近傍においてスライドドア2を車外方向に導く
ために、それぞれ前端部に前方に向かうほど車体中央方
向に変位するよう湾曲された前端湾曲部3a,5a,7
aが形成され、その後方にそれぞれ直線部3b,5b,
7bが前後方向に延在されている。ちなみに、全閉時
に、スライドドア2の前端部を前後方向により直線的に
移動させ、スライドドア2の後端部を車幅方向に大きく
変位させるべく、アッパレール3およびロアレール5の
前端湾曲部3a,5aに対して、リヤレール7の前端湾
曲部7aの方が曲率が大きく形成されている。
【0014】図2は、ロアレール5の取付状態を示す断
面図であり、直線部5bは車体のサイドシル11の車外
側面に固定され、前端湾曲部5aがサイドシル11を貫
通してフロアパネル4の下側に配置されている。
【0015】図3は、リヤレール7の取付状態を示す要
部の端面図で、直線部7bはリヤフェンダパネル6のア
ウタパネル6aに形成された凹部6bに配置され、前端
湾曲部7aがリヤフェンダパネル6の前端部から開口部
の端縁部に回り込んで配置されている(図示省略)。な
お、前記凹部6bの上側半分は樹脂板のリテーナ12で
覆われている。
【0016】前記各ローラ部材8,9,10のうち、ア
ッパローラ部材8はスライドドア2に固定されたブラケ
ットとブラケットに回転自在に取り付けられたローラと
から構成されているものであるが後述する駆動ワイヤ1
3に接続されていないため詳細な説明は省略し、駆動ワ
イヤ13に接続されているロアローラ部材9およびリヤ
ローラ部材10の構成について説明する。
【0017】前記ロアローラ部材9は、図4の斜視図に
示すように、スライドドア2に固定されたロアブラケッ
ト9aと、このロアブラケット9aの先端部に水平方向
に回動自在に取り付けられたローラブラケット9bと、
このローラブラケット9bに回転自在に取り付けられて
ロアレール5を転動する3個のガイドローラ9cとで構
成されている。そして、前記ローラブラケット9bに、
駆動ワイヤ13が例えばコイルスプリングなどの弾性部
材14を介して連結されている。なお、図中9dが弾性
部材14のローラブラケット9bへの連結点を、14a
が弾性部材14の駆動ワイヤ13への連結点を示してい
る。両連結点9d,14aは回動可能に連結されてい
る。また、前記ガイドローラ9cは、前後の2個が垂直
軸を中心に回転し、ロアレール5内をロアレール5に沿
ってガイドされ、中間の1個が水平軸を中心に回転し、
スライドドア2の荷重を支える。
【0018】前記リヤローラ部材10は、図5に示すよ
うに、スライドドア2に固定されたリヤブラケット10
aと、このリヤブラケット10aの後端部に水平方向に
回動自在に取り付けられたローラブラケット10bと、
このローラブラケット10bに回転自在に取り付けられ
てリヤレール7を転動するガイドローラ10cとを備え
ている。そして、前記ローラブラケット10bに駆動ワ
イヤ13が連結されている。なお、前記ガイドローラ1
0cは、前後の2個が垂直軸を中心に回転し、リヤレー
ル7内をリヤレール7に沿ってガイドされ、中間の1個
が水平軸を中心に回転し、スライドドア2の荷重を支え
る。また、図示のように駆動ワイヤ13において、ロー
ラブラケット10bとの連結点10dの近傍にはストッ
パ15が設けられており、全開時には、このストッパ1
5が後述する後側プーリ16を収容したケーシング17
の壁に当接して駆動ワイヤ13の引き込みを規制するよ
う構成されている。ちなみに、スライドドア2の移動を
全開位置および全閉位置で規制するゴムなどの弾性材製
のストッパが図示は省略するが車体の高強度の部位に設
けられており、スライドドア2の所定の部位がこのスト
ッパに衝突してスライドドア2の開スライドおよび閉ス
ライドが規制されるよう構成されている。前記駆動ワイ
ヤ13は、押し引き可能なワイヤが用いられており、図
1に示すとおり、ロアローラ部材9に接続されている一
端からロアレール5の前端の略延長線上に配置された前
側プーリ18に巻き付けられて後方に向きを変え、フロ
アパネル4を貫通して車室内に引き込まれ(図2参
照)、図示を省略したシートの下に設けられている駆動
ユニット20に駆動力を伝達可能に接続され、さらに車
室内を後方に延在されリヤフェンダパネル6の中空部6
c内に引き込まれ(図3参照)、リヤレール7の後端部
に設けられた後側プーリ16に巻き付けられて前方に向
