JPH11239684A - ミシン - Google Patents

ミシン

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JPH11239684A
JPH11239684A JP36229498A JP36229498A JPH11239684A JP H11239684 A JPH11239684 A JP H11239684A JP 36229498 A JP36229498 A JP 36229498A JP 36229498 A JP36229498 A JP 36229498A JP H11239684 A JPH11239684 A JP H11239684A
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JP
Japan
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display
pattern
stitch
displayed
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JP36229498A
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English (en)
Inventor
Nami Sugimoto
奈美 杉本
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作により多数の縫目模様のうちの選
択した種類の縫目模様の全部をディスプレイに順次一覧
表示し得るような縫目模様一覧表示機能を有するミシン
を提供すること。 【構成】 予め縫目模様の種類(例えば、模様縫いの縫
目模様としてワンポイント模様や飾り縫い模様がある)
を選択すると、ディスプレイ10にはその第1画面が表
示される(4個の縫目模様の表示)。この状態で一覧表
示指令スイッチ18を押すと(S3、Yes)、その種
類の縫目模様として次頁がある場合(S17、Yes)
には表示画面にそれを表示し(S18)、所定時間の後
に再び次頁があるか否か判別され次頁があればそれが表
示される。この表示中に模様選択が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縫目模様一覧表示機能
を有するミシンに関し、縫製可能な多数の縫目模様のう
ち選択された種類の縫目模様の全部をディスプレイに順
次一覧表示し得るようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の電子制御式ミシンにおいては、複
数の実用縫目模様、種々の飾り縫い模様、多数の具象的
ワンポイント模様、平かな・片かな・アルファベット等
の文字模様、など多種・多数の縫目模様を縫製する為の
縫目データを予めコントロールユニットに入力格納して
ある。更に、比較的大型の液晶ディスプレイを含む表示
装置を設け、前記多数の縫目模様を同種の複数の縫目模
様を表示単位としてディスプレイに表示させる為の縫目
模様表示データを予めコントロールユニットに入力格納
し、縫製に先だって縫目模様を選択する際には、縫目模
様種類選択キーの操作を介して選択した種類の縫目模様
の第1頁目の複数の縫目模様をディスプレイに表示さ
せ、頁切り換えキーの操作を繰り返して所望の縫目模様
を含む縫目模様群が表示されるまで順次表示を切り換
え、所望の縫目模様を含む縫目模様群が表示された段階
で模様選択キーの操作により所望の縫目模様を選択する
ように構成してある(例えば、特開昭57−52487
号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、キー操
作を繰り返しつつ多数の縫目模様群を順次ディスプレイ
に表示させて縫目模様を選択出来るように構成してある
が、例えば、同一種類に属する具象的なワンポイント模
様には、全部で100個以上もの多数の模様が含まれて
いるので、これら多数の縫目模様の全貌を捉えにくく、
どのような縫目模様がどの辺の位置に格納されているの
か把握しにくく、所望の縫目模様を選択する際の作業能
率が著しく低下すること、最も希望する縫目模様を選択
できずに不満足な縫目模様を選択してしまうこと、など
の問題がある。
【0004】本発明の目的は、簡単な操作により多数の
縫目模様のうちの選択した種類の縫目模様の全部をディ
スプレイに一覧表示し得るような縫目模様一覧表示機能
を有するミシンを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る縫目模様
一覧表示機能を有するミシンは、図1の機能ブロック図
に示すように、少なくとも縫目模様を表示可能なディス
プレイとこのディスプレイを制御するディスプレイコン
トローラとを含む表示手段と、複数種に分類された多数
の縫目模様を、同種の複数の縫目模様を表示単位として
ディスプレイに表示する為の縫目模様表示データを格納
した表示データ記憶手段とを有する電子制御式ミシンに
おいて、前記ディスプレイに表示させる縫目模様の種類
を選択する為の選択手段と、前記選択手段で選択された
種類の縫目模様の全部をディスプレイに順次表示させる
