JPH11245663A - 車両用ライニング - Google Patents

車両用ライニング

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JPH11245663A
JPH11245663A JP5361698A JP5361698A JPH11245663A JP H11245663 A JPH11245663 A JP H11245663A JP 5361698 A JP5361698 A JP 5361698A JP 5361698 A JP5361698 A JP 5361698A JP H11245663 A JPH11245663 A JP H11245663A
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Kazuhiro Shimizu
一浩 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サンシェード収納ケースの取り付けに工夫を
施して、サンシェード内蔵の車両用ライニングを提供
し、組付工数の簡素化が図れるようにする。 【解決手段】 車両の窓ガラスを覆って車内に差し込む
日光を遮断するためのサンシェード11が引き出し自在
に収納されたサンシェード収納ケース21を、車内に設
けられるライニング1の上縁に沿って取り付けてライニ
ング1に内蔵する。具体的には、サンシェード収納ケー
ス21のサンシェード出し入れ口22の一側部に沿って
折り返し部23を形成し、この折り返し部23内にライ
ニング1の上縁部を差し込んで固定する。また、サンシ
ェード収納ケース21のサンシェード出し入れ口22の
他側部に沿って取付座面25を形成し、この取付座面2
5にウエストプレート41を取り付けて固定する。そし
て、窓ガラスに密着してシールするインナーシール51
をウエストプレート41及び取付座面25に取り付けて
固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サンシェード内蔵
の車両用ライニングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の窓ガラスを覆って車内に差し込
む日光を遮断するサンシェードをドアまたは車体に内蔵
する技術があり、サンシェードを引き出し自在に収納し
たサンシェード収納ケースをドアまたは車体のインナー
パネルに取り付けてライニングとの間に内蔵したもの
が、特開平8−58367号公報により公知となってい
る。また、サンシェードを内蔵したものではないが、ド
アライニングの上縁に沿って設けるデザイン上のアクセ
ント付与用のウエストプレートと、窓ガラスに密着して
シールするインナーシールとを、インナーパネルではな
くドアライニング上縁のフランジ部の表裏に取り付けた
ものが、特許第2708690号公報(平成10年2月
4日発行)により公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のよう
にサンシェード収納ケースをインナーパネルに取り付け
た構造のものでは、ライニングにサンシェード引き出し
用の開口部を設けておかなければならず、そのライニン
グの開口部に、インナーパネルに取り付けられたサンシ
ェード収納ケースのサンシェード出し入れ口を合わせて
固定する工程が必要であり、その組付作業が面倒であっ
た。また、従来のようにウエストプレートとインナーシ
ールをドアライニング上縁のフランジ部の表裏に取り付
けた構造の場合、組付作業が面倒なものとなっていた。
【0004】そこで、本発明の目的は、サンシェード収
納ケースの取り付けに工夫を施すことにより、組付工数
の簡素化が図れるようにしたサンシェード内蔵の車両用
ライニングを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、車両用ライニングであって、車
両の窓ガラスを覆って車内に差し込む日光を遮断するた
めのサンシェードが引き出し自在に収納されたサンシェ
ード収納ケースを、車内に設けられるライニングの上縁
に沿って取り付けてライニングに内蔵した構成、を特徴
としている。
【0006】ここで、窓ガラスとしては、例えば、昇降
自在にフロントドアやリヤドアに備えられたもの、バッ
クドアに固定のもの、横方向にスライド自在に車体に設
けられたもの、車体に固定のものがある。サンシェード
としては、可撓性シートよりなるものの他、カーテンも
含まれる。サンシェード収納ケースとしては、硬質樹脂
製のものである。ライニングとしては、フロントドアや
リヤドアやバックドアのドアライニングの他、車体のサ
イドライニングが挙げられる。ライニングの材質として
は、硬質樹脂製の芯材を軟質樹脂製の表皮材で覆ったも
のが代表的であるが、単に硬質樹脂製のものでも良い。
【0007】以上のように、請求項1記載の発明によれ
ば、サンシェードが引き出し自在に収納されたサンシェ