きを変え、リヤレール7内を前方に配索されて、リヤロ
ーラ部材10に連結されている。さらに、図6に示すよ
うに、リヤローラ部材10は、全閉時においてローラブ
ラケット10bが最前端まで移動してローラブラケット
10bの各ローラ10cがリヤレール7の前端湾曲部7
aに配置された時に、ローラブラケット10bと駆動ワ
イヤ13との連結点10dはリヤレール7の直線部7b
を延長した位置に配置され、駆動ワイヤ13は前端湾曲
部7aを移動することがないよう構成されている。な
お、駆動ワイヤ13が、ロアレール5においては、ロア
レール5の前端湾曲部5aを移動するが、前記湾曲部5
aの前に設けられた前側プーリ18およびガイドローラ
9cを有するローラブラケット9bとによってロアレー
ル5に対する配索位置が規制されているため、該駆動ワ
イヤ13がロアレール5に接触しないように配索でき、
ロアレール5との間で摩擦することがない。また、連結
点10dは回動可能に連結されている。
【0019】前記駆動ユニット20は、図7に示すよう
に、前記駆動ワイヤ13が巻き付けられて駆動ワイヤ1
3に駆動力を伝達する駆動プーリ20aと、駆動源とな
るモータ20bと、モータ20bの回転を駆動プーリ2
0aに伝達する複数のギヤを有した伝達機構20cと、
モータ20b側と駆動プーリ20a側とで駆動力を伝達
する締結状態および駆動力を伝達しない解放状態に切り
替えられるクラッチ20dとを備えている。なお、前記
駆動ワイヤ13は、円筒状のケーシング21に収容され
ている。
【0020】次に、実施の形態の動作を説明する。本実
施の形態では、駆動ユニット20のモータ20bを駆動
させる時には同時にクラッチ20dを締結させる。した
がって、モータ20bを駆動させない時にはクラッチ2
0dは解放されており、容易に手動によりスライドドア
2をスライドさせることができる。
【0021】スライドドア2を開く場合には、リヤロー
ラ部材10を後方に引っ張る方向に駆動ユニット20を
駆動させる。すなわち、スライドドア2の全閉時には、
各ローラ部材9,10のガイドローラ9c,10cは前
端湾曲部5a,7aに配置されており、この状態からリ
ヤローラ部材10を後方に引っ張る方向に駆動させる
と、リヤローラ部材10がリヤレール7を後方に移動
し、これに伴ってスライドドア2が後方に開スライドす
るとともに、このスライドドア2の移動に伴ってアッパ
ローラ部材8およびロアローラ部材9がそれぞれアッパ
レール3およびロアレール5を後方に移動する。なお、
駆動ワイヤ13は押し引き可能なものを用いているか
ら、ロアローラ部材9は、スライドドア2に引っ張られ
るとともに、駆動ワイヤ13に押されることにもなる。
この開スライド開始時に、図6に示すとおりリヤローラ
部材10の連結点10dは、リヤレール7の直線部7b
の延長線上に配置されているから、駆動ワイヤ13は真
っ直ぐに後方に引っ張られ、前端湾曲部7aの湾曲部分
を移動することがないから、摩擦抵抗が小さい。そし
て、スライドドア2が全開位置まで開スライドすると、
図5に示す駆動ワイヤ13に設けたストッパ15が後側
プーリ16のケーシング17に衝突して駆動ワイヤ13
の移動が停止されて駆動ユニット20のモータ20dの
制御により駆動ユニット20の駆動が停止され、それと
ほとんど同時にスライドドア2が図外のストッパに衝突
してスライドドア2の開スライドが停止される。
【0022】次に、全開位置からスライドドア2を閉じ
る場合には、駆動ユニット20を、ロアローラ部材9を
前方に引っ張る方向に駆動させる。したがって、ロアロ
ーラ部材9がロアレール5に沿って前方に移動し、これ
に伴ってスライドドア2が前方に閉スライドするととも
に、アッパローラ部材8およびリヤローラ部材10も前
方に移動する。そして、スライドドア2が全閉位置まで
閉スライドすると、スライドドア2が図外のストッパに
衝突して開スライドを停止し、これとほぼ同時に駆動ユ
ニット20のモータ20bの駆動が停止される。この
時、駆動ユニット20は慣性により駆動して駆動ワイヤ
13がロアローラ部材9を前方に引っ張ろうとするがス
ライドドア2のスライドは規制されていることから弾性
部材14が伸長してこの慣性駆動により駆動ワイヤ13
とロアローラ部材9との間で生じる急停止の衝撃を吸収
する。
【0023】以上説明した実施の形態にあっては、以下
