JPH1124097A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

Info

Publication number
JPH1124097A
JPH1124097A JP7081798A JP7081798A JPH1124097A JP H1124097 A JPH1124097 A JP H1124097A JP 7081798 A JP7081798 A JP 7081798A JP 7081798 A JP7081798 A JP 7081798A JP H1124097 A JPH1124097 A JP H1124097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
liquid crystal
crystal display
display device
printed circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7081798A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Tanaka
和雄 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US08/888,277 external-priority patent/US5841414A/en
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Publication of JPH1124097A publication Critical patent/JPH1124097A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示パネルの必要なサイズを維持したま
まで、液晶表示装置全体のサイズを縮小化し得る液晶表
示装置の構成を提供する。 【解決手段】 液晶表示パネル2の周辺に、パネル駆動
用の共通電極駆動IC群31〜3nとセグメント電極駆動IC群
41〜4nが配置された液晶表示装置1-2において、液晶表
示パネル2の一方のガラス基板の一辺の延長部12の上に
共通電極駆動IC群31〜3nを、他方のガラス基板の対向す
る二辺の延長部4-1, 4-2の上にセグメント電極駆動IC群
41〜4nを、 COG実装技術によって設け、各IC群を個々に
駆動制御する制御回路基板5は、延長部4-1, 4-2に接続
された柔軟な平配線61, 62の一端のコネクタ挿入部63,
64にコネクタ51,52 を介して接続することによって延長
部4-1, 4-2と接続し、延長部12とは柔軟な平配線50を介
して接続するようにした。平配線50, 61, 62を折り畳め
ば、液晶表示パネル2のサイズが小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置に関す
るものであり、更に詳しくは、液晶表示パネル周辺に設
けられる駆動制御系の専有する面積を縮小して、液晶表
示装置全体のサイズを縮小化する事が出来る液晶表示装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示装置1の標準的な構成を
図4に示す。液晶表示装置1には液晶表示パネル部2が
あり、この液晶表示パネル部2の一方の辺21には、画
像の走査、タイミングを操作するコモン電極(Y電極)
を駆動制御する為の複数個の駆動用IC31〜3nが設
けられたコモン電極駆動回路基板3が設けられると共
に、他方の一対の辺22と23には、画像の情報を入力
するセグメント電極(X電極)を駆動制御する為の複数
個の駆動用IC41〜4nが設けられたセグメント電極
駆動回路基板4−1と4−2とが設けられている。
【0003】更に、従来の液晶表示装置1に於いては、
コモン電極駆動回路基板3とセグメント電極駆動回路基
板4−1と4−2とに設けられている駆動用IC31〜
3n、及び41〜4nとをそれぞれ個別に駆動制御する
為のLSI等から構成された制御回路基板5、入出力手
段6、及び制御回路基板5の演算処理を制御するマイク
ロコンピュータ等から構成された中央演算手段7等から
なる周辺回路基板8等が設けられている。
【0004】このような従来の液晶表示装置1に於いて
は、一般的には、コモン電極駆動回路基板3とセグメン
ト電極駆動回路基板4−1と4−2とは、液晶表示パネ
ル2の側縁部に一体的に且つ固定的に接合されており、
コモン電極駆動回路基板3とセグメント電極駆動回路基
板4−1と4−2とに設けられている駆動用IC31〜
3n及び41〜4nは、適宜の配線9、10、11等を
介して制御回路基板5の所定の入出力端子部と接続され
ている。
【0005】従って、従来の液晶表示装置1に於いて
は、液晶表示パネル2のサイズに加えて、コモン電極駆
動回路基板3とセグメント電極駆動回路基板4−1と4
−2のそれぞれのサイズが付加される。このため、液晶
表示装置1全体の大きさは、液晶表示パネル2の大きさ
よりもかなり大きなサイズにならざるを得ず、従って、
液晶表示装置1全体のサイズを縮小化する場合には、液
晶表示パネル2自体の大きさを小さくすると言う犠牲を
払わざるを得ない状態であった。
【0006】ここで、図4に示したコモン電極とセグメ
ント電極を駆動する駆動回路や配線が、液晶表示パネル
に実装された場合を考える。一般に、液晶表示パネル2
は、少なくとも対向する2枚の透明なガラス基板やプラ
スチック基板の間に液晶を挟み込み、液晶周囲をシール
材で封止した構成をなしている。従って、前述の駆動回
路や配線を液晶表示パネルに実装する場合には、透明基
板に於けるシール材の外側である基板略端部に駆動回路
用IC41〜4n及び配線9をフェイスダウンして実装
する、いわゆるCOG(チップ・オン・グラス)構造を
用いることができる。この場合、制御回路基板5と液晶
表示パネル2の間の接続は図4と同様に構成される為、
入出力端子が制御回路基板5と液晶表示パネル2の対面
に集中する。
【0007】この為、隣接する入出力端子間の線間を狭
くしたり電極の太さを細くしなければならず、従って電
極間のショートや断線、電極抵抗が大きくなると言う問
題を有していた。更に、従来に於いては、制御回路基板
5がコモン電極駆動回路と共に構成された後、液晶表示
パネルにフレキシブル基板により接続された構成をなす
液晶表示装置に於いては、制御回路部の実装歩留りとコ
モン電極駆動回路部の実装歩留りとの差が生じ、悪い方