ード収納ケースを、上縁に沿って取り付けて内蔵した車
両用ライニングなので、ライニングの上縁部にサンシェ
ード収納ケースを取り付けるだけで良く、従来の如くイ
ンナーパネルに取り付けたサンシェード収納ケースのサ
ンシェード出し入れ口をライニングの開口部に合わせて
固定する必要がないことから、組付工数を簡素化でき
る。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の車
両用ライニングであって、前記サンシェード収納ケース
のサンシェード出し入れ口の一側部に沿って折り返し部
を形成し、この折り返し部内に前記ライニングの上縁部
を差し込んで固定した構成、を特徴としている。例え
ば、折り返し部は、ライニングの表皮材に食い込むよう
な端部形状をなしている。
【0009】このように、請求項2記載の発明によれ
ば、請求項1記載のサンシェード収納ケースのサンシェ
ード出し入れ口の一側部に沿って形成した折り返し部内
にライニングの上縁部を差し込んで固定したので、サン
シェード収納ケースの折り返し部によってライニング上
縁部の端末剛性を保持でき、しかも、そのサンシェード
収納ケースの折り返し部がライニングの上縁部に沿って
外観に表れることから、見栄えが良くなる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の車
両用ライニングであって、前記サンシェード収納ケース
のサンシェード出し入れ口の他側部に沿って取付座面を
形成し、この取付座面にウエストプレートを取り付けて
固定した構成、を特徴としている。例えば、取付座面
は、ウエストプレート取付用の他、インナーシール取付
用も兼ねるものである。ウエストプレートは、ライニン
グの上縁部に沿って外観に表れる部分を有するデザイン
上のアクセントを付与するものである。
【0011】このように、請求項3記載の発明によれ
ば、請求項2記載のサンシェード収納ケースのサンシェ
ード出し入れ口の他側部に沿って形成した取付座面にウ
エストプレートを取り付けて固定したので、サンシェー
ド収納ケースに沿ってウエストプレートが外観に表れる
ことから、見栄えがさらに良くなる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の車
両用ライニングであって、前記窓ガラスに密着してシー
ルするインナーシールを前記ウエストプレートに取り付
けて固定した構成、を特徴としている。例えば、インナ
ーシールは、軟質ゴム製で、昇降動作する窓ガラスに密
着するシールリップを有するものである。
【0013】このように、請求項4記載の発明によれ
ば、請求項3記載のウエストプレートにインナーシール
を取り付けて固定したので、ライニングの取付座面にウ
エストプレートを取り付けるだけで良く、従来の如くウ
エストプレートとインナーシールをライニング上縁のフ
ランジ部の表裏に取り付ける必要がないことから、組付
工数を簡素化できる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1、2、3
または4記載の車両用ライニングであって、前記サンシ
ェード収納ケースの両端部にはキャップが取り付けら
れ、このキャップに取付片を形成して、この取付片を前
記ライニングにネジ止めして固定した構成、を特徴とし
ている。例えば、キャップは、硬質樹脂製で、サンシェ
ード収納ケースの端部を保持するものであり、サンシェ
ード巻き取り軸の端部軸受も兼ねている。取付片には、
ネジ通し穴が開けられている。
【0015】このように、請求項5記載の発明によれ
ば、請求項1、2、3または4記載のサンシェード収納
ケースの両端部に取り付けられるキャップに形成した取
付片をライニングにネジ止めして固定したので、キャッ
プによりサンシェード収納ケースの端部剛性を保持で
き、しかも、そのキャップの取付片をライニングにネジ
止めしたことにより、サンシェード収納ケースの両端部
の剛性を確保してライニングに固定できる。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項5記載の車
両用ライニングであって、前記キャップは、前記サンシ
ェード収納ケースの端部に対し、係止爪と係止穴との係
止構造部により着脱可能となっている構成、を特徴とし
ている。例えば、係止爪がキャップに形成されて、係止
穴がサンシェード収納ケースに形成されるが、逆に、サ
ンシェード収納ケースに係止爪を形成して、キャップに
係止穴を形成したものでも良い。
【0017】このように、請求項6記載の発明によれ
ば、請求項5記載のキャップが、サンシェード収納ケー
スの端部に対し、係止爪と係止穴との係止構造部により
着脱可能となっているので、係止穴から係止爪を外すこ
とによりサンシェード収納ケースとキャップとを簡単に
分解でき、サンシェード巻き取り軸を含むサンシェード
