JP6606441B2 - 検査システムおよび検査方法 - Google Patents

検査システムおよび検査方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6606441B2
JP6606441B2 JP2016024513A JP2016024513A JP6606441B2 JP 6606441 B2 JP6606441 B2 JP 6606441B2 JP 2016024513 A JP2016024513 A JP 2016024513A JP 2016024513 A JP2016024513 A JP 2016024513A JP 6606441 B2 JP6606441 B2 JP 6606441B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic sensors
edge
electronic
sensor
inspection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016024513A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016148665A (ja
Inventor
祐 今西
眞輪 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Publication of JP2016148665A publication Critical patent/JP2016148665A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6606441B2 publication Critical patent/JP6606441B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/26Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light
    • G01D5/32Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light
    • G01D5/34Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/24Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures
    • G01B11/245Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures using a plurality of fixed, simultaneously operating transducers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/956Inspecting patterns on the surface of objects
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/956Inspecting patterns on the surface of objects
    • G01N2021/95638Inspecting patterns on the surface of objects for PCB's

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

本発明は、一般に、プリント回路基板、液晶ガラス、プレート、フィルムまたは他の基板などの対象物の欠陥エッジを自動的に検出するための検査システムおよび検査方法に関する。
プリント回路基板(PCB:printed circuit board)、液晶ガラス、プレート、フィルムまたは他の基板などの対象物は、概して実質的に平面かつ矩形の形状であり、製造の間またはそれ以降に対象物エッジに沿った欠け、割れまたは隆起等の欠陥を時として生じる。これらの欠陥のうちのいくつかは、例えば、それらが比較的小さく、対象物の動作に影響を及ぼすことにならないため無視できる。しかしながら、対象物の本来の動作または使用に悪影響を及ぼす可能性があるより大きい欠陥は、然るべき処置を行えるように特定される必要がある。例えば、対象物が破棄されてもよい。それゆえに、欠陥を特定するために、該対象物のエッジを自動化された検査に供することが望ましいであろう。
対象物のエッジ上の欠陥を検出する1つの従来型の自動化された検査システムおよび検査方法は、単一の電子エッジ測定センサまたは位置センサを用いる(特許文献1参照)。この配置が図1Aに示され、プリント回路基板1などの対象物は、基板1のエッジを検査する単一の位置センサ10によって検査される。センサ10は、センサ10により検出される基板エッジの、センサの「0」点からの距離である値d1を測定する。センサの「0」点は、概してセンサの中心に設定される。基板エッジに沿って欠け5があれば、d1がεより小さいかどうかが判定される。ここで、εは、ユーザによりプログラムされる所定の閾値であり、基板エッジの、「0」センサ読取値を与えるエッジ位置からの最大許容偏差に対応する。|d1|≦εであれば、基板は「正常」であると判定される。しかしながら、|d1|>εであれば、欠陥が存在すると判定される。
このエッジ検査法は、横方向への基板のずれ/ミスアラインメント、基板の傾斜、または基板幅の変動(すなわち、1つの基板から次への幅の変化)が何もないとき、基板1の幅が基板の長さに沿ってW±εの値に固定されている場合には欠陥エッジを検出するために十分かもしれない。ずれ、傾斜または変動があれば、単一のセンサを用いた検査は、ずれ、傾斜、または基板幅の変動の量が既知であり、計算に入れることができる場合には十分である。しかしながら、たとえ基板幅の変動λを計算に入れたときでも、欠陥が存在するという知見を生成するための閾値がεからε+λ(すなわち、|d1|>ε+λ)へ増加することになるため、エッジ検出性能は低下するであろう。
図1Bは、基板エッジを検査しているときに基板幅にεの偏差を許容する帰結を示す。εの偏差は、センサ10の「0」点から+または−のいずれの方向にも許される。それゆえに、この偏差は、基板幅が場合によってはW+εの広さであるか、またはW−εの狭さであることを許容する。基板幅がW+εである場合には、基板エッジにおける欠け5が2εの幅になって初めて、基板に欠陥があると判定できるであろう。
図1Cは、基板1の左側エッジに欠け5があり、基板1が図1Aの矢印12で示す方向に移動するとき、センサ10により経時的に検出される測定値を図式的に示す。図1Cが示すように、基板1が閾値εを超える1つ以上の欠け(参照符号15で示される)を有すると分かったとき、基板1に欠陥があることが判明する。
