JPH11241236A - 粗紡機において粗糸をボビンに巻付けかつ切断するための方法および装置 - Google Patents

粗紡機において粗糸をボビンに巻付けかつ切断するための方法および装置

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JPH11241236A
JPH11241236A JP10361480A JP36148098A JPH11241236A JP H11241236 A JPH11241236 A JP H11241236A JP 10361480 A JP10361480 A JP 10361480A JP 36148098 A JP36148098 A JP 36148098A JP H11241236 A JPH11241236 A JP H11241236A
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JP
Japan
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roving
bobbin
winding
driven
cutting
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Pending
Application number
JP10361480A
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English (en)
Inventor
Hans-Peter Weeger
ハンス−ペーター・ヴエッガー
Franz Dr Machnik
フランツ・マヒニク
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Oerlikon Textile GmbH and Co KG
Original Assignee
Zinser Textilmaschinen GmbH
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/02Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for removing completed take-up packages and replacing by bobbins, cores, or receptacles at take-up stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements
    • D01H9/16Yarn-severing arrangements, e.g. for cutting transfer tails; Separating of roving in flyer

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動されるドラフト機構、駆動されるフライ
ヤ、駆動されるボビンレールおよび駆動されるボビンと
を備えている粗紡機にあって粗糸を巻付けかつ切断する
ための方法および装置を提供すること 【解決手段】 下方の円錐形の玉尻り部3の周囲へのら
せん状に上昇する巻体D−Eの形成を行い、れている。
これに引続いてボビン1の下方領域の周囲での短い螺旋
状の巻体E−Fの形成を行う。個別に制御される駆動機
構11,16,18,21が個々の方法工程A−Iの経
過のための制御装置25と結合されている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻取りの終了後、
ボビン体の周囲でのらせん状に下降している巻体の形成
と、下方の円錐形の玉尻り部の周囲を走る巻体の形成を
行い、これに引続いて少なくとも一つの粗糸巻体の形成
を行う様式の、駆動されるドラフト機構、駆動されるフ
ライヤ、駆動されるボビンレールおよび駆動されるボビ
ンとを備えている粗紡機にあって粗糸を巻付けかつ切断
するための方法に関する。
【0002】更に、本発明は上記の方法を実施するため
の、ドラフト機構、プレッサおよびドラフト機構、フラ
イヤ、ボビンレールとボビンのための個別に制御される
駆動機構とを備えている装置に関する。
【0003】
【従来の技術】精紡における、特に粗紡機とリング精紡
機間の自動化は、一連の経費削減処置の点で益々その重
要さを増してきている。この開発を更に進めるために
は、ある前提を満たさなければならない。この前提の一
つは、粗紡機において製造された粗糸ボビンを自動的に
玉揚げし、容易にかつ作業信頼性をもって取扱うことの
可能性を見い出すことである。この前提は、経験上第一
に、それぞれの粗糸ボビンにおける粗糸が下方の円錐形
の玉尻り部内に巻付けられ、切断されることによって達