装置のメンテナンスが容易に行える。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る車両用ライ
ニングの実施の形態例を図1から図4に基づいて説明す
る。図1は本発明を適用した一例としてのリヤドアライ
ニングを示すもので、サンシェードを引き出した状態を
示した概略斜視図であり、図2はその矢印A−A線に沿
った拡大断面図である。図3はサンシェード収納ケース
とキャップ及びドアライニングの関係を示す要部分解斜
視図で、図4はそのサンシェード収納ケース端部へのキ
ャップの組付状態を示した縦断面図である。
【0019】先ず、リヤドアライニング1は、図1に示
すように、アームレスト2を有していて、図2に示すよ
うに、硬質樹脂製の芯材3の表面に軟質樹脂製の表皮材
4を被覆してなるものである。このリヤドアライニング
1は、図示しないリヤドアパネルに対し、周知のよう
に、クリップを介して取り付けられる。以上のリヤドア
ライニング1には、図示しないドアガラス(窓ガラス)
を車室内側から覆う可撓性シートよりなるサンシェード
11が内蔵されている。このサンシェード11は、図2
に示すように、下縁部がサンシェード巻き取り胴12を
介してサンシェード巻き取り軸13に支持される一方、
上縁部にパイプ14が固着されていて、このパイプ14
の中央にノブ15が設けられている。
【0020】サンシェード巻き取り胴12には、図示し
ないが、常にはサンシェード11を巻き取り方向に付勢
する渦巻バネ、ノブ15によりパイプ14を介してサン
シェード11を引き上げた後、その引き上げる力を解除
してもサンシェード11を引き出したままの状態に保持
するクラッチ等によるサンシェード巻き取り手段が内蔵
されている。ここで、引き上げた状態のサンシェード1
1を僅かに上方に急激に引いてから、その力を解除する
と、クラッチが作用せず、渦巻バネの力でサンシェード
11が素早く巻き取られる。なお、サンシェード11
は、図示しない車内側に対し、ノブ15またはパイプ1
4を保持させることで、サンシェード11をドアガラス
の内側に沿って覆った状態に保たれるようになってい
る。
【0021】そして、サンシェード巻き取り胴12及び
サンシェード巻き取り軸13は、サンシェード収納ケー
ス21に収納されている。このサンシェード収納ケース
21は、硬質樹脂製のもので、筒状部から伸びて上方に
開口するサンシェード出し入れ口22の車内側に沿って
折り返し部23を形成する一方、サンシェード出し入れ
口22のドアガラス側に沿って凹段部24を形成して、
この凹段部24に連続して垂下する取付座面25を形成
している。この取付座面25には、図示しないが、複数
の填め込み穴が形成されている。さらに、サンシェード
収納ケース21の筒状部の両端部には、図3に示すよう
に、キャップ31を取り付けるための係止穴26が形成
されている。
【0022】キャップ31は、硬質樹脂製てサンシェー
ド巻き取り軸13の端部を軸受支持するもので、図4に
も示すように、サンシェード収納ケース21の筒状部の
端部内に差し込まれる複数の差し込み部32,32,3
2,…を有するとともに、サンシェード出し入れ口22
の端部を閉じる突片部33を有している。このキャップ
31には、サンシェード収納ケース21の筒状部の端部
内から係止穴26に係止する係止爪34が形成されると
ともに、リヤドアライニング1の上縁部の裏側に位置す
る支持片35が形成されている。さらに、キャップ31
には、リヤドアライニング1に対する取付片36が一体
に形成されている。この取付片36に長穴によるネジ通
し穴37が形成されている。
【0023】なお、リヤドアライニング1の上縁部に
は、図3に示すように、キャップ取付用凹部5が形成さ
れていて、このキャップ取付用凹部5から若干離れた内
側にキャップ取付座面6が形成されている。
【0024】また、ウエストプレート41が用意されて
いる。このウエストプレート41は、硬質樹脂製または
金属製で、サンシェード収納ケース21の取付座面25
に対応した板面を有するとともに、サンシェード出し入
れ口22に沿った凹段部24内にほぼ対応する折り返し
形状部42を有している。図示しないが、このウエスト
プレート41の板面にも、取付座面25の填め込み穴に
対応した複数の填め込み穴が形成されている。
【0025】さらに、ドアガラスの車内側面に密着して
シールするインナーシール51が用意されている。この
インナーシール51は、軟質樹脂製またはゴム製のもの
で、ドアガラスに密着する上下2枚のシールリップ5
2,52を有するとともに、取付座面25及びウエスト
プレート41の板面の填め込み穴に填め込まれる複数の
取付ボス部53を有している。
【0026】以上の構成部品の取り付けを以下に説明す
る。先ず、サンシェード収納ケース21の取付座面25
に、ウエストプレート41の板面を当てて、このウエス
トプレート41の板面及び取付座面25の填め込み穴
に、インナーシール51の取付ボス部53を弾性変形さ