図1Dおよび1Eは、基板11がセンサ10に対して右へ量Δずれた場合に欠陥エッジを何も有さない基板11を単一のセンサ10を用いて検査する帰結を示す。基板11のセンサ10に対するずれは、図1Dに歪んだ矢印で示される。図1Eに示されるように、ずれは、たとえエッジ上に欠陥が無くても、参照符号15で示されるような欠陥閾値εを超える「誤検知の」エッジ検出測定結果をもたらす可能性がある。結果として、欠陥のない基板が欠陥ありとして拒絶されることになり、これは望ましくない。
図2Aは、一直線上に整列した2つの電子センサ10、20を検査されるプリント回路基板1などの対象物の対辺ごとに1つ用いた、欠け、割れまたは隆起のような欠陥に関する対象物エッジの別の従来型自動化欠陥検査法を示す。センサ10、20の間の距離は、Wである。(示されるように)左側基板エッジのセンサ10の左への移動、または右側基板エッジのセンサ20の右への移動は、負の移動として測定され、一方で反対方向への各エッジの移動は、正の移動として測定される。
図2Aには、左側エッジに沿って欠け5をもつ基板1を示されている。基板1の幅は、基板の長さに沿っておよそW±εであり、基板1は、センサ10、20の中心から右へ距離Δずれている。基板が欠けているかどうかを判定するために、両方のセンサ10、20を1つに組み合わせた測定を用いる。基板の幅W±εが固定され、2つのセンサ10、20の「0」点間の距離がおよそWに等しく設定されるので、基板の状況は、次のように判断できる。すなわち、式(1)を満たす場合には正常であると判断され、式(2)を満たす場合には、欠陥があると判断される。
任意のずれ値Δは、|d1+d2|を計算する際に相殺される。基板幅がW+εの大きさであれば、基板エッジにおける欠けが2εの幅になって初めて、欠陥ありとして検出できる。
図2Bは、欠陥エッジを何も有さないが、検査される別の基板の幅からλ変動した幅を有する基板21を示す。この変動は、性能に影響を及ぼしうる。変動が既知であれば、それを計算に入れる必要があるが、欠陥が存在するという知見を生成するための欠けの閾値がεからε+λへ増加することになるため、エッジ検出性能は低下するであろう。変動を計算に入れなければ、たとえ基板21に欠陥がなくても、幅の変動が欠陥として検出されかねない。
図2Cは、基板幅が図2Bに示されるように変動するときの各センサ10、20の経時的な測定値を図式的に示す。図2Cでは、センサ10がAと呼ばれ、センサ20がBと呼ばれる。図2Dは、A+Bの加算を行い、この合計を基板に対して指定された閾値と比較した結果を示す。基板21の幅が正常な幅からあまり大きく変動する場合には、基板は、「誤検知の」読取値によって欠陥ありと不適切に特定される。
特開2009−075078号公報
従って、上述の通り、従来型欠陥検出技術の欠点の一つは、基板に生じうるずれを考慮する必要があり、さもなければ誤検知の欠陥検出をもたらしかねないことである。そのうえ、エッジ検査に1つまたは2つのみのセンサを用い、変動に特に対処しないときには、基板幅の変動が実在しない欠陥の誤検知の発見につながる可能性がある。それゆえに、生じうる基板ずれ/ミスアラインメントまたは対象物の幅の変動を考慮して基板が欠陥エッジを有するかどうかの正確な指標を提供する、よりフレキシブルなシステムを有することが有利であろう。
本発明に係る一実施の形態として、プリント回路基板、液晶ガラス、プレート、フィルムまたは他の基板などの対象物の欠陥エッジを自動的に検出するための検査システムおよび検査方法が開示される。
実施形態において、欠け、割れまたは隆起のような生じうる欠陥に関して、実質的に平行、直線状の対向エッジを有するプリント回路基板、液晶ガラス、プレート、フィルムまたは他の実質的に平面状かつ矩形の基板などの対象物のエッジを自動的に検査するための検査システムおよび検査方法が提供される。
本検査システムは、コントローラと通信を行って対象物エッジを検出することが可能な少なくとも4つの複数の電子センサ(例えば、位置センサまたはエッジ測定センサとして用いられる電子センサ)を備える。本発明の実施形態を記載する際に用いられるように、用語「位置センサ」または「エッジ測定センサ」は、それぞれ位置またはエッジを検出する目的に限定されたセンサと、他の目的、例えば、対象物の幅を検出するためにも用いられてよいセンサとの両方を概括的に指す。電子センサは、走査される対象物との接触を回避するため、および対象物を損傷せず、またはセンサ測定を妨げないために、一般に非接触センサ、例えば、2〜3例を挙げると、レーザセンサまたは超音波センサである。4つの電子センサのうちの少なくとも第1および第2の電子センサは、対象物検査ラインの第1の側に置かれ、4つの電子センサのうちの少なくとも第3および第4の電子センサは、対象物検査ラインの第2の側にそれぞれ第1および第2の電子センサと実質的に対向して置かれる。第1および第3の電子センサは、互いに実質的に一直線上にあり、第2および第4の電子センサは、互いに実質的に一直線上にある。コントローラは、第1、第2、第3および第4の電子センサの実質的に同時のセンサ測定結果を、指定された測定周期で、周期的に取得し、合計E=|(A+B)−(C+D)|を計算して、合計Eを閾値と比較するようにプログラムされる。閾値は、本検査システムに記憶された公差値εに基づいてもよく、または閾値は、それ自体が本検査システムに記憶されてもよい。第1、第2、第3および第4の位置センサの測定結果は、それぞれ値A、C、BおよびDに対応する。実施形態において、閾値は、例えば、2εであってもよい。実施形態において、所定の公差値εは、対象物固有の値であってもよく、かつユーザによって指定されてもよい。合計Eが閾値以下であれば、コントローラは、基板エッジが走査されるまでアルゴリズムを実行し続ける。しかしながら、実施形態において、Eがセンサ測定結果の任意のセットに基づく閾値より大きければ、コントローラは、例えば、アラームを作動させる、検査に合格しないと基板にラベル付けする、または基板を欠陥対象物のための指定保持エリアへ自動的に迂回させるなどの欠陥判定に応じた処置を実行してもよい。実施形態において、本システムにより実行される上記処置は、第1の欠けを検出するとすぐに実行されてもよく、または、実施形態において、この処置は、基板の対向エッジ全体が検査されるまで先送りされてもよい。本検査システムは、例えば所定の公差値および他のプログラミングなどのデータを入力するため、および例えば検査結果のレポートなどのデータを取得するための入力/出力モジュールをさらに備えてもよい。本検査システムは、とりわけ、結果の表示などのためのディスプレイをさらに備えてもよい。
