JPH11243485A - 画像編集装置 - Google Patents
画像編集装置Info
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- JPH11243485A JPH11243485A JP10311627A JP31162798A JPH11243485A JP H11243485 A JPH11243485 A JP H11243485A JP 10311627 A JP10311627 A JP 10311627A JP 31162798 A JP31162798 A JP 31162798A JP H11243485 A JPH11243485 A JP H11243485A
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- JP
- Japan
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- writing
- pattern
- image
- rotated
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- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 縦書きから横書きにあるいは横書きから縦書
きに変更する場合に塗り潰しパターンを1通り用意すれ
ば足りる画像編集装置を得ること。 【解決手段】 文字パターンROM44には、縦書き用
および横書き用いずれか一方の塗り潰しパターンが格納
されている。イメージハンドラ47はレジスタ81を内
蔵しておりこれを参照して、用紙が縦長で出力されるか
横長で出力されるかに応じて、塗り潰しパターンの回転
の必要性の有無を判別する。そして回転が必要な場合に
はRAM34に回転された塗り潰しパターンを登録して
これを用いてビットマップメモリ46への書き込みを行
う。それ以外の場合には回転していない塗り潰しパター
ンが選択されて書き込みが行われる。
きに変更する場合に塗り潰しパターンを1通り用意すれ
ば足りる画像編集装置を得ること。 【解決手段】 文字パターンROM44には、縦書き用
および横書き用いずれか一方の塗り潰しパターンが格納
されている。イメージハンドラ47はレジスタ81を内
蔵しておりこれを参照して、用紙が縦長で出力されるか
横長で出力されるかに応じて、塗り潰しパターンの回転
の必要性の有無を判別する。そして回転が必要な場合に
はRAM34に回転された塗り潰しパターンを登録して
これを用いてビットマップメモリ46への書き込みを行
う。それ以外の場合には回転していない塗り潰しパター
ンが選択されて書き込みが行われる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビットマップメモ
リに画情報を書き込む画像編集装置に係わり、特に塗り
潰しパターンを用いて指定された領域の塗り潰しを行う
画像編集装置に関する。
リに画情報を書き込む画像編集装置に係わり、特に塗り
潰しパターンを用いて指定された領域の塗り潰しを行う
画像編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサ等の文書作成装置は近
時その機能をますます高度化させている。すなわち、初
期において文字のみの編集しかできなかったこのような
装置は、1つのページ内に枠組みを行ってこの内部にイ
メージを描くことができるようになった。このように文
字やイメージで作成される表現形式を本明細書ではテキ
ストと呼ぶことする。テキストは、文字コードと文字発
生器を用いて文字や記号を作成し、これ以外については
ビットパターンでイメージを作成するものである。
時その機能をますます高度化させている。すなわち、初
期において文字のみの編集しかできなかったこのような
装置は、1つのページ内に枠組みを行ってこの内部にイ
メージを描くことができるようになった。このように文
字やイメージで作成される表現形式を本明細書ではテキ
ストと呼ぶことする。テキストは、文字コードと文字発
生器を用いて文字や記号を作成し、これ以外については
ビットパターンでイメージを作成するものである。
【0003】最近では、円や曲線等を所定の計算式を用
いて発生させるような表現形式も用いられている。これ
を本明細書ではグラフィックと呼ぶことにする。テキス
トとグラフィックを併用して画像の編集を行うと、複雑
な画像表現をより簡単に行うことができる。画像表現の
ための装置としては、例えばレーザプリンタ等の記録装
置が存在する。
いて発生させるような表現形式も用いられている。これ
を本明細書ではグラフィックと呼ぶことにする。テキス
トとグラフィックを併用して画像の編集を行うと、複雑
