JPH11243130A - 薄板材状態検出装置および薄板材の状態検出方法 - Google Patents

薄板材状態検出装置および薄板材の状態検出方法

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JPH11243130A
JPH11243130A JP4530798A JP4530798A JPH11243130A JP H11243130 A JPH11243130 A JP H11243130A JP 4530798 A JP4530798 A JP 4530798A JP 4530798 A JP4530798 A JP 4530798A JP H11243130 A JPH11243130 A JP H11243130A
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JP
Japan
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thin plate
state
plate material
detecting device
unit
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JP4530798A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Teramoto
浩志 寺本
Yutaka Kato
豊 加藤
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構成の簡単化と検査時間の短時間化が図れ、し
かも、設置場所に限定がない薄板材状態検出装置の提
供。 【解決手段】照明部3A,3Bによって、薄板材B1〜n
の面と交わる平面に沿った線状光EL,ERを薄板材B
1〜nの端部に照射し、各薄板材B1〜nで反射した反射光
像PL,PRを撮像手段を構成する画像撮像部4で撮像
し、その撮像結果に基づいて、検査手段を構成する画像
メモリ21,画像処理部22、全体制御部23が、薄板
材Bの状態を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ等の
薄板材の有無、配列状態等を検出する薄板材状態検出装
置および状態検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、所定間隔を開けて並列状態に
収納された半導体ウエハ等の薄板材の状態を検出する装
置として、特開平5−90389号にその例が示される
ものものがある。この薄板材状態検出装置は、収納され
ている薄板材を挟んでその一端側に発光素子を、他端側
に受光素子をそれぞれ配置した光電センサから構成され
ている。そして、発光素子から受光素子に向けて照射し
た検査光が薄板材によりどのように遮断されるかを受光
素子の受光結果から検出することで、薄板材の有無およ
びその配列状態を検査するようになっている。
【0003】さらには、薄板材は、通常、複数枚(半導
体ウエハの場合では、昨今、最大25枚程度を収納単位
にして一つの収納カセット内に収納している)を収納し
ている。そのため、このような複数枚の薄板材の検査を
行うために従来では、次に説明する第1ないし第2の構
成を採用していた。第1の構成は、単一もしくは隣接す
る一対の薄板材に対応して一組の光電センサを配置する
ことで、全体として複数組の光電センサを設置する構成
である。第2の構成は、一組ないしは少数組の光電セン
サを、薄板材の面と直交する方向に沿って搬送させなが
ら検査を行うことで、複数枚の薄板材を検査する構成で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された従来例には、次のような課題があった。
すなわち、第1の構成を備えた従来例には、多数組の光
電センサが必要となり、製造コストが増大するという課
題があるうえに、検査装置の大きさも大きくなり、広い
収納場所を必要とするうえに取り回しも困難になる、と
いう課題があった。
【0005】また、第2の構成を備えた従来例には、光
電センサの数を必要最小限に抑えることができるもの
の、光電センサの搬送機構が複雑化して、その分、製造
コストの上昇および装置の大型化を招くという課題があ
るうえ、光電センサの搬送が終わるまで検査が終了しな
いため、検査時間が長時間化する、という課題があっ
た。さらには、搬送機構に必要となる可動部分には、そ
の構造上、微細なゴミの発生を避けることが困難である
という特徴があるが、特に検査対象が半導体ウエハであ
る場合には、半導体ウエハが微細なゴミを極端に嫌うた
めに、ゴミの発生を避けられないこのような構成(光電
センサを搬送する構成)は採用しにくいという課題があ
った。
【0006】したがって、本発明においては、構成の簡
単化と検査時間の短時間化が図れ、しかも、設置場所に
限定がない薄板材状態検出装置および状態検出方法の提
供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のような手
段によって、上述した課題を解決している。
【0008】本発明の請求項1に記載の発明は、所定間
隔を開けて並列状態に収納された薄板材の状態を検出す
る薄板材状態検出装置であって、薄板材の面と交わる平
面に沿った線状光を薄板材の端部に照射する照射手段
と、前記照射手段により照射されて薄板材の端部で反射
した反射光像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段の撮
像結果に基づいて薄板材の状態を検出する検査手段と、
を備えることに特徴がある。これにより、本発明は次の
ような作用を有する。すなわち、照射手段が照射する線
状光は全ての薄板材に照射されることになるので、撮像
手段で撮像した反射光像には、全ての薄板材からの反射
光が輝点として撮像されることになる。そのため、撮像
手段の撮像結果を分析すれば、全ての薄板材の状態検出
(例えば薄板材の有無の検出)を行うことができる。こ
のように、本発明では、単一の照射手段と単一の撮像手
段とで薄板材の状態を検出することができるので、その
構成は簡単になるうえ、検査時間も短時間で済む。しか
も、装置内に可動部分が存在しないので、装置から微細
ゴミがほとんと発生しない。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に係る薄板材状態検出装置であって、前記照射手段
は、薄板材の面と直交する平面に沿った線状光を薄板材
に照射するものであることに特徴がある。これにより、
本発明は次のような作用を有する。すなわち、線状光
は、各薄板材に対してその面方向の同一位置に照射され