縫目模様一覧表示を指令する為の指令入力手段と、前記
指令入力手段から指令されたときに、前記表示データ記
憶手段に格納されている縫目模様表示データのうち選択
手段で選択された種類の縫目模様の縫目模様データの全
部を順次読み出してディスプレイコントローラへ出力
し、ディスプレイに順次表示させる制御手段とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0006】請求項1に係る縫目模様一覧表示機能を有
するミシンにおいては、先ず選択手段により縫目模様の
種類を選択し、次に指令入力手段により前記選択手段で
選択された種類の縫目模様の全部をディスプレイに表示
させる縫目模様一覧表示を指令すると、制御手段はその
指令に基いて前記表示データ記憶手段に格納されている
縫目模様表示データのうち選択手段で選択された種類の
縫目模様の縫目模様データの全部を順次読み出してディ
スプレイコントローラへ出力し、ディスプレイに順次表
示させる。従って、オペレーターは、選択した種類の縫
目模様の全部を一覧してから、所望の縫目模様を能率的
に決定でき、またその所望の縫目模様の格納順位も把握
できるため、縫目模様の選択が簡単化し、作業能率も向
上する。
【0007】
【発明の効果】請求項1に係る縫目模様一覧表示機能を
有するミシンによれば、表示手段と表示データ記憶手段
とを有するミシンに、選択手段と指令入力手段と制御手
段とを設けたことにより、簡単な操作によって、選択し
た種類の縫目模様の全部を複数縫目模様を表示単位とし
てディスプレイに順次表示させることが出来るので、オ
ペレーターは選択した種類の縫目模様の全部を一覧する
ことができる。これにより、縫目模様の選択作業を簡単
化でき、作業能率を向上することが出来る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面に基いて説明する。図2に示すように、電子制御式ミ
シンMのミシン本体は、ベッド部1と、脚柱部2と、ア
ーム部3と、頭部4とを有し、頭部4には、押さえ足を
取付けた押さえ棒5と、縫い針6を取付けた針棒7とが
装着され、ベッド部1には送り歯8が設けられ、ミシン
本体内には、一般式な電子制御式ミシンと同様に、針棒
7を上下駆動する針棒上下動機構と、送り歯8を上下駆
動する送り歯上下動機構と、針棒7を左右方向へ揺動駆
動する針棒揺動機構と、送り歯8を前後方向へ揺動駆動
する送り歯揺動機構と、針棒上下動機構と送り歯上下動
機構とを駆動するミシンモータ27と、針棒揺動機構を
駆動するステッピングモータ28と、送り歯揺動機構を
駆動するステッピングモータ29と、制御装置20など
が設けられている(図3参照)。
【0009】前記アーム部2の前面には大型の液晶ディ
スプレイ10が設けられ、このディスプレイ10は、例
えば20文字×3行の文字をドットパターンで表示可能
で、文字以外に縫目模様や形象等の図形を複数個表示可
能であり、このディスプレイ10の下2行分の領域には
最小4個・最大8個の縫目模様を表示可能な模様表示領
域11が設けられ、この模様表示領域11には透明電極
からなる16個のタッチキー11a(これらが模様選択
キーに相当する)が設けられ、この領域11に表示され
た縫目模様のうちの所望のものを、タッチキー11aの
一つを押圧操作することで選択可能である。前記ディス
プレイ10の右端部には、透明電極からなる6個のタッ
チキーが設けられ、これらタッチキーに対応する部分に
は、少なくとも、「前ページ」、「次ページ」の表示が
なされ、これらの表示とタッチキーとで前頁キー12a
と次頁キー12bとが構成される。
【0010】前記頭部4の近くにおいてアーム部3に
は、起動・停止スイッチ13、糸切りスイッチ14、針
位置切り換えスイッチ15、返し縫いスイッチ16など
のスイッチ類が設けられ、また脚柱部2の上端部前面に
は、操作パネル17と、常開接点からなる一覧表示指令
スイッチ18とが設けられ、操作パネル17には9個の
機能キー(実用縫いキー19a、文字縫いキー19b、
模様縫いキー19c、等々)が設けられている。尚、符
号9は、縫製速度を調節する為のスピードボリュームで
ある。
【0011】次に、ミシンMの制御系の概要について図
3に基いて説明する。
【0012】制御装置20は、入力インターフェース2
1と、CPU22とROM23とRAM24とを含むマ
イクロコンピュータと、出力インターフェース25とを
有し、入力インターフェース21には、起動・停止スイ
ッチ13と、ディスプレイ10の前頁キー12a及び次
頁キー12b、操作パネル17と、模様選択キー11a
と、タイミング信号発生器26と、一覧表示指令スイッ
チ18、及びその他のキーやスイッチ類からの信号が供
給され、また出力インターフェース25からは、ミシン
モータ27と、針棒揺動用ステッピングモータ28と、
送り歯揺動用ステッピングモータ29と、ディスプレイ
10に駆動信号を供給するディスプレイコントローラ3
0(LCDC)に夫々駆動電流や駆動パルス信号が供給
される。前記タイミング信号発生器26は、ミシンMの
上軸に連係させて設けられ上軸の回転位相を検出するも
のである。
【0013】前記マイクロコンピュータのROM23に