せられる。更に、この方法工程により粗糸ボビンをリン
グ精紡機の自動化されたクリール内で容易に取扱うこと
ができると言う、即ち粗糸の下方への玉揚げがこの方法
工程によって直接可能になると言う利点が得られる。
【0004】公知の技術として、既に満粗糸ボビンの自
動的な玉揚げを行うための前提としての粗糸を中断させ
る方法が知られている(ヨーロッパ特許公報第0 40
9755号参照)。この方法は長繊維のための方法であ
り、この場合粗糸ボビンに接しているフライヤが停止し
た際このフライヤのプレッサが粗糸ボビンの下方に存在
している円錐形の領域にもたらされ、これにより粗糸の
部分的な開きが誘起される。引続いて、ボビンの部分的
な回転が行なわれ、他方フライヤは停止されたままであ
り、これにより粗糸の中断が行なわれる。最後にボビン
はボビンレールから取出される。
【0005】他の公知の技術は、粗糸を切断するための
方法および装置である(ヨーロッパ公開特許公報第0
698 678号参照)。この方法の特徴は、精紡工程
の終了の後粗糸は、プレッサが巻体のそれぞれの下方の
円錐形の玉尻り部領域(チューブ領域)内に案内される
程度に、持上げられることである。引続き、粗糸ボビン
はフライヤと共に、ドラフト機構からの再給糸分の糸が
応力の増大の下に粗糸ボビンに巻付けられ、これにより
確保されるように、回転され。続いて、粗糸ボビンはフ
ライヤに対して相対的に降下され、これにより巻体のそ
の都度の下方の巻体の領域とフライヤ間の領域内で粗糸
が切断される。
【0006】更に、粗糸を切断する方法が知られている
(日本国特開平7−11524号参照)。この方法にあ
っては、粗紡機により粗糸を粗糸ボビンに粗糸を巻取っ
た後プレッサとボビンレールとが粗糸の切断が行なわれ
ないい相互の位置にもたらされる。引続き、この位置に
おいてフライヤと粗糸ボビンとが再び作動され、この場
合粗糸の切断がボビンレールの降下により自動的に行な
われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、僅かな構造上の経費で効果的な切断工程を、しか
もこの切断工程を粗糸ボビンが自動的に玉揚げされ、か
つ作業信頼性をもって引続いて粗糸ボビンを取扱うこと
が可能であるように保証する、粗紡機において粗糸をボ
ビンに巻付けかつ切断するための方法および装置を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
る方法にあっては、以下の方法工程、即ち −下方の円錐形の玉尻り部の周囲へのらせん状に上昇す
る巻体の形成を行い、これに引続いてボビン体の下方領
域の周囲での短いら旋状の巻体の形成を行うこと、 −粗糸ボビンとボビンレールとを連続している区間だ
け、ボビン体の中間領域内方向での粗糸撚りの低減の下
での運動を行わせ、これに続いて上昇領域内での粗糸の
切断を行うこと、によって解決される。
【0009】上記の方法工程により、 −粗糸巻体の端部が下方の円錐形の玉尻り部上に存在
し、これにより粗糸が粗糸ボビンの次に行なわれる搬送
の際に滑落することが回避されること、 −粗糸への最低限一回の巻回により、プレッサの上方へ
の運動の際の粗糸の上方への引出しが回避されること、 −粗糸が互いに滑動して離間する点が粗糸巻体の円筒形
の領域上に、即ちボビン体上に存在していること、 −プレッサに短い粗糸ネップ形成されないことが達せら
れる。
【0010】本発明による方法およびその実施のための
装置は、四軸駆動機構或いはクラッチおよび付加的なモ
ータを有している全駆動機構を備えている粗紡機におい
て、元々設けられていない付加的な装置を設ける必要と
しない。必要な作動態様は簡単に粗紡機の制御装置にプ
ログラム化することが可能である。
【0011】以下に添付した図面に図示した実施の形態
に本発明を詳細に説明する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、ボビン体22に巻取ら
れ、円筒形のボビン体(巻体中央部)1と上方の円錐形
の玉尻り部2および下方の円錐形の玉尻り部3とを備え
ている粗糸ボビン8を概略側面図で示している。この粗
糸ボビン8の粗糸5を巻付けかつ切断するための方法は
以下のように行なわれる。
【0013】巻付けAが終了した後、ボビン1の周囲へ
のらせん状の、降下する巻体A−Bの形成と、そして下
方の円錐形の玉尻り部3の周囲を走る巻体B−Cの形成
を、これに引続いて少なくとも一つの粗糸巻体C−Dの
形成が行なわれる。これにより粗糸5は下方の円錐形の
玉尻り部3の領域内に存在している。
【0014】引続いて、らせん状の、下方の円錐形の玉
尻り部3の周囲で上昇する巻体D−Eの形成が行なわ
れ、この巻体に続いて短いらせん状の巻体E−Fがボビ
ンの下方領域の周囲で形成される。
【0015】粗糸5は、ボビンが8とボビンレール10
