JP3578490B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、液晶表示装置に関するものであり、更に詳しくは、液晶表示パネル周辺に設けられる駆動制御系の専有する面積を縮小して、液晶表示装置全体のサイズを縮小化する事が出来る液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、液晶表示装置の標準的な構成としては、図4に示す様に液晶表示パネル部2と該液晶表示パネル部2の一方の辺21には、画像の走査、タイミングを操作するコモン電極(Y電極)を駆動制御する為の複数個の駆動用IC31〜3nが設けられたコモン電極駆動回路基板3が設けられると共に、他方の一対の辺22と23には、画像の情報を入力するセグメント電極(X電極)を駆動制御する為の複数個の駆動用IC41〜4nが設けられたセグメント電極駆動回路基板4−1と4−2とが設けられている。
【0003】
更に、上記した従来の液晶表示装置に於いては、該コモン電極駆動回路基板3とセグメント電極駆動回路基板4─1と4─2とに設けられている駆動用IC31〜3n及び41〜4nとをそれぞれ個別に駆動制御する為のLSI等から構成された制御回路基板5、入出力手段6及び該制御回路基板5の演算処理を制御するマイクロコンピュータ等から構成された中央演算手段7等からなる周辺回路基板8等が設けられている。
【0004】
係る従来の液晶表示装置1に於いては、一般的には、上記したコモン電極駆動回路基板3とセグメント電極駆動回路基板4─1と4─2とは、該液晶表示パネル2の側縁部に一体的に且つ固定的に接合されており、該コモン電極駆動回路基板3とセグメント電極駆動回路基板4─1と4─2とに設けられている駆動用IC31〜3n及び41〜4nは、適宜の配線9、10、11等を介して該制御回路基板5の所定の入出力端子部と接続されている。
【0005】
従って、従来に於ける液晶表示装置1に於いては、当該液晶表示パネル2のサイズに加えて、該コモン電極駆動回路基板3とセグメント電極駆動回路基板4─1と4─2のそれぞれのサイズが付加されることから、液晶表示装置1全体の大きさは、当該液晶表示パネル2の大きさよりもかなり大きなサイズにならざるを得ず、従って、当該液晶表示装置1全体のサイズを縮小化する場合には、液晶表示パネル2自体の大きさを小さくすると言う犠牲を払わざるを得ない状態で有った。
【0006】
又、図4に示す様に、コモン電極とセグメント電極を駆動する駆動回路用ICや配線が、液晶表示パネルに実装された場合、例えば液晶表示パネル2は、少なくとも対向する2枚の透明なガラス基板やプラスチック基板の間に液晶を挟み込み、液晶周囲をシール材で封止した構成をなしており、前記基板に於けるシール材の外側である基板略端部に駆動回路用IC41〜4nをフェイスダウンして実装するところのいわゆるCOG(チップ・オン・グラス)構造の場合には、制御回路基板5と液晶表示パネル2の間の接続が図4の如く構成される為、入出力端子が制御回路基板5と液晶表示パネル2の対面に集中する。
【0007】
この為、隣接する入出力端子間の線間を狭くしたり電極の太さを細くしなければならず、従って電極間のショートや断線、電極抵抗が大きくなると言う問題を有していた。
更に、従来に於いては、制御回路基板がコモン電極駆動回路と共に構成された後、液晶表示パネルにフレキシブル基板により接続された構成をなす液晶表示装置に於いては、制御回路部の実装歩留りとコモン電極駆動回路部の実装歩留りとの差が生じ、悪い実装歩留りにて基板の歩留りが決定されるので、製品のコストを高くすると言う問題も有していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を改良し、液晶表示パネルの必要なサイズを維持したままで、当該液晶表示装置全体のサイズを縮小化しえる液晶表示装置の構成を提供すると共に、隣接する入出力端子間のショートや断線の増加或いは、電極抵抗が大きくなると言う問題を解決し、然かも実装歩留りを改善して製品のコストを安価に出来る液晶表示装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記した目的を達成するため、基本的には、以下に記載されたような技術構成を採用するものである。