の実装歩留りにて基板の歩留りが決定されるので、製品
のコストを高くすると言う問題も有していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術の欠点を改良し、液晶表示パネルの必要なサイ
ズを維持したままで、液晶表示装置全体のサイズを縮小
化し得る液晶表示装置の構成を提供すると共に、隣接す
る入出力端子間のショートや断線の増加、或いは、電極
抵抗が大きくなると言う問題を解決し、しかも実装歩留
りを改善して製品のコストを安価に出来る液晶表示装置
を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、以下に第1から第9の発明として示される。第1
の発明の構成上の特徴は、液晶表示装置が、液晶表示パ
ネルと、液晶表示パネルの周辺にこのパネルを駆動する
ために配置された共通電極駆動IC群とセグメント電極
駆動IC群と、共通電極駆動IC群とセグメント電極駆
動IC群とを個々に駆動制御するためのコネクタ手段を
備えた制御回路基板と、共通電極駆動IC群を前記液晶
表示パネルの共通電極に電気的に接続するための第1の
接続配線部と、コネクタ挿入手段を備えた柔軟なケーブ
ルから構成され、コネクタ挿入手段を制御回路基板上の
コネクタ手段に挿入することによって、セグメント電極
駆動IC群を制御回路基板に電気的に接続する第2の接
続配線部、及び、制御回路基板を共通電極駆動IC群に
電気的に接続するための第3の接続配線部とから構成さ
れ、共通電極駆動IC群は液晶表示パネルのガラス基板
から延長されたガラス部の上に、COG実装技術によっ
て設けられており、第3の接続配線部は柔軟なケーブル
から構成されていると共に、セグメント電極駆動IC群
は液晶表示パネルのガラス基板から延長された他のガラ
ス部の上に、COG実装技術によって設けられているこ
とにある。第2の発明の構成上の特徴は、第1の発明の
液晶表示装置において、制御回路基板が延長ガラス部の
下の位置に配置されていると共に、第2の接続配線部が
液晶表示パネルの裏面の下に配置されていることにあ
る。第3の発明の構成上の特徴は、液晶表示装置が、液
晶表示パネルと、液晶表示パネルの周辺にこのパネルを
駆動するために配置された共通電極駆動IC群とセグメ
ント電極駆動IC群と、共通電極駆動IC群とセグメン
ト電極駆動IC群とを個々に駆動制御するためのコネク
タ手段を備えた制御回路基板と、共通電極駆動IC群を
液晶表示パネルの共通電極に電気的に接続するための第
1の接続配線部と、コネクタ挿入手段を備えた柔軟なケ
ーブルから構成され、コネクタ挿入手段を制御回路基板
上のコネクタ手段に挿入することによって、セグメント
電極駆動IC群を制御回路基板に電気的に接続する第2
の接続配線部、及び、制御回路基板を共通電極駆動IC
群に電気的に接続するための第3の接続配線部とから構
成され、共通電極駆動IC群とセグメント電極駆動IC
群の少なくとも一方が多層に複合されたケーブルに取り
付けられていることにある。第4の発明の構成上の特徴
は、第3の発明の液晶表示装置において、共通電極駆動
IC群、制御回路基板、第1の接続配線部、及び第3の
接続配線部が一体的に多層に複合されたケーブルとして
構成され、多層に複合されたケーブルには、二組の印刷
回路板によって二箇所の異なった場所が挟まれた柔軟な
印刷回路板があり、柔軟な印刷回路板は第1の接続配線
部及び第3の接続配線部として動作し、一方の組の前記
印刷回路板は、共通電極駆動IC群を実装するための第
1の駆動回路基板として動作し、他方の組の前記印刷回
路板は、制御回路基板として動作すると共に、柔軟な印
刷回路板と各組の印刷回路板とは予め定められた部分が
電気的に接続されていることにある。
【0010】第5の発明の構成上の特徴は、第4の発明
の液晶表示装置において、第1の駆動回路板と制御回路
基板は柔軟な印刷回路板を介して折り畳まれ、互いに積
み重ねられて液晶表示パネルの裏面の下側に配置されて
いると共に、第2の接続配線部は液晶表示パネルの裏面
の下側に配置されていることにある。第6の発明の構成
上の特徴は、第3または第4の発明の液晶表示装置にお
いて、セグメント電極駆動IC群が多層に複合されたケ
ーブルの上に実装されており、多層に複合されたケーブ
ルが、上側印刷回路板と中間柔軟印刷回路板、及び下側
印刷回路板とから構成され、中間柔軟印刷回路板の主要
部が上側印刷回路板と下側印刷回路板によって挟まれて
おり、中間柔軟印刷回路板が第2の接続配線部として動
作すると共に、中間柔軟印刷回路板と上側印刷回路板と
下側印刷回路板の各個は、その所定部分が電気的に接続
されていることにある。第7の発明の構成上の特徴は、
第6の発明の液晶表示装置において、第1の駆動回路基
板と制御回路基板が第1の接続配線部と前記第3の接続
配線部を介して折り畳まれ、互いに積み重ねられて液晶
表示パネルの裏面の下側に配置されると共に、多層に複
合されたケーブルが液晶表示パネルの裏面の下側に配置
されていることにある。第8の発明の構成上の特徴は、
第6または第7の発明の液晶表示装置において、少なく
とも1個のチップ部品が前記多層に複合されたケーブル
上に実装されていることにある。第9の発明の構成上の
特徴は、第6または第8の発明の液晶表示装置におい
て、第1の駆動回路板と制御回路基板が柔軟な印刷回路
板を介して折り畳まれ、互いに積み重ねられて液晶表示
パネルの裏面の下側に配置されると共に、多層に複合さ
れたケーブルが液晶表示パネルの裏面の下側に配置され
ていることにある。
【0011】本発明の第1および第2の発明に係る液晶
表示装置によれば、共通電極駆動IC群とセグメント電
極駆動IC群とがCOG実装技術によりガラス基板上に
設けられており、配線はフレキシブル配線が用いられて
いるので、配線が簡素化されると共に、駆動回路基板は
フレキシブル配線により各駆動IC群に接続しているの
で、駆動回路基板が折り畳まれた状態で、液晶表示パネ
ルの裏面部の下方に配置させる事が可能となる。この結
果、液晶表示パネルの周辺に配置されていた駆動回路基
板の少なくとも一部が専有していた領域部分が省略出来
るので、その分液晶表示パネルの周辺回路部の面積を縮
小することができ、従って、液晶表示装置全体のサイズ
を、液晶表示パネルの必要サイズを維持したままで、縮
小する事が可能となるのである。
【0012】更に、本発明の第3から第9の発明の液晶
表示装置に於いては、コモン電極駆動回路基板と制御回
路基板とが、硬質基板でフレキシブル基板を挟み込んだ
多層複合基板、或いはフレキシブル基板を多層に重ねた