格納されている種々のデータの説明の都合上、縫目模様
の分類について説明しておくものとする。
【0014】前記縫目模様は、主分類にて、実用縫いの
縫目模様、文字縫いの縫目模様、模様縫いの縫目模様に
分類され、前記実用縫いの縫目模様には、直線縫い、ジ
グザク縫い、裁ち目かがり、かん止め縫い、種々のボタ
ン穴かがり、などが含まれ、文字縫いの縫目模様には、
副分類にて分類された、全部の平かなの模様、全部の片
かなの模様、全部のアルファベットの模様が含まれ、模
様縫いの縫目模様には、副分類にて分類された、多数の
ワンポイント模様、複数の飾り縫い模様、複数のサテン
ステッチ、複数のクロスステッチ、ネームタッグなどに
適した複数の枠模様などが含まれている。
【0015】前記制御装置のROM23には、前記実用
縫いや模様縫いや文字縫いの縫目模様の各縫目模様の縫
目データが模様の種類毎に分類して縫目模様のコード番
号と対応づけて格納され、このROM23には、選択設
定された各縫目模様の模様データを順次読み出して縫製
する模様縫い制御の制御プログラムも格納されている。
更に、ROM23には、縫目模様の選択の為に、前記種
々の縫目模様を、同種の複数の縫目模様を表示単位とし
てディスプレイ10に表示させる為の縫目模様表示デー
タが、模様の種類毎に分類して縫目模様のコード番号と
対応づけて格納され、前記種々のキーの操作に応答して
これら多数の縫目模様表示データを読み出して同種の複
数の縫目模様(これを、模様群とする)をディスプレイ
10に表示する縫目模様表示制御の制御プログラムも格
納され、またROM23には、本願特有の縫目模様一覧
表示制御の制御プログラムも格納されている。
【0016】ここで、縫目模様表示制御について説明す
ると、ミシンMの電源の投入に応答してディスプレイ1
0には、図2に示すように実用縫いの縫目模様の第1頁
(第1画面)の模様群が表示され、この状態で所望の模
様が表示されているときにはその模様の位置の模様選択
キー11aを押圧することで模様を選択できる。第1頁
に所望の模様が表示されていないときには次頁キー12
bを押圧することで順次頁(画面)を切り換えていき、
所望の模様を含む模様群が表示されたときに前記同様に
その模様を選択できる。
【0017】一方、実用縫いの模様ではなく模様縫いの
模様を選択するときには、模様縫いキー19cを押圧す
ると、図4に図示のように模様縫いの副分類の名称が5
つ表示されるので、所望の副分類名称の所のタッチキー
11aを押圧することで所望の副分類を選択すると、そ
の副分類の第1頁の模様群が表示されるので、必要に応
じて次頁キー12bを操作し、前記同様に所望の縫目模
様を選択することができる。尚、図5〜図11は、ワン
ポイント模様の第1頁〜第7頁の表示例を示すものであ
る。
【0018】他方、実用縫いの模様ではなく文字縫いの
模様を選択するときには、文字縫いキー19bを押圧す
ると、平かな、片かな、アルファベット、の副分類の名
称が3つ表示されるので、所望の副分類名称の所のタッ
チキー11aを押圧することで所望の副分類を選択する
と、その副分類の第1頁の模様群が表示されるので、必
要に応じて次頁キー12aを操作し、前記同様に所望の
文字を選択することができるように構成してある。
【0019】次に、前記縫目模様一覧表示制御の概要に
ついて説明すると、前記のようにして、縫目模様を選択
する際に、主分類や副分類で指定した種類の縫目模様の
全貌と所望の縫目模様の格納順位を把握しやすくする為
に、キー19a〜19c、11aを介して縫目模様の種
類を指定し、且つ一覧表示指令スイッチ18により縫目
模様一覧表示を指令したときには、その指定された種類
の縫目模様の全部を模様群単位で順次自動的にディスプ
レイ10に表示させるように構成してある。
【0020】以下、前記縫目模様一覧表示制御のルーチ
ンについて、図12のフローチャートに基いて説明す
る。但し、図中Si(i=1、2、3・・・)は各ステ
ップを示し、このルーチンには模様選択制御のルーチン
の一部も含まれ、この制御に先行して前述のようにして
縫目模様の種類の選択が完了しているものとする。 前
記縫目模様の種類の選択の完了により制御が開始される
と、選択された種類の縫目模様の第1頁の模様群がディ
スプレイ10に表示され(S1)、次に操作パネル17
やディスプレイ10からのキー入力が有るか否かが判定
され(S2)、キー入力有りのときは次のS3において
一覧表示指令キー18からの一覧表示指令か否か判定さ
れ、NoのときはS4において模様選択キー11aから
のキー入力か否か判定され、模様選択キー11aからの
キー入力があったときにはS4からS5へ移行し、一覧
表示モードを示すフラグFがリセットされ且つソフトタ
イマーTMに所定の短時間C(これは、同一画面の表示
を継続する1〜2秒の短時間である)がセットされ、次
にS6においてディスプレイ10の表示が切り換えられ
て選択された模様が表示され且つその選択された模様の
コード番号がRAM24のメモリに格納される。この場
合、模様コード番号に基いて縫目模様表示データが読み
出されてディスプレイコントローラ30を介して表示さ
れ、その後S2へ戻る。
【0021】次に、S4でNoと判定されたときは、S
7において次頁キー12bからのキー入力があったか否