に列挙する効果が得られる。 駆動ワイヤ13は、一端のロアローラ部材9からロ
アレール5の前端部を通り前側プーリ18で向きを変
え、フロアパネル4の下〜車室〜リヤフェンダパネル6
の中空部6cを通ってリヤレール7の後端部の後側プー
リ16を経由してリヤレール7内を配索されてリヤロー
ラ部材10に連結されており、ロアレール5の後端部と
リヤレール7の前端部との間に配索しない構造としたた
め、駆動ワイヤ13の配索にあたり車体側壁部分に設け
られる後輪のホイルハウスの出っ張りの影響を受けるこ
とがなく、駆動ワイヤ13の配索が容易で設計自由度の
向上が図れ、スライドドア2をロアレール5の前後長い
っぱいに移動させることができてスライドドアが移動す
る量の制約がなく、手動開閉仕様と同等の開口幅が得ら
れ、ステップの有無に関係なく搭載できる。
【0024】 スライドドア2の開スライドと閉スラ
イドのいずれも駆動ワイヤ13で引っ張る構造としたた
め、ワイヤなどで押し引きする構造に比べてストローク
伝達効率が良い。
【0025】 リヤレール7の後端に後側プーリ16
を設けてリヤローラ部材10を駆動ワイヤ13により後
方に引く構造としたため、プーリをリヤレール7の前端
湾曲部7aの先端に設けるのに比べ、スライドドア開口
部後部の周縁部における室内側への突出量が小さくなり
(自動開閉を行う構成を有していないスライドドア装置
と同等にできる)、スライドドア開口部後部の室内幅を
狭めることがなく、後部室内に設けられた座席や荷室ス
ペースへの乗降性の悪化を解消できるとともに、シート
などとの干渉も防止でき、設計自由度が向上する。
【0026】 駆動ユニット20を配設するにあた
り、フロアパネル4の下に設けた前側プーリ18と、リ
ヤレール7の後端部に設けた後側プーリ16との間にお
いて、駆動ワイヤ13が配索されているどの位置に設け
てもよいため、リヤフェンダパネル6の中空部に搭載さ
れる機器類や、フロアパネル4の下に搭載される機器類
への影響が少なく、設計自由度が高い。特に、本実施の
形態では、駆動ユニット20を車室内のシートの下に設
けているため、雨水や埃を受けることがなく、高い防錆
性能が得られるとともに高い耐久性が得られる。
【0027】 駆動ワイヤ13をロアローラ部材9と
連結するにあたり弾性部材14を介在させているため、
全閉時にスライドドア2の閉スライドを停止させたとき
の衝撃を緩和して耐久性を向上させることができる。
【0028】 駆動ワイヤ13がリヤレール7におい
ては直線移動して前端湾曲部7aを移動しない構造とし
たため、駆動ワイヤ13がリヤレール7に接して移動す
ることがなく、リヤレール7と駆動ワイヤ13との摩擦
がなく高い耐久性が得られるとともに、斜め引きがなく
駆動効率が良い。
【0029】以上、実施の形態を図面により説明してき
たが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではな
い。例えば、実施の形態では、駆動ワイヤ13とロアロ
ーラ部材9との連結において弾性部材14を介在させる
ようにしたが、駆動ワイヤ13とリヤローラ部材10と
の間に弾性部材14を介在させるようにしてもよい。ま
た、駆動ワイヤ13に設けるストッパ15も、ロアロー
ラ部材9との連結位置の近傍に設けてもよいが、ストッ
パ15と弾性部材14とを直列に設ける場合には、スト
ッパ15を弾性部材14よりもローラ部材側に設けるよ
うにする。駆動ユニット20は、実施の形態では車室の
シートの下に設けたが、フロアパネル4の下に設けても
よいし、あるいはリヤフェンダパネル6の中空部6c内
に設けてもよい。
【0030】
【発明の効果】 以上説明してきたように本発明のスラ
イドドア装置にあっては、ロアレールの前端部とリヤレ
ールの後端部とにそれぞれ前側プーリ,後側プーリを設
けて、両プーリの間において駆動ワイヤを車体に配索す
る構成とし、ロアレールの後端部とリヤレールの前端部
の間には駆動ワイヤを配索しない構成としたため、ロア
レールの長さいっぱいにロアローラ部材を移動させるこ
とができ、広い開口幅を確保できるもので、すなわち、
自動開閉を行う構成を有していないスライドドア装置と
同等の開口幅を確保できるという効果を奏し、加えて、
駆動ワイヤの配索にあたり車体側壁部分に設けられる後
輪のホイルハウスの出っ張りの影響を受けることがな
く、駆動ワイヤの配索が容易で設計自由度の向上が図
れ、かつスライドドアが移動する制約もないという効果