多層複合基板として構成されているので、コモン電極駆
動回路基板と制御回路基板とをフレキシブル基板の後付
けによって接続する工数を削減することができる。
【0013】
【実施例】以下に、本発明に係る液晶表示装置の具体例
を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明
の第1の実施例の液晶表示装置1の構成を示す平面図で
ある。図中、2は液晶表示パネル、3は液晶表示パネル
2の周辺に配置されてこのパネル2を駆動するパネル駆
動IC群31〜3nを有するコモン電極駆動回路基板、
4−1及び4−2は液晶表示パネル2を駆動するパネル
駆動IC群41〜4nを有するセグメント電極駆動回路
基板、5は駆動回路基板3、4−1及び4−2と接続さ
れ、各パネル駆動IC31〜3n及び41〜4nを個別
に駆動制御する制御回路基板、5′はコモン電極駆動回
路基板3を駆動制御する駆動制御回路、及び、5″はセ
グメント電極駆動回路基板4−1及び4−2を駆動制御
する駆動制御回路である。このように構成された液晶表
示装置1において、コモン電極駆動回路基板3は、フレ
キシブルな接続配線部30を介して液晶表示パネル2に
接続されている。また、セグメント電極駆動回路基板4
−1及び4−2は、液晶表示パネル2に対して固定的に
接続されている。更に、セグメント電極駆動回路基板4
−1及び4−2には、各パネル駆動IC41〜4nの入
力端子に接続されてこれらを個別に駆動制御する為の制
御信号を供給する接続配線9、10を含むフレキシブル
な接続配線部61、62が接続されている。そして、フ
レキシブルな接続配線部61、62の一端部Eには、コ
ネクタ挿入部63、64が設けられている。一方、制御
回路基板5には、入出力コネクタ部51、52が設けら
れており、これらのコネクタ部51、52とコネクタ挿
入部63、64とは、互いに嵌合接続しえる様に構成さ
れている。入出力コネクタ部51、52からは、各パネ
ル駆動IC41〜4nを個別に駆動制御する為の制御信
号が出力される。
【0014】本発明に於ける当該液晶表示装置1に於い
ては、フレキシブルな接続配線部30、61、62を適
宜組み合わせて使用すると共に、特にフレキシブルな接
続配線部61、62の先端自由端部Eにコネクタ挿入部
63、64を設け、且つ制御回路基板側にコネクタ挿入
部63、64を受け入れるコネクタ部51、52を配置
してある。従って、図2,図3に示すように、フレキシ
ブルな接続配線部30、61、62を、必要に応じて折
り曲げ、湾曲、屈曲させる事により、コネクタ挿入部6
3、64とコネクタ部51、52との接続部を液晶表示
パネル2の下部周辺部にコンパクトに配置させる事が可
能となるので、液晶表示パネル2の画像表示部のサイズ
を維持したまま、全体のサイズを縮小する事が可能とな
る。
【0015】つまり、図1に示す本発明の液晶表示装置
1に於いては、一例として、液晶表示パネル2に接続さ
れているコモン電極駆動回路基板3、セグメント電極駆
動回路基板4−1及び4−2の内、特に画像の走査、タ
イミングを操作し、コモン電極(Y電極)を駆動制御す
る為の複数個の駆動用IC31〜3nが設けられたコモ
ン電極駆動回路基板3を、液晶表示パネル2に対してフ
レキシブルな接続配線部30を介して接続させ、コモン
電極駆動回路基板3を液晶表示パネル2に対して屈曲、
折り曲げ、折り畳みが可能となる様に構成したものであ
る。
【0016】即ち、コモン電極駆動回路基板3に設けら
れた複数個の駆動用IC群31〜3nのそれぞれは、各
駆動用IC群31〜3nの出力端子部が、フレキシブル
な接続配線部30に印刷された各配線に接続され、この
各配線を介して液晶表示パネル2のコモン電極(Y電
極)と電気的に接続されるものである。
【0017】尚、本発明の液晶表示装置1に於いては、
図1に示す様に、コモン電極駆動回路基板3を液晶表示
パネル2に対してフレキシブルに接続されており、セグ
メント電極(X電極)を駆動制御する複数個の駆動用I
C群41〜4nを有するセグメント電極駆動回路基板4
−1及び4−2は、液晶表示パネル2に対して固定的
に、又は一体的に配置されているが、本発明に於ける液
晶表示装置1は、係る具体例に限定されるものではな
く、セグメント電極駆動回路基板4−1及び4−2を、
フレキシブルな接続配線部61、62に印刷された配線
を介して、液晶表示パネルのセグメント電極(X電極)
のそれぞれと電気的に接続し、コモン電極駆動回路基板
3を液晶表示パネル2に対して固定的に接続しても良
い。
【0018】更には、フレキシブルな接続配線部61、
62にセグメント電極(X電極)を駆動制御する複数個
の駆動用IC群41〜4nを実装した構成にしても良
く、全ての駆動回路基板3,4−1,及び4−2をフレ
キシブルな接続配線部30、61、62に印刷された配
線を介して、液晶表示パネル2に接続しても良い。
【0019】ところで、本発明に於いて使用される、コ
モン電極駆動回路基板3と液晶表示パネル2とを接続す
るフレキシブルな接続配線部30、及び/又は、セグメ
ント電極駆動回路基板4−1及び4−2と制御回路基板
5とを接続するフレキシブルな接続配線部61、62、
更には、コモン電極駆動回路基板3と制御回路基板5と
を接続するフレキシブルな接続配線部50等は、例え
ば、ポリイミド樹脂からなるベースフィルムに、銅箔を
エッチングして得られた所定本数のリードパターンで構
成された配線部が形成されているものを使用する事が可
能である。
【0020】本発明における第1の実施例の液晶表示装
置1は、このような構成を有する事から、可撓性のある
接続配線部30を介して液晶表示パネル2と接続されて
いる駆動回路基板3を、図2に例示する様に、可撓性の
ある接続配線部30を折り曲げて液晶表示パネル2の裏
面部の下方に配置させる事が望ましい。
【0021】このようにする事によって、従来駆動回路
基板3と制御回路基板5とが専有していた空間領域を削
除する事が可能となる。即ち、液晶表示パネル2と接続
配線部30との接続部であり、画像を構成しない液晶表
示パネル部分に、駆動回路基板3と制御回路基板5とを
配設する事が可能となる。次に、本発明の液晶表示装置
の第2から第8の実施例の構成を説明する。各実施例は
第1の実施例の液晶表示装置を変形したものであり、基
本的な構成は第1の実施例の液晶表示装置と変わらな
い。従って、同じ構成部材には同じ符号を付してその説
明を省略する。即ち、第2の実施例から第8の実施例の
液晶表示装置では、第1の実施例と異なる部分のみを説