な画像表現をより簡単に行うことができる。画像表現の
ための装置としては、例えばレーザプリンタ等の記録装
置が存在する。
【0004】ところで画像編集装置では、テキストの編
集とグラフィックの編集が異なった概念で行われること
が多い。例えば図10に示すような正方形のグラフィッ
クが存在するものとする。図11はこのグラフィックが
一部に存在する編集領域に「あいう……」という文字
(テキスト)をランドスケープの横書き状態で書き加え
たものであり、図12は同様の文章をポートレートの縦
書き状態で書き加えたものである。また図13は同様の
文章をランドスケープの縦書き状態で書き加えたもので
あり、図14はポートレートの横書き状態で書き加えた
ものである。
集とグラフィックの編集が異なった概念で行われること
が多い。例えば図10に示すような正方形のグラフィッ
クが存在するものとする。図11はこのグラフィックが
一部に存在する編集領域に「あいう……」という文字
(テキスト)をランドスケープの横書き状態で書き加え
たものであり、図12は同様の文章をポートレートの縦
書き状態で書き加えたものである。また図13は同様の
文章をランドスケープの縦書き状態で書き加えたもので
あり、図14はポートレートの横書き状態で書き加えた
ものである。
【0005】このようにテキストは例えばプリントアウ
トされる用紙の配置や文字の方向性によって異なって編
集されるのに対して、グラフィックは用紙に対して常に
同一の編集が行われる。
トされる用紙の配置や文字の方向性によって異なって編
集されるのに対して、グラフィックは用紙に対して常に
同一の編集が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ここで1つ
の問題が発生する。今、図15に示すように所定の領域
1が一点鎖線の繰り返しからなるパターン(塗り潰しパ
ターン)2で塗り潰されるものとする。この図で矢印
は、この画情報がビットパターンとして書き込まれたビ
ットマップメモリ3が読み出される方向を表わしたもの
である。このとき、ビットマップメモリ3の座標の原点
は図のように左下に示す黒丸(●)4の位置にあり、ラ
ンドスケープにおける横書き状態である。
の問題が発生する。今、図15に示すように所定の領域
1が一点鎖線の繰り返しからなるパターン(塗り潰しパ
ターン)2で塗り潰されるものとする。この図で矢印
は、この画情報がビットパターンとして書き込まれたビ
ットマップメモリ3が読み出される方向を表わしたもの
である。このとき、ビットマップメモリ3の座標の原点
は図のように左下に示す黒丸(●)4の位置にあり、ラ
ンドスケープにおける横書き状態である。
【0007】これに対して図16はランドスケープにお
ける縦書き状態であり、ビットマップメモリ3の座標の
原点はこの図で右下の黒丸5の位置となる。このように
座標の原点がビットマップメモリ3上で変化するので、
領域1を図15と同一の塗り潰しパターン2で塗り潰す
と、結果的にパターンの方向が90度異なってしまう。
ける縦書き状態であり、ビットマップメモリ3の座標の
原点はこの図で右下の黒丸5の位置となる。このように
座標の原点がビットマップメモリ3上で変化するので、
領域1を図15と同一の塗り潰しパターン2で塗り潰す
と、結果的にパターンの方向が90度異なってしまう。
【0008】このような不都合を防止してグラフィック
について全く同一の画像を表現させる必要から、従来で
は同一の塗り潰しパターンを角度を異ならせて2通り用
意していた。このため、塗り潰しパターンの種類が多く
なると、これらの記憶に必要とされるメモリに大容量を
必要とし、画像編集装置が高価かつ大型化するという問
題があった。
について全く同一の画像を表現させる必要から、従来で
は同一の塗り潰しパターンを角度を異ならせて2通り用
意していた。このため、塗り潰しパターンの種類が多く
なると、これらの記憶に必要とされるメモリに大容量を
必要とし、画像編集装置が高価かつ大型化するという問
題があった。
【0009】そこで本発明では、縦書きから横書きにあ
るいは横書きから縦書きに変更する場合に塗り潰しパタ
ーンを1通り用意すれば足りる画像編集装置を提供する
ことにある。
るいは横書きから縦書きに変更する場合に塗り潰しパタ
ーンを1通り用意すれば足りる画像編集装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、縦書き用お
よび横書き用いずれか一方の塗り潰しパターンを格納す
る格納手段と、画情報を縦長もしくは横長のいずれの方
向にも書き込むことのできるビットマップメモリと、ビ
ットマップメモリに書き込まれる画情報の方向によって
格納手段に格納された塗り潰しパターンを回転させた状
態あるいは非回転状態でビットマップメモリに書き込む