か判定され、その判定結果YesのときにはS8におい
てS5と同様にフラグFのリセットとタイマーTMのセ
ットが実行されてからS9へ移行し、S9において次頁
の模様群の表示がディスプレイ10に表示され、その後
S2へ戻る。この模様群の表示は、頁番号に対応する模
様群の縫目模様表示データを読出してディスプレイコン
トローラ30へ供給することにより行われる。一方、S
7の判定の結果NoのときにはS10において前頁キー
12aからのキー入力があったか否か判定され、その判
定結果YesのときにはS11においてS5と同様にフ
ラグFのリセットとタイマーTMのセットが実行されて
からS12へ移行し、S12において前頁の模様群がデ
ィスプレイ10に表示され、その後S2へ戻る。尚、S
10の判定の結果NoのときにはS13においてタイマ
ーTMのカウント値TMが零か否かの判定がなされ、タ
イマーTMのセット時間が経過していないときには、S
13からS2へ戻り、またセット時間が経過したときに
は制御が終了する。
【0022】以上のように、次頁キー12bや前頁キー
12aの操作を介して、ディスプレイ10の表示画面を
切り換えて、複数の模様群を順次表示させ、所望の縫目
模様を含む模様群が表示された時点でディスプレイ10
に表示された所望の模様の所の模様選択キー11aを押
圧することにより、その所望の縫目模様を選択すること
ができる。
【0023】ところで、以上のような模様選択の途中に
おいて或いは模様選択の開始前に、選択した種類の縫目
模様の全部を一覧したい場合に、一覧表示指令キー18
を押圧すると、S3においてYesと判定されてS14
へ移行し、S14において一覧表示モードを示すフラグ
Fがセットされ、次にS17において次頁有りかの判定
つまり末尾頁でないか否かの判定がなされ、末尾頁を表
示中でないときにはS18へ移行して次頁の模様群が表
示され、次にタイマーTMに所定短時間Cがセットされ
(S19)、その後S2へ戻るが、この場合キー入力が
ないためS2からS15へ移行し、フラグFがセットさ
れているか否か判定され、この場合フラグFがセットさ
れているためYesと判定されてS16へ移行し、S1
6においてタイマーTMのカウント値が零か否か判定さ
れ、所定短時間が未経過のときにはNoと判定されてS
2へ戻り、S2、S15、S16が繰り返され、所定短
時間の間ディスプレイ10の表示内容が保持され、所定
短時間が経過すると、S16からS17へ移行し、前記
同様にS17以降が繰り返される。その結果、次頁の模
様群が順次所定短時間ずつ表示され、こうして頁(画
面)が順次末尾頁側へ切り換えられ、末尾頁の模様群の
表示完了後はS17においてNoと判定されてS20へ
移行し、S20において第1頁の模様群の表示がなさ
れ、次にタイマーTMに所定短時間Cがセットされ(S
21)、S2へ戻る。尚、末尾頁の模様群の表示中に一
覧表示指令スイッチ18を押圧したときには、S3、S
14、S17を経てS20へ移行し、第1頁の模様群の
表示に切り換えられ、その後第2頁、第3頁の順で表示
されることになる。尚、前記縫目模様の一覧表示中に、
所望の模様が表示されている所の模様選択キー11aを
押すことにより所望の模様を選択することが可能であ
る。
【0024】以上のように、一覧表示指令スイッチ18
を操作することにより、指定した種類の縫目模様の全部
をディスプレイ10に模様群単位で順次表示することが
できるので、どのような模様があるのか、また所望の模
様がどの辺の格納順位にあるのか容易に知ることが出来
るため、模様選択を簡単に且つ能率的且つ的確に行うこ
とができるようになる。
【0025】尚、前記実施例の変形として、一覧表示指
令スイッチ18が押圧されたときには、直ちに第1頁の
模様群の表示に切り換えるように構成してもよいし、ま
た全部の模様を一通り表示した後には表示を停止するよ
うに構成してもよい。尚、本制御の実行中にキー19a
〜19cが操作されたときには、制御を終了するように
構成してある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る発明の機能ブロック図である。
【図2】電子制御式ミシンの全体斜視図である。
【図3】ミシンの制御系の構成図である。
【図4】模様縫いの副分類名称を表示した表示例の説明
図である。
【図5】模様群の表示例を示す説明図である。
【図6】模様群の表示例を示す説明図である。
【図7】模様群の表示例を示す説明図である。
【図8】模様群の表示例を示す説明図である。
【図9】模様群の表示例を示す説明図である。
【図10】模様群の表示例を示す説明図である。
【図11】模様群の表示例を示す説明図である。
【図12】縫目模様一覧表示制御のルーチンのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
M 電子制御式ミシン 10 ディスプレイ 11a 模様選択キー 18 一覧表示指令スイッチ 19a 実用縫いキー 19b 文字縫いキー 19c 模様縫いキー 20 制御装置 23 ROM 24 RAM 30 ディスプレイコントローラ
【手続補正書】
【提出日】平成10年12月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ミシン