ることになるので、薄板材の反射光は同一方向に反射さ
れることになる。そのため、反射光像中にある各輝点
(各薄板材に対応している)も、薄板材の面と直交する
方向に沿って規則的に配列することになり、撮像結果か
ら薄板材の状態を検出しやすくなる。さらには、薄板材
の反射光が同一方向に反射されることになるので、全て
の薄板材からの反射光像を撮像手段により採取しやすく
なる。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または2に係る薄板材状態検出装置であって、前記照
射手段は、互いに交差しない複数の線状光を薄板材に照
射するものであることに特徴がある。これにより本発明
は次のような作用を有する。すなわち、検査手段におい
て、異なる線状光から得られる反射光像の間で輝点の位
置を比較することにより、各薄板材の配列状態を把握す
ることができる。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1ないし3のいずれかに係る薄板材状態検出装置であっ
て、前記照射手段は、波長の異なる複数の光からなる線
状光を薄板材に照射するものであることに特徴がある。
これにより本発明は次のような作用を有する。すなわ
ち、薄板材の表面の積層状態等によっては薄板材からの
反射光中に干渉が生じて反射光の信号レベルが時系列に
沿って波打つように変化する場合がある。これに対して
本発明が有する照射手段をLED等のほぼ単一の波長光
を発生させるものから構成した場合において、干渉によ
り信号レベルが低い状態になった時に撮像を行うと、撮
像した反射光像が不明瞭になり、検査が不確実になる恐
れがある。このような干渉現象は波長によりその発生状
態(発生周期等)が異なり、複数の波長を照射した場合
では、各波長光の信号レベルが同一タイミングで低下す
るとは限らず、一方の波長光で信号レベルが低下したと
しても、いずれか他方の波長光では有る程度の信号レベ
ルを維持している。そこで、本発明では、線状光を波長
の異なる複数の光から構成することで、上述した干渉の
影響を排除している。
【0012】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1ないし4のいずれかに係る薄板材状態検出装置であっ
て、前記照射手段と前記撮像手段とを薄板材の面と平行
で、かつ当該薄板材状態検出装置と薄板材との対向方向
に対して直交する方向に沿って互いに離間して配置する
ことに特徴がある。これにより本発明は次のような作用
を有する。すなわち、薄板材より奥側(薄板材を挟んで
照射手段や撮像手段と対向する側)に反射体が配置され
た場合には、撮像手段で撮像した反射光像中には、薄板
材の反射光からなる輝点だけではなく、前記反射体の反
射光からなる輝点も含まれる可能性がある。これに対し
て、本発明では、前記照射手段と前記撮像手段とを薄板
材の面と平行でかつ当該薄板材状態検出装置と薄板材と
の対向方向に対して直交する方向に沿って互いに離間し
て配置しているために、撮像手段の撮像結果中におい
て、薄板材の反射光による輝点と、前記反射物の反射光
による輝点とが薄板材の面方向に沿って分離されて撮像
されやすくなるために、これら輝点が互いに重なりにく
くなり、薄板材の状態の誤検出は生じにくくなる。
【0013】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1ないし5のいずれかに係る薄板材状態検出装置であっ
て、前記照射手段および前記撮像手段を、薄板材の面と
直交する方向に沿って薄板材より外側に配置することに
特徴がある。これにより本発明は次のような作用を有す
る。すなわち、照射手段および撮像手段は、薄板材の前
方(ここから薄板材がその面方向に沿って出し入れされ
る)に配置するのが適当である。しかしながら、薄板材
の前方では、薄板材の搬入搬出等の作業を行う空間を確
保する必要がある。そこで、本発明では、照射手段およ
び前記撮像手段を、薄板材の面と直交する方向に沿って
薄板材端部より外側に配置することで、上記作業空間を
確保することができる。
【0014】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1ないし6のいずれかに係る薄板材状態検出装置であっ
て、前記検査手段は、照明手段点灯時における撮像手段
の撮像結果から照明手段消灯時における撮像手段の撮像
結果を差分した結果に基づいて薄板材を検査するもので
あることに特徴がある。これにより本発明は次のような
作用を有する。すなわち、照明手段点灯時における撮像
手段の撮像結果から照明手段消灯時における撮像手段の
撮像結果を差分した結果に基づいて薄板材を検査するこ
とにより、外乱光の影響を排除することが可能となる。
【0015】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
1ないし7のいずれかに係る薄板材状態検出装置であっ
て、前記検査手段は、撮像手段が撮像した複数の撮像結
果を累積加算した結果に基づいて薄板材を検査するもの
であることに特徴があり、これにより次のような作用を
有する。すなわち、撮像手段が撮像した複数の撮像結果
を累積加算した結果に基づいて薄板材を検査することに
より、撮像結果中に含まれるノイズ成分を除去すること
が可能となる。
【0016】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
1ないし8のいずれかに係る薄板材状態検出装置であっ
て、前記検査手段の検査結果を出力する検査結果出力手
段を更に備えることに特徴を有する。これにより本発明
は次のような作用を有する。すなわち、検査結果を正確
に外部に伝達できるようになる。
【0017】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項1ないし9のいずれかに係る薄板材状態検出装置であ
って、薄板材の特徴点のモデルを予め記憶しておくとと
もに、実際に撮像した反射光像から薄板材の特徴点を作
成し、記憶している特徴点のモデルと実際の特徴点との
間の差に応じた結果を出力する照射方向報知手段を更に
備えることに特徴を有する。これにより本発明は次のよ
うな作用を有する。すなわち、この薄板材状態検出装置
においては、特に薄板材の配列状態を正確に検出するた
めには、線状光の向きの正確さが問題となる。そこで、
本発明では、照射方向報知手段の出力、すなわち、薄板
材の特徴点のモデルを予め記憶しておいた薄板材の特徴
点(例えば、位置情報)と、実際に撮像した反射光像か
ら作成した薄板材の特徴点との間の差に応じた結果をみ
れば、現在の線状光の向きを正確に把握することができ