別の実施形態では、欠け、割れまたは隆起のような生じうる欠陥に関して、実質的に平行、直線状の対向エッジを有するプリント回路基板、液晶ガラス、プレート、フィルムまたは他の実質的に平面状かつ矩形の基板などの対象物のエッジを自動的に検査するための検査システムおよび検査方法が提供される。本検査システムは、コントローラと通信を行う少なくとも2つの複数の電子センサ(2〜3例を挙げると、レーザセンサまたは超音波センサ)を備える。2つの電子センサのうちの第1の電子センサは、対象物検査ラインの第1の側に置かれ、2つの電子センサのうちの第2の電子センサは、対象物検査ラインの第2の側に第1の電子センサと実質的に対向して置かれ、第1および第2の電子センサは、実質的に一直線上にある。コントローラは、第1の時点で実質的に同時に、第1および第2の電子センサからの測定結果を含む第1のデータセットAおよびBを、指定された測定周期で、周期的に取得して、第1のデータセットを記憶し、その後、第2の時点で実質的に同時に、第1および第2の電子センサからの測定結果を含む第2のデータセットCおよびDを、指定された測定周期で、周期的に取り込む。コントローラは、合計E=|(A+B)−(C+D)|を計算して、合計Eを閾値と比較するために、第1および第2の時点での第1および第2の電子センサからのセンサ測定結果を用いるようにプログラムされる。閾値は、本検査システムに記憶された公差値εに基づいてもよく、または閾値は、それ自体が本検査システムに記憶されてもよい。実施形態において、閾値は、例えば、2εであってもよい。実施形態において、公差値εは、対象物固有であり、かつユーザによって指定されてもよい。実施形態において、Eが閾値より大きければ、コントローラは、欠陥の存在への注意をユーザに喚起するために、欠陥判定に応じた処置を行うようにプログラムされる。しかしながら、合計Eが閾値以下であれば、処置は何も行われない。行うことが可能な処置は、例えば、アラームを作動させる、検査に合格しないと基板にラベル付けする、または基板を指定された場所へ自動的に迂回されることであろう。本検査システムは、例えば対象物エッジ関連値および他のプログラミングなどのデータを入力するため、および例えば検査結果のレポートなどのデータを取得するための入力/出力モジュールをさらに備えてもよい。本検査システムは、とりわけ、結果の表示などのためのディスプレイをさらに備えてもよい。
実施形態において、電子センサは、発光器から発した光線を対象物エッジが横切るにつれてエッジ測定を行うように互いに対向して搭載された発光器および受光器を含むことができるレーザセンサを備える。実施形態において、電子センサは、CMOS LEDセンサであってもよい。
本発明に係る検査システムおよび検査方法によれば、対象物エッジ上の欠け、割れまたは隆起のような欠陥を自動的に検出することができる。
単一の電子位置センサを用いる従来型エッジ検出システムによって欠陥エッジに関して検査される実質的に平面状、矩形の対象物の上面図である。 対象物の左側エッジ上の欠けを示す図1Aの対象物の拡大断面の上面図である。 図1Aに示されるように対象物の左側エッジを走査した後に、単一の位置センサによって経時的に測定された値のグラフである。 対象物が位置センサ・ビームに対して右へずれた場合に欠陥のないエッジが走査される対象物の上面図である。 図1Dに示されるずれた対象物のエッジを走査した後に、単一の位置センサによって経時的に測定された値のグラフである。 2つの位置センサを用いる従来型エッジ検出システムによって欠陥エッジに関して検査される正常な幅の対象物の上面図である。 位置センサ・ビームによって走査される正常な幅未満の対象物の上面図である。 図2Bに示される対象物の対向エッジを走査した後に、2つの位置センサによって経時的に測定された値のグラフである。 図2Bに示される対象物の対向エッジを走査した後に、2つの位置センサによって経時的に測定された値の合計のグラフである。 本発明の例示的な実施形態による4つの電子位置センサの構成を用いて、欠陥エッジを自動的に検出するための検査システムの構成を示すブロック図である。 本発明の例示的な実施形態による4つの電子位置センサに対してエッジ欠陥検出に供する対象物を輸送するために用いることができるコンベヤの一例の一部分の等角図である。 本発明の例示的な実施形態による4つの電子位置センサを用いるエッジ検出システムによってエッジ欠陥に関して検査される実質的に平面状、矩形の対象物の上面図である。 対象物の対辺上に位置する電子センサの間の特定の設置幅を所与として、そのエッジを欠陥に関して検査できる対象物の幅の範囲を示す平面図である。 本発明の例示的な実施形態によるコンベヤに沿って、発光器および受光器を備える、電子センサのうちの1つを搭載することを示す図4のコンベヤの一部分の等角図を示す。 本発明の例示的な実施形態によるコントローラによって実行されるエッジ欠陥検出アルゴリズムを示すフロー図である。 本発明の例示的な実施形態に従ってそのエッジに沿って欠陥に関して検査される標準よりλ狭い幅を有する対象物の上面図である。 図8Aに示される対象物のエッジを走査した後に、4つの電子位置センサによって経時的に測定された値のグラフである。 図8Bに示される測定値の合計値のグラフである。 本発明の例示的な実施形態によるエッジ欠陥検出のための検査方法を用いて許容される最大欠けサイズを説明する基板の一部分に沿ったエッジの拡大図を示す。 本発明の例示的な実施形態による、直角位置から傾斜している間に4つの電子センサによって検査される対象物の上面図である。 本発明の例示的な実施形態による、図10Aに示されるような傾斜した対象物の別の図である。 等しいサイズおよび形状の2つの欠けを有する対象物エッジの一部分の拡大図である。 本発明の別の例示的な実施形態に従って図7のアルゴリズムを実行するためにコントローラにより2つの電子センサの2つの読取値が用いられる、2つの電子センサによって検査される対象物の上面図である。
本発明の例示的な実施形態が添付図を参照して記載される。
本発明は、一般に、対象物の対辺のエッジのいずれかまたは両方に沿った欠け、割れ、または隆起のような欠陥に係る、対象物の実質的に平行なエッジの自動検査のための検査システムおよび検査方法に関する。対象物は、例えば、エッジが実質的に平行かつ直線状であるように設計されるが、ある位置では実質的に平行ではないことがあるプリント回路基板、液晶ガラス、プレート、フィルムまたは他の実質的に平面状の基板であってもよい。これは、製造の不完全さに起因することも、あるいはエッジに沿った欠け、割れまたは隆起によることもある。
考察のために、以下の記載は、概してプリント回路基板に主に言及する。しかしながら、プリント回路基板は、本発明の例示的な実施形態による検査システムおよび検査方法によって検査できる対象物の一例に過ぎない。本考察は、対象物の「幅」に沿ったエッジ上の欠陥の検出に言及するが、当然のことながら、本発明の実施形態によるエッジ検出は、対象物の縦のエッジに沿った欠陥の検出も包含する。