書込制御手段とを画像編集装置に具備させる。
よび横書き用いずれか一方の塗り潰しパターンを格納す
る格納手段と、画情報を縦長もしくは横長のいずれの方
向にも書き込むことのできるビットマップメモリと、ビ
ットマップメモリに書き込まれる画情報の方向によって
格納手段に格納された塗り潰しパターンを回転させた状
態あるいは非回転状態でビットマップメモリに書き込む
書込制御手段とを画像編集装置に具備させる。
【0011】本発明によれば、格納手段に縦書き用およ
び横書き用いずれか一方の塗り潰しパターンを格納して
おき、ビットマップメモリに画情報を縦長に書き込むか
横長に書き込むかによって格納手段に格納された塗り潰
しパターンを回転させた状態あるいは非回転状態で書き
込む。したがって、格納手段に格納する塗り潰しパター
ンを一通り用意するだけで画情報を縦長もしくは横長の
いずれの方向に書き込んでも同一の塗り潰し結果を得る
ことができる。
び横書き用いずれか一方の塗り潰しパターンを格納して
おき、ビットマップメモリに画情報を縦長に書き込むか
横長に書き込むかによって格納手段に格納された塗り潰
しパターンを回転させた状態あるいは非回転状態で書き
込む。したがって、格納手段に格納する塗り潰しパター
ンを一通り用意するだけで画情報を縦長もしくは横長の
いずれの方向に書き込んでも同一の塗り潰し結果を得る
ことができる。
【0012】
【0013】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0014】図2は本発明の一実施例における画像編集
装置として、レーザプリンタを表わしたものである。こ
のレーザプリンタ11は、画像供給部12と記録部13
に大きく分けることができる。画像供給部12と記録部
13は共に電源部14から電源の供給を受けて所定の動
作を行う。このうち、画像供給部12は日本語ワードプ
ロセッサやパーソナルコンピュータから送られてくるコ
ード情報15等を受信し、ビデオ信号を作成する。そし
て記録部13からビデオクロック16や同期信号17の
供給を受けながらビデオ信号18を送出し、記録部13
において記録動作を行わせる。記録動作に伴い、画像供
給部12は記録部13に対してコマンド21を送出し、
記録部13はステータス22を返送する。このようにし
て記録部13で記録画が作成され、記録済み用紙23と
して装置外に排出されることになる。
装置として、レーザプリンタを表わしたものである。こ
のレーザプリンタ11は、画像供給部12と記録部13
に大きく分けることができる。画像供給部12と記録部
13は共に電源部14から電源の供給を受けて所定の動
作を行う。このうち、画像供給部12は日本語ワードプ
ロセッサやパーソナルコンピュータから送られてくるコ
ード情報15等を受信し、ビデオ信号を作成する。そし
て記録部13からビデオクロック16や同期信号17の
供給を受けながらビデオ信号18を送出し、記録部13
において記録動作を行わせる。記録動作に伴い、画像供
給部12は記録部13に対してコマンド21を送出し、
記録部13はステータス22を返送する。このようにし
て記録部13で記録画が作成され、記録済み用紙23と
して装置外に排出されることになる。
【0015】このレーザプリンタ11は操作パネル25
を備えており、オペレータがこのパネル上の各種スイッ
チを操作するとスイッチ操作情報26が画像供給部12
に供給され、所望の制御が行われる。またレーザプリン
タ11の記録に必要な伝達すべき情報は画像供給部12
から操作パネル25に供給され、その表示部に表示され
ることになる。
を備えており、オペレータがこのパネル上の各種スイッ
チを操作するとスイッチ操作情報26が画像供給部12
に供給され、所望の制御が行われる。またレーザプリン
タ11の記録に必要な伝達すべき情報は画像供給部12
から操作パネル25に供給され、その表示部に表示され
ることになる。
【0016】図3はこのようなレーザプリンタの画像供
給部の詳細を表わしたものである。画像供給部12はコ
ントローラ31を備えている。コントローラ31にはC
PU(中央処理装置)32が配置されており、プログラ
ムROM(リード・オンリ・メモリ)33に書き込まれ
たプログラムによって画像編集の作業を行うようになっ
ている。RAM(ランダム・アクセス・メモリ)34、
PIO(パラレル・インプット・アウトプット)35、
DMAC(DMAコントローラ)36がこの制御のため
に用意されている。コントローラ31は画像供給部12
の他の装置と共にCPUバス37に接続されており、デ
ータの転送とアドレスの制御を行う。
給部の詳細を表わしたものである。画像供給部12はコ
ントローラ31を備えている。コントローラ31にはC
PU(中央処理装置)32が配置されており、プログラ
ムROM(リード・オンリ・メモリ)33に書き込まれ