る。そこで、把握した現在の線状光の向きに基づいて線
状光の向き、すなわち、照射手段の向きを修正すること
で、線状光を所定の向きに正確に合致させることができ
るようになる。
【0018】本発明の請求項11に記載の発明は、所定
間隔を開けた並列状態で収納された薄板材の状態を検出
する薄板材の状態検出方法であって、薄板材の面と交わ
る平面に沿った線状光を薄板材に照射したうえで、薄板
材で反射した反射光像を撮像し、その撮像結果に基づい
て薄板材の状態を検出することに特徴があり、これによ
り、本発明は請求項1と同様の作用を有する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して詳細に説明する。
【0020】図1は、本実施の形態の半導体ウエハ(薄
板材)の状態検出装置の外観斜視図であり、図2はその
側面図であり、図3は状態検出装置を構成する操作部の
平面図であり、図4は状態検出装置の機能ブロック図で
ある。この半導体ウエハ状態検出装置1は、収納カセッ
トAに互いに平行な並列状態で収納された複数の半導体
ウエハB1〜n(n:半導体ウエハBの収納枚数)の有無
およびその配列状態を検査する装置である。各半導体ウ
エハB1〜nは、そのの直径が現在では300mm程度で
あって、収納カセットAの内面の両側にある載置溝Gに
ウエハの端部を載置することで、収納カセットAの所定
位置に水平に収納されるようになっている。
【0021】なお、図面では、半導体ウエハB1〜nは横
向き(水平)並列状態で収納カセットAに収納した状態
になっており、以下の説明では、この状態を基準にして
説明を行うが、半導体ウエハB1〜nを縦向き並列状態で
収納カセットAに収納する等、他の向きに半導体ウエハ
1〜nを収納する収納カセットにおいても本発明を実施
できるのはいうまでもない。
【0022】半導体ウエハ状態検出装置1は、収納カセ
ットAの前端にある開放口C(半導体ウエハAの搬入出
を行っている)より前方側の上方に配置されている。こ
れは、次のような理由によっている。収納カセットAの
前方には、半導体ウエハBの搬入搬出等の作業(通常、
ロボット等の自動装置により行う)を行う作業空間Qを
確保する必要がある。そこで、この半導体ウエハ状態検
出装置1では、装置を半導体ウエハBの面と直交する方
向に沿って半導体ウエハB1〜nの端部より外側に配置す
ることで、作業空間Qを確保している。
【0023】半導体ウエハ状態検出装置1は半導体ウエ
ハB1〜nの直径と同程度の長さを有する本体部2と、本
体部2の両端にそれぞれ取り付けられた照明部3A,3
Bとを有している。本体部2は、その長手方向を半導体
ウエハB1〜nの面方向に対して平行に配置されており、
その長手方向中央部には、CCDカメラ等から構成され
た画像撮像部4が設けられている。画像撮像部4は収納
カセットA内の半導体ウエハB1〜nを撮像可能に設置さ
れている。また、本体部2の上面には、半導体ウエハ状
態検出装置1の各種操作を行う操作部5が設けられてい
る。
【0024】各照明部3A,3Bは、収納カセットA内
の半導体ウエハB1〜nの面と直交する平面に沿った線状
光EL,ERを照射するものであって、半導体ウエハB
1〜nの面と直交する平面に沿って配列されたLED群6
と、LED群6の照射前方に配置されたシリンドリカル
レンズ7とを備えている。LED群6から照射される光
を、シリンドリカルレンズ7によって絞って線状光
L,ERにして半導体ウエハB1〜nの端部に向けて照射
するようになっている。
【0025】操作部5は、13枚入りカセットと25枚
入りカセットとを選択するカセット選択スイッチ10
と、後述するティーチングモード(TEACH)とウエ
ハ検査モード(RUN)とを切り替える操作モード切換
スイッチ11と、後述するティーチング動作の開始を入
力するトリガーボタン12と、ウエハ有無表示灯13
と、ウエハ有無表示灯13の出力範囲を選択するセレク
トボタン14a,4bと、セレクトボタン14a,14
bにより選択されたウエハ有無表示灯13の出力範囲を
表示する出力範囲表示灯15と、エラー表示灯16と、
電源表示灯17とを備えている。
【0026】次に、この半導体ウエハ状態検出装置1の
機能ブロックの構成を説明する。この半導体ウエハ状態
検出装置1は、照明部3A,3Bと、画像撮像部4と、
照明部3A,3Bを制御する照明制御部20と、画像撮
像部4で撮像された画像を記憶する画像メモリ21と、
画像メモリ21に記憶された画像データを画像処理する
画像処理部22と、照明制御部20および画像処理部2
2を制御する全体制御部23と、ウエハ有無表示灯1
3,エラー表示灯16,電源表示灯17等からなる表示
部24と、I/Oポート25とを備えている。
【0027】このように構成された半導体ウエハ状態検
出装置1がベースDに装着されて、収納カセットAの開
放口Cをその前方の上方から臨んでいる。そして、半導
体ウエハ状態検出装置1は、図示しない微調整装置によ
り、ベースDに対してその取り付け位置(高さ位置、左
右位置、角度位置)を微調整可能に取り付けられてい
る。
【0028】なお、本実施の形態では、照明部3A,3
B,照明制御部20、および全体制御部23から照射手
段が構成され、画像撮像部4から撮像手段が構成され、
画像メモリ21,画像処理部22、および全体制御部2
3から検査手段が構成され、表示部24から検査結果出
力手段が構成され、画像メモリ21,画像処理部22,
全体制御部23、および表示部24から照明方向報知手
段が構成されている。
【0029】次に、この半導体ウエハ状態検出装置1に
よる半導体ウエハBの検査操作を図5のフローチャー
ト、図6,図7の撮像結果の模式図を参照して説明す
る。まず、照明部3A,3Bが照射する線状光EL,ER
が収納カセットA内の半導体ウエハB1〜n(n:半導体
ウエハBの収納枚数)の面に対して直交する平面に沿う
ように、ベースDに対する半導体ウエハ状態検出装置1
の取り付け位置を図示しない微調整機構により微調整す
る。取り付け位置の微調整方法については後述する。
【0030】このような初期取り付け微調整を行ったの
ち、半導体ウエハB1〜nの状態検出を行う際に、まず、
操作モード切り替えスイッチ11をRUN(状態検出
側)に切り替え操作したうえで、トリガースイッチ12
をオン操作する。すると、このような操作を、I/Oポ
ート25を介して全体制御部23が検知して、照明制御
部20に対して一方の照明部3Aのみの点灯を指示す
る。照明制御部20は指示内容に基づいて一方の照明部
3A(この例では、図1中、左側)のみを点灯する。す
ると、照明部3Aから照射された線状光ELは、収納カ
セットA内の各半導体ウエハB1〜nの中央部(状態検出
装置1からみた半導体ウエハBの面方向中央部)よりや