明する。図5及び図6は本発明の第2の実施例の液晶表
示装置1−2,1−2′の構成を示すものであり、図7
は図5に示される液晶表示装置1−2の部分的な側面図
である。
【0022】第2の実施例においては、液晶表示パネル
2の一方の端部にガラスパネル延長部12が設けられて
いる。そして、複数のパネル駆動IC31〜3nは、C
OG実装技術によりこのガラスパネル延長部12の上に
実装されている。コモン電極(Y電極)を駆動制御する
パネル駆動IC31〜3nは、図1に示した第1のフレ
キシブルな接続部30を使用することなく、ガラスの上
に配置された図示しない回路パターンを第1の配線接続
部としてこれを介して液晶表示装置に接続されている。
従って、図1のコモン電極駆動回路基板3は第2の実施
例では不要である。第3のフレキシブルな接続配線部5
0はガラスパネル延長部12と制御回路基板5とを接続
するために設けられている。
【0023】図5と図6の液晶表示装置1−2と1−
2′の差異は、制御回路基板5に実装されたコネクタ部
51と52を含む回路部品の配置である。図5では、制
御回路基板5の表面側に回路部品が配置されているのに
対して、図6では制御回路基板5の裏面側に回路部品が
配置されている。第2の実施例では、コモン電極駆動回
路基板3と第1のフレキシブルな接続配線部30が不要
であると共に、これらの接続作業が不要であるので、液
晶表示装置1−2のサイズを小さくし、コストを下げる
ことが可能である。本発明の第3の実施例から第8の実
施例を説明する前に、図8から図10を用いて新規の複
合配線システムについて説明する。
【0024】図8及び図9は、硬質印刷回路基板13
A,13B,55A,及び55Bとフレキシブルな印刷
回路基板40とを使用する第1の複合配線システムを示
すものである。図8に示されるように、複合印刷回路基
板CB1は、フレキシブルな印刷回路基板40の異なる
場所が2組の硬質印刷回路基板13Aと13Bと、印刷
回路基板55Aと55Bにそれぞれ挟まれることにより
作られる。図9に示されるように、各硬質印刷回路基板
13A,13B,55A,及び55Bは、両面に導電パ
ターン72を有するベース基板71から作られている。
フレキシブルな印刷回路基板40は3層のフィルム層7
3から構成されており、隣接するフィルム層73の間に
導電パターン74が形成されている。参照符号のない空
白の層は接着層を示しており、半田レジスト75が硬質
印刷回路基板13A,13B,55A,及び55Bの外
表面に形成されている。更に、導電パターン72,74
は、スルホール76により複合印刷回路基板CB1の厚
さ方向の所定の部位において電気的に接続されている。
【0025】図10(a) ,(b) は、フレキシブルな印刷
回路基板14A,14B,40,56A,及び56Bを
使用する第2の複合配線システムを示している。図10
(a)に示されるように、第2の複合印刷回路基板CB2
は、フレキシブルな印刷回路基板40の異なる場所が、
2組のフレキシブルな印刷回路基板14Aと14Bと、
フレキシブルな印刷回路基板56Aと56Bにそれぞれ
挟まれることにより作られる。図10(b) に示されるよ
うに、フレキシブルな印刷回路基板14A,14B,5
6A,及び56Bの構成はフレキシブルな印刷回路基板
40の構成と全く同じである。フレキシブルな印刷回路
基板14A,14B,56A,及び56Bの外表面には
半田レジスト75が形成されている。複数の導電パター
ン72は、第2の複合印刷回路基板CB2の厚さ方向の
所定の部位においてスルホール76により電気的に接続
されている。
【0026】図11は本発明の第3の実施例の液晶表示
装置1−3の構成を示す平面図であり、図12(a) は図
11に示される液晶表示装置1−3に使用された複合印
刷回路基板CB1の側面図である。図12(b) は液晶表
示装置1−3の部分的な側面図であり、図12(c) は図
11に示された液晶表示装置1−3の部分的な斜視図で
ある。第3の実施例では、液晶表示装置1−3に対し
て、図9に示した第1の複合印刷回路基板CB1も使用
することができるし、図10に示した第2の複合印刷回
路基板CB2も使用することができる。しかしながら、
ここでは第1の複合印刷回路基板CB1が使用された液
晶表示装置1−3についてのみ説明する。第3の実施例
では、図12(a) に示される複合印刷回路基板CB1
が、コモン電極駆動回路基板3、制御回路基板5、第1
のフレキシブルな接続配線部30、及び、図1に示した
第3のフレキシブルな接続配線部50の代わりに使用さ
れる。即ち、2枚の硬質印刷回路基板13Aと13Bか
らなる第1の駆動回路基板13がコモン電極駆動回路基
板3の代わりに使用され、2枚の硬質印刷回路基板55
Aと55Bとからなる制御回路基板55が制御回路基板
5の代わりに使用され、そして、フレキシブルな印刷回
路基板40が第1のフレキシブルな接続配線部30と第
3のフレキシブルな接続配線部50の代わりに使用され
る。
【0027】図12(b) ,(c) はフレキシブルな印刷回
路基板40の折り畳み状態と、第1の駆動回路基板13
と制御回路基板55の積み重ね状態を示すものである。
第3の実施例では、第1のフレキシブルな接続配線部3
0のコモン電極駆動回路基板3への接続作業と、第3の
フレキシブルな接続配線部50のコモン電極駆動回路基
板3と制御回路基板5への接続作業を省略できるので、
液晶表示装置1−3の組立時間の削減を図ることができ
る。
【0028】図13(a) から図14(b) は本発明の第4
の実施例の液晶表示装置1−4を示すものである。第4
の実施例では、複数のフレキシブルな印刷回路基板から
なる第2の多重フレキシブル接続配線部61Mと62M
が使用されている。第2の多重フレキシブル接続配線部
61Mの構成を図13(a) に示す。第2の多重フレキシ
ブル接続配線部61Mは、図10(a) ,(b) で説明した
複合印刷回路基板CB2と同じ構成となっている。第2
の多重フレキシブル接続配線部61Mは、3枚のフレキ
シブル印刷回路基板61M1〜61M3から構成されて
おり、真ん中のフレキシブル印刷回路基板61M2の主
要部が上部フレキシブル印刷回路基板61M1と下部フ
レキシブル印刷回路基板61M3によって挟み込まれて
いる。接続配線9は真ん中のフレキシブル印刷回路基板
61M2に形成されており、複数のスルホール65が上
部フレキシブル印刷回路基板61M1と真ん中のフレキ
シブル印刷回路基板61M2の同じ位置に設けられてい
る。真ん中のフレキシブル印刷回路基板61M2の主要