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縫目模様を表示する機
能を有するミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の電子制御式ミシンにおいては、複
数の実用縫目模様、種々の飾り縫い模様、多数の具象的
ワンポイント模様、平かな・片かな・アルファベット等
の文字模様、など多種・多数の縫目模様を縫製する為の
縫目データを予めコントロールユニットに入力格納して
ある。更に、比較的大型の液晶ディスプレイを含む表示
装置を設け、前記多数の縫目模様を同種の複数の縫目模
様を表示単位としてディスプレイに表示させる為の縫目
模様表示データを予めコントロールユニットに入力格納
し、縫製に先だって縫目模様を選択する際には、縫目模
様種類選択キーの操作を介して選択した種類の縫目模様
の第1頁目の複数の縫目模様をディスプレイに表示さ
せ、頁切り換えキーの操作を繰り返して所望の縫目模様
を含む縫目模様群が表示されるまで順次表示を切り換
え、所望の縫目模様を含む縫目模様群が表示された段階
で模様選択キーの操作により所望の縫目模様を選択する
ように構成してある(例えば、特開昭57−52487
号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、頁切り
換えキー操作を繰り返しつつ多数の画面を順次切り換え
るように構成してあるにすぎず、何も操作しなければ同
じ画面のままであり、お客様にとっては多数の画面があ
ってもわからなかった。
【0004】本発明の目的は、自動的に画面を切り換え
る機能を有するミシンを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために請求項1に係るミシンは、少なくとも縫目模様
を表示可能なディスプレイとこのディスプレイを制御す
るディスプレイコントローラとを含む表示手段と、複数
種に分類された多数の縫目模様を、同種の複数の縫目模
様を表示単位としてディスプレイに表示する為の縫目模
様表示データを格納した表示データ記憶手段に基づいて
縫目模様を前記ディスプレイに表示する手段と、前記デ
ィスプレイを自動的に切り換える切り換え手段と、前記
ディスプレイ上に配置されたタッチキーと、前記タッチ
キーにて実用縫い、文字縫い、模様縫いのいずれかの分
類に属する縫目模様を選択するための制御手段とを有
し、前記自動切り換え中に前記タッチキーが操作された
場合、前記自動切り換えを中断する。
【0006】請求項2記載のミシンは、前記自動切り換
え中に前記タッチキーが操作された場合、前記自動切り
換えを中断して、所定の模様を選択する制御手段を備
え、画面の自動切り換え中断に伴い所定の模様が選択さ
れる。
【0007】請求項3記載のミシンは、前記自動切り換
えを選択的に設定できる手段を備え、選択的に自動切り
換えが行われる。
【0008】請求項4記載のミシンは、少なくとも縫目
模様を表示可能なディスプレイとこのディスプレイを制
御するディスプレイコントローラとを含む表示手段と、
複数種に分類された多数の縫目模様を、同種の複数の縫
目模様を表示単位としてディスプレイに表示する為の縫
目模様表示データを格納した表示データ記憶手段に基づ
いて縫目模様を前記ディスプレイに表示する手段と、実
用模様の分類を指定するための実用縫いキーと、文字の
分類を指定するための文字縫いキーと、模様の分類を指
定するための模様縫いキーと、前記ディスプレイ上に配
置されたタッチキーと、前記実用縫いキー、文字縫いキ
ー、模様縫いキーにていずれかの分類を指定し、前記タ
ッチキーにて実用縫い、文字縫い、模様縫いのいずれか
の分類に属する縫目模様を選択するための制御手段とを
有し、前記自動切り換え中に前記実用縫いキー、文字縫
いキー、模様縫いキーのいずれかが操作された場合、前
記自動切り換えを中断する。
【0009】請求項5記載のミシンは、前記自動切り換
え中に前記実用縫いキー、文字縫いキー、模様縫いキー
のいずれかが操作された場合、前記自動切り換えを中断
して、所定の模様を選択する制御手段を備え、画面の自
動切り換え中断に伴い所定の模様が選択される。
【0010】請求項6記載のミシンは、前記自動切り換
えを選択的に設定できる手段を備え、選択的に自動切り
換えが行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面に基いて説明する。図2に示すように、電子制御式ミ
シンMのミシン本体は、ベッド部1と、脚柱部2と、ア
ーム部3と、頭部4とを有し、頭部4には、押さえ足を
取付けた押さえ棒5と、縫い針6を取付けた針棒7とが
装着され、ベッド部1には送り歯8が設けられ、ミシン
本体内には、一般式な電子制御式ミシンと同様に、針棒
7を上下駆動する針棒上下動機構と、送り歯8を上下駆
動する送り歯上下動機構と、針棒7を左右方向へ揺動駆
動する針棒揺動機構と、送り歯8を前後方向へ揺動駆動
する送り歯揺動機構と、針棒上下動機構と送り歯上下動
機構とを駆動するミシンモータ27と、針棒揺動機構を
駆動するステッピングモータ28と、送り歯揺動機構を