即ち、液晶表示パネルと該液晶表示パネルの周辺に配置され、該パネルを駆動するパネル駆動IC群を有する駆動回路基板及び該駆動回路基板と接続され、当該駆動回路基板の各パネル駆動ICを個別に駆動制御する制御回路基板とから構成された液晶表示装置であって、少なくとも一部の該駆動回路基板である第1の駆動回路基板は、フレキシブルな可撓性のある接続配線部を介して当該液晶表示パネルに接続されていると共に、残りの該駆動回路基板である第2の駆動回路基板は、当該液晶表示パネルに対して固定的に、又は一体的に接続されている液晶表示装置において、
当該第2の駆動回路基板には、該駆動回路基板に設けられた各パネル駆動ICの入力端子に接続され、当該各パネル駆動ICを個別に駆動制御する為の制御信号を供給する接続配線を含むフレキシブルな可撓性のある接続配線が接続されると共に、該フレキシブルな可撓性のある接続配線の前記制御回路基板に近い側の一端部に、コネクタ挿入部が設けられ、該制御回路基板が、フレキシブルな可撓性のある接続配線部を介して当該第1の駆動回路基板と接続されており、且つ前記制御回路基板には、該第2の駆動回路基板に設けられた各パネル駆動ICを個別に駆動制御する為の制御信号を出力するコネクタ部が設けられており、当該フレキシブルな可撓性のある接続配線が折り曲げられ、該駆動回路基板と当該制御回路基板部とが折り畳まれた状態で当該液晶表示パネルの裏面部の、画像を構成しない前記液晶パネルの下方に配置され、該コネクタ部と該コネクタ挿入部とが互いに嵌合接続しえる様に構成されている液晶表示装置で有る。
この構成において、第2の駆動回路基板は、液晶パネルに対してフレキシブルな可撓性のある接続配線部を介して液晶表示パネルに接続されている。
【0010】
更に、本発明に於ける液晶表示装置に於いては、上記した基本構成を利用して、当該可撓性のある接続配線部を介して該液晶表示パネルと接続されている該駆動回路基板、或いは該駆動回路基板と当該駆動回路基板の駆動を制御する制御基板とが、当該液晶表示パネルの裏面部の下方に折り畳んだ状態で配置せしめられている液晶表示装置である。
【0011】
【作用】
本発明に係る液晶表示装置1は、上記した様な基本的な技術構成を採用しているので、該駆動回路基板が、折り畳まれた様な状態で、液晶表示パネルの裏面部の下方に配置せしめる事が可能となるので、従来、当該液晶表示装置の液晶表示パネルの周辺に配置されていた当該駆動回路基板の少なくとも一部の駆動回路基板が、専有していた領域部分が、省略出来るので、その分当該液晶表示パネルの周辺回路部の面積を縮小出来、従って、当該液晶表示装置全体のサイズを、液晶表示パネルの必要サイズを維持したままで、縮小する事が可能となるのである。
【0012】
更には、本発明に於ける液晶表示装置1に於いては、液晶表示パネルと直接接続されている一部の駆動回路基板には、当該各パネル駆動ICを個別に駆動制御する為の制御信号を供給する接続配線を含むフレキシブルな可撓性のある接続配線部を接続すると共に、該フレキシブルな可撓性のある接続配線部の一端部、即ち制御回路基板に近い方側の端部に、上記各々の配線部の端部が集合せしめられているコネクタ挿入部を設けると共に、前記制御回路基板には、該駆動回路基板に設けられた各パネル駆動ICを個別に駆動制御する為の制御信号を出力するコネクタ部を設けたものであって、該コネクタ部と該コネクタ挿入部とが、互いに嵌合接続しえる様に構成したものであるので、上記した様に、制御回路基板が、液晶表示パネルの裏面部の下方に配置せしめられた場合でも、該フレキシブルな可撓性のある接続配線部を適宜湾曲させたり、折り曲げたりする事によって、当該コネクタ挿入部を容易に該コネクタ部に挿入しえる様に構成したものであるので、組立操作が容易となり、作業効率の著しい向上に貢献する他、安定して確実な接続部を有する小型の液晶表示パネルを製造する事が可能となる。