部は、フレキシブル印刷回路基板61M1と61M3に
よるサンドイッチ構造により強化されているので、図1
3(b) に示すように、第2の多重フレキシブル接続配線
部61Mの主要部にはパネル駆動IC群41〜4nを実
装することができる。図14(a) ,(b) は、パネル駆動
IC群41〜4nが実装された第2の多重フレキシブル
接続配線部61Mの折り畳み状態を示すものである。
【0029】パネル駆動IC群41〜4nを第2の多重
フレキシブル接続配線部61Mの上に実装することがで
きると、図13(b) に示すように、第2の駆動回路基板
4−1と4−2の液晶表示パネル2からの延長長さを小
さくすることができる。この結果、第2の駆動回路基板
4−1と4−2との間の距離を小さくすることができ、
液晶表示装置1−4のサイズを小さくすることができ
る。第4の実施例においては、上部フレキシブル印刷回
路基板61M1と下部フレキシブル印刷回路基板61M
3の代わりに、硬質印刷回路基板を使用することもでき
る。即ち、第2の多重フレキシブル接続配線部61Mと
62Mは、図8と図9で説明した複合印刷回路基板CB
1と同じ構成をとることができる。
【0030】図15から図16(b) は本発明の第5の実
施例の液晶表示装置1−5を示すものである。第5の実
施例は第3の実施例と第4の実施例を組み合わせた実施
例である。即ち、第5の実施例では、液晶表示装置1−
5には、第1の駆動回路基板13(又は14)、制御回
路基板55(又は56)、及び、第3の実施例のフレキ
シブルな印刷回路基板40と第4の実施例の第2の多重
フレキシブル接続配線部61Mと62Mとからなる複合
印刷回路基板CB1(又はCB2)が備えられている。
【0031】図16(a) ,(b) はフレキシブルな印刷回
路基板40の折り畳み状態と、第1の駆動回路基板13
と制御回路基板55の積み重ね状態、及び、第2の多重
フレキシブル接続配線部62Mの折り畳み状態を示すも
のである。本発明の第5の実施例の液晶表示装置1−5
は前述の第3の実施例と第4の実施例の持つ効果を合わ
せ持つ。
【0032】図17(a) ,(b) 及び図18は本発明の第
6の実施例の液晶表示装置1−6を示すものである。第
6の実施例では、第2の多重フレキシブル接続配線部6
1mと62mが使用されている。第2の多重フレキシブ
ル接続配線部61mと62mの構成を図17(a) に示
す。第2の多重フレキシブル接続配線部62mは、図1
0(a) ,(b) で説明した複合印刷回路基板CB2と同じ
構成となっている。第2の多重フレキシブル接続配線部
62mは、3枚のフレキシブル印刷回路基板62m1〜
62m3から構成されており、真ん中のフレキシブル印
刷回路基板62m2の主要部が上部フレキシブル印刷回
路基板62m1と下部フレキシブル印刷回路基板62m
3によって挟み込まれている。接続配線10は真ん中の
フレキシブル印刷回路基板62m2に形成されている。
チップ部品を実装するための複数のスルホール65と、
複数のスルホールを有する複数のIC実装領域66が、
上部フレキシブル印刷回路基板62m1と真ん中のフレ
キシブル印刷回路基板62m2の同じ位置に設けられて
いる。第6の実施例では、接続配線10は上部フレキシ
ブル印刷回路基板62m1のスルホール65とIC実装
領域66の下側に形成されている。
【0033】図18は第1のフレキシブルな接続配線部
30と第3のフレキシブルな接続配線部50の折り畳み
状態と、コモン電極駆動回路基板3と制御回路基板5の
積み重ね状態、及び、第2の多重フレキシブル接続配線
部62mの折り畳み状態を示している。第6の実施例で
は、第2の多重フレキシブル接続配線部62mの強化さ
れた主要部分の上に、パネル駆動IC群41〜4nばか
りでなく、ノイズを除去するチップコンデンサのような
チップ部品44も実装されるので、液晶表示装置1−6
のノイズを小さくすることができる。第6の実施例にお
いては、上部フレキシブル印刷回路基板61m1,62
m1と下部フレキシブル印刷回路基板61m3,62m
3の代わりに、硬質印刷回路基板を使用することもでき
る。即ち、第2の多重フレキシブル接続配線部61mと
62mは、図8と図9で説明した複合印刷回路基板CB
1と同じ構成をとることが可能である。
【0034】図19と図20は本発明の第7の実施例の
液晶表示装置1−7を示すものである。第7の実施例で
は、第6の実施例において使用された第2の多重フレキ
シブル接続配線部61mと62mに加えて、第1の駆動
回路基板13、制御回路基板55、及びフレキシブルな
印刷回路基板40からなる複合印刷回路基板CB1が使
用されている。複合印刷回路基板CB1の構成は前述の
実施例において説明されたものと同じである。複合印刷
回路基板CB1の代わりに、図10(a) ,(b) で説明し
た複合印刷回路基板CB2を使用することもできる。
【0035】図20はフレキシブルな印刷回路基板40
の折り畳み状態と、第1の駆動回路基板13と制御回路
基板55の積み重ね状態、及び第2の多重フレキシブル
接続配線部62mの折り畳み状態を示すものである。第
7の実施例では、液晶表示装置1−7のサイズを更に小
さくすることが可能であると共に、第6の実施例に比べ
て組立工数を削減することができる。図20は本発明の
第8の実施例の液晶表示装置1−8を示すものである。
第8の実施例では、単一の多層フレキシブル基板が第2
のフレキシブル接続配線部61と62として使用されて
おり、パネル駆動IC群41〜4nがその上に実装され
ている。その他の構成は図5に示した第2の実施例の構
成と同じである。
【0036】
【発明の効果】本発明の第1および第2の発明に係る液
晶表示装置によれば、共通電極駆動IC群とセグメント
電極駆動IC群とがCOG実装技術によりガラス基板上
に設けられており、配線にはフレキシブル配線が用いら
れているので、配線が簡素化されると共に、駆動回路基
板はフレキシブル配線により各駆動IC群に接続してい
るので、駆動回路基板が折り畳まれた状態で、液晶表示
パネルの裏面部の下方に配置させる事が可能となる。こ
の結果、液晶表示パネルの周辺に配置されていた駆動回
路基板の少なくとも一部が専有していた領域部分が省略
出来るので、その分液晶表示パネルの周辺回路部の面積
を縮小することができ、従って、液晶表示装置全体のサ
イズを、液晶表示パネルの必要サイズを維持したまま
で、縮小する事ができるという効果がある。更に、本発
明の第3から第9の発明の液晶表示装置に於いては、コ