や左側のウエハ端面で反射されたのち、その反射光像P
Lが画像撮像部4で撮像される(ステップ51)。この
とき、撮像された反射光像PLの中には、線状光ELが各
半導体ウエハB1〜nの端面で反射することで形成される
輝点FL(1〜n)が存在している。 画像撮像部4で撮像された反射光像PLは、画像メモリ
21に記憶される。画像処理部22および全体制御部2
3では、画像メモリ21に記憶された反射光像PLに基
づいて、次のようにして半導体ウエハB1〜nの状態検出
を行う。すなわち、反射光像PL中において、y方向
(反射光像PL中において、半導体ウエハB1〜nの面と
直交する方向)に沿って輝点FL(1〜n)上を通る3本の
走査ラインHL1,HL2,HL3を設定して、これら走査ラ
インHL1,HL2,HL3上における輝度レベルBrの変化
BrL1,BrL2,BrL3を測定する。測定した輝度
レベル変化BrL1,BrL2,BrL3の例を図6
(b)〜(d)に示す。このようにして測定した輝度レ
ベル変化BrL1,BrL2,BrL3に対して画像処理
部22においてさらに平均化処理[BrLa=(BrL
+BrL2+BrL3)/3]を行って、平均輝度レベル
変化BrLaのデータ(図6(e)参照)を作成し、さ
らに作成した平均輝度レベル変化BrLaの極大点Br
Lmax(1〜n)を抽出してその位置yL(1〜n)をそれぞれプ
ロットして記憶する。(ステップ52)このような平均
処理を施すことにより、輝度レベル変化BrL1〜3のう
ちのひとつないし2つに何らかの不具合が生じた場合で
も、平均輝度レベル変化BrLa中の各極大点Br
Lmax(1〜n)を若干レベルを低下させるだけで存在させる
ことができ、極大点Brmax(1〜n)が存在しなくなる、
という不都合を回避させることができる。
【0031】一方、画像処理部22もしくは全体制御部
23にはスロットαL(1〜n)が予め記憶されている。ス
ロットα(1〜n)は次のようにして設定されている。すな
わち、半導体ウエハB1〜nが正確に収納カセットAに収
納されている場合において、輝度レベル変化BrLa中
において極大点BrLmax(1〜n)が反射光像PL中で存在
を許容されるy方向の許容範囲をスロットαL(1〜n)
する。(図6(f)参照) つまり、スロットα
L(1〜n)は、各半導体ウエハB1〜nが収納カセットA中
において存在を許容される各ウエハ面の垂線方向の許容
範囲を意味している。
【0032】全体制御部23ないし画像処理部22にお
いては、測定した各極大点BrLmax(1〜n)と各スロット
αL(1〜n)とを比較して両者を対応付けする。(ステッ
プ53) そして、極大点BrLmax(1〜n)のうちのいず
れかが対応するスロットαL(1〜n)外に存在する(位置
L(1〜n)のうちのいずれかが対応するスロットα
L(1〜n)の範囲外に存在する)場合には、そのスロット
αL(1〜n)に対して半導体ウエハB1〜nが所定の収納状
態で収納されていないエラー状態であると判断する。一
方、すべての極大点BrLmax(1〜n)が対応するスロット
αL(1〜n)内に存在する場合には、すべての半導体ウエ
ハB1〜nが所定の収納状態で収納されていると判断す
る。(ステップ54) ステップ54において、エラー状態だと判断すると、全
体制御部23は、表示部24を構成するエラー表示灯1
6およびエラー状態となったスロットαL(1〜n)に対応
するウエハ有無表示灯13に対して点灯指示を出力す
る。そのため、エラー表示灯16および対応するウエハ
有無表示灯13が点灯する。操作者は、エラー表示灯1
6の点灯を確認すると、収納カセットA内のどの収納位
置の半導体ウエハBに収納異常が発生したかを、ウエハ
有無表示灯13の点灯状態を目視することで確認する。
その際、セレクトボタン14a,14bを操作して、ウ
エハ有無表示灯13の出力範囲を選択しつつ、すべての
収納位置における収納異常の有無を確認する。セレクト
ボタン14a,14bの操作により選択されるウエハ有
無表示灯13の出力範囲は、出力範囲表示灯15を目視
することで確認できる。
【0033】なお、半導体ウエハBが上記所定位置に収
納されない理由としては、半導体ウエハB1〜nが収納カ
セットAの載置溝Gに対して平行ではなく斜めに挿入さ
れて収納されているために、収納カセットAの複数の収
納領域に対して単一の半導体ウエハBしか収納されてい
ないことが考えられる。上記ステップ54で判断可能な
収納不良は、半導体ウエハB1〜nが載置溝Gに対して1
段だけ互い違いに斜め差しされた場合である。
【0034】もし、半導体ウエハB1〜nが載置溝Gに対
して複数段(通常は2段程度)にわたって互い違いに斜
め差しされた場合には、ウエハ右側の位置ずれとウエハ
左側の位置ずれとが互いに相殺し合うために、極大点B
Lmax(1〜n)が得られる半導体ウエハB1〜nの面方向の
ほぼ中央部では、y方向(ウエハ面の垂線方向)に沿っ
た半導体ウエハB1〜nの位置ずれは微小なものとなる。
したがって、上記ステップ54の判断では、半導体ウエ
ハB1〜nの収納異常を検出できない場合が生じる。この
ような半導体ウエハB1〜nの収納異常は後述する検出操
作(ステップ59〜ステップ61)で検出する。
【0035】次に、全体制御部23は、照明制御部20
に対して一方の照明部3A(左側)の消灯を指示すると
ともに、他方の照明部3B(右側)の点灯を指示する。
照明制御部20は指示内容に基づいて一方の照明部3A
を消灯するとともに、他方の照明部3Bを点灯する。す
ると、照明部3Bから照射された線状光ERは収納カセ
ットA内の各半導体ウエハB1〜nの中央部(状態検出装
置1からみた半導体ウエハBの面方向中央部)よりやや
右側のウエハ端面で反射されたのち、その反射光像PR
が画像撮像部4で撮像される(ステップ55)。このと
き、撮像された反射光像PRの中には、線状光ERが各半
導体ウエハB1〜nの端面で反射することで形成される輝
点FR(1〜n)が存在している。 画像撮像部4で撮像された反射光像PRは、画像メモリ
21に記憶される。画像処理部22では、画像メモリ2
1に記憶された反射光像PRに基づいて、上述した反射
光像PLの場合と同様にして半導体ウエハBの検査を行
う。すなわち、反射光像PR中において、y方向(反射
光像PRの平面内において、半導体ウエハB1〜nの面と
直交する(垂線)方向)に沿って輝点FR(1〜n)上を通
る3本の走査ラインHR1,HR2,HR3を設定して、これ
ら走査ラインHR1,HR2,HR3上における輝度レベルB
rの変化BrR1,BrR2,BrR3を測定する。測定
した輝度レベル変化BrR1,BrR2,BrR3の例を
図7(b)〜(d)に示す。このようにして測定した輝
度レベル変化BrR1,BrR2,BrR3に対して画像