駆動するステッピングモータ29と、制御装置20など
が設けられている(図3参照)。
【0012】前記アーム部2の前面には大型の液晶ディ
スプレイ10が設けられ、このディスプレイ10は、例
えば20文字×3行の文字をドットパターンで表示可能
で、文字以外に縫目模様や形象等の図形を複数個表示可
能であり、このディスプレイ10の下2行分の領域には
最小4個・最大8個の縫目模様を表示可能な模様表示領
域11が設けられ、この模様表示領域11には透明電極
からなる16個のタッチキー11a(これらが模様選択
キーに相当する)が設けられ、この領域11に表示され
た縫目模様のうちの所望のものを、タッチキー11aの
一つを押圧操作することで選択可能である。前記ディス
プレイ10の右端部には、透明電極からなる6個のタッ
チキーが設けられ、これらタッチキーに対応する部分に
は、少なくとも、「前ページ」、「次ページ」の表示が
なされ、これらの表示とタッチキーとで前頁キー12a
と次頁キー12bとが構成される。
【0013】前記頭部4の近くにおいてアーム部3に
は、起動・停止スイッチ13、糸切りスイッチ14、針
位置切り換えスイッチ15、返し縫いスイッチ16など
のスイッチ類が設けられ、また脚柱部2の上端部前面に
は、操作パネル17と、常開接点からなる一覧表示指令
スイッチ18とが設けられ、操作パネル17には9個の
機能キー(実用縫いキー19a、文字縫いキー19b、
模様縫いキー19c、等々)が設けられている。尚、符
号9は、縫製速度を調節する為のスピードボリュームで
ある。
【0014】次に、ミシンMの制御系の概要について図
3に基いて説明する。
【0015】制御装置20は、入力インターフェース2
1と、CPU22とROM23とRAM24とを含むマ
イクロコンピュータと、出力インターフェース25とを
有し、入力インターフェース21には、起動・停止スイ
ッチ13と、ディスプレイ10の前頁キー12a及び次
頁キー12b、操作パネル17と、模様選択キー11a
と、タイミング信号発生器26と、一覧表示指令スイッ
チ18、及びその他のキーやスイッチ類からの信号が供
給され、また出力インターフェース25からは、ミシン
モータ27と、針棒揺動用ステッピングモータ28と、
送り歯揺動用ステッピングモータ29と、ディスプレイ
10に駆動信号を供給するディスプレイコントローラ3
0(LCDC)に夫々駆動電流や駆動パルス信号が供給
される。前記タイミング信号発生器26は、ミシンMの
上軸に連係させて設けられ上軸の回転位相を検出するも
のである。
【0016】前記マイクロコンピュータのROM23に
格納されている種々のデータの説明の都合上、縫目模様
の分類について説明しておくものとする。
【0017】前記縫目模様は、主分類にて、実用縫いの
縫目模様、文字縫いの縫目模様、模様縫いの縫目模様に
分類され、前記実用縫いの縫目模様には、直線縫い、ジ
グザク縫い、裁ち目かがり、かん止め縫い、種々のボタ
ン穴かがり、などが含まれ、文字縫いの縫目模様には、
副分類にて分類された、全部の平かなの模様、全部の片
かなの模様、全部のアルファベットの模様が含まれ、模
様縫いの縫目模様には、副分類にて分類された、多数の
ワンポイント模様、複数の飾り縫い模様、複数のサテン
ステッチ、複数のクロスステッチ、ネームタッグなどに
適した複数の枠模様などが含まれている。
【0018】前記制御装置のROM23には、前記実用
縫いや模様縫いや文字縫いの縫目模様の各縫目模様の縫
目データが模様の種類毎に分類して縫目模様のコード番
号と対応づけて格納され、このROM23には、選択設
定された各縫目模様の模様データを順次読み出して縫製
する模様縫い制御の制御プログラムも格納されている。
更に、ROM23には、縫目模様の選択の為に、前記種
々の縫目模様を、同種の複数の縫目模様を表示単位とし
てディスプレイ10に表示させる為の縫目模様表示デー
タが、模様の種類毎に分類して縫目模様のコード番号と
対応づけて格納され、前記種々のキーの操作に応答して
これら多数の縫目模様表示データを読み出して同種の複
数の縫目模様(これを、模様群とする)をディスプレイ
10に表示する縫目模様表示制御の制御プログラムも格
納され、またROM23には、本願特有の縫目模様一覧
表示制御の制御プログラムも格納されている。
【0019】ここで、縫目模様表示制御について説明す
ると、ミシンMの電源の投入に応答してディスプレイ1
0には、図2に示すように実用縫いの縫目模様の第1頁
(第1画面)の模様群が表示され、この状態で所望の模
様が表示されているときにはその模様の位置の模様選択
キー11aを押圧することで模様を選択できる。第1頁
に所望の模様が表示されていないときには次頁キー12
bを押圧することで順次頁(画面)を切り換えていき、
所望の模様を含む模様群が表示されたときに前記同様に
その模様を選択できる。
【0020】一方、実用縫いの模様ではなく模様縫いの
模様を選択するときには、模様縫いキー19cを押圧す
ると、図4に図示のように模様縫いの副分類の名称が5
つ表示されるので、所望の副分類名称の所のタッチキー
11aを押圧することで所望の副分類を選択すると、そ
の副分類の第1頁の模様群が表示されるので、必要に応
じて次頁キー12bを操作し、前記同様に所望の縫目模