モン電極駆動回路基板と制御回路基板とが、硬質基板で
フレキシブル基板を挟み込んだ多層複合基板、或いはフ
レキシブル基板を多層に重ねた多層複合基板として構成
されているので、コモン電極駆動回路基板と制御回路基
板とをフレキシブル基板の後付けによって接続する工数
を削減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の第1の実施例の構成を
示す平面図である。
【図2】本発明の液晶表示装置の第1の実施例の構成を
示す側面図である。
【図3】本発明の液晶表示装置の第1の実施例の構成を
示す斜視図である。
【図4】従来の液晶表示装置の構成の一例を示す平面図
である。
【図5】本発明の液晶表示装置の第2の実施例の構成を
示す平面図である。
【図6】本発明の液晶表示装置の第2の実施例の変形例
の構成を示す平面図である。
【図7】本発明の液晶表示装置の第2の実施例の要部の
構成を示す側面図である。
【図8】本発明の液晶表示装置に使用される、フレキシ
ブル印刷回路基板と硬質印刷回路基板からなる複合印刷
回路基板の構成を示す分解斜視図である。
【図9】図8に示される複合印刷回路基板の構成を示す
側断面図である。
【図10】(a) は本発明の液晶表示装置に使用される、
複数のフレキシブル印刷回路基板からなる複合印刷回路
基板の構成を示す分解斜視図、(b) は(a) に示される複
合印刷回路基板の構成を示す側断面図である。
【図11】本発明の液晶表示装置の第3の実施例の構成
を示す平面図である。
【図12】(a) は本発明の液晶表示装置の第3の実施例
に使用される複合印刷回路基板の構成を示す側面図、
(b) は本発明の液晶表示装置の第3の実施例の要部の構
成を示す側面図、(c) は本発明の液晶表示装置の第3の
実施例の要部の構成を示す斜視図である。
【図13】(a) は本発明の液晶表示装置の第4の実施例
に使用される複合印刷回路基板の構成を示す分解斜視
図、(b) は本発明の液晶表示装置の第4の実施例の構成
を示す平面図である。
【図14】(a) は本発明の液晶表示装置の第4の実施例
の要部の構成を示す側面図、(b)は本発明の液晶表示装
置の第4の実施例の要部の構成を示す斜視図である。
【図15】本発明の液晶表示装置の第5の実施例の構成
を示す平面図である。
【図16】(a) は本発明の液晶表示装置の第5の実施例
の要部の構成を示す側面図、(b)は本発明の液晶表示装
置の第5の実施例の要部の構成を示す斜視図である。
【図17】(a) は本発明の液晶表示装置の第6の実施例
に使用される複合印刷回路基板の構成を示す分解斜視
図、(b) は本発明の液晶表示装置の第6の実施例の構成
を示す平面図である。
【図18】本発明の液晶表示装置の第6の実施例の要部
の構成を示す斜視図である。
【図19】本発明の液晶表示装置の第7の実施例の構成
を示す平面図である。
【図20】本発明の液晶表示装置の第7の実施例の要部
の構成を示す斜視図である。
【図21】本発明の液晶表示装置の第8の実施例の構成
を示す平面図である。
【符号の説明】
1,1−1〜1−8…液晶表示装置 2…液晶表示パネル 3…コモン電極駆動回路基板 4−1、4−2…セグメント電極駆動回路基板 31〜3n…コモン電極(Y電極)駆動用IC 41〜4n…セグメント電極(X電極)駆動用IC 5,55,56…制御回路基板 6…入出力手段 8…周辺回路基板 9、10、11…接続配線部 12…ガラスパネル延長部 13…第1の駆動回路基板 13A,13B,55A,55B…硬質印刷回路基板 14A,14B,40,56A,56B…フレキシブル
な印刷回路基板 30、50…フレキシブルな接続配線部 44…チップ部品 51、52…コネクタ部 61、62…可撓性配線部 61M,62M…多重フレキシブル接続配線部 61M1〜61M3,62m1〜62m3…フレキシブ
ル印刷回路基板 61m,62m…多重接続配線部 63、64…コネクタ挿入部 65…スルホール 66…IC実装領域 71…ベース基板 72,74…導電パターン 73…フィルム層 75…半田レジスト 76…スルホール CB1,CB2…複合印刷回路基板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示装置であって、 液晶表示パネルと、 前記液晶表示パネルの周辺にこのパネルを駆動するため
    に配置された共通電極駆動IC群とセグメント電極駆動
    IC群と、 前記共通電極駆動IC群とセグメント電極駆動IC群と
    を個々に駆動制御するためのコネクタ手段を備えた制御
    回路基板と、 前記共通電極駆動IC群を前記液晶表示パネルの共通電
    極に電気的に接続するための第1の接続配線部と、 コネクタ挿入手段を備えた柔軟なケーブルから構成さ
    れ、前記コネクタ挿入手段を前記制御回路基板上の前記
    コネクタ手段に挿入することによって、前記セグメント
    電極駆動IC群を前記制御回路基板に電気的に接続する
    第2の接続配線部、及び、 前記制御回路基板を前記共通電極駆動IC群に電気的に
    接続するための第3の接続配線部とから構成され、 前記共通電極駆動IC群は前記液晶表示パネルのガラス
    基板から延長されたガラス部の上に、COG実装技術に
    よって設けられており、 前記第3の接続配線部は柔軟なケーブルから構成されて
    いると共に、 前記セグメント電極駆動IC群は前記液晶表示パネルの
    ガラス基板から延長された他のガラス部の上に、COG
    実装技術によって設けられていることを特徴とする液晶
    表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の液晶表示装置であっ
    て、 前記制御回路基板は前記延長ガラス部の下の位置に配置
    されていると共に、 前記第2の接続配線部は前記液晶表示パネルの裏面の下
    に配置されていることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 液晶表示装置であって、 液晶表示パネルと、 前記液晶表示パネルの周辺にこのパネルを駆動するため
    に配置された共通電極駆動IC群とセグメント電極駆動
    IC群と、 前記共通電極駆動IC群とセグメント電極駆動IC群と
    を個々に駆動制御するためのコネクタ手段を備えた制御
    回路基板と、 前記共通電極駆動IC群を前記液晶表示パネルの共通電
    極に電気的に接続するための第1の接続配線部と、 コネクタ挿入手段を備えた柔軟なケーブルから構成さ