図3は、本発明の例示的な実施形態に従ってエッジ欠陥を自動的に検出するために用いることができる検査システム(以下、単に「システム」とも称する。)25を示す。図3に示されるように、システム25は、位置/エッジ検出のために、以下に記載されるように構成された、4つの電子センサ30、31、32、33を含む。システム25は、4つのセンサ30〜33からの測定結果を自動的に取得するための少なくとも4つの入力を有するマルチチャンネル・コントローラ35も含む。(以下に記載される図12の実施形態では、コントローラ35は、2つの入力のみを有する必要がある)。コントローラ35は、図7に関連して記載されたような、欠陥を検出するためのアルゴリズムを実行するために、すべての4つのセンサから取得された4つの実質的に同時のセンサ測定結果を用いるようにプログラムされる。システム25は、著しい欠陥の検出に関してオペレータに警告するために、例えばアラームのような通知メカニズム36を含んでもよく、この警告は、場合によっては基板1に欠陥があるとフラグを付けるか、または欠陥のある基板を保持エリアへ迂回させることによって、処置を保証する。システム25は、例えばパラメータおよび任意の必要なプログラミングの入力ならびにレポートの生成などの機能のためのI/Oモジュール37、検査結果の表示のため、または(例えば、ディスプレイ38がタッチスクリーンであるときの)システムとの他のビジュアルインタラクションのためのディスプレイ38、および欠陥判定に用いられる公差値εまたは閾値を記憶するメモリ39をさらに含んでもよい。システム構成要素は、有線および/または無線によって接続されてもよい。
図4を参照すると、本発明の例示的な実施形態において、システム25は、例えば、検査のために対象物が置かれる検査ラインとして機能するモータ式コンベヤ40と連動して動作する。しかしながら、システム25の制御は、コンベヤ制御とは独立して動作できる。コンベヤ40は、欠陥エッジの検出のために検査される対象物をコンベヤ40の両側に搭載された電子センサ30〜33を通って移動させる。図4では検査のために搬送される対象物の一例として基板41が示される。用いられる特定のコンベヤ40は、一般に、対象物を、可能な範囲で、実質的に水平位置に、かつセンサに対して実質的に直角に保持するタイプとすべきである。対象物のエッジは、対象物の垂直上方および/または下方に搭載されたセンサ30〜33に向かって露出されるべきである。実施形態において、コンベヤ40は、図4の例に示されるような、ピックアップ・ローラ44が付いた一連の回転金属棒42からなってもよい。しかしながら、他のタイプのコンベヤが代わりに用いられてもよい。コンベヤ40が動く速度は、実質的に一定とすることができ、または変化してもよく、測定を行うために必要とされるセンサ30〜33の測定周期によって、少なくとも部分的に、制限される。
本発明の別の例示的な実施形態では、図4のコンベヤを用いるのではなく、検査される対象物を検査用の静止ラインに割り付けて、センサを静止基板に対して移動させるためのモータ式機構を設けることが可能である。あるいは、さらに別の例示的な実施形態では、対象物およびセンサの両方が相互に反対方向へ移動してもよい。このように、図4では、センサ30〜33は、一実施形態において、静止した状態で搭載されてもよく、別の実施形態では、センサ測定用の検査ラインに対して移動可能なように搭載されてもよい。
図5Aを参照すると、電子センサ30〜33は、概して平面状の構成に置かれている。具体的には、センサ30、32は、プリント回路基板51などの実質的に矩形の対象物の一辺X上のエッジを検出するために、互いに近接し、かつある量離隔して置かれ、センサ31、33は、基板51の対辺Y上のエッジを検出するために、基板51の対辺Yに沿って互いに近接し、かつほぼ同じ量離隔して置かれる。一実施形態において、センサ30、32の間、および31、33の間の間隔の量は、例えば、およそ25mmであってもよい。しかしながら、間隔の量は、代わりに25mmより大きくても小さくてもよい。センサに対する基板51の移動方向に実質的に直角の方向に、センサ30、32は、実質的に直線的に並び、センサ31、33は、実質的に直線的に並ぶ。
図5Bに示されるように、センサ30および31の間、ならびに対辺上のセンサ32および33の間の間隔は、対象物の幅における公差を許容すべきである。従って、センサ30および32のほぼ中心における「0」点間ならびにセンサ31および33の「0」点間の幅である、設置幅は、検査される対象物の幅に相応しく選択されるべきである。「0」点の両側のセンサ設置幅は、本発明の例示的な実施形態に従ってそのエッジが検査される対象物の移動に対して、および/または、対象物の幅におけるいくらかの変化に対して公差を提供する。
図6は、コンベヤ40の一部分の等角図を示し、この図では4つの電子センサ30〜33のうちの1つがレーザセンサとして示され、レーザセンサは、特定の幅の概して平らな光線34がそれらの間で投射される発光器30aおよび受光器30bのセンサセットを含む。エッジ検出は、対象物のエッジが光線34を通過するときに実行される。例としてレーザセンサの使用が示されるが、エッジを検出できる任意のタイプの電子センサが用いられてもよい。
実施形態において、このシステムとともに用いることができる電子センサの一例は、レーザセンサ、例えば、CMOS LEDセンサである。レーザセンサは、発光部および受光部の両方を含む。上記レーザセンサの一つとしては、日本、東京のアズビル社(Azbil Corporation)からのK1Gセンサを例示することができる。レーザセンサの他の例は、キーエンス(Keyence)IGシリーズ(http://www.keyence.com/products/sensor/positioning/ig/index.jsp参照)およびオムロン(Omron)ZX−GT(レーザCCD測長センサ−http://www.fa.omron.co.jp/products/family/1918/参照)からのセンサを含む。
図6に示されるように、レーザセンサが用いられる場合、センサの発光部および受光部のうちの1つは、検査される対象物の上方に置かれ、他の部分は、対象物の下方に置かれる。エッジは、センサの発光部によって放出された光をエッジが横切るときに、フレネル回折を用いてレーザセンサにより検出される。本発明とともに用いることができる適切な電子位置センサの別の例は、エッジ測定センサ、例えば、日本、東京のアズビル社からも入手可能なPBZシリーズからのセンサである。本発明はかかる正確な仕様を必要としないが、非限定の例として注目されるのは、K1Gセンサがおよそ0.1μmの分解能、およそ250μsの測定周期、およそ7mmまたは15mmのいずれかのセンサ測定幅を有することである。
本発明の他の実施形態に従ってエッジ検出に用いることができる代わりのタイプの電子センサは、超音波センサである。適切な超音波センサの例は、日本、京都の竹中電子工業社(TAKEX、Takenaka Electronic Industrial Co.,Ltd.)からのエッジ検出超音波センサ、Model US−U30ANである。