たプログラムによって画像編集の作業を行うようになっ
ている。RAM(ランダム・アクセス・メモリ)34、
PIO(パラレル・インプット・アウトプット)35、
DMAC(DMAコントローラ)36がこの制御のため
に用意されている。コントローラ31は画像供給部12
の他の装置と共にCPUバス37に接続されており、デ
ータの転送とアドレスの制御を行う。
【0017】CPUバス37に接続されている他の装置
としては、ホスト等との通信を行うためのインターフェ
イス部41、操作パネル25とのインターフェイス部4
2、記録部13にビデオ信号を転送する際の同期をとる
ためのインターフェイス部43の各インターフェイス部
が存在する。また文字コードに対応して文字パターンを
発生する文字パターンROM44や、ビットパターンで
画情報の書き込みを行うビットマップメモリ46、この
ビットマップメモリ46に書き込むべきイメージを発生
するイメージハンドラ47および、ビットマップメモリ
46へのアクセスタイミングを制御するためのメモリコ
ントローラ48もCPUバス37に接続されている。
としては、ホスト等との通信を行うためのインターフェ
イス部41、操作パネル25とのインターフェイス部4
2、記録部13にビデオ信号を転送する際の同期をとる
ためのインターフェイス部43の各インターフェイス部
が存在する。また文字コードに対応して文字パターンを
発生する文字パターンROM44や、ビットパターンで
画情報の書き込みを行うビットマップメモリ46、この
ビットマップメモリ46に書き込むべきイメージを発生
するイメージハンドラ47および、ビットマップメモリ
46へのアクセスタイミングを制御するためのメモリコ
ントローラ48もCPUバス37に接続されている。
【0018】図4はこのレーザプリンタの記録部の要部
を表わしたものである。記録部13は感光ドラム51を
使用し、これにレーザビームを照射して静電潜像を形成
し、記録画を作成するようになっている。この過程を次
に説明する。
を表わしたものである。記録部13は感光ドラム51を
使用し、これにレーザビームを照射して静電潜像を形成
し、記録画を作成するようになっている。この過程を次
に説明する。
【0019】まず、レーザ発振器52から発射されたレ
ーザビーム53は、偏光子54によって偏光となり、レ
ーザビーム変調器55に入射される。レーザビーム変調
器55はその入力端子56にビットシリアルなビデオ信
号が供給されており、例えば電気光学効果によってレー
ザビームの偏波面がこれに応じて回転する。レーザビー
ム変調器55の射出側の光路には偏光子57が配置され
ており、いわゆる電気的シャッタとしてレーザビーム5
3の通過が制御されることになる。ビデオ信号の状態に
応じて選択的に通過したレーザビーム58は、モータ5
9によって高速で回転するポリゴンミラー(回転多面
鏡)61に入射し、ミラー面の回転に伴ってその反射方
向を所定の周期で変化させる。反射後のレーザビーム6
2は集光用のレンズ63を通過して感光ドラム51上に
到達する。このとき、レーザビーム62は図で矢印64
方向にスキャンされ、1ラインずつ画像の露光が行われ
ることになる。
ーザビーム53は、偏光子54によって偏光となり、レ
ーザビーム変調器55に入射される。レーザビーム変調
器55はその入力端子56にビットシリアルなビデオ信
号が供給されており、例えば電気光学効果によってレー
ザビームの偏波面がこれに応じて回転する。レーザビー
ム変調器55の射出側の光路には偏光子57が配置され
ており、いわゆる電気的シャッタとしてレーザビーム5
3の通過が制御されることになる。ビデオ信号の状態に
応じて選択的に通過したレーザビーム58は、モータ5
9によって高速で回転するポリゴンミラー(回転多面
鏡)61に入射し、ミラー面の回転に伴ってその反射方
向を所定の周期で変化させる。反射後のレーザビーム6
2は集光用のレンズ63を通過して感光ドラム51上に
到達する。このとき、レーザビーム62は図で矢印64
方向にスキャンされ、1ラインずつ画像の露光が行われ
ることになる。
【0020】感光ドラム51は、静電複写機と同様にそ
の周辺に現像器66やトランスファコロトロン(転写
器)67等を配置している。感光ドラム51の回転軸6
8が図示しない駆動モータによって矢印69方向に定速
で回転されると、図示しないチャージコロトロン(帯電
器)によってドラム表面が均一に帯電され、この面をレ
ーザビームが走査する。これにより光の照射された部位
ではドラム表面の電荷が消失して、静電潜像が形成され
ることになる。形成された静電潜像は、現像器66で現
像され、トナー像が作成される。このトナー像はトラン
スファコロトロン67と感光ドラム51の間を通過する
記録用紙71に転写され、図示しない定着器で定着され