    れ、前記コネクタ挿入手段を前記制御回路基板上の前記
    コネクタ手段に挿入することによって、前記セグメント
    電極駆動IC群を前記制御回路基板に電気的に接続する
    第2の接続配線部、及び、 前記制御回路基板を前記共通電極駆動IC群に電気的に
    接続するための第3の接続配線部とから構成され、 前記共通電極駆動IC群と前記セグメント電極駆動IC
    群の少なくとも一方が多層に複合されたケーブルに取り
    付けられていることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の液晶表示装置であっ
    て、 前記共通電極駆動IC群、前記制御回路基板、前記第1
    の接続配線部、及び前記第3の接続配線部が一体的に多
    層に複合されたケーブルとして構成され、 前記多層に複合されたケーブルには、二組の印刷回路板
    によって二箇所の異なった場所が挟まれた柔軟な印刷回
    路板があり、 前記柔軟な印刷回路板は前記第1の接続配線部及び前記
    第3の接続配線部として動作し、 一方の組の前記印刷回路板は、前記共通電極駆動IC群
    を実装するための第1の駆動回路基板として動作し、 他方の組の前記印刷回路板は、前記制御回路基板として
    動作すると共に、 前記柔軟な印刷回路板と各組の前記印刷回路板とは予め
    定められた部分が電気的に接続されていることを特徴と
    する液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の液晶表示装置であっ
    て、 前記第1の駆動回路板と前記制御回路基板は前記柔軟な
    印刷回路板を介して折り畳まれ、互いに積み重ねられて
    前記液晶表示パネルの裏面の下側に配置されていると共
    に、 前記第2の接続配線部は前記液晶表示パネルの裏面の下
    側に配置されていることを特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項3又は4に記載の液晶表示装置で
    あって 前記セグメント電極駆動IC群は前記多層に複合された
    ケーブルの上に実装されており、 前記多層に複合されたケーブルは、上側印刷回路板と中
    間柔軟印刷回路板、及び下側印刷回路板とから構成さ
    れ、 前記中間柔軟印刷回路板の主要部は前記上側印刷回路板
    と下側印刷回路板によって挟まれており、 前記中間柔軟印刷回路板は前記第2の接続配線部として
    動作すると共に、 前記中間柔軟印刷回路板と前記上側印刷回路板と下側印
    刷回路板の各個は、その所定部分が電気的に接続されて
    いることを特徴とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の液晶表示装置であっ
    て、 前記第1の駆動回路基板と前記制御回路基板は前記第1
    の接続配線部と前記第3の接続配線部を介して折り畳ま
    れ、互いに積み重ねられて前記液晶表示パネルの裏面の
    下側に配置されると共に、前記多層に複合されたケーブ
    ルは前記液晶表示パネルの裏面の下側に配置されている
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7に記載の液晶表示装置で
    あって、 少なくとも1個のチップ部品が前記多層に複合されたケ
    ーブル上に実装されていることを特徴とする液晶表示装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項6又は8に記載の液晶表示装置で
    あって、 前記第1の駆動回路板と前記制御回路基板は前記柔軟な
    印刷回路板を介して折り畳まれ、互いに積み重ねられて
    前記液晶表示パネルの裏面の下側に配置されると共に、
    前記多層に複合されたケーブルは前記液晶表示パネルの
    裏面の下側に配置されていることを特徴とする液晶表示
    装置。
JP7081798A 1997-07-03 1998-03-19 液晶表示装置 Pending JPH1124097A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/888,277 US5841414A (en) 1994-08-16 1997-07-03 Liquid crystal display device
US08/888277 1997-07-03

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1124097A true JPH1124097A (ja) 1999-01-29

Family

ID=25392903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7081798A Pending JPH1124097A (ja) 1997-07-03 1998-03-19 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1124097A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001154600A (ja) * 1999-11-30 2001-06-08 Kyocera Corp 情報端末機器の表示装置
WO2001064842A1 (en) * 2000-03-02 2001-09-07 Korea Research Institute Of Bioscience And Biotechnology A novel obligately symbiotic thermophile symbiobacterium toebii sc-1 producing thermostable l-tyrosine phenol-lyase and l-tryptophan indole-lyase and a method for screening its relative bacteria
WO2006006365A1 (ja) * 2004-07-07 2006-01-19 Kabushiki Kaisha Toshiba 表示装置
US7119801B1 (en) 1999-03-26 2006-10-10 Seiko Epson Corporation Display device and electronic apparatus