【0013】
【実施例】
以下に、本発明に係る液晶表示装置の具体例を図面を参照しながら詳細に説明する。
即ち、図1は、本発明に係る液晶表示装置1の一具体例の構成を示す平面図であり、図中、液晶表示パネル2と該液晶表示パネル2の周辺に配置され、該パネル2を駆動するパネル駆動IC群31〜3n及び41〜4nを有する駆動回路基板3、4−1及び4−2及び該駆動回路基板3、4−1及び4−2と接続され、当該駆動回路基板3、4−1及び4−2の各パネル駆動IC31〜3n及び41〜4nを個別に駆動制御する制御回路基板5とから構成された液晶表示装置1であって、少なくとも一部の該駆動回路基板である第1の駆動回路基板3は、フレキシブルな可撓性のある接続配線部30を介して当該液晶表示パネル2に接続されていると共に、残りの該駆動回路基板である第2の駆動回路基板4−1及び4−2は、当該液晶表示パネル2に対して固定的に接続されている。液晶表示装置1に於いて、当該第2の駆動回路基板4−1及び4−2には、該駆動回路基板4−1及び4−2に設けられた各パネル駆動IC41〜4nの入力端子に接続され、当該各パネル駆動IC41〜4nを個別に駆動制御する為の制御信号を供給する接続配線9、10を含むフレキシブルな可撓性のある接続配線部61、62が接続されると共に、該フレキシブルな可撓性のある接続配線部61、62の一端部Eに、コネクタ挿入部63、64が設けられ、且つ前記制御回路基板5には、該第2の駆動回路基板4−1及び4−2に設けられた各パネル駆動IC41〜4nを個別に駆動制御する為の制御信号を出力する入出力コネクタ部51、52が設けられており、該コネクタ部51、52と該コネクタ挿入部63、64とが、互いに嵌合接続し得る様に構成されている液晶表示装置1が示されている。
【0014】
本発明に於ける当該液晶表示装置1に於いては、フレキシブルな可撓性のある接続配線部30、61、62を適宜組み合わせて使用すると共に、特にフレキシブルな可撓性のある接続配線部61、62の先端自由端部Eにコネクタ挿入部63、64を設け、且つ該制御回路基板5に当該コネクタ挿入部63、64を受け入れる入出力コネクタ部51、52を配置したものであるので、当該フレキシブルな可撓性のある接続配線部30、61、62を、必要に応じて折り曲げ、湾曲、屈曲させる事により、当該コネクタ挿入部63、64と入出力コネクタ部51、52との接続部を当該液晶表示パネル2の下部周辺部にコンパクトに配置させる事が可能となるので、当該液晶表示パネル2の画像表示部のサイズを維持したまま、全体のサイズを縮小する事が可能となる。
【0015】
つまり、図1に示す本発明の液晶表示装置1に於いては、一例として、当該液晶表示パネル2に接続されている第1の駆動回路基板3、第2の駆動回路基板4─1及び4─2の内、特に画像の走査、タイミングを操作する、第1の駆動回路基板であり、コモン電極(Y電極)を駆動制御する為の複数個の駆動用IC31〜3nが設けられたコモン電極駆動回路基板3を、当該液晶表示パネル2に対してフレキシブルな可撓性のある接続配線部30を介して、接続させ、第1の駆動回路基板である当該コモン電極駆動回路基板3を該液晶表示パネル2に対して屈曲、折り曲げ、折り畳みが可能となる様に構成したものである。
【0016】
即ち、当該コモン電極駆動回路基板3に設けられた複数個の駆動用IC群31〜3nのそれぞれは、各駆動用IC群31〜3nの出力端子部が、当該フレキシブルな可撓性のある接続配線部30に印刷された各配線に接続され、当該各配線を介して、当該液晶表示パネル2のコモン電極(Y電極)のそれぞれと電気的に接続されるものである。