ることになる。
の周辺に現像器66やトランスファコロトロン(転写
器)67等を配置している。感光ドラム51の回転軸6
8が図示しない駆動モータによって矢印69方向に定速
で回転されると、図示しないチャージコロトロン(帯電
器)によってドラム表面が均一に帯電され、この面をレ
ーザビームが走査する。これにより光の照射された部位
ではドラム表面の電荷が消失して、静電潜像が形成され
ることになる。形成された静電潜像は、現像器66で現
像され、トナー像が作成される。このトナー像はトラン
スファコロトロン67と感光ドラム51の間を通過する
記録用紙71に転写され、図示しない定着器で定着され
ることになる。
【0021】図4に示した感光ドラム51の近傍には、
レーザビーム62の走査される領域のほぼ両端に対応す
る位置にそれぞれセンサ74、75が配置されている。
一方のセンサ74は感光ドラム51上における画情報の
走査開始位置を決定するための検出器であり、他方のセ
ンサ75は走査の終了を検出するための検出器である。
これらのセンサ74、75によってレーザビーム変調器
55に加えられるビデオ信号の転送タイミングが制御さ
れることになる。
レーザビーム62の走査される領域のほぼ両端に対応す
る位置にそれぞれセンサ74、75が配置されている。
一方のセンサ74は感光ドラム51上における画情報の
走査開始位置を決定するための検出器であり、他方のセ
ンサ75は走査の終了を検出するための検出器である。
これらのセンサ74、75によってレーザビーム変調器
55に加えられるビデオ信号の転送タイミングが制御さ
れることになる。
【0022】ところで図1は、本実施例の画像編集装置
の要部を表わしたものである。画像編集装置は前記した
ようにイメージハンドラ47でイメージを発生させ、こ
れをビットマップメモリ46に書き込むようになってい
る。前記したメモリコントローラ48(図3)はレジス
タ81を内蔵しており、イメージハンドラ47はこれを
参照して塗り潰しパターンの回転の必要性の有無を判別
する。そして回転が必要なときにはRAM34に回転さ
れた塗り潰しパターンを登録し、これを用いてビットマ
ップメモリ46への書き込みを行う。
の要部を表わしたものである。画像編集装置は前記した
ようにイメージハンドラ47でイメージを発生させ、こ
れをビットマップメモリ46に書き込むようになってい
る。前記したメモリコントローラ48(図3)はレジス
タ81を内蔵しており、イメージハンドラ47はこれを
参照して塗り潰しパターンの回転の必要性の有無を判別
する。そして回転が必要なときにはRAM34に回転さ
れた塗り潰しパターンを登録し、これを用いてビットマ
ップメモリ46への書き込みを行う。
【0023】RAM34に一度登録された塗り潰しパタ
ーンは、これが消去されない限り繰り返し使用すること
ができる。すなわち、イメージハンドラ47はRAM3
4の塗り潰しパターンを直接読み出して、所定の領域を
塗り潰すことができる。
ーンは、これが消去されない限り繰り返し使用すること
ができる。すなわち、イメージハンドラ47はRAM3
4の塗り潰しパターンを直接読み出して、所定の領域を
塗り潰すことができる。
【0024】RAM34に90度回転した塗り潰しパタ
ーンを作成する方法は、パターンの回転について通常行
われている方法をとることができる。例えば塗り潰しパ
ターンが16×16のドットで構成されている場合に
は、文字パターンROM44からこのパターンの1行分
のデータをパラレルに読み出し、これをRAM34に割
り当てられた16×16ドット分の塗り潰しパターン記
憶領域の1列分のデータとして記憶し、この作業を行単
位で最後の行まで実行すればよい。
ーンを作成する方法は、パターンの回転について通常行
われている方法をとることができる。例えば塗り潰しパ
ターンが16×16のドットで構成されている場合に
は、文字パターンROM44からこのパターンの1行分
のデータをパラレルに読み出し、これをRAM34に割
り当てられた16×16ドット分の塗り潰しパターン記
憶領域の1列分のデータとして記憶し、この作業を行単
位で最後の行まで実行すればよい。
【0025】図5は塗り潰しパターンで所定の閉領域を
塗り潰す作業の一般的な流れを表わしたものである。イ
メージハンドラ47はレジスタ81の内容を見て、レー
ザプリンタが画情報の塗り潰しを行うかどうかの判別を
行う(ステップ)。塗り潰しを行わないときには
(N)、パターンの塗り潰し以外の作業が実行される
(ステップ)。
塗り潰す作業の一般的な流れを表わしたものである。イ
メージハンドラ47はレジスタ81の内容を見て、レー
ザプリンタが画情報の塗り潰しを行うかどうかの判別を
行う(ステップ)。塗り潰しを行わないときには
(N)、パターンの塗り潰し以外の作業が実行される
(ステップ)。