処理部22においてさらに平均化処理[BrRa=(B
R1+BrR2+BrR3)/3]を行って、平均輝度
レベル変化BrRaのデータ(図7(e)参照)を作成
し、作成した平均輝度レベル変化BrRaの極大点Br
Rmax(1〜n)を抽出してその位置yR(1〜n)をそれぞれプ
ロットして記憶する。(ステップ56) この極大点BrRmax(1〜n)や前述した極大点Br
Lmax(1〜n)の検出方法としては、微分フィルタを用いて
検出する方法の他、パターンマッチングにより検出する
方向や閾値による弁別法で検出する方法等がある。
【0036】一方、画像処理部22もしくは全体制御部
23にはスロットαR(1〜n)が予め記憶されている。ス
ロットαR(1〜n)は次のようにして設定されている。す
なわち、半導体ウエハB1〜nが正確に収納カセットAに
収納されている場合において、輝度レベル変化BrR
中において極大点BrRmax(1〜n)が反射光像PR中で存
在を許容されるy方向の許容範囲をスロットαR(1〜n)
とする。(図6(f)参照) このスロットαR(1〜n)
と上述したスロットαL(1〜n)とは、通常同一となる。
【0037】全体制御部23ないし画像処理部22にお
いては、測定した各極大点BrRmax(1〜n)と各スロット
αR(1〜n)とを比較して両者を対応付けする。(ステッ
プ57) そして、極大点BrRmax(1〜n)のうちのいずれかが対応
するスロットαR(1〜n)外に存在する(位置yR(1〜n)
うちのいずれかが対応するスロットαR(1〜n)の範囲外
に存在する)場合には、そのスロットαR(1〜n)に対し
て半導体ウエハB1〜nが所定の収納状態で収納されてい
ないエラー状態であると判断する。一方、すべての極大
点BrRmax(1〜n)が対応するスロットαR(1〜n)内に存
在する場合には、すべての半導体ウエハB1〜nが所定の
収納状態で収納されていると判断する。(ステップ5
8) ステップ58において、エラー状態だと判断すると、全
体制御部23は、表示部24を構成するエラー表示灯1
6、およびエラー状態と判断した半導体ウエハB1〜n
対応するウエハ有無表示灯13に対して点灯指示を出力
して、エラー表示灯16およびウエハ有無表示灯13を
点灯させる。エラー表示灯16およびウエハ有無表示灯
13の点灯以後のエラー報知操作は、前述した通りであ
る。
【0038】なお、図6,図7においては、図示の都合
上、輝点FL(1〜n),FR(1〜n)を実際より大きく描写し
ており、さらには、走査ラインHL1〜3,HR1〜3の離間
間隔を実際より広くしている。
【0039】このようにして、片方ずつ照明部3A,3
Bを点灯した状態で半導体ウエハB1〜nの検査を行っ
て、両検査において収納異常が検出されなかった場合に
は、今度は、両検査の結果を次のようにして比較するこ
とで、半導体ウエハBが載置溝Gに対して複数段(通常
は2段程度)にわたって互い違いに斜めに挿入配置され
ているか否かを画像処理部22および全体制御部23に
おいて検査する。
【0040】まず、y方向の同一位置にあるスロットα
L(m),スロットαR(m)(m:0<m<nとなる任意の自
然数)において、極大点BrLmax(m),BrRmax(m)の有
無の検出結果が同じであるかどうか(有無の検出結果が
互い違いでないかどうか)を検査する。そして、対応す
る全てのスロットαL(1〜n),αR(1〜n)において、有無
の検出結果が同一でない場合には、全体制御部23は表
示部24を構成するエラー表示灯16および有無の検出
結果の異なるスロットαL(m),αR(m)に対応するウエハ
有無表示灯13に対して点灯指示を出力して、エラー表
示灯16およびウエハ有無表示灯13を点灯させる。エ
ラー表示灯16,ウエハ有無表示灯13の点灯以後のエ
ラー報知操作は、前述した通りである。(ステップ5
9) ステップ59の操作により、左右の両検査結果の間で検
査結果に何らかの原因で相違が生じている場合を排除す
る。
【0041】一方、ステップ59において、対応する全
てのスロットαL(1〜n),αR(1〜n)において、有無の検
出結果が同一であると判断した場合には、図8に示すよ
うに、対応するスロットαL(m),αR(m)(m:0<m<
nとなる任意の自然数)にある極大点BrLmax(m),B
Rmax(m)の位置どうし(yL(m),yR(m))を比較し、
その離間間隔β(m)を測定する。(ステップ60) 全体制御部23もしくは画像処理部22には、離間間隔
β(m)の閾値γ(すべてのスロットαL(1〜n),α
R(1〜n)で共通)が予め記憶されており、測定された離
間間隔β(m)と記憶されている閾値γとが全体制御部2
3もしくは画像処理部22において比較され、βm<γ
となる場合には、そのスロットαL(m),αR(m)に存在す
る半導体ウエハBmは正常な向き(水平)に配置されて
いると判断する。
【0042】一方、βm≦γとなる場合には、そのスロ
ットαL(m),αR(m)に存在する半導体ウエハBmは正常
な向き(水平)に配置されていない(具体的には、左右
の載置溝Gの間で複数段の斜め差し(2段違い等)が生
じている)と判断する。(ステップ61) このような離間間隔β(m)の測定(ステップ60)、お
よび測定した離間間隔β(m)と閾値γとの比較(ステッ
プ61)を、全てのスロットαL(1〜n),αR(1〜n)に対
して行い、全ての半導体ウエハB1〜nにおいて収納不良
(複数段の斜め差し)が生じているか否かを判定する。
判定結果(エラー表示)の表示やり方は前述したのと同
様であるので省略する。
【0043】ところで、収納カセットAの内奥には、カ
バーRが設けられている場合があり、しかもこのカバー
Rにより線状光EL,ERが反射し、その反射光からなる
輝点FL’FR’が反射光像PL,PR中に含まれる可能性
がある。このような場合には、反射光像PL,PR中の輝
点FL,FRを正確に抽出することができなくなる。これ
に対して、この半導体ウエハ状態検出装置1では、照明
部3A,3Bと画像撮像部4とを半導体ウエハBの面と
平行でかつ薄板材状態検出装置1と半導体ウエハBとの
対向方向に対して直交する方向に沿って互いに離間して
配置している。そのため、画像撮像部4が撮像した反射
光像PL,PR中において、半導体ウエハBの端面で反射
した反射光によって形成される輝点FL,FRと、カバー
Rで反射した反射光によって形成される輝点FL’FR
とが半導体ウエハBの面方向に沿って分離されて撮像さ
れやすくなる。そのため、これら輝点が互いに重なって
半導体ウエハBの状態を誤って検出するといった不都合
は起きにくくなっている。
【0044】次に、ベースDに対する半導体ウエハ状態
検出装置1の取り付け位置の初期微調整方法を図9を参
照して説明する。