【0017】
尚、本発明に於ける該液晶表示装置1に於いては、図1に示す様に、当該第1の駆動回路基板3を当該液晶表示パネル2に対してフレキシブルに接続すると共に、
他の駆動回路基板である第2の駆動回路基板4−1及び4−2、つまりセグメント電極(X電極)を駆動制御する複数個の駆動用IC群41〜4nを有する駆動回路基板4−1及び4−2は、該液晶表示パネル2に対して、例えば図3のように固定的に、又は一体的に配置せしめられる例を示してあるが、本発明に於ける液晶表示装置1は、係る具体例に限定されるものではなく、該駆動回路基板4−1及び4−2を、フレキシブルな可撓性のある接続配線部61、62に印刷された配線を介して、当該液晶表示パネルのセグメント電極(X電極)のそれぞれと電気的に接続され、当該コモン電極駆動回路基板3を当該液晶表示パネル2に対して固定的に接続したもので有っても良い事は言うまでもない。
【0018】
更に、例示する様に、係るフレキシブルな可撓性のある接続配線部61、62にセグメント電極(X電極)を駆動制御する複数個の駆動用IC群41〜4nを実装した構成にしたもので有っても良く、全ての駆動回路基板3,4−1,及び4−2をフレキシブルな可撓性のある接続配線部30、61、62に印刷された配線を介して、当該液晶表示パネルに接続したもので有っても良い。
【0019】
処で、本発明に於いて使用される、該第1の駆動回路基板3と該液晶表示パネル2とを接続するフレキシブルな可撓性のある接続配線部30、及び/又は、該第2の駆動回路基板4─1及び4─2と該制御回路基板5とを接続するフレキシブルな可撓性のある接続配線部61、62、更には、該第1の駆動回路基板3と該制御回路基板5とを接続するフレキシブルな可撓性のある接続配線部50等は、例えば、ポリイミド樹脂よりなるベースフィルムに、銅箔をエッチングして得られた所定本数のリードパターンで構成された配線部が形成されているものを使用する事が可能である。
【0020】
本発明に於いては、当該液晶表示装置1は、上記構成を有する事から、当該可撓性のある接続配線部30を介して該液晶表示パネル2と接続されている該駆動回路基板3を図2に例示する様に、該可撓性のある接続配線部30を、そのフレキシビリティ性を利用して、折り曲げて当該液晶表示パネル2の裏面部の下方に配置せしめる事が望ましい。
【0021】
係る構成を採用する事によって、従来当該駆動回路基板3と制御回路基板5とが専有していた空間領域を削除する事が可能となる。
即ち、該液晶表示パネル2と該接続配線部30との接続部であり、画像を構成しない該液晶表示パネル部分に、駆動回路基板3と制御回路基板5とを配設する事が可能となる。
【0022】
更に、本発明に係る液晶表示装置1に於いては、他の具体例として、該第1の駆動回路基板3と該第2の駆動回路基板4─1及び4─2を個別に駆動制御する制御回路基板5の内で、少なくとも該可撓性のある接続配線部30を介して該液晶表示パネル2と接続されている該第1の駆動回路基板、つまり上記の具体例に於いては、該コモン電極(Y電極)駆動回路基板3を駆動制御する制御回路基板部5が、他のフレキシブルな可撓性のある接続配線部50を介して当該駆動回路基板3と接続されている事が望ましい。
【0023】
本発明に於いては、前記した様に、該制御回路基板5に於いて、該第1の駆動回路基板3を駆動制御する駆動制御回路5’と、該第2の駆動回路基板4−1及び4−2を駆動制御する駆動制御回路5”とが、互いに異なる別々の回路基板上に形成されている場合には、当該該第1の駆動回路基板3と該第1の駆動回路基板3を駆動制御する駆動制御回路5’のみを可撓性のある接続配線部50で接続するもので有っても良いが、該制御回路基板5に於いて、該第1の駆動回路基板3を駆動制御する駆動制御回路5’と該第2の駆動回路基板4−1及び4−2を駆動制御する駆動制御回路5”が、同一の基板上に形成されている場合には、該制御回路5全体を当該第1の駆動回路基板3とフレキシブルな可撓性のある接続配線部50を介して接続させるもので有っても良い。