一般に、用いられる電子センサは、検査している対象物と接触すべきではない。これは、傷つきやすい対象物、例えば、ガラス基板および薄膜のような、押し付けられたときに壊れる可能性があるもののエッジを検査しているときに特に重要である。加えて、非接触センサは、一般に、濡れた対象物を測定しているときに生じうるように、センサ測定の精度に悪影響を及ぼしかねない場合に用いられるべきである。
コントローラ35は、電子センサ30〜33の周期的な読取値を取得して、欠陥がプリント回路基板のエッジで検出されるかどうかを判定する図7のアルゴリズムを実行するようにプログラムされる。読取値の周期は、一般に、電子センサの測定周期(例えば、250μs)によって制限される。実施形態において、用いることができるコントローラの一例は、アズビル社からのK1Gシリーズ・コントローラである。
図7は、コントローラ35によって実行されるエッジ欠陥検出アルゴリズムを示すフロー図である。ステップ100では、センサ30〜33によって同時に生成された値がコントローラ35によって取得される。ステップ102において、コントローラ35は、値E=|(A+B)−(C+D)|を計算する。ここで、Aはセンサ30により生成された値(測定結果)であり、Bはセンサ31により生成された値(測定結果)であり、Cはセンサ32により生成された値(測定結果)であり、Dはセンサ33により生成された値(測定結果)である。例えば、値A、B、C、およびDは、検査している基板の検出エッジと、概してセンサのほぼ中心に位置する、各センサの「0」点との間でこれらのセンサによって測定された各距離d1、d2、d3、およびd4を表す。
図5Aに示されるように、左側基板エッジのセンサAまたはCの左への移動、または右側基板エッジのセンサBまたはDの右への移動は、負の移動として測定され、一方で反対方向への各エッジの移動は、正の移動として測定される。これら4つのセンサ値が取得されるため、基板設計仕様によってエッジ欠陥判定のための目標とされる基板幅をさらに取得する必要はない。
ステップ104において、Eの値が値εのシステム中への入力に基づいた閾値より大きいかどうかが判定される。指定される公差値εは、基板上の構成部品の基板エッジへの近接性を含めて、基板レイアウトを考慮すべきであり、かつ基板エッジを正確に平行ではなくしかねない基板エッジに生じうる粗さを考慮すべきである。非限定の例として、公差値εは、およそ1mmであってもよく、それより大きくても小さくてもよい。例として、閾値は、2εであってもよく、これは2×εである。Eの値を値εに基づく閾値と比較する代わりとして、閾値は、それ自体が記憶されて、Eの値と比較されてもよい。Eが閾値より大きければ、ステップ106において、欠け、割れまたは隆起のような欠陥を示すための処置が実行される。欠け、割れまたは隆起のような欠陥が何も検出されなければ、基板の長さにわたって続く過程で基板が電子センサに対して移動するにつれて(基板が対向する2つの電子センサのみを横切る基板の最端部を除いて)センサ値の測定が続く。検査される基板ごとにこのアルゴリズムが繰り返される。
図5Aを参照すると、この例では、基板1がセンサ30〜33の各位置に対して移動する。基板1は、いわゆる「ミスアラインメント値」Δ右へずれていることがある。Δは、欠けのないエッジを測定しているときに各センサの「0」値の位置と比較した基板のミスアラインメントの寸法である。値E=|(A+B)−(C+D)|であり、AからDが、それぞれセンサ30、31、32、33によって測定される距離d1、d2、d3およびd4に対応する場合に、図7のアルゴリズムを用いると、幅Wの基板が受け入れ可能か、または欠陥があるかどうかを判断するための式は、次の通りである。すなわち、式(1)を満たす場合には正常であると判断され、式(2)を満たす場合には、欠陥があると判断される。
上述の通り、一実施形態において、εは、許される基板幅の偏差を指定する公差値に対応し、2εは、欠陥を検出するための閾値に対応する。別の実施形態では、公差値を記憶する代わりに、閾値2ε自体が記憶され得る。ミスアラインメントおよび欠陥が何もなければ、d1=d3およびd2=d4であり、それゆえに、検査された基板のエッジには欠陥がないと判定される。しかしながら、ミスアラインメントがあれば、電子センサ30、32によって検出された、例えば、基板の右への任意の移動が考慮され、電子センサ31、33における測定結果によって減算されるため、このミスアラインメントは、考慮に入れられる。
図8Aは、左側エッジに沿って欠けをもつ基板52が正常な幅Wより狭く、従って、基板52の左側エッジが電子センサ30、32より距離λ右に位置するシナリオを示す。このケースでは、図8Bに示される電子センサ30、32の経時的な測定値(それぞれ図中のA、C)が欠けを検出することになり、電子センサ30による検出は、電子センサ32による検出に先行する。基板52上の欠けが検出されることになるが、式(1)における計算は、両方の電子センサ30、32における正常な幅からの変動λを考慮して相殺することになるため、正常な基板幅より狭いことに起因する誤検知はないであろう。図8Cは、図8Bの測定値の合計を図式的に示す。
上述の通り、本発明の例示的な実施形態のように4つの電子センサの構成およびアルゴリズムが用いられるため、プリント回路基板の所定の幅Wをシステム25に提供する必要はない。結果として、いくぶん異なる幅の基板が本システムにより電子センサの位置を変更することなく検査されてもよい。そのうえ、基板幅の変動λは、本エッジ検出のための検査システムおよび検査方法の性能に影響を及ぼさないであろう。従って、検査される基板の幅が基板から基板へ変動し、欠陥のない基板が検査ライン上の別の基板の幅とは異なる幅を専ら有するときに欠陥があるという誤った読取値は、存在しないであろう。
図9には、基板53の欠けた左側エッジの一部分が示される。同図には、例示のみの目的で、幅が異なる区分「a」および「b」をもつ基板53が示される。区分「a」の幅はW+εであり、一方で区分「b」における基板53の幅はd3=W−εである。式(1)が閾値2εを有するため、欠陥エッジが発見されることのない基板53のエッジ上の欠け、割れまたは隆起の最大幅は、図9に示されるように、4εであろう。
図10Aおよび10Bは、本発明の例示的な実施形態によるアルゴリズムを伴う図5Aの構成における4つの電子センサの使用が、回路基板55が電子センサを通過するときのそのミスアラインメントまたは角度θの傾斜の影響を打消すことを実証する例を提供する。この事例では、d1=a、d3=a+c・tanθ、d2=b+c・tanθおよびd4=bである。それゆえに、d1+d2−d3−d4=a+b+c・tanθ−a−b−c・tanθ=0である。
本発明の結果として、幅が電子センサの検知幅以内であり、かつ共通の公差値εを有する基板は、正確な基板幅Wごとにシステムを再プログラムするために停止することなく、順々に検査できる。そのうえ、エッジ検査の間の基板のミスアラインメントまたは傾斜は、対処される。