を奏し、さらに、ステップの有無にかかわらず車両に搭
載することができるとともに、スライドドア開口幅が狭
い車両にも搭載することができる。そして、駆動ケーブ
ルの方向を変える前後のプーリがロアレール前端部とリ
ヤレール後端部に設けられているため、プーリをリヤレ
ールの前端湾曲部の先端に設けるのに比べ、スライドド
ア開口部後部の周縁部における室内側への突出量が小さ
くなり(自動開閉を行う構成を有していないスライドド
ア装置と同様にできる)、スライドドア開口部後部の室
内幅を狭めることなくスライドドア開口部より後部室内
に設けられた座席や荷室スペースへの乗降性の悪化を解
消できるとともに、シートなどとの干渉も防止でき、設
計自由度が向上するという効果が得られる。また、駆動
ユニットを配設するにあたり、前側プーリと後側プーリ
との間において、駆動ワイヤが配索されているどの位置
に設けてもよいため、車体側面に搭載される機器類や、
フロアパネルの下に搭載される機器類への影響が少な
く、設計自由度が高い。また、スライドドアの開スライ
ドと閉スライドのいずれも駆動ワイヤで引っ張る構造と
したため、ワイヤなどで押し引きする構造に比べてスト
ローク伝達効率が良い。
【0031】請求項2記載の発明では、駆動ワイヤとロ
アローラ部材あるいは駆動ワイヤとリヤローラ部材とを
連結するにあたり少なくとも一方の連結は両者間に弾性
部材を介在させた連結としているため、全開時あるいは
全閉時にスライドドアが停止したのに対して駆動ユニッ
ト側が駆動ワイヤをさらに引こうとした際に駆動ワイヤ
とローラ部材との間で作用する急停止衝撃を緩和して耐
久性を向上させることができる。
【0032】請求項3記載の発明では、駆動ワイヤにス
トッパを設けたため、全開あるいは全閉時に、駆動ワイ
ヤと各ローラ部材との間に作用する急停止の衝撃を緩和
して耐久性を向上させることができる。
【0033】請求項4記載の発明では、駆動ワイヤがリ
ヤローラ部材を引っ張るにあたり常に直線方向に引っ張
り斜め方向に引っ張ることがないため、駆動効率が良
く、しかも駆動ワイヤがリヤレールにおいては前端湾曲
部を移動することがなく、リヤレールとの間で摩擦する
ことがなく耐久性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態のスライドドア装置を示す斜
視図である。
【図2】実施の形態の要部を示す断面図である。
【図3】実施の形態の要部を示す断面図である。
【図4】実施の形態のロアローラ部材ならびにロアレー
ルを示す斜視図である。
【図5】実施の形態のリヤローラ部材ならびにリヤレー
ルを示す斜視図である。
【図6】実施の形態のリヤローラ部材と駆動ワイヤの連
結部分を示す平面図である。
【図7】実施の形態の駆動ユニットを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 スライドドア 3 アッパレール 3a 前端湾曲部 3b 直線部 4 フロアパネル 5 ロアレール 5a 前端湾曲部 5b 直線部 6 リヤフェンダパネル 7 リヤレール 7a 前端湾曲部 7b 直線部 8 アッパローラ部材 9 ロアローラ部材 9a ロアブラケット 9b ローラブラケット 9c ガイドローラ 9d 連結点 10 リヤローラ部材 10a ロアブラケット 10b ローラブラケット 10c ガイドローラ 10d 連結点 11 サイドシル 13 駆動ワイヤ 14 弾性部材 14a 連結点 15 ストッパ 16 後側プーリ 17 ケーシング 18 前側プーリ 20 駆動ユニット 20b モータ 20d クラッチ
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月24日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】
【発明の効果】 以上説明してきたように本発明のスラ
イドドア装置にあっては、ロアレールの前端部とリヤレ
ールの後端部とにそれぞれ前側プーリ,後側プーリを設
けて、両プーリの間において駆動ワイヤを車体に配索す
る構成とし、ロアレールの後端部とリヤレールの前端部
の間には駆動ワイヤを配索しない構成としたため、ロア
レールの長さいっぱいにロアローラ部材を移動させるこ
とができ、広い開口幅を確保できるもので、すなわち、