【0024】
係る場合には、前記した様に、該第2の駆動回路基板4─1及び4─2と該第2の駆動回路基板4─1及び4─2を駆動制御する駆動制御回路5”との間をフレキシブルな可撓性のある接続配線部61、62を介して接続すると共に、該フレキシブルな可撓性のある接続配線部61、62の一端部に設けられた当該コネクタ挿入部63、64を該第2の駆動回路基板4─1及び4─2を駆動制御する駆動制御回路5”に設けられたコネクタ部51、52に挿入して嵌合接続せしめる事により、当該フレキシブルな可撓性のある接続配線部30、50、61、62を適宜に折り曲げ、湾曲、折り畳み状態に維持したままで、容易に接続操作を実行する事が可能となる。
【0025】
従って、上記した本発明に於ける具体例に於いては、図2に示す様に、当該可撓性のある接続配線部30を介して該液晶表示パネル2と接続されている例えば該駆動回路基板3と、当該駆動回路基板3に対して当該可撓性のある接続配線部50を介して接続されている当該制御回路基板5とが互いに折り畳まれて重畳された状態で当該液晶表示パネル2の裏面部の下方に配置する事が可能となる。
【0026】
従って、本発明に於ける上記具体例に於いては、従来に於ける制御回路基板3と駆動回路基板5が専有していた空間領域部分を省略する事が出来るので、当該液晶表示装置1に於ける液晶表示パネル2の周辺制御回路部の面積を大幅に縮小する事が可能となる。
一方、上記した本発明に於ける液晶表示装置の一具体例に於いては、主にコモン電極(Y電極)駆動回路基板3と制御回路基板5との接続関係に付いて説明したが、本発明に於ける液晶表示装置1の第2の駆動回路基板4─1及び4─2と該制御回路基板5との接続関係の例を図1〜図3を参照しながら説明する。
【0027】
つまり、上記具体例に於いて、該第2の駆動回路基板4−1及び4−2は、その一例として、該液晶表示パネル2に固定的に接続されている例を示しており、係る例に於いては、該第2の駆動回路基板4−1及び4−2に設けられた、セグメント電極(X電極)を駆動制御する複数個の駆動用IC群41〜4nは、例えば、ポリイミド樹脂よりなるベースフィルムに、銅箔をエッチングして得られた所定本数のリードパターンで構成された配線部が形成されている可撓性配線部61、62の当該各接続配線部9、10のそれぞれと接続されているものである。
【0028】
係る構成に於けるそれ等の接続方法は、導電粒子を樹脂系接着剤に混入した異方性導電接着剤を用いるものであっても良く、又半田を用いたもので有っても良い。
一方、該可撓性配線部61、62の一端部には、コネクタ挿入部63、64がそれぞれ個別に形成されており、当該コネクタ挿入部63、64は、前記した制御回路基板5に設けられた、該第2の駆動回路基板4─1及び4─2制御回路部の為の入力又は出力コネクタ部51、52とそれぞれ個別に嵌合しえる様になっている。
【0029】
そして、前記し且つ図2に示す様に、当該制御回路基板5が、該駆動回路基板3と共に、折り曲げられ、重畳された状態で、当該液晶表示パネル2の裏面部の下方に配置せしめられている状態に於いて、該第2の駆動回路基板4─1及び4─2に接続されている可撓性配線部61、62を図3に示す様に、湾曲させるか折り曲げて当該液晶表示パネル2の裏面下方部に回り込ませ、各可撓性配線部61、62の一端部に設けられたコネクタ挿入部63、64を前記した制御回路基板5に設けられた、該第2の駆動回路基板4─1及び4─2の制御回路信号の入力又は出力コネクタ部51、52とそれぞれ個別に嵌合せしめる様にすると良い。
【0030】
かかる構成を採用する事により、当該液晶表示パネル2の上下側縁部に於いても、少なくとも当該配線部61、62に相当する空間領域部を省略する事が可能となるので、当該液晶表示装置1のサイズの縮小化に多いに寄与する事が可能である。
【0031】
【発明の効果】