様を選択することができる。尚、図5〜図11は、ワン
ポイント模様の第1頁〜第7頁の表示例を示すものであ
る。
【0021】他方、実用縫いの模様ではなく文字縫いの
模様を選択するときには、文字縫いキー19bを押圧す
ると、平かな、片かな、アルファベット、の副分類の名
称が3つ表示されるので、所望の副分類名称の所のタッ
チキー11aを押圧することで所望の副分類を選択する
と、その副分類の第1頁の模様群が表示されるので、必
要に応じて次頁キー12aを操作し、前記同様に所望の
文字を選択することができるように構成してある。
【0022】次に、前記縫目模様一覧表示制御の概要に
ついて説明すると、前記のようにして、縫目模様を選択
する際に、主分類や副分類で指定した種類の縫目模様の
全貌と所望の縫目模様の格納順位を把握しやすくする為
に、キー19a〜19c、11aを介して縫目模様の種
類を指定し、且つ一覧表示指令スイッチ18により縫目
模様一覧表示を指令したときには、その指定された種類
の縫目模様の全部を模様群単位で順次自動的にディスプ
レイ10に表示させるように構成してある。
【0023】以下、前記縫目模様一覧表示制御のルーチ
ンについて、図12のフローチャートに基いて説明す
る。但し、図中Si(i=1、2、3・・・)は各ステ
ップを示し、このルーチンには模様選択制御のルーチン
の一部も含まれ、この制御に先行して前述のようにして
縫目模様の種類の選択が完了しているものとする。 前
記縫目模様の種類の選択の完了により制御が開始される
と、選択された種類の縫目模様の第1頁の模様群がディ
スプレイ10に表示され(S1)、次に操作パネル17
やディスプレイ10からのキー入力が有るか否かが判定
され(S2)、キー入力有りのときは次のS3において
一覧表示指令キー18からの一覧表示指令か否か判定さ
れ、NoのときはS4において模様選択キー11aから
のキー入力か否か判定され、模様選択キー11aからの
キー入力があったときにはS4からS5へ移行し、一覧
表示モードを示すフラグFがリセットされ且つソフトタ
イマーTMに所定の短時間C(これは、同一画面の表示
を継続する1〜2秒の短時間である)がセットされ、次
にS6においてディスプレイ10の表示が切り換えられ
て選択された模様が表示され且つその選択された模様の
コード番号がRAM24のメモリに格納される。この場
合、模様コード番号に基いて縫目模様表示データが読み
出されてディスプレイコントローラ30を介して表示さ
れ、その後S2へ戻る。
【0024】次に、S4でNoと判定されたときは、S
7において次頁キー12bからのキー入力があったか否
か判定され、その判定結果YesのときにはS8におい
てS5と同様にフラグFのリセットとタイマーTMのセ
ットが実行されてからS9へ移行し、S9において次頁
の模様群の表示がディスプレイ10に表示され、その後
S2へ戻る。この模様群の表示は、頁番号に対応する模
様群の縫目模様表示データを読出してディスプレイコン
トローラ30へ供給することにより行われる。一方、S
7の判定の結果NoのときにはS10において前頁キー
12aからのキー入力があったか否か判定され、その判
定結果YesのときにはS11においてS5と同様にフ
ラグFのリセットとタイマーTMのセットが実行されて
からS12へ移行し、S12において前頁の模様群がデ
ィスプレイ10に表示され、その後S2へ戻る。尚、S
10の判定の結果NoのときにはS13においてタイマ
ーTMのカウント値TMが零か否かの判定がなされ、タ
イマーTMのセット時間が経過していないときには、S
13からS2へ戻り、またセット時間が経過したときに
は制御が終了する。
【0025】以上のように、次頁キー12bや前頁キー
12aの操作を介して、ディスプレイ10の表示画面を
切り換えて、複数の模様群を順次表示させ、所望の縫目
模様を含む模様群が表示された時点でディスプレイ10
に表示された所望の模様の所の模様選択キー11aを押
圧することにより、その所望の縫目模様を選択すること
ができる。
【0026】ところで、以上のような模様選択の途中に
おいて或いは模様選択の開始前に、選択した種類の縫目
模様の全部を一覧したい場合に、一覧表示指令キー18
を押圧すると、S3においてYesと判定されてS14
へ移行し、S14において一覧表示モードを示すフラグ
Fがセットされ、次にS17において次頁有りかの判定
つまり末尾頁でないか否かの判定がなされ、末尾頁を表
示中でないときにはS18へ移行して次頁の模様群が表
示され、次にタイマーTMに所定短時間Cがセットされ
(S19)、その後S2へ戻るが、この場合キー入力が
ないためS2からS15へ移行し、フラグFがセットさ
れているか否か判定され、この場合フラグFがセットさ
れているためYesと判定されてS16へ移行し、S1
6においてタイマーTMのカウント値が零か否か判定さ
れ、所定短時間が未経過のときにはNoと判定されてS
2へ戻り、S2、S15、S16が繰り返され、所定短
時間の間ディスプレイ10の表示内容が保持され、所定
短時間が経過すると、S16からS17へ移行し、前記
同様にS17以降が繰り返される。その結果、次頁の模
様群が順次所定短時間ずつ表示され、こうして頁(画