JP2007108537A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Sharp Corp 表示モジュールおよびそれに用いられる中継基および駆動回路搭載基板
US8031150B2 (en) 1999-04-16 2011-10-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Liquid crystal display panel with signal transmission patterns
JP2013088588A (ja) * 2011-10-18 2013-05-13 Japan Display East Co Ltd 液晶表示装置
WO2013179822A1 (ja) * 2012-06-01 2013-12-05 シャープ株式会社 表示モジュール及び表示装置
WO2014073504A1 (ja) * 2012-11-12 2014-05-15 シャープ株式会社 表示装置
WO2016104358A1 (ja) * 2014-12-25 2016-06-30 シャープ株式会社 表示装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7119801B1 (en) 1999-03-26 2006-10-10 Seiko Epson Corporation Display device and electronic apparatus
US8031150B2 (en) 1999-04-16 2011-10-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Liquid crystal display panel with signal transmission patterns
JP2001154600A (ja) * 1999-11-30 2001-06-08 Kyocera Corp 情報端末機器の表示装置
WO2001064842A1 (en) * 2000-03-02 2001-09-07 Korea Research Institute Of Bioscience And Biotechnology A novel obligately symbiotic thermophile symbiobacterium toebii sc-1 producing thermostable l-tyrosine phenol-lyase and l-tryptophan indole-lyase and a method for screening its relative bacteria
WO2006006365A1 (ja) * 2004-07-07 2006-01-19 Kabushiki Kaisha Toshiba 表示装置
JP2007108537A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Sharp Corp 表示モジュールおよびそれに用いられる中継基および駆動回路搭載基板
JP2013088588A (ja) * 2011-10-18 2013-05-13 Japan Display East Co Ltd 液晶表示装置
WO2013179822A1 (ja) * 2012-06-01 2013-12-05 シャープ株式会社 表示モジュール及び表示装置
WO2014073504A1 (ja) * 2012-11-12 2014-05-15 シャープ株式会社 表示装置
CN104919512A (zh) * 2012-11-12 2015-09-16 夏普株式会社 显示装置
JPWO2014073504A1 (ja) * 2012-11-12 2016-09-08 シャープ株式会社 表示装置
US9642257B2 (en) 2012-11-12 2017-05-02 Sharp Kabushiki Kaisha Display device
WO2016104358A1 (ja) * 2014-12-25 2016-06-30 シャープ株式会社 表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5841414A (en) Liquid crystal display device
US5717556A (en) Printed-wiring board having plural parallel-connected interconnections
KR100774896B1 (ko) 액정 패널과 직접 접속된 유연성 기판 상에 탑재된 구동ic를 구비한 액정 표시 장치
JPH10214858A (ja) テープキャリアパッケージ及びそれを使った表示装置
WO2021249345A1 (zh) 柔性线路板及显示装置
JP3285168B2 (ja) 表示装置の実装構造及び実装方法
JP2003157020A (ja) フレキシブル基板の実装方法および表示装置
US6052171A (en) Liquid crystal display with electrically connected integrated circuits and opposite voltage line between input and output wirings
JPH1124097A (ja) 液晶表示装置
JP2003050402A (ja) 液晶表示装置及びフレキシブル基板
CN100565280C (zh) 液晶显示设备
US5654730A (en) Liquid crystal display device
JPH05107551A (ja) 液晶デイスプレイパネルの配線構造
JP4209524B2 (ja) 多層セル表示装置
JPH04313731A (ja) 液晶表示装置
JPH09232377A (ja) 実装構造体およびその製造方法
JP3613151B2 (ja) 表示装置
JP2848379B2 (ja) フレキシブル回路基板および液晶表示装置
JPS6016899Y2 (ja) 液晶表示装置
JPH1093210A (ja) フレキシブル回路基板および液晶表示装置
JPH1124096A (ja) 液晶表示素子
JP4902060B2 (ja) 液晶パネル用配線基板およびその取付構造
JP3578490B2 (ja) 液晶表示装置
JPH10123489A (ja) 液晶表示素子の実装構造
JP2001066624A (ja) 液晶表示装置