【0045】まず、画像処理部22ないし全体制御部2
3において、図9に示すように、画像記憶領域I上に基
準位置K1〜K4および領域J1〜J4を規定して、その位
置データを予め記憶しておく。基準位置K1〜K4および
領域J1〜J4は次のようにして規定する。すなわち、半
導体ウエハBを最良位置に収納した状態で線状光EL
Rを照射する場合を想定する。そして、この状態で収
納カセットAの上端位置および下端位置にある半導体ウ
エハB1,Bn(n:半導体ウエハBの収納枚数)の反射
光によって形成される輝点FL(1),FR(1),FL(n),F
R(n)の理想位置を、左上端の基準位置K1(x1
1)、右上端の基準位置K2(x2,y2)、左下端の基
準位置K3(x3,y3)、右下端の基準位置K4(x4
4)として規定する。さらには、これら基準位置K1
4を中心としてその周囲の小領域を領域J1〜J4とし
て規定する。なお、ここでは、yは画像記憶領域Iにお
いて半導体ウエハBの面と直交する方向を指し、xは半
導体ウエハBの面と平行な方向を指す。
【0046】以上のように規定した基準位置K1〜K4
よび領域J1〜J4を記憶したうえで、実際の収納ケース
Aの上端位置および下端位置に試験ウエハSを収納す
る。そして、操作モード切換スイッチ11をティーチン
グモード(初期微調整モード)側に切換操作したうえ
で、トリガースイッチ12をオン操作する。すると、半
導体ウエハ状態検出装置1は上述した状態検出操作と同
様の操作を行って、まず、反射光像PLSを撮像して画像
メモリ21に記憶する。さらに、画像処理部22におい
て、反射光像PLS中の各領域J1,J3を検索して試験ウ
エハSの反射点である輝点FLS(1)(領域J1内の輝
点)、輝点FLS(3)(領域J3内の輝点)を抽出し、それ
ら輝点FLS(1),FLS(3)の位置データ(x1’,
1’)、(x3’,y3’)を記憶する。(図10
(a)参照) 同様に、反射光像PRSを撮像して画像メモリ21記憶
し、さらに画像処理部22において、反射光像PRS中の
各領域J2,J4を検索して試験ウエハSの反射点である
輝点FLS(2)(領域J2内の輝点)、輝点FLS(4)(領域
4内の輝点)を抽出し、それら輝点FLS(2),FLS(4)
の位置データ(x2’,y2’)、(x4’,y4’)を記
憶する。(図10(b)参照) このようにして記憶した輝点FLS(1),FLS(3),F
RS(2),FRS(4)と、基準位置K1〜K4,領域J1〜J4
の互いの位置関係を図10(c)に示す。
【0047】次に、基準位置K1〜K4と、各基準位置K
1〜K4と同一の領域J1〜J4にある輝点FLS(1),F
LS(3),FRS(2),FRS(4)の最大ずれ量Δdを、次の
(1)式に基づいて算出する。
【0048】 Δd=max[√{(x1−x1’)2+(y1−y1’)2}, √{(x2−x2’)2+(y2−y2’)2}, √{(x3−x3’)2+(y3−y3’)2}, √{(x4−x4’)2+(y4−y4’)2}] …(1) 一方、画像処理部22ないし全体制御部23では、最大
ずれ量Δdの境界値M 1〜M8(M8>M7>M6>M5>M
4>M3>M2>M1>0)を設定して記憶しておく。そし
て、算出したΔdと、これら境界値M1〜M8とを比較
し、その比較結果に基づいて、次のようなウエハ有無表
示灯13の点灯指令を照明制御部20に出力する。(図
11参照)Δd>M 8である場合 照明制御部20に対して点灯指令を出力しない。
【0049】 8≧Δd>M 7である場合 照明制御部20に対してウエハ有無表示灯131(図
中、No.1のウエハ表示灯)の点灯指令を出力する。
【0050】 7≧Δd>M 6である場合 照明制御部20に対してウエハ有無表示灯131,132
(図中、No.1,2のウエハ表示灯)の点灯指令を出
力する。
【0051】 6≧Δd>M 5である場合 照明制御部20に対してウエハ有無表示灯131〜133
(図中、No.1〜3のウエハ表示灯)の点灯指令を出
力する。
【0052】 5≧Δd>M 4である場合 照明制御部20に対してウエハ有無表示灯131〜134
(図中、No.1〜4のウエハ表示灯)の点灯指令を出
力する。
【0053】 4≧Δd>M 3である場合 照明制御部20に対してウエハ有無表示灯131〜135
(図中、No.1〜5のウエハ表示灯)の点灯指令を出
力する。
【0054】 3≧Δd>M 2である場合 照明制御部20に対してウエハ有無表示灯131〜136
(図中、No.1〜6のウエハ表示灯)の点灯指令を出
力する。
【0055】 2≧Δd>M 1である場合 照明制御部20に対してウエハ有無表示灯131〜137
(図中、No.1〜7のウエハ表示灯)の点灯指令を出
力する。
【0056】 1≧Δdである場合 照明制御部20に対して全ウエハ有無表示灯131〜1
8(図中、No.1〜8のウエハ表示灯)の点灯指令を
出力する。
【0057】以上のような点灯指令を受けた照明制御部
20では、点灯指令に応じて、点灯数を制御しつつ、ウ
エハ有無表示灯13を点灯する。すると、ウエハ有無表
示灯13は、結果として、Δdの値の大小に応じたデジ
タル表示がなされることになる。
【0058】操作者は、ウエハ有無表示灯13の点灯状
態を観察することで、Δdの大きさすなわち、輝点F
LS(1),FLS(3),FRS(2),FRS(4)と、基準位置K1〜K
4との間のずれの最大値を容易に把握することができ
る。そこで、操作者は、図示しない微調整機構により、
ベースDに対する半導体ウエハ状態検出装置1の位置
が、正規の位置(線状光EL、ERが半導体ウエハBの面
に対して直交する面に正確に沿う位置)になるように微
調整する。このような微調整操作および位置検出操作
を、半導体ウエハ状態検出装置1が正規の位置になるま
で行う。半導体ウエハ状態検出装置1が正規の位置にな
ったことは、全てのウエハ有無表示灯13が点灯するこ
とにより確認することができる。
【0059】ところで、この半導体ウエハ状態検出装置
1は、次に示す第1,第2の処理を行うことで、反射光
像PL,PR中の各種ノイズ成分の除去を行っている。第
1の処理は、図12のフローチャートに示すように、各
反射光像PL,PRを撮像するに際して、あらかじめ、画
像メモリ21の記憶内容をクリアしておいた状態で、任
意の照明部3A,3Bを点灯して反射光像PL,PRを採
取する。そして、採取した反射光像PL,PRを画像メモ
リ21の第1のメモリ領域211に記憶したうえで、さ
らに、この反射光像PL,PRを画像メモリ21の第2の
メモリ領域212に格納する。(ステップ121) さらに今度は、全ての照明部3A,3Bを消灯した状態
で、再度、反射光像PL’,PR’を採取し、その反射光
像PL’,PRを画像メモリ21の第1のメモリ領域21