最小検出可能欠陥は、実行される計算ゆえに、図2Aと関連して記載されるような2つだけの電子センサを用いる先行技術の検査システムおよび検査方法と比較して、2倍のサイズ、すなわち、2εであることがわかる。しかしながら、検出される必要がある欠陥、例えば、欠けのサイズと比較してεが相対的に小さい値である場合、εと2εとの間の差は、特に重要ではない。
図11は、プリント回路基板57の一辺上の2つのほとんど等しいサイズの欠けが、その辺の電子センサ間の距離(例えば、電子センサ30および32の間の距離)と同じ距離により離隔している状況を示す。このケースでは、電子センサ30および32がいずれも、等しい欠けの測定を行っているとき、計算E=|(A+B)−(C+D)|を実行することは、基板上の両方の欠けを互いに相殺する効果をもたらし、その時には基板57に欠陥があると特定されないであろう。これは、懸念事項ではない。なぜなら、基板エッジ検査中の前または後の方の時点で、左側の電子センサ30、32のうちの一方のみが1つの欠けを検出し、他方の電子センサが欠けのないエッジ部分を測定しているときに、基板に欠陥があると依然として特定されることになるためである。
本発明の検査システムおよび検査方法の別の例示的な実施形態では、基板59の基板エッジが図12に示されるような2つのみの電子センサ30、31を用いて検出されるが、測定結果は、同じ2つの電子センサから、コンベヤ速度および所望の精度レベルに依存する然るべき時間間隔(例えば、1秒)により互いに離隔した2つの異なる時刻t1および(時刻t1より遅い時刻である)t2に取得される。図7のアルゴリズムは、(ステップ102において)t1における電子センサ30、31の測定値を含む第1のデータセット30(t1)、31(t1)を値AおよびBとして式(1)へ挿入し、t2における電子センサ30、31の測定値を含む第2のデータセット30(t2)、31(t2)を値CおよびDとして式(1)へ挿入して実行される。結果として生じた値Eは、(ステップ104において)欠陥が存在するかどうかを判定するために閾値2εと比較される。値30(t1)、31(t1)は、値30(t2)、31(t2)とともに式(1)に用いる(ステップ102)ためにステップ100において読み出されるまでメモリ39に記憶される。
本発明の特定の実施形態が詳細に図示され、記載されたが、本発明の思想および範囲から逸脱することなく、様々な修正および改良がそれらになされてもよいことが当業者には明らかであろう。それゆえに、本発明の範囲内にあるすべてのかかる修正および改良を添付の特許請求の範囲に含めることが意図される。
30,31,32,33…センサ、35…コントローラ、36…処置、37…I/Oモジュール、38…ディスプレイ、39…メモリ。

Claims (20)

  1. 生じうる欠陥に関して1つ以上の対象物のエッジを自動的に検査するための検査システムであって、
    1つ以上の対象物の対向エッジの位置を検出するための少なくとも4つの複数の電子センサであって、前記少なくとも4つの電子センサのうちの第1および第2は、欠陥に関して第1の対象物エッジを検査するために、前記1つ以上の対象物がそれに沿って配置された検査ラインの第1の側に置かれ、前記少なくとも4つの電子センサのうちの第3および第4は、欠陥に関して前記第1の対象物エッジの対辺上の第2の対象物エッジを検査するために、前記検査ラインの第2の側にそれぞれ前記第1および第2の電子センサに実質的に対向して置かれ、前記第1および第3の電子センサは、互いに実質的に一直線上に保持され、前記第2および第4の電子センサは、互いに実質的に一直線上に保持された、前記複数の電子センサと、
    特定の対象物の前記第1および第2の対象物エッジが前記電子センサによって走査されるにつれて、前記第1、第2、第3および第4の電子センサの実質的に同時のセンサ測定結果を含むデータセットを周期的に取得し、合計E=|(A+B)−(C+D)|を計算して、前記合計Eを閾値と比較するようにプログラムされ、A、C、BおよびDは、それぞれ前記第1、第2、第3および第4の電子センサの前記実質的に同時のセンサ測定結果に対応する、コントローラとを備え、
    前記合計Eが前記閾値以下である場合には、前記コントローラは、前記特定の対象物の前記第1および第2の対象物エッジの前記走査が完了するまで前記第1、第2、第3および第4の電子センサの実質的に同時のセンサ測定結果を含むデータセットを取得し続け、一方、前記特定の対象物の前記第1および第2の対象物エッジを走査しているときに前記合計Eが前記閾値を超えた場合には、前記コントローラは、前記特定の対象物が欠陥エッジを有すると判定する、
    検査システム。
  2. 前記コントローラは、欠陥のある対象物が前記検査ラインから除去されるようにさらにプログラムされている、請求項1に記載の検査システム。
  3. 前記少なくとも4つの電子センサのうちの1つ以上は、レーザセンサである、請求項1に記載の検査システム。
  4. 前記合計Eが比較される前記閾値は、前記1つ以上の対象物の対象物幅に許容された公差値に基づく値である、請求項1に記載の検査システム。
  5. 前記閾値および前記公差値のうちの少なくとも1つを記憶するためのメモリをさらに備える、請求項4に記載の検査システム。
  6. 生じうる欠陥に関して1つ以上の対象物のエッジを自動的に検査するための検査方法であって、
    少なくとも4つの電子センサを用いて、対向する1つ以上の対象物の第1および第2の対象物エッジを走査するステップであって、前記少なくとも4つの電子センサのうちの第1および第2は、欠陥に関して前記第1の対象物エッジを検査するために、前記1つ以上の対象物がそれに沿って配置された検査ラインの第1の側に置かれ、前記少なくとも4つの電子センサのうちの第3および第4は、欠陥に関して前記第1の対象物エッジの対辺上の前記第2の対象物エッジを検査するために、前記検査ラインの第2の側にそれぞれ前記第1および第2の電子センサに実質的に対向して置かれ、前記第1および第3の電子センサは、互いに実質的に一直線上に保持され、前記第2および第4の電子センサは、互いに実質的に一直線上に保持され、前記対象物の前記対向エッジは、前記対向エッジが前記電
    子センサに近接して通過するにつれて、検査のために前記電子センサによって走査される、前記走査するステップと、
    特定の対象物の前記第1および第2の対象物エッジが前記電子センサによって走査されるにつれて、前記少なくとも4つの電子センサからの実質的に同時の測定結果を含むデータセットを、コントローラによって、周期的に取得するステップと、
    合計E=|(A+B)−(C+D)|を計算するために、前記周期的に取得された前記第1、第2、第3および第4の電子センサからの測定結果を含むデータセットを、前記コントローラによって、合計し、A、C、BおよびDは、それぞれ前記第1、第2、第3および第4の電子センサの実質的に同時のセンサ測定結果に対応するステップと、
    前記合計Eを閾値と比較するステップと
    を備え、