せて填め込む。これにより、サンシェード収納ケース2
1にウエストプレート41及びインナーシール51を同
時に組み付ける。また、この状態で、ウエストプレート
41の折り返し形状部42は、サンシェード収納ケース
21の凹段部24を丁度埋めるように位置している。
【0027】次に、サンシェード11を、サンシェード
収納ケース21のサンシェード出し入れ口22から外に
出した状態にして、サンシェード巻き取り胴12及びサ
ンシェード巻き取り軸12を、サンシェード収納ケース
21の筒状部内に一端側から挿入する。サンシェード収
納ケース21の両端部にキャップ31,31をそれぞれ
取り付ける。即ち、キャップ31は、図3及び図4に示
すように、サンシェード収納ケース21の筒状部の端部
に、差し込み部32,32,32,…を差し込むと同時
に、係止爪34を差し込んで係止穴26に係止し、ま
た、サンシェード出し入れ口22の端部を突片部33に
より閉じる。
【0028】そして、サンシェード収納ケース21のサ
ンシェード出し入れ口22から伸びた折り返し部23内
に、リヤドアライニング1の上縁部を差し込み、即ち、
図2に示したように、リヤドアライニング1の芯材3を
表皮材4で覆った上縁部を折り返し部23内に差し込ん
で固定する。この時、図3に示すように、リヤドアライ
ニング1の上縁部のキャップ取付用凹部5上にキャップ
31の突片部33が位置し、また、キャップ31の支持
片35がリヤドアライニング1の上縁部の裏側に位置す
る。その後、キャップ31の取付片36のネジ通し穴3
7からタッピングネジ61を、リヤドアライニング1の
キャップ取付座面6にネジ込んで固定する。
【0029】このようにして、サンシェード収納ケース
21及びその両端部のキャップ31,31とウエストプ
レート41及びインナーシール51を一括して備えたリ
ヤドアライニング1は、前述したように、クリップを介
してリヤドアパネルに取り付けられる。
【0030】以上の通り、実施の形態例のリヤドアライ
ニング1によれば、サンシェード収納ケース21を上縁
部に取り付けるだけで良く、従来のように、ドアライニ
ングに開口を設ける必要がなく、インナーパネルに取り
付けたサンシェード収納ケースのサンシェード出し入れ
口をドアライニングの開口部に合わせて固定する必要も
ないため、組付工数の簡素化を達成することができる。
また、サンシェード収納ケース21の折り返し部23に
よってリヤドアライニング1上縁部の端末剛性を保持す
ることができ、しかも、そのサンシェード収納ケース2
1の折り返し部23がリヤドアライニング1の上縁部に
沿って外観に表れるため、見栄えも良くなるといったメ
リットもある。さらに、そのサンシェード収納ケース2
1に沿ってウエストプレート41が外観に表れるため、
見栄えがより一層良くなる。
【0031】そして、ウエストプレート41をリヤドア
ライニング1の取付座面25に取り付けるだけで良く、
従来のように、ウエストプレートとインナーシールをラ
イニング上縁のフランジ部の表裏に取り付ける必要がな
いため、この面からも、組付工数の簡素化に寄与するこ
とができる。さらに、サンシェード巻き取り軸13を軸
受支持するキャップ31によって、サンシェード収納ケ
ース21の端部剛性を保持することができ、かつ、その
キャップ31の取付片36をリヤドアライニング1にタ
ッピングネジ61で締め付け固定したため、サンシェー
ド収納ケース21の両端部の剛性を確保してリヤドアラ
イニング1に固定することができる。また、係止穴26
から係止爪34を外すことによって、サンシェード収納
ケース21とキャップ31とを簡単に分解することがで
きるため、サンシェード巻き取り胴12及びサンシェー
ド巻き取り軸13を含むサンシェード装置のメンテナン
スも容易に行うことができるといったメリットもある。
【0032】なお、以上の実施の形態例においては、リ
ヤドアライニングとしたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、フロントドアライニングやバックドアラ
イニング、また、車体の窓ガラスの下方に設けられるラ
イニングであっても良い。さらに、その他、具体的な細
部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論で
ある。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
る車両用ライニングによれば、上縁部にサンシェード収
納ケースを取り付けるだけで良いため、従来に比べて組
付工数を簡素化することができる。
【0034】請求項2記載の発明に係る車両用ライニン
グによれば、請求項1記載の発明により得られる効果に
加えて、上縁部の端末剛性をサンシェード収納ケースの
折り返し部によって保持することができるとともに、上
縁部に沿ってサンシェード収納ケースの折り返し部が外
観に表れるため、見栄えが向上するといった利点も得ら