1に記憶する。(ステップ122) そして、第2のメモリ領域212に格納している反射光
像PL,PRから、第1のメモリ領域211に記憶した反
射光像PL’,PR’を減算し、その減算結果(PL
L’),(PR−PR’)を第2のメモリ領域212の記
憶内容として更新記憶する。(ステップ123) このような画像差分処理を行うことで、反射光像PL
Rから外乱光の影響を排除することができ、反射光像
L,PRの画像精度を向上させることができる。
【0060】第2の処理は、まず、図13のフローチャ
ートに示すように、各反射光像PL,PRを撮像するに際
して、画像メモリ21の記録内容をクリウしたうえで、
任意の照明部3A,3Bを点灯し、まず1回目の反射光
像PL1,PR1の採取を行う。そして、採取した反射光像
L1,PR1を画像メモリ21の第1のメモリ領域211
に記憶させたうえで、さらに、この反射光像PL1,PR1
を画像メモリ21の第2のメモリ領域212に格納す
る。(ステップ131) さらに、任意の照明部3A,3Bの点灯を維持した状態
で、2回目の反射光像PL2,PR2の採取を行い、採取し
た反射光像PL2,PL2を画像メモリ21の第1のメモリ
領域211に更新記憶させる。
【0061】そして、第2のメモリ領域212に格納し
ている反射光像PL1,PR1と、第1のメモリ領域211
に記憶した反射光像PL2,PR2とを加算し、その加算結
果(PL1+PL2),(PR1+PR2)を第2のメモリ領域
212の記憶内容として更新記憶させる。(ステップ1
33) このような点灯状態での反射光像PL,PRの採取および
画像加算処理をn回(n:例えば8回)行い、最後に、
採取した全ての反射光像PL1〜n,PR1〜nを平均化処理
する。すなわち、(PL1+PL2+…+PLn)/n,(P
R1+PR2+…+PRn)/nの計算処理を行い、その平均
処理結果を、最終的な反射光像PL,PRのデータとして
第2のメモリ領域212に更新記憶させる。(ステップ
13n,ステップ13n+1) このような平均化処理を行うことにより、反射光像
L,PR中に含まれるノイズ成分を除去することができ
る。
【0062】ところで、半導体ウエハBにおいては、積
層状態等によって反射光中に干渉が生じて反射光の信号
レベルが時系列に沿って波打つように変化する場合があ
り、干渉により信号レベルが低い状態になった時に撮像
を行うと、撮像した反射光像PL,PRが不明瞭になり、
状態の検出が不確実になる恐れがある。
【0063】そこで、この半導体ウエハ状態検出装置1
では、照明部3A,3Bを構成するLED群として、波
長の異なる光をそれぞれ照射するLEDを交互に配置し
ている。この実施の形態では、赤,青の光を発するLE
Dを交互に配置している。複数の互いに異なる波長を有
する光を照射した場合では、各波長光の信号レベルが同
一タイミングで低下するとは限らず、一方の波長光で信
号レベルが低下したとしても、他方の波長光では有る程
度の信号レベルを維持することになる。そのため、この
半導体ウエハ状態検出装置1では、上記の干渉の影響を
排除することができる。
【0064】この半導体ウエハ状態検出装置1では、常
時、機械的に運動している可動部が存在しないので、装
置から各種のゴミが発生しにくく、このようなゴミの発
生を嫌う半導体ウエハBの状態を検出する装置としては
最適である。また、半導体ウエハを検出する受光側とし
て単一の画像撮像部4だけでよいので、その分、構成が
簡単になって小型化およびコストダウンが図れる。さら
には、構成の簡単化により信号処理の単純化が図れて、
検査時間の短縮化に繋がる。
【0065】上記実施の形態では、半導体ウエハBの面
と直交する平面に沿った線状光EL,ERを半導体ウエハ
Bの端部に照射するように照明部3A,3Bを構成して
いいたが、本発明はこのようなものに限定されるもので
はなく、少なくとも、半導体ウエハBの面と交わる平面
に沿った線状光を半導体ウエハB(薄板材)の端部に照
射するように照明部3A,3Bを構成すれば、ほぼ同様
の効果を得ることができる。
【0066】また、上記実施の形態では、本発明を、半
導体ウエハBの状態検出装置に実施したが、本発明はこ
のようなものに限定されるものではなく、他の薄板材に
対して同様に実施できるのはいうまでもない。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、次のよう
な効果を奏する。
【0068】請求項1の効果 単一の照射手段と単一の撮像手段とで薄板材の状態を検
出することができるので、その構成は簡単になる。ま
た、一回の照射および撮像処理ですべての薄板材の状態
を検出できるので検査時間も短時間で済む。しかも、装
置内に可動部分が存在しないので、装置から微細ゴミが
ほとんと発生せず、微細ゴミを嫌う検査対象に対しても
何ら問題なく実施することができる。
【0069】請求項2の効果 反射光像中にある各輝点(各薄板材に対応している)
が、薄板材の面と直交する方向に沿って規則的に配列す
ることになるので、撮像結果から薄板材の状態を検出し
やすくなるうえ、薄板材の反射光が同一方向に反射され
ることになるので、全ての薄板材からの反射光像を撮像
手段により採取しやすくなりる。このような理由によ
り、本発明をさらに実施しやすくなる。
【0070】請求項3の効果 検査手段において、異なる線状光から得られる反射光像
の間で輝点の位置を比較することにより、各薄板材の配
列状態を把握することができ、状態の検出をさらに精度
の高いものとすることができる。
【0071】請求項4の効果 薄板材の表面の積層状態等によって生じる干渉の影響を
排除して、状態の検出をさらに精度の高いものとするこ
とができる。
【0072】請求項5の効果 撮像手段の撮像結果中において、薄板材の反射光による
輝点と、他の反射体の反射光による輝点とを薄板材の面
方向に沿って分離して撮像することができ、その分、状
態の検出をさらに精度の高いものとすることができる。
【0073】請求項6の効果 照射手段および前記撮像手段を、薄板材の面と直交する
方向に沿って薄板材端部より外側に配置することで、上
記作業空間を確保することができ、本発明の薄膜材の状
態検出装置を実施しやすいものとすることができる。
【0074】請求項7の効果 外乱光の影響を排除することが可能となり、その分、状
態の検出をさらに精度の高いものとすることができる。
【0075】請求項8の効果 撮像結果中に含まれるノイズを除去することが可能とな
り、その分、状態の検出をさらにに精度の高いものとす
ることができる。
【0076】請求項9の効果 検査結果を正確に外部に伝達できるようになり、本発明
の状態の検出装置の使い勝手がさらに向上する。