    前記合計Eが前記閾値以下である場合には、前記コントローラは、前記特定の対象物の前記第1および第2の対象物エッジの前記走査が完了するまで前記第1、第2、第3および第4の電子センサの実質的に同時のセンサ測定結果を含むデータセットを取得し続け、一方、前記特定の対象物の前記第1および第2の対象物エッジを走査しているときに前記合計Eが前記閾値を超えた場合には、前記コントローラは、前記特定の対象物が欠陥エッジを有すると判定する、
    検査方法。
  7. 前記特定の対象物に欠陥があると判定されたときに、前記特定の対象物を前記検査ラインから取り除くステップをさらに備える、請求項6に記載の検査方法。
  8. 前記少なくとも4つの電子センサのうちの1つ以上は、レーザセンサである、請求項6に記載の検査方法。
  9. 前記合計Eが比較される前記閾値は、前記1つ以上の対象物の対象物幅に許容された公差値に基づく、請求項6に記載の検査方法。
  10. 前記閾値および前記公差値のうちの少なくとも1つを記憶するステップをさらに備える、請求項9に記載の検査方法。
  11. 生じうる欠陥に関して1つ以上の対象物のエッジを自動的に検査するための検査システムであって、
    1つ以上の対象物の対向エッジの位置を検出するための少なくとも2つの複数の電子センサであって、前記少なくとも2つの電子センサのうちの第1は、欠陥に関して第1の対象物エッジを検査するために、前記1つ以上の対象物がそれに沿って配置された検査ラインの第1の側に置かれ、前記少なくとも2つの電子センサのうちの第2は、欠陥に関して前記第1の対象物エッジの対辺上の第2の対象物エッジを検査するために、前記検査ラインの第2の側に前記第1の電子センサと実質的に対向して実質的に一直線上に置かれた、前記複数の電子センサと、
    前記複数の電子センサによって得られた測定結果を記憶するメモリと、
    特定の対象物の前記対向エッジが前記電子センサによって走査されるにつれて、前記第1および第2の電子センサの実質的に同時のセンサ測定結果を含む2つ以上のデータセットを取得し、合計E=|(A+B)−(C+D)|を計算するために取得された実質的に同時のセンサ測定結果を含む前記データセットのうちの少なくとも1つを前記メモリに記憶して、前記合計Eを閾値と比較するようにプログラムされ、値AおよびBは、第1の時刻t1に取得された前記第1および第2の電子センサのセンサ測定結果を含む前記2つ以上のデータセットのうちの第1に対応し、値CおよびDは、時間間隔によって前記第1の時刻から隔たった第2の時刻t2に取得された前記第1および第2の電子センサのセンサ測定結果を含む前記2つ以上のデータセットのうちの第2に対応する、コントローラと
    を備え、
    前記合計Eが前記閾値以下である場合には、前記コントローラは、前記特定の対象物の前記第1および第2の対象物エッジの前記走査が完了するまで、前記第1および第2の電子センサの実質的に同時のセンサ測定結果を含む追加のデータセットを周期的に取得し、一方、前記特定の対象物の前記第1および第2の対象物エッジを走査しているときに前記合計Eが前記閾値より大きい場合には、前記コントローラは、前記特定の対象物が欠陥エッジを有すると判定する、
    検査システム。
  12. 第1および第2の時刻t1およびt2の間の前記時間間隔は、前記特定の対象物が前記第1および第2のセンサによって走査される速度に少なくとも依存する、請求項11に記載の検査システム。
  13. 前記少なくとも2つの電子センサのうちの1つ以上は、レーザセンサである、請求項11に記載の検査システム。
  14. 前記合計Eが比較される前記閾値は、前記1つ以上の対象物の対象物幅に許容された公差値に基づく値である、請求項11に記載の検査システム。
  15. 前記メモリは、前記閾値および前記公差値のうちの少なくとも1つをさらに記憶する、請求項14に記載の検査システム。
  16. 生じうる欠陥に関して1つ以上の対象物のエッジを自動的に検査するための検査方法であって、
    少なくとも2つの電子センサを用いて1つ以上の対象物の対向する、第1および第2のエッジを走査するステップであって、前記少なくとも2つの電子センサのうちの第1は、欠陥に関して前記第1の対象物エッジを検査するために、前記1つ以上の対象物がそれに沿って配置された検査ラインの第1の側に置かれ、前記少なくとも2つの電子センサのうちの第2は、欠陥に関して前記第1の対象物エッジの対辺上の第2の対象物エッジを検査するために、前記検査ラインの第2の側に前記第1の電子センサに実質的に対向して実質的に一直線上に置かれ、前記対象物の前記対向エッジは、前記対向エッジが前記電子センサに近接して通過するにつれて、検査のために前記電子センサによって走査される、前記走査するステップと、
    特定の対象物の前記第1および第2のエッジが前記電子センサによって走査されるにつれて、前記第1および第2の電子センサの実質的に同時のセンサ測定結果を含む2つ以上のデータセットを、コントローラによって、取得するステップと、
    合計E=|(A+B)−(C+D)|を計算するために、取得された前記第1および第2の電子センサの実質的に同時のセンサ測定結果を含む前記データセットを、前記コントローラによって、合計するステップであって、値AおよびBは、第1の時刻t1に取得された前記第1および第2の電子センサのセンサ測定結果を含む前記1つ以上のデータセットのうちの第1に対応し、値CおよびDは、時間間隔によって前記第1の時刻から隔たった第2の時刻t2に取得された前記第1および第2の電子センサのセンサ測定結果を含む前記1つ以上のデータセットのうちの第2に対応する、ステップと、
    前記合計Eを閾値と比較するステップと、
    を備え、
    前記合計Eが前記閾値以下である場合には、前記コントローラは、前記特定の対象物の前記第1および第2のエッジの前記走査が完了するまで、前記第1および第2の電子センサの実質的に同時のセンサ測定結果を含むデータセットを周期的に取得し続け、一方、前記合計Eが前記閾値を超えた場合には、前記コントローラは、前記対象物が欠陥エッジを有すると判定する、
    検査方法。
  17. 第1および第2の時刻t1およびt2の間の前記時間間隔は、前記特定の対象物が前記第1および第2の電子センサによって走査される速度に少なくとも依存する、請求項16に記載の検査方法。
  18. 前記特定の対象物に欠陥があると判定されたときに、前記特定の対象物を前記検査ラインから取り除くステップをさらに備える、請求項16に記載の検査方法。
  19. 前記少なくとも2つの電子センサのうちの1つ以上は、レーザセンサである、請求項16に記載の検査方法。
  20. 前記第1の時刻t1に取得された前記センサ測定結果をメモリに記憶するステップをさらに備える、請求項16に記載の検査方法。
JP2016024513A 2015-02-13 2016-02-12 検査システムおよび検査方法 Active JP6606441B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562115849P 2015-02-13 2015-02-13