とが給糸が行なわれることなく運動することにより、か
つ同時に中間領域F−G内での粗糸の撚りの低減の下
に、この領域につらなっている区間F−G−Hの周面を
案内される。これにより粗糸5はE点からE′点へと移
動する。
【0016】その後、粗糸の切断、即ち粗糸5の切断が
円筒形のボビン体1の上向きの領域G−H内で行なわれ
る。区間H−Iの領域内において、図3と図4とに示し
たボビンレールは粗糸ボビン8と共に下方へと玉揚げ位
置に移動される。
【0017】粗糸ボビンとボビンレールCの区間F−G
−H内での運動は粗糸の給糸が続いて行なわれることな
く(lieferfrei)行なわれるのが有利である。
【0018】図2は、図1による個々の方法工程を、一
部切開した状態で底面図で示している。
【0019】図3には、粗紡機とこの粗紡機の作業機
構、即ち駆動機構21を備えているドラフト機構20、
フライヤ15を備えているフライヤレール14、駆動機
構16、駆動機構11を備えているボビンレール10並
びに粗糸とボビン駆動機構18とを備えているボビン体
22が図示されている。この粗紡機は個々の上記の作業
機構のための別個に制御される駆動機構を備えている粗
紡機である。この構造にあって、制御装置25が使用さ
れているが、この制御装置は、図3に示したように、個
々の駆動機構11,16,18と21と結合されてい
る。これにより、それ以上装備を行うことなく、公知の
粗紡機にあってこの制御装置25を使用するだけで、粗
糸を巻付けかつ切断するための図1と図2による方法工
程を実施することが可能である。
【0020】図4は、粗紡機の他の可能な構成を概略側
面図で示している。この粗紡機にあっては、全体駆動機
構35が設けられており、この全体駆動機構はドラフト
機構20、フライヤ15、ボビン体22およびボビンレ
ール10の駆動のために働く。この粗紡機にあっても、
制御装置25′が設けられており、この制御装置は全体
駆動機構35と制御が行なわれるように結合されてい
る。この制御装置25′により、作業機構のための個々
のクラッチ27,28,29と30が、粗紡機の個々の
作業機構が全体駆動により作動されるにもかかわらず、
粗糸5を巻付けかつ切断するための上記の方法工程が行
なわれるように制御される。
【0021】
【発明の効果】本発明により、簡単な方法で粗糸端部が
下方の円錐形の玉尻り部に巻付けられ、これにより粗糸
が引続いて行なわれる粗糸ボビンの搬送の際に滑落する
のが阻止される。これにより、この粗糸ボビンを自動的
に玉揚しかつ容易に、作業信頼性をもって次位の処理部
に供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】粗糸の切断の際の巻体形成の概略側面図であ
る。
【図2】粗糸の巻体の一部切開した状態で底面図であ
る。
【図3】二つのフライヤ列と、個々の作業機構のための
駆動機構のための別個のかつ別個に制御されるの概略側
面図である。
【図4】二つのフライヤと個々の作業機構の全体駆動機
構とを備えている粗紡機の概略側面図である。
【符号の説明】
1 ボビン体 2 上方円錐形の玉尻り部 3 下方円錐形の玉尻り部 5 粗糸 8 粗糸ボビン 10 ボビンレール 11 ボビンレールの駆動機構 14 フライヤレール 15 フライヤ 16 駆動機構 18 ボビン駆動機構 20 ドラフト機構 21 駆動機構 22 ボビン体 25 制御装置 25′ 制御装置 27,28,29,30 クラッチ 35 全体駆動機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取り(A)の終了後、ボビン体(1)
    の周囲でのらせん状に下降している巻体(A−B)の形
    成と、下方の円錐形の玉尻り部(3)の周囲を走る巻体
    (B−C)の形成を行い、これに引続いて少なくとも一
    つの粗糸巻体(C−D)の形成を行う様式の、駆動され
    るドラフト機構、駆動されるフライヤ、駆動されるボビ
    ンレールおよび駆動されるボビンとを備えている粗紡機
    にあって粗糸を巻付けかつ切断するための方法におい
    て、以下の方法工程、即ち −下方の円錐形の玉尻り部(3)の周囲へのらせん状に
    上昇する巻体(D−E)の形成を行い、これに引続いて
    ボビン体(1)の下方領域の周囲での短いら旋状の巻体
    (E−F)の形成を行うこと、 −粗糸ボビン(8)とボビンレール(10)とを連続し
    ている区間(F−G−H)だけ、ボビン体(1)の中間
    領域(F−G)内方向での粗糸撚りの低減の下での運動
    を行わせ、これに続いて上昇領域(G−H)内での粗糸
    の切断を行うこと、を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 粗糸ボビン(8)とボビンレール(1