本発明に係る液晶表示装置1は、上記した様な技術構成を有しているので、該駆動回路基板が、折り畳まれた様な状態で、液晶表示パネルの裏面部の下方に配置せしめる事が可能となるので、従来、当該液晶表示装置の液晶表示パネルの周辺に配置されていた当該駆動回路基板の少なくとも一部の駆動回路基板が、専有していた領域部分が、省略出来るので、その分当該液晶表示パネルの周辺回路部の面積を縮小出来、従って、当該液晶表示装置全体のサイズを、液晶表示パネルの必要サイズを維持したままで、縮小する事が可能となるのである。
【0032】
更に本発明に於いては、隣接する入出力端子間の間隔に余裕が出来るので、小型化しても、当該入出力端子間のショートや断線の増加或いは、電極抵抗が大きくなると言う問題が解決出来、然かも実装歩留りを向上して製品の生産コストを低減出来る液晶表示装置を得る事が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る液晶表示装置の一具体例の構成を示す平面図である。
【図2】図2は、本発明に於ける液晶表示装置の一具体例の構成を示す側面図である。
【図3】図3は、本発明に於ける液晶表示装置の他の具体例の於ける構成を示す斜視図である。
【図4】図4は、従来の液晶表示装置の構成の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1…液晶表示装置
2…液晶表示パネル
3…駆動回路基板、第1の駆動回路基板
4─1、4─2…セグメント電極(X電極)駆動回路基板
31〜3n…コモン電極(Y電極)駆動用IC
41〜4n…セグメント電極(X電極)駆動用IC
5…制御回路基板
6…入出力手段
7…中央演算手段
8…周辺回路基板
9、10、11…接続配線部
30、50…可撓性のある接続配線部
51、52…コネクタ部
61、62…可撓性配線部
63、64…コネクタ挿入部
Claims (2)
- 液晶表示パネルと該液晶表示パネルの周辺に配置され、該パネルを駆動するパネル駆動IC群を有する駆動回路基板及び該駆動回路基板と接続され、当該駆動回路基板の各パネル駆動ICを個別に駆動制御する制御回路基板とから構成された液晶表示装置であって、
少なくとも一部の該駆動回路基板である第1の駆動回路基板は、フレキシブルな可撓性のある接続配線部を介して当該液晶表示パネルに接続されていると共に、残りの該駆動回路基板である第2の駆動回路基板は、当該液晶表示パネルに対して固定的に、又は一体的に接続されている液晶表示装置において、
当該第2の駆動回路基板には、該駆動回路基板に設けられた各パネル駆動ICの入力端子に接続され、当該各パネル駆動ICを個別に駆動制御する為の制御信号を供給する接続配線を含むフレキシブルな可撓性のある接続配線が接続されると共に、
該フレキシブルな可撓性のある接続配線の前記制御回路基板に近い側の一端部に、コネクタ挿入部が設けられ、
該制御回路基板が、フレキシブルな可撓性のある接続配線部を介して当該第1の駆動回路基板と接続されており、
且つ前記制御回路基板には、該第2の駆動回路基板に設けられた各パネル駆動ICを個別に駆動制御する為の制御信号を出力するコネクタ部が設けられており、
当該フレキシブルな可撓性のある接続配線が折り曲げられ、該駆動回路基板と当該制御回路基板部とが折り畳まれた状態で当該液晶表示パネルの裏面部の、画像を構成しない前記液晶パネルの下方に配置され、該コネクタ部と該コネクタ挿入部とが互いに嵌合接続しえる様に構成されている事を特徴とする液晶表示装置。 - 該第2の駆動回路基板が、当該液晶表示パネルに対してフレキシブルな可撓性のある接続配線部を介して当該液晶表示パネルに接続されている事を特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
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