自動開閉を行う構成を有していないスライドドア装置と
同等の開口幅を確保できるという効果を奏し、加えて、
駆動ワイヤの配索にあたり車体側壁部分に設けられる後
輪のホイルハウスの出っ張りの影響を受けることがな
く、駆動ワイヤの配索が容易で設計自由度の向上が図
れ、かつスライドドアが移動する量の制約もないという
効果を奏し、さらに、ステップの有無にかかわらず車両
に搭載することができるとともに、スライドドア開口幅
が狭い車両にも搭載することができる。そして、駆動ケ
ーブルの方向を変える前後のプーリがロアレール前端部
とリヤレール後端部に設けられているため、プーリをリ
ヤレールの前端湾曲部の先端に設けるのに比べ、スライ
ドドア開口部後部の周縁部における室内側への突出量が
小さくなり(自動開閉を行う構成を有していないスライ
ドドア装置と同様にできる)、スライドドア開口部後部
の室内幅を狭めることなくスライドドア開口部より後部
室内に設けられた座席や荷室スペースへの乗降性の悪化
を解消できるとともに、シートなどとの干渉も防止で
き、設計自由度が向上するという効果が得られる。ま
た、駆動ユニットを配設するにあたり、前側プーリと後
側プーリとの間において、駆動ワイヤが配索されている
どの位置に設けてもよいため、車体側面に搭載される機
器類や、フロアパネルの下に搭載される機器類への影響
が少なく、設計自由度が高い。また、スライドドアの開
スライドと閉スライドのいずれも駆動ワイヤで引っ張る
構造としたため、ワイヤなどで押し引きする構造に比べ
てストローク伝達効率が良い。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の側面に設けられた開口部を開閉す
    るスライドドアが、少なくとも前記開口部の下縁に沿っ
    て設けられたロアレールと、前記開口部の後端の中間位
    置から後方に延在されたリヤレールとにスライド可能に
    支持され、 各レールは、前端部にスライドドアの全閉時にスライド
    ドアを車体内側方向に導く前端湾曲部が設けられている
    とともに、各前端湾曲部の後方にはスライドドアを車体
    前後方向にガイドする直線部が設けられ、 前記スライドドアには、前記各レールに沿って移動する
    ローラを有したロアローラ部材ならびにリヤローラ部材
    が設けられ、 これらロアローラ部材とリヤローラ部材とが、それぞれ
    直接あるいは間接的に駆動ワイヤの両端に連結され、 この駆動ワイヤは、一端側が前記ロアローラ部材から前
    記ロアレールに沿って前方に配索されてこのロアレール
    の前端部あるいはその近傍位置に設けられた前側プーリ
    から後方に向きを変えて配索されている一方、他端側が
    前記リヤローラ部材から前記リヤレールに沿って後方に
    配索されてリヤレールの後端部あるいはその近傍位置に
    設けられた後側プーリから前方に向きを変え、両プーリ
    の間で車体床部および車体側面を前後方向に配索され、 前記駆動ワイヤの各プーリの間において配索されている
    位置の任意の位置に駆動ワイヤに駆動力を与える駆動ユ
    ニットが設けられていることを特徴とするスライドドア
    装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動ワイヤと前記ロアローラ部材お
    よびリヤローラ部材とを連結するにあたり少なくとも一
    方の連結は両者間に弾性部材を介在させた連結としてい
    ることを特徴とする請求項1記載のスライドドア装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動ワイヤの一端に、スライドドア
    の全開あるいは全閉で車体側の受け部材と係合してそれ
    以上の駆動ワイヤの移動を規制するストッパが設けられ
    ていることを特徴とする請求項1または2記載のスライ
    ドドア装置。
  4. 【請求項4】 前記リヤローラ部材のローラがリヤレー
    ルの前端湾曲部に配置された全閉状態において前記駆動
    ワイヤとリヤローラ部材との連結点がリヤレールの直線
    部の延長線上に配置されていることを特徴とする請求項
    1ないし3記載のスライドドア装置。
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