    0)を給糸が行なわれない状態で運動させることを特徴
    とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 粗糸を切断した後、ボビンレール(1
    0)を粗糸ボビン(8)と共に下方へと玉揚げ位置(H
    −I)に案内することを特徴とする請求項1或いは2に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 ドラフト機構(20)、プレッサ(1
    7)およびドラフト機構(20)、フライヤ(15)、
    ボビンレール(10)とボビン(22)のための個別に
    制御される駆動機構(11,16,18,21)を備え
    ている様式の、巻取り(A)の終了後、ボビン体(1)
    の周囲でのらせん状に下降している巻体(A−B)の形
    成と、下方の円錐形の玉尻り部(3)の周囲を走る巻体
    (B−C)の形成を行い、これに引続いて少なくとも一
    つの粗糸巻体(C−D)の形成を行う様式の、駆動され
    るドラフト機構、駆動されるフライヤ、駆動されるボビ
    ンレールおよび駆動されるボビンとを備えている粗紡機
    にあって粗糸を巻付けかつ切断するための方法を実施す
    るための装置において、個別に制御される駆動機構(1
    1,16,18,21)が個々の方法工程(A−I)の
    進行のための制御装置(25)と結合されていることを
    特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 ドラフト機構(20)、プレッサ(1
    7)およびドラフト機構(20)、フライヤ(15)、
    ボビンレール(10)とボビン(22)のための全体駆
    動機構を備えている様式の、巻取り(A)の終了後、ボ
    ビン体(1)の周囲でのらせん状に下降している巻体
    (A−B)の形成と、下方の円錐形の玉尻り部(3)の
    周囲を走る巻体(B−C)の形成を行い、これに引続い
    て少なくとも一つの粗糸巻体(C−D)の形成を行う様
    式の、駆動されるドラフト機構、駆動されるフライヤ、
    駆動されるボビンレールおよび駆動されるボビンとを備
    えている粗紡機にあって粗糸を巻付けかつ切断するため
    の方法を実施するための装置において、全体駆動機構
    (35)が個々の方法工程(A−I)の進行のための制
    御装置(25′)と結合されていることを特徴とする装
    置。
JP10361480A 1997-12-22 1998-12-18 粗紡機において粗糸をボビンに巻付けかつ切断するための方法および装置 Pending JPH11241236A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP97122677:4 1997-12-22
EP97122677A EP0927780B1 (de) 1997-12-22 1997-12-22 Verfahren und Vorrichtung zum Ablegen und Trennen einer Vorgarnlunte bei einer Vorspinnmaschine

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11241236A true JPH11241236A (ja) 1999-09-07

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JP10361480A Pending JPH11241236A (ja) 1997-12-22 1998-12-18 粗紡機において粗糸をボビンに巻付けかつ切断するための方法および装置

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EP (1) EP0927780B1 (ja)
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DE (1) DE59701669D1 (ja)

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Also Published As

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US6082658A (en) 2000-07-04
EP0927780A1 (de) 1999-07-07
DE59701669D1 (de) 2000-06-15
EP0927780B1 (de) 2000-05-10

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