【0026】パターンの塗り潰しを行う場合には
(Y)、記録された用紙を縦長で出力するのか横長で出
力するのかの判別が行われる(ステップ)。図6およ
び図7で了解されるように、ランドスケープで横書きの
状態とポートレートで縦書きの状態のとき、記録済み用
紙23は横長で出力される。また図8および図9で了解
されるようにランドスケープで縦書きの状態とポートレ
ートで横書きの状態では、記録済み用紙23は縦長で出
力される。従ってレーザプリンタの文字パターンROM
44に塗り潰しパターンとして横書き用のパターンが用
意されていた場合には、縦書き時に塗り潰しパターンを
90度回転させなければならない。
(Y)、記録された用紙を縦長で出力するのか横長で出
力するのかの判別が行われる(ステップ)。図6およ
び図7で了解されるように、ランドスケープで横書きの
状態とポートレートで縦書きの状態のとき、記録済み用
紙23は横長で出力される。また図8および図9で了解
されるようにランドスケープで縦書きの状態とポートレ
ートで横書きの状態では、記録済み用紙23は縦長で出
力される。従ってレーザプリンタの文字パターンROM
44に塗り潰しパターンとして横書き用のパターンが用
意されていた場合には、縦書き時に塗り潰しパターンを
90度回転させなければならない。
【0027】従って、横長でプリントアウトされる場合
には回転していない塗り潰しパターンが選択され(ステ
ップ)、これを用いて指定された閉領域の塗り潰しが
行われる(ステップ)。この閉領域は矩形領域に限ら
ず、グラフィックで指定された領域も当然対象とするも
のである。
には回転していない塗り潰しパターンが選択され(ステ
ップ)、これを用いて指定された閉領域の塗り潰しが
行われる(ステップ)。この閉領域は矩形領域に限ら
ず、グラフィックで指定された領域も当然対象とするも
のである。
【0028】これに対して記録済み用紙23が縦長で出
力される場合には、該当する塗り潰しパターンがすでに
回転したパターンとして登録されているかどうかの判別
が行われる(ステップ)。RAM34に回転した塗り
潰しパターンが登録されていない場合には(N)、前記
したようにして塗り潰しパターンの回転が行われる(ス
テップ)。そしてこの回転された塗り潰しパターンを
用いて、指定の閉領域の塗り潰し作業が行われる(ステ
ップ)。すでにRAM34に回転済みの塗り潰しパタ
ーンが登録されていた場合には(ステップ;Y)、こ
れを用いて指定の閉領域の塗り潰し作業が行われる(ス
テップ)。
力される場合には、該当する塗り潰しパターンがすでに
回転したパターンとして登録されているかどうかの判別
が行われる(ステップ)。RAM34に回転した塗り
潰しパターンが登録されていない場合には(N)、前記
したようにして塗り潰しパターンの回転が行われる(ス
テップ)。そしてこの回転された塗り潰しパターンを
用いて、指定の閉領域の塗り潰し作業が行われる(ステ
ップ)。すでにRAM34に回転済みの塗り潰しパタ
ーンが登録されていた場合には(ステップ;Y)、こ
れを用いて指定の閉領域の塗り潰し作業が行われる(ス
テップ)。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ビ
ットマップメモリに書き込まれる画情報の方向によって
格納手段に格納された塗り潰しパターンを回転させた状
態あるいは非回転状態でビットマップメモリに書き込む
ことにしたので、用紙の向きを変えずに全ての記録方法
に対応することができるという効果がある。
ットマップメモリに書き込まれる画情報の方向によって
格納手段に格納された塗り潰しパターンを回転させた状
態あるいは非回転状態でビットマップメモリに書き込む
ことにしたので、用紙の向きを変えずに全ての記録方法
に対応することができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例における画像編集装置として
のレーザプリンタの要部を示すブロック図である。
のレーザプリンタの要部を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例における画像編集装置の概要
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】本実施例における画像供給部のブロック図であ
る。
る。
【図4】本実施例における記録部の概略構成図である。
【図5】本実施例でパターンの塗り潰しを行う場合の作
業の流れを表わした流れ図である。
業の流れを表わした流れ図である。
【図6】ランドスケープ横書きにおけるプリントアウト
の状態を示す平面図である。
の状態を示す平面図である。
【図7】ポートレート縦書きにおけるプリントアウトの
状態を示す平面図である。
状態を示す平面図である。