US62/115,849 2015-02-13
US14/755,612 US10088339B2 (en) 2015-02-13 2015-06-30 Automated system and method for detecting defective edges of printed circuit boards and other objects using multiple sensors
US14/755,612 2015-06-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016148665A JP2016148665A (ja) 2016-08-18
JP6606441B2 true JP6606441B2 (ja) 2019-11-13

Family

ID=56620924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016024513A Active JP6606441B2 (ja) 2015-02-13 2016-02-12 検査システムおよび検査方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10088339B2 (ja)
JP (1) JP6606441B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102400342B1 (ko) * 2016-12-06 2022-05-20 니폰 덴키 가라스 가부시키가이샤 띠 형상 유리 필름의 품질 검사 방법, 및 유리 롤
JP7324424B2 (ja) * 2018-01-31 2023-08-10 日本電気硝子株式会社 ガラスロール、ガラスロールの製造方法および品質評価方法
KR102374037B1 (ko) 2018-06-29 2022-03-11 캐논 톡키 가부시키가이샤 기판 검사 시스템, 전자 디바이스 제조 시스템, 기판 검사 방법, 및 전자 디바이스 제조 방법
CN110146514A (zh) * 2019-04-19 2019-08-20 广州超音速自动化科技股份有限公司 板料封边缺陷检测装置及使用方法
CN110530970A (zh) * 2019-07-16 2019-12-03 福建华佳彩有限公司 一种玻璃基板边缘缺陷检测装置
JP2023183676A (ja) * 2022-06-16 2023-12-28 キヤノントッキ株式会社 基板検査装置、成膜装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1284442A (en) * 1969-01-17 1972-08-09 Sira Inst Formerly Known As Br Method and electro-optical system for inspecting bodies such as tiles
US4641966A (en) * 1985-08-01 1987-02-10 General Electric Company Automated inspection system
JP5408915B2 (ja) 2007-08-28 2014-02-05 アズビル株式会社 エッジセンサおよび欠陥検査装置
JP2009236499A (ja) 2008-03-25 2009-10-15 Keyence Corp 接触式変位計
JP5119496B2 (ja) 2008-12-12 2013-01-16 竹中電子工業株式会社 超音波エッジセンサ
JP5507879B2 (ja) 2009-04-24 2014-05-28 株式会社キーエンス 透過型寸法測定装置
JP5552447B2 (ja) 2011-01-25 2014-07-16 トヨタ自動車株式会社 超音波計測方法、及び超音波計測装置

Also Published As

Publication number Publication date
US10088339B2 (en) 2018-10-02
US20160238372A1 (en) 2016-08-18
JP2016148665A (ja) 2016-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6606441B2 (ja) 検査システムおよび検査方法
KR101209857B1 (ko) 유리 표면 이물 검사 장치 및 방법
JP2890578B2 (ja) Icリード検査装置とicリード検査方法
KR101473091B1 (ko) 기판 검사 장치 및 기판 검사 방법
US10215695B1 (en) Inspection system and method for detecting defects at a materials interface
JP2009168581A (ja) 被検査体の検査装置
US20080291468A1 (en) Apparatus and method for measuring height of protuberances
JP5686012B2 (ja) 表面欠陥検査装置及び方法
JP4594833B2 (ja) 欠陥検査装置
JP3272998B2 (ja) バンプ高さ良否判定装置
JP4825643B2 (ja) プリント基板の穴充填部欠陥検査システム及び欠陥検査方法
JP7375458B2 (ja) 外観検査装置及び、不良検査方法
JP5758474B2 (ja) 半導体パッケージテスト用着座姿勢判定装置
US10458778B2 (en) Inline metrology on air flotation for PCB applications
JP2009133745A (ja) 検査方法及び検査装置
KR102284046B1 (ko) 이미지 트래킹을 이용한 기판 불량 검사 시스템
KR20080015208A (ko) 레티클 이물질 검사장치 및 검사방법
JPH10300436A (ja) リードフレーム検査装置
JP2006010544A (ja) 異物検査装置および異物検査方法
KR102049361B1 (ko) 플렉서블 기판 찍힘 불량 검출 장치
JP2525261B2 (ja) 実装基板外観検査装置
JP6875243B2 (ja) 板状体の検査装置
JPH0325739B2 (ja)
JP2705458B2 (ja) 実装基板外観検査装置
JPH0651014A (ja) 欠陥検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6606441

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150