れる。
【0035】請求項3記載の発明に係る車両用ライニン
グによれば、請求項2記載の発明により得られる効果に
加えて、サンシェード収納ケースに沿ってウエストプレ
ートが外観に表れるため、見栄えがさらに良くなるとい
った利点が得られる。
【0036】請求項4記載の発明に係る車両用ライニン
グによれば、請求項3記載の発明により得られる効果に
加えて、取付座面にウエストプレートを取り付けるだけ
で良いため、従来に比べて組付工数をさらに簡素化する
ことができるといった利点が得られる。
【0037】請求項5記載の発明に係る車両用ライニン
グによれば、請求項1、2、3または4記載の発明によ
り得られる効果に加えて、キャップによりサンシェード
収納ケースの端部剛性を保持することができるととも
に、キャップの取付片をネジ止めしたため、サンシェー
ド収納ケースの両端部の剛性を確保して固定することが
できるといった利点が得られる。
【0038】請求項6記載の発明に係る車両用ライニン
グによれば、請求項5記載の発明により得られる効果に
加えて、係止穴から係止爪を外すことによってサンシェ
ード収納ケースとキャップとを簡単に分解することがで
きるため、サンシェード巻き取り軸を含むサンシェード
装置のメンテナンスを容易に行うことができるといった
利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一例としてのリヤドアライニ
ングを示すもので、サンシェードを引き出した状態を示
した概略斜視図である。
【図2】図1の矢印A−A線に沿った拡大断面図であ
る。
【図3】サンシェード収納ケースとキャップ及びドアラ
イニングの関係を示す要部分解斜視図である。
【図4】サンシェード収納ケース端部へのキャップの組
付状態を示した縦断面図である。
【符号の説明】
1 ライニング 2 アームレスト 3 芯材 4 表皮材 5 キャップ取付用凹部 6 キャップ取付座面 11 サンシェード 12 サンシェード巻き取り胴 13 サンシェード巻き取り軸 14 パイプ 15 ノブ 21 サンシェード収納ケース 22 サンシェード出し入れ口 23 折り返し部 24 凹段部 25 取付座面 26 係止穴 31 キャップ 32 差し込み部 33 突片部 34 係止爪 35 支持片 36 取付片 37 ネジ通し穴 41 ウエストプレート 42 折り返し形状部 51 インナーシール 52 シールリップ 53 取付ボス部 61 タッピングネジ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の窓ガラスを覆って車内に差し込む日
    光を遮断するためのサンシェードが引き出し自在に収納
    されたサンシェード収納ケースを、車内に設けられるラ
    イニングの上縁に沿って取り付けてライニングに内蔵し
    たこと、を特徴とする車両用ライニング。
  2. 【請求項2】前記サンシェード収納ケースのサンシェー
    ド出し入れ口の一側部に沿って折り返し部を形成し、こ
    の折り返し部内に前記ライニングの上縁部を差し込んで
    固定したこと、を特徴とする請求項1記載の車両用ライ
    ニング。
  3. 【請求項3】前記サンシェード収納ケースのサンシェー
    ド出し入れ口の他側部に沿って取付座面を形成し、この
    取付座面にウエストプレートを取り付けて固定したこ
    と、を特徴とする請求項2記載の車両用ライニング。
  4. 【請求項4】前記窓ガラスに密着してシールするインナ
    ーシールを前記ウエストプレートに取り付けて固定した
    こと、を特徴とする請求項3記載の車両用ライニング。
  5. 【請求項5】前記サンシェード収納ケースの両端部には
    キャップが取り付けられ、このキャップに取付片を形成
    して、この取付片を前記ライニングにネジ止めして固定
    したこと、を特徴とする請求項1、2、3または4記載
    の車両用ライニング。
  6. 【請求項6】前記キャップは、前記サンシェード収納ケ
    ースの端部に対し、係止爪と係止穴との係止構造部によ
    り着脱可能となっていること、を特徴とする請求項5記
    載の車両用ライニング。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100725915B1 (ko) 2006-05-23 2007-06-11 한일이화주식회사 자동차의 도어커튼 조립구조
KR100816000B1 (ko) 2006-09-12 2008-03-21 한일이화주식회사 차량용 도어커튼 조립체
JP2010023624A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Toyota Boshoku Corp 車両用ドア
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