【図8】ランドスケープ縦書きにおけるプリントアウト
の状態を示す平面図である。
の状態を示す平面図である。
【図9】ポートレート横書きにおけるプリントアウトの
状態を示す平面図である。
状態を示す平面図である。
【図10】グラフィックの存在する編集領域を示す説明
図である。
図である。
【図11】図10に示した編集領域にテキストをランド
スケープの横書きの状態で加えた例を示す説明図であ
る。
スケープの横書きの状態で加えた例を示す説明図であ
る。
【図12】図10に示した編集領域にテキストをポート
レートの縦書きの状態で加えた例を示す平面図である。
レートの縦書きの状態で加えた例を示す平面図である。
【図13】図10に示した編集領域にテキストをランド
スケープの縦書きの状態で加えた例を示す説明図であ
る。
スケープの縦書きの状態で加えた例を示す説明図であ
る。
【図14】図10に示した編集領域にテキストをポート
レートの横書きの状態で加えた例を示す説明図である。
レートの横書きの状態で加えた例を示す説明図である。
【図15】ランドスケープの横書きの状態で所定の塗り
潰しパターンが塗り潰された例を示す説明図である。
潰しパターンが塗り潰された例を示す説明図である。
【図16】ランドスケープの縦書きの状態でこの塗り潰
しパターンの方向性を変えずに塗り潰しを行った場合を
示す説明図である。
しパターンの方向性を変えずに塗り潰しを行った場合を
示す説明図である。
2……塗り潰しパターン、11……レーザプリンタ、1
2……画像供給部、32……CPU、33……プログラ
ムROM、34……RAM、44……文字パターンRO
M、46……ビットマップメモリ、47……イメージハ
ンドラ、48……メモリコントローラ、81……レジス
タ。
2……画像供給部、32……CPU、33……プログラ
ムROM、34……RAM、44……文字パターンRO
M、46……ビットマップメモリ、47……イメージハ
ンドラ、48……メモリコントローラ、81……レジス
タ。
Claims (1)
- 【請求項1】 縦書き用および横書き用いずれか一方の
塗り潰しパターンを格納する格納手段と、 画情報を縦長もしくは横長のいずれの方向にも書き込む
ことのできるビットマップメモリと、 このビットマップメモリに書き込まれる前記画情報の方
向によって前記格納手段に格納された前記塗り潰しパタ
ーンを回転させた状態あるいは非回転状態で前記ビット
マップメモリに書き込む書込制御手段とを具備すること
を特徴とする画像編集装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10311627A JP3039537B2 (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | 画像編集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10311627A JP3039537B2 (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | 画像編集装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61185039A Division JPH0816934B2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 | 画像編集装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11243485A true JPH11243485A (ja) | 1999-09-07 |
JP3039537B2 JP3039537B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=18019547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10311627A Expired - Lifetime JP3039537B2 (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | 画像編集装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3039537B2 (ja) |
-
1998
- 1998-11-02 JP JP10311627A patent/JP3039537B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3039537B2 (ja) | 2000-05-08 |
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