【0077】請求項10の効果 薄板材の特徴点のモデルを予め記憶しておいた薄板材の
特徴点(例えば、位置情報)と、実際に撮像した反射光
像から作成した薄板材の特徴点との間の差に応じた結果
をみれば、現在の線状光の向きを正確に把握することが
できる。そこで、把握した現在の線状光の向きに基づい
て線状光の向きを修正することで、線状光を所定の向き
に正確にしかも簡単に合致させることができるようにな
り、その分、状態の検出をさらに精度の高いものとする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る半導体ウエハ状態
検出装置の外観斜視図である。
【図2】実施の形態の半導体ウエハ状態検出装置の側面
図である。
【図3】実施の形態の半導体ウエハ状態検出装置を構成
する操作部の平面図である。
【図4】実施の形態の半導体ウエハ状態検出装置の機能
ブロック図である。
【図5】実施の形態の半導体ウエハ状態検出装置の検出
動作の概要を示すフローチャートである。
【図6】実施の形態の半導体ウエハ状態検出装置の検出
動作の説明に供する図である。
【図7】実施の形態の半導体ウエハ状態検出装置の検出
動作の説明に供する図である。
【図8】実施の形態の半導体ウエハ状態検出装置の検出
動作の説明に供する図である。
【図9】実施の形態の半導体ウエハ状態検出装置の取り
付け位置の初期微調整方法の説明に供する図である。
【図10】実施の形態の半導体ウエハ状態検出装置の取
り付け位置の初期微調整方法の説明に供する図である。
【図11】実施の形態の半導体ウエハ状態検出装置の取
り付け位置の初期微調整方法の説明に供する図である。
【図12】実施の形態の半導体ウエハ状態検出装置の外
乱光成分の除去動作の概要を示すフローチャートであ
る。
【図13】実施の形態の半導体ウエハ状態検出装置のノ
イズ成分除去動作の概要を示すフローチャートである。
【符号の説明】
3A,3B 照明部 4 画像撮
像部 5 操作部 20 照明制御部 21 画像メモリ 22 画像処理
部 23 全体制御部 24 表示部 A 収納カセット B1〜n 半導体ウエ
ハ EL 線状光 ER 線状光 FL(1〜n) 輝点 FR(1〜n) 輝点 PL ,PR 反射光像 HL1,HL2,HL3 走査ラ
イン αL(1〜n) スロット αR(1〜n) スロ
ット

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔を開けて並列状態に収納された
    薄板材の状態を検出する薄板材状態検出装置であって、 薄板材の面と交わる平面に沿った線状光を薄板材の端部
    に照射する照射手段と、 前記照射手段により照射されて各薄板材の端部で反射し
    た反射光像を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段の撮像結果に基づいて薄板材の状態を検出
    する検査手段と、 を備えることを特徴とする薄板材状態検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の薄板材状態検出装置であ
    って、 前記照射手段は、薄板材の面と直交する平面に沿った線
    状光を薄板材に照射するものであることを特徴とする薄
    板材状態検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の薄板材状態検出
    装置であって、 前記照射手段は、互いに交差しない複数の線状光を薄板
    材に照射するものであることを特徴とする薄板材状態検
    出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか記載の薄板
    材状態検出装置であって、 前記照射手段は、波長の異なる複数の光からなる線状光
    を薄板材に照射するものであることを特徴とする薄板材
    状態検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか記載の薄板
    材状態検出装置であって、 前記照射手段と前記撮像手段とを、薄板材の面と平行
    で、かつ当該薄板材状態検出装置と薄板材との対向方向
    に対して直交する方向に沿って互いに離間して配置する
    ことを特徴とする薄板材の状態検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか記載の薄板
    材の状態検出装置であって、 前記照射手段および前記撮像手段を、薄板材の面と直交
    する方向に沿って薄板材より外側に配置することを特徴
    とする薄板材状態検出装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか記載の薄板
    材状態検出装置であって、 前記検査手段は、照明手段点灯時における撮像手段の撮
    像結果から照明手段消灯時における撮像手段の撮像結果
    を差分した結果に基づいて薄板材の状態を検出するもの
    であることを特徴とする薄板材状態検出装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか記載の薄板
    材状態検出装置であって、 前記検査手段は、撮像手段が撮像した複数の撮像結果を
    累積加算した結果に基づいて薄板材の状態を検出するも
    のであることを特徴とする薄板材状態検出装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか記載の薄板
    材状態検出装置であって、 前記検査手段の検査結果を出力する検査結果出力手段を
    更に備えることを特徴とする薄板材状態検出装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれか記載の薄
    板材状態検出装置であって、 薄板材の特徴点のモデルを予め記憶しておくとともに、
    実際に撮像した反射光像から薄板材の特徴点を作成し、
    記憶している特徴点のモデルと実際の特徴点との間の差
    に応じた結果を出力する照射方向報知手段を更に備える
    ことを特徴とする薄板材状態検出装置。
  11. 【請求項11】 所定間隔を開けた並列状態で収納され
    た薄板材の状態を検出する薄板材の状態検出方法であっ
    て、 薄板材の面と交わる平面に沿った線状光を薄板材の端面
    側に照射したうえで、薄板材の端部で反射した反射光像
    を撮像し、その撮像結果に基づいて薄板材の状態を検出
    することを特徴とする薄板材の状態検出方法。
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