面)が順次末尾頁側へ切り換えられ、末尾頁の模様群の
表示完了後はS17においてNoと判定されてS20へ
移行し、S20において第1頁の模様群の表示がなさ
れ、次にタイマーTMに所定短時間Cがセットされ(S
21)、S2へ戻る。尚、末尾頁の模様群の表示中に一
覧表示指令スイッチ18を押圧したときには、S3、S
14、S17を経てS20へ移行し、第1頁の模様群の
表示に切り換えられ、その後第2頁、第3頁の順で表示
されることになる。尚、前記縫目模様の一覧表示中に、
所望の模様が表示されている所の模様選択キー11aを
押すことにより所望の模様を選択することが可能であ
る。
【0027】以上のように、一覧表示指令スイッチ18
を操作することにより、指定した種類の縫目模様の全部
をディスプレイ10に模様群単位で順次表示することが
できるので、どのような模様があるのか、また所望の模
様がどの辺の格納順位にあるのか容易に知ることが出来
るため、模様選択を簡単に且つ能率的且つ的確に行うこ
とができるようになる。
【0028】尚、前記実施例の変形として、一覧表示指
令スイッチ18が押圧されたときには、直ちに第1頁の
模様群の表示に切り換えるように構成してもよいし、ま
た全部の模様を一通り表示した後には表示を停止するよ
うに構成してもよい。尚、本制御の実行中にキー19a
〜19cが操作されたときには、制御を終了するように
構成してある。
【0029】
【発明の効果】請求項1に係るミシンいおいては、自動
的に画面が切り換えられるので多数の画面があることを
報知することができ、ミシンを店頭に置いてお客様の目
を引きつけることができる。また、ディスプレイ上にあ
るタッチキーの操作により自動切り換えが停止するの
で、人がミシンに接近したという状態において画面の自
動切り換えを中断することができる。
【0030】請求項2記載のミシンにおいては、自動切
り換え中断に伴って所定の縫目模様が選択できるので、
縫製作業への移行が簡単である。
【0031】請求項3記載のミシンにおいては、選択的
に自動切り換えを行えるので、不要なときにその自動切
り換えを行うことを解除できる。
【0032】請求項4に係るミシンいおいては、自動的
に画面が切り換えられるので多数の画面があることを報
知することができ、ミシンを店頭に置いてお客様の目を
引きつけることができる。また、実用縫いキー、文字縫
いキー、模様縫いキーのいずれかの操作により自動切り
換えが停止するので、人がミシンに接近したという状態
において画面の自動切り換えを中断することができる。
【0033】請求項5記載のミシンにおいては、自動切
り換え中断に伴って所定の縫目模様が選択できるので、
縫製作業への移行が簡単である。
【0034】請求項6記載のミシンにおいては、選択的
に自動切り換えを行えるので、不要なときにその自動切
り換えを行うことを解除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の概念の機能ブロック図である。
【図2】電子制御式ミシンの全体斜視図である。
【図3】ミシンの制御系の構成図である。
【図4】模様縫いの副分類名称を表示した表示例の説明
図である。
【図5】模様群の表示例を示す説明図である。
【図6】模様群の表示例を示す説明図である。
【図7】模様群の表示例を示す説明図である。
【図8】模様群の表示例を示す説明図である。
【図9】模様群の表示例を示す説明図である。
【図10】模様群の表示例を示す説明図である。
【図11】模様群の表示例を示す説明図である。
【図12】縫目模様一覧表示制御のルーチンのフローチ
ャートである。
【符号の説明】 M 電子制御式ミシン 10 ディスプレイ 11a 模様選択キー 18 一覧表示指令スイッチ 19a 実用縫いキー 19b 文字縫いキー 19c 模様縫いキー 20 制御装置 23 ROM 24 RAM 30 ディスプレイコントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも縫目模様を表示可能なディス
    プレイとこのディスプレイを制御するディスプレイコン
    トローラとを含む表示手段と、複数種に分類された多数
    の縫目模様を、同種の複数の縫目模様を表示単位として
    ディスプレイに表示する為の縫目模様表示データを格納
    した表示データ記憶手段とを有する電子制御式ミシンに
    おいて、 前記ディスプレイに表示させる縫目模様の種類を選択す
    る為の選択手段と、前記選択手段で選択された種類の縫
    目模様の全部をディスプレイに順次表示させる縫目模様
    一覧表示を指令する為の指令入力手段と、 前記指令入力手段から指令されたときに、表示データ記
    憶手段に格納されている縫目模様表示データのうち選択
    手段で選択された種類の縫目模様の縫目模様データの全
    部を順次読み出してディスプレイコントローラへ出力
    し、ディスプレイに順次表示させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする縫目模様一覧表示機能を有す